JPS60250038A - 合成樹脂製品の塗装前処理方法および装置 - Google Patents

合成樹脂製品の塗装前処理方法および装置

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JPS60250038A
JPS60250038A JP10794784A JP10794784A JPS60250038A JP S60250038 A JPS60250038 A JP S60250038A JP 10794784 A JP10794784 A JP 10794784A JP 10794784 A JP10794784 A JP 10794784A JP S60250038 A JPS60250038 A JP S60250038A
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JP
Japan
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chamber
synthetic resin
pressure
processing chamber
vacuum
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JP10794784A
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English (en)
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Hitoyoshi Nozaki
野崎 仁義
Hiroo Ebisawa
海老沢 宏夫
Hirobumi Hara
博文 原
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、合成樹脂製品の塗装前処理方法および装置に
関する。
(2)従来の技術 合成樹脂製品への塗装は商品性付加等の要望から近時極
めて多(なっているが、塗膜の密着強度において合成樹
脂は他の素材たとえば金属や木材等に比べて小さい値を
示す。たとえばポリプロピレン系樹脂では、直接塗装を
施したときの密着強度が殆ど零に等しい。そこで合成樹
脂製品の塗装にあたっては密着強度を向上させるための
前処理を行なう必要があり、従来一般に行なわれて来た
のはトリクレン液または蒸気によるエツチング処理であ
る。すなわち、該エツチング処理により、合成樹脂製品
の被塗装面を微細な粗面とし、これにプライマ塗装を施
した後に所定色の塗料による塗装を行なうようにしてい
る。ところが、この、ようなエツチング処理では、廃液
処理装置が必要であり、しかも作業環境も劣っていた。
このような欠点を解消するために、プラズマによる前処
理が提案されており、これは負圧状態にある密閉槽内に
、マイクロ波の発振によりイオン化したO、ガス、N、
あるいはArガスを注入し、そのイオン化分子のエネル
ギーにより合成樹脂製品の被塗装面を活性化するもので
ある。このプラズマ処理によれば、廃液処理や作業環境
の問題は解決されるが、プラズマ処理は未だ実用技術と
して完成の域に達しておらず、しかもバッチ処理のため
多量生産システムへの適用は困難である。
(3)発明が解決しようとする問題点 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、合成
樹脂製品をプラズマにより連続的に前処理できるように
して、多量生産システムへの適用を可能とした合成樹脂
製品の塗装前処理方法および装置を提供することを目的
とする。
B。発明の構成 ゛パ (1)問題点を解決するための手段 本発明方法によれば、相互に連通、遮断可能にして連続
的に配置した排気室、処理室および払出室内を、塗装前
処理を施すべき合成樹脂製品が順次通過するようにし、
処理室および払出室内を相互に遮断したままで予め設定
した第1真空度まで減圧する第1ステツプと、処理室と
遮断された状態にある排気室内に前記合成樹脂製品を投
入した後で該排気室内を第1真空度まで減圧する第2ス
テツプと、排気室および処理室間を連通し前記合成樹脂
製品を排気室から処理室に移行させた後に排気室および
処理室間を遮断する第3ステツプと、処理室内を第1真
空度より圧力が低い第2真空度まで減圧する第4ステツ
