JPS6028563A - 強化乾式不織布成形品およびその製造方法 - Google Patents
強化乾式不織布成形品およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS6028563A JPS6028563A JP58136711A JP13671183A JPS6028563A JP S6028563 A JPS6028563 A JP S6028563A JP 58136711 A JP58136711 A JP 58136711A JP 13671183 A JP13671183 A JP 13671183A JP S6028563 A JPS6028563 A JP S6028563A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulp
- synthetic pulp
- weight
- synthetic
- molded product
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパルプにプラスチックからなる合成パルプが混
在し且つ合成/eルプがパルプに融着接合して強化され
た乾式不織布状の成形品およびその製造方法に関する。
在し且つ合成/eルプがパルプに融着接合して強化され
た乾式不織布状の成形品およびその製造方法に関する。
従来、木材パルプなど植物性のセルロース繊維よりなる
いわゆるノぐルノにプラスチックを繊維片にした合成パ
ルプを加えて乾式エアレイ法等でシート状にした乾式不
織布マットをホットプレスによって賦形されたトレー等
の成形品がある。不織布マットは熱の不良導体であるの
で、ホットプレスで金型から伝熱によシ合成パルプをそ
の融点に外部加熱するのに時間を要して非能率的であり
、また不織布マットの表層附近では合成パルプが融解流
動して繊維片の形態が保持されず、全体として成形品が
必すしも強くない憾みがあった。
いわゆるノぐルノにプラスチックを繊維片にした合成パ
ルプを加えて乾式エアレイ法等でシート状にした乾式不
織布マットをホットプレスによって賦形されたトレー等
の成形品がある。不織布マットは熱の不良導体であるの
で、ホットプレスで金型から伝熱によシ合成パルプをそ
の融点に外部加熱するのに時間を要して非能率的であり
、また不織布マットの表層附近では合成パルプが融解流
動して繊維片の形態が保持されず、全体として成形品が
必すしも強くない憾みがあった。
本発明はIOないし50重量−の合成パルプと90ない
し50重量−のパルプが主成分としてほぼ均一に混在し
て不織布状を形成し、しかも全域に亘って合成/4’ル
ゾとパルプ、合成パルプと合成パルプの各接触点で合成
パルプがパルプおよび他の合成パルプに融着接合し、ま
た合成パルプおよびパルプは繊維片状の形態が保持され
ている電比″fig、?ないし0.9程度の乾式不織布
状の成形品であ)、従来品より同一層強固なものである
。
し50重量−のパルプが主成分としてほぼ均一に混在し
て不織布状を形成し、しかも全域に亘って合成/4’ル
ゾとパルプ、合成パルプと合成パルプの各接触点で合成
パルプがパルプおよび他の合成パルプに融着接合し、ま
た合成パルプおよびパルプは繊維片状の形態が保持され
ている電比″fig、?ないし0.9程度の乾式不織布
状の成形品であ)、従来品より同一層強固なものである
。
本発明でパルプとは、他物のセルロース繊維で木材パル
プ、竹パルプ、リンターノξルプ等の製紙に供されるも
のをいう。強度の点からして、比較的に繊維の長いもの
例えば針葉樹の晒クラフトパルプ等が好ましい。
プ、竹パルプ、リンターノξルプ等の製紙に供されるも
のをいう。強度の点からして、比較的に繊維の長いもの
例えば針葉樹の晒クラフトパルプ等が好ましい。
ここで合成パルプとは、Hl、雄状又は解繊機などで割
繊されチップ状にされた熱可塑性樹脂を指し、熱0J塑
性樹脂としてはポリエチレン、ポリプロピレン、ボリス
チレ/、ボ9エテレントポリスチレンとのブレンド9勿
、ポリスチレンとアクリロニトリル/スチレン共重合体
とのブレンド物などを挙けることができる。
繊されチップ状にされた熱可塑性樹脂を指し、熱0J塑
性樹脂としてはポリエチレン、ポリプロピレン、ボリス
チレ/、ボ9エテレントポリスチレンとのブレンド9勿
、ポリスチレンとアクリロニトリル/スチレン共重合体
とのブレンド物などを挙けることができる。
パルプと合成ノξルノの割合は、それらの種類、成形品
所要特性ろるめは成形性などによって決定され、たとえ
ば炭酸ガス言有欣料谷器の蓋などでは、耐圧力侠請から
