JPS6027702Y2 - 車輛用シ−ト - Google Patents
車輛用シ−トInfo
- Publication number
- JPS6027702Y2 JPS6027702Y2 JP1980154262U JP15426280U JPS6027702Y2 JP S6027702 Y2 JPS6027702 Y2 JP S6027702Y2 JP 1980154262 U JP1980154262 U JP 1980154262U JP 15426280 U JP15426280 U JP 15426280U JP S6027702 Y2 JPS6027702 Y2 JP S6027702Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat back
- seat cushion
- cushion part
- back part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車輛用シート、特にリヤシートにおけるシート
クッション部に関するものである。
クッション部に関するものである。
通常リヤシートとフロントシートとの間には乗員の脚部
を圧側に置くための間隔が設けられる。
を圧側に置くための間隔が設けられる。
通常この間隔に対し空気袋を設置するようにしてリヤシ
ート側の乗員が足を延ばせるようにし、乗員の安楽感を
得るようにしているが、このようにリヤシートとフロン
トシートとの間に空気袋を設置する方法によれば、この
空気袋が不用となったときその取扱いが煩雑となる欠点
を有している。
ート側の乗員が足を延ばせるようにし、乗員の安楽感を
得るようにしているが、このようにリヤシートとフロン
トシートとの間に空気袋を設置する方法によれば、この
空気袋が不用となったときその取扱いが煩雑となる欠点
を有している。
本考案の目的はリヤシートにおけるシートクッション部
の長さを通常より長くしてこのシートクッション部をフ
ロントシート側にスライド自在としフロントシートとシ
ートバック部との間に形成される空間をこのシートクッ
ション部で被うようにしてリヤシート側における乗員が
必要に応じて脚を延ばせるようにし上記欠点を除去する
ものであり、以下実施例を用いて詳細に説明する。
の長さを通常より長くしてこのシートクッション部をフ
ロントシート側にスライド自在としフロントシートとシ
ートバック部との間に形成される空間をこのシートクッ
ション部で被うようにしてリヤシート側における乗員が
必要に応じて脚を延ばせるようにし上記欠点を除去する
ものであり、以下実施例を用いて詳細に説明する。
第１図、第２図は本考案による車輛用シートの一実施例
を示す側面図および斜視図であり、同図において１はリ
ヤシート、１ａはフロントシートであり、リヤシート１
はシートクッション部２とシートバック部３とより構成
されている。
を示す側面図および斜視図であり、同図において１はリ
ヤシート、１ａはフロントシートであり、リヤシート１
はシートクッション部２とシートバック部３とより構成
されている。
リヤシート１におけるシートクッション部２とシートバ
ック部３とはそれぞれ独立しており、シートクッション
部２はレール４に沿って前後方向にスライド自在となっ
ておりかつその長さは通常より長く設定されており略リ
ヤシート１におけるシートバック部３とフロントシート
１ａのシートバック部との間隔１に相当する長さに設定
されるもので、また上記シートバック部３は固定枠５を
介して車輌の床面に固定されている。
ック部３とはそれぞれ独立しており、シートクッション
部２はレール４に沿って前後方向にスライド自在となっ
ておりかつその長さは通常より長く設定されており略リ
ヤシート１におけるシートバック部３とフロントシート
１ａのシートバック部との間隔１に相当する長さに設定
されるもので、また上記シートバック部３は固定枠５を
介して車輌の床面に固定されている。
この固定枠５は、上記シートバック部３の下端側にシー
トクッション部２の幅及び厚さに相当する間隙を形成す
る如く上記シートバック部３を保持するものであり、こ
れによりシートクッション部２がシートバック部３の前
後方向にスライドすることを可能としている。
トクッション部２の幅及び厚さに相当する間隙を形成す
る如く上記シートバック部３を保持するものであり、こ
れによりシートクッション部２がシートバック部３の前
後方向にスライドすることを可能としている。
上記固定枠５にはストッパ６が設けられこのストッパ６
はシートクッション部２のサイド側における後部側に設
けられた孔７または略中央部側に設けられた孔８に嵌入
することによりシートクッション部２の前後方向の位置
ずれを防止するものである。
はシートクッション部２のサイド側における後部側に設
けられた孔７または略中央部側に設けられた孔８に嵌入
することによりシートクッション部２の前後方向の位置
ずれを防止するものである。
以上の構成においてリヤシート１を通常のシートとして
使用するにはシートクッション部２を後部方向にスライ
ドしてシートクッション部２の前部側に脚を圧側に置く
ための空間２０を形成する。
使用するにはシートクッション部２を後部方向にスライ
ドしてシートクッション部２の前部側に脚を圧側に置く
ための空間２０を形成する。
この場合ストッパ６を孔８に嵌入してシートクッション
部２を図示の位置にロックする。
部２を図示の位置にロックする。
また空間２０の部分に脚を延ばしたい場合はシートクッ
ション部２を前部方向にスライドしてストッパ６を孔７
に嵌入してロックすればよい。
ション部２を前部方向にスライドしてストッパ６を孔７
に嵌入してロックすればよい。
これによりリヤシート１のシートバック部３とフロント
シート１ａのシートバック部との間におけ全体をシート
として使用することができ例えば老人、子供などに対し
て好適なシートとなる。
シート１ａのシートバック部との間におけ全体をシート
として使用することができ例えば老人、子供などに対し
て好適なシートとなる。
またシートクッション部２を前後方向にスライドするだ
けで操作が行なえ、操作が容易となる。
けで操作が行なえ、操作が容易となる。
第３図は本考案による車輛用シートの他の実施例を示す
簡略構成図であり第１図と同じものは同一符号を用いて
いる。
簡略構成図であり第１図と同じものは同一符号を用いて
いる。
この場合リヤシート１におけるシートバック部３は回動
アーム９を介して固定枠に枢着されておりこのシートバ
