JPS6034524Y2 - ブレ−キ液面警報装置 - Google Patents

ブレ−キ液面警報装置

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Publication number
JPS6034524Y2
JPS6034524Y2 JP1134079U JP1134079U JPS6034524Y2 JP S6034524 Y2 JPS6034524 Y2 JP S6034524Y2 JP 1134079 U JP1134079 U JP 1134079U JP 1134079 U JP1134079 U JP 1134079U JP S6034524 Y2 JPS6034524 Y2 JP S6034524Y2
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JP
Japan
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float
tank
partition plate
brake fluid
fluid level
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Expired
Application number
JP1134079U
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English (en)
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JPS55110366U (ja
Inventor
好朗 久保山
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP1134079U priority Critical patent/JPS6034524Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両におけるブレーキ液面警報装置の改良に関
する。
従来の車両ブレーキ作動液のリザーバタンクに設けられ
たブレーキ液面警報装置は第1図に示すように、タンク
のキャップ01に設けられた垂下支柱02に磁力作動ス
イッチ03が内蔵され、この支柱に案内されて上下動可
能なフロート04が支柱に遊嵌されており、そのフロー
トには両極が支柱を挟むように位置したマグネット05
が取付けられている。
ブレーキ作動液は車両運動の加速度Gによってその都度
タンクの側方に片寄せられることが多いので、警報の発
信装置は誤報を避けるためタンクの中央に設ける力\ま
たはタンクに仕切板を設けた上で発信装置を側方に設け
ることを原則としている。
上記第1図のものは一般にキャップ01がタンク中央に
位置して設けられる点では具合はよいがブレーキ液系の
密閉型ではダイアフラムを同位置付近に設けるので空間
的に不具合である。
第2図に示すものは、第1図同様の発信装置を、通孔0
6を有する特設仕切板07で仕切られたタンク側方の小
区画08の中においてタンク天井壁から垂下の支柱に設
けたものであってタンク中央には、さらに仕切板09を
併設しているが、このようにしても加速度による液面の
傾斜は完全に除去し得ないので、この型の警報装置は誤
報を免れることができないばかりでなく、構造が複雑で
ある。
本考案は上記従来のものの欠点を除くためになされたも
ので、断面逆U字形のマグネット付きフロートをその両
脚でタンク中央に設けられた仕切板を跨ぐように、かつ
その仕切板による案内で上下移動が可能なように構成す
るとともに、磁力作動スイッチをタンクの底板下面に設
けてなるブレーキ液面警報装置を提供する。
以下、本考案を図面に示す実施例に基いて説明する。
第3図、第4図に示すように、リザーバタンク1は例え
ばプラスチックのような非導磁性体から戊り、その中央
部を前後方向に走る仕切板2によって二分されている。
しかし、仕切板2の下部に図示しない通孔が設けられて
、二分された区画槽3.4のブレーキ作動液はある抵抗
の下に交流することができる。
タンク1の中心部に断面逆U字形の非導磁性体から成る
フロート5がその両脚、6a、6bで仕切板2を跨ぐよ
うに間隙を存して挟み、ブレーキ作動液4のレベル7に
応じて仕切板2に案内されながら上下に移動することが
できる。
フロート5はその両脚下部にマグネット8arabを対
向して備え、そのマグネット8a。
8bの正負極性は仕切板2を挟んで逆の位置、換言すれ
ば反対称的位置を占めるように配置される。
また、フロートの脚6aには上下方向に縦長のスリット
9が設けられていて仕切板2の側面に突設のストッパ1
0を受入れている。
しかして、ストッパ10とスリット9の下辺との当接は
フロート作動の上限を規制してフロートが度を越して上
昇しないようにし、ストッパ10とスリット9の上辺と
の当接はフロート作動の下限を規制しフロートとタンク
底板との徒らな衝撃接触を防止する。
図中、破線で示すフ0−ト5’および作動液レベル7′
はフロート作動の上限のものをここでは示している。
なお、仕切板2に切欠部2′を設けてその部分にフロー
ト5を跨乗させるようにしたのは、これらの部分の直上
にタンク密閉型に必要なダイアフラムの取付けがある場
合、フロート作動の上限を可及的低く抑えるためのもの
であり、従って、この切欠部は開放型タンクにあっては
勿論のこと、密閉型タンクにあってもタンクの形状等に
より設計的にそれを必要としないものもある。
タンク1の底部下面にポケット11が設けられて、その
中に磁力作動スイッチ12がフロート下限位置における
マグネット8に対向するように位置付けの上固定されて
いる。
スイッチ12はリードによってタンク外の電源13と警
報灯14とに直列に接続されている。
本実施例の磁力作動スイッチ12は図面の位置に図面の
姿勢で図面のポケット内に設けられているが、本考案は
上記に限定されるものでなく、要はフロート5が設定警