球殻状に、また必侠に応じて設けられる周縁部分のスカ
ート部を成形するための成形性ふ・よひ@械的強度など
によって決定される。合成パルプの割合が10重量%未
渦であれば、その成形品は、ノセルゾ繊維間の結合が弱
いために機械的強度が劣る上に、成形加工性が悪く、ス
カート部の如く絞り角度の大きい部分ではシワが発生し
たり一部に引き裂けが発生ずる恐れがあるなど成形が困
難となる。一方、合成・ξルゾの割合が50重i%を超
えると、成形性は向上するものの、紙の待っている優れ
た*性である剛性などが失なわれて機械的強度に難点が
生じ、更に使す捨て容器の焼却処理の便宜からして合成
パルプの使用蓋はできるだけ少ない方が望ましい。した
がって、本発明における合成・ぞルプの混合パルプの混
合割合は10.’zいし50重量饅でちり、より好1し
くは20ないし40重倉チである。
所要特性ろるめは成形性などによって決定され、たとえ
ば炭酸ガス言有欣料谷器の蓋などでは、耐圧力侠請から
球殻状に、また必侠に応じて設けられる周縁部分のスカ
ート部を成形するための成形性ふ・よひ@械的強度など
によって決定される。合成パルプの割合が10重量%未
渦であれば、その成形品は、ノセルゾ繊維間の結合が弱
いために機械的強度が劣る上に、成形加工性が悪く、ス
カート部の如く絞り角度の大きい部分ではシワが発生し
たり一部に引き裂けが発生ずる恐れがあるなど成形が困
難となる。一方、合成・ξルゾの割合が50重i%を超
えると、成形性は向上するものの、紙の待っている優れ
た*性である剛性などが失なわれて機械的強度に難点が
生じ、更に使す捨て容器の焼却処理の便宜からして合成
パルプの使用蓋はできるだけ少ない方が望ましい。した
がって、本発明における合成・ぞルプの混合パルプの混
合割合は10.’zいし50重量饅でちり、より好1し
くは20ないし40重倉チである。
本発明で融層接合とは、合成パルプが・ξルノ筐たは他
の合成パルプに接触する各点で溶融して強固に接合し、
接触点以外では合成パルプおよびパルプが基本的にそれ
らの繊維片状の形態を保持していることをいう。
の合成パルプに接触する各点で溶融して強固に接合し、
接触点以外では合成パルプおよびパルプが基本的にそれ
らの繊維片状の形態を保持していることをいう。
従って不織布状を構成する合成パルプおよびノξルゾは
成形品の全域に亘ってそれらの骨格筋構造が保持され、
しかもそれらの接点は強固に接合しているので、全体と
して成形品は極めて頑丈である。
成形品の全域に亘ってそれらの骨格筋構造が保持され、
しかもそれらの接点は強固に接合しているので、全体と
して成形品は極めて頑丈である。
本発明で融解流動とは、熱可塑性樹脂が軟化点または融
点以上で実質的に流動すること金いう。
点以上で実質的に流動すること金いう。
本発明の強化乾式不織布成形品はたとえば次のように製
造される。10ないし50重坩粥の合成ノξルプと90
ないし50重歓チのノξルプを生成分とする嵩比重00
5程度の乾式不織布マツlその合成パルプが融解流動す
るに至らないf@囲に外部より加熱(−1所賛の成形品
形状全賦形せしめるべき金型の下型に載せ、上方より上
型に相当する超音波印加ホーンを降t゛せしめてプレス
し、15ギロヘルツないし40キロヘルツの超音波を印
加する。
造される。10ないし50重坩粥の合成ノξルプと90
ないし50重歓チのノξルプを生成分とする嵩比重00
5程度の乾式不織布マツlその合成パルプが融解流動す
るに至らないf@囲に外部より加熱(−1所賛の成形品
形状全賦形せしめるべき金型の下型に載せ、上方より上
型に相当する超音波印加ホーンを降t゛せしめてプレス
し、15ギロヘルツないし40キロヘルツの超音波を印
加する。
乾式不織布マットは圧縮されて賦形されるとともに全体
が尚周波撮動し、合成パルプとパルプ青の接触点で摩擦
により自己発熱し、その部分のプラスチックが溶融して
融層接合する。この融治−接合は乾式不織布マットの上
層から下層に至る全領域で同等に行われる。この超音波
印加による融層接合は極めて短時間で行われ、しかも強
固で密度の市い成形品が得られる。
が尚周波撮動し、合成パルプとパルプ青の接触点で摩擦
により自己発熱し、その部分のプラスチックが溶融して
融層接合する。この融治−接合は乾式不織布マットの上
層から下層に至る全領域で同等に行われる。この超音波
印加による融層接合は極めて短時間で行われ、しかも強
固で密度の市い成形品が得られる。
実施例
不織布マントとして、本州製紙(株)が製造する・ぐル
プ75M量チ、低密度ポリエチレンの合成パルプ25重
8%が乾式エアレイ法で均一に混合された嵩#S重0.
