JPS602704A - 溶融紡糸用紡糸口金及びその製造法 - Google Patents

溶融紡糸用紡糸口金及びその製造法

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JPS602704A
JPS602704A JP10672483A JP10672483A JPS602704A JP S602704 A JPS602704 A JP S602704A JP 10672483 A JP10672483 A JP 10672483A JP 10672483 A JP10672483 A JP 10672483A JP S602704 A JPS602704 A JP S602704A
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JP
Japan
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hollow pipe
nozzle plate
spinneret
nozzle
hole
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JP10672483A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Takazawa
高沢 潔
Takayuki Izumi
泉 孝幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Toa Nenryo Kogyyo KK
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/04Guides for slivers, rovings, or yarns; Smoothing dies
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D4/00Spinnerette packs; Cleaning thereof
    • D01D4/02Spinnerettes
    • D01D4/027Spinnerettes containing inserts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えばピッチ系炭素繊維の紡糸のような溶融紡
糸に好適に使用することのできる紡糸ノズルを有した紡
糸口金及びその製造法に関するものである。
従来、ピッチ系炭素繊維のような材料の紡糸作業は袂数
のノズル孔を円周方向に1列又は複数列にて形成した紡
糸口金を使用して行なわれていた。
細いIII!2維を長期間安定した状態で溶融紡糸する
には、紡糸口金に設けたノズル孔は充分に小さく、内面
が平滑で且つ同一内径、即ちアスペクト比が一様である
ことが重要である。
斯る紡糸口金を作製するに当り、ノズル孔は従来ドリル
又は電子ビームにてノズルプレートを貫通して穿孔する
のが一般的であった。しかしながら、ドリルを使用して
の穿孔する方法はノズル孔径が小さくなるに従い種々の
問題が生じた。その第一は精度よく加工するのが困難で
あるという点にある。即ち、ドリル自体が回転時に振れ
る傾向を有し且つノズルプレート穿孔時にも穿孔抵抗に
より振れ回転を起し、第1図に図示されるように孔の開
は始めと開は終りの径が違った孔となる。
又、ドリルの径が小さくなると刃の鈍りが早く穿孔能力
が著しく低下する。斯る細径ドリルは刃の研摩が不可能
で、ドリルの交換を頻繁に行なうことを必要とし、又ド
リルの折排頻度も増大し穿孔作業能率を低下せしめるだ
けでなく、紡糸口金自体の製造コストを犬なるものとす
る。
このようなドリルによる穿孔方法が有する欠点を解決す
るべく電子ビーム法が提案されたが、電子ビームが穿孔
時に孔内部に滞留し、第2図に図示されるように内部が
脹らんだ軟便の孔が形成され、斯るノズルでは繊維の配
向性が悪くなるという欠点を有していた。
従って、本発明の主たる目的は、円滑で且つ均一の孔径
を有したノズルを複数個備え、ピッチ系炭素繊維のよう
な細い繊維を長期間安定して紡糸することのできる紡糸
口金を提供することである。
本発明の他の目的は、円滑で且つ均一の孔径な有したノ
ズルを複数個備えた紡糸口金な極めて精度よ(且つ単時
間で能率よ(製造することのできる紡糸口金を提供する
ことである。
本発明に係る紡糸口金1は、第3図に図示されるように
、所定の厚さを有したノズルプレート2に所望の直径を
有した中空パイプ4を例えば圧入等によって取付け、紡
糸用ノズル孔を形成せしめることによって構成される。
通常、ノズルプレート2はピッチ系炭素繊維等の溶融紡
糸の場合には4nのステンレス鋼板(SUS5o4)が
好適であり、中空パイプ4は注射針の如き内径0.55
 mm、外径1.5閂のステンレス製管とされる。又、
中空パイプ4によって形成されるノズル孔はノズルプレ
ート2に所望の配列で配置することができるが、例えば
上記のピッチ系炭紫−繊維の溶融紡糸においてはノズル
プレート2に円周方向に1列又は同中心にて複数列配列
されるであろう。
本発明の他の実施態様に係る紡糸口金1a及び1bを第
4図及び第5図に例示する。第4図に示す紡糸口金1a
においては、ノズル孔を形成する中空パイプ4はノズル
プレート2の厚さ全体にわたって設けられてはおらず、
ノズルプレート2の紡糸側へと厚さの概略半分にわたっ
て配設されている。ノズルプレート2の溶触紡糸材流入
側は中空パイプ4から成るノズル孔への材料の流入を案
内するために該ノズル孔に連通ずる導入孔6が形成され
る。
第5図に示す紡糸口金1bは、第4図に示す紡糸口金1
8と概略同様の構造とされるが、中空パイプ4がノズル
プレート2の紡出側に幾分突出し、突起ノズルを形成し
ている点において相違する。
斯る突起ノズルを有した紡糸口金1bは溶融紡糸材と紡
糸口金との剥離性が良いという特徴を有する。又、中空
パイプ4の紡出側突出部を補強するため妊、該突出部を
