JPS6027873Y2 - コンデンサの高圧圧力制御装置 - Google Patents

コンデンサの高圧圧力制御装置

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JPS6027873Y2
JPS6027873Y2 JP4605380U JP4605380U JPS6027873Y2 JP S6027873 Y2 JPS6027873 Y2 JP S6027873Y2 JP 4605380 U JP4605380 U JP 4605380U JP 4605380 U JP4605380 U JP 4605380U JP S6027873 Y2 JPS6027873 Y2 JP S6027873Y2
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JP
Japan
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water
condenser
switch
pump
control device
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Application number
JP4605380U
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English (en)
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JPS56146878U (ja
Inventor
健三 平嶋
日出雄 高橋
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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Priority to JP4605380U priority Critical patent/JPS6027873Y2/ja
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はカークーラーその他の冷房装置において、コ
ンプレッサより吐出される高圧高温の冷媒を凝縮点まで
冷却して高圧液体に還元するためのコンデンサの高圧圧
力制御装置に関する。
従来のコンデンサの高圧圧力制御装置としては、例えは
第1図(実開昭48−7965吋公報)に示すものがあ
る。
すなわち同図から明らかなように、一般的な空調用冷凍
サイクルでは冷媒をコンプレッサで圧縮し、これを高圧
管路を通してコンデンサ3で凝縮する。
そして凝縮した冷媒をリキッドタンク4において気液分
離ならびに水分の除去を行ない、膨張弁5て膨張させた
のち低圧低温気体としてエバポレータ6(クーリングユ
ニット)に供給する。
そして、ここにおいて空気との熱交換が行なわれ、冷媒
は再びコンプレッサに帰還されて上記のようなサイクル
を繰り返すようになっている。
ところで、コンデンサ3は通常は冷却ファンにより冷却
されてはいるが、冷媒の凝縮温度が、コンデンサの内部
圧力は極めて高圧となっていることは周知の通りである
そのため従来のコンデンサ高圧圧力制御装置においては
コンデンサ3内の圧力を下げるべく、水タンク7に貯留
された水を管路8に介在された電動ポンプ9を介して吐
出パイプ10に導き、ここからコンデンサ3に対して連
続的に噴射させている。
つまり噴射された水の気化熱を利用してコンデンサ内部
の冷媒凝縮温度を下げ、その結果としてコンデンサ3の
高圧圧力を低下させているものである。
尚、電動ポンプ9の起動はリキッドタンク4の圧力によ
り高圧圧力制御部11の接点がONされることにより行
なわれる。
また水タンク7にはエバポレータ6からの凝縮水がドレ
ーンホース12を通って給水されるようになっている。
しかしながら上記のような従来のコンデンサ高圧圧力制
御装置にあっては、単なるスイッチの開閉によりコンデ
ンサに対する水噴射が連続して行なわれる構造となって
いるため、大量の冷却水を必要とするとともにタンク容
量を大型化する必要があり、またたとえタンク容量を大
型化したとしても上記のように連続供給である以上は水
の不足状態が頻繁に起こり、水量的にも駆動エネルギー
的に見てもかなりの無駄を有している。
この考案は以上のような従来の問題点に着目してなされ
るもので、コンデンサに対する水の供給を間歇的に行な
う構造とし、これによって水の使用量を抑制するととも
に水タンクの小型化を図ることをその主目的としている
以下、この考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する
第2図はこの考案に係る高圧圧力制御装置の一実施例を
示すものであるが、基本となる冷凍サイクルは第1図に
示すものとほぼ同一であるので、第1図のそれと対応さ
せて説明すると、1はコンプレッサ、3はコンデンサ、
4はリキッドタンク、5は膨張弁、6はエバポレータで
ある。
このエバポレータ6はケーシング20によってファン2
1とともに一体をなしてクーリングユニット22を構成
している。
またコンデンサ3は前述したごとく冷却ファン23によ
って冷却されるようになっている。
7は前述のごときコンデンサ冷却用の水を貯留している
水タンクであり、この水タンク7は管路24を介してポ
ンプ25に連絡され、さらにポンプ25より管路26を
介して噴射ノズル27が延設されており、これにより水
タンク7内の水がコンデンサ3に向けて噴射されるよう
になっている。
また水タンク7にはクーリングユニット22のドレーン
