JPS6032458B2 - 吸水材 - Google Patents
吸水材Info
- Publication number
- JPS6032458B2 JPS6032458B2 JP54040169A JP4016979A JPS6032458B2 JP S6032458 B2 JPS6032458 B2 JP S6032458B2 JP 54040169 A JP54040169 A JP 54040169A JP 4016979 A JP4016979 A JP 4016979A JP S6032458 B2 JPS6032458 B2 JP S6032458B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- pulp
- absorbing material
- bagasse
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/53—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L15/00—Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
- A61L15/16—Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
- A61L15/40—Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons containing ingredients of undetermined constitution or reaction products thereof, e.g. plant or animal extracts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/20—Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor
- A61F13/2002—Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor characterised by the use
- A61F13/202—Catamenial tampons
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/53—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium
- A61F2013/530131—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium being made in fibre but being not pulp
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S604/00—Surgery
- Y10S604/904—Tampons
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Botany (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Zoology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は加圧下における保水性の良好な吸水材に関する
ものである。
ものである。
水、尿、血液及び種々の水溶液を吸着又は吸収する物質
（本発明では単に吸水材という）は、その吸水性を利用
して、おしめや生理用品などを製造するための衛生資材
として広く使用されている。
（本発明では単に吸水材という）は、その吸水性を利用
して、おしめや生理用品などを製造するための衛生資材
として広く使用されている。
このような用途に使われる吸水材は単に液体の吸収性能
があるばかりでなく、圧力がかかった状態にあっても液
体が保持され、放出されにくいものであることが必要で
ある。従来、このような吸水材としては、綿繊維が古く
から使用されてきたが、このものは資源的に限りがある
ため、その使い捨ては経済的に望ましいことではない。
があるばかりでなく、圧力がかかった状態にあっても液
体が保持され、放出されにくいものであることが必要で
ある。従来、このような吸水材としては、綿繊維が古く
から使用されてきたが、このものは資源的に限りがある
ため、その使い捨ては経済的に望ましいことではない。
近年、使い捨て可能な吸水村として、木材や草本を原料
としたパルプが使用されるようになってきたが、このも
のは加圧又は圧縮時における保水性が悪いという欠点を
有している。したがって、この種技術分野においては、
乾燥時は嵩高で、液体に湿らせればよく吸収し、さらに
加圧又は圧縮された場合でも良く液体を保持する吸水材
の開発が重要な技術課題になっている。本発明者らは、
吸水性及び保水性の良好な吸水材を関発すべく鋭意研究
