JPS6031600A - 不溶性金属石けん類の除去方法 - Google Patents

不溶性金属石けん類の除去方法

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JPS6031600A
JPS6031600A JP13875583A JP13875583A JPS6031600A JP S6031600 A JPS6031600 A JP S6031600A JP 13875583 A JP13875583 A JP 13875583A JP 13875583 A JP13875583 A JP 13875583A JP S6031600 A JPS6031600 A JP S6031600A
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JP
Japan
Prior art keywords
metal soaps
insoluble metal
cleaning
water
copper
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JP13875583A
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森若 美代子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、銅面けん等の不溶性金属石けん類の除去方
法に関する。
例えば、給湯配管に鋼管を用いているホテルやピル、あ
るいは一般住宅で、浴槽や洗面器、バスカーテン、タオ
ル等が青く着色し、市販されている一般洗剤では落ちな
いし、パスカーテンやタオルを洗清業者に出しても落ち
ないと云った問題が近時多くなっている。
これは、鋼管から溶出した銅イオンが、石けんや垢に含
まれている脂肪酸等と度応して青色の水に不溶な銅せっ
けんを生威し、付着するものである。鋼管からの銅イオ
ンの溶出は、概ね、銅管内面に、亜酸化銅(Ou20)
および塩基性炭酸銅(o u2 (OH)2.003 
)等による保設皮膜が形成されるまでの初期現象であっ
て、一般的には数週間から数ケ月の間多く、後はほとん
どなくなるとされている。しかし、水質が前記保護皮膜
の形成や銅イオンの溶出に大きく影響し、都市水道の水
質の低下に伴う含有塩素の増大や給湯温度が60℃前後
と比較的高いことによって、最近では1〜2年銅イオン
溶出による前記問題が継続し大きな問題となっていると
ころが増えてきており、今後水質の悪化と共にさらに増
大するものと考えられる。
しかるに、前記付着した銅石けんを除去する方法として
は、社団法人日本鋼センターが銅製品取扱い専門者とし
て一般に教示されている幾つかの方法、つまり、浴槽や
タイルの目地、洗面器に付着しているような場合、■ア
ンモニア水(10%溶液)を少量滴下してから、スポン
ジ等でよくこすり、食酢などで中和し水で洗い流す。■
塩酸(5%溶液)で除去し、使用後希薄のソーダ溶液と
水で充分洗浄する。■一般家庭用クレンザーで落す。■
木製の風呂桶や手桶などは食酢や漂白剤を使って洗浄す
る等、またタオルや布類の場合、■10〜15%濃度の
希酢酸溶液(家庭用食酢)を用いて、70〜80℃の熱
湯中に浸漬する。と云った方法位いしか知られておらず
、■、■の方法は、強い悪臭を放って比較的長い時間性
るから、客のチェックアウト後直ちに洗浄して次の客の
チェックインに備えなければならないホテル等に不向き
であるし、劇薬取扱いのため偵重な作業が必要であると
共に中和や充分な洗浄と云った厄介な作業をしなければ
ならないので、不便でもあり時間が掛かる。■の方法は
物体表面にすり傷を付け、光沢をなくしたシ寿命を短か
くしたシするほか、繰返し可成りこすらないと除去でき
ない0■、■の方法は、強い臭気がするし充分な洗浄等
後処理が容易でないし、■の方法ではタオル等の布類が
黄色味を帯びてくるので、漂白剤を用いた漂白がさらに
必要である等、何れの方法も、実情に適さなかったシネ
便であったりし、未だ充分満足され得ないものである。
この発明は、上記の点に鑑み、キレート剤が金属イオン
ときわめて強力に結合して水溶性キレート化合物全作る
ことに着目し、キレート剤を金属石けんの化合金属分離
除去剤として用いて洗浄することにより、前記のような
茜欠点を解消し得ると共に、物体如何にかかわらず適用
できる不溶性金属石けん類の除去方法を提供することを
目的とする。
そこでこの発明は、物体に付着している銅石けん等の水