プと、処理室内の合成樹脂製品をプラズマ処理する第5
ステツプと、処理室内圧力を第1真空度に復帰させる第
6ステツプと、処理室および払出室間を連通させ合成樹
脂製品を処理室から払出室に移行させた後に処理室およ
び払出室間を遮断する第7ステツプと、払出室内圧力を
大気圧に復帰させた後に合成樹脂製品を払出す第8ステ
ツプとを順次経過させるようにした。
また本発明装置では、トンネル状に構成されたケーシン
グ内を貫通して、塗装前処理を施すべき合成樹脂製品を
搬送するための搬送手段が配置され、前記ケーシング内
を、搬送手段の搬送方向に沿って順に、排気室、処理室
および払出室として区画すべく該ケーシングには4つの
シャッタが開閉自在に設けられ、前記排気室および払出
室には、それらの室内圧を予め定めた第1真空度まで減
圧するための第1吸引手段が個別にそれぞれ接続され、
前記処理室には、第1真空度よりも圧力が低い第2真空
度まで減圧するための第2吸引手段が接続されるととも
に、プラズマ発生手段が接続される。
(2)作 用 前処理すべき合成樹脂製品は、排気室、処理室、払出室
へと順次搬送されるが、排気室から処理室、ならびに処
理室から払出室への移行時には、各室が第1真空度にま
で減圧されており、また払出室からの払出時には払出室
内が大気圧まで復帰されているので合成樹脂製品が円滑
に搬送される。また処理室では第2X空度まで減圧され
た状態でプラズマによる塗装前処理が行なわれる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図および第2図において、この塗装前処理装
置1のケーシング2は、トンネル状に構成されており、
塗装前処理をすべき合成樹脂製品3は、ケーシング2内
を順次搬送され、それにより合成樹脂製品3の連続的な
塗装前処理が行なわれる。
ケーシング2は架台4上に固定されており、架台4上に
はケーシング2の一端側に投入ゾーン5、他燭側に払出
ゾーン6がそれぞれ設けられる。
ケーシング2には、合成樹脂製品3の搬送方向Tに沿っ
て顔に、ケーシング2内を排気室8、処理室9および払
出室10に区画すべく、第1〜第4シヤツタ51〜S4
が開閉自在に設けられる。
すなわち、第1シヤツタS1はケーシング2の一端に配
置され、第4シヤツタS4はケーシング2の他端に配置
され、第2および第3シヤツタS2゜S3はケーシング
2内をその長手方向に3等分する位置にそれぞれ配置さ
れる。各シャッタ51〜S4は、ケーシング2の上部に
それぞれ対応して配設された第1〜第4開閉駆動手段M
1〜M4によってそれぞれ個別に昇降駆動される。しか
も各シャッタ51〜S4は、降下して閉じたときに、そ
れらのシャッタ51〜S4の両側間の充分な気密性を維
持し得るように構成される。
合成樹脂製品3を搬送するための搬送手段11は、架台
4上で投入ゾーン5からケーシング2内を経て払出ゾー
ン6に至るまでの間にわたって設けられ、複数のロー2
12を近接配置して構成される。しかもこの搬送手段1
1は、投入ゾーン5、排気室8、処理室9、払出室10
および払出シー76に対応する部分が独立して作動可能
に構成されており、それらの独立部分は架台4の下方に
配置された第1〜第5搬送駆動手段01〜C5によって
駆動される。
合成樹脂製品3は台車13に搭載され、台車13は各ロ
ーラ12の回転作動に応じて搬送方向7に向けて搬送さ
れる。
排気室8および払出室10内を、第1真空度たとえば2
0 Torrまで減圧するために、排気室8および払出
室10には、第1吸引手段14がそれぞれ個別に接続さ
れる。また処理室10内を第1真空度よりも圧力が低い
第2真空度たとえば0.4Torrまで減圧するために
、処理室9には第2吸引手段15が接続される。
ここで、各吸引手段14.15として用いる真空ポンプ
の特性を考慮すると、始動時間が短くしかも到達真空度
が10−1〜10 TO?−rであることから、第1真
空度たとえば20 Torrまでの減圧を果すための第
1吸引手段14としては、ロータリポンプ16を用いる
ことが望ましく、第1吸引手段14はロータリポンプ1
6と配管類とによって構成される。ところで、ロータリ
ポンプの到達真空度は上述のように10〜10 Tor
rであるが、l Toyτ程度に達した後にはその排気
速度が低下する。一方、より圧力の但い真空度に達する
真空ポンプとしては、メカニカルブースタがあり、この
