JPS60257819A - 中空糸複合膜モジユ−ル及び除加湿装置 - Google Patents
中空糸複合膜モジユ−ル及び除加湿装置Info
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- JPS60257819A JPS60257819A JP59113206A JP11320684A JPS60257819A JP S60257819 A JPS60257819 A JP S60257819A JP 59113206 A JP59113206 A JP 59113206A JP 11320684 A JP11320684 A JP 11320684A JP S60257819 A JPS60257819 A JP S60257819A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、除加湿を行なうの(−有用な高透湿性を有す
る高分子薄膜をもった中空糸複合膜モジュール、そして
該中空糸複合膜モジュールに組み込んだ除加湿装置(−
関する。
る高分子薄膜をもった中空糸複合膜モジュール、そして
該中空糸複合膜モジュールに組み込んだ除加湿装置(−
関する。
従来の技術
従来、外気(被除湿空気)から水分、すなわち、湿り気
を除去するため(−いろいろな除湿方法が提案されてい
る。一般的(二は、例えばシリカゲル、生石灰、塩化カ
ルシウム等の吸湿性の固体や例えば濃硫酸、塩化リチウ
ム等の吸湿性の液体(−被除湿空気を接触させてその空
気中の水分を除去する方法がとられている。さら(二、
例えば梅雨時のように比較的(二低温で多湿の場合、空
気を一旦冷却してその飽和水蒸気圧乞低下させ、結露に
エリ水分ン除去する方法が主として採用されている○し
かしながら、前者の方法では、使用する固体液体の吸湿
性そのもの(二限界があり、ひんばん(二再生処理しな
ければならず、連続的じ除湿2行なうことが不可能であ
る。後者の方法では、空気の温度をかなり低下させてし
まうので、温度をもと(−戻すだめの加熱処理が必須で
あり、多大のエネルギーがこの温度調節(二消費さfL
る0 最近、上述のような従来技術の欠点をもたず、連続的(
:操作が可能な省エネルギープロセスとして、膜分離に
よる除湿方法が提案された(特開昭54152679号
)。この公開特許公報に記載の方法は、水蒸気を含有す
る混合気体から水蒸気を分離する方法であって、銅アン
モニアレーヨン再生セルロール薄膜、ジアセチルセルロ
ース薄膜等の特定の透過特性をもった高分子薄膜に混合
気体を通「、て水蒸気の;I−を選択的に透過させで除
湿を行なうことt特徴とする。この除湿方法は、連続的
(−5しかも低コストで除湿を行ない得るという点で注
目に値するというものの、さらに除湿効率を高めかつそ
れによって装置乞小型化することが望ましい。壕だ、膜
分離による除湿方法は、一般的(二、処理風量に限界が
あジ、あ−H大風量の装置用等には用いられない等の不
都合がある。
を除去するため(−いろいろな除湿方法が提案されてい
る。一般的(二は、例えばシリカゲル、生石灰、塩化カ
ルシウム等の吸湿性の固体や例えば濃硫酸、塩化リチウ
ム等の吸湿性の液体(−被除湿空気を接触させてその空
気中の水分を除去する方法がとられている。さら(二、
例えば梅雨時のように比較的(二低温で多湿の場合、空
気を一旦冷却してその飽和水蒸気圧乞低下させ、結露に
エリ水分ン除去する方法が主として採用されている○し
かしながら、前者の方法では、使用する固体液体の吸湿
性そのもの(二限界があり、ひんばん(二再生処理しな
ければならず、連続的じ除湿2行なうことが不可能であ
る。後者の方法では、空気の温度をかなり低下させてし
まうので、温度をもと(−戻すだめの加熱処理が必須で
あり、多大のエネルギーがこの温度調節(二消費さfL
る0 最近、上述のような従来技術の欠点をもたず、連続的(
:操作が可能な省エネルギープロセスとして、膜分離に
よる除湿方法が提案された(特開昭54152679号
)。この公開特許公報に記載の方法は、水蒸気を含有す