を重ねた結果、ピスを含むバガスをパルプ化処理して形
成されたりグニン５重量％以上含む綿状物Ａと、従来慣
用されているリグニン舎量５重量％以下の綿状繊維Ｂと
の混合物がこの目的に適合することを見出し「本発明を
完成するに到った。本発明において用いる吸水材成分Ａ
は、ピスを含むバガスをパルプ化処理して形成された綿
状物である。
としたパルプが使用されるようになってきたが、このも
のは加圧又は圧縮時における保水性が悪いという欠点を
有している。したがって、この種技術分野においては、
乾燥時は嵩高で、液体に湿らせればよく吸収し、さらに
加圧又は圧縮された場合でも良く液体を保持する吸水材
の開発が重要な技術課題になっている。本発明者らは、
吸水性及び保水性の良好な吸水材を関発すべく鋭意研究
を重ねた結果、ピスを含むバガスをパルプ化処理して形
成されたりグニン５重量％以上含む綿状物Ａと、従来慣
用されているリグニン舎量５重量％以下の綿状繊維Ｂと
の混合物がこの目的に適合することを見出し「本発明を
完成するに到った。本発明において用いる吸水材成分Ａ
は、ピスを含むバガスをパルプ化処理して形成された綿
状物である。
従来、バガスをパルプ化する場合、バガス中に芯物質と
して含まれるスポンジ状のピスはあらかじめ除去されて
いる。本発明の場合も このようなピス抜きされたバガ
スは吸水性及び保水性の良好な製品を与えず、ピス抜き
をしない状態のバガスを原料とすることが必要である。
もちろん、バガス中のピスは完全に残存させる必要はな
く、本発明の場合、原料バガスはその実質的量のピスを
含有すればよい。本発明による吸水村成分Ａを製造する
ためには、このようなピスを含むバガスを慣用の方法に
よりパルプ化処理してパルプを収得し「 このパルプを
乾燥状態のまま解綿して微細な綿状物とする。
して含まれるスポンジ状のピスはあらかじめ除去されて
いる。本発明の場合も このようなピス抜きされたバガ
スは吸水性及び保水性の良好な製品を与えず、ピス抜き
をしない状態のバガスを原料とすることが必要である。
もちろん、バガス中のピスは完全に残存させる必要はな
く、本発明の場合、原料バガスはその実質的量のピスを
含有すればよい。本発明による吸水村成分Ａを製造する
ためには、このようなピスを含むバガスを慣用の方法に
よりパルプ化処理してパルプを収得し「 このパルプを
乾燥状態のまま解綿して微細な綿状物とする。
この場合、パルプ化法としては、従来公知の種々の方法
、たとえばＳＰ法、ＡＰ法、ＫＰ法、ＴＭＰ法、ＲＧＰ
法、ＳＣＰ法、ＣＧＰ法、ＣＴＭＰ法「ＳＯＸ法などが
適用されるが、高いパルプ化収率でかつ高いリグニン舎
量を有し、しかも柔軟でかつ吸水性のすぐれた製品を得
るには、化学的に軽い処理をしたのち機械的処理を行な
うパルプ化法、すなわち、ＳＣＰ法、ＣＯＰ法、ＣＴＭ
Ｐ法及びＳＯＸ法の適用が好ましい。化学的処理のみに
よってパルプ化するＳＰ法、ＡＰ法及びＫＰ法ではリグ
ニン含量の高いパルプを得ることは困難であるし、一方
、機械的処理によってパルプ化するＴＭＰ法及びＲＣＰ
法では得られる製品は粗剛の感触を残す傾向がある。ま
たパルプ化処理する場合「アルカリ性薬品を用いて得ら
れる製品は幾分パリパリした状態となり、一方「酸性の
薬品を用いて得られる製品は柔軟な製品が得られる傾向
を示す。また、本発明で用いる吸水材成分Ａは、そのリ
グニン含量を適当な範囲に調整することが必要で、本発
明の場合、５〜２５重量％、好ましくは１０〜２の重量
％である。
、たとえばＳＰ法、ＡＰ法、ＫＰ法、ＴＭＰ法、ＲＧＰ
法、ＳＣＰ法、ＣＧＰ法、ＣＴＭＰ法「ＳＯＸ法などが
適用されるが、高いパルプ化収率でかつ高いリグニン舎
量を有し、しかも柔軟でかつ吸水性のすぐれた製品を得
るには、化学的に軽い処理をしたのち機械的処理を行な
うパルプ化法、すなわち、ＳＣＰ法、ＣＯＰ法、ＣＴＭ
Ｐ法及びＳＯＸ法の適用が好ましい。化学的処理のみに
よってパルプ化するＳＰ法、ＡＰ法及びＫＰ法ではリグ
ニン含量の高いパルプを得ることは困難であるし、一方
、機械的処理によってパルプ化するＴＭＰ法及びＲＣＰ
法では得られる製品は粗剛の感触を残す傾向がある。ま
たパルプ化処理する場合「アルカリ性薬品を用いて得ら
れる製品は幾分パリパリした状態となり、一方「酸性の
薬品を用いて得られる製品は柔軟な製品が得られる傾向
を示す。また、本発明で用いる吸水材成分Ａは、そのリ
グニン含量を適当な範囲に調整することが必要で、本発
明の場合、５〜２５重量％、好ましくは１０〜２の重量
％である。
このリグニン含量の調整は、パルプ化処理における条件
を適当に選定することによって行なうことができる。こ
のリグニン舎量が余りにも少なくなると「得られる製品
の保水性が悪くなり、一方「 このリグニン舎量が余り
にも大きくなると得られる製品の吸水性が悪くなるので
、前記した範囲に保持するのがよい。前記のようにして
バガスから生成された綿状物は、高密度５〜４０多′〆
、通常、３０〜４０タ′夕を有する。
を適当に選定することによって行なうことができる。こ
のリグニン舎量が余りにも少なくなると「得られる製品
の保水性が悪くなり、一方「 このリグニン舎量が余り
