JPS6028352Y2 - 湯沸しポツト - Google Patents
湯沸しポツトInfo
- Publication number
- JPS6028352Y2 JPS6028352Y2 JP10782680U JP10782680U JPS6028352Y2 JP S6028352 Y2 JPS6028352 Y2 JP S6028352Y2 JP 10782680 U JP10782680 U JP 10782680U JP 10782680 U JP10782680 U JP 10782680U JP S6028352 Y2 JPS6028352 Y2 JP S6028352Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- inner container
- pot body
- opening
- pot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cookers (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ポット本体内に収容した水を電気ヒータによ
って加熱および保温し得るようにした湯沸しポットに関
するものである。
って加熱および保温し得るようにした湯沸しポットに関
するものである。
従来公知のこの種湯沸しポットにおいては、ロック可能
な外蓋によって内容器の広口開口を覆蓋する中蓋を挟着
固定するようにしているため、転倒時に、その衝撃によ
ってロック機構が解除され、外蓋と中蓋とが同時に開放
されて、内容液が飛び出すという危険性がある。
な外蓋によって内容器の広口開口を覆蓋する中蓋を挟着
固定するようにしているため、転倒時に、その衝撃によ
ってロック機構が解除され、外蓋と中蓋とが同時に開放
されて、内容液が飛び出すという危険性がある。
本考案は、上記問題点に鑑み、中蓋の取付構造を容易に
離脱しないような構造とし且つ外蓋のロック機構を廃止
しで、部品点数の削減を計り、以って、低コストで且つ
安全な湯沸しポットを提供することを目的とするもので
ある。
離脱しないような構造とし且つ外蓋のロック機構を廃止
しで、部品点数の削減を計り、以って、低コストで且つ
安全な湯沸しポットを提供することを目的とするもので
ある。
以下、添付の図面を参照して本考案の実施例にかかる湯
沸しポットを説明する。
沸しポットを説明する。
第１図および第２図において、符号１はポット本体、２
はポット本体１の上部開口を開閉自在に覆蓋する外蓋、
３および４はポット本体１の外周面および内周面を構成
する外ケースおよび内容器、５は外ケース３と内容器４
との上部開口部を結合する肩部材６は外ケース３の底部
開口を覆蓋する底蓋、７は内容器４下部外周に配設され
た電気ヒータ、８は内容器４底部に取付けられた開閉栓
、９は注出管をそれぞれ示している。
はポット本体１の上部開口を開閉自在に覆蓋する外蓋、
３および４はポット本体１の外周面および内周面を構成
する外ケースおよび内容器、５は外ケース３と内容器４
との上部開口部を結合する肩部材６は外ケース３の底部
開口を覆蓋する底蓋、７は内容器４下部外周に配設され
た電気ヒータ、８は内容器４底部に取付けられた開閉栓
、９は注出管をそれぞれ示している。
本実施例においては、前記内容器４上端は、広口開口１
０とされており、該広口開口１０は前記外蓋２と独立し
て構成された中蓋１１によって覆蓋される。
０とされており、該広口開口１０は前記外蓋２と独立し
て構成された中蓋１１によって覆蓋される。
この中蓋１１は、肩部材５内周面に形成された内向突起
１２と中蓋１１外周面に形成された外向突起１３との係
合によるヘリコイド結合によってポット本体１に対して
着脱可能に取付けられる。
１２と中蓋１１外周面に形成された外向突起１３との係
合によるヘリコイド結合によってポット本体１に対して
着脱可能に取付けられる。
更に、前記中蓋１１と内容器４０縁の鍔４ａ上面との間
には、パツキン２０が介設されており、中蓋１１の取付
時には、中蓋１１周縁が前記鍔４ａに対してパツキン２
０を介して圧接され、それによって水密性を保持し得る
ようにされている。
には、パツキン２０が介設されており、中蓋１１の取付
時には、中蓋１１周縁が前記鍔４ａに対してパツキン２
０を介して圧接され、それによって水密性を保持し得る
ようにされている。
中ｉｌｌの中心部には、蒸気抜孔１４が形成されており
、該蒸気抜孔１４には、ボール状の転倒止水弁１５が併
設されている。
、該蒸気抜孔１４には、ボール状の転倒止水弁１５が併
設されている。
なお、中蓋１１の結合手段としては、上記ヘリコイド結
合に代えて、ネジ結合を採用することもできる。
合に代えて、ネジ結合を採用することもできる。
一方、外蓋２は、肩部材５に対して蝶番ピン１６を介し
て開閉自在に取付けられており、特別なロック機構を有
しておらず、自由に開閉可能とされている。
て開閉自在に取付けられており、特別なロック機構を有
しておらず、自由に開閉可能とされている。
又、外蓋２には、中蓋１１の蒸気抜孔１４と外部とを連
通ずる連通孔１７が形成されている。
通ずる連通孔１７が形成されている。
この湯沸しポットは次のように作用する。
内容器４内に収容された水を電気ヒータ７で加熱および
保温腰所望時に開閉栓８を開栓して注出管９から湯を取
り出すのである。
保温腰所望時に開閉栓８を開栓して注出管９から湯を取
り出すのである。
この時、発生する蒸気は中蓋１１の蒸気抜孔１４および
外蓋２の連通孔１７を通って外部へ放出される。
外蓋２の連通孔１７を通って外部へ放出される。
しかして、湯沸しポットを不用意に転倒せしめた場合に