る混合気体から水蒸気を分離する方法であって、銅アン
モニアレーヨン再生セルロール薄膜、ジアセチルセルロ
ース薄膜等の特定の透過特性をもった高分子薄膜に混合
気体を通「、て水蒸気の;I−を選択的に透過させで除
湿を行なうことt特徴とする。この除湿方法は、連続的
(−5しかも低コストで除湿を行ない得るという点で注
目に値するというものの、さらに除湿効率を高めかつそ
れによって装置乞小型化することが望ましい。壕だ、膜
分離による除湿方法は、一般的(二、処理風量に限界が
あジ、あ−H大風量の装置用等には用いられない等の不
都合がある。
発明が解決しようとする問題点
以上から明らかなように、従来の除湿方法では、屡々吸
湿剤を再生処理しなければならない、連続除湿を行なう
ことができない、空気の温度調節のために多大のエネル
ギーが必要である、満足し得る除湿効率を得ることが困
難である、装置の小型化を計りにくい、装置の構成も複
雑なものとなりやすい等の問題が残されている。本発明
は、これらの問題点夕解決し、また、除湿(ユ加えて加
湿も可能ならしめ工9とするものでおる0 問題点!解決するための手段 本発明者らは、上述の問題点を解決すべく研究の結果、
特定の高分子材料は酸素又は窒素の透過速度(透過率ロ
ユ比較して著しく高められた水蒸気透過速度(透湿率)
¥有しており、これらの高分子材料の薄膜を多孔質中空
糸支持体上(二被覆して得た中空糸複合膜に被除加湿空
気を適用すると空気中の水分を選択的に分離して有効か
つ効率的な除加湿を行ない得ること2見い出し、本発明
を完成した。
湿剤を再生処理しなければならない、連続除湿を行なう
ことができない、空気の温度調節のために多大のエネル
ギーが必要である、満足し得る除湿効率を得ることが困
難である、装置の小型化を計りにくい、装置の構成も複
雑なものとなりやすい等の問題が残されている。本発明
は、これらの問題点夕解決し、また、除湿(ユ加えて加
湿も可能ならしめ工9とするものでおる0 問題点!解決するための手段 本発明者らは、上述の問題点を解決すべく研究の結果、
特定の高分子材料は酸素又は窒素の透過速度(透過率ロ
ユ比較して著しく高められた水蒸気透過速度(透湿率)
¥有しており、これらの高分子材料の薄膜を多孔質中空
糸支持体上(二被覆して得た中空糸複合膜に被除加湿空
気を適用すると空気中の水分を選択的に分離して有効か
つ効率的な除加湿を行ない得ること2見い出し、本発明
を完成した。
本発明は、第1に、端部開口(1)及び(2)ならび(
二中央開口(3)7有1”る耐圧容器(4)と、前記耐
圧容器(4)内(−収容された、多孔質中空糸支持体(
5)と該支持体の外周上(二被覆された高められた透湿
性を有する高分子薄膜(6)とからなる中空糸複合膜(
7)の多数本を束ねた中空糸複合膜束(8)と、前記端
部開口(1)乞含む帯域(9)、前記iM部開口(2)
ヲ陰む帯域(10)及び前記中央開口(3)を含む帯域
(11)を形成しかつこむ、らの帯域Z互いに隔離する
シール9相(12)とを含んでなることを特徴とする中
空糸複合膜モジュール(二ある。
二中央開口(3)7有1”る耐圧容器(4)と、前記耐
圧容器(4)内(−収容された、多孔質中空糸支持体(
5)と該支持体の外周上(二被覆された高められた透湿
性を有する高分子薄膜(6)とからなる中空糸複合膜(
7)の多数本を束ねた中空糸複合膜束(8)と、前記端
部開口(1)乞含む帯域(9)、前記iM部開口(2)
ヲ陰む帯域(10)及び前記中央開口(3)を含む帯域
(11)を形成しかつこむ、らの帯域Z互いに隔離する
シール9相(12)とを含んでなることを特徴とする中
空糸複合膜モジュール(二ある。
本発明は、第2(−1ya a開口(1)及0: (2
1f(らヒ(二中央開口(3)馨有する耐圧容器(4)
と、前記耐圧容器(4)内に収容された、多孔質中空糸
支持体(5)と該支持体の外周上に被覆された一、(G
められた透湿性1有する高分子薄膜(6)とからなる中
空糸複合膜(7)の多数本を束ねた中空糸複合膜束(8
)と、前記Q:la部開口】(1)を含む帯域(9)、