メカニカルブースタでは10 Torr程度の真空度に
到達し得る。ところが、メカニカルブースタは2 g 
Torr程度に達するまでの速度が遅い欠点を有する。
そこで、第2真空度たとえば0.4 Torrにまで減
圧するための第2吸引手段15は、第3図で示すように
ロータリポンプ17とメカニカルブースタ18との組合
せによって構成される。
第3図において、処理室9には第1電磁弁19を介して
メカニカルブースタ18が接続され、さらにメカニカル
ブースタ18には第2電磁弁20を介してロータリポン
プ17が直列に接続される。
またメカニカルブースタ18を迂回するバイパス管22
には第3電磁弁21が備えられる。このような第2吸引
手段15では、第1〜第3電磁弁19〜21を開弁しか
つロータリポンプ17を作動させて処理室9内を207
orτにまで減圧し、次いで第3電磁弁21を閉弁して
メカニカルブースタ18を作動させるとともにロータリ
ポンプ1Tの作動を持続して、0.4 Torr まで
の減圧を行なう。
このようにロータリポンプ17およびメカニカルブース
タ18の特性を利用すれば、処理室9内の0.4 To
rr までの減圧が速やかに達成される。なお、第3図
では基本的な構成を示すために、メカニカルブースタ1
8とロータリポンプ17とをそれぞれ1基ずつ組合せて
第2吸引手段15を構成したが、処理室9内の容積に応
じて、メカニカルブースタ18およびロータリポンプ1
7の台数を定めればよい。
第4図において、処理室9にはプラズマ発生手段23が
接続される。このプラズマ発生手段23は、Otガス供
給源24と、1糟性\xへ1λにN、ガス供給源25と
、両供給源24.25に一端が共通に接続され他端が処
理室9内に突入されるプラズマ導入管26と、プラズマ
導入管26の他端に設けられるシャワー管27と、プラ
ズマ導入管26の途中を覆って設けられるプラズマ発生
器28と、プラズマ発生器28にマイクロ波を供給する
ためのマイクロ波発振器29とを備える。
このようなプラズマ発生手段23は、処理量に応じてた
とえば2基列が処理室9に接続される。
プラズマ発生手段23においては、O,ガスおよびNt
ガスがプラズマ導入管26を流通している途中で、マイ
クロ波発振器29からたとえば24soMHzのマイク
ロ波を与えられ、O,ガス分子がイオン化してプラズマ
となり、処理室9に導入される。
次にこの実施例の作用について説明するが、合成樹脂製
品3が塗装前処理されるまでを8ステツプに分け、以下
、各ステップ毎に順次説明する。
〔第1ステツプ〕 先ず第2.第3および第4シャッタ52,53゜S4が
閉じ゛られ、処理室9および払出室10が相互に遮断さ
れる。この状態で、第2吸引手段15および第1吸引手
段14を作動させて、処理室9および払出室10内を2
0 Torrまで減圧する。。
〔第2ステツプ〕 投入ゾーン5にある台車13を搬送手段11により排気
室8内に移動させ、台車13上に載せられている合成樹
脂製品3を排気室8内に入れた後、第1シヤツタS1を
閉じる。次いで、i1吸引手段14を作動させて排気室
8内を2Q Torrまで減圧する。
〔第3ステツプ〕 第2シヤツタS2を開き、排気室8および処理室9間を
連通し、合成樹脂製品3を載せた台車13を排気室8か
ら処理室9に移行させる。この際、排気室8および処理
室9内の圧力は20 Torrであり、圧力差はないの
で、合成樹脂製品、3の移行はスムーズに行なわれる。
この後、第2シヤツタS2は閉じられ、排気室8内には
空気が徐々に導入され、排気室8内は大気圧にまで徐々
に復帰され、大気圧にまで回復したときに第1シヤツタ
S1が開けられて、次の合成樹脂製品30投入に備える
〔第4ステツプ〕 第2吸引手段15のメカニカルブースタ18を新たに作
動させて、処理室9内を第2X空度たとえばQ、4 T
orr にまで減圧する。この際、処理室9内は既に2
0 Torrにまで減圧されているので、0.4 To
rrまでの減圧はメカニカルブースタ18により速やか
に行なわれる。
〔第5ステツプ〕 処理室s内が0.4 Torr にまで減圧されたとき
に、プラズマ発生手段23により、プラズマ化されたO
、ガスおよびN、ガスが処理室9内に導入され、たとえ
ばI Torrの圧力で所定時間だけ合成樹脂製品3の
プラズマ処理が行なわれる。
このようなプラズマ処理では、イオン化されたOtガス
