JPS6026457B2 - 摩耗粒子検出器 - Google Patents

摩耗粒子検出器

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JPS6026457B2
JPS6026457B2 JP54055351A JP5535179A JPS6026457B2 JP S6026457 B2 JPS6026457 B2 JP S6026457B2 JP 54055351 A JP54055351 A JP 54055351A JP 5535179 A JP5535179 A JP 5535179A JP S6026457 B2 JPS6026457 B2 JP S6026457B2
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particles
wear particle
particle detector
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Description

【発明の詳細な説明】 通常の摩耗粒子検出器は油圧系の作動油中、またはさら
に特定的には、エンジンまたはトランスミッションの潤
滑剤中に存在する金属粒子を捕捉する。
これらの金属粒子はこのような装置の2つの電極間のギ
ャップを架橋するように誘導され、それにより電気回路
を完結する。金属粒子によって電気ギャップが閉じられ
ると、外部警報信号が起動される。可動構成要素が主と
して鋼から作られているシステムにおいては、装置の有
効度は電極間のまた電極に近接する磁界によって増大さ
れる。
あるいシステムにおいては、金属粒子が電気回路を閉じ
る確率を増大するために一対より多い電極が使用される
。これらの補助的設備はこの発明の原理に直接の影響を
持つものではない。両電極と接触する比較的大きいサイ
ズの1個の金属粒子、または比較的小さいサイズの数個
の金属粒子、またはそれら大小の金属粒子によって電極
ギャップを架橋することから同一効果が生ずることは明
白である。
詳述すると、エンジン、トランスミッションまたは他の
油圧系あるいは流体系の正常動作中、動力伝達面の通常
の摩耗によって非常に微細な粒子が発生される。
この状態は、設備が新しく、ギヤ、ベアリングその他の
コンポーネントがランィン(ならし運転)時期と普通呼
ばれる初期摩耗過程にあるとき、特に顕著である。通常
「摩耗けぱ(f雌z)」と呼ばれるこれらの非常に小さ
い粒子が集積すると、危険が存在しなくても、警報信号
が起動され、それによりいわゆるじよう乱指示(又は標
示)が発生される。このような装置が航空機のような危
険なシステムのエンジン、トランスミッション、ギャボ
ックスおよび補助駆動装置に使用される場合には、高価
かつ不当な予防措置が必要になる。したがって、警報信
号の発生は、金属表面の初期摩耗過程によって生じるよ
うな比較的大きいサイズの金属粒子が装置の電極間ギャ
ップを架橋する場合にのみ限定することが望ましい。
軍用ヘリコプタで特に遭遇する第二の問題は戦闘状態中
1つまたはそれ以上のオイルサンプに穴があくことであ
る。
この結果として潤滑剤の損失を生じ、やがてはロータギ
ヤが加熱されて暁付くことになる。したがって、サンプ
温度を監視してこのような故障の早期警報を与えること
も望ましい。両機能を1つのセンサに組込むことはこの
ようなサービスに要求されるェビオニクス(avion
ics)パッケージ内へ実質的な経済性を提供する。
この発明の主題は、大きいサイズの粒子を捕捉してその
存在を指示し、適切しかも簡素な電気回路によって警報
指示を発生させることができるとともに、同電気回路の
利用によって小さい摩耗けば形粒子を自動的にかつ反復
して破壊し、それにより追加の電気回路、信号観察およ
び指冷ならびにじよう乱指示(又は標示)およびこれに
よる不利な飛行行動結果を排除するように考案された、
ところの摩耗粒子検出器である。
この検出器はさらに、過度のオイルサンプ温度が起こっ
たときに警報を与えることができ、それにより早期のオ
イル損失警報信号を与えることができる。二次電力源か
らの大体一定の大電流を利用して摩耗けばを破壊しかつ
電気接点ギャップに総留された粒子の存在を警報装置を
組込んだ第一の電気回路によって指示するところの装置
は知られている。
警報装置が起動されると、操作者は前記の大体一定の大
きさの大電流を電気接点ギャップを通してある時間流す