前記端部開口(2)′lL:含む帯域(10)及び前記
中央開口(3)を含む帯域(Jl)を形成しがつこれら
の帯域全圧いに隔離するシール部材(12)と6含む中
空糸複合膜七ジュール(13)と: 前記中空糸複合膜モジュール(13)の各中空糸複合膜
(7)の内側及び外側間に圧力差2与えるだめのもので
あって前記中央開口(3)(二接続された真空ポンプ(
18)と; 前記中空糸複合膜モジュール(13)に被除加湿空気を
・導入するためのものであってその端部開口(1)と被
除加湿空気取入D(14)との中間に接読された送気手
段(Jl)と(l:含んでなることを特徴とする除)J
l」湿疲1谷C二ある。
1f(らヒ(二中央開口(3)馨有する耐圧容器(4)
と、前記耐圧容器(4)内に収容された、多孔質中空糸
支持体(5)と該支持体の外周上に被覆された一、(G
められた透湿性1有する高分子薄膜(6)とからなる中
空糸複合膜(7)の多数本を束ねた中空糸複合膜束(8
)と、前記Q:la部開口】(1)を含む帯域(9)、
前記端部開口(2)′lL:含む帯域(10)及び前記
中央開口(3)を含む帯域(Jl)を形成しがつこれら
の帯域全圧いに隔離するシール部材(12)と6含む中
空糸複合膜七ジュール(13)と: 前記中空糸複合膜モジュール(13)の各中空糸複合膜
(7)の内側及び外側間に圧力差2与えるだめのもので
あって前記中央開口(3)(二接続された真空ポンプ(
18)と; 前記中空糸複合膜モジュール(13)に被除加湿空気を
・導入するためのものであってその端部開口(1)と被
除加湿空気取入D(14)との中間に接読された送気手
段(Jl)と(l:含んでなることを特徴とする除)J
l」湿疲1谷C二ある。
本発明の実施(二おいて、多孔質中空糸支持体上(二被
覆されるべき高分子薄膜としてセルロースアセテート系
高分子材料のそれ、例えばセルロースアセテート、セル
ロースジアセテート、セルローストリアセテート又はそ
の混合物からなる高分子薄膜を有利に使用することがで
きる。それというものの、かかるセルロースアセテート
系高分子材料は約10−’ 〜10−’cc−cm/c
# see ・r:mHgのオーダーの高められた透湿
率を有しており、一方、約10−10偲・cm/crt
トsec−cmllgのオーダーの酸素又は窒素透過率
しか有していないからである。
覆されるべき高分子薄膜としてセルロースアセテート系
高分子材料のそれ、例えばセルロースアセテート、セル
ロースジアセテート、セルローストリアセテート又はそ
の混合物からなる高分子薄膜を有利に使用することがで
きる。それというものの、かかるセルロースアセテート
系高分子材料は約10−’ 〜10−’cc−cm/c
# see ・r:mHgのオーダーの高められた透湿
率を有しており、一方、約10−10偲・cm/crt
トsec−cmllgのオーダーの酸素又は窒素透過率
しか有していないからである。
本発明において支持体として有利に使用することのでき
る多孔質中空糸は、例えばポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリアクリロニトリル、ポリ弗化ビニリデン等の常
用の高分子材料からなる。
る多孔質中空糸は、例えばポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリアクリロニトリル、ポリ弗化ビニリデン等の常
用の高分子材料からなる。
このような中空糸は、好ましくは、約2oO/180〜
500/450μmの寸法(外径/内径)、約30〜8
0%の開孔率(表面積基準)、そして約01〜0.5μ
mの平均孔径を有する。このような中空糸は、常法に従
って、例えば上述のような出 □゛発嵩高分子材料オリ
フィスから押し出して中空糸を紡糸し、これをさらに延
伸法等?−よって多孔化することにより有利(二段造す
ることができる。、支持体とi〜ての多孔質中空糸への
高分子薄膜の被Ukl−t、l+Uえば、予め準備して
おいた多孔質中空糸を別(:準備したコーティング溶液
