JPS6031381Y2 - ケ−ブル終端部の支持部 - Google Patents

ケ−ブル終端部の支持部

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JPS6031381Y2
JPS6031381Y2 JP15995981U JP15995981U JPS6031381Y2 JP S6031381 Y2 JPS6031381 Y2 JP S6031381Y2 JP 15995981 U JP15995981 U JP 15995981U JP 15995981 U JP15995981 U JP 15995981U JP S6031381 Y2 JPS6031381 Y2 JP S6031381Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
metal fitting
cable
lower metal
discharge
ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP15995981U
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JPS5866825U (ja
Inventor
一朗 木村
民雄 上野
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、非接地側のケーブル終端部の下部金具と接地
架台間に発生するサージ電圧を低電圧領域で放電される
場合に有用なケーブル終端部の支持部に関する。
単心ケーブルの布設においては、ケーブルの遮蔽層に流
れる循環電流による損失をなくすためにケーブルの片端
のみを接地する場合がある。
ところで、このような片端接地のケーブル線路において
は、負荷投入、遮断時にケーブル遮蔽層とアース間に約
15KV程度のサージ電圧が発生し、このサージ電圧に
より、非接地側のケーブル終端部に放電が生じる場合が
ある。
すなわち、第1図に示すように、非接地側のケーブル終
端部においては、ケーブル端末部を覆う套管の下端に設
けた下部金具1が、絶縁ワッシャー2および絶縁ブツシ
ュ3を介しボルト4、ナツト5により接地架台6に連結
されているので、この下部金具1と接地架台6間で放電
が生じる。
しかして、この放電現象は、絶縁ワッシャー2を破損さ
せたり、場合によっては、套管を締付固定するボルト8
と接地架台6間で放電が生じたりするので、放電位置が
一定せず作業者に不安を与える難点がある。
また、放電が発生しない場合においては、ケーブル遮蔽
層に15KV程度の電圧が発生したままの状態のため極
めて危険である。
このため、第1図と同一部分に同一番号を付した第2図
に示すように、下部金具1と架台6とを連結するボルト
4に放電電極12を嵌挿し、この放電電極12と下部金
具1の上面に設けた対向電極13間でサージ電圧を放電
させるようになしたケーブル終端部の支持部が提案され
ている。
ところでかかるケーブル終端部の支持部においては、ボ
ルトの頂部に絶縁性キャップ14が装着されている。
この絶縁性キャップ14は、外部に対する放電現象の日
程しのためとケーブル終端部を屋外で使用した場合にお
ける雨水の侵入や塵埃の被着を防止するために装着され
るものである。
しかしながら、この種の支持部では、ギャップ14によ
り火花放電を発生させることはできるが、ボルトの頂部
でコロナ放電やギャップ14で火花放電が生じた場合、
絶縁性キャップがゴム、プラスチック材料で形成されて
いるため、このコロナ放電等に上る雑音電波を防止でき
ない欠点があり、また機械的強度が低く外部からの衝撃
に弱い難点があった。
なお、図中9a、9bは挿通孔、10はフランジ、11
は垂下片を示している。
本考案は上記事情に基づいてなされたもので、放電時の
雑音を低減し、かつ放電部の周囲を外的衝撃から保護し
得るようにしたケーブル終端部の支持部を提供しようと
するものである。
以下、図面に基づいて本考案の詳細を説明する。
第1,2図と同一部分に同一番号を付した第3図におい
て、図示しないゴム、プラスチック絶縁ケーブルの端末
部を覆う套管の下端部には、下部金具1が固着され、そ
の外縁部近傍には挿通孔9aが形成されている。
接地された架打6の所定個所には挿通孔6bが形成され
、この挿通孔と下部金具1の挿通孔9a間には架台側か
らボルト4′が挿通されている。
このボルト4′は、接地架台6に対して同電位とされ、
下部金具1に対しては電気的絶縁を維持した状態とされ
ている。
下部金具1を、ボルト4′および接地架台6の両者に対
して絶縁するには、例えば下部金具1と架台6間にリン
グ状の絶縁ワッシャー2を配設し、かつ上端にフランジ
10を有する絶縁性筒体3′をポルト4′外周に装着す
ればよい。
なお、絶縁性筒体3′は、筒体とこの上端に固着させた
リング状の絶縁ワッシャーとで形成してもよい。
絶縁性筒体3′上には外周に垂下リング11′を備える
リング状の放電電極12′が配設され、下部金具1上面