ことによって前記摩耗けばを破壊する。前記二次電力源
は電力供給系または指示回路の低抵抗分岐からなるもの
である。この方法はいくつかの大きな欠点を有する。第
一に、典型的な横断面の摩耗けば粒子を破壊するために
必要な大電流は、たとえば、航空機の電気系統に大量の
電力消耗を起こす。第二に、安全動作限界を超えないよ
うに電流の大きさを制限するための特殊化回路保護装置
が要求される。これらの装置は大型でありかつ望ましく
ない量の熱を消散する。第三に、最も重要なものとして
、特定の摩耗粒子は所定のかつ実質的に一定の大きさの
電流によって破壊されることもあり、破壊されないこと
もある。すなわち、これは前記電流の印加時間および前
記電流によって発生された熱が環境中へ消散される速度
に依存する。これは、そのような装置の動作にかなりの
不確定要素を導入し、その結果、そのような動作サイク
ルの帰結に対する操作者の信頼度が低くなる。これらの
理由により、この種類の装置は現在では工業的に普及し
ていない。不断の監視および手動操作の二次電気回路を
必要とする、実質的に抵抗型のこれらの装置に対比して
、この発明に係る装置は、基本電気回路中に配置された
少なくとも1つのコンデンサにより、さらに、摩耗粒子
を保留してそれらの検出および選択的破壊を容易にする
ための機構を設けることにより、摩耗けば破壊を自動的
に達成する。前記コンデンサは、摩耗けばが装置の電極
間ギャップに補留されるまで、自動的に充電されかつ充
電状態を維持する。摩耗けばがギャップに楠留されると
、コンデンサはその貯蔵電気ェネルギを前記摩耗けばを
通して放電し、電力供給系に負担をかけることなくそれ
を破壊し、前記ギャップを開放しかつ前記コンデンサを
自動的かつ即時に再充電し、この場合にはじよう乱指示
(又は標示)は起こらない。一方、大きい横断面を持つ
ことを特徴とする摩耗粒子が前記ギャップ中に捕留され
た場合には、前記コンデンサは同様に放電するが、前記
粒子は破壊されず、それにより警報光が自動的に起動さ
れかつコンデンサは放電状態を維持する。
前記コンデンサの放電による摩耗けばの破壊はきわめて
短い時間で起こるから、この過程中の熱消散速度は、す
べての他の環境条件が等しいため、動作サイクルの帰結
に影響を及ぼさない。
したがって、本装置は比較的小さい摩耗仇ま粒子と比較
的大きい摩耗粒子とを確実に判別することができ、かつ
じよう乱の指示(又は指示)を選択的に抑制する(小摩
耗粒子はコンデンサによる電極間の放電によって分解し
てじよう乱の表示を行なわず、大きい摩耗粒子の場合は
じよう乱の表示を行なう)。を選択的に抑制することが
できる。同様に、サンプ温度を監視する装置があるが、
これらは別個の信号発生システムを必要とし、そのため
にエビオニクスパッケージの複雑性が増大する。この発
明はさらに同一信号発生システムを動作させうるセンサ
を含み、それによって総合コストを低減しかつシステム
を簡素化する。先行技術よりすぐれた本発明の別の利点
は以下の記載および添付図面から明らかになるであるつ
oつぎに図面特に第1図を参照すると、電気回路10の
構成図が示されており、仮想線内に示す接続線は本発明
の摩耗粒子検出器2川こ組み込まれたものであり、仮想
線の外側に示すもの(例えば、電球16、電力源12等
)は前記装置20が接続される外部電気配線および構成
部品に適用される。
バツテリのような電力源12はたとえばその負極に帰路
端子14を有し、その正極は電球16の一方の端子に接
続されている。前記電球16の他方の端子は前記装置2
0の端子18に接続されている。摩耗粒子検出器20は
2つの電極22,24を含み、これらは磁気回路の磁極
片であってもよく、この場合には相互に反対極性に永久
的に磁化されかつ絶縁体23を介して相互に電気絶縁さ
れる。
前記絶縁体23は非導電性材料の永久磁石から構成され
うる。電極22,24は両者間に所定寸法の動作ギャッ
プ26を形成するように配置されている。電極22,2
4の面28,30は油圧作動油に露出され、一方、装置
20の他の部品は第1図に仮想線で略示した密閉体内に
装着される。電極24は、好適には摩耗粒子検出器の密
閉体によって帰路に接続されている。
電極22はダイオード32の負極に接続され、その正極
は装置20の端子18に接続されている。コンデンサ3
4は電極22,24およびそれらのギャップ26を横切
って接続されている。以上の構成に基づいて、前記摩耗
粒子検出器の動作は次の通りである。
すなわち、端子18が電球16を介して電力源12に接