(選らばれた高分子薄膜形成材刺乞例えばメタノール、
エタノール、塩化メチレン等又はその混合物の工うな有
機溶媒(−溶解して得た約2〜37f量チの濃度の塗布
溶液)(ユ約2〜10秒間(=わたって浸漬し、その後
で液切り及び乾燥することによって有利に実施すること
ができる。本発明者らは、塩1メチレンとエタノールを
10:1〜4:1の比宅で混合して得た混合有機溶媒を
用いて詩に良好なコーティング溶液を得ることができた
。必要1一応じて、多孔質中空糸と高分子薄膜の結合力
を高めかつあわせて得られる中空糸複合膜の分離性能Y
高めるため、多孔質中空糸の表面部分を表面活性剤で改
質しても工い。
500/450μmの寸法(外径/内径)、約30〜8
0%の開孔率(表面積基準)、そして約01〜0.5μ
mの平均孔径を有する。このような中空糸は、常法に従
って、例えば上述のような出 □゛発嵩高分子材料オリ
フィスから押し出して中空糸を紡糸し、これをさらに延
伸法等?−よって多孔化することにより有利(二段造す
ることができる。、支持体とi〜ての多孔質中空糸への
高分子薄膜の被Ukl−t、l+Uえば、予め準備して
おいた多孔質中空糸を別(:準備したコーティング溶液
(選らばれた高分子薄膜形成材刺乞例えばメタノール、
エタノール、塩化メチレン等又はその混合物の工うな有
機溶媒(−溶解して得た約2〜37f量チの濃度の塗布
溶液)(ユ約2〜10秒間(=わたって浸漬し、その後
で液切り及び乾燥することによって有利に実施すること
ができる。本発明者らは、塩1メチレンとエタノールを
10:1〜4:1の比宅で混合して得た混合有機溶媒を
用いて詩に良好なコーティング溶液を得ることができた
。必要1一応じて、多孔質中空糸と高分子薄膜の結合力
を高めかつあわせて得られる中空糸複合膜の分離性能Y
高めるため、多孔質中空糸の表面部分を表面活性剤で改
質しても工い。
次いで、添伺の図面を参照しながら本発明の詳細な説明
する: 231図に、本発明(ユよる中空糸複合膜モジュールの
好ましい一例を示し、た略示図である。図中の(4)は
耐圧容器であり、これの両喘部に被除加湿空気装入のた
めの開口(1)、除湿空気排出のための開口(2)、そ
してこれの中央部C二陰差(又は加湿)空気排出のため
の開口(3)が配置されている。耐圧容器(4)は好オ
しぐにアクリル樹脂等の樹脂から構成することができ、
そしてそのサイズは一般に約20〜40 cm I内容
積約o、2〜2zに対応)である。このサイズは、容器
内(二収容する中空糸複合膜のす・イズや本数、所望と
する分離性能等によっているいろに変(ヒするであろう
。
する: 231図に、本発明(ユよる中空糸複合膜モジュールの
好ましい一例を示し、た略示図である。図中の(4)は
耐圧容器であり、これの両喘部に被除加湿空気装入のた
めの開口(1)、除湿空気排出のための開口(2)、そ
してこれの中央部C二陰差(又は加湿)空気排出のため
の開口(3)が配置されている。耐圧容器(4)は好オ
しぐにアクリル樹脂等の樹脂から構成することができ、
そしてそのサイズは一般に約20〜40 cm I内容
積約o、2〜2zに対応)である。このサイズは、容器
内(二収容する中空糸複合膜のす・イズや本数、所望と
する分離性能等によっているいろに変(ヒするであろう
。
耐圧容器(4)内C:は多数本の中空糸複合@(7)が
収容される。約6000〜]、 OO00本の中空糸複
合 ′膜を束ねて中空糸複合膜束(81とし、この束乞
約20〜30cに切ジそろえてその両末端を例えばエポ
キシ)耐層のような接着剤で固着・密封し、さら;:シ
ール部材(12)2用いて容器内に充填するのが一般的
である。この、Cうなシールの結果、耐圧容器(4)内
が3つの帯域に、Tなわち、端部開口(1)7陰む帯域
(9)、端部開口(2)を含む帯域(1o)、そして中
央開口(3)を含む帯域(11〕に区画され、また、帯
域(9)、(10)と(11)との相互の連通は不存在
である。
収容される。約6000〜]、 OO00本の中空糸複
合 ′膜を束ねて中空糸複合膜束(81とし、この束乞
