JPS6030621A - 農作物包装体及びその製造法 - Google Patents

農作物包装体及びその製造法

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JPS6030621A
JPS6030621A JP13945683A JP13945683A JPS6030621A JP S6030621 A JPS6030621 A JP S6030621A JP 13945683 A JP13945683 A JP 13945683A JP 13945683 A JP13945683 A JP 13945683A JP S6030621 A JPS6030621 A JP S6030621A
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JP
Japan
Prior art keywords
container
wall
seeds
agricultural product
nutrient solution
Prior art date
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Pending
Application number
JP13945683A
Other languages
English (en)
Inventor
村上 啓次郎
信男 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は農作物包装体及びその製造法に関する。
更に詳しくは、種子の発芽、生育を流通過程、例えば運
送中あるいは堆積中に行なわせ、農作物の生産工程を著
しく簡略化し得る農作物包装体及びその製造法に係るも
のである。
従来、かいわれのような軟弱野菜(農作物)は棚段の上
にトレーを並べ、トレーに種子を均一に蒔き、水分ある
いは養分を溶解した溶液(栄養液)を補給し、発芽させ
、適当な大きさになった頃を見計らってトレーから採取
し、次いで種子の外皮やゴミ等を取ってから容器に入れ
、これを更にダンボールの箱等に詰めて出荷し、店頭に
て販売されていた。この方法では採取工程、ゴミ取り工
程、容器中に充填する工程が必要で、しがも為これらの
工程は人手に頼らざるを得す、工程の簡略化が要望され
ていた。
本発明は上記の点に鑑みなされたものである。
しかして、本発明の第1は上部に通気口を有する容器の
底部に農作物の種子と水又は栄養液を収納したことを特
徴とする農作物包装体である。
また、本発明の農作物包装体は経時的に種子が、発芽・
生育するので、これら発芽あるいは生育した農作物の状
態で収納されたものも本発明に含まれる。
次に図に示す実施例を挙げて本発明を説明する。
第1図は本発明の農作物包装体を示すための説明図であ
る。第1図において1は通気口、2は容器、3は種子、
4は水又は栄養液(水中に肥料のような植物の生育に必
要な養分を含有する液状物)である。
かいわれのような農作物に用いる場合は、農作物の容器
内でのムレをなくシ、鮮度を保持し、容器内面への水滴
付着による曇り防止のためには通気口1の開口面積はで
きる限り大きくするのが好ましい。容器上部の通気口1
以外に、第2図のように壁部5に通気口重を設けると、
ムレをなくす等の効果がより改良される。
容器の形状は円筒、立方体、直方体、三角柱・四角柱、
五角柱、六角柱等の多角柱等のいずれであってもよい。
本発明の農作物包装体は、種子が水又は栄養液により容
器中で発芽し、生育する。従って、本発明の農作物包装
体をダンボール箱等に箱詰して出荷すると、輸送中及び
堆積中に発芽、生′育が続き、従来のように一定の大き
さになるまで待つ必要がない。また、種子を容器中に蒔
く操作は非常に簡単で、種子蒔き作業の機械化は非常に
容易である。
かいわれの場合は、ダンボール箱のような箱体の中に本
発明の包装体を立てて収納し、蓋をして遮光し、適当な
時期(例えば、3〜5mの長さに生育した時期)にダン
ボールの蓋を開けて光をあて、葉部を緑色化さ゛せ、次
いで再び蓋を閉じて出荷し、流通過程あるいは堆積時に
おいて生育させる方法が、葉部が緑色化し見栄えの良い
かいわれが得られ好ましい。なお、ダンボール中に入れ
て遮光している間は、かいわれはまっすぐ上方に向って
生育する。
かいわれの場合は、長さが12〜14αにまで生育する
こと、消費者が1回当りに購入する量には自ら上限があ
ること、スタンドバックが好ましいこと等を考慮すると
、スーパーマット等のように一般消費者向けに販売する
には容器はたて長の形状とするのが好ましい。
次にこのようなたて長の容器として好ましい例を第3図
及び第4図に示す。第3図及び第4図に示した容器は、
合成樹脂シートからなる一体成形容器であって、水もれ
のない凹所6を有する底部7の相対向する一対の側辺に
帯状の折曲連結部8を介して、壁部5を折曲げ可能に連
設し、該壁部5に帯状の折曲連結部8の垂直方向に伸び
る凸状縁部9を設け、折畳み時において該凸状縁部9ど
うしを互いに接触せしめて固定し側壁10を構成せしめ
たことを特徴とする折畳み容器である。
