JPS60249124A - 近接撮影用電子閃光装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は、近接撮影用電子閃光装置に於ける間接照明方
式に関する。

（発明の背景） 従来の接写に使用されている近接撮影用電子閃光装置は
、レンズ鏡筒の先端、または取付は部材に取りつけて被
写体に比較的近い所から照明を行ってきた。例えば、第
３図に示す如く自動調光機−能を持ったカメラ１０のレ
ンズ鏡筒１１の先端にその鏡筒の周方向に沿って円弧状
の閃光管１３ａ。

１３ｂを有した閃光装置１２（通称、リングライト）を
取りつけ、レンズ鏡筒１１に近接した被写体１４に直接
照射して閃光撮影を行っていた。

しかしながら、この近接撮影では、写真の一部に閃光放
電管の影が写ってしまい（この場合はリング状の環）又
被写体１４の影１５が鮮明に写りコントラストの強い写
真に成るなど意図した写真が出来ないという欠点があっ
た。特に、超近接撮影時に於いて、この欠点が著しく現
れる。

そこでこのような欠点を除くために間接照明を用いるこ
とが容易に想像できるが、自動調光できないカメラに於
いては絞りの選択に非常に困難さがあった。しかし、近
年はとんどのカメラは自動調光可能であり間接照明によ
る撮影が簡単に行えるようになった。第４図に示す如く
間接照明用の電子閃光装置は、レンズ鏡筒２の先端に近
接撮影用電子閃光装置取付は用マウント３　（以下、取
付はマウント３と言う）と、押さえ用マウント４と、閃
光管１３　（１３ａ、１３　ｂ）を有する電子閃光装置
１６と、反射傘１７とから構成されている。

電子閃光装置１６と反射傘１７とは、取付は用マウント
３と押さえ用マウント４とで固定される。

レンズ鏡筒２の先端にねじ込まれて固定された取付はマ
ウント３の鍔３ａに反射傘１７．電子閃光装置１６の順
に組み込むと、反射傘１７は取付はマウント３の鍔３ａ
に当接し、電子閃光装置１６はその突出部１６ａが取付
は用マウント３の先端に当たり、その上から押さえ用マ
ウント４を取付は用マウント３の先端に形成されたねじ
部に螺合させることにより、電子閃光装置１６と反射傘
１７とはレンズ鏡筒２に固定される。このとき、電子閃