にも大きくなると得られる製品の吸水性が悪くなるので
、前記した範囲に保持するのがよい。前記のようにして
バガスから生成された綿状物は、高密度５〜４０多′〆
、通常、３０〜４０タ′夕を有する。
本発明において用いる吸水村成分Ｂは、リグニン含量５
重量％以下の綿状繊維であり〜従来一般に用いられてい
るＳＰ、ＵＫＰ「ＢＫＰ及びＡＰなど各種パルプ繊維が
適用される。すなわち「 このパルプ原料としては、針
葉樹に限らず、広葉樹も適用され、さらにｖわら、竹及
びバガスも適用される。本発明の場合、この吸水材成分
Ｂとしては、一般に繊維が長く、リグニンが少なく、丈
夫なパルプであることが望ましく、ＮＢＫＰやコットン
リンターパルプの使用が好ましい。またこの吸水村成分
Ｂとしては、単一のパルプ繊維である必要はなく、異な
った種類のパルプを２種以上混合して用いてもよい。こ
の吸水材成分Ｂの高密度は５〜４０多′ク、通常、２５
〜４０タゾそである。本発明の吸水村は、前記した成分
Ａと成分Ｂとを混合したものであり、両者の混合物とす
ることにより〜吸水性及び保水性の良好な吸水材を得る
ことができる。この場合、成分ＡとＢとの重量混合比は
、９５：５〜２０：８０、好ましくは８０：２０〜５０
：５０の範囲である。本発明による前記成分ＡとＢとの
混合物からなる吸水村は乾燥時圧力下でも著しく大きな
嵩高性を有する。
重量％以下の綿状繊維であり〜従来一般に用いられてい
るＳＰ、ＵＫＰ「ＢＫＰ及びＡＰなど各種パルプ繊維が
適用される。すなわち「 このパルプ原料としては、針
葉樹に限らず、広葉樹も適用され、さらにｖわら、竹及
びバガスも適用される。本発明の場合、この吸水材成分
Ｂとしては、一般に繊維が長く、リグニンが少なく、丈
夫なパルプであることが望ましく、ＮＢＫＰやコットン
リンターパルプの使用が好ましい。またこの吸水村成分
Ｂとしては、単一のパルプ繊維である必要はなく、異な
った種類のパルプを２種以上混合して用いてもよい。こ
の吸水材成分Ｂの高密度は５〜４０多′ク、通常、２５
〜４０タゾそである。本発明の吸水村は、前記した成分
Ａと成分Ｂとを混合したものであり、両者の混合物とす
ることにより〜吸水性及び保水性の良好な吸水材を得る
ことができる。この場合、成分ＡとＢとの重量混合比は
、９５：５〜２０：８０、好ましくは８０：２０〜５０
：５０の範囲である。本発明による前記成分ＡとＢとの
混合物からなる吸水村は乾燥時圧力下でも著しく大きな
嵩高性を有する。
たとえば、簾綿状のバガスパルプＡ８夕と、解線状のＮ
ＢＫＰ（針葉樹晒パルプ）Ｂ２夕との混合物の乾燥時の
高密度は「】５９．７タ′の及び３４６．０多′のに加
圧条件下において、それれぞれ２２。５凧‘′夕及び２
２。
ＢＫＰ（針葉樹晒パルプ）Ｂ２夕との混合物の乾燥時の
高密度は「】５９．７タ′の及び３４６．０多′のに加
圧条件下において、それれぞれ２２。５凧‘′夕及び２
２。
０の‘／夕である。
また、本発明による混合吸水材は、良好な吸水性を示す
ことはもちろんであるが、殊に有利なことには、著しく
高められた保水性を有する。すなわち、本発明の吸水材
は、これを水に濡らせばよく水を吸収し、またこの吸水
したものを加圧した場合、吸水村から絞り出される液量
は少なく、吸水した液量の大部分は吸水材に保持される
。そして「本発明の場合、この吸水材の保水性は、両原
料成分Ａ及びＢの平均値よりも高く、またそれぞれ成分
Ａ及びＢの保水性よりも著しく高められている。図面に
、本発明の混合吸水材の加圧下における保水性を各成分
との比較においてグラフとして示す。このグラフにおい
て、横軸は荷重多′のを示し、縦麹は保水量（努水／多
吸水材）を示す。曲線一１は本発明によるバガスパルプ
８０％とＮＢＫＰ２０％との混合物「 曲線−２はバガ
スパルプ１００％及び曲線−３はＮＢＫＰＩＯＯ％につ
いての保水性試験の結果を各々示す。このグラフに示さ
れた結果から明らかなように、本発明による混合吸水材
は、吸水加圧下における保水性において、各混合成分単
独よりも著しく改善されていることがわかる。本発明の
吸水材は、その良好な吸水性及び保水性に基づき種々の
分野に適用することができ、殊に、紙おむつや生理用品
などの原材料である衛生資材として利用される。
ことはもちろんであるが、殊に有利なことには、著しく
高められた保水性を有する。すなわち、本発明の吸水材
は、これを水に濡らせばよく水を吸収し、またこの吸水
したものを加圧した場合、吸水村から絞り出される液量
は少なく、吸水した液量の大部分は吸水材に保持される
。そして「本発明の場合、この吸水材の保水性は、両原
料成分Ａ及びＢの平均値よりも高く、またそれぞれ成分
Ａ及びＢの保水性よりも著しく高められている。図面に
、本発明の混合吸水材の加圧下における保水性を各成分
との比較においてグラフとして示す。このグラフにおい
て、横軸は荷重多′のを示し、縦麹は保水量（努水／多
吸水材）を示す。曲線一１は本発明によるバガスパルプ
８０％とＮＢＫＰ２０％との混合物「 曲線−２はバガ
スパルプ１００％及び曲線−３はＮＢＫＰＩＯＯ％につ