約20〜30cに切ジそろえてその両末端を例えばエポ
キシ)耐層のような接着剤で固着・密封し、さら;:シ
ール部材(12)2用いて容器内に充填するのが一般的
である。この、Cうなシールの結果、耐圧容器(4)内
が3つの帯域に、Tなわち、端部開口(1)7陰む帯域
(9)、端部開口(2)を含む帯域(1o)、そして中
央開口(3)を含む帯域(11〕に区画され、また、帯
域(9)、(10)と(11)との相互の連通は不存在
である。
第1図において、中空糸複合膜モジュール(13)の開
口(1)(二矢印Aで示されるようにして被除加湿空気
を装入すると、中空糸複合膜(7)のそれぞれ(二おい
て水蒸気の分離が行なわれることの結果、開口(2)か
ら乾燥空気が(矢印B参照)、そして開口(3)から湿
潤空気が(矢印C参照)、それぞれ排出される。水蒸気
の分離なさらに説明すると、第2図(第1図の部分拡大
図)のよう(二なる。すなわち、中空糸複合膜(7)内
を矢印aで示される如く流れる被除加湿空気は、膜(7
)の両側に圧力差を与えるための真空ポンプ(図示せず
)の働き(二よって、中空糸支持体上に被覆された高分
子薄膜を透過せる水蒸気を多量に含む空気(湿潤空気;
矢印C)と除湿された空気(乾燥空気;矢印b)とに分
離される。
口(1)(二矢印Aで示されるようにして被除加湿空気
を装入すると、中空糸複合膜(7)のそれぞれ(二おい
て水蒸気の分離が行なわれることの結果、開口(2)か
ら乾燥空気が(矢印B参照)、そして開口(3)から湿
潤空気が(矢印C参照)、それぞれ排出される。水蒸気
の分離なさらに説明すると、第2図(第1図の部分拡大
図)のよう(二なる。すなわち、中空糸複合膜(7)内
を矢印aで示される如く流れる被除加湿空気は、膜(7
)の両側に圧力差を与えるための真空ポンプ(図示せず
)の働き(二よって、中空糸支持体上に被覆された高分
子薄膜を透過せる水蒸気を多量に含む空気(湿潤空気;
矢印C)と除湿された空気(乾燥空気;矢印b)とに分
離される。
第3図は、第2図の線分1−1+−そった拡大断面図で
ある0この図から、本発明において用いられる中空糸複
合膜(7)は、多孔質中空糸支持体(5)と、該支持体
の外周上に被覆された高分子薄膜(6)とからなること
が理解されるであろう。
ある0この図から、本発明において用いられる中空糸複
合膜(7)は、多孔質中空糸支持体(5)と、該支持体
の外周上に被覆された高分子薄膜(6)とからなること
が理解されるであろう。
本発明(二おいて用いられる中空糸複合膜は、例えば、
第4図(ユ略示されるような複合膜電装#を使用して製
造することができる。先ず、すでに製造して巻き取っで
ある多孔質中空糸のロール(24)から中空糸(25)
を引き出し、高分子薄模形成祠料を適当な溶媒に溶解し
て得たコーティング溶液の浴(26)内に所定の時間(
−わたって連続的に浸漬し、引き続いて浸漬後の中空糸
を浴(26)から引き上げて液切りし、室温で風乾する
かもしくは乾燥塔(27)で加熱乾燥し、そして最後に
得られた中空糸複合膜(28)をローラ(29)l二巻
き取る。
第4図(ユ略示されるような複合膜電装#を使用して製
造することができる。先ず、すでに製造して巻き取っで
ある多孔質中空糸のロール(24)から中空糸(25)
を引き出し、高分子薄模形成祠料を適当な溶媒に溶解し
て得たコーティング溶液の浴(26)内に所定の時間(
−わたって連続的に浸漬し、引き続いて浸漬後の中空糸
を浴(26)から引き上げて液切りし、室温で風乾する
かもしくは乾燥塔(27)で加熱乾燥し、そして最後に
得られた中空糸複合膜(28)をローラ(29)l二巻
き取る。
この複合@(28)の高分子薄膜の膜厚は好ましくは約
0.3〜1.011m′t′ある。この膜厚は、所望と
する結果等に応じて上記範囲を外れることももちろん可
能である。
0.3〜1.011m′t′ある。この膜厚は、所望と
する結果等に応じて上記範囲を外れることももちろん可
能である。
第5図は、本発明(−よる除加湿装置、の好ましい一例
を示した略示図である。この除加湿装置(22)にはす
