JPS6033450A - 暖房装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガス、石油等を熱源とするファンヒータ等の
暖房装置において、暖房装置使用中に部屋に充満する排
気ガスの悪臭（たとえば生ガスに含まれる着実剤の酸化
による悪臭）や密閉室で居住する際のタバコの臭気キラ
キンで使用した場合の魚やニンニクの臭いや生ゴミの悪
臭あるいは、ベットがまきちらす嫌な臭いを効果的に除
去する空気清浄機能付暖房装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来の例えばファンヒータは、対流ファンによる室内の
均一温度分布、、に速分布の白土と燃焼排ガスに含まれ
る水分による室内加湿の機能は有していたが、総合空調
機器としての観点から見直すと、室内空気の質の面では
ＦＦ温風暖房機やエアコン等に比較し問題であった。即
ち、燃焼排ガスを室内に放出し、室内空気を汚染してい
た。又、ファンヒータは居間やＬＤＫで人のいる場所で
使用されることが多いが、人が居住する空間にはタバコ
の臭気やキッチンでの料理の際の魚やニンニクの臭いや
生ゴミの悪臭あるいはペットがまきちらすいや臭いある
いは細菌や雑菌の繁殖等に対しては、何ら自浄作用がな
かった。そこで、上記悪臭等が室内に充満するとやむを
得ず３０分間に１回・１分間以上窓をあけるか、換気扇
をまわすかして換気をする様に使用者に注意を呼びかけ
ていた。たとえば８帖の部屋で外気ＱＣ，室内２６Ｃ。

通常の換気回数１回／　Ｈｒ・窓の大きさを１．８Ｍ×
１．８ｍの窓とすると、１分間当りの放出エネルギは約
２ｅｏＫ、、ｃ／ｈに相当する。今、３０分間に１分間
の注意を守って換気するとすると、１時間当り２分間の
換気では、６２０に、、ｆ／ｈのエネルギを放出するこ
とであり、最近の省エネルギに対し、相反する温風暖房
機である。勿論、換気注意の背京には、最近の室内の密
閉化に伴ないンアンヒータを長時間使用すると、室内の
酸素濃度が低下してきて、ファンヒータの燃焼が悪化し
ない様に、新鮮空気を室内に取り入れることもあったが
最近のファンヒータの燃焼技術あるいは不完全燃焼防化
装置としてのセンサー技術が向上し、一般の不完全燃焼
防止装置付きのファンヒータの燃焼は、室内酸素濃度が
１６％位になってもＣＯ／ＣＯ２が立上らない安全余裕
型燃焼器となっている。一方センサとしての不完全燃焼
防止装置は大むね０２＝１８％前後で作動するようにな
っていることから、燃焼機器としての安全性から見ると
、換気をしなくとも不完全燃焼防止装置が作動し、安全
となる設計がなされていることから、従来の不完全燃焼
防止付きでないファンヒータや開放型ストーブのような
不安はなくなっている。

又、一方では室内を浄化する為に活性炭と誘電フィルタ
ーを使用した空気清浄器なるものもあるが、前記空気清
浄器には吸着剤部分に吸着・脱離を終り返す機能がない
為に、たとえば吸着剤の周囲に水蒸気が飽和してしまう
と吸着剤としての機能が低下し、空気清浄器としての機
能が低下し、通常６力月で寿命に至るものであった。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、悪臭等を除
去する吸着剤が温度が低下すると物理吸着し、温度が上
昇すると脱離する点に着目し、暖房装置の使用開始時に
は物理吸着し、使用中ある一定温度以上になると脱離す
る部分に活性炭・静電集塵フィルターを設けて、吸着剤
の寿命を長寿命化することを目的とする。

発明の構成 上記目的を達成する為、本発明の暖房装置は、本体内に
設けられたバーナと、燃焼ガスを室内空５　ペーノ 気と混合する熱交換部と、温風を吹出すファンモータと
、静電集塵フィルターと吸着剤とを備え、前記静電集塵
フィルターと吸着剤を、運転前は常温で、使用中には、
対流や輻射や熱伝導で温度が上昇する位置たとえば本体
後方の室内空気吸込口に設ける構成であり、空気清浄機
としての吸着剤の寿命を吸着・脱離のサイクルにより長
寿命化することにより、室内空気を浄化し、あわせて換
気不用型の省エネルギ化することができるという効果を
有するものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。