部がドレーンパイプ28を介で連結されており、クーリ
ングユニット22において熱交換の際に生ずる水滴(凝
縮水)が水タンク7に帰還さて循環再使用されるように
なっている。
上記ポンプ25は駆動源であるモータ(図示省略)に連
結されており、さらにこのモータは図示するようにバッ
テリー電源29に接続されている。
そしてポンプ25とバッテリー電源29の間には間歇制
御回路30が直列に介在されており、この間歇制御信号
に基づいてコンデンサ3に対するノズル27からの水噴
射が間歇的になされるように構成しである。
すなわち、間歇制御回路30は、間歇信号発生部31と
これと直列関係にあるスイッチ32、ならびにこれらと
並列関係にあるスイッチ33の三者からなり、間歇信号
発生部31具体的手段としては自動車用フラッシャ回路
に用いられるバイメタルスイッチあるいは水晶時計のク
ロックパルス発生回路に類するものが使用される。
したがって以上の構成により、スイッチ32をONする
とポンプ25、間歇信号発生部31、バッテリー電源2
9が互いに電気的に結合されてポンプ25が間歇動作し
、その結果コンデンサ3に対してノズル27からの水噴
射が間歇的になされるのである。
なお間歇噴射でなく連続噴射を希望する場合にはスイッ
チ32をOFFし、代わってスイッチ33をONすれば
ポンプ25が連続駆動してコンデンサ3に対する連続噴
射がなされる。
またスイッチ32.33をいずれもOFFすればポンプ
25の駆動が停止されてコンデンサに対する水噴射がな
されないことはもちろんである。
第3図はこの考案の他の実施例を示すもので、その要部
は第1図に示すものと共通であるので、その共通部分に
は同一符号を符して異なる部分についてのみ説明する。
すなわち、本実施例の構成においては、電動ポンプ9の
制御回路中に間歇制御回路30が介在されており、この
間歇制御回路30は、前述のごとき間歇信号発生部31
とスイッチ32、およびこれらと並列関係あるスイッチ
33とからなっている。
また高圧圧力制御装置11の具体的構造としては例えば
第4図に示すごとく構成され、エバポレータに設けた感
熱筒40とこれに気体的に連絡されるベローズ41、お
よびベローズ41と一体の接点42を可動接点とする接
点機構43とからなり、エバポレータの温度変動に基づ
くベローズ41の伸縮動作により接点機構43を0N−
OFF制御するものである。
したがって以上の構成の結果、スイッチ32をONさせ
ておけば、高圧圧力制御部11の接点機構43がONさ
れた場合には間歇信号発生部31の信号に基づき電動ポ
ンプ9が間歇的に開閉動作し、これによってコンデンサ
3に対する水噴射が間歇的になされる。
なお、スイッチ32に代えてスイッチ33をONさせて
おけば上記接点機構43がON状態にある限りコンデン
サ3に対する水噴射が連続的になされるのである。
以上のように上記各実施例によればポンプあるいは電動
ポンプ等の圧送機器の制御回路中に間歇制御回路を介在
させ、コンデンサに対する水噴射を間歇的に行なわせる
ようにしたものであるから、コンデンサの冷却に要する
水量を削減でき、水タンクそのものを小型化することで
きるとともに、必要な時に水が不足するなどのおそれが
ない。
またいずれの実施例の場合にも間歇噴射に併せて従来の
ごとき連続噴射も併用できるから、予め設定した間歇作
動条件より環境条件が激しい場合(例えば外気が高温低
湿度で、水噴射が停止されている間に水の気化が終了し
て水噴射効果が低下している場合)には適宜連続噴射に
切り換えて水噴射効果を持続・向上させることができる
第5図はこの考案のさらに他の実施例を示すもので、前
記各実施例と異なるところは、水タンクの水量を水量検
出器で検出し、水量不足時にポンプ駆動装置の作動を停
止させることを特徴とするものである。
尚、本実施例おいても冷凍サイクル系等の要部は第1,
2実施例と共通であるので、異なる部分についてのみ説
明する。
第5図において、水タンク7内には水量検出器50が鋭
直に挿入支持されているとともに、ポンプ25の駆動回
路中にはコンデンサ3の高圧圧力制御装置の作動スイッ
チ51とポンプ作動停止スイッチ52が直列に介在され
ている。
この停止スイッチ52は常閉リレースイッチ(ノーマル
クローズタイプ)であり、後述のごとき水量検出器50
に接続されて水量不足時にポンプ作動を停止させるもの
である。
次に上記水量検出器50の詳細を第6図に基づいて説明
すると、水タンクのM2Sの中心には支持部材54を介
して中空状の支柱55が垂設されており、この支柱55
には磁石56を内包するリング状のフロート57(発泡
スチロール等から構成される)が上下動自在に装着され
ている。
また支柱55の下端部内周にはホルダで被包されたリー
ドスイッチ58が固着されており、その両端子はi53
の上面より導出されてポンプ制御回路に接続されている
尚、その結線状態を示すのが第7図である。
したがって水タンク7内の水量レベルが低くなるとフロ
ート57が下降し、磁石56の磁束作用によりリードス
イッチ58がONして水量不足信号を出力する。
するとこれに基づいて停止スイッチ52がOFF (ス
イッチ51はONされていたものとする)し、ポンプ2
5が停止されるのである。
第8図は第5図に示す実施例にさらに警報機能を付加し
たもので、常開形のリレースイッチ59と表示ランプ6
0を直列に接続腰その両端子をバッテリー電源系路に接
続させである。
この構成により前記水量不足時のポンプ停止動作と同時
にランプ60が点灯し、よって水量不足が可視表示され
るのである。
第9図はこの考案のさらに他の実施例を示すもので、前
記水量不足検出に併せて水量過多検出を行なうようにし
たものである。