続され、電圧が電極22,24に印加されると、コンデ
ンサ34が充電される。粒子が電極22,24で形成さ
れたギャップ26に入りかつ磁界により捕蟹されて前記
ギャップを架橋し、それにより電気回路を閉じると、コ
ンデンサ34がギャップ26を架橋する前記粒子を通し
て放電する。前記粒子がコンデンサ34の放電電流のィ
ンパルスにより溶融分解しない程度に大きい横断面積を
有する場合には、電球16が点灯し、それにより実質的
に大きい粒子および故障状態の存在を指示する。しかし
ながら、摩耗けば粒子の大きさの粒子が1個以上吸収さ
れてギャップ26を架橋する場合には、これらの粒子は
コンデンサの放電電流ィンパルスの効果の下に破壊され
、それにより電球16の点灯を起こすことなく回路を開
き、それによりコンデンサ34の再充電およびその後競
の動作が可能になる。ダイオード32は前記放電電流ィ
ンパルス効果が航空機の他の場所に装備された同種類の
他の摩耗粒子検出器に反映されないように阻止するため
に設けられている。プリーダ抵抗体36は電力源がター
ンオフされたときコンデンサ34をゆっくり放電させる
ために設けられている。これは、摩耗粒子検出器20が
検査保守のために航空機から取はずされるとき、検査機
器に損害を与えないようにするために特に重要である。
第2図を参照すると、摩耗粒子検出器20の端子18は
、この場合には、通常のコネクタレセプタクル46のピ
ン接点44であり、その上にプラグ(図示せず)と係合
するための外ねじ47が形成されている。
レセプタクル46は面板45上に摩耗粒子検出器20の
軸と同心に装着されている。第二のピン接点52は電線
54を介して実質的に円筒形の密閉体5川こ内部接続さ
れ、それにより前記ピン接点52をその帰路接続および
摩耗粒子検出器20の導電性装備を介してそれぞれの設
備に「接地」している。
前記密閉体50と前記電力源12の帰路負極14との間
に適切な電気的連続性が存在する場合には、ピン接点5
2およびその接続電線は不必要であろう。回路板56は
、密閉体50の内側に配置され、環状肩部63に当俵し
、密閉体50の内側を上部ボート58と下部ボート57
に分割し、各ボートは密閉体50の軸と同Dである。
中空薄壁円筒の形状を有するスベーサ59は下部ボート
57の構内面の内側にこれと接触して配置されている。
スベーサ59の上部環状面は回路板56の下面に当接し
、下部環状面は面板45の上面に当接している。底壁部
分48は密閉体50の下端に形成され、その内蓬は前記
下部ボート57の内蚤より大さく、その結果として環状
肩部61が形成されている。
摩耗粒子検出器20の組立が完了すると、底壁部分48
は面板45の横側上に曲げられ、良好な製造慣行に従っ
て、密封のために使用する○ーリング用のスペースを提
供するために、面板45の上面と環状肩部61の間にす
きまが残される。
コンデンサ34はたとえば回路板56の底面上に装着さ
れ、ダイオード32およびブリーダ抵抗体36は回路板
56の上側に装着される。前記構成要素のライン側は第
2図に示すように電線42を介してピン接点44に接続
されている。これらの要素すなわち前記コンデンサ、抵
抗体およびダイオードの一部または全部は密閉体50の
外部に配置してもよい。密閉体50の外側には安全配線
用機構62を有するたとえば六角形のフランジ60が形
成されている。
フランジ60の環状面64はこの図では水平であり、通
常のガスケットまたは0リングと共に(図示せず)、設
備(図示せず)の一片のケース上に形成されたボスの環
状面と係合するシールを与える。延長部66は、実質的
にオフセットされた中空円筒でありかつ外ねじ68を有
し、この図では前記フランジの頂上に配置され、その内
部に摩耗粒子検出器20の軸と同じの円筒形孔72およ
び円筒形の、上方に開放されたボート70を与える。鉄
材料の円筒形の、実質的にカップ状の、上方に開放され
たレセプタクル73は、その底部にある円筒形オフセッ
ト延長部75と、底部および延長部75を通して形成さ
れた、前記検出器の軸と同0の円筒形孔77とを有し、
前記オフセット延長部75の直径は前記ボート70内へ
の挿入を可能にする寸法のものである。
セラミック製非導電性型かつ環状の永久磁石74はカッ
プ状レセプタクル73内に配置されている。
前記セラミック製非導電性永久磁石74の代りに、導電
性材料の永久磁石74Aを使用することもできる。この
場合には、第6図に示すように、非導電性材料のシース