第１図〜第４図にこの発明によるファンヒータを示して
おり、第１図はファンヒータの外観前面部を示し、１は
温風吹出口である。第２図はファンヒータの外観後方部
を示し、２はフィルター部３は室内空気吸込口である。

第３図はン゛アンヒータの断面図であり、４はバーナ、
５は燃焼排ガスと室内空気を混合する熱文部、６は混合
された温風を吸引するファンモータ、７は燃焼を検出す
るフレームロンドである。

第４図はフィルタ部の詳細であり、２ａはメツシュ＃１
６・φ４８度の防じん用フィルターである。２ｂは静電
集塵フィルタ、２ｃは吸着剤で、表面は不織布で覆われ
ている。

活性炭２Ｃは運転前は常温で、運転後一定時間経過後温
度が上昇する位置に取付ける。温度が上昇する手段とし
ては、対流・輻射・熱伝導のいずれによるものでもよい
。本実施例の吸着剤として活性炭・ゼオライトその細多
孔質セラミック等の適用が可能である。

以下上記構成における作用において説明する。

第３図、第４図において、運転開始前は活性炭２Ｃは常
温であるが、運転が開始されるとバーナ４が燃焼し、燃
焼排ガスと室内空気が熱交部６で混合される。混合され
た温風はンアンモータ６によって吸引され、温風吹出口
１から室内へ吹出される。第５図において今運転開始後
は吸着剤フィルターが常温に近いので、物理吸着作用が
働き、以後室温が上昇してくると、吸着剤２Ｃが温度上
昇する位置に取付けら扛ているので、吸着剤の脱離現象
かはじ１す、吸着剤の周囲についていた水蒸気等はなく
なる。その際脱離がおこっても炎によって完全に除去さ
れる。以後本体に取付けられた室温検出用ルームサーモ
（図示せず）が作動すると、ファンヒータはたとえば強
撚焼から弱燃焼へ移行する。即ち、強撚焼では脱離１弱
燃焼又は停止時には吸着するような温度位置に静電集塵
フィルターと吸着剤を設けておけば、吸着剤の寿命は増
大し、いつまでも悪臭等を吸い込んでいくことができる
。ファンモータ６により、室内の悪臭粉じんは常にフィ
ルタを通り、悪臭・粉じんを積極的に吸いとる。

このように本実櫂例によれば、吸着剤が吸着・脱離を繰
り返すので吸着剤の寿命が増大するのでたとえば、生ガ
ス中の着臭剤や排気ガスの臭い、タバコの臭気等の悪臭
が効果的に長寿命で除去できる。又、換気による悪臭の
排出が不要となるので、無駄なエネルギーを室外に放出
する必要がないので、省エネになる。又、タバコの副流
煙には主流煙より約３倍のニコチンやタールが含まれて
おり、ガンの遠因であるが、この副流煙も浄化されるの
で、健康増進にも役立つ。

発明の効果 以上のように本発明によれば次の効果を得ることこがで
きる。

（１）吸着剤が吸着・脱離を繰シ返すので、生ガス中の
着臭剤や排気ガスの臭い等の悪臭を効果的に長期間にわ
たり除去できる。

（２）又、換気による悪臭の排出が不用となるので、無
駄なエネルギを室外に放出する必要がなく、省エネルギ
である。

（３）居住する人がタバコを吸っている場合、副流煙に
は主流煙より約３倍のニコチンやタールが含まれており
、ガンの遠因であるが、この副流煙も浄化されるので、
健康増進となる。

【図面の簡単な説明】

−゛第 ；−：ｌは本発明の一実施例である７アンヒータの外Ｌ
ｔ゛′＼ ９　・ 観斜視図、第２図は同後面からみた外観斜視図、第３図
は同断面図、第４図は同フィルター部の構成図、第６図
は同フィルター部の吸着剤の温度と吸着能との関係を示
す特性図である。 ２・・・・・・フィルター部、２ａ・・・・・・防塵フ
ィルタ、２ｂ・・・・・・静電集塵フィルター、２Ｃ・
・・・・・吸着剤。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名＠１
図 第２図 特開昭ＧＯ−３３４５０（４） 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体内に設けられたバーナと、燃焼ガスを室内空気と混
   合する熱交換部と、吹出すファンと、フィルター部を設
   けた室内空気吸込口とを備え、前記室内空気吸込口に設
   は之フィルター部は本体が燃焼した後温度上昇する位置
   に装着するとともに防塵フィルターと静電フィルターと
   活性炭を備える構成とした暖房装置。