による合成樹脂の付加反応および原子の引抜き反応が次
のように行なわれる。
RH+0.’ →ROOM ROOH−+RO−+80・ RH+20・→R・十B・十02 さらに、酸素、合成樹脂および活性糧間で次のような反
応が生じる。
R・十〇、→ROO。
RO,十R’H−+ ROH+R’− ROOe十R’H−+ R00H十R’。
ROO−+R’H−+ROR+HO− R−+R’o、−+ROR’ R−十R’OO−+ R00R’ 2ROOH−+R=0+g、十ROO・このようにして
、合成樹脂製品30表面に、−0H1C=O1−00H
,−0−などの極性基が生じると推定される。
〔第6ステツプ〕 処理室9内に空気を導入し、処理室9内の圧力を2 C
VTorrにまで復帰させる。
〔第7ステツプ〕 第3シヤツタS3を開き、処理室9および払出室9間を
連通し、合成樹脂製品3を載せ4た台車13を処理室9
から払出室10に移行させる。この際、処理室9および
払出室10の圧力は20 Torrとなっており、圧力
差はないので、合成樹脂製品3の移動は円滑に行なわれ
る。その後、第3シヤツタS3を閉じ、処理室9および
払出室10間を遮断する。
〔第8ステツプ〕 払出・室10内に空気を導入して、払出室10内の圧力
を大気圧にまで復帰させた後、第4シヤツタS4を開き
、台車13を払出室10から払出ゾーン6に移動させ、
塗装前処理を施された合成樹脂製品3を取出す。
このようにして一連の前処理工程が終了するが、第1〜
第8ステツプを繰返すことにより、合成樹脂製品3の塗
装前処理が次々に行なわれる。
以上のように塗装前処理を施した合成樹脂製品3に塗装
が施される。
ここで、塗装前処理装置1によって実際に前処理な施さ
れたテストピースに塗装を施した後の塗膜の密着強度な
測定した結果を示すと、第1表のようになる。
第 1 表 第1表において、テストAでは、ポリプロピレンから成
るテストピースT1〜T5を、プラズマ処理時間を20
秒として前処理し、テストBではプラズマ処理時間を1
0秒として前処理し、さらにテストCではプラズマ処理
時間を10秒としかつ10回の連続処理を行なった。ま
た前処理後、各テストピースT1〜T5にはウレタン系
塗料を施した後、85℃で30分間の焼付処理を施し、
さらに48時間経過した後で密着強度を測定した。
さらに参考のために、プラズマによる前処理を行なわな
いで塗装したときの密着強度な示す。
第1表から明らかなように、プラズマによる前処理を施
したものでは、塗膜の密着強度がI K9/cm程度と
高い値を示すのに対し、前処理を行なわないものでは、
0.03−〇、05 kg/CTLの低い値しか得られ
ない。
以上のような塗装前処理装置1によれば、合成樹脂製品
3を投入ゾーン5から払出ゾーン6まで移動させて前処
理させるのに、約1分根度の時間しかかからず、合成樹
脂製品3を速やかにかつ連続的に処理することができる
C0発明の効果 以上のように本発明方法によれば、相互に連通、遮断可
能にして連続的に配置した排気室、処理室および払出室
内な、塗装前処理な施すべき合成樹脂製品が順次通過す
るようにし、処理室および払出室内を相互に遮断したま
まで予め設定した第1真空度まで減圧する第1ステツプ
と、処理室と遮断された状態にある排気室内に前記合成
樹脂製品を投入した後で該排気室内な第1真空度まで減
圧する第2ステツプと、排気室および処理室間を連通し
前記合成樹脂製品を排気室から処理室に移行させた後に
排気室および処理室間な遮断する第3ステツプと、処理
室内を第1真空度より低い第2真空度まで減圧する第4
ステツプと、処理室内の合成樹脂製品をプラズマ処理す
る第5ステツプと、処理室内圧力な第1真空度に復帰さ
せる第6ステツプと、処理室および払出室間を連通させ
合成樹脂製品を処理室から払出室に移行させた後に処理
室および払出室間な遮断する第7ステツプと、払出室内
圧力を大気圧に夕帰させた後に合成樹脂製品を払出す第
8ステツプとを順次経過させるようにしたので、処理室
内でプラズマ処理するのに必要な第2真空度までの減圧
を短時間に行なうことができ、しかも排気室、処理室お
よび払出室間を合成樹脂製品が移動する際の圧力差をな
くして円滑な移動を行なうことができ、合成樹脂製品の
プラズマにより塗装前処理を連続的に行なうことができ
る。
また本発明装置によれば、トンネル状に構成されたケー
シング内を貫通して、塗装前処理な施すべき合成樹脂製
