JPS6039213B2 - マイクロ写真装置 - Google Patents

マイクロ写真装置

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JPS6039213B2
JPS6039213B2 JP50076194A JP7619475A JPS6039213B2 JP S6039213 B2 JPS6039213 B2 JP S6039213B2 JP 50076194 A JP50076194 A JP 50076194A JP 7619475 A JP7619475 A JP 7619475A JP S6039213 B2 JPS6039213 B2 JP S6039213B2
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JP
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film
frame
feeding
optical system
photographing
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JP50076194A
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俊吉 五十嵐
武 岡野
祥 高浜
善雄 袴田
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、マイクロ写真装置、特に所定回数のコマ撮り
と空送りとを交互に繰り返すようにしたマイクロ写真装
置に関する。
従来より、書類、図面等を16脚、35側のフィルムに
撮影してそのフィルムを保管するマイクロ写真システム
はよく知られている。
この種のマイクロ写真システムとしては、ロールフィル
ムを使用して連続的に大量の書類等を処理するシステム
と、例えば5×12個のコマ数を有するシート状のマイ
クロ・フィッシュフィルムを使用して一枚のマイクロ・
フィッシュフィルムに60コマの撮影を行なうようにし
たシステムが知られている。
前者のシステムは、大企業等における膨大な書類の集中
管理のための大量な処理システムとしては極めて効率的
であるが、少量の書類の手軽な処理を必要とするような
4・規模のオフィス等においては、却って不便で上記シ
ステムを採用することができない欠点があり、後者のシ
ステムにおいても、フィルムを無駄にしないためには、
60コマの撮影を行なわなせればならないため、上記の
欠点を基本的に解消することはできず、またマイクロフ
ィッシュ用カメラは、構造、機構が複雑化することは避
けられず高価で大型化し使用上の他導入上の問題があっ
た。
かかる問題から、近年ではSOMシステムと略称される
小規模なオフィス用のスモール・オフィス・マイクロシ
ステムが提唱されるに至っており、日本においても、S
OMシステム用のマイクロ写真機器が商品化されている
しかしながら、現在市販されているこの種のマィクロ写
真機器は、特定のユーザを対象としたものであって、フ
ィルムの無駄が多く、撮影速度を余り早くすることがで
きないうえ、基本的にはロールフィルムの欠点が解消で
きない等、一般的な小フィルム用のものとしては実用的
ではない難点があった。
また、特関昭49−91456号明細書の発明の詳細な
説明には、マイクロ写真用感村として長尺の電子写真感
光フィルムを用いる写真装置が開示されているが、現在
では鱗像力が銀塩フィルムより劣っている電子写真感光
フィルムを用い、また1コマ毎に帯電、露光、現像とい
う過程を行なわねばならない複雑さがあるうえ、1コマ
毎の間隔を必要とする等大きさが制限されるといった、
実施上、幾つかの問題があり、機構的にも複雑で製品が
高価となる実用上の問題があった。
本出願人は、上記従来の問題を鱗消すべく、昭和5位王
6月7日付特許願(発明の名称「マイクロ写真システム
および写真装置Jにおいて、最尺フィルムを所定回数の
コマ送りと一定長さの空送りとを交互に繰り返しながら
送り、コマ送り時に順次コマ撮りを行なったのち、空送
りに対応した余白部とコマ撮り部とが一統さとなったフ
ィルム単位に切断し、定尺フィルム毎に現像処理するよ
うにして、SOMシステムに好適なマイクロ写真システ
ムを提案している。
本発明は、かかるマイクロ写真システムのように、所定
回数のコマ送りと空送りとを交互に繰り返してコマ撮り
部と余白部とが交互に連続したマイクロ写真を切断して
フィルム単位を得るようにしたマイクロ写真システムに
おいて、コマ撮り部の前部の余白部もしくは後部の余白
部に該コマ撮り部の撮影内容、撮影順序もしくは必要な
メモ等の整理用デ−夕を同時に撮し込むことができるマ
