JPS6039253B2 - ポリオ−ルエ−テルの製造法 - Google Patents

ポリオ−ルエ−テルの製造法

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JPS6039253B2
JPS6039253B2 JP52052299A JP5229977A JPS6039253B2 JP S6039253 B2 JPS6039253 B2 JP S6039253B2 JP 52052299 A JP52052299 A JP 52052299A JP 5229977 A JP5229977 A JP 5229977A JP S6039253 B2 JPS6039253 B2 JP S6039253B2
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reaction
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catalyst
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ポリオール(多価アルコール)の2ーヒド
ロキシアルキルエーテル、即ち水酸基の1つとエーテル
結合の位置が特定されたポリオールェーテルの製造法に
関する。
これを化学式で表わせば次のようである。式中RIは炭
素数4以上28未満のァルキル基、R2R3は水素、メ
チル基又はエチル基、Aはポリオールから水酸基を除い
た残基、nは1〜5の整数である。
即ち、本発明のひとつの出発物は、6個以上30個未満
の長い炭素原子鎖をもつ非対称ェポキシアルカン(ァル
キシ置換エチレンオキシド)であって、そのアルキル置
換基のうち、1個だけRIがC4以上のアルキルである
ような化合である。
そして本発明の目的物はポリオールのヒドロキシル基の
うち1個だけにェポキシアルカンが1個だけ付加したポ
リオールの(モノ)2−ヒドロキシ長鎖アルキルェーテ
ルである。その2ーヒドロキシァルキル基の2−位の炭
素原子には、ァルキル基RIが蓮つており、エチレンオ
キシド炭素と共に最鎖(Q以上C3。未満)を形成して
いる。このようなポリオールェーテルは、英国特許第1
13564ぴ号明細書に記載されおり、洗剤として有用
である。天然物から得られるジオールェーテルであるバ
チルアルコールは、化粧料に添加して皮膚感触を改良す
る貴重な資材として用いられているが、本発明は同じよ
うな用途に豊富な合成品を供給し得る。また本発明によ
り得られるポリオールェーテルは、防菌防徴剤としても
有用である。グリセリンの如きポリオールと酸化プロピ
レンの如きェポキシアルカンとの反応は、ポリウレタン
用のポリオールポリェーテルの製造に広く用いられてい
る。しかし、この場合はェポキシアルカンが本発明で用
いられるような6個以上の炭素原子をもつものでなく、
またポリオール1分子あたり多数の酸化プロピレンが付
加してエーテル結合で蓮ったポリェーテルをつくる点で
本発明と異なる分野に属する。ポリオールに対して本発
明で用いられるような非対称長鎖ェポキシアルカンを反
応させた場合、最初の1モルの付加により生成するポリ
オール(モノ)エーテルには次の2種がある。
2ーヒドロキシアルキルエーテル 1−(ヒドロキシメチル) アルキルエーテル(ロ) ェポキシアルカンは、更に(1)(ロ)に含まれる各n
+1個のOH基とも反応し得るので、逐次的に多モル付
加物、即ちポリオールポリェーブルを生ずる。
また付加反応以外にもOHの縮合により環状エーテルを
つくるなどの副反応が起る場合もある。本発明は、この
ような複雑な生成物を生じ得るこの種の付加反応におい
て、式(1)で表わされるポリオールの(モノ)2−ヒ
ドロキシアルキルェーテルを選択的に、かつ高収率で製
造する方法である。
前記英国特許は、ポリオール1分子あたり1個の最鎖ヒ
ドロキシアルカンを反応させるという点で本発明により
近い先行技術である。
この技術では触媒としてSnC14の如き酸触媒又はN
aOC瓜の如き塩基触媒が使用可能であるとしているが
、実施例では専らSnC14を用いている。また柴田氏
