JPS6027403Y2 - 着磁ヨ−ク - Google Patents
着磁ヨ−クInfo
- Publication number
- JPS6027403Y2 JPS6027403Y2 JP13000080U JP13000080U JPS6027403Y2 JP S6027403 Y2 JPS6027403 Y2 JP S6027403Y2 JP 13000080 U JP13000080 U JP 13000080U JP 13000080 U JP13000080 U JP 13000080U JP S6027403 Y2 JPS6027403 Y2 JP S6027403Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- magnetizing
- magnetizing yoke
- permanent magnet
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子写真装置や静電記録装置における現像用磁
石ロールやクリーニング用磁石ロール等に用いられる直
径に対し長さが2倍以上ある長尺磁石を着磁するための
着磁ヨークに関する。
石ロールやクリーニング用磁石ロール等に用いられる直
径に対し長さが2倍以上ある長尺磁石を着磁するための
着磁ヨークに関する。
一般に乾式電子複写機においては、鉄粉キャリアと非磁
性トナーからなる二成分系現像剤あるいは一威分系の磁
性トナーなどの磁性現像剤を永久磁石ロールの表面に吸
着搬送して磁気ブラシを形威して現像が行なわれる。
性トナーからなる二成分系現像剤あるいは一威分系の磁
性トナーなどの磁性現像剤を永久磁石ロールの表面に吸
着搬送して磁気ブラシを形威して現像が行なわれる。
この永久磁石ロールにおいては、例えば特公昭55−6
907号公報に記載されているようなバードフェライト
製の一体の円筒状永久磁石が用いられており、表面に軸
方向に伸長する複数個の磁極を有している。
907号公報に記載されているようなバードフェライト
製の一体の円筒状永久磁石が用いられており、表面に軸
方向に伸長する複数個の磁極を有している。
このような長尺磁石を着磁するための着磁ヨークとして
は、例えば実開昭5l−1480R公報に記載されてい
るように純鉄又は電磁軟鋼などの磁気的にソフトな材料
からなるヨーク本体を長さ方向に2分割して、着磁する
磁石の外径に応じて内径をえぐり、溝を形威して巻線を
行なったものが知られている。
は、例えば実開昭5l−1480R公報に記載されてい
るように純鉄又は電磁軟鋼などの磁気的にソフトな材料
からなるヨーク本体を長さ方向に2分割して、着磁する
磁石の外径に応じて内径をえぐり、溝を形威して巻線を
行なったものが知られている。
ところで永久磁石ロールとしては、上記の軸方向に伸長
する複数個の磁石を有する永久磁石を用いたものの他に
、現像剤の横方向への搬送を行なうために例えば実公昭
53−29463号公報に記載されているような円柱状
永久磁石の表面に螺旋状に着磁したものが現像用ロール
として用にられつつある。
する複数個の磁石を有する永久磁石を用いたものの他に
、現像剤の横方向への搬送を行なうために例えば実公昭
53−29463号公報に記載されているような円柱状
永久磁石の表面に螺旋状に着磁したものが現像用ロール
として用にられつつある。
また時間昭55−32047号公報によれば、スパイラ
ル状に磁極を配置した磁石ローラーを電子写真装置のク
リーナ一部分に用いるとも知られている。
ル状に磁極を配置した磁石ローラーを電子写真装置のク
リーナ一部分に用いるとも知られている。
通常、長尺磁石に螺旋状の着磁を施すための着磁ヨーク
としては第1図に示すものが用あられている。
としては第1図に示すものが用あられている。
この着磁ヨークは上述の如くの磁気的にソフトな材料か
らなる円筒状のヨーク本体1の内周面に所定のピッチで
螺旋状の溝2を形威し、溝2内にコイル(図示せず)を
巻回して構成されている。
らなる円筒状のヨーク本体1の内周面に所定のピッチで
螺旋状の溝2を形威し、溝2内にコイル(図示せず)を
巻回して構成されている。
しかしながらこの着磁ヨークにおいては、溝加工に多大
な工数を要し、よって製作費が極めて大となる。
な工数を要し、よって製作費が極めて大となる。
また加工寸法のバラツキも大となるため着磁後の磁極の
位置ずれや磁力のバラツキが生じやすく高品質の長尺磁
石を得ることが困難である等の問題があった。
位置ずれや磁力のバラツキが生じやすく高品質の長尺磁
石を得ることが困難である等の問題があった。
本考案の目的は、上述の従来の着磁ヨークの欠点を解消
し、製作が容易でかつ良好な着磁が行なえる着磁ヨーク
を提供することである。
し、製作が容易でかつ良好な着磁が行なえる着磁ヨーク
を提供することである。
以下本考案の着磁ヨークを図面により説明する。
第2図は本考案の着磁ヨークの側面図、第3図は第2図
のA−A矢視図である。
のA−A矢視図である。
図中3は磁気的ソフトな材料からなる断面矩形状のコイ
ル部材であり、所定のピッチで螺旋状に巻回されており
、所定の磁極数に相当する本数(第2図では1本のみ示
す)だけ所定間隔をおいて互いに平行に支持部材4の内
周面に固定されている。
ル部材であり、所定のピッチで螺旋状に巻回されており