壁部5どうしは、ステープル、粘着テープ、輪ゴム等に
より、凸状縁部9どうしを接触せしめた状態で固定して
もよいし、凸状縁部9どうしを突き合わせて高周波等に
より融着させてもよい。また島凸状縁部9にヒートシー
ル性の樹脂組成物の塗膜を形晟してヒートシールするこ
とも可能である0 なお、11は底部7に設けられた凸部である。
第3図の容器にあってはこの凸部11と凸状縁部9とに
より側壁10が構成されている。12は固定部である。
凹所6の深さは5〜201nmが好ましい。5 mmよ
り浅いと農作物の発芽、生育に必要な水量を貯溜するの
に充分ではなく、20111WLを越えると液量が多量
すぎて発芽、生育に却って害を与える。本発明における
包装体の容器の底部゛7は、凹所6を設けるか否かにか
かわらず、平坦に形成するのが好ましい。底部7を平坦
にすると安定性よく立ちスタンドバックに好適である。
凸状縁部9は折畳み時に凸状縁部9どうしがぴたりと接
触するように凸状縁部9の突き合せ部14aヒ14bの
幅及び長さは同一寸法にしである。また、凸部11の傾
斜面15と凸状縁部9の傾斜面16とが突き合わせられ
てぴったり接触するように傾斜面15と16は、幅、長
さを同一寸法としである。また、角度αと角度βは、α
+βが略90°となるように選んである。
また、凸状縁部9は第5図(a)〜(d)に示すように
嵌合凸部17及び嵌合凹部18を有するのが好ましい。
嵌合により横ずれが防止でき、組み立て固定作業が容易
になる。第5図(d)は先端膨出形の嵌合凸部17を、
内方に拡大する嵌合凹部18に一嵌合するもので、一旦
嵌合すると扱は難い。第3図、第5図及び第7図に示し
た凸状縁部9は合成樹脂シートを成形により凸状に形成
したものであるから、壁部5の補強リプとしても働き、
容器全体の強度の増下に寄与する0 第5図(a)〜(d)の嵌合形態は、底部7に設けた凸
部11と壁部5に設けた凸状縁部9との嵌め合せにも適
用することができ、これにより凸部11と凸状縁部9の
突き合わせは確実になる。
第3図及び第6図に示した容器は、底部7の相対向する
一対の側辺に左右略対象形の壁部5を連設してなり壁部
5を起こして中央で合わせて固定するものであるから、
容器の組立てが自動化しやすい。
゛ 第1図〜第4図に示した容器は直方体であるが、立
方体であってもよい。また、この容器は、一体重に合成
樹脂シートを圧空、真空プラグアシスト成形又はこれら
の併用方法等により成形することにより製造しうる。合
成樹脂としては塩化ビニル系樹脂、ポリプロピレン系樹
脂、ポリエステル系樹脂等の樹脂が用いられる。また、
合成樹脂7−トは単層であっても良いし、2層以上のラ
ミネートであっても良い。また、ラミネートはシートと
フィルムとのラミネート、シートとシートとのラミネー
ト等があり得る。更にラミネートは異種樹脂層のラミネ
ートと同種樹脂層どうしのラミネートがあり得る。
第3図に示された容器は折畳んで組み立てるものである
から深絞り成形しないでも、底の深いたて長の形状にす
ることが極めて容易である。また、この容器はスタンド
バックに適している。更に、第3図の容器は前記粘着テ
ープ、ステープル、高周波接着等゛によって固定するこ
とによって極めて容易に組み立てることができ、更に折
畳み前の堆積スペースは非常に小さくて済み、従来のス
タンドパンク用の円筒容器のように輸送時や堆積時に無
駄なスペース安とることがないという利点があるO 本発明の農作物包装体においては、種子は容器の底部に
密に敷き詰めるのが好ましい。密に敷き詰めることによ
り、かいわれのような軟弱野菜はまっすぐ上方に伸び易
くなる。かいわれの場合、8.3〜14.4粒/crn
2あるいは2.0〜3.5ji/cm2の密度で容器の
底に敷き詰めるのが好ましい。より好ましくは9〜14
粒/crn2昼2.2〜3.4 ) 7cm2である。
また、本発明の包装体の容器は、底部及び下方側面ある
いは側面からの光の入射を遮蔽して、茎がまっすぐ上方
に伸びるようにするための遮光塗装処理、遮光印刷処理
を施すのが好ましい。
農作物をまっすぐ上方に伸ばすという観点からは、通気
口1は容器の上方に設けられているのが好ましく、第2
図〜第4図に示すように容器の上方全体が開口している
のが特に好ましい。このように上方から光を入るように
しておくことにより農作物は光の方向に向けて直すぐに
伸びる。
次に本発明の製造法について説明する。
まず、本発明の製造法の第1は、 通気口を有する容器に A9種子を均一に蒔く工程 B、水又は栄養液を注入する工程 をA、Bあるいはお、Aの順に連続的に行なうことを特
徴とする農作物包装体の製造法である。
また、本発明の製造法の第2は、 底部)壁部−%壁の固定部からなる合成樹脂シートで一
体成型され展開された容器に A1種子を均一に蒔く工程 B、水又は栄養液を注入する工程 C1壁部をたてに組上げる工程 り、固定部で壁部、底部を固定し組立てる工程をA、B
、C!、DあるいはB、A、O,Dの順に連続的に行な
うことを特徴とする農作物包装体の製造法である。
すなわち、第1の製造法は出来合いの容器に種子と水又