イクロ写真装置を提供することを目的としている。
本発明における整理用データとしては、アルファベット
文字、数字、簡単な図形もしくはこれらの組み合わせ、
名刺、メモ、さらには写真撮影すべき原稿の一部の拡大
図等、要するにコマ撮り部の識別に有利な各種のデータ
を利用することができる。
本発明において、整理用データは、原稿のコマ撮りを行
なう主撮影光学系とは別に設けた副撮影光学系により、
主撮影光学系の撮影位置のフィルム送り方向に関して前
方もしくは後方に結像されるようになっており、コマ撮
りの最初もしくは最後のコマ撮りと同時に余白部に記録
される。
上記のように、整理用データをコマ撮り部の前方もしく
は後方の余白部に記録する方法は、特に前述したような
、フィルム単位毎の切断および現像処理を行なうマイク
ロ写真システムに好適であるが、最尺フィルムを定尺切
断せずに連続処理するシステムにおいても、後にコマ撮
り部を切り取ってフィルムジャケットに収納して保管す
る場合の整理用データとして利用することができる。以
下より具体的に図示の実施例について本発明を詳細に説
明する。本実施例に係るマイクロ写真システムの基本と
なるマイクロ写真フィルムの1単位(以下単にフィルム
単位uという。
)は、例えば第1図に示すように、いわばマイクロ・フ
イツシユ・フィルムの一行分に相当する12コマのコマ
撮り部分aとコマ撮り部分aの前端側に連続していわば
リーダとしての役割を果たし、撮影を予定していない余
白部分bとからなり、マイクロ写真用ロールフィルムを
用いた12コマ分の撮影毎に、フィルム単位uを上記ロ
ールフィルムから切断分離してフィルム単位u毎に以後
の現像処理等を行なう。上記フィルム単位uの寸法諸元
、特に撮り部分aのコマの寸法、コマのピッチ、前後の
余白部の寸法等は、マイクロ・フィッシュ・フィルムと
の互換性を考慮する場合には、マイクロ・フィッシュ・
フィルムに適用される規格にしたがって設定する。
また、使用するロールフィルムの幅は16柳,35倣い
ずれでもよいが、16肌のものを用いれば、マイクロ・
フィッシュ・フィルムとの互換性を得ることができる点
で有利である。本発明に係る写真装置を示す第2図〜第
3図において、1は写真装置本体をなすボックス2の上
面に設けた原稿台、3は原稿台1を開閉自在に覆う蓋、
4,4は原稿台1上に載瞳された書類、図面等の原稿を
全面的に均一に照明することができるように配置された
一組の光源、5は第3図にも示すように、原稿台1の下
方にあって原稿台1に対して所定の傾きをもって対面し
た平面の第1ミフー、6は第1ミ,ラー5に至る光路を
遮ぎらない斜め上方位置に配置された平面の第2ミラー
で、これら一対の第1,2ミラー5,6は原稿台1の上
に載直された原稿像を漸次集東ごせつつ、主撮影レンズ
系および後述の副撮影レンズ系を含むカメラ部7に導き
、主撮影レンズ系はその焦点面に原稿像を所定の縮小率
で結像する。
これら光源4,4、第1,第2ミラー5,6およびカメ
ラ部7は本装置の撮影光学系をなす。上記カメラ部7は
、例えば第6図に示すように原稿○を所定の縮小率で縮
小して撮影位置に結像させる主光学系Lを有し、1コマ
の撮影毎に主光学系Lをフィルムに対して開閉するシャ
ツタSを設けたコマ撮り系7aと、原稿0の側部に置い
たメモ、名刺等の整理用データDを上記撮影位置よりフ
ィルム送り方向に関して前方の適当な位置に結像させる
副光学系SLとこれをフィルム単位uの余白部bに対し
て開閉するシャツタsとを有するデータ撮影系7bとか
らなる。
整理用データとして、原稿0の特徴的な部分〇を余白部
bに記録するためには、主光学系Lよりは小さい縮小率
を有する副光学系SL′を設け、余白部bに特徴的な部
分や′を拡大して記録するようにすればよい。
上奏己データ撮影系7bのシャツタsはデータ撮影系7
bをコマ撮り系7aのフィルム送り方向に関して設ける
場合には、最初のコマ撮りと同時に、また後方に設ける
場合には、最後のコマ撮りと同時に開作動させ、余白文
bに必要なデータを記録することができるようにする。
第7図に示すカメラ部7′は、フィルム単位uの余白部
bに、整理用データとして数字又は文字、もしくはこれ
らの組み合わせを記録するデータ撮影系7′bを前記と
同様のコマ撮り系7aに付設したものであって、データ
撮影系7′bは、整理用データを順次印字したダイヤル
操作可能なデータ盤dと、該データ盤dに対して点灯時
所定の区画だけを照明することができるように設置され
た照明光源eと、データ盤d上の照明部位をフィルム単
位uの余白部bに結像させる副光学系としての結像レン
ズfとからなり、該照明光源eの点灯タイミングを前述
のシャツタsの開動作を同様に設定すれば、照明光源e