いての保水性試験の結果を各々示す。このグラフに示さ
れた結果から明らかなように、本発明による混合吸水材
は、吸水加圧下における保水性において、各混合成分単
独よりも著しく改善されていることがわかる。本発明の
吸水材は、その良好な吸水性及び保水性に基づき種々の
分野に適用することができ、殊に、紙おむつや生理用品
などの原材料である衛生資材として利用される。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例 １
硫酸ナトリウムと二酸化ィオウを溶存する蒸解液を用い
て、ピス抜きをしないままのバガスを処理し、収率７２
％でＳＯＸパルプを収得した。
て、ピス抜きをしないままのバガスを処理し、収率７２
％でＳＯＸパルプを収得した。
このパルプはリグニン含量１３％で、顕微鏡観察により
ピスの形態を残したままでパルプ化したことが認められ
た。このパルプを乾燥状態で簾綿して、３４６夕／洲の
加圧下にける意解度１３．３の【／９の綿状物とした。
次に、この綿状物に、カナダ産ＮＢＫＰを乾燥状態のま
ま解綿したもの（リグニン含量０．１％以下、３４６夕
／地の加圧下における高密度２８．１の【／夕）を前者
と後者との重量比８：２の割合で混合して、吸水材を得
た。
ピスの形態を残したままでパルプ化したことが認められ
た。このパルプを乾燥状態で簾綿して、３４６夕／洲の
加圧下にける意解度１３．３の【／９の綿状物とした。
次に、この綿状物に、カナダ産ＮＢＫＰを乾燥状態のま
ま解綿したもの（リグニン含量０．１％以下、３４６夕
／地の加圧下における高密度２８．１の【／夕）を前者
と後者との重量比８：２の割合で混合して、吸水材を得
た。
この混合吸水材は乾燥時は特に嵩高で、３４６夕／地の
加圧下にける嵩密度２２叫／夕を得た。次に、この吸水
材の吸水性を調べるために、この吸水材１０夕を水に浸
したところ、１３．６の【／夕の水を吸水した。
加圧下にける嵩密度２２叫／夕を得た。次に、この吸水
材の吸水性を調べるために、この吸水材１０夕を水に浸
したところ、１３．６の【／夕の水を吸水した。
また、この吸水材の保水性を調べるために、この水の吸
収した状態の吸水材に１１５夕／地の圧力をかけて絞っ
たところ、少量の水を放出したが、なお水を８．５の【
／タ保持することが確認された。実施例 ２ アルカリ液を用いてピス抜きをしないままのバガスを処
理したのち、機械的に解繊してバガスＣＧＰを６７％の
収率で得た。
収した状態の吸水材に１１５夕／地の圧力をかけて絞っ
たところ、少量の水を放出したが、なお水を８．５の【
／タ保持することが確認された。実施例 ２ アルカリ液を用いてピス抜きをしないままのバガスを処
理したのち、機械的に解繊してバガスＣＧＰを６７％の
収率で得た。
このパルプはリグニン含量１４％を有し、顕微鏡観察に
よりピスの形態が残っていることが認められる。このパ
ルプを晒コットンリンターパルプ（リグニンの残存量認
められず）に重量比５：５の割合で混合し、吸水村を得
た（３４６夕／地の加圧下における嵩密度２７．０のＺ
／夕）。次に、このものの吸水性及び保水性を実施例１
と同機にして調べたところ、１３．２の‘／夕の吸水性
を示し、また１１５９′地の圧力下において、８．２泌
／夕の保水性を示した。
よりピスの形態が残っていることが認められる。このパ
ルプを晒コットンリンターパルプ（リグニンの残存量認
められず）に重量比５：５の割合で混合し、吸水村を得
た（３４６夕／地の加圧下における嵩密度２７．０のＺ
／夕）。次に、このものの吸水性及び保水性を実施例１
と同機にして調べたところ、１３．２の‘／夕の吸水性
を示し、また１１５９′地の圧力下において、８．２泌
／夕の保水性を示した。
図面は吸水村の保水性を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ピスを含むバガスをパルプ化処理して形成したリグ
ニン５重量％以上を含む綿状物Ａとリグニン含量５重量
％以下の綿状繊維Ｂとの混合物からなる加圧下における
保水性の良好な吸水材。 ２ 成分Ａと成分Ｂとの重量混合比が９５：５〜２０：
８０である特許請求の範囲第１項の吸水材。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54040169A JPS6032458B2 (ja) | 1979-04-04 | 1979-04-04 | 吸水材 |
| US06/130,348 US4495082A (en) | 1979-04-04 | 1980-03-14 | Water-absorbent |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54040169A JPS6032458B2 (ja) | 1979-04-04 | 1979-04-04 | 吸水材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55133249A JPS55133249A (en) | 1980-10-16 |
