JPS60250061A - 難燃性芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 - Google Patents

難燃性芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物

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JPS60250061A
JPS60250061A JP60072844A JP7284485A JPS60250061A JP S60250061 A JPS60250061 A JP S60250061A JP 60072844 A JP60072844 A JP 60072844A JP 7284485 A JP7284485 A JP 7284485A JP S60250061 A JPS60250061 A JP S60250061A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/04Aromatic polycarbonates
    • C08G64/045Aromatic polycarbonates containing aliphatic unsaturation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
    • C08K5/41Compounds containing sulfur bound to oxygen
    • C08K5/42Sulfonic acids; Derivatives thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はガ燃性ボリカーボネートに関するものであり、
特にアルケニルで置換された芳香族ヒドロキシ化合物か
ら製造された芳香族ポリカーボネートに関するものであ
る。
発明の背景 安全に対する公衆の関心が高まるにつれて、商業用住宅
用の安全な材料の要望が強くなっている。
このような要望が強い特定の一分野は耐燃または難燃性
のポリマー製品に係る分野である。このような要請の結
果多くの製品には、他方自治体および連邦政府ならびに
これら製品の製造業者による特定の難燃性規格に合致す
ることが要求される。
プラスチック材料の燃焼性に対する周知の試験法が(米
)損害保険協会(Underwriter′SLabo
rator:es)規格UL−94、第3版(1980
年)に規定されている。この規格にはポリマー材料を自
己消火性によって格付けする試験方法が規定されている
従来、基材と混合してこの材料を自己消火性または難燃
性にするために使用される多くの難燃性(付与)添加剤
が公知である。これらの難燃性添加剤は、可燃性基材の
燃焼を有効に消火するために約0.2〜20重量%の鑓
で用いることが知られている。一方、このような量は難
燃化する基材の品質を低下させ、その結果基材の有用な
物性が失なわれる可能性があることも判明している。
たとえば、従来技術による難燃性添加剤には熱安定性、
色および耐食性に関1る問題が伴なうことが多い。公知
の難燃性添加剤を使用する際の有用な物性の損失の問題
は、基材がポリカーボネート樹脂である場合特に深刻で
ある。
発明の概要 本発明は難燃性特性が改良された一群のポレカーボネー
トに係り、特に、Aレフィン残基を有し、龍燃特性が改
善されているポリカーボネートに係る。本発明のポリカ
ーボネートの特徴は、上述した従来の難燃性組成物に比
べ物理的特性が優れていることである。
一般に本発明のポリカーボネートは、ベンゼン核を2個
まで有し、これらベンゼン核の各々がアルケニル基を側
鎖として含有し得る芳香族ジヒドロキシ化合物から製造
される。これらの芳香族ジヒドロキシ化合物のアルケニ
ル基は、(米》損害保険協会規格LI1−94によって
測定した基拐ポリカーボネートの難燃特性を改良するの
に充分な量で本発明のポリカーポネ−1〜中に存在すべ
きである。
3、発明の詳細な説明 本発明によって、難燃特性を改良する不飽和を有するポ
リカーボネートが得られる。これらのポリカーボネート
は、ベンゼン核が2個まででこれらのうち少なくとも1
個がアルケニル置換基を含有している芳香族ジヒドロキ
シ化合物(二価フェノール類)から製造される。適切な
アルケニル置換基としては、β−アルケニル基があり、