、所定の磁極数に相当する本数(第2図では1本のみ示
す)だけ所定間隔をおいて互いに平行に支持部材4の内
周面に固定されている。
コイル部材の具体例としては純鉄や電磁鋼板も使用でき
るが、強度的な点からまた角材がそのまま使用できる点
からバネ鋼(sup)が好ましく、またバネ鋼は磁気的
な点から何ら問題はない。
るが、強度的な点からまた角材がそのまま使用できる点
からバネ鋼(sup)が好ましく、またバネ鋼は磁気的
な点から何ら問題はない。
また支持部材の形状も円筒状に一体に形成したものに限
らず円周方向および/又は軸方向に複数個に分割したも
のでも差しつかえない。
らず円周方向および/又は軸方向に複数個に分割したも
のでも差しつかえない。
上記の着磁ヨークを使用する場合、例えば第4図に示す
ような軸5に円筒状フェライト磁石6を固着してなる永
久磁石ロール7を挿入し、コイル部材3に数千アンペア
程度のパルス電流を流すことにより、螺旋状の瞬間一体
着磁を行なうことができる。
ような軸5に円筒状フェライト磁石6を固着してなる永
久磁石ロール7を挿入し、コイル部材3に数千アンペア
程度のパルス電流を流すことにより、螺旋状の瞬間一体
着磁を行なうことができる。
本考案の具体例を次に説明する。
外径29rrvn、長さが28oTIrIItの等方性
バリウムフェライト磁石を有する第4図に示す永久磁石
ロールを、内径29.1閣、長さ380圏の本考案の着
磁ヨーク内に挿入しコイル部材にコンデンサー着磁機か
らパルス電流を流して6極に瞬間一体着磁を行なったと
ころ、磁石表面上における磁束密度が約1100Gで長
さ方向のバラツキが20G以下の永久磁石ロールが得ら
れた。
バリウムフェライト磁石を有する第4図に示す永久磁石
ロールを、内径29.1閣、長さ380圏の本考案の着
磁ヨーク内に挿入しコイル部材にコンデンサー着磁機か
らパルス電流を流して6極に瞬間一体着磁を行なったと
ころ、磁石表面上における磁束密度が約1100Gで長
さ方向のバラツキが20G以下の永久磁石ロールが得ら
れた。
なお第4図において磁極は破線で示している。
以上に記述の如く、本考案の着磁ヨークは、製作が容易
かつ製作コストも低くてすみ、そして高品質の永久磁石
ロールが得られるというすぐれた効果を有している。
かつ製作コストも低くてすみ、そして高品質の永久磁石
ロールが得られるというすぐれた効果を有している。
第1図は従来の着磁ヨークの斜視図、第2図は本考案の
着磁ヨークの側面図、第3図は第2図のA−A矢視図、
第4図は永久磁石ロールの斜視図である。 3:コイル部材、4:支持部材。
着磁ヨークの側面図、第3図は第2図のA−A矢視図、
第4図は永久磁石ロールの斜視図である。 3:コイル部材、4:支持部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 直径に対し長さが2倍以上ある長尺磁石の表面に螺
旋状の着磁をするための着磁ヨークにおいて、ヨーク本
体の内周面に所定の間隔をおいて複数本のコイル部材を
螺旋状に巻回固定したことを特徴とする着磁ヨーク。 2 ヨーク本体が断面円形の内面を有し、コイル部材と
して断面矩形状のバネ鋼を用いたことを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項記載の着磁ヨーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13000080U JPS6027403Y2 (ja) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | 着磁ヨ−ク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13000080U JPS6027403Y2 (ja) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | 着磁ヨ−ク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5754165U JPS5754165U (ja) | 1982-03-30 |
JPS6027403Y2 true JPS6027403Y2 (ja) | 1985-08-19 |
Family
ID=29490328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13000080U Expired JPS6027403Y2 (ja) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | 着磁ヨ−ク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027403Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-12 JP JP13000080U patent/JPS6027403Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5754165U (ja) | 1982-03-30 |
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