報位置(換言すればブレーキ液面警報位置)にあるとき
の両マグネットを結ぶ磁力線の磁束を最も多く上記スイ
ッチ12が受けるようにすればよく、これに基いて上記
ポケットの形や上記スイッチの位置、姿勢を自由に変更
することができる。
なお、磁力作動スイッチ12はその調整手段によってフ
ロート5が設定警報位置以下にあるときの上記磁力線の
磁束によって閉路状態に、また上記磁束に満たない状態
において閉路状態にあるよう調整されている。
さらに、本実施例において、フロートの上下移動を規制
するストッパ10は仕切板側面に突設したが本考案は上
記に限定されるものでなく、例えば第5図に示すように
仕切板上辺に突設され、フロート5を遊貫したロット1
5の頂部に幅広のストッパ10’を形成または取付けて
フロート移動の上限を規制したもの、また第6図に示す
ようにタンク底部に立設した支柱16の頂部にフロート
の段部に当接してフロートの移動上限を規制する幅広の
ストッパ10′を形成または取付けたもの等であっても
差支えない。
上記第5図、第6図の実施例においてフロート移動の下
限規制主段は省略したが、上限規制手段に類似の手段で
規制できることは明らかである。
本考案は上記のように構成されたから、タンク内のブレ
ーキ液レベル7が警告レベル以下に下降した場合、フロ
ート5もともに設定警報位置に下降してマグネットがス
イッチに近付くからマグネット8からの磁力線の所要磁
束が磁力作動スイッチ12を閉路に作動させて警報灯1
4を点灯しブレーキ液面が異常に低下していることを乗
員に警告する。
上記警告レベルを越えてタンクが作動液を多く保有する
場合はフロートが上昇し、上記磁束がスイッチ閉路に要
する量を欠くに至ってスイッチは自動的に開路されて警
報灯は消灯状態となる。
しかして、本装置のタンクはその中央を走る仕切板を有
し、フロートはタンクの中心に設けられたから、車両運
動によるブレーキ液面の傾斜が少なく、例えその傾斜が
あってもフロートは傾斜液面の中心にあるので平均液面
相当の位置を保って警報装置に誤報をもたらすことがな
い。
またフロートはタンクの中心にありながらその移動上限
を仕切板より設計的に低くすることが可能であり、かつ
従来のもののように上方に支柱などの邪魔物がないから
、上位空間にダイアフラムを設置する構造に適している
さらに本考案のものは構造と組付けが簡単であり、従来
のもののようにフロート案内用の支柱を特設する複雑さ
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来のブレーキ液面警報装置の実施例
を示したもので、第1図はキャップに突設の支柱にフロ
ートを設けたものの側面図、第2図はタンク内側方にフ
ロートを設けたものの断面図、第3図ないし第6図は本
考案の実施例を示したもので、第3図はタンク仕切板に
直交する平面に沿った装置の断面図、第4図は第3図の
IV−IV線に沿った断面図、第5図a、 bおよび第
6図a、bは第3図のものと異なるストッパのそれぞれ
の説明図である。 1:リザーバタンク、 2:仕切板、 :フロー ト、 6゜ 6a。 6b=脚、 8゜ 8d。 8b:マグ ネット、 12:磁力作動スイッチ、 13:電源、 14:警報灯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両ブレーキ作動液のリザーバタンクにおいて、両脚下
    部にそれぞれマグネットを保持させた断面逆U字形のフ
    ロートがその両脚間に上記リザーバタンクの中央を走る
    垂直仕切板を間隙を存して挟み、かつその仕切板に案内
    されて上下動可能に構成されるとともに、電源と警報灯
    とに直列に接続の磁力作動スイッチが上記リザーバタン
    クの底部下面に上記マグネットに対向して設けられてな
    るブレーキ液面警報装置。
JP1134079U 1979-01-30 1979-01-30 ブレ−キ液面警報装置 Expired JPS6034524Y2 (ja)

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JP1134079U JPS6034524Y2 (ja) 1979-01-30 1979-01-30 ブレ−キ液面警報装置

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JP1134079U JPS6034524Y2 (ja) 1979-01-30 1979-01-30 ブレ−キ液面警報装置

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Publication Number Publication Date
JPS55110366U JPS55110366U (ja) 1980-08-02
JPS6034524Y2 true JPS6034524Y2 (ja) 1985-10-15

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ID=28825585

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JP1134079U Expired JPS6034524Y2 (ja) 1979-01-30 1979-01-30 ブレ−キ液面警報装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910019U (ja) * 1982-07-12 1984-01-21 日産自動車株式会社 液面計測装置
JP5120546B2 (ja) * 2007-11-23 2013-01-16 日本精機株式会社 液面検出装置

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JPS55110366U (ja) 1980-08-02

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