これは炭素原子1〜3個の低級アルキルで置換されてい
てもよい。すなわち、二価フェノール類の芳香核上で側
鎖を形成するβ−アルケニル基は、アリル基(CH2=
CH−C,H2−)ならびにその誘導体、たとえば、1
−メチルアリル(CH2=CH−CH(CI−13)−
)、1−エチルアリル(CH2=CHCH(C2Hs)
)、1−プロビルアリル(CH2=CH−CH(C3H
y)一)、2−メチルアリル(CH2=C(CH3)−
CH2−)、2−エチルアリル(CH2−C(C2H5
)−CH2)、2−プロビルアリル(CH2=C(C3
H7)−CH2−)および2−ブテニル(CH3−CH
=CH−CH2−)、等であろう。
これらのβ−アルケニル基のうちの少なくとも1種が本
発明のポリカーボネートを製造するのに使用する芳香族
ジヒドロキシ化合物に結合している。
本発明の新規なポリカーボネートを製造する際に出発物
質として使用し得るβ−アルケニルで置換されているジ
ヒドロキシジフエニルアルカンを得るには、たとえば、
シュネル(3chnelI)著、[ポリカーボネートの
化学と物理(ChemistryandPhysics
ofpolycarbonates)J、第64〜65
頁(インターサイエンス(■nterscience)
,1964年)に記載されているように、対応するモノ
ーβ−アルケニル@換芳香族七ノーヒドロキシ化合物ま
たはこれと非置換の芳香族七ノーヒドロキシ化合物との
混合物をアルデヒド類またはケトン類と縮合すればよい
。また、本発明のポリカーボネートを製造するには、対
応する芳香族ジヒドロキシ化合物または七ノーもしくは
ジーβ一アルケニルB1!k化合物のモノーまたはジー
β−アルケニルエーテルのクライゼン転位によるか、あ
るいは、対応する芳香族ジヒドロキシ化合物をアルケニ
ルハロゲン化物で核アルケニル化してもよい。
本発明のポリカーボネートの製造に使用し得るアルケニ
ル置換二価フェノール化合物の典型例としては、3.3
′−ジアリル−4.4′−ジヒドロキシジフェニル−2
,2−プロパン、3.3′ージー(1−メチルアリル)
−4.4’−ジヒドロキシジフェニル−2,2−プロパ
ン、3,3′−ジー(2−メチルアリル)−4.4’−
ジヒドロキシジフェニル−2,2−プロパン、3,3′
−ジー(1−エチルアリル)−4.4’−ジヒドロキシ
ジフエニル−2.2−プロパン、3,3′一ジー(3−
プロビルアリル)−4.4’−ジヒドロキシジフエニル
−2,2−プロパンがある。
本発明のポリカーボネート樹脂を製造するには、上記の
ような二価フェノールをホスゲン、八ロホルメートまた
はカーボネート(炭酸)エステルのようなカーボネート
前駆体と反応させればよい。
カーボネート前駆体はハロゲン化力ルボニル、力一ボネ
ートエステルまたは八口ホルメートのいずれでもよい。
本発明で使用することができるハロゲン化力ルボニルは
臭化力ルボニル、塩化力ルボニルおよびこれらの混合物
である。本発明で使用し得るカルボニルエステルの典型
例は、ジフエニノレカーボネート、ジー(ハロフエニノ
レ)カーボネート(たとえばジー(クロロフエニル)カ
ーボネート、ジー(プロモフェニル)カーボネート、ジ
ー《トリクロロフェニンレ)カーボネート、ジー(トリ
ブロモフエニル)カーボネート、ジー=(アルキルフェ
ニル)カーボネート、ジー(トリル)力一ボネート、ジ
ー(ナフヂル)カーボネート、ジー(クロロナフチル)
カーボネート、フエニルトリルカーボネート、クロロフ
ェニル・クロロナフチルーカーボネートまたはこれらの
混合物である。本発明での使用に適したハロホルメート
としてはグリコール類のビス八〇ボルメート、たどえば
エチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ボリエ
チレングリコール等のビスハロホルメートがある。この
他のカーボネート前駆体も当業者には自明であろうが、
ホスゲンともいわれる塩化力ルボニルが好ましい。
本発明の芳香族カーボネートポリマーを製造するには分
子間調節剤、酸受容体および触媒を使用する。本発明の
プロセスを実行するのに使用し得る分子量調節剤として
はフェノール、シクロへキサノール、メタノール、ρ一
tert−ブヂルフェノール、ρ−プロモフェノール、
等がある。フェノールが好ましい分子量調節剤として用
いられる。
適切な酸受容体は有機または無機いずれかの酸受容体で