ック部３は図示の如く直立した第１状態と後部側に倒れ
て床面に接し、かつその上面側がシートバック部２の上
面側と同一平面を形成する第２状態とを維持することが
出来、このシートバック部３を、シートクッション部２
を前部側にスライドした後第２状態を維持する如く後部
方向に転倒すれば車輛の後部側において面積の広いシー
トを得ることができ、この場合ハツチバックタイプの車
輛に対して適用した場合に、シートクッション部２の表
面とシートバック部３の表面とハツチバックとしての車
輛の後部の床の上面Ｐとで同一平面を形成することがで
き、さらに広面積のシートを得ることができこの上で仮
眠を取ることもできる。
アーム９を介して固定枠に枢着されておりこのシートバ
ック部３は図示の如く直立した第１状態と後部側に倒れ
て床面に接し、かつその上面側がシートバック部２の上
面側と同一平面を形成する第２状態とを維持することが
出来、このシートバック部３を、シートクッション部２
を前部側にスライドした後第２状態を維持する如く後部
方向に転倒すれば車輛の後部側において面積の広いシー
トを得ることができ、この場合ハツチバックタイプの車
輛に対して適用した場合に、シートクッション部２の表
面とシートバック部３の表面とハツチバックとしての車
輛の後部の床の上面Ｐとで同一平面を形成することがで
き、さらに広面積のシートを得ることができこの上で仮
眠を取ることもできる。
以上説明したように本考案によればリヤシートにおける
シートクッション部とシートバック部とを互いに独立せ
しめシートクッション部をスライド自在とするとともに
シートクッション部を前部方向にスライドしたときにリ
ヤシートとフロントシートとの間に形成される空間をう
める長さにシートクッション部を設定したので必要に応
じてこのシートクッション部を前部方向にスライドする
ことにより乗員の脚部を前方に延ばすことができ、安楽
感を得ることができる。
シートクッション部とシートバック部とを互いに独立せ
しめシートクッション部をスライド自在とするとともに
シートクッション部を前部方向にスライドしたときにリ
ヤシートとフロントシートとの間に形成される空間をう
める長さにシートクッション部を設定したので必要に応
じてこのシートクッション部を前部方向にスライドする
ことにより乗員の脚部を前方に延ばすことができ、安楽
感を得ることができる。
第１図、第２図は本考案による車輛用シートの一実施例
を示す側面図および斜視図、第３図は本考案による車輛
用シートの他の実施例を示す側面図である。 １・・・・・・リヤシート、２・・・・・・シートクッ
ション部、３・・・・・・シートバック部、４・・・・
・・レール、５・・・・・・固定枠、６・・・・・・ス
トッパ、７，８・・・・・・孔、９・・・・・・回動片
。
を示す側面図および斜視図、第３図は本考案による車輛
用シートの他の実施例を示す側面図である。 １・・・・・・リヤシート、２・・・・・・シートクッ
ション部、３・・・・・・シートバック部、４・・・・
・・レール、５・・・・・・固定枠、６・・・・・・ス
トッパ、７，８・・・・・・孔、９・・・・・・回動片
。
Claims (2)
- （１）シートクッション部とシートバック部とを有する
リヤシートにおいて、シートクッション部とシートバッ
ク部とを互いに独立せしめ、かつ上記シートクッション
部の幅及び厚さに相当する間隙を上記シートバック部下
端側に形成する如く上記シートバック部を保持する固定
枠を設け、上記シートクッション部を上記間隙を介して
上記シートバック部の前後方向にスライド可能とすると
ともに、前方にスライドした際に、リヤシートのシート
バック部とフロントシートのシートバック部との間に形
成される空間を少なくとも被うことができる程度に上記
シートクッション部の長さを設定したことを特徴とする
車輛用シート。 - （２）リヤシートにおけるシートバック部を後部側に回
動可能と腰かつ回動したときにおけその表面側とシート
クッション部の表面側との両者で同一平面を形成するこ
とができるようにした実用新案登録請求の範囲第１項記
載の車輛用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980154262U JPS6027702Y2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | 車輛用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980154262U JPS6027702Y2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | 車輛用シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5776141U JPS5776141U (ja) | 1982-05-11 |
| JPS6027702Y2 true JPS6027702Y2 (ja) | 1985-08-21 |
Family
ID=29513492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980154262U Expired JPS6027702Y2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | 車輛用シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027702Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59110731U (ja) * | 1983-01-18 | 1984-07-26 | 三菱自動車工業株式会社 | シ−ト装置 |
| JP2010076603A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Mazda Motor Corp | 車両のシート装置 |
-
1980
- 1980-10-30 JP JP1980154262U patent/JPS6027702Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5776141U (ja) | 1982-05-11 |
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