品を搬送するための搬送手段が配置され、前記ケーシン
グ内を、搬送手段の搬送方向に沿って順に、排気室、処
理室および払出室として区画すべく、該ケーシングには
4つのシャックが開閉自在に設けられ、前記排気室およ
び払出室には、それらの室内圧を予め定めた第1真空度
まで減圧するための第1吸引手段が個別にそれぞれ接続
され、前記処理室には、第1真空度よりも圧力が低い第
2真空度まで減圧するための第2吸引手段が接続される
とともに、プラズマ発生手段が接続されるので、排気室
、処理室および払出室間の連通、遮断な容易に行なって
、それら各室を合成樹脂製品が次々に通過させるように
することができ、処理室間でのプラズマ処理を合成樹脂
製品に連続的に施すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例な示すもので、第1図は塗装前
処理装置の縦断側面図、第2図は第1図の平面図、第3
図は第2吸引手段の構成を示す系統図、第4図はプラズ
マ発生手段の構成を示す系統図である。 1・・・塗装前処理装置、2・・・ケーシイグ、3・・
・合成樹脂製品、7・・・搬送方向、8・・・排気室、
9・・・処理室、10・・・払出室、11・・・搬送手
段、14・・・第1吸引手段、15・・・第2吸引手段
、16.17・・・ロータリポンプ、18・・・メカニ
カルブースタ、23・・・プラズマ発生手段 特許出願人 本田技研工業株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 相互に連通、遮断可能にして連続的に配置した
    排気室、処理室および払出室内を、塗装前処理を施すべ
    き合成樹脂製品が順次通過するようにし、処理室および
    払出室内を相互に遮断したままで予め設定した第1真空
    度まで減圧する第1ステツプと、処理室と遮断された状
    態にある排気室内に前記合成樹脂製品を投入した後で該
    排気室内を第1真空度まで減圧する第2ステツプと、排
    気室および処理室間を連通し前記合成樹脂製品を排気室
    から処理室に移行させた後に排気室および処理室間を遮
    断する第3ステツプと、処理室内を第1真空度より圧力
    が低い第2真空度まで減圧する第4ステツプと、処理室
    内の合成樹脂製品をプラズマ処理する第5ステツプと、
    処理室内圧力を第1真空度に復帰させる第6ステツプと
    、処理室および払出室間を連通させ合成樹脂製品を処理
    室から払出室に移行させた後に処理室および払出室間を
    遮断する第7ステツプと、払出室内圧力を大気圧に復帰
    させた後に合成樹脂製品を払出す第8ステツプとを順次
    経過させるようにしたことを特徴とする合成樹脂製品の
    塗装前処理方法。
  2. (2)トンネル状に構成されたケーシング内を貫通して
    、塗装前処理を施すべき合成樹脂製品を搬送するための
    搬送手段が配置され、前記ケーシング内を、搬送手段の
    搬送方向に沿って順に、排気室、処理室および払出室と
    して区画すべく、該ケーシングには4つのシャッタが開
    閉自在に設けられ、前記排気室および払出室には、それ
    らの室内圧を予め定めた第1真空度まで減圧するための
    第1吸引手段が個別にそれぞれ接続され、前記処理室に
    は、第1真空度よりも圧力が低い第2真空度まで減圧す
    るための第2吸引手段が接続されるとともに、プラズマ
    発生手段が接続されることを特徴とする合成樹脂製品の
    塗装前処理装置。
  3. (3)前記第1吸引手段はロータリポンプであり、第2
    吸引手段はロータリポンプおよびメカニカルブースタを
    組合せて構成されることを特徴とする特許請求の範囲第
    (2)項記載の合成樹脂製品の塗装前処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005527356A (ja) * 2002-04-19 2005-09-15 デュール システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 被覆を硬化させる方法及び装置

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