とフランジ10下面間には、放電電極12′に対向する
ごとくされたワッシャー状の対向電極13が配設されて
いる。
これらの両電極12’、13は両者間でサージ電圧を放
電させるためのものであるが第3図の実施例に限定され
ず、例えば両電極を平板状となした一対のワッシャーで
構成してもよい。
なお、対向電極13は、下部金具1上面を研磨するなど
して放電し易くすればあえて設けなくともよい。
放電電極12′は、この上に設けられたワッシャー15
を介してナツト16よりボルト4′に締結され、このボ
ルトの先端部には、金属材料あるいは半導電材からなる
遮蔽リング14′が装着され、この遮蔽リングによって
放電電極12びおよび対向電極13の全体が覆われてい
る。
遮蔽リング14′ば倒椀状とされ、この内面中央部には
ボルト4′の先端部に係着される取付部17が設けられ
ている。
取付部17は、内面にネジを設けた円筒体あるいはナツ
ト等を遮蔽リング14の内面中央部に固着することによ
り形成されている。
なお取付部17はこれに限定されず、例えば円筒状体を
遮蔽リング内面に固着し、これにボルトの先端部を嵌着
するようにしてもよい。
18は遮蔽リング14′に下端縁周部に設けたゴム、プ
ラスチック材料よりなる絶縁リングで、これが設けられ
た場合においては、この先端部を下部金具1の上面に当
接でき、もって雨水の浸入や塵埃等の侵入を防止できる
利点がある。
なお、本考案においては、このボルト、ナツトにより締
付具を構成している。
上述したように本考案においては、アース電位とされた
ボルトに接触保持された放電電極と、下部金具上面に当
接された対向電極間でサージ電圧を放電させるようにし
、この放電部を遮蔽リングで覆っているので、ゴム、プ
ラスチラック材料から成る絶縁性キャップで放電部を覆
った従来のケーブル終端部の支持部と比べ、ボルト4′
の先端部や放電電極からのコロナ放電が抑制され、かつ
放電電極における火花放電による雑音電波も遮蔽リング
により遮蔽して雑音を大巾に低減でき、また遮蔽リング
が金属材料で形成されている場合においては、その機械
的強度が高いので外的衝撃から保護できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は従来におけるケーブル終端部の支持部の要
部断面図、第3図は本考案におけるケープル終端部の支
持部の要部断面図である。 1・・・・・・下部金具、4,4′・・・・・・ボルト
、5゜ 6・・・・・・ナツト、 9a。 9b・・・・・・挿通孔、 12゜ 2′・・・・・・放電電極、 13・・・・・・対向電極、 14・・・・・・ 絶縁キャップ、 14′・・・・・・遮蔽リング、 17・・・・・・ 取付部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ケーブル端末を覆う套管の下端部゛にけいせいさ
    れた下部金具と、この下部金具を支持する接地架台と、
    この接地金具と、前記下部金具に形成された挿入孔間に
    電気的絶縁を維持して挿嵌され、両者を堅固に連結する
    締結具と、この締結具に前記下部金具に対し所要長離間
    されてこていされた放電電極とを具備するケーブル終端
    部の支持部において、前記締結具の頂部に前記放電電極
    を覆う遮蔽リングを装着させてなることを特徴とするケ
    ーブル終端部の支持部。
  2. (2)遮蔽リングの内面中央部に締結具の頂部に結合さ
    れる取付部が設けられている実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のケーブル終端部の支持部。
  3. (3)遮蔽リングの下端円周部に絶縁リングが設けられ
    ている実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記載
    のケーブル終端部の支持部。
JP15995981U 1981-10-27 1981-10-27 ケ−ブル終端部の支持部 Expired JPS6031381Y2 (ja)

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JP15995981U JPS6031381Y2 (ja) 1981-10-27 1981-10-27 ケ−ブル終端部の支持部

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Publication Number Publication Date
JPS5866825U JPS5866825U (ja) 1983-05-07
JPS6031381Y2 true JPS6031381Y2 (ja) 1985-09-19

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ID=29952390

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