JPS6028752B2 - 給油装置の給油ノズル載置台 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は給油ノズルの重心及び自重を利用して簡単且つ
確実に給油ノズルを給油ノズル載層台に載置できるよう
にした給油装置の給油ノズル載瞳台に関するものである
。

第１図に示すような定置式の給油装置本体１の給油ノズ
ル戦暦台２は縦断面形状がＬ字状となっており、このう
ちの給油装置本体１から水平に延びた部分に、給油ノズ
ル４の枠５を載せて、給油ノズル４を支持する構造にな
っていた。

このために給油ノズル４の重心が給油ノズル載層台３の
先端（給油装置本体１から遠ざかったところ）近傍に位
置することになって、給油ノズル４または給油ホース７
に少し触れただけで脱落してしまう問題があった。そこ
でこれを改良すべく成されたものは第２図に示すように
給油／ズル載層台２の底辺２ａに凸部３を設け、給油ノ
ズル４の枠５の孔、６と凸部３とを一致させて給油ノズ
ル４を給油／ズル戦層台に掛止させていた。このような
構造は、作業者が給油ノズル格納時に丁寧に給油ノズル
４を掛ければ問題ないが、給油作業が連続するような混
雑した時には給油ノズル４を給油ノズル載暦台２の入口
付近に掛止させるだけのことが往々にしてあり、このよ
うな状態に給油ノズル４が置かれている場合には、この
改良形のものでも、作業者本人或いは第三者がわずかに
給油ホース７に触れただけでも給油ノズル４が戦層台４
から脱落してしまい損傷することがし‘まいまあった。
給油装置の取り扱う液種にガソリン等の危険物であるた
め、給油ノズル４の損傷は危険物の流出事故となり、は
なはだ危険であった。更に載層台２の底面は水平で、凸
部３を有していたから確実に掛けない限りは給油ノズル
４は置かれたままの状態で、何時、脱落するかわからな
い情況であった。さらに、従釆の構成の敦眉台２による
給油ノズル４の掛け、外し動作は、給油ノズル４を取り
出す場合、給油ノズル４を一度上方に引き上げ給油ノズ
ル４の枠５と戦層台２の凸部３との係合を解除した後引
き出さなければならず、また掛ける場合にも、給油ノズ
ル４を萩層台２の上方から下ろし、戦暦台２の凸部３と
給油ノズル４の枠５とを孫合させなければならず、作業
性が非常に悪いという欠点があった。本発明は前記問題
点を解消するもので、載暦台の底面に額斜をもたせ、給
油ノズルを掛止したとき、給油ノズルが給油装置本体側
に懐くようにして載層台に給油ノズルが簡単で且つ確実
に掛止されるようにしたことを特徴とするものである。

以下、本発明の実施例を図面によって説明する。第３図
、第４図において、給油装置本体１の側部ｌａには本願
発明の給油ノズル載層台８がボルト等により取り付ける
れており、該給油／ズル載層台８の給油ノズル４を掛止
する底面９は、載層台８の先端９ａより基端９ｂが低く
なるように傾斜している。

この傾斜角は、給油ノズル４を敦直台８に雛止させたと
き、給油ノズル４の重心Ｇの作用により給油ノズル４が
給油装置本体１側に煩斜するように設定する。尚、８ａ
は給油ノズル戦層台８の両側に設けられたガイドで、該
ガイド８は給油／ズル４が載せられたときに、左右にず
れるのを防止している。

以上の構成に係る給油／ズル載層台８に給油／ズル４を
掛止する場合について説明する。今、給油ノズル４の枠
５が戦層台８の底面９に鶏止されたとすると、底面９が
傾斜しているために給油ノズル４は給油装置本体１側に
傾いた状態となり、給油ノズル４の重心Ｇは底面９を水
平にしたものに比較して給油装置本体１側に移行するこ
とになるので、枠５は載層台８に確実に掛止されること
になる。

第５図、第６図は他の実施例を示し、図において、給油
装置本体１の側部ｌａには給油ノズル戦瞳台８′が取り
付けられており、該給油ノズル教壇台８′の給油ノズル
４を掛止する底面１１は、敦置台８′の先端１１ａより
基端１ １ｂが低くなるように傾斜している。

また戦層台８′の底面１１には孔１２が設けられており
、該孔１２から軸１３に支承されたローラ１４の外周面
が底面１１側に突出している。以上の構成に係る給油ノ
ズル載層台８′に給油ノズル４を掛止する場合について
説明する。

今、給油ノズル４の枠５が載層台８′の前端付近に掛止
されたとすると、底面１１が傾斜しているために枠５は
給油ノズル４の自重により載層台８′の基端１１ｂ側に
移動する。この場合、底面１１にはローラ１４が臨んで
いるので、給油ノズル４の枠５はさらにスムーズに戦鷹
台８′の基端１１ｂ側に移動させられ、給油ノズル４全
体が載魔台８′に確実に掛止されることになる。この状
態では故意に外さない限り載層台８′から給油ノズル１
２が脱落することはない。

なお、載贋台８′の基端１ １ｂ側及び給油ノズル４の
枠５にそれぞれ磁石１５，１６を取り付け、該磁石１５
，１６により載層台８′から給油ノズル４が振動等によ
り脱落しないようにすれば、一層安全である。またロー
ラー１４に対向する枠５の面に溝を設け、該溝にローラ
１４を鼓挿させて給油ノズル４が移動する際に左右にふ
れないようにしても良い。以上のように、本発明は給油
ノズルを載層する戦適合の底面に煩斜を持たせ、給油ノ
ズルが教壇されたときに、給油ノズルが給油装置本体側
に懐くように第２図に示した従来のもののように凸部と
孔とを係合させるような面倒な操作も不要で、単に給油
ノズルを敦暦台に載せるだけで、簡単且つ確実に掛止す
ることができる。

また、載暦台の底面にローラも設けた場合には給油ノズ
ルを安易に鶏止させたとしても、給油ノズルの自重によ
り給油ノズル全体を簡単且確実に掛止することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は給油装置本体の正面図、第２図は従来の給油ノ
ズル載贋台の断面図、第３図は本発明に係る給油／ズル
載層台の断面図、第４図は第３図の×−×断面図、第５
図は他の実施例になる給ノズル戦檀台の断面図、第６図
は第５図のＹ−Ｙ断面図である。 １・・・・・・給油装置本体、２，８，８′・・・・・
・給油ノズル載層台、４…・・・給油ノズル、２ａ，９
，１１・・・・・・底面。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 給油装置本体に設けられ、給油ホースに接続された
   給油ノズルを掛止する給油装置の給油ノズル載置台にお
   いて、前記給油ノズルを給油装置本体側に傾けるべく、
   載置台の底面を先端側よりも基端側が低くなるように傾
   斜させたことを特徴とする給油装置の給油ノズル載置台
   。 ２ 前記載置台の底面は前記給油ノズルを基端側より基
   端側に移動し得るローラを有していることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の給油ノズル載置台。