71が鉄磁石74Aの横側としセプタクル73の構内側
との間および磁石74Aの底面としセブタクル73の底
面との間に装着される。第一の環状非導電性スべ−サ7
9、環状シール76および第二の環状非導軍性スべ−サ
81がレセプタクル73の下側かつ前記ボート70の内
部に設けられている。
第一の磁極と第一の電極22を同時に構成する導電性か
つ磁性材料のワッシャ80が、前記環状永久磁石74ま
たは74Aの頂上にこれと同Dに配置されている。
導電性材料のねじボルト82は、たとえば、六角形頚部
84、シャンク36およびねじ付端部分88を有し、前
記シャンクは前記ワツシヤ80、磁石74または74A
、レセブタクル延長部75、スベーサ79、シール76
、スべ−サ81を貫通し、そのねじ付端部分88が上記
各部品を越え、孔72を通って前記上部ボート58内へ
突出している。任意の適当な絶縁材料のワツシャ90は
密閉体50の軸と同Dに設けられ、その上部環状面が上
部ボート58の環状面と接触している。電線端子92は
ワッシヤ90の下方に配置され、電極22であるところ
のワッシャ86を第1,2図に示す他の回路部品と接続
している。
前記ねじ付端部分88上にはたとえば六角ナット94が
表着され、このナットは締付けられると前記導電性かつ
磁性ワッシャ80、環状スベーサ81、非導電性ワッシ
ャ90および電導端子92の組立を密閉体50内で達成
する。第二の電極兼磁極24はカップ状、上方開放レセ
プタクル73の上部環状面96によって設けられている
したがって、動作環状ギャップ26は、ワッシャ80の
外側横面および上部環状面とカップ状レセブタクル73
の上部環状面96との間に、上部環状面96内周に隣接
するレセプタクル73の構内面と共に、形成されている
。完全に組立てられた装置20から見える要素は第3図
で容易に認めることができる。
相関寸法の摩耗けば粒子の破壊に1つのコンデンサとそ
の特定放電ィンパルス電流を利用する摩耗粒子検出器に
ついて上述した原理は、比較的小さい摩耗けばサイズか
ら所定の大きい摩耗けばサイズに及ぶ粒子を所望の、分
離した、中間の動作段階により差別しかつ破壊する能力
のあるシステムにこの発明の範囲内で拡張することがで
きる。
この教示の1つの可能な応用は第4図の電気回路図に示
されており、第1図について説明した装置と完全にでは
ないにしても実質的に同一の基本様成部品を使用してい
る。第4図に示す電気回路1001こおいては、第1図
のものと同様に、電力源12と電球16が帰路14と摩
耗粒子検出器20の端子18に相互に直列に接続されて
いる。
電極22,24、両者間のギャップおよび永久磁石23
は第1図のものと同一である。電極24は帰路14に接
続され、電極22は端子18に接続されている。この場
合には、先の1つのコンデンサ34の代りに、複数のた
とえば3つのコンデンサ34S,34M,34Lが設け
られている。この実施例における3つのコンデンサのキ
ャパシタンスは相互に異なっている。
すなわち、コンデンサ34Sは3つのキャパシタンスの
うちの最小値を有し、コンデンサ34Lは最大値を有し
、コンデンサ34Mは両者の中間値を有し、各ギャパシ
タンス絶対値はこの発明の原理に影響を及ぼすことなく
その特定用途に依存する。これらの場合において、たと
えば、各有極コンデンサ34S,34M,341′の負
極は帰路14に接続されている。
この場合には、2つのダイオード32A,32Bが設け
られ、ダイオード32Aはコンデンサ34Sの正極から
コンデンサ34Mへの電流の流れを可能にし、ダイオー
ド32Bはコンデンサ34Mの正極からコンデンサ34
Lへの電流の流れを可能にするが、それぞれの逆方向の
電流の流れは許容されない。ダイオード32は電球16
と直列にライン中に配置されている。各ダイオードは電
力源12の正極からの電流の流れを可能にするが、反対
方向のものを阻止するように配向されていることを注目
すべきである。たとえば、三位置、ブレーク・ビフオア
・メーク(break−戊fore−make)スイッ
チ102が前記コンデンサの選択的動作のために設けら
れている。前記スイッチのワィパアーム108はスイッ
チアクチュェータ(図示せず)上にこれら電気絶縁して
装着されている。ワイパアーム108のピボットは前記
摩耗粒子検出器20の端子18に接続されている。この
場合には、3つの固定スイッチ接点S1,S2,S3が
コンデンサ34S,34M,34Lの正極とそれぞれ接
続されている。機械的伸縮スプリング114はその一端
