JPS6032622Y2 - 落下型表示器構造 - Google Patents

落下型表示器構造

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Publication number
JPS6032622Y2
JPS6032622Y2 JP16536478U JP16536478U JPS6032622Y2 JP S6032622 Y2 JPS6032622 Y2 JP S6032622Y2 JP 16536478 U JP16536478 U JP 16536478U JP 16536478 U JP16536478 U JP 16536478U JP S6032622 Y2 JPS6032622 Y2 JP S6032622Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
display
display board
magnetic pole
pole plate
plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP16536478U
Other languages
English (en)
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JPS5580786U (ja
Inventor
義一 黒田
孝爾 仲野
Original Assignee
松下電工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP16536478U priority Critical patent/JPS6032622Y2/ja
Publication of JPS5580786U publication Critical patent/JPS5580786U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は表示器駆動信号が入力されたとき表示器を待機
位置から所定の作動位置へ落下させて表示を行う落下型
表示器に関し、表示器が待機位置にあり、かつ信号が入
力されない状態にあって振動衝撃等が加わっても誤動作
しにくい落下型表示器構造の提供にあり以下電池式時計
の電池寿命表示装置として利用した実施例を図面に従っ
て説明する。
第1図は本考案実施例を利用した電池寿命表示装置を内
蔵した掛時計の正面図、Aは電池交換を指示する表示板
が見えない位置、即ち待機位置をBは表示板が見える位
置、即ち作動位置にある状態を示している。
第2図は本考案実施例を利用した電池寿命表示装置の斜
視図で、筐体1は時計機械体部2電池3と発振回路、分
周回路、電池電圧検出回路を含み所定の電池電圧を検出
すると電池寿命予告信号を出力できる電子回路4および
後述する作動機構部とを内蔵し機械体部2を除いては電
池交換や表示板が作動機構部と関係を持ちうるよう開口
面を設けている。
筐体1下部には電池交換を指示するよう絵文字等を施し
て落下型表示板5を上下に摺動しうるよう時計本体に設
けたガイド6に嵌設されている。
作動機構部においては磁性体でなリコ字状をした磁極板
7は基部7aを筐体1に取付は基部7aから折曲部7b
を経て対向部7cを有し、基部7aと対向部7cの間に
は永久磁石8を固定しまた対向部7cには電子回路4の
電池寿命予告信号出力端に接続され、信号が入力される
と永久磁石8の極性とは逆の磁力を発生する表示駆動コ
イル9を巻装している。
基部7aへ取付けられた軸受板10と電子回路部4とに
対応して設けた孔11.12に回動自在に軸支された回
動吸引レバー13は基部13aを経た先端部13bには
磁性体でなり磁極板7の基部7aと対向部7cの端面7
d、7eとに吸着して磁気的短絡状態を形成しうる吸引
板14を取付は他方には折曲部13cを経て表示板5と
関係を有する係止部13dとを有し、かつ回動気侭を基
準にとれは吸引板14を有する側の重量が大きくなるよ
うにしである。
一方落下型表示板5は略中央上部に回動吸引レバー13
の係止部13dと係合する係合端部5bと押上げたとき
レバー13の基部13aに当接する押圧端部5cからな
る突出部5aと左右上部に表示板の作動位置、即ち落下
したときガイド6に係止して保持される位置を決める側
面突出部5dとを有している。
かかる構成にあっては正常な電池3を筐体1に挿入し、
表示板5を押上げてやると押圧端部5cが回動吸引レバ
ー13の基部13aを押圧してレバー13を反時計方向
へ回動し吸引板14は磁極板7に吸着されこの時点で表
示板5から手を離しても係合端面5bは係止部13dに
係止されて吊り下げられ待機位置で保持される。
この状態で時計は正常に駆動しているが電池が次第に消
耗し所定の電圧値まで低下すると発振回路4から予告信
号が表示駆動コイル9に入力されることで生じる磁力は
永久磁石8によって生じている磁力を打消すよう作用す
るので磁極板7は吸引板14の吸着を維持できなくなり
回動吸引レバー13は自体の重量アンバランスにより時
計方向へ回動し表示板5の係合端面5bの係止もはずれ
表示板5は所定の作動位置へ落下して電池交換を指示す
る。
以上の如く電池寿命表示機能を果すのであるが表示板5
が待機位置に確実に保持することについては種々の問題
点がある。
即ち、第1として待機位置から作動位置へ表示板5がス
ムーズに落下していくためには関連部材の経年的な寸法
形状変化があっても充分作動しうるよう表示板5とガイ
ド6との遊嵌部には適度ながたが必要であること。
第2として待機位置にあって、振動、衝撃が加わった場
合にも表示板5の係止が解除されない充分な係合量が必
要であること。
第3として表示板5を待機位置へ変位させるに際し表示
板下部5dを手で押上げるのであるが時計筐体下部の表
示板貫通孔の奥深くまで押上げることなく待機位置にセ
ットできること等である。