で(二第1図C−おいて詳しく述べた中空糸複合膜モジ
ュール(13)が組み込まれており、その開口(1)と
被除加湿空気取入口(14)との中間には送気手段(1
7)が接続されている。送気手段(17)は、好ましく
は、プロワ、コンプレッサ又は真空ポンプである。モジ
ュール(13)の乾燥空気排出開口(2)には流量調節
弁(20)及び流量計(21)が順次取り付けられてお
り、乾燥空気取出口(15)に至っている。モジュール
(13)の湿潤空気排出開口(3)には真空ポンプ(1
8)が接続されており、被除加湿空気を分離して湿潤空
気のみがこちら側に導ひかれるよう(二できている。図
中の(19)はドレイン溜めであり、これかさら(−湿
潤空気取出口(16)に至っている○この装置を作動さ
せ、欧入口(14)から被除加湿空気を装入すると、取
出口(15)から乾燥空気を、そして取出口(16)か
ら湿潤空気を、それぞれ得ることができる。
を示した略示図である。この除加湿装置(22)にはす
で(二第1図C−おいて詳しく述べた中空糸複合膜モジ
ュール(13)が組み込まれており、その開口(1)と
被除加湿空気取入口(14)との中間には送気手段(1
7)が接続されている。送気手段(17)は、好ましく
は、プロワ、コンプレッサ又は真空ポンプである。モジ
ュール(13)の乾燥空気排出開口(2)には流量調節
弁(20)及び流量計(21)が順次取り付けられてお
り、乾燥空気取出口(15)に至っている。モジュール
(13)の湿潤空気排出開口(3)には真空ポンプ(1
8)が接続されており、被除加湿空気を分離して湿潤空
気のみがこちら側に導ひかれるよう(二できている。図
中の(19)はドレイン溜めであり、これかさら(−湿
潤空気取出口(16)に至っている○この装置を作動さ
せ、欧入口(14)から被除加湿空気を装入すると、取
出口(15)から乾燥空気を、そして取出口(16)か
ら湿潤空気を、それぞれ得ることができる。
実施例
次いで、実施例により本発明をさら(二詳しく説明する
。
。
例1:
市販のポリプロピレン多孔質中空糸(外径/内径=28
0/240μm:開孔率=40%;平均孔径=0.08
μm)をセルロースアセテートの2重量%アセトン溶液
ζ二連続的に浸漬した。約 秒間の浸漬の後、中空糸を
引き上げて液切りし、室温で風乾した。得られた中空糸
複合膜(複合膜膜厚1,0μrrL)の透湿率F12
X 100−6cc−/ffl・Sec −cyn H
gであジ、本発明の目的に許容し得るものであった。
0/240μm:開孔率=40%;平均孔径=0.08
μm)をセルロースアセテートの2重量%アセトン溶液
ζ二連続的に浸漬した。約 秒間の浸漬の後、中空糸を
引き上げて液切りし、室温で風乾した。得られた中空糸
複合膜(複合膜膜厚1,0μrrL)の透湿率F12
X 100−6cc−/ffl・Sec −cyn H
gであジ、本発明の目的に許容し得るものであった。
前記ポリプロピレン多孔質中空糸に代えてポリエチレン
多孔質中空糸を使用し、また、溶媒としてのアセトン(
ユ代えて溶媒混合物:塩化メチレン/アセトン(混合比
=10/1)’&使用して前記例10手法を繰り返した
ところ、いずれの場合(−も上記と同様な中空糸複合膜
が得られた。
多孔質中空糸を使用し、また、溶媒としてのアセトン(
ユ代えて溶媒混合物:塩化メチレン/アセトン(混合比
=10/1)’&使用して前記例10手法を繰り返した
ところ、いずれの場合(−も上記と同様な中空糸複合膜
が得られた。
例2:
前記例j(二おいて製造したボリグロピレン中空糸複合
膜を用いて本発明の中空糸複合膜モジュール(第1図)
を製造した。
膜を用いて本発明の中空糸複合膜モジュール(第1図)
を製造した。
6000本の中空糸複合膜を束ねて1つ(二し、その長
さY25cmに切りそろえ、そしてその末端をエポキシ
接着剤で固着した。この中空糸複合膜束を内容量13.
2 /のアクリル製耐圧容器)二収容し、シール材で完
全(二密封゛シた。
さY25cmに切りそろえ、そしてその末端をエポキシ
接着剤で固着した。この中空糸複合膜束を内容量13.