等は工業化学雑誌6袋蓋663頁記載の研究で、長鏡ヒ
ドロキシアルカンとエチレングリコール、グリセリン等
との反応を酸触媒(濃硫酸)及びアルカリ触媒(ナトリ
ウム)の存在下で実施している。この研究によると、ア
ルカリ触媒では本発明と同様にポリオールが2−ヒドロ
キシアルキル化された生成物が得られるが、グリセリン
6倍モルを用いて19000という苛酷な反応条件であ
るにもかかわらず、グリセリン付加物の収率は53%と
低く、反応は容易でない。一方、酸触媒の反応は約95
0、1時間で進行しているが、生成物はアルカリ触媒の
場合と異なり、一級アルコール(前記(ロ)の型の生成
物)を生じる開環反応であると考えられている。また英
国特許明細書にはSnC14触媒により1個だけの2ー
ヒドロキシアルキル基が導入されたような式が記されて
いるが、本発明者の追試によればSnC14触媒ではか
なりの副反応が生じ、柴田氏らの研究に示された2つの
型の1モル付加物が併産される他、多モル付加物の生成
、分子内の脱水環化による1,4−ジオキサン型化合物
の生成等が起っているようである。このように先行技術
においてSnC14を含む酸系統の触媒では反応生成物
の選択性の点で2−ヒドロキシアルキル化に適さず、ア
ルカリ触媒では反応活性に乏しく、長鎖2ーヒドロキシ
アルキル化物を高収率で得ることができなかった。本発
明はこのような困難を解決して、ポリオ−ルを長鎖ヒド
ロキシアルカンと選択的かつすみやかに反応させて有用
なポリオールェーテル類を製造する方法を提供すること
を目的とする。
この課題の解決は触媒として第三級ァミンを用いること
によりなされた。即ち本発明はポリオールを最鎖ヒドロ
キシアルカンカンと反応させて2−ヒドロキシァルキル
ェーテルを得る方法において、第三級アミンの存在下に
反応をおこなってポリオール1分子あたり1個だけの長
鎖2ーヒドロキシアルキル基を選択的に導入することを
特徴とするポリオールェーテルの製造法である。ポリオ
ールポリェーテルの製造において第三級アミンを触媒と
して用いることは公知であるが(米国特許第29024
78 同2927918等参照)酸化プロピレンを付加
させるこれらの方法においては1モル付物は得られず、
すべて多モル付加したポリェーテルが得られている。
長鎖の則ち、6個以上の炭素原子をもつヒドロキシアル
カンを用いる本発明の場合は、意外にもこれに反して1
モル付加物が選択的に得られる。本発明で用いられる最
鎖ヒドロキシアルカンは、6個以上の炭素原子をもつも
ので、例えば、1.2−ヒドロキシヘキサン、1.2−
ヒドロキシドデカン、1.2−ヒドロキシオクタデカン
の如き炭素数18個までのヒドロキシアルカンが特に好
ましい。
これより炭素数の多いヒドロキシアルカンは、ポリオー
ルとの反応性が小さくなるのでC6−,8のものよりや
)苛酷な反応条件を用いる必要がある。ヒドロキシアル
カンとしては2ーェチル−1.2ーヒドロキシドデカン
の如き側鎖R2のあるもの、3.4−ヒドロキシデカン
(R3=エチル)の如き内部ェポキシドも用い得るし、
勿論混合物でも用い得る。エチレンの低重合によって得
られる例えば炭素数12一14のQ−オレフィン混合物
を過酢酸でェポキシ化したェポキシアルカン(R2=R
3=日のものが主体で、R2=メチル、R3=日のもの
など少量を含む混合物)は本発明の原料として好適であ
る。ポリオールとしては、少なくとも1個の一級水酸基
を持つものが好ましく、例えばエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1.3ーブチレングリコール等の
2価アルコール、グリセリン、トリメチロールプロパン
等の3価アルコール、これらポリオールの縮合により得
られるべきジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、ジグリセリン(4価アルコールの一例)等が用い
得る。
ポリオール及び長鎖ェポキシアルカンは、10000付
近の反応温度で液状となり得るものが好ましい。ペンタ
ェリスリットや炭素数30以上の直鎖ェポキシアルカン
