JPS6029205Y2 - 高周波同軸共振器 - Google Patents
高周波同軸共振器Info
- Publication number
- JPS6029205Y2 JPS6029205Y2 JP16549277U JP16549277U JPS6029205Y2 JP S6029205 Y2 JPS6029205 Y2 JP S6029205Y2 JP 16549277 U JP16549277 U JP 16549277U JP 16549277 U JP16549277 U JP 16549277U JP S6029205 Y2 JPS6029205 Y2 JP S6029205Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- bobbin
- coaxial resonator
- metal
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は狭小範囲を高選択度の同調をとることのできる
簡易で経済性のよい高周波無線機器に好適な高周波同軸
共振器に関する。
簡易で経済性のよい高周波無線機器に好適な高周波同軸
共振器に関する。
例えば１５０乃至１．５００ＭＨｚの高周波帯域におい
て狭小な範囲、例えば７ＭＨｚ程度の偏差内で同調をと
るためには、共振回路の選択度が４００乃至１．５０咀
度の尖鋭な共振特性を備えていなくてはならない。
て狭小な範囲、例えば７ＭＨｚ程度の偏差内で同調をと
るためには、共振回路の選択度が４００乃至１．５０咀
度の尖鋭な共振特性を備えていなくてはならない。
従来この目的に採用されている共振器としては第１図に
示すようなものがあるが、第１図において、共振路を形
成する金属筐体１の空間にコイル３をピストン・トリー
マ２と直結し、このトリーマの固定電極に２に可動電極
に１をねじＤを回して近接、離間することにより静電容
量を加減する構成になっている。
示すようなものがあるが、第１図において、共振路を形
成する金属筐体１の空間にコイル３をピストン・トリー
マ２と直結し、このトリーマの固定電極に２に可動電極
に１をねじＤを回して近接、離間することにより静電容
量を加減する構成になっている。
この共振器はトリーマーがセラミック等の磁器Ｊ筒体を
金属部Ｍにろう接して成る容量終端型であるから電気的
接触部を有し、特にコンデンサの可動電極を円滑に出入
させるために高精密な仕上げを要するとともに大型にな
ることは免れず結局、量産性に乏しく不経済になること
が避けられないばかりか、上記可動電極が多少とも接触
不良を起こすと、コイルに微振動を生じて不安定な共振
特性しか得られないという欠点がある。
金属部Ｍにろう接して成る容量終端型であるから電気的
接触部を有し、特にコンデンサの可動電極を円滑に出入
させるために高精密な仕上げを要するとともに大型にな
ることは免れず結局、量産性に乏しく不経済になること
が避けられないばかりか、上記可動電極が多少とも接触
不良を起こすと、コイルに微振動を生じて不安定な共振
特性しか得られないという欠点がある。
又通常、コイルのインダクタンスを加減するのにダスト
コアを挿脱するものがあるが、実用上の周波数帯域が１
５０Ｍ Ｈｚ程度までで、しかも選択度が精々２０（Ｘ
Ｉまでしかとれないという難点がある。
コアを挿脱するものがあるが、実用上の周波数帯域が１
５０Ｍ Ｈｚ程度までで、しかも選択度が精々２０（Ｘ
Ｉまでしかとれないという難点がある。
本考案は上記の欠点に着目し、同調をとるための可変容
量を単に誘電率の変化にのみ依存して調整する廉価な高
選択共振器を得ることを目的とする。
量を単に誘電率の変化にのみ依存して調整する廉価な高
選択共振器を得ることを目的とする。
以下図面により本考案の実施例について説明する。
第２図Ａは本考案共振器の一部裁断側面図、Ｂはボビン
１２の内壁断面図、第３図は第２図Ａの一部裁断上面図
、第４図はその等価モデル図である。
１２の内壁断面図、第３図は第２図Ａの一部裁断上面図
、第４図はその等価モデル図である。
先ず１１は底部がプリント基板Ｐにより閉止される金属
筐体、１２は内壁面に複数のリブＬを有し、非磁性金属
スラグ１４のねじ部と螺合すとともに外周部に設けた螺
線溝にコイル１３を巻装させる低誘電損の絶縁材から成
るボビンである。
筐体、１２は内壁面に複数のリブＬを有し、非磁性金属
スラグ１４のねじ部と螺合すとともに外周部に設けた螺
線溝にコイル１３を巻装させる低誘電損の絶縁材から成
るボビンである。
このボビンの一端は上記筐体底部に締結Ｔしたプリント
基板上に締具Ｎによって固定腰上記スラグの矢示方向に
滑動進退する他端は筐体壁面の開口部に嵌入内接してい
る。
基板上に締具Ｎによって固定腰上記スラグの矢示方向に
滑動進退する他端は筐体壁面の開口部に嵌入内接してい
る。
又コイル１３の一端は帯止めＢ又は開放状態にし、他端
はプリント板の接地端子にろう接Ｓして接地される。
はプリント板の接地端子にろう接Ｓして接地される。
本実施例においては筐体底部をプリント基板を用いて説
明したが、筐体金属と同質の金属基板であってもよい。
