JPS6027032Y2 - 定規 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、定規に関する。

詳細には、本考案は筆記具等のケースセットしておいて
、常時はケースの中にあって仕切及び小物入れとなる一
方、必要に応じては、定規としても使用できる多用途の
定規を提供しようとするものである。

以下、本願の実施例を図を用いて説明する。

第１図において、 １は底部、２は底部１にはＳ゛直角連結されている背部
、３はこの背部に水平に連結している手掛部、４は前記
底部１の先端に連結されている誘導部であり、この誘導
部４は底部１に対して多少上方へ傾斜した状態で連結さ
れている。

７は誘導部４と手掛は部３との間に形成された間隙であ
る。

８は目もりである。以上説明した定規は、合成樹脂、木
、硬質ゴム、金属等で形成するのがよい。

本考案は以上の様な構成よりなるので、これを通常の定
規として使用する場合には、第２図に示す様に、底部１
を下方にし誘導部４の先端部を筆記具Ｘに当接して使用
する。

筆記具Ｘを移動させると、誘導部４にみちびかれて筆記
線Ｙがペン芯５によって筆記されるのが、誘導部４は底
部１に対して傾斜した状態に底部１に連結されているの
で、誘導部４の先端部４は筆記具Ｘのペン芯５のインキ
に汚されることがない。

また筆記された筆記線Ｙは定規の底部１よりも離れたと
ころに筆記されるので、筆記線Ｙのインキが定規に付着
して定規（特に底部１の部分）を汚すこともない。

したがって、筆記される紙Ｚが汚されることもなく、筆
記が容易となり、かつ鮮明な線画を描くことができる。

一方、この定規をケースにセットして仕切または小物入
れとして使用する場合には、次の様にして行う。

即ち、第３図に示されている様に、箱状体Ａの中に定規
を入れる。

この場合、背部２を下方にして箱状体Ａの底面６に接し
させてセットする。

こうすると図示されている様に、誘導部４は丁度屋根の
様になって上方に位置することになるが、この誘導部４
と手掛は部３との間には間隙７があるので、この間隙７
の間から筆記具、消コム、クリップ等の事務用小物を投
げ込んで収納する。

収納された小物は、定規の手掛は部３と底部１と誘導部
４とによって囲まれた状態となり、箱状体Ａの中にあっ
て、丁度仕切または小物入れの役割を果すことになる。

以上の様に本考案は、通常は定規としての作用をするも
のであるが、必要に応じては箱状体の中にあって仕切ま
たは小物入れとして機能する実用上の効果を発揮するも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、定規の斜視図、第２図は、使用状態を示す図
、第３図は、箱状体にセットされた状態を示す一部破断
斜視図。 １・・・・・・底部、２・・・・・・背部、・・・・・
・誘導部。 ３・・・・・・手掛は部、

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 板状の底部１と、この底部１にはＳ゛直角連結されてい
   る背部２と、この背部２に水平に連結されている手掛は
   部３と、前記底部１の先端に上方に向けて連結された誘
   導部４とからなることを特徴とする定規。