これらの諸問題を解決するに当ってはすべてが解決され
る必要があり例えば第3図Aのように表示板係合端面5
bと回動吸引レバー係止部13dの係合量Cを大きくし
てやると第1、第2の問題は解決し得たとしても作動位
置へ変位させるとき基部13a突出部5a係止部13d
がつっばり合って表示板5は落下しなくなる。
(このような関係にあっては表示板5が作動位置から待
機位置への変位も不可能であるが。
)従って回動吸引レバー13のコ字状間隔りを大きくし
なければならず仮りにそうすれば第3の問題が残る。
第4図は本考案要部実施例の正面図で表示板係合端面5
bと回動吸引レバー係止部13dとは振動衝撃等ではほ
とんどはずれることのない係合量Coで、かつ表示板5
は略鉛直状態で係止されている。
一方ガイド6は表示板5が経年的変化があっても充分作
動しうるがたEを確保できるよう配設し、かつ片側上部
と他側下部には図において表示板5に接する程度の突部
6aを設けている。
かかる構成にあっては振動、衝撃が加わった場合、瞬間
的には表示板5はガイド6によって確保されたがた分だ
け移動しうるがこれらは突部6aがあるため係合iCo
が増す側にのみ移動するのであり、振動衝撃がなくなれ
ば表示板5の重力により係合量がIB8CO1即ち表示
板5が略鉛直状態に復帰する。
従って電池寿命予告信号が表示駆動コイル9に入力され
ると吸引板14の吸着が解かれレバー13が時計方向へ
回動し表示板5は作動位置へ落下する。
第5図は表示板係合端面5bと回動吸引レバー係止部1
3bの係合状態を示す正面図でAにおいては係合端面5
bがBにおいては係止部が回動支点を通る鉛直線に対し
て直角より若干傾斜面として作用点を図において鉛直線
より左側にあるようにしたものである。
かかる構成にあっては吊り下げられている表示板5に振
動衝撃等が加わり表示板5の荷重が断続的に係止部13
dにかかつても回動支点と作用点の位置関係からむしろ
吸引板14と磁極板7との吸着を助長するよう作用する
もし作用点が回動支点を通る鉛直線上より右側にあれば
表示板5の重量は回動吸引レバー13の吸引板14の吸
着を解く側に作用するので安全のためには永久磁石8の
磁力をより大きくせねばならない。
本考案は永久磁石を含み磁性体吸着部を有する磁極板と
信号が入力されると前記磁極板の極力を打消す前記磁極
板に巻装された表示駆動コイルと一端には前記磁極板に
吸着される磁性体を取付は他端には待機位置と作動位置
を有する表示板を待機位置に保持しうる係止片を有した
回動吸引レバーと前記表示板が待機位置にあるとき前記
係止片との係合量が鉛直状態にあるときより減少する方
向へ移動しないがたを有するよう表示板傾斜用突部を設
けた表示板ガイドとで構成したので表示器が待機位置に
あり、かつ信号が入力されない状態にあっては振動衝撃
等が加わっても誤動作しにくい落下型表示器を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例を利用した電池寿命表示装置を内
蔵した掛時計の正面図、第2図は本考案実施例を利用し
た時計寿命表示装置の斜視図、第3図は表示板と回動レ
バーの作動図、第4図は本考案要部実施例の正面図、第
5図は表示板と回動レバーの係合状態を示す正面図、 3・・・・・・電池、4・・・・・・電子回路、5・・
・・・・表示板、6・・・・・・表示板ガイド、7・・
・・・・磁極板、9・・・・・・表示駆動コイル、13
・・・・・・回動吸引レバー、14・・・・・・吸引板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 信号入力によって作動する落下型表示器において永久磁
    石を含み磁性体吸着部を有する磁極板と信号が入力され
    ると前記磁極板の極力を打消す前記磁極板に巻装された
    表示駆動コイルと一端には前記磁極板に吸着される磁性
    体を取付は他端には待機位置と作動位置を有する表示板
    を待機位置に保持しうる係止片を有した回動吸引レバー
    と前記表示板が待機位置にあるとき前記係止片との係合
    量が鉛直状態にあるときより減少する方向へ移動しない
    がたを有するよう表示板傾斜用突部を設けた表示板ガイ
    ドとで構成される落下型表示器構造。
JP16536478U 1978-11-29 1978-11-29 落下型表示器構造 Expired JPS6032622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16536478U JPS6032622Y2 (ja) 1978-11-29 1978-11-29 落下型表示器構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16536478U JPS6032622Y2 (ja) 1978-11-29 1978-11-29 落下型表示器構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5580786U JPS5580786U (ja) 1980-06-03
JPS6032622Y2 true JPS6032622Y2 (ja) 1985-09-28

Family

ID=29163688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16536478U Expired JPS6032622Y2 (ja) 1978-11-29 1978-11-29 落下型表示器構造

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Publication number Publication date
JPS5580786U (ja) 1980-06-03

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