明したが、筐体金属と同質の金属基板であってもよい。
上記スラグ１４をその螺回によって歩進せしめ、第４図
に示すようにスラグと筐体との間の浮遊静電容量Ｏと、
同じくスラグとコイルとの間の浮遊静電容量Ｃ２とをＣ
Ｉ＞Ｃ２の範囲内で共振点を移動させながら同調をとる
。
に示すようにスラグと筐体との間の浮遊静電容量Ｏと、
同じくスラグとコイルとの間の浮遊静電容量Ｃ２とをＣ
Ｉ＞Ｃ２の範囲内で共振点を移動させながら同調をとる
。
ここにＣ３１、Ｃ３２，Ｃ４１，Ｃ４２は夫々コイルと
共振路である筐体１１との間の浮遊静電容量で、コイル
は線路長を短縮しうる入／４にとっである。
共振路である筐体１１との間の浮遊静電容量で、コイル
は線路長を短縮しうる入／４にとっである。
このように容量終端していない共振回路の選択度は自己
共振周波数において最大となるが、非磁性スラグと共振
路即ち筐体とコイルとの誘電結合容量を加えて自己共振
点より若干下げて同調をとることができるのである。
共振周波数において最大となるが、非磁性スラグと共振
路即ち筐体とコイルとの誘電結合容量を加えて自己共振
点より若干下げて同調をとることができるのである。
かくて本考案は、容量終端しない共振路をボビン外周に
巻装して一端接地したコイルとプリント基板によって底
部が閉止される共振路の筐体との浮遊容量を加減する誘
電結合による即ち電気的に無接触な構成であるために、
移動無線周波帯における限られた狭小な周波数範囲で高
選択度の安定した共振特性が得られ、在来の容量終端型
にみられる障害は全くなく、高精密加工や高価な材料と
高い製造費を費やすこともない簡易且つ小型に構成でき
て、経済性、量産性をも満足することができる実益があ
る。
巻装して一端接地したコイルとプリント基板によって底
部が閉止される共振路の筐体との浮遊容量を加減する誘
電結合による即ち電気的に無接触な構成であるために、
移動無線周波帯における限られた狭小な周波数範囲で高
選択度の安定した共振特性が得られ、在来の容量終端型
にみられる障害は全くなく、高精密加工や高価な材料と
高い製造費を費やすこともない簡易且つ小型に構成でき
て、経済性、量産性をも満足することができる実益があ
る。
第１図は従来の容量終端型共振器の側面図、第２図は本
考案の実施例の一部裁断側面図、第３図は第２図要部の
上面図、第４図は説明のための等価モデル図である。 １・・・・・・金属筐体、１２・・・・・・低誘電絶縁
ボビン、１３・・・・・・コイル、１４・・・・・・非
磁性スラグ、Ｐ・・・・・・プリント基板。
考案の実施例の一部裁断側面図、第３図は第２図要部の
上面図、第４図は説明のための等価モデル図である。 １・・・・・・金属筐体、１２・・・・・・低誘電絶縁
ボビン、１３・・・・・・コイル、１４・・・・・・非
磁性スラグ、Ｐ・・・・・・プリント基板。
Claims (1)
- 金属筐体を共振路の一部とする同軸共振器において、非
磁性金属スラグが滑動進退しうる内筒を有する低誘電損
の絶縁性ボビンと、該ボビンの外周螺線溝に巻装しその
一端を上記筐体とともに短絡接地したコイルとを備え、
上記筐体底部が接地端子を介して締結閉止される金属基
板又はプリント基板上に上記ボビンの一端を固定すると
ともに他端の外周を上記筐体壁面の開口部に内接嵌挿せ
しめて戊ることを特徴とする高周波同軸共振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16549277U JPS6029205Y2 (ja) | 1977-12-09 | 1977-12-09 | 高周波同軸共振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16549277U JPS6029205Y2 (ja) | 1977-12-09 | 1977-12-09 | 高周波同軸共振器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5491044U JPS5491044U (ja) | 1979-06-27 |
| JPS6029205Y2 true JPS6029205Y2 (ja) | 1985-09-04 |
Family
ID=29163925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16549277U Expired JPS6029205Y2 (ja) | 1977-12-09 | 1977-12-09 | 高周波同軸共振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029205Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-09 JP JP16549277U patent/JPS6029205Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5491044U (ja) | 1979-06-27 |
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