JPS6029572B2 - 直伸異形駒成形法およびその装置 - Google Patents
直伸異形駒成形法およびその装置Info
- Publication number
- JPS6029572B2 JPS6029572B2 JP8908476A JP8908476A JPS6029572B2 JP S6029572 B2 JPS6029572 B2 JP S6029572B2 JP 8908476 A JP8908476 A JP 8908476A JP 8908476 A JP8908476 A JP 8908476A JP S6029572 B2 JPS6029572 B2 JP S6029572B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forming
- irregularly shaped
- piece
- metal strip
- strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属帯板を回転駒で曲げ成形し、長手方向の屈
折および曲率の有無に拘らず複雑な形状の管または異形
材を安価に能率よく製造する方法およびその装置に関す
るものである。
折および曲率の有無に拘らず複雑な形状の管または異形
材を安価に能率よく製造する方法およびその装置に関す
るものである。
従来冷間回転駒成形方法においては、この加工法の宿命
として金属帯板の特に綾部に多方向歪を生じ、、成形後
の製品に第１図ａ，ｂに示す如く、しわ１、および波４
等の欠陥が生じ易く、また幅方向の中央部に多方向歪が
生じた場合、ふくれて、凹み３等が生じ易かった。
として金属帯板の特に綾部に多方向歪を生じ、、成形後
の製品に第１図ａ，ｂに示す如く、しわ１、および波４
等の欠陥が生じ易く、また幅方向の中央部に多方向歪が
生じた場合、ふくれて、凹み３等が生じ易かった。
これらは特に軟質材（欧鋼材、アルミ材等）の板厚と製
品高さの比の大きいものまたは薄板の成形において顕著
であった。製品の長手方向に真直な製品を成形する場合
、冷間駒成形特有の縁部が延び勝手となり、成形した帯
板の幅方向中央部の側を凹とする反りを生じ易い。した
がって幅方向中央部が凹となる方向の反りまたは屈折を
与えることは比較的容易であるが、他の方向、例えば緑
部が凹側で中央部が凸側となる屈折、曲げおよび反りを
要する製品を製造することは特性上至難である。また製
造しても第１図ａ，ｂのようなふくれ、しわ等の欠陥の
発生をまぬがれることはできなかった。本発明はこれら
欠陥を解決し、能率よく安価に製品を製造する方法およ
びその装置の発明である。
品高さの比の大きいものまたは薄板の成形において顕著
であった。製品の長手方向に真直な製品を成形する場合
、冷間駒成形特有の縁部が延び勝手となり、成形した帯
板の幅方向中央部の側を凹とする反りを生じ易い。した
がって幅方向中央部が凹となる方向の反りまたは屈折を
与えることは比較的容易であるが、他の方向、例えば緑
部が凹側で中央部が凸側となる屈折、曲げおよび反りを
要する製品を製造することは特性上至難である。また製
造しても第１図ａ，ｂのようなふくれ、しわ等の欠陥の
発生をまぬがれることはできなかった。本発明はこれら
欠陥を解決し、能率よく安価に製品を製造する方法およ
びその装置の発明である。
このため成形前本発明は、成形前又は走行成形工程中に
金属帯板の両緑部を除く部分にその表裏から圧縮力を与
えその長手方向の伸び変形を与え帯板の緑部の歪と均等
化させることにより薄板または軟質材の成形を可能なら
しめる成形方法並びに圧縮力付与手段として圧延作用を
有する圧縮異形駒装置を設けた成形装置である。これに
より従来困難であった長手方向に自由な屈折、曲りおよ
び反りを有する製品の製造を可能とするとともに、駒孔
型部の形状設計、駒の配置等の自由度を増加することも
可能になる。第２〜４図は本発明による成形を行なうた
め、金属帯板の長手方向に変形を与えるべき歪の大きさ
を図示したものである。すなわち第２図ｃ，ｄ，ｅ，ｆ
及び第３図ｇ，ｈ，ｉ，ｉは金属帯板幅方向の中心線に
対し対称となる製品の成形に必要な歪の大きさを示した
ものであり、第４図ｋ，１，ｍ，ｎは中心線に対し非対
称となる製品の成形に必要な歪の大きさを示したもので
ある。第５図は成形前または走行成形工程中に金属帯板
に変形を行なう圧縮異形駒装置の一例である。５および
６は圧縮異形駒であり、図示しない原動機により駆動さ
れる駆動装置７，８により、駆動軸９，１０を介して回
転駆動され、被成形材１４の両綾部を除く部分に圧延作
用を与える。
金属帯板の両緑部を除く部分にその表裏から圧縮力を与
えその長手方向の伸び変形を与え帯板の緑部の歪と均等
化させることにより薄板または軟質材の成形を可能なら
しめる成形方法並びに圧縮力付与手段として圧延作用を
有する圧縮異形駒装置を設けた成形装置である。これに
より従来困難であった長手方向に自由な屈折、曲りおよ
び反りを有する製品の製造を可能とするとともに、駒孔
型部の形状設計、駒の配置等の自由度を増加することも
可能になる。第２〜４図は本発明による成形を行なうた
め、金属帯板の長手方向に変形を与えるべき歪の大きさ
を図示したものである。すなわち第２図ｃ，ｄ，ｅ，ｆ
及び第３図ｇ，ｈ，ｉ，ｉは金属帯板幅方向の中心線に
対し対称となる製品の成形に必要な歪の大きさを示した
ものであり、第４図ｋ，１，ｍ，ｎは中心線に対し非対
称となる製品の成形に必要な歪の大きさを示したもので
ある。第５図は成形前または走行成形工程中に金属帯板
に変形を行なう圧縮異形駒装置の一例である。５および
６は圧縮異形駒であり、図示しない原動機により駆動さ
れる駆動装置７，８により、駆動軸９，１０を介して回
転駆動され、被成形材１４の両綾部を除く部分に圧延作
用を与える。
１１および１２は圧下スタンドであり、駆動軸９，ｉｏ
の間隔の調整を行う。
の間隔の調整を行う。