05、厚さ1oMのものを使用した。
プ75M量チ、低密度ポリエチレンの合成パルプ25重
8%が乾式エアレイ法で均一に混合された嵩#S重0.
05、厚さ1oMのものを使用した。
この不織布マットを円板状の40φに裁断したものを4
枚準備し、2枚づつ重ね合せて2組の試料全作り、1組
は比較のためのホットプレス用に、他の1組は本発明の
ため超音波プレス用とし1、夫夫をオーブン中で30分
間135℃となるよう予熱した。
枚準備し、2枚づつ重ね合せて2組の試料全作り、1組
は比較のためのホットプレス用に、他の1組は本発明の
ため超音波プレス用とし1、夫夫をオーブン中で30分
間135℃となるよう予熱した。
ホットプレスの方は、加熱温度14o℃、加圧力250
Kpとし、オープンより取出した1組(2枚重ね)の不
織布マントヲ上、下の平担なプレス面の間に挾み、加圧
下で5分間保持し、厚さ1.5 m。
Kpとし、オープンより取出した1組(2枚重ね)の不
織布マントヲ上、下の平担なプレス面の間に挾み、加圧
下で5分間保持し、厚さ1.5 m。
40φの円板状の成形7品を得た。
一方、超音波プレスの方は、超#波工条(株)製USW
P−2400Z153.出力Z5KW、超音阪印/Jl
l ホ−−ンの先端が45−の平担なもの、および下面
には炭素鋼製の平担な台を準備し、オーブンより取出し
た他の1組(2枚重ね)の不織布マットを台上に置き、
上方より超音波印加ホーンを降下させてエアシリンダー
の空気圧4 Ky / cm2G 、加圧力160に9
でプレスすると同時に15 KH2の超音波を3秒間印
〃口し、厚さ1.4m、 40 f6の円板状の成形品
ヶ得た。
P−2400Z153.出力Z5KW、超音阪印/Jl
l ホ−−ンの先端が45−の平担なもの、および下面
には炭素鋼製の平担な台を準備し、オーブンより取出し
た他の1組(2枚重ね)の不織布マットを台上に置き、
上方より超音波印加ホーンを降下させてエアシリンダー
の空気圧4 Ky / cm2G 、加圧力160に9
でプレスすると同時に15 KH2の超音波を3秒間印
〃口し、厚さ1.4m、 40 f6の円板状の成形品
ヶ得た。
このようにして得られた2組の圧着試料より長さ32叫
、幅15胸の矩形の試験片を切り取シ、引張試験機で破
断強度を測定した結果は第1表のようである。すなわち
、超音波プレスによる成形品はホットプレスによる成形
品に比べ小さな加圧力、短時間の処理でありながらホッ
トプレス成形品よりも優れた尚強度の製品が得られた。
、幅15胸の矩形の試験片を切り取シ、引張試験機で破
断強度を測定した結果は第1表のようである。すなわち
、超音波プレスによる成形品はホットプレスによる成形
品に比べ小さな加圧力、短時間の処理でありながらホッ
トプレス成形品よりも優れた尚強度の製品が得られた。
(以下余色)
第1表
成形条件と引張試験結果
注1)超音波プレスのプレス時間は超音波印加時間でも
ある。
ある。
特許出願人 旭化成工条株式会社
Claims (1)
- 1.10ないし50重i%の合成パルプが90ないし5
0重量%のパルプに融着接合し、全域に亘って骨格筋構
造が形成され、嵩比重が0.7ないし0.9であること
を特徴とする強化乾式不織布成形品 2、 IOないし50重iチの合成パルプと90ないし
50重量%の・ぞルゾよシなる乾式不織布マットを合成
パルプが融解流動するに至らない範囲に加熱し、加圧賦
形しながらこれに超音波振動を付与し、合成パルプをパ
ルプに融着接合させることを特徴とする強化乾式不織布
成形品の#遣方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58136711A JPS6028563A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 強化乾式不織布成形品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58136711A JPS6028563A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 強化乾式不織布成形品およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6028563A true JPS6028563A (ja) | 1985-02-13 |
Family
ID=15181694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58136711A Pending JPS6028563A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 強化乾式不織布成形品およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028563A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003102281A1 (fr) * | 2002-05-31 | 2003-12-11 | Ganggang Yu | Materiau naturel bactericide et son utilisation, et production de bactericide |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP58136711A patent/JPS6028563A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003102281A1 (fr) * | 2002-05-31 | 2003-12-11 | Ganggang Yu | Materiau naturel bactericide et son utilisation, et production de bactericide |
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