自体がシャツ夕を兼ねることになる。なお、光源として
は、発光ダイオード、蛍光表示管等を有利に使用するこ
とができる。再び、第2図および第3図において、8は
マイクロ写真用のロールフィルム9を捲戻し自在にリー
ル10に支持して収納する収納マガジンで、該マガジン
8は上誌カメラ部7の図において右側の側部に位置決め
して収納される。
11,12は上記カメラ部7の左側の側部において比較
的接近した位置に設けた一対のフィルム送りローラで、
上記マガジン8のフィルム送り出し部に内蔵した一対の
案内ローラ13,13′によって送り出されてくるロー
ルフィルム9の先端を焦点面即ち撮影位置の前方におい
て噛み込み、後述の制御手段の作動指令にしたがって所
定のフィルム送りを行なう。
上記案内ローラ13,13′と送りローラ11,12の
間では、フィルムは一定の張力によって良好な平面性を
保証され、また撮影位置においては所定のコマ区画にの
み露光ができるような露光開ロ(具体的に図示せず。)
が設けられ、必要によっては圧板の如き押圧手段で露光
閉口にフィルムを押圧して必要な平面性を確保する。1
5,16はフィルム送りローラー1,12の前方にあっ
てフィルム送りローラ11,12によって送られるフィ
ルムを切断するための上,下一対の切断刃よりなる切断
手段で、該切断手段15,16は後述の制御手段によっ
てフィルム送りローラ11,12の送り回転との関係に
おいて必要なときに作動され、前記した如きフィルム単
位uごとの定尺切断を行なう。
17は前記ボックス本体2の下部に仕切り板18によっ
て上記の撮影光学系等とは仕切られた現像処理室、19
は図の左側から順に現像液を収容した現像槽20、水等
のりンス液を収容したりンス槽21、定着液を収容した
定着槽22からなる二格式処理槽、23は定着後の水洗
を行なうための水洗ノズルである。
また、24は、上記処理槽20〜22の温度を一定に保
つための水槽で、水槽24の水温は、適当な温度制御手
段(図示せず。)で一定に維持される。第2図に実線A
で示す曲線路は、上言己切断手段15,16によって定
尺切断されたフィルム単位uを案内するための案内路で
、例えば第5図に示すように、V字溝を有する一対のガ
イド部材g,gでフィルムを両側部を挟み込むように案
内し、フィルム単位uを現像処理室17に導き、順次、
現像・リンス・定着・水洗・乾燥の過程を経過させたの
ちフィルム受け25内に処理済みのフィルム単位uを案
内する。
フィルム単位uの切断後の送りは、上試案内路Aに沿っ
て一連に配した多数の送りoーラ対r,…,rによって
行なう。これらの送りローフr,…,rは案内路Aに沿
う長さが、少なくともフィルム単位uの長さより短くな
るような相互の間隔をおいて配置され第3図に部分的に
示すような独立した駆動ギャ系GTによって夫々駆動さ
れる。また、第2図に示すように、フィルム単位uの切
断点Pと片ローラraの前方の点qとを案内路Aに沿っ
て結んだ長さが、フィルム単位uの長さに相当するよう
に設定してあり、現像槽20の手前に配置されたロロー
ラ対rには、されに、該ローラ対の手前に設けた上記片
ローラraの回転で送に込むようにし、切断後、現像処
理系の駆動系列GTが、処理指令によって駆動されたと
きに始めてフィルム単位uを現像槽20に送り込んで現
像処理を開始するようにしている。なお、フィルム単位
uの送り速度は処理速度との関係で適当に設定すればよ
く、必要に応じて途中の送り速度に変化をもたせ要する
に最適の処理過程を実現できるものであればよい。さら
に、処理液としては二格式の高速処理液を使用すれば′
処理の迅速化を図ることができ、しかも少量の処理液
で大量のフィルム単位uの現像処理が可能となる。次に
、第8図について、送りローラ11,12の回転制御方
式を説明すると、30は駆動側送りoーラ11を1/6
回転ごとに間欠回転させ、1回の1/6回転でロールフ
ィルム9を1コマに対応した1ピッチ分送るようにした
適当な間欠回転機構で、必要に応じて操作ボタンの操作
により2ピッチ分以上の送りを行なえるようにしておく
ことが好ましい。
上記の間欠回転機構3川こよる送りローラ11,12の
1ピッチの送り毎に、図示しないシャツタ手段の1回の
開閉で撮影を行なう。31は上記送りローラ11に同軸
に取り付けられた小径ギャ、32は該ギャ31に噛合す
る大窪ギャで、これら2つのギヤ31,32のギャ比は
1:3に設定し、小径ギャ31したがって送りローフ1
1の3回転で大蓬ギャ32が1回転するようにしている
上記小径ギャ31および大怪ギャ32には、夫々カム3
3,34を同軸に取り付け、これらカム33,34によ
ってオン・オフされる第1、第2スイッチSW−1,S
W−2を配置する。上記カム33は小径ギャ31の1回