は栄養液を入れる方法であり、第2の製造法は組み立て
前の展開された容器の底部に種子と水又は栄養液を入れ
た後に容器を組み立てる方法である。
第1及び第2の画法ともA、Bの工程は機械化、自動化
が可能である。また、第2の製造法におけるC、Dの工
程てついても機械化、自動化は可能である。
第1の製造法の工程説明図を第5図に、第2の製造法の
工程説明図を第6図に示す。
上記2つの製造法において、水又は栄養液を先に容器中
に注入する場合は、種子を容器中に入れた際に種子が浮
くことがあるが、振動を与えれば、種子はまず水面に均
一に拡がるので、均一に拡がってから静置すればそのま
ま下方に水中を落下し、容器の底に均一に種子を敷き詰
めることができる。
種子を収納した後に水又は栄養液を注入する工程をとっ
た場合には注入時に種子が片寄ってしまうことがあるが
、この場合も少し振動を与えてやると容器の底に均一に
拡がることとなる。
水または栄養液は底部の底面から511rN〜20朋の
高さにまで注入するのが好ましい。前述の凹所6に述べ
た理由と同じ理由による。
なお、第7図に本発明の農作物包装体の種子が発芽して
生育した後の状態を示す。
本発明の農作物包装体は、通気口を有する容器の底部に
農作物の種子と水又は栄養液とを収納しであるから、運
送時、堆積時に種子を発芽、育生させることができ、か
いわれのような農作物の生産工程の簡略化容器への充填
作業の簡略化を可能にする、 また、本発明の製造法に・よれば、上記農作物包装体が
、連続的に効率よく製造することができる。
なお、容器2゛の底部7には平行線状あるいは格子状の
凸状や多数のエンボス等を設けてもよい2また、底部7
には、メツシュ、ガーゼ、脱脂綿、紙等を敷いて保水性
、あるいは種子の底部7へのなじみ性を与えることが可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の農作物包装体を示す概略斜視図、第2
図は通気口を壁体にも設けた例を示す斜視図、第6図は
本発明の農作物包装体の容器に適する折畳み容器の展開
状態を示す斜視図、第4図は第6図に示したものを組み
立てた状態を示す斜視面、第5図(a) (b) (c
) (d)は凸状縁部の嵌合の仕方を例示するだめの断
面図、第6図は本発明の第1の製造法を示す工程説明図
、第7図は本発明の第2の製造法を示す工程説明図、第
8図は本発明の農作物包装体の種子が発芽・生育した後
の状態を示す概略斜視図である。 1・・・通気口、2・・・容器、6・・・種子、4・・
・水又は栄養液、5・・・壁部、6・・・凹所、7・・
・底部、8・・・折曲連結部、9・・・凸状縁部、10
・・・側壁、11・・・凸部、12・・・固定部、16
・・・農作物、14a、 14b・・・突き合せ部、1
5・・・傾斜面(凸部の)、 16・・・傾斜面(凸状縁部の)、 17・・・嵌合凸部、18・・・嵌合凹部。 出願人 旭化成工業株式会社 株式会社 精 工 代理人 豊 1) 善 雄 第1図 第3図 第4図 第5図 (0) (b) ら (C) つ (d) ら 第6区

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 通気口を有する容器の底部に農作物の種子と水
    又は栄養液とを収納したことを特徴とする農作物包装体
  2. (2) 容器が、゛合成樹脂シートからなる一体成形容
    器であって、凹所を有する底部の相対向する一対の側辺
    に帯状の折曲連結部を介して壁部な折曲げ可能に連設し
    、該壁体に帯状の折曲連結部の垂直方向に伸びる凸状縁
    部を設け、折畳み時において該凸状縁部どうしを互いに
    接触せしめて側壁を構成せしめた折畳み容器である特許
    請呆の範囲第1゛項記載の農作物包装体。
  3. (3) 通気口を有する容器に A3種子を均一に蒔く工程 B、水又は栄養液を注入する工程 をA、EあるいはB、Aの順に連続的に行なうことを特
    徴とする農作物包装体の製造法0(4)底部、壁部、壁
    の固定部からなる合成樹脂シートで一体成型され展開さ
    れた容器に A1種子を均一に蒔く工程 B、水又は栄養液を注入する工程 C1壁部をたてに組上げる工程 り、固定部で壁部、底部を固定し組立てる工程をA、E
    、0.DあるいはB、A、O,Dの順に連続的に行なう
    ことを特徴とする農作物包装体の製造法。
JP13945683A 1983-08-01 1983-08-01 農作物包装体及びその製造法 Pending JPS6030621A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6246845A (ja) * 1985-08-20 1987-02-28 Riko Tec:Kk 分割ドラムによるスリツタライン定張力巻取装置
KR100820081B1 (ko) 2005-05-16 2008-04-08 류봉균 식물재배용 종자매트블록 및 그 제조방법

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