2 /のアクリル製耐圧容器)二収容し、シール材で完
全(二密封゛シた。
?!13:
前R12例2において製造した中空糸複合膜モジュ・−
ルを用いて本発明の除加湿装置(第5図)を製造した。
ルを用いて本発明の除加湿装置(第5図)を製造した。
図示される通9、外気取入口と中空糸複合膜モジュール
の人口開口の中間にき風月のブロワ(消費電力20W)
を接続し、モジュールの出[−I開口には順次流量調節
弁、流量計及び乾燥空気取出口¥接続し2、そしてモジ
ュールの中央開口(二はモジュール内圧力差形成用の真
空ポンプ(消費電力90 W )Y接続し、このポンプ
の下流側(二さう1−ドレイン溜め及び湿潤空気取出n
7順次接続しまたOこの除7Jl]湿装置の」法BW
40 CfnX H20clnXD;う7唐であった。
の人口開口の中間にき風月のブロワ(消費電力20W)
を接続し、モジュールの出[−I開口には順次流量調節
弁、流量計及び乾燥空気取出口¥接続し2、そしてモジ
ュールの中央開口(二はモジュール内圧力差形成用の真
空ポンプ(消費電力90 W )Y接続し、このポンプ
の下流側(二さう1−ドレイン溜め及び湿潤空気取出n
7順次接続しまたOこの除7Jl]湿装置の」法BW
40 CfnX H20clnXD;う7唐であった。
例4 :
前記例3(二おいて製造(7た除加湿装置全使用して実
際(−除湿を行なった。
際(−除湿を行なった。
外気取入口から相対湿度80%(25℃で)の空気7a
1′導入して装置を作動させたところ、乾燥空気取出口
から相対湿度5%の空気k 501J /分の割合で取
り出すことができた。湿潤空気取出口からは相対湿度1
00%の空気がi−/ /分の割合で取り出された。
1′導入して装置を作動させたところ、乾燥空気取出口
から相対湿度5%の空気k 501J /分の割合で取
り出すことができた。湿潤空気取出口からは相対湿度1
00%の空気がi−/ /分の割合で取り出された。
一方、外気取入口(二相対湿度40憾の空気を501/
分の流量で流し込んだところ、湿潤空気取出口(=おい
て相対湿度90%の空気’IpO,5J?/分の流量で
取9出丁ことができた。乾燥空気取出[」で扛相対湿度
5%の空気が流液501/分で得られた。
分の流量で流し込んだところ、湿潤空気取出口(=おい
て相対湿度90%の空気’IpO,5J?/分の流量で
取9出丁ことができた。乾燥空気取出[」で扛相対湿度
5%の空気が流液501/分で得られた。
発明の効果
本発明(二よれば、除加湿性能にすぐれた中空糸複合膜
モジュールを得ることができ、また、この ゛tモジー
ールを使用して小型で高効率の除加湿装置を製造するこ
とができる。本発明による除加湿装Uは小型であるので
、コンビ。−り作動環境あるいは湿度の管理を必要とす
る作業空間等(二おいでも治利に使用することができる
。本発ツ」(二よる装置、では、使用途中に吸湿剤を再
生処理し、なけれはならない、冷却し過ぎた空気をもと
の室温(−戻さなけれはならない、等の不都合が存在し
ない0
モジュールを得ることができ、また、この ゛tモジー
ールを使用して小型で高効率の除加湿装置を製造するこ
とができる。本発明による除加湿装Uは小型であるので
、コンビ。−り作動環境あるいは湿度の管理を必要とす
る作業空間等(二おいでも治利に使用することができる
。本発ツ」(二よる装置、では、使用途中に吸湿剤を再
生処理し、なけれはならない、冷却し過ぎた空気をもと
の室温(−戻さなけれはならない、等の不都合が存在し
ない0
441図は、本発明(−よる中空糸複合膜モジュールの
好捷しい一例乞示した略示図、 第2図は、第1図(二示]−7たモジ、−ルの部分拡大
図、 第3図は、第2図の部分m −1を二そった拡大断面図
、 第4商は、本発明(二おいて用いられる中空糸複合膜の
好棟しい1製造91IY示した略示図、そして第5図録
、本発明C二よる除加湿装置の好ましい一例乞示した略
示図である。 図中、4は耐圧容器、5は多孔質中空糸支持体、6は高
分子薄膜、7は中空糸複合膜、13は中空糸複f3−膜
モジュール、18は真空ポンプ、17は送風手段、そし
、て22は除加湿装置である。 特許出願人 日本電装株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木 朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理士 内 1)幸 男 弁理士 山 口 昭 之 弁理士 西 山 雅 也 VC 第2図 第3図 第4図 第5図 ?2
好捷しい一例乞示した略示図、 第2図は、第1図(二示]−7たモジ、−ルの部分拡大
図、 第3図は、第2図の部分m −1を二そった拡大断面図
、 第4商は、本発明(二おいて用いられる中空糸複合膜の
好棟しい1製造91IY示した略示図、そして第5図録
、本発明C二よる除加湿装置の好ましい一例乞示した略
示図である。 図中、4は耐圧容器、5は多孔質中空糸支持体、6は高
分子薄膜、7は中空糸複合膜、13は中空糸複f3−膜
モジュール、18は真空ポンプ、17は送風手段、そし
、て22は除加湿装置である。 特許出願人 日本電装株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木 朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理士 内 1)幸 男 弁理士 山 口 昭 之 弁理士 西 山 雅 也 VC 第2図 第3図 第4図 第5図 ?2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 端部開口(1)及び(2)ならび(二中央開口(
3)7有する耐圧容器(4)と、 前記耐圧容器(4)内に収容された、多孔質中空糸支持
体(5)と該支持体の外周」二に被覆された高められた
透湿性を有する高分子薄膜(6)とからなる中空糸複合