予め変形能を設定した圧縮異形駒孔型にしたがい、上下
の圧縮異形駒５および６を取付け、変形量を調節して所
定の変形を施こす。第６図は本発明による異形駒成型装
置の一実施例の正面図であり、１５および１６は金属帯
板に変形を与えるための圧縮異形駒菱暦である。以上の
ように従来金属帯板の薄板および軟費材を用いて円筒状
または異形形状の製品を成形するには、回転駒による成
形が不可能であり、プレス曲げ、深絞り等の手段により
製作しているため、能率、生産性および材料歩留等が悪
く、また設備費および金型費等に大きな費用を要したが
、本発明はこれら欠点を解決したものである。
の圧縮異形駒５および６を取付け、変形量を調節して所
定の変形を施こす。第６図は本発明による異形駒成型装
置の一実施例の正面図であり、１５および１６は金属帯
板に変形を与えるための圧縮異形駒菱暦である。以上の
ように従来金属帯板の薄板および軟費材を用いて円筒状
または異形形状の製品を成形するには、回転駒による成
形が不可能であり、プレス曲げ、深絞り等の手段により
製作しているため、能率、生産性および材料歩留等が悪
く、また設備費および金型費等に大きな費用を要したが
、本発明はこれら欠点を解決したものである。
すなわち成形時に生ずる不要な大きさの歪およびその配
分を統御して金属帯板に適切な歪状態を起させることに
より、成形製品の形状精度を向上することができる。ま
た金属帯板の素材の選択の幅が舷くなり、安価な素材で
用途に十分耐える製品が得られる。更には不必要な残留
歪を除去し、成形後の永久変形を防止し「材料および製
品の物理的および機械的性質の改善を施すことがきる。
分を統御して金属帯板に適切な歪状態を起させることに
より、成形製品の形状精度を向上することができる。ま
た金属帯板の素材の選択の幅が舷くなり、安価な素材で
用途に十分耐える製品が得られる。更には不必要な残留
歪を除去し、成形後の永久変形を防止し「材料および製
品の物理的および機械的性質の改善を施すことがきる。
第１図ａ，ｂは各々管および異形形状製品の切断斜視図
、第２図ｃ〜ｄ、第３図ｇ〜ｉおよび第４図ｋ〜ｎは夫
々変形を与えた帯板の歪量を示す図、第５図は圧縮異形
駒装鷹の正面図、第６図は冷間直伸回転駒成形装置の正
面図である。 ５，６：圧縮異形敷 １４：金属帯板、１５，１６：圧
縮異形駒装置。 オ丁図 オ２図 オ３図 才４図 オタ図 オ５図
、第２図ｃ〜ｄ、第３図ｇ〜ｉおよび第４図ｋ〜ｎは夫
々変形を与えた帯板の歪量を示す図、第５図は圧縮異形
駒装鷹の正面図、第６図は冷間直伸回転駒成形装置の正
面図である。 ５，６：圧縮異形敷 １４：金属帯板、１５，１６：圧
縮異形駒装置。 オ丁図 オ２図 オ３図 才４図 オタ図 オ５図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 上下に対向して回転する軸に直交する断面が円であ
る異形駒の間を、連続的に金属帯板を走行通過させ冷間
で曲げ成形して円筒状または異形材を製造する冷間駒成
形方法において、成形前または走行成形工程中に金属帯
板の幅方向の両縁部を除く部分にその表裏から圧縮力を
与えその長手方向の伸び変形を与え、金属帯板縁部の歪
と均等化することにより、円筒状または異形形状の製品
の製造を可能ならしめる薄板または軟質材の金属帯板の
異形駒成形法。 ２ 上下に対向して回転する軸に直交する断面が円であ
る異形駒の間を、連続的に金属帯板を走行通過させ冷間
で曲げ成形して円筒状または異形材を製造する冷間駒成
形装置において、金属帯板の両縁部を除く部分に該帯板
の表裏から圧延作用を加え該帯板の長手方向に伸び変形
を与える１週または複数個の圧縮異形駒装置を設置した
ことを特徴とする薄板または軟質材の金属帯板の異形駒
成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8908476A JPS6029572B2 (ja) | 1976-07-28 | 1976-07-28 | 直伸異形駒成形法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8908476A JPS6029572B2 (ja) | 1976-07-28 | 1976-07-28 | 直伸異形駒成形法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5314652A JPS5314652A (en) | 1978-02-09 |
| JPS6029572B2 true JPS6029572B2 (ja) | 1985-07-11 |
Family
ID=13960991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8908476A Expired JPS6029572B2 (ja) | 1976-07-28 | 1976-07-28 | 直伸異形駒成形法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029572B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3038865C1 (de) * | 1980-10-15 | 1982-12-23 | SMS Schloemann-Siemag AG, 4000 Düsseldorf | Walzgeruest mit axial verschiebbaren Walzen |
-
1976
- 1976-07-28 JP JP8908476A patent/JPS6029572B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5314652A (en) | 1978-02-09 |
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