に不溶な金属石けん類を、キレート剤を金属石けんの化
合金属分離除去剤として用いて洗浄することによシ除失
することを特徴として、前記目的を達成するものである
◇ 前記キレート剤として、エチレンジアミン四酢酸二ナト
リウム塩等の生体に無害なキレート剤を用いるのが、安
全上および後処理省路上好ましい。
キレート剤は粉末であるが、洗浄液圧予め混ぜておくか
、洗浄液?浸み込ませたぞうきんやスポンジゴム等の清
ゴ(σ具にふ!ll掛けるか、あるいは物体表面に直接
ふり掛けておいて洗浄すると云った旬(種の方法で用い
られて、物体に付着している不溶性金属石けん類に対し
よく接触して、その脂肪酸等との化合金属に対し、その
化合力以上の親和性を示す。これによって、キレート剤
は、前記化合金属に対しそれと化合している脂肪酸等に
代って極めて安定な水溶性キレート化合物を作るから、
洗浄液によって容易に洗い流され得る。一方、前記金属
から分離される脂肪酸等は、単独であるいは洗浄液中の
ある種の成分と結合して同時に洗い流される。
ここで・洗浄は、水よシは湯、湯よシは一般洗剤による
洗浄液を用いて行うのが、脂肪酸の金属との分離および
分離物洗い流しに有効である。また、前記洗浄液中に酵
素、殊に油脂に有効なリパーゼを配合して洗浄すれば、
さらに有効である。
発明者の実験によれば、一般洗剤に対し2〜5舛のキレ
ート剤を配合して洗浄したところ、前記銅石けんは軽く
数回こする程度で容易かつ迅速に除去し、洗い流すこと
ができ、酵素を配合した場合はさらに容易に除去し、洗
い流すことができた。
キレート剤の総必要量は、付着している全川石けんの金
属量に対応し、必ずしも洗浄液や洗剤との配合ないし使
用比率として特定されるものではないし、実際洗浄方式
上の有効使用率如何によっても異なるが、そのロス分を
見越すと共に分離される金属および脂肪分を洗い流すに
充分な単位面積当りの使用洗浄液量ないし洗剤量を決定
した上で、適当な使用比率を立定し予め混合しておくこ
ともできる。
以上は、銅石けんについて説明したが、金属石けん類全
般に適用して同じ効果が得られることは勿論である。
この発明によれば、物体に付着している銅石けん等の水
に不溶な金属石けん類を、キレート剤を金属石けん類の
化合金J・4分解除去剤として用いて洗浄することによ
り除去するもので、キレート剤の金属石けん類の化合金
属に対する強力なキレート化合力によって、ヤの金属と
極めて安定な水溶性化合物を作る形で脂肪酸等から分離
するので、付着している金属石けん類を容易かつ確実に
除去することができる。
また、キレート剤は、エチレンジアミン四酢酸二ナトリ
ウム塩のように、]J’+’l在、厚生省によって食品
添加剤として認められている生体にも無害なもので、洗
浄可能な物品全般に無茶1/にに適用できるし、無害化
のため等の後処理が一切不要である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 fil 物体に付着している銅面けん等の水に不溶な金
    属石けん類を、キレート剤を金属石けん類の化合金属分
    離除去剤として用いて洗浄することにより除去すること
    を特徴とする不溶性金属石けん類の除去方法 (2)洗浄に、一般洗剤がキレート剤と共に用いられる
    特許請求の範囲第1項記載の不溶性金属石けん類の除去
    方法 (3)洗浄に、リパーゼが配合され1いる一般洗剤が用
    いられる特許請求の範囲第2項記載の不溶性金属石けん
    類の除去方法
JP13875583A 1983-07-28 1983-07-28 不溶性金属石けん類の除去方法 Pending JPS6031600A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011195715A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Nippon Menaade Keshohin Kk 銅石鹸による青色着色物を除去する除去剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011195715A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Nippon Menaade Keshohin Kk 銅石鹸による青色着色物を除去する除去剤

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