膜(7)の多数本を束ねた中空糸複合膜束(8)と、前
記端m開口(1)を含む帯域(9)、前記端部開口(2
)を含む帯域(10)及び前記中央開口(3)を含む帯
域(11)を形成しかつこれらの帯域を互いに隔離する
シール部材(12)とを含んでなることを特徴とする中
空糸複合膜モジュール。 2、前記高分子薄膜(6)がセルロースアセテート、セ
ルロースジアセテート、セルローストリアセテート又は
その混合物からなる、特許請求の範囲第1項(一記載の
中空糸複合膜モジュール。 3、端部開口(1)及び(2)ならび(ユ中央開口(3
)乞有する耐圧容器(4)と、 前記耐圧容器(4)内(二収容さ第1.た、多孔質中空
糸支持体(5)と該支持体の外周上(二被覆された高め
られた透湿性を有する高分子薄膜(6)とからなる中空
糸複合膜(7)の多数本を束ねた中空糸複合膜束(8)
と、前記端部開口(1)を含む帯域(9)、前記端部開
口(2)を含む帯域(10)及び前記中央開口(3)ヲ
含む帯域(]1)を形成しかつこれらの帯域を互い(二
隔離するシール部材(12)とを含む中空糸複合膜モジ
−。 −ル(13)と: 前記中空糸複合膜モジーーール(13)の各中空糸複合
膜(7)の内側及び外側間に圧力差り与えるためのもの
であって前記中央間[旧3)に接続された真空ポンプ(
18)と; 前記中空糸複合膜モジーールf13)[二被除加湿空気
を導入するためのものであってその端部開口(1)と被
除加湿空気取入口(14)との中間(二接続された送気
手段(17)とを含んでなること乞特徴とする除加湿装
置。 4、前記送気手段(17)がブロワ又はコンブレッサ又
に、真空ボングである、特許請求の範囲第3項(′一記
載の除加湿装置。 5、前記中空糸複合膜モジュール(13)の高分子薄膜
(61がセルTコースアセテート、セルロースジアセデ
ート、セルローストリアセデート又はその混合物からな
る、特許請求の範囲第3項又は第4項に記載の除加湿装
置−
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59113206A JPS60257819A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 中空糸複合膜モジユ−ル及び除加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59113206A JPS60257819A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 中空糸複合膜モジユ−ル及び除加湿装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60257819A true JPS60257819A (ja) | 1985-12-19 |
Family
ID=14606241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59113206A Pending JPS60257819A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 中空糸複合膜モジユ−ル及び除加湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60257819A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6125621A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 除湿器 |
JPS62273028A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-27 | Asahi Chem Ind Co Ltd | ガスの除湿方法 |
JP2002117878A (ja) * | 2000-10-05 | 2002-04-19 | Asahi Kasei Corp | 燃料電池およびこれに用いられる水蒸気透過膜 |
JP2019025405A (ja) * | 2017-07-28 | 2019-02-21 | 東洋紡株式会社 | 中空糸膜モジュール |
-
1984
- 1984-06-04 JP JP59113206A patent/JPS60257819A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6125621A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 除湿器 |
JPH0421522B2 (ja) * | 1984-07-13 | 1992-04-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
JPS62273028A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-27 | Asahi Chem Ind Co Ltd | ガスの除湿方法 |
JP2002117878A (ja) * | 2000-10-05 | 2002-04-19 | Asahi Kasei Corp | 燃料電池およびこれに用いられる水蒸気透過膜 |
JP2019025405A (ja) * | 2017-07-28 | 2019-02-21 | 東洋紡株式会社 | 中空糸膜モジュール |
US11331630B2 (en) | 2017-07-28 | 2022-05-17 | Toyobo Co., Ltd. | Hollow fiber membrane module |
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