ロー付け8にてノズルプレート2に固定するのが好まし
い。
次に、上記の如き構造を有する本発明に係る紡糸口金の
製造法について説明する。
第6図を参照すると、ノズルプレート2には紡糸ノズル
を形成すべき位置に下孔4゛が形成される(第6図a)
。次で該下孔4°に中空パイプ4が圧入される(第6図
b)。該圧入作業は、例えば中空パイプ4として外径1
51!、内径0.55m7gのステンレス製パイプを使
用した場合には、下孔4′の内径を15間に仕上げ、ノ
ズルプレート2を150〜300℃に加熱し、中空パイ
プ4は常温にて又は冷却して下孔4′内に挿入し、次で
ノズルプレート2を冷却することにより行なわれる。
引き続き、もし中空パイプ4がノズルプレート2より突
出している場合にはノズルプレート2の面と同一平面と
なるように中空パイプ4の突出部が研摩される(第6図
C)。
第7図は第4図に示した紡糸口金の製造法を説明する。
該実施態様において、ノズルプレート2に形成される下
孔は、ノズルプレート2の紡出側□の小径部4“と、ノ
ズルプレート2の溶融紡糸材流入側の大径部4゛”と、
小径部4′と大径部4”とを連結する遷移部41とから
成る。前記小径部下孔41に前述と同じ態様忙て中空パ
イプ4が圧入される(第7図b)。小径部下孔4′より
上方に突出した部分は遷移部下孔41の方へと拡開し、
遷移部下孔4“1の壁面に密着される(第7図C)。次
で、ノズルプレート2の紡出側より突出した中空パイプ
部分は研摩し、ノズルプレート2の表面と同一とされる
。又中空パイプ4の遷移部下孔4″′へと密接せしめた
部分も所望に応じ、特殊チップで研摩し、折曲げ部分を
切除することができる。大径部4111及び遷移部4°
が前記導入孔6を形成する。
第8図は突起ノズルを有した紡糸口金の製造法を説明す
る。ノズルプレート2への下孔加工及び中空パイプの圧
入工程(第8図a及び第8図b)は第7図に関連して説
明したのと同様であり、ただ中空パイプ4がノズルプレ
ート2の紡出側より外方へと、より長く突出している点
で相違するだけである。このようにして圧入された中空
パイプ4はその上方端を前述のように遷移部下孔へと拡
開すると共に、中空パイプ4の突出部の外周部にはロー
付け8が行なわれる(第8図C)。斯るロー付は作業は
従来方法にて、例えば電気炉加熱にて行なうことができ
る。ロー付は作業が終った後、ノズルプレート2の紡出
側に突出した中空パイプ部分及びロー付は部は所定の形
状に研摩される。
又中空パイプ4の遷移部下孔へと密接せしめた部分も所
望に応じ、特殊チップで研摩し、折曲げ部分を切除する
ことができる(第8図d)。
以上の如くに構成される本願発明は真円度及び真直度の
よい既製の中空パイプをそのまま紡糸ノズルとして利用
するために、極めて内面が滑らかで、均一なアスペクト
比を有した精度のよい紡糸ノズルを有した紡糸口金を提
供することができる。
又、本発明に従うと精度の良いノズル孔を多数備えた多
孔ノズル紡糸口金を簡易に且つ安価に提供し得るという
特徴を有する。更に又、本発明に従った紡糸口金を利用
すると、ピッチ系炭素繊維等を長期間安定して紡糸し得
るという利益を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の紡糸口金のノズル孔を示す断
面図である。 第3図は本発明に係る紡糸口金のノズル孔の一実施態様
を示す断面図である。 第4図及び第5図は本発明に係る紡糸口金のノズル孔の
他の実施態様を示す断面図である。 第6図(a) 〜(e)、第7図(a) 〜(d)及び
第8図(a) 〜(d)は本発明に係る紡糸口金の製造
法を説明する各製造工程の説明図である。 1 : 紡糸口金 2 : ノズルプレート 4 : 中空パイプ 8 : ロー付け 第1図 第2図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ノズルプレートを貫通して所定内径を有した中空パ
    イプを取付け、紡糸ノズル孔を形成せしめたことを特徴
    とする溶融紡糸用紡糸口金02)紡糸ノズル孔は円周方
    向に1列又は同中心にて複数列をなして複数飼形成され
    てなる特許請求の範囲第1項記載の@融紡糸用紡糸口金
    。 3)ノズルプレートに下孔を加工する工程、前記下孔に
    中空パイプを圧入する工程、及び必要に応じ前記圧入さ
    れた中空パイプの端部をノズルプレートと同一平面又は
    所定形状に研摩する工程を具備して成る浴融紡糸用紡糸
    口金の製造法。 4)下孔はノズルプレートの円周方向に1列又は同中心
    にて複数列をなして複数飼形成されて成る特許請求の範
    囲第3項記載の方法。 5)圧入工程はノズルプレートを150℃〜300℃に
    加熱し、中空パイプは常温にて又は冷却し、中空パイプ
    をノズルプレートに挿入し、次でノズルプレートを冷却
    することによって行なわれる特許請求の範囲第3項記載
    の方法。 6)下孔はノズルプレートの厚さ方向に同一直径にて穿
    設され、中空パイプは該下孔全長にわたって圧入されて
    成る特許請求の範囲第3項記載の方法。 7)下孔は大径部と小径部とから成り、中空パイプは小
    径部に圧入されて成る特許請求の範囲第3項記載の方法
    。 8)中空パイプは小径部の全長にわたって配設されて成
    る特許請求の範囲第7項記載の方法。 9)中空パイプは小径部の下孔よりノズルプレートの外
    方へと突出して配設されて成る特許請求の範囲第7項記
    載の方法。 10)外方に突出した中空パイプ部分はノズルプレート
    にロー付けされて成る特許請求の範囲第9項記載の方法
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DE3474843D1 (en) 1988-12-01
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