あろう。適切な有機酸受容体は、たとえば第三級アミン
であり、これにはビリジン、トリエチルアミン、ジメチ
ルアニリン、トリブチルアミン等が包含される。適切な
無機受容体はたとえばアルカリもしくはアルカリ土類金
属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩、リン酸塩であろう。
本発明で使用する触媒は、二価フェノール類とホスゲン
の重合を助ける適切な触媒のいずれでもよい。適切な触
媒としては、たとえばトリエチルアミン、トリプロビル
アミン、N,N−ジメチルアニリンのような第三級アミ
ン、テトラエチルアンモニウムブロマイド、セチルトリ
エチルアンモニウムブロマイド、テトラーn−ヘブチル
アンモニウムヨーダイド、テトラーn−プロビルアンモ
ニウムブロマイド、水酸化テトラーメチルアンモニウム
、テトラーn−ブチルアンモニウムヨーダイド、ペンジ
ルトリメチルアンモニウムクロライドのような第四級ア
ミン化合物、たとえばn−ブヂルトリフエニルホスホニ
ウムブロマイドおよびメチルトリフエニルホスホニウム
ブロマイドのような第四級ホスホニウム化合物がある。
一般に、本発明のポリカーボネート樹脂は次式の繰返し
構造単位を有するものとして特徴付けられるであろう。
ここで、Aおよび]3は各々フェニレン、ビスフェニレ
ン、ナフチレン、アントリレン等のような芳香族基であ
り、EおよびFは各々メチレン、エチレン、プロピレン
、プロビリデン、イソプロピリデン、ブチレン、ブチリ
デン、イソブチリデン、アミレン、イソアミレン、アミ
リデン、イソアミリデン等のようなアルキレンまたはア
ルキリデン基でよい。EまたはFがアルキレンまたはア
ルキリデン基である場合、芳香族結合、第三級アミノ結
合、エーテル結合、カルボニル結合、ケイ素含有結合の
ような非−アルキレンもし《は非−アルキリデン基また
はスルフィド、スルホキシド、スルホン等のようなイオ
ウ含有結合によって連結された2個以上のアルキレンま
たはアルキリデン基から成っていてもよい。また、Eま
たはFは、脂環式基(たとえばシクロペンチル、シクロ
ヘキシル)、シクロアルキリデン(たとえばシクロへキ
シリデン)、スルフィド、スルホキシドもしくはスルホ
ンのようなイオウ含有結合、エーテル結合、カルポニル
基、第三級窒素基、またはシランもしくはシロキシのよ
うなケイ素含有結合であってもよい。EまたはFが表わ
すことのあるその他の基は当業者には自明であろう。Y
とY′は同一かまたは異なり、水素またはアルキレンも
しくはアルキルのような有機基でよい。ZとZ′は各々
不飽和の炭化水素でよく、反応体および反応条件によっ
で彰胃を受けないものである。Zおよび/またはZ′が
炭素原子3〜12個で直鎖、分校または環状のβ−アル
ケニルであると好ましい。Aはフェニレンが好ましい。
EとFは各々イソプロビリデンまたはスルホンであると
好ましく、YとY′は水素が好ましい。ZとZ′は各々
炭素3〜5個で直鎖または分枝鎖のβ−アルケニルが好
ましい,ZおよびZ′が各々炭素3個の線状β−アルケ
ニルであると最も好ましい。
本発明のポリカーボネートは、不飽和置換基(すなわち
Zおよび/またはZ’)を約0.5〜約30重量%含有
するのが好ましい。
本発明のポリカーボネートは、モノマーもしくはポリマ
ー性の芳香族スルホン酸、過フッ素化脂肪族スルホン酸
またはこれらの混合物の金H塩のような難燃性塩を少な
くとも1種含有する。金属塩としては、アルカリ金属場
、アルカリ士類金属塩またはこれら金属塩の混合物でよ
い。スルホン酸金属塩の量は、芳香族ポリカーボネート
の重量に対して約0.05〜10重俤%で変えられる。
適切な芳香族スルホンスルホン酸金属塩は米国特許第3
.948,841号(援用して本明細書中に包含する》
に記載されている。好ましい芳香族スルホンスル小ン酸
金属塩はジフェニルスルホン酸カリウムである。芳香族
スルホン酸塩の量は芳香族ポリカーボネートの重量に対
して約0.05〜10重量%で変えられる。これらの芳
香族スルホン酸金属塩は米国特許第3,933.734
号(援用して本明細書中に包含する)に記載されている
。好ましい芳香族スルホン酸塩はトリクロロベンゼンス
ルホン酸ナトリウムである。
好ましい具体例の説明 当業者が本発明をより容易に実施できるように、以下に
非限定的実施例を説明のために記載する。
他に特記しない限り部および%とあるのは全て重量基準