は、外蓋２は開蓋されるが、中蓋１１はポット本体１に
対してヘリコイド結合で固定的に結合されているため、
水密性を保持しつつ閉蓋状態を保持し、しかも蒸気抜孔
１４は転倒止水弁１５で閉塞されることとなり、内容器
４内の熱湯が外部へ漏れ出ることはない。
は、外蓋２は開蓋されるが、中蓋１１はポット本体１に
対してヘリコイド結合で固定的に結合されているため、
水密性を保持しつつ閉蓋状態を保持し、しかも蒸気抜孔
１４は転倒止水弁１５で閉塞されることとなり、内容器
４内の熱湯が外部へ漏れ出ることはない。
上記実施例においては、重力注出式の湯沸しポットにつ
いて説明したが、本考案はエアーポンプ等による液体汲
上式の湯沸しポットにも適用可能なことは勿論である。
いて説明したが、本考案はエアーポンプ等による液体汲
上式の湯沸しポットにも適用可能なことは勿論である。
続いて、本考案の湯沸しポットの効果を以下に列記する
。
。
即ち、本考案によれば、
（１） 内容器４の広口開口１０を覆蓋する中蓋１１
をポット本体１の肩部材５の内周面に対してネジあるい
はへリコイド等の結合手段を介して取付けたので、ポッ
ト転倒時においても中ｉｌｌが開放されることはなく、
内容器４内の熱湯が外部へ飛び出すという危険な事故を
未然に防止することができる、 （２）中蓋１１をポット本体１に対して固定的に結合す
るようにしたので、外蓋２に対する転倒対策としてのロ
ック機構等が不要となり、部品点数の削減による、コス
トダウンを計り得る。
をポット本体１の肩部材５の内周面に対してネジあるい
はへリコイド等の結合手段を介して取付けたので、ポッ
ト転倒時においても中ｉｌｌが開放されることはなく、
内容器４内の熱湯が外部へ飛び出すという危険な事故を
未然に防止することができる、 （２）中蓋１１をポット本体１に対して固定的に結合す
るようにしたので、外蓋２に対する転倒対策としてのロ
ック機構等が不要となり、部品点数の削減による、コス
トダウンを計り得る。
（３） 中ｉｌｌを内容器４０縁の鍔４ａに対してパ
ツキン２０を介して圧接するようにしたので、水密性が
保持されることとなり、転倒時における漏水を防止する
ことができる。
ツキン２０を介して圧接するようにしたので、水密性が
保持されることとなり、転倒時における漏水を防止する
ことができる。
等の実用的効果がある。
第１図は、本考案の実施例にかかる湯沸しポットの縦断
面図、第２図は第１図の湯沸しポットの要部分解斜視図
である。 １・・・・・・ポット本体、２・・・・・・外蓋、４・
・・・・・内容器、１０・・・・・・広口開口、１１・
・・・・・中蓋、１４・・・・・・蒸気抜孔、１５・・
・・・・転倒止水弁。
面図、第２図は第１図の湯沸しポットの要部分解斜視図
である。 １・・・・・・ポット本体、２・・・・・・外蓋、４・
・・・・・内容器、１０・・・・・・広口開口、１１・
・・・・・中蓋、１４・・・・・・蒸気抜孔、１５・・
・・・・転倒止水弁。
Claims (1)
- ポット本体１の内周面を広口開口１０を有する内容器４
で構成し、且つ前記ポット本体１の上部開口を開閉自在
な外蓋２で覆蓋するとともに、前記ポット本体１の上部
開口を構成すべき肩部材５内周面に対して、前記外蓋２
と独立して前記広口開口１０を覆蓋すべく構成された中
蓋１１をネジあるいはへリコイド等の結合手段を介して
しかも前記内容器４の口縁の鍔４ａ上面パツキン２０を
介して圧接した状態で着脱可能に取付けたことを特徴と
する湯沸しポット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10782680U JPS6028352Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 湯沸しポツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10782680U JPS6028352Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 湯沸しポツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5730137U JPS5730137U (ja) | 1982-02-17 |
| JPS6028352Y2 true JPS6028352Y2 (ja) | 1985-08-28 |
Family
ID=29469108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10782680U Expired JPS6028352Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 湯沸しポツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028352Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6149374U (ja) * | 1984-09-01 | 1986-04-02 | ||
| JPS61206483U (ja) * | 1985-06-17 | 1986-12-26 |
-
1980
- 1980-07-29 JP JP10782680U patent/JPS6028352Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5730137U (ja) | 1982-02-17 |
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