など融点の高い原料は反応性において劣るo触媒として
用いる第三アミンとしては、トリメチルアミン、メチル
ブチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルプロピルア
ミン、トリプチルアミン、ジメチルベンジルアミン、テ
トラメチルエチレンジアミン、テトラメチル−1.3ー
ジアミノプロ/fン、テトラメチル−1.6−ジアミノ
ヘキサン、トリェチレンジアミン等各種の第三級アミン
を単独あるいは混合物として用いることができる。
上記化合物のうちメチル基のあるものは、すべて窒素原
子にメチル基のついた第三級アミンで、本発明において
は特にこれらのものが高活性であり好ましい。これらの
触媒は長鎖ェポキシアルカンに対して通常0.1一5重
量%の範囲で使用する。先行技術では長鏡ェポキシアル
カンに対して大過剰のポリオールを用いており、例えば
英国特許の実施例1は10〜2の音モル、柴田氏等は6
倍モルであるが、本発明ではこれほど大過剰のポリオー
ルを用いることは必要とせず、等モルでさえかなりの収
率で1モル付加物が得られる。
ポリオールを過剰に用いた方が1モル付加物への選択性
は更に向上するが、4モル倍も用いれば、いよいよ90
%以上の収率が得られる。比較例1に示すように、Sn
C14触媒では同じ4モル倍では1モル付加物の収率5
2%にすぎず、20モル倍に増しても60%台であった
のに比し、本発明の第三級アミン触媒法では1モル付加
物を高収率で得るのにポリオールの大過剰を必要としな
い。反応温度は50〜2000○が用い得るが、通常1
00qo程度で反応は進行する。
ナトリウム触媒における190つCというような苛酷な
温度は、原料の関係でよほど反応性に乏しい場合以外は
あまり用いない。このような温和な反応条件でも、いよ
いよ90%以上というアルカリ触媒法では考えられなか
った高収率で1モル付加物のポリオールェーテルが得ら
れる。反応時間は原料、触媒の種類、温度によっても異
なるが、1時間乃至1日程度である。長鏡ェポキシアル
カンとポリオールとは多くの場合相互熔解性に乏しいが
、反応の進行につれて生成したポリオールェーテルの作
用で熔解が進み均−化する。はじめから反応生成物をあ
る程度加えておき反応の促進をはかることもできる。S
nC14触媒を用いた反応はこれに反して終始不均一で
進行する。英国特許明細書にも上層を分液して云々とあ
るが、本明細書の比較例においても不均一−相であり、
本発明とは生成物の熔解性にかなりのちがいがあること
が認められた。比較例で示すようにSnC14触媒の反
応物はガスク。で複数のピークを示し、ヒドロキシ価が
小さいことなどから明細書に記された1モル付加物だけ
ではなく、1.4‐ジオキサン型の化合物(J.びg.
Chem.2亀萱1766頁参照)を含めた副生物を伴
なつた混合物であろうと考えられる。本発明の方法では
このようなことはなく、選択性の点ではアルカリ触媒法
と同機に良好に、そして反応性の点ではアルカリ触媒法
よりはるかにすぐれて、長鏡2−ヒドロキシアルキル茎
を1モルだけポリオールに導入し、目的とするポリオー
ルェーテルを高収率で含んだ反応生成物を得る。
反応生成物は、反応条件や使用目的によっては多少の未
反応原料、副生物、触媒やその中和生成物を含んだま)
分離処理をなさずにそのま)用いることができる。しか
し高純度のポリオールェ−テルを得るためには、分離処
理をおこなう。ェポキシアルカンの鎖長や水酸基の数に
より程度は異なるが、ポリオールェーテルは低揮発性で
あるから、未反応ポリオールを減圧溜去後分子蒸溜によ
り目的物を取得する方法が知られており、本発明におい
ても適用可能である。コストのか)る分子蒸溜によらぬ
分離処理法も望まれ、前記英国特許の実施例にも分子蒸
溜法と共に水・ェーナルによる抽出分離法が記されてい
る。しかし本発明の反応液(すでに述べたように均一層
である)に水・エーテルを加えても全く相分離せず、単
純に抽出分離を適用することはできないことが明らかと
なつた。水溶液からの抽出剤としては、一般にエーテル
の他へキサン、ベンゼン等の炭化水素、クロロホルム等
の塩素化炭素、酢酸エチル等のェステル、その他アルコ