である。
実施例■ 反応器に、水61,メチレンク口ライド7p1ビスフェ
ノールA2,oooo、3.3’−ジアリル−4.4′
−ジヒドロキシ−ジフエニル−2,2−プロパン250
!+、フェノール32o,lリエチルアミン14ccお
よびグルコン酸ナトリウム3.4gを仕込んだ。反応混
合物を撹拌し、水酸化ナトリ,ウム水溶液でrlHを約
10〜11に調整し、30分間ホスゲレを添加した。ホ
スゲンの添加は、pHを水酸化ナトリウム溶液で約10
〜11に保ちなから40(+/分の速度で行なった。反
応完了後層を分llIltシた。有機層を希塩酸で洗浄
し、蒸溜水で2回洗浄した。溶媒を水蒸気沈澱によって
除去しコポリマーを白色粉末として得た。このコポリマ
ーの固有粘度は25℃のメチレンクロライド溶液中で測
定すると約0.51であった。
実施例■ 実施例■のコポリマーをこのコポリマー100部につき
約0525部の難燃性塩、すなわちジフエニルスルホン
スルホン酸カリウムとブレンドした。このブレンドを押
し出し、成形して63.5mttxl2.7mmxl.
’6mm(2.5’x1/2’x1/16”)の寸法の
棒にした。この棒の燃焼性を損害保険協会(UL)規格
94に記載のように試験した。4木の棒からは滴下がな
<94V−1に区分けされた。1本の棒からは2回目の
着火で滴下物が1個あり、94V−2に区分けされた、
この難燃性コポリマーの衝撃耐性も試験したところ、3
.2n+mのサンプルのノッチ付きアイゾット衝撃値は
94k(lf,cyn/cm(17.3ft.Jb/i
n:であった。破壊モードは100%延性であった。
試験片の荷重熱変形温度(DTUL>を改良AsTMD
−648試験法に従って測定したところ128℃であっ
た。
比較例工 実施例■には本発明のポリカーボネートを記載した。実
施例■に記載の結果と比較するためにビスフェノールー
Aポリカーボネートホモポリ7一を製造した。このもの
の25℃のメチレンクロライド溶液で測定した固有粘度
は5.Odi!/gであった。このポリカーボネートホ
モポリマーを実施例■の記載のように100部につき0
.25部のジフェニルスルホンスルホン酸カリウムとブ
レンドした。このブレンドを実施例■の記載のように押
し出して成形した。試験棒からはいずれも滴下物があり
、UL区分94V−2であった。3.2IIl1のサン
プルのノッチ付アイゾット衝撃値は87kOf.cm/
cm(16.0ft.Ib/in)であり、破壊は10
0%延性であった。荷重熱変形温度(DTUL)は13
4℃であった。
実施例■ 水6J,メチレンクロライド7j!、ビスフェノールー
A2,100+7、3.3’−ジアリル−4,4′−ジ
ヒドロキシージフエニルスルホン200Q1フェノール
42(+およびトリエチルアミン14ccを反応器に入
れた。反応混合物を撹拌し、水酸化ナトリウム水溶液で
I+Hを約9〜1oに調整した。40(7/分の速度で
ホスゲンを30分間添加した。この間水酸化ナトリウム
水溶液でI)Hを9〜11に保った。反応完了後層を分
離し、有機層を希塩酸刃洗浄し、蒸溜水で2回洗浄した
。水蒸気沈澱によって溶媒を除去し、白色粉末のコポリ
マーを得た。このポリマーの25℃メチレンクロライド
中固有粘度は0.65であった。
実施例IV 実施例■で製造したコポリマーを100部につき0.5
部のトリクロ口ベンゼンスルホン酸ナトリウムとブレン
ドし、成形して寸法63.5u+n+x12.7mll
lX1.6111mの試験棒にした。5本の試験棒を損
害保険協会(UL)M格94に従って試験した。いずれ
の試験棒からも滴下物はなク94v−Oに区分された。
比較例■ 実施例■vのコポリマーは本発明のポリカーボネートで
ある。本発明のポリカーボネー1−と比較するために、
25℃のメチレンクロライド中で測定した固有粘度が5
.0の(スフエノール−Aポリカーボネートホモポリマ
ーを製造した。このホモポリマーを、実施例IVで記載
したように100部につき0.5部のトリクロ口ペンゼ
ルスルホン酸ナトリウムとブレンドした。実施例IVで
記載したように、成形、試験したところ、いずれの試験
棒からも滴下物があり、94V−2と区分された。
これらの実施例は、本発明のポリカーボネートの難燃特
性が改良されており、しがも母材のポリカーボネートの
有用な物理的特性を保持していることを示している。
本発明の範囲および思想を外れることなく、種々の他の
