JPS6032165Y2 - 資材の加熱・保温装置 - Google Patents

資材の加熱・保温装置

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Publication number
JPS6032165Y2
JPS6032165Y2 JP1979173488U JP17348879U JPS6032165Y2 JP S6032165 Y2 JPS6032165 Y2 JP S6032165Y2 JP 1979173488 U JP1979173488 U JP 1979173488U JP 17348879 U JP17348879 U JP 17348879U JP S6032165 Y2 JPS6032165 Y2 JP S6032165Y2
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JP
Japan
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heating
wall plate
plate
heating device
rear wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979173488U
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English (en)
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JPS5691704U (ja
Inventor
鋭一 天沼
Original Assignee
ゼムコインタナシヨナル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、トラック等の車輌の荷台に搭載して使用さ
れる資材等(例えば道路補修等の際に使用するアルファ
ルト合材等)の加熱・保温装置に係り、特に、その排出
口に関するものである。
そして、この考案の目的とするところは、複数個の排出
口が設けられた加熱・保温装置を提供することにより、
資材の取出量に応じて1個あるいは複数個の排出口を開
口するようにし、もって、資材の取出しの際における排
出口からの熱損失を極めて小さくし無駄な燃料消費を省
くものである。
以下、添付図面に基きこの考案の好ましい1実施例にい
て詳細な説明を行なう。
第1.2.3.4図において、ハウジング1は、底板5
、側壁板7、屋根受板9、前面壁板11及び後面壁板1
3及び天井板(後述)により形成され、内部に加熱・保
温室が区画形成されている。
そして、ハウジング1は防水性であり、その大きさは、
例えば、通常のトラックの荷台等に搭載し得るように形
成されている。
このハウジング1の加熱・保温室の周側壁及び底壁には
、ファイバーグラスのごとき保温材15と電熱板のごと
き加熱装置17を重ねてセットとしたパネル19が一様
に貼付されている。
加熱装置17は、例えば電熱線が単位面積当りの加熱面
に対して一様の密度(例えば1/6.45(ワット/c
11))で介在されている。
したがって、局部的に強く加熱する危険、いわゆるホッ
トスポットを生起することがない。
前記ハウジング1の前面板11の外壁には制御装置21
が設けられ、サーモスタット23とタイマー25及び、
加熱切換スイッチ26が装備されている。
サーモスタット23は、前記加熱装置17に接続され、
例えばダイヤルパネル(図示セず)の調節によって、所
定の範囲内において所望温度に保ちつつ加熱装置17を
加熱作動させるものである。
また、タイマー25は、これをセットすることにより、
前記加熱装置17に一定時間の加熱作動のみを行わせる
ものである。
さらに切換スイッチ26は、その切換により、前記加熱
・保温室の周側壁に貼付された加熱装置17及び底壁に
貼付された加熱装置17のいずれか一方のみ(この実施
例では、底壁に貼付された加熱装置17のみ)と、双方
同時にとを選択的に加熱作動させるものである。
天井板27.29はそれぞれ2つ折りのいわゆる観音開
きのドアーを構成し、ハウジング1の天部に設けられた
資材の供給口31を開閉自在に閉塞している天井板27
.29の表側には、把手33が取付けられ、裏側には保
温材35が一様に貼付されている。
前記ハウジング1の後面壁板13には、資材の排出口3
6a、36bが並設されている。
この排出口36a、36bの縦の幅は後面壁板13の略
半分である。
そしてこの排出口36 a、 36 bには、排出口
36a。
36bを閉塞する開閉自在なドアー37a、37bが取
付けられている。
このドアー37a、37bは、排出口36a、36bの
左右縁部(第3図左右縁部)の後面板13外壁に設けら
れた案内部材39a* 39bw 39cに、側縁
部がスライド自在に支持されている。
したがって、ドアー37a、37bは、後面板13に沿
って上下(第3図はにおいて上下)に移動可能である。
また、ドアー37a、37b上には、前記案内部材に隣
接する部分に、ラック41a、41bが設けられている
一方、後面板13外壁の上下方向(第3図において上下
方向)の略中間部には軸受部材42a、42b、42c
を介して、ハンドル軸43a、43bが回転自在に支持
されている。
このノ\ンドル軸43a*43bには、ピニオン45a
45bが固着され、前記ラック41a、41bに噛合さ
れている。
また、ハンドル軸43a、43b外端部(第3図におい
て左右端部)には、それぞれ手動ハンドル47a、47
bが固着されている。
したがって、手動ハンドル47a、47bの回転操作に
より、ハンドル軸43a、43b、ラック41at41
b1ピニオン45a、45bを介して、ドアー37a、
37bを上下に開閉移動することができる。
また、ドアー37a、37bは、手動ハンドル47a、
47bの別々の操作により、それぞれ別々に開閉移動す
るとができるように構成されている。
なお、ドアー37a、37bの内壁にも前記パネル19
が貼付されている。
図中49はハウジング1の吊金具である。
つぎに、上記構成における、この考案の作用につき述べ
る。
ここで、以下の説明においては、説明を簡単にするため
加熱・保温すべき資材をアルファルト合材に限定する。
タイマー25を所定加熱時間にセットし、サーモスタッ
ト23を所定高温度に調節して電源スィッチ(図示せず
)をONにする。
すると全ての加熱装置17を介して、所定時間経過後、
ハウジング1内の加熱・保温室が予熱され、電源スィッ
チがOFFとなる。
このようにして加熱・保温室が所定温度に予熱された状
態において、把手33を介して天井板27.29を開き
、供給口31を開口させる。
ついで、アスファルト貯蔵設備(図示せず)のアスファ
ルト合材取出口から供給口31を介して適宜に加熱・保
温室内に所定温度のアスファルト合材を供給する。
天井板27.29を閉めて、供給口31を閉塞し、サー
モスタット23を所定保温温度に調節して電源スィッチ
をONにする。
すると、全ての加熱装置17を介して、加熱・保温室が
所定保温温度に維持される。
結果的には、加熱・保温室内に供給されたアルファルト
合材が、直ちに使用し得る状態に保温維持される。
そして、この加熱・保温装置をトラック(図示せず)の