ール、ケトン等が普通に知られている。
しかしエーテルに代えてこれらのものの多くを用いてみ
ても、全く分離しないが、分離はしても界面及び水層が
乳濁して分離不良であり、本発明のポリオールェーテル
は通常の抽出法によっては分離困難性のあることが認め
られた。しかし、本発明者らは第三級アミン触媒を用い
て得られた2ーヒドロキシアルキル基1個のみをもつポ
リオールェーテルを反応生成物から分離精製する有利な
方法につき鋭意検討の結果、メチルエチルケトン、酢酸
メチル及びメチラールより成る群から選ばれた特定の溶
媒を用いて抽出すれば、水溶液との間に良好な分離状態
が得られ、かつ高収率・高品質で目的物が得られること
を見出した。
これらは有機化合物の中でも水をとかしこむ性質の大き
いものに属し、抽出溶剤として使われることは少し、が
、本発明においてポリオールェーテルに対して特異的に
すぐれた抽出剤として作用することは驚くべきことであ
る。これら特定の有機溶媒を水と共に反応混合物に加え
て公知の柚出操作をおこなうにあたっては、それに先立
ち又は同時に第三級アミン触媒を酸で中和することがよ
い。第三アミンの塩と禾反応ポリオールなどは水溶液に
残り、ポリオールェーテルが選択的に抽出される。以下
実施例により本発明を説明する。実施例 1 1.2一エポキシテトラデカン318夕(1.5モル)
、グリセリン552夕(6モル)及び触媒としてテトラ
メチル−1.6−ジアミノヘキサン5.2夕(0.03
モル)を蝿梓反応器に仕込み100qCで4時間反応さ
せた。
はじめ不均一であった反応液は約1時間で透明になり、
反応終了時まで透明であった。反応生成物を遠心式分子
蒸溜法で分離精製し、ポリオールェーテル433夕(収
率95%)を得た。比較例 1触媒としてSnC147
.8夕(0.03モル)を用い他は実施例1と同様の原
料を仕込み、実施例1と同様に反応させた1.2−ヱポ
キシテトラデカンが消費された後も反応液は二層に分離
したま)であった。
上層を取得しグリセリンを減圧で溜去したものを下記の
分析に供した。分析 実施例1と比較例1で得た生成物を赤外吸収、ガスクロ
、NM凪及び化学分析に供した結果を第1表に示す。
但し、ガスクロはトリメチルシリル化処理したものにつ
いておこない、NMR吸収の積分比は11個のメチレン
基による6値1.24個のピークを22とした相対比で
ある。この結果より実施例1で得たポリオールェーテル
は2−ェポキシテトラデシルグリセリルェーテルである
が、比較例1の生成物はェポキシル価やNMRがこれと
合わず、ガスクロから多数の生成物が生じていることが
わかった。なお、触媒としてSnC14に代えてBF3
や硫酸を用いた場合もほゞ同様の結果を得た。実施例
2 1.2ーエポキシドデカン184夕(1モル)、グリセ
リン368夕(4モル)、テトラメチル−1,6−ジァ
ミノヘキサン3.4夕を10ぴ○で4時間反応させた。
触媒を塩酸で中和した反応液に水とメチルエチルケトン
各500夕を加えて抽出をした。水層と有機層の分離は
良好であった。有機層からメチルエチルケトンを溜去し
、2−ヒドロキシドデシルグリセリルェーテル260夕
(94.2%)を得た。生成物は実施1と同機の分析法
により確認した(ヒドロキシル価:601(理論値60
9)、IR:3400cm‐1、ガスクo:単一ピーク
、NM旧)。第1表実施例 3 抽出溶剤として酢酸メチルを用いた他は実施例2と同様
に処理したところ二層の分離は同様に良好で2ーヒドロ
キシドデシルグリセリルェ−テルを72.4%収率で得
た。
メチラールを抽出溶媒として用いた場合も同様で収率6
8.3%であった。生成物の分析値は、いずれも実施例
2と同じ物質から得られたことを示した。比較のため種
々の溶媒を用いて同機に処理したところ、次のものは一
応分離するが界面及び水層が乳濁して分離状態不良であ
り収率も劣った(カツコ内に%収率を記入)。
へキサン(39.8)、ヘプタン(14.3)、オクタ
ン(37.1)、ベンゼン(61.2)トルエン(66
.1)、キシレン(53.3)、四塩化炭素(58.8
)、石油ベンジン(18.8)、石油エーテル(37.