が固着され、他端がスイッチ102のワイパアーム10
8に取付けられており、スイッチ102が選択的に手動
操作されない場合には、ワィパァーム108を接点SI
における「待機」位置へのその帰路の方向にバィアスし
ている。上記システムの動作は下記の通りである。
すなわち、第4図に示すように、ワィパアーム108が
スイッチ接点SI上の「待機」位置にあるときには、3
つのコンデンサ34S,34M,34Lは完全に充電さ
れ、電極22,24は、両者間のギャップ26と共に、
摩耗粒子検出器20‘こ到達する摩耗粒子により回路を
閉じる準備ができている。摩耗粒子がギャップ26に入
り、永久磁石によって捕捉され、それにより電極22と
電極24を接続すると、前記摩耗粒子が非常に小さい横
断面を有し、コンデンサ34Sの放電ィンパルス電流に
より破壊されない限りは、電球16が点灯して警報信号
としての役割をする。しかしながら、電球16の連続し
た点灯によって指示されるように、前記摩耗粒子がコン
デンサ34Sの放電ィンパルス電流によって破壊されな
い場合には、それがこのような破壊放電電流に感応する
断面を持つならば、操作者はスイッチ102をその接点
位置S2,S3へ連続的に作動させ、それにより日頃次
に大きい方のキャパシタンスを有するコンデンサを前記
摩耗粒子を通して放電させてそれを破壊しようとする。
操作者が摩耗粒子の破壊が起こったスィッタ位置を越え
てスイッチを作動させることをやめるであろうことは明
白である。
全スイッチ位置が完了されかつ全コンデンサ電荷が消耗
された後も電球16の警報光が点灯し続ける場合には矯
正処置がとられるであろうことも自明である。第4図に
示す回路構成部品形態において、各コンデンサ34S,
34M,34Lは、破壊すべき粒子を通してその電荷を
放出するために選択されている間に、ラインとの接続状
態を維持し、かつ、同時に、まだ選択されてないコンデ
ンサもラインとの接続状態を維持することに注目すべき
である。
このようにして、次第に増大する強さの3つの特定放電
の手敷選択に加えて、各スイッチ位置SI,S2,S3
に対して数回の反復粒子破壊および自動コンデンサ再充
電サイクルが利用できる。さらに、第4図の構成におい
て、電極22,24および動作ギャップ26を除いて、
摩耗粒子検出システムの全構成部品は前記摩耗粒子検出
器20(仮想線で示されている)の密閉体の外側に配置
されている。この形態は必須のものではなくかつ第4図
に示すものに制限されるわけではないが、特定の新応用
および既存の回路の改変にとって有利でありうる。この
発明の精神内の別の実施態様が第5図に示されており、
回路構成118内にいくつかの先に記載した要素を有す
る。
電力源12はその負極が帰路14と接続され、その正極
がブロッキングダイオード32の正極と接続されている
。前記ダイオード32の負極は接合点1201こ接続さ
れ、ここから電球16の一方の端子に接続されている。
電球16の他方の端子は接合点122と接続され、ここ
から電極22に接続されている。電極24は帰路14に
接続されている。接合点120において分岐回路が形成
され、接合点124を通過してコンデンサ34の正極に
至っている。コンデンサ34の負極は帰路14に接続さ
れている。たとえば、常時開放二重ブレーク形押ボタン
スイッチ126はその一方の端子で接合点124に接続
され、他方の端子で接合点122に接続されている。第
5図の回路構成118によるこの実施態様の動作は下記
の通りである。
回路が電力源12に接続されると、コンデンサ34は充
電されかっこの状態を維持し、このときに少なくとも1
つの摩耗粒子(図示せず)が電極22,24間に入ると
、電極22,24が電球16の回路を閉じ、電球16を
点灯させ、それにより摩耗粒子の存在を指示する。点灯
した電球16により警告されて、操作者はスイッチ12
6を作動させて閉じ、それによりコンデンサ34の電荷
をギャップ26に橘解された摩耗粒子を通して放出する
。摩耗粒子が十分に小さい横断面積を持つ場合には、そ
れは破壊され、電球16が消灯する。この場合には、コ
ンデンサ34は次の同様な動作の準備のための再充電さ
れる。しかしながら、摩耗粒子がコンデンサの放電電流
の破壊能力に関して大きすぎる横断面積を持つ場合には
、電流16は点灯状態を維持し、他の種類の矯正処理の
必要を指示する。第5図の装置構成は、大量の小摩耗粒
子を発生する故障モードが予期されるところの応用に対
して好適な構成となる。