修正変更は当業者に明らかであり容易になし得ると思わ
れる。したがって、本明細書中特許請求の範囲に記載し
た本発明の範囲は上述の記載に限定されることはなく、
むしろ特許性ある新規性を有する全ての特徴を包含する
ものと考えられたい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)芳香族ポリカーボネート樹脂のガ燃特性を改善す
    るのに充分な量で存在するβ−アルケニル置換基でII
    換された芳一族ポリカーボネート樹脂と、有効量の難燃
    性添加剤との混和物からなる難燃性ポリカーボネート組
    成物。 (2)前記難燃性添加剤が、芳香族ポリカーボネートの
    重量に対して約0.05〜約10重量%の畿で存在する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の難燃性
    ボリカーボネート組成物。 (3)前記難燃性添加剤が芳香族スルホン酸の金属塩の
    少なくとも1種からなることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項に記載の難燃性ポリカーボネート組成物。 《4》前記難燃性添加剤が芳香族スルホンスルホン酸の
    金属塩の少なくとも1種からなることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項に記載の難燃性ポリカーボネート組成
    物。 《5》前記金属塩がリヂウム塩、ナトリウム塩およびカ
    リウム塩から成る群から選択されるアルカリ金属塩でる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の難燃性
    ポリカーボネート組成物。 《6》前記金属塩がリチウム塩、ナトリウム塩およびカ
    リウム塩から成る群から選択されるアルカリ金属塩であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の難燃
    性ポリカーボネート組成物。 (7)前記のβ−アルケニルで置換された芳香族ポリカ
    ーボネートが3.3′−ジアリル−4.4′−ジヒドロ
    キシジフェニル−2,2−プロパンから製造されたもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    難燃性ポリカーボネート組成物。 (8)前記のβ−アルケニルで置換された芳昏族ポリカ
    ーボネートが3.3′−ジー(1−メチルアリル)−4
    .4’−ジヒドロキシジフェニル−2.2−プロパンか
    ら製造されたものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の鯉燃性ポリカーボネート組成物。 (9)前記のβ−アルケニルで置換された芳香族ポリカ
    ーボネートが3.3′−ジ(2−メチルアリル)−4.
    4’−ジヒドロキシジフエニルー2,2−プロパンから
    製造されたものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の難燃性ポリカーボネート組成物。 (10)前記のβ−アルケニルで置換された芳香族ポリ
    カーボネートが3.3′−ジー(1−エチルアリル)−
    4.4’−ジヒドロキシジフエニル−2,2−プロパン
    から製造されたものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の難燃性ポリカーボネート組成物。 (11)前記のβ−アルケニルで冒換された芳香族ポリ
    カーボネートが3,3′−ジー(3−プロビルアリル)
    −4.4’−ジヒドロキシジフェニル−2.2−プロパ
    ンから製造されたものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の難燃性ポリカーボネート組成物。
JP60072844A 1984-04-11 1985-04-08 難燃性芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 Granted JPS60250061A (ja)

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