4)また、次のものは乳化して全く分離しなかった。
クロロホルム、ブタノール、ベンタノール、ヘキサノル
、酢酸エチル、メチルブロピルケトン、メチルプチルケ
トン、3−へプタノン、エチルエーテル、イソフ。
ロピルエーテル実施例 4 1.2−ェポキシドデカンとその4倍モルのグリセリン
とを各種第三級アミン触媒の存在下に100℃で反応さ
せた。
分子蒸溜によって取得した2−ェポキシドデシルグリセ
リルェーテルの収率を第2表に示す。メチル基をもつ第
三級アミンを用いた時は特に短い反応時間でも高収率を
上げた。生成物はいずれも実施例2と同様、単一のモノ
ー2ーヱポキシアルキルェーテルであった。第2表実施
例 5 1.2−ェポキシドデカン又は1.2−ェポキシヘキサ
デカンをテトラメチル−1.6ージアミノヘキサンの存
在下に各種のポリオールと1000、4時間反応させ、
分子蒸溜で分離した。
ポリオールは過剰量を用いずェポキシドと等モルとした
が、70%前後の収率でポリオールの2−ェポキシェチ
ルェーテルを得ることができた(第3表)。第3表 実施例5,6および7における生成物の分析確認法は実
施例1,2の場合と同機である。
ヒドロキシル価:第5表(C,2日掛0の付加物は実施
例7で得た生成物についての測定値)、IR、単一のガ
スクロピーク、NM町のデータはいずれもタイプ(1)
の付加物が得られたことを示す。
第5表原 料 0,2日240016日320
01虹360グリセリン 601 497
460エチレングリコール 449 36
2 335原 料 0.2日2400,6日
3200,8日360ジエチレングリコール 3
80 315 297トリエチレンクリコ−ル
329 280 264プロピレンクリコール
425 347 3201,3プヲレングリ
コール 401 331 306実施例 6オ
ートクレープに1.2−エポキシドデカン55夕、グリ
セリン110夕、トリメチルアミン0.7夕を仕込み、
100qoで4時間反応させた。
分子蒸溜で2ーエポキシドデシルグリセリルエーテル7
4夕(収率89.4%)を得た。実施例 7 1.2ーエポキシドデカン又は1.2ーェポキシオクタ
デカと、その4倍モルの各種ポリオールとをテトラメチ
ル−1.6−ジアミノヘキサンの存在下で100、4時
間反応させ、触媒を中和後メチルエチルケトンで抽出分
離をした。
いずれの場合も界面は濁ることなく良好な分離状態でポ
リオールェーテルを得た(第4表)。第4表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 6個以上30個未満の炭素原子をもつ非対称エポキ
    シアルカンとポリオールとを反応せしめ、反応生成物か
    らの分離処理をおこない又はおこなわないでポリオール
    の長鎖エポキシアルカン付加物を得る方法において、第
    三級アミンの存在下に反応をおこなつて、ポリオール1
    分子あたり1個だけの2−ヒドロキシ長鎖(C_6以上
    C_3_0未満)アルキル基を導入することを特徴とす
    るポリオールエーテルの製造法。 2 分離処理が、メチルエチルケトン、酢酸メチル及び
    メチラールより成る群から選ばれた溶媒を用いて生成物
    を抽出分離する処理である特許請求の範囲第1項記載の
    ポリオールエーテルの製造法。
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