本実施例の具体的構成は第5,6図に示す支柱55の上
端部にさらに第2のリードスイッチ61を付加する以外
異なるところがないので、その電気的な制御系統につい
てのみ説明する。
すなわち第9図において、水量過多を検出する第2のリ
ードスイッチ61とこの制御信号で作動する常開形のリ
レースイッチ62を、スイッチ52に対して並列に接続
しである。
そしてリレースイッチ62とスイッチ52を含むモータ
ー、バッテリー電源系路中にコンプレッサ1の作動・不
作動を決するコンプレッサスイッチ63を直列に介在さ
せである。
したがって、今仮りにコンプレッサスイッチ63がON
状態でスイッチ52がOFF状態にあると仮定すると、
水タンク7の水量レベルが設定レベルをオーバーした場
合にはリードスイッチ61がONシ、これに基づいてリ
レースイッチ62がONされてポンプ25を駆動させる
のである。
また逆に水量が不足した時には前述のごとき動作をする
ことは言うまでもない。
このように水タンクの水量過不足を検出する方式にあっ
ては、水量過不足時におけるポンプ駆動系エネルギーの
無駄および水量的無駄を解消して装置の省エネルギー化
ならびに耐久性の向上に寄与することができるほか、水
量不足を表示する方式にあって水量不足に対する対応措
置を迅速にとることができる。
以上の説明から明らかなようにこの考案に係るコンデン
サの高圧圧力制御装置にあっては、冷却水の供給系路に
その圧送機器を間歇的に動作させるための間歇制御手段
を付設し、これによってコンデンサに対する冷却水の供
給を間歇的に行なうようにしたものであるから、コンデ
ンサの冷却に有効利用される量以上の供給を解消して全
体としての水の使用量の抑制ができ、水タンクの小型化
を図ることができるほか、水量的にも駆動エネルギー的
にみても大幅な省エネルギー化に寄与することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンデンサ高圧圧力制御装置の構成を示
す説明図、第2図はこの考案に係る高圧圧力制御装置の
構成を示す説明図、第3図はこの考案の他の実施例を示
す説明図、第4図は第3図における高圧圧力制御部の詳
細を示す断面説明図、第5図はこの考案のさらに他の実
施例を示す説明図、第6図は第5図における水量検出部
の詳細を示す断面説明図、第7図は同じく第5図の回路
構成を示す制御回路図、第8図および第9図は第7図の
他の態様を示す回路図である。 1・・・・・・コンプレッサ、3・・・・・・コンデン
サ、5・・・・・・膨張弁、6・・・・・・エバポレー
タ、7・・・・・・水タンク、25・・・・・・ポンプ
、30・・・・・・間歇制御回路、31・・・・・・間
歇信号発生部、32,33・・・・・・スイッチ、9・
・・・・・電動ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷房装置の冷凍サイクル内に介在するコンデンサに冷却
    用の水を供給し、これにより上記コンデンサの高圧圧力
    を制御するようにしたものにおいて、冷却水の供給系路
    にその圧送機器の動作を間歇的に制御する手段を付設し
    、上記コンデンサに対する冷却水の供給を間歇的に行な
    うようにしたことを特徴とするコンデンサの高圧圧力制
    御装置。
JP4605380U 1980-04-05 1980-04-05 コンデンサの高圧圧力制御装置 Expired JPS6027873Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4605380U JPS6027873Y2 (ja) 1980-04-05 1980-04-05 コンデンサの高圧圧力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4605380U JPS6027873Y2 (ja) 1980-04-05 1980-04-05 コンデンサの高圧圧力制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56146878U JPS56146878U (ja) 1981-11-05
JPS6027873Y2 true JPS6027873Y2 (ja) 1985-08-23

Family

ID=29641105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4605380U Expired JPS6027873Y2 (ja) 1980-04-05 1980-04-05 コンデンサの高圧圧力制御装置

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JP (1) JPS6027873Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010243144A (ja) * 2008-12-11 2010-10-28 Water Techno Kasai:Kk 熱交換器の冷却方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010243144A (ja) * 2008-12-11 2010-10-28 Water Techno Kasai:Kk 熱交換器の冷却方法

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JPS56146878U (ja) 1981-11-05

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