警報光すなわち電球16が頻繁に点灯する場合には、操
作者たとえば航空機パイロットはこのような故障状態が
発達しつつあることを了解する。第5図に示す回路構成
要素の場合にも、これらは前記摩耗粒子検出器20(仮
想線で示されている)の密閉体に関して外部に配置され
うる。
システムの最後の改変は第7,8図に示されている。こ
れは延長部66、レセプタクル73、ヘッド84および
フェース96の上に競合してこれらを完全に包囲すると
ころのキャップ130である。キャップの側部には多数
の通路132があげられ、ここに油および懸濁チップが
自由に通って磁石74に到達する。キャップの頂部には
常時オフ型の温度センサ134がある。すなわち、予設
定温度を超えたときにのみ検知回路が閉じ、ついで電球
16または類似装置が起動される。このような信号は導
線136a,136bによって伝達される。これらの線
はサンプの全環境にさらされるから、良好な温度抵抗性
を持つ耐油性材料で絶縁することが必要である。
各種類のテフロンおよび類似の不活性ポリマはこの目的
に適していることが見出された。上記した実施態様のお
のおのは、この発明の精神から離脱することなく、記載
されたもの以外の特定動作要件に適合するように改変お
よび変更されうろことは明白である。
【図面の簡単な説明】
第1図は摩耗粒子検出器の動作に要求される電気回路の
線図である。 第2図は第3図の2−2線断面図である。第3図は前記
摩耗粒子検出器の外面図である。第4図は差別および選
択応答特徴を有する摩耗粒子検出器の電気回路図である
。第5図は矯正処置を取るための警報を与える摩耗粒子
検出器の電気回路図である。第6図は第2図の2−2線
断面の一部の改変詳細図である。第7図は第2図の検出
器と共に使用するのに適応した回路検知システムを示す
。第8図は第2図の検出器と共に使用するためのセンサ
ホルダの一形態を示す。10・・・・・・電気回路、1
2・・・・・・電力源、14…・・・帰路、16・…・
・電球、20・・・・・・摩耗粒子検出器、22,24
・・・・・・電極、23・・・・・・絶縁体、26・・
・・・・ギャップ、32……ダイオード、34……コン
デンサ、36・・・・・・ブリーダ抵抗体、42・・・
・・・電線、44…・・・ピン接点、45・・・・・・
面板、46…・・・レセプタクル、47・・…・ねじ、
50・・・・・・密閉体、52・・・・・・ピン接点、
54・・・・・・電線、56・・・・・・回路板、57
・・・・・・下部ボート、58・・・・・・上部ボート
、59……スベーサ、60……フランジ、61,63…
・・・肩部、66・・・・・・延長部、68・・・・・
・ねじ、70・・・・・・円筒形ボート、72・・・・
・・孔、73・・・・・・レセプタクル、74・・・・
・・永久磁石、75……延長部、76……シール、79
……スベーサ、80……ワツシヤ、81……スベーサ、
82……ねじボルト、90・・・・・・ワツシャ、92
・・・・・・電線端子、94・..・..ナット、10
2……スイッチ、108……ワイ/ゞアーム、114…
…スプリング、126……スイッチ、130…・・・キ
ャップ、134…・・・温度センサ。 口G.l FIG.2 FIG.3 FIG.5 FIG.4 FIG.6 FIG.7 FIG.8

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定寸法の動作ギヤツプ26を有して油圧媒質系内
    に配置される導電性かつ磁性の材料からなる一対の電極
    22,80:24,96と; 前記一対の電極間に配置
    されて磁界を与える装置23,74,74Aと; 前記
    動作ギヤツプと並列に接続され所定のキヤパシタンスを
    有し、前記磁界により前記電極間に捕獲された油圧媒質
    系内の摩耗粒子によつて閉じられた付勢電気表示回路を
    介して電荷を放出して、比較的小さな摩耗粒子を破壊し
    、続いて自動的に再充電されるコンデンサ34,34S
    ,34M,34Lと; 比較的大きな摩耗粒子のため、
    該摩耗粒子が前記コンデンサによつて破壊されなかつた
    とき、動作する警報装置16からなることを特徴とする
    油圧媒質系用摩耗粒子検出器。
JP54055351A 1979-05-08 1979-05-08 摩耗粒子検出器 Expired JPS6026457B2 (ja)

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