転ごとに1回第1スイッチSW−1をオンする一方、い
ま一つのカム34は回転中心に対して1200の角度に
わたって設けられた扇形突出部34aを有し、この扇形
突出部34aで第2スイッチSW−2を大径ギャ32の
1/3回転の間、したがって小径ギャ31の1回転の間
オンする。この第2スイッチSW−2のオン信号は、前
記間欠回転機構30に入力され、オン信号が入力される
間、送りローフ11の間欠回転を不能化して送りローラ
ー1を連続的に1回転させる。前述したことから明らか
なように、送りローラ11の1回転はフィルムの6ピッ
チの送り‘こ相当し、したがって連続的なローラ11の
1回転で6ピッチ分を空送りする。上記小蓬ギャ31の
カム33と大怪ギャ32のカム34との位相関係は、小
径ギャ31の最初の2回転が、カム34の前半の2/3
回転に相当し、次の1回転の間、カム34の扇形突出部
34aで第2スイッチSW−2をオンする設定とし、カ
ム33の1回目の回転で第1スイッチSW−1がオンさ
れたときに、第1スイッチSW−1と第2スイッチSW
−2のオン信号の同時入力で、アンドゲート36を開き
、アンドゲート36の出力側に接続されたソレノィドS
OLを作動させ、ソレノィドSOLの作動で上刃15を
下方に押し下げてフィルムの切断を行なう。上記切断手
段15,16の設置位置、換言すれば切断位置Pは、撮
影レンズ系7の中心位置Bから、(フィルムの空送り量
1)−第1図に示すフィルム単位uの後端寸法m)に等
しい距離だけ前方の位置に設定する。
上記フィルムの空送り量1はしたがつて上記の送り設定
では6ピッチに等しく、また後端寸法mは1/2ピッチ
とフィルム単位uの後端の切り残し部の幅cとの和に等
しい。この切り残し幅cの寸法は、例えばジャケット(
第7図参照)の規格に応じて適当な大きさに設定すれば
よい。なお、第2図および第3図に番号26で示すよう
にブロアをボックス本体2の上部内壁に取り付け外部の
空気をボックス本体2の上部に供給し、前記仕切り板1
8のフィルム通過孔を兼ねた通風穴18aを通して上部
側から下部の原像処理室17内に空気を送り込むように
して、処理液の蒸発ガスが上文側に侵入しないようにす
れば、上部側の腐食を防止するのに有利であると共に、
通風穴18aから処理室17に入った空気を仕上がりフ
ィルムの出口18bより機外に排出するように処理室を
両□18a,18b以外を密閉しておけば乾燥部の熱風
により温度制御用垂槽24への影響を受けないようにな
る。また、写真装置の指令部を構成する配電盤部40は
、第3図に示す如く、ボックス本体2の上部側の一側側
部に設置し、第4図に示すように、原稿台1の一側に、
メインスィッタボタン40、処理液の温度表示ランプ4
2、フィルムの残量を示すカウン夕43、撮影コマ数の
番数を示すィンジケータ44、処理指令スイッチ45、
撮影スイッチ46等ご配列すれば、操作上便利な設計と
することができる。
上記の構成において、撮影者は撮影しようとする原稿を
蓋3の取っ手3aを把んで開いて原稿台1上に置き、さ
らにメ漢、名刺等の整理用データDを用いる場合には原
稿の近くの所定位置において蓋3で原稿及びデータDを
平面保持したのち、撮影ボタン46を押して、最初の1
コマ撮影を行なうと同時に、データ撮影系7bのシャツ
タsを作動させ、フィルム単位uの余白部bに上記デー
タDを撮影する。
また、整理用データとして、数字文字等を用いる場合に
は、データ盤dをダイヤル式り操作して、記録すべき文
字、数字をセットし、最初の1コマの撮影時に光源eを
点灯させてセットした文字、数字を余白部bに記録する
ようにする。2コマ目以下のコマ撮りでは、デーチ撮影
系7b,7b′を作動させずに、順次撮影を繰り返して
、12コマの撮影を終了すると、制御プログラム装置に
より自動的に送りローラ11がさらに一回転してフィル
ムを空送りし、送りローラ11の一回転が終了すると同
時にソレノィドSOLが作動して切断手段15,16に
よる定尺切断を行なう。
また11コマ以下の撮影で切断処理をしたいときは処理
指令ボタン45を押すと残りの撮影部の空送り及び前記
所定量の空送りへと連続的に作動して定尺切断を行なう
。定尺切断されたフィルム単位uは、駆動を始めた送り
ローフr,・・・,rによって案内路Aに沿って現像処
理室17内に導かれ、余白部分bを先頭に所定の速度で
、順次、現像槽20、リンス槽21、定着槽22を通過
して、現像・定着されたのち、ノズル23による水洗を
経て乾燥され、乾燥済みのフィルム単位uはフィルム受
25内に送り込まれる。
この他、温度表示ランプ42が処理温度制御手段の設定
値に達していないことを示すときは撮影ボタン46を押
しても作動しないようにすること及び切断後の処理が進