| JPS6032458B2 true JPS6032458B2 (ja) | 1985-07-27 |
Family
ID=12573255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54040169A Expired JPS6032458B2 (ja) | 1979-04-04 | 1979-04-04 | 吸水材 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4495082A (ja) |
| JP (1) | JPS6032458B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4468428A (en) * | 1982-06-01 | 1984-08-28 | The Procter & Gamble Company | Hydrophilic microfibrous absorbent webs |
| US4969750A (en) * | 1988-10-14 | 1990-11-13 | Rousseau Research Inc. | Method of shipment and containment of hazardous liquids |
| US5199795A (en) * | 1988-10-14 | 1993-04-06 | Rousseau Research, Inc. | Packaging for shipment and containment of hazardous wastes |
| US5080225A (en) * | 1989-11-20 | 1992-01-14 | Russo Laurence M | Universal diagnostic sample packaging tray and pouch |
| US5351297A (en) * | 1991-06-28 | 1994-09-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of privacy communication using elliptic curves |
| US5272755A (en) * | 1991-06-28 | 1993-12-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Public key cryptosystem with an elliptic curve |
| CA2069838A1 (en) * | 1991-12-11 | 1993-06-12 | Richard Swee-Chye Yeo | Synthetic fecal fluid compound |
| US5442707A (en) * | 1992-09-28 | 1995-08-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for generating and verifying electronic signatures and privacy communication using elliptic curves |
| KR100823099B1 (ko) | 2006-06-09 | 2008-04-18 | 이권혁 | 대나무펄프로 제작한 기저귀 제조방법 과 그 기저귀 |
| JP5812641B2 (ja) | 2011-03-25 | 2015-11-17 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収体および吸収性物品 |
| JP5765988B2 (ja) | 2011-03-29 | 2015-08-19 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
| JP5839920B2 (ja) * | 2011-09-30 | 2016-01-06 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収体及び吸収性物品 |
| NL2016217B1 (en) * | 2016-02-03 | 2017-08-11 | Claessens Marco | Layered product comprising superabsorbent polymer |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3935363A (en) * | 1974-09-16 | 1976-01-27 | The Dow Chemical Company | Absorbent product containing flocculated clay mineral aggregates |
| NZ188633A (en) * | 1977-10-18 | 1980-10-24 | Unilever Ltd | Absorbent material surface-treated with polyether |