荷台等に搭載して、現場まで搬送し、現場において、加
熱・保温室内のアスファルト合材を取出して、直ちに舗
装工事等に供することができる。
なお、その場合にこの加熱・保温装置による保温維持は
、電源スィッチがOFFにされるまで続けられる。
アスファルト合材の取出しは、手動ハンドル47aある
いは、47bを適宜に回転操作することにより、排出口
36aあるいは36bを開口させて、この開口された排
出口36aあるいは36bから行う。
まず、アスファルト合材を少量ずつ取出す場合には、手
動ハンドル47aあるいは47bのいずれか一方、例え
ば手動ハンドル47aを回転操作する。
するとハンドル軸43a1ピニオン45a1ラック41
aを介して、ドアー37aが案内部材39at39cに
案内されつつ上方(第3図上方)へ移動し、排出口36
aが開口される。
こうして、排出口36aのみが開口された状態で、この
排出口36aから加熱・保温室内のアスファルト合材を
取出す。
一方、排出口36bは、ドアー37bによって閉塞され
たままの状態にあるから、排出口36aからアスファル
ト合材を取出している間に、排出口36bから加熱・保
温室内の熱が逃げることはない。
つぎに、アスファルト合材を大量に取出す場合には、手
動ハンドル47a、47bの双方を回転操作する。
すると、一方では、上記と同様にしてドアー37aが案
内部材39a、39cに案内されつつ上方へ移動し、他
方では、ハンドル軸43b1ピニオン45b1ラツク4
1bを介して、ドアー37bが案内部材39b、39c
に案内されつつ上方(第3図上方)へ移動し、排出口3
6a、・36bの双方が開口される。
したがって、排出口36a、36bの双方を利用して、
加熱室内のアスファルト合材を大量に取出すことができ
る。
排出口36aあるいは36bを閉塞させるには、上記と
は逆の作用により容易に行い得るものである。
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るに本考案に要旨は実用新案登録請求の範囲に記載のと
おりであるから、次のごとき特異の作用効果を奏するも
のである。
(イ)ハウジングが箱状であるので、トラック等の車輌
に極めて安定した状態に搭載し易く、かつ修理等が必要
なときには車輌から下した状態にでき、その保守点検等
が極めて容易に行なわれ得ると共に、別個の装置をトラ
ック等を遊ばせることにより、トラック等を遊ばせるこ
となく、その利用率が向上する。
(ロ) 天井板が2つ折りの観音開き状に構威しである
ので、天井板を開いたときに天井板が大きく跳ね上げら
れるようなこがなく、しかも全面的に開くことができ、
大量の資材の投入が極めて容易かつ迅速に行なわれ得る
(ハ)複数のドアーは個別に操作できるので、排出口が
必要以上に大きく開かれる無駄がない。
に)ドアーは単に上下方向に移動するものであるからそ
の構成が極めて簡単である。
(ホ)加熱装置の電熱線がハウジングの内側全面に一様
な密度で配設されているので、局部的過熱がない。
(へ)加熱装置は電熱装置よりなるものであるから、迅
速な加熱を行なうことができ、かつその制御も容易であ
る。
(ト)資材が少量のときには底部の電熱装置のみを使用
することができ、余分な加熱が防止できる。
なお、本考案は前述の実施例のみに限ることなく、その
他の態様でも実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、全体側面図、第2図は天井板及び制御装置の
カバーを開いた状態の正面図、第3図は左側のドアーを
途中まで上昇させた状態の背面図、第4図は第3図IV
−IV線矢視断面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1・・・・・・
ハウジング、31・・・・・・供給口、36a、36b
・・・・・・排出口、17・・・・・・加熱装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌の荷台に搭載自在な資材の加熱・保温装置にして、
    底板5、側壁板7、前面壁板11、後面壁板13および
    開閉自在の天井板を備えてなる箱状のハウジング1を設
    け、前記後面壁板13に並設した複数の排出口36a、
    36bの位置に、この排出口36a、36bを別々に開
    閉自在なドアー37a、37bを上下方向へ移動自在に
    設け、単位面積当りの加熱面に対して一様の密度で電熱
    線を配設してなる加熱装置17と保温材15とを重ねて
    セットにしたパネル19を前記底板5、側壁板7、前面
    壁板11、後面壁板13およびドア37 at 37
    bの内側全面に貼付で設け、前記底板5に設けた電熱
    装置の加熱作動と他の部分に設けた電熱装置の加熱作動
    とを同時に或いは選択的に制御する制御装置を設け、か
    つ前記天井板を2つ折りの観音開き状に構成してなるこ
    とを特徴とする資材の加熱・保温装置。
JP1979173488U 1979-12-17 1979-12-17 資材の加熱・保温装置 Expired JPS6032165Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979173488U JPS6032165Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 資材の加熱・保温装置

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JP1979173488U JPS6032165Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 資材の加熱・保温装置

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Publication Number Publication Date
JPS5691704U JPS5691704U (ja) 1981-07-22
JPS6032165Y2 true JPS6032165Y2 (ja) 1985-09-26

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JP1979173488U Expired JPS6032165Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 資材の加熱・保温装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4916765A (ja) * 1972-06-02 1974-02-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4916765A (ja) * 1972-06-02 1974-02-14

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JPS5691704U (ja) 1981-07-22

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