行中次の撮影を並行して行なうことは通常の制御技術に
より容易に実施できるがこのようにして撮影の失敗を未
然に防止また処理待ちといった撮影能率の低下を防ぐこ
とができる。
このようにして余白部bに整理用データを記録したフィ
ルム単位uは、第9図に示すような市販されているフィ
ルムジャケットJの一行に押し込んで保管すれば粉失の
おそれがない。
大量の書類を一度に処理するような場合には、最初の1
コマ目の撮影時に、撮影の順序等を示す記号(例えば第
1図に示す如きR−1)を余白部分けこ記録しておくよ
うにすれば、ジャケットJへの押し込み順、あるいは押
し込むべきジャケット等を間違えるおそれがなく整理に
好都合である。このようにして、各フィルム単位uをジ
ャケットJに整理して挿入し、所定の編集が終了すると
余白部分bはジャケット内のコマ撮り部分aから切断さ
れ、除去される。
なお、上記の実施例において示した装置は、本発明に係
る写真装置の一例に過ぎず、本発明の技術的思想の範囲
内で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、コマ撮り部とともにフィルム単位を構成する余白部に
、フィルム単位ごとの整理用データを必要に応じて適切
に記録することができ、種類の異なる少数の原稿のコピ
ーを必要とするような小オフィスにおいても、フィルム
の現像処理後に、記録した整理用データに基づいて、ジ
ャケットへの挿入等、マイクロフィルムの整理・編集を
間違いなく行なうことができてジャケットの利点を活用
することができる。
また本発明では、別個の撮影光学系で整理用データを余
白部に記録するようにしているので、整理用データを大
きなサイズで記録することができ、整理、編集が容易に
行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例におけるフィルム単位を
説明するための平面図、第2図乃至第4図は本発明に係
る写真装置の一例を示す夫々、要部断面正面説明図、同
側面説明図、同平面説明図、第5図はフィルム単位のガ
イド手段を示す断面図、第6図は本発明に係る撮影光学
系(カメラ部)の一例を説明する概略説明図、第7図は
同様に他の例を説明する概略説明図、第8図は上記写真
装置のフィルム送り機構および切断機構を示す要部説明
図、第9図は市販のマイクロ用フィルムジャケットを示
す平面図である。 u・・・フィルム単位(a・・・撮影部分、b・・・余
白部分)、A・・・フィルム案内路:1・・・原稿台、
4,4…光源、5,6…ミラー、7,7′…カメラ部(
7a…コマ撮り系、7b,7′b…データ撮影系)、9
…マイクロ用ロールフィルム、11,12・・・送りロ
ーラ、15,16・・・切断手段、17・・・処理室、
20,21,22,23・・・処理手段。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第了図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定回数のコマ送りと一定長さの空送りを交互に繰
    り返して長尺フイルムを送るようにし、コマ送り時にシ
    ヤツター手段を付設した主撮影光学系によりコマ撮影す
    るようにしたマイクロ写真装置であつて、上記主撮影光
    学系とは別に、フイルム撮影位置の前方もしくは後方に
    おいて整理用データを結像させる副光学系を設け、最初
    もしくは最後のコマ撮影と同時に、上記整理用データを
    フイルムの空送り部に記録するようにしたことを特徴と
    するマイクロ写真装置。
JP50076194A 1975-06-07 1975-06-20 マイクロ写真装置 Expired JPS6039213B2 (ja)

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FR7616950A FR2313697A1 (fr) 1975-06-07 1976-06-04 Procede pour l'enregistrement sur microfilms et appareils pour la mise en oeuvre de ce procede
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US05/693,671 US4076412A (en) 1975-06-07 1976-06-07 Process for producing microfilm copies and apparatus therefor

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