-
1979
- 1979-04-04 JP JP54040169A patent/JPS6032458B2/ja not_active Expired
-
1980
- 1980-03-14 US US06/130,348 patent/US4495082A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4495082A (en) | 1985-01-22 |
| JPS55133249A (en) | 1980-10-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5766159A (en) | Personal hygiene articles for absorbing fluids | |
| US4247362A (en) | High yield fiber sheets | |
| AU2011207853B2 (en) | Absorbent article comprising a composite material | |
| CA1228257A (en) | Freeze dried microfibrilar cellulose | |
| US7820873B2 (en) | Absorbent structure comprising synergistic components for superabsorbent polymer | |
| CA2191567C (en) | Individualized cellulosic fibers crosslinked with polyacrylic acid polymers | |
| EP0765174B1 (en) | Absorbent structure containing individualized cellulosic fibers crosslinked with polyacrylic acid polymers | |
| US7625463B2 (en) | Methods for the preparation of fibrous superabsorbent composite containing cellulose | |
| CA2488887C (en) | Chemically cross-linked cellulosic fiber and method of making same | |
| CA2185537C (en) | Heat treated high lignin content cellulosic fibers | |
| US20080082067A1 (en) | Cellulose fibers having superabsorbent particles adhered thereto | |
| US20080081165A1 (en) | Fibrous superabsorbent composite containing cellulose | |
| JPS6032458B2 (ja) | 吸水材 | |
| US7749317B2 (en) | Fibrous blend and method of making | |
| JP2004523665A (ja) | 低保水値および低毛管放出圧を有するセルロース繊維 | |
| KR940004695B1 (ko) | 꼬임을 주고 강화처리한 셀룰로오스 섬유 및 이로부터 제조한 흡수성 구조물 | |
| US20080147032A1 (en) | Methods for the preparation crosslinked carboxyalkyl cellulose fibers having non-permanent and temporary crosslinks | |
| US20030150065A1 (en) | Liquid ammonia explosion treatment of wood fibers | |
| US6677256B1 (en) | Fibrous materials containing activating agents for making superabsorbent polymers | |
| CA1233007A (en) | Absorbent structures comprising vegetable absorbent material | |
| JPH0813370A (ja) | セルロース系繊維の製造方法及び吸収性構造物 | |
| WO2001047568A1 (en) | Fibrous materials | |
| JPH0810284A (ja) | セルロース系繊維の製造方法及び吸収性構造物 | |
| KR20080030943A (ko) | 셀룰로오스를 포함하는 혼합형 폴리머 초강력흡수제 섬유 | |
| JPH08269869A (ja) | セルロース繊維の製造方法及び該繊維を用いた吸収性構造物 |