JPS6025848Y2 - 回転型可変抵抗器 - Google Patents

回転型可変抵抗器

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JPS6025848Y2
JPS6025848Y2 JP1933580U JP1933580U JPS6025848Y2 JP S6025848 Y2 JPS6025848 Y2 JP S6025848Y2 JP 1933580 U JP1933580 U JP 1933580U JP 1933580 U JP1933580 U JP 1933580U JP S6025848 Y2 JPS6025848 Y2 JP S6025848Y2
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JP
Japan
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slider
cover
resistor
base
insulating substrate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1933580U
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English (en)
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JPS56121207U (ja
Inventor
正夫 小林
進 相原
敏 小泉
泰俊 加来
Original Assignee
帝国通信工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP1933580U priority Critical patent/JPS6025848Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、軸受金具を使用しない回転型可変抵抗器の
回転動作の改良に係るものである。
従来の回転型可変抵抗器では、第1図に示すように外周
に取付ねじを刻設してカバーに固着した軸受金具39の
貫通穴に操作軸を回動自在に嵌合させ、該操作軸に絶縁
物を介して摺動子を固定し、該摺動子を絶縁基板上に配
設した抵抗体および集電導体と摺接させ、操作軸の回転
により抵抗体の両端に接続された端子と集電導体に接続
された端子との間の抵抗値を変化する構造であった。
この方法では軸受金具39と操作軸との間にグリス等の
潤滑材を使用することができるため円滑な回転が得られ
るが、軸受金具を用いるため高価となる欠点があった。
このためコストの節減を目的として、第2図及び第4図
に例示されるように、軸受金具を使用せずカバ−26底
面の穴と、表面に抵抗体および集電導体を配設した絶縁
基板の穴とで操作軸18とその延長の細軸19とを回転
自在に軸支腰操作軸に一体に形成され、摺動子を固定し
た摺動子保持体16′をカバーの底面と絶縁基板の表面
との間に回転自在に挟持腰摺動子を抵抗体及び集電導体
に摺接させ、可変抵抗器をプリント基板等に取付けるた
めの取付金具32を、カバー26により絶縁基板裏面に
固定する方法が考案された。
この方法によりコストを低減することは可能となったが
、操作軸に軸方向の遊びが生じやすく、又グリス等の潤
滑材を用いることが困難である。
一方近時、回転摺接部分への塵埃等の侵入を防止する目
的で摺動子保持体の周縁を絶縁基板に近接させる工夫が
されているが、これは第3図に示すように軸方向に直角
に力を加えてつまみを介して操作軸を回転するときは、
絶縁基板表面及び抵抗体の端子導出部と摺動子保持体と
が当接し、摩擦が大きくなって、回転が不円滑かつ困難
になり、更に抵抗体を摩損する欠点があった。
本考案は之等の欠点を改良するもので、その実施例を以
下第5図及び第6図により説明する。
1はほぼ馬蹄形の絶縁基板で、表面には馬蹄形の抵抗体
2と、これに同心にほぼリング状の集電導体3が配設さ
れている。
抵抗体2の両端及び集電導体3には抵抗端子4,4′及
び集電端子5がそれぞれ接続固定されている。
又絶縁基板1の円弧部中心には六〇が穿設され、周辺に
は後述のカバー26の脚29と係合する複数の切欠き7
が設けられている。
8はリング状の減摩皮膜で大きさ1〜10μm位の4弗
化エチレン粉末を含有するエポキシド樹脂或はフェノー
ル樹脂等の合成樹脂の塗膜により構成され、その内径は
抵抗体2の円弧部の外径にほぼ等しいか、僅かに大きく
その外径は後述の摺動子保持体16の突部22の摺動軌
跡の外径より大きく形成されている。
9は弾性金属よりなる摺動子で、基部10より延設され
て複数に分割され下方に付勢された一対の腕部11,1
1’、及び12.12’が設けられ、一方の腕部11,
11’には抵抗体2と摺接する複数の接点13.13’
が下方に突設され、他方の腕部12,12’には集電導
体3と摺接するそれぞれの接点14.14’が下方に突
設されている。
摺動子9は基部10に設けた一対の穴15.15’によ
り後述の摺動子保持体16の凹部24に取付固定されて
いる。
16は弾性のあるプラスチック等の絶縁物よりなる多段
に形成したほぼ円板状の摺動子保持体で、その基部17
の中心から操作軸18が上方に、又細軸19が下方にそ
れぞれ延設され、又、基部17の上面にはリング状の突
部20が設けられて後述のカバー26の底面27と当接
している。
基部17の下側にはリング状の大径部21が形成され、
該大径部の下面には複数の滑らかな円弧状突部22が下
方に突設され、該突部の下面からリング状突部20上面
までの高さはカバー26の絶縁基板1との当接面から底
面25までの深さよりや)大きく形成され、又、基部1
7と大径部21との間の段部には複数の円弧状の溝23
が穿設されて基部17と大径部21に設けた突部22と
は弾性的に結合されている。
摺動子保持体16の裏面には凹部24が陥設され、その
底面に設けた一対の突起(図示せず)を前記摺動子9の
穴15.15’と係合させて圧潰し、摺動子9を摺動子
保持体16に固定している。
又基部17の外周から回転止め25が上方に起立腰該回
転止めは後述のカバー26のストッパー30と係合して
、操作軸18の回転範囲を規制する。
26はキャップ状の金属よりなるカバーで、底面27に
は中心穴28が穿設されて操作軸18と回転自在に嵌合
し、周縁からは複数の脚29が垂下し、外周にはストッ
パー30が陥設され、開目端縁31で絶縁基板1に当接
している。
32は取付金具で、その平板部33には前記カバー26
の脚29と係合する複数の角穴34が穿設され、平板部
33の両側は直角に折曲げられて側面部35.35’が
形成され、該側面部にはそれぞれ端子4,5と平行にプ
リント基板36へ取付の際の当接部37,37’が絶縁
基板1の下端より外方に突設され、又当接部37,37
’のほぼ中央にはそれぞれにスナップイン取付脚38゜
38′が設けられている。
絶縁基板1は取付金具32に重畳され、摺動子9を取付
けた摺動子保持体16の細軸19は絶縁基板1の六6及
びこれに対応する取付金具の穴に挿通されると共に、カ
バー26の中心穴28には操作軸18が貫通されている
カバー26の脚29は絶縁基板1の切欠き7に係合され
た上、取付金具32の角穴34に挿通された後折曲げら
れて、絶縁基板1と取付金具32及びカバー26を組立
固定しており、摺動子9の接点13,13’及び14.
14’はそれぞれ抵抗体2及び集電導体3に圧接すると
共に、摺動子保持体16の大径部21の突部22は減摩
皮膜8に圧接している。
本考案は上記のように構成されているので、摺動子保持
体16はその大径部21に設けた突部22が弾性的に抵
抗体2の外周にリング状に設けられた減摩皮膜8に圧接
しつつカバー26の底面27と絶縁基板1との間に挟持
される。
このため操作軸18には上下の遊びがなく、又減摩皮膜
8は摩擦係数の小さい4弗化エチレン粉末を含むため摺
動子保持体16の突部22と減摩皮膜8との間の摩擦が
小さく、更に大径部21と基部17との段部に溝23を
穿設して大径部21に設けた該突部22と基部17とは
弾性的に結合されているため操作軸18の回転トルクは
第7図に示すように絶縁基板に減摩粉末を含む皮膜を設
けない場合に比し約1/4でしかも変動が少い。
第7図はシャフトにトルク測定器をつけて一定角速度で
回転させたとき、その回転角度に対応するトルクを自記
記録したグラフである。
このため第3図に示すように操作軸の片側に軸を直角方
向に力を加えながら、回転させる場合でも円滑且つ容易
な回転を行うことができる。
又本考案は軸受金具を使用しないため、組立工数が少な
く、コストが安く、量産に適し、安価に製品を提供する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の軸受金具付回転型可変抵抗器の側面図、
第2図は軸受金具を使用しない回転型可変抵抗器の斜視
図、第3図は回転型可変抵抗器の使用例図、第4図は従
来の軸受金具を使用しない回転型可変抵抗器の要部を示
す一部断面図、第5図は本考案実施例の断面図、第6図
は同じく分解斜視図、第7図は軸受金具を使用しない回
転型可変抵抗器の操作軸回転トルクを示し、イは本考案
品の回転トルク、口は従来の減摩皮膜を用いない場合の
回転トルクである。 1・・・・・・絶縁基板、2・・・・・・抵抗体、3・
・開渠電導体、4,4′・・・・・・抵抗端子、5・・
・・・・集電端子、6・・・・・・穴、7・・・・・・
切欠き、8・・・・・・減摩皮膜、9・曲・摺動子、1
0・・・・・・摺動子基部、11,11’・・・・・・
摺動子腕部、12,12’・・・・・・摺動子腕部、1
3.13’・・・・・・摺動子接点、14,14’・・
曲摺動子接点、15.15’・・・・・・摺動子穴、1
6・・・・・・摺動子保持体、17・・・・・・摺動子
基部、18・・・・・・操作軸、19・・・・・・細軸
、20・・・・・・リング状突部、21・・・・・・大
径部、22・・・・・・突部、23・・・・・・溝、2
4・・・・・・凹部、25・・・・・・回転止め、26
・・・・・・カバー、27・・・・・・底面、28・・
・・・・中心穴、29・・開脚、3゜・・・・・・スト
ッパー、31・・・・・・基板当接縁、32・・・・・
・取付金具、33・・・・・・平板部、34・・・・・
・角穴、35・・・・・・側面部、36・・・・・・プ
リント基板、37,37′・・・・・・プリント基板当
接部、38・・・・・・スナップイン取付脚、39・・
・・・・軸受金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カバーと、抵抗体及び集電導体を配設した絶縁基板と、
    前記カバーと絶縁基板により形成される空間に前記抵抗
    体及び集電体に摺接する摺動子を摺動子保持体によって
    回動可能に枢支する回転型可変抵抗器において、摺動子
    保持体基部の上面にはカバーに穿設した穴を貫通する操
    作軸とカバー下面に当接するリング状突部を設け、基部
    の下面には摺動子を固着するとともに、操作軸に同心の
    円弧状細溝を介して弾性的に保持されたリング状大径部
    を連設し、該大径部下面には複数の滑らかな円弧突部を
    突設腰1〜10μmの4弗化エチレン粉末を含むエポキ
    シド樹脂又はフェノール樹脂より成る減摩皮膜を抵抗体
    外周部に配設し、該減摩皮膜と上記円弧突部とが当接す
    る回転型可変抵抗器。
JP1933580U 1980-02-18 1980-02-18 回転型可変抵抗器 Expired JPS6025848Y2 (ja)

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JP1933580U JPS6025848Y2 (ja) 1980-02-18 1980-02-18 回転型可変抵抗器

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JP1933580U JPS6025848Y2 (ja) 1980-02-18 1980-02-18 回転型可変抵抗器

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Publication Number Publication Date
JPS56121207U JPS56121207U (ja) 1981-09-16
JPS6025848Y2 true JPS6025848Y2 (ja) 1985-08-03

Family

ID=29615599

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JP1933580U Expired JPS6025848Y2 (ja) 1980-02-18 1980-02-18 回転型可変抵抗器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60111002U (ja) * 1983-12-28 1985-07-27 東京コスモス電機株式会社 可変抵抗器

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Publication number Publication date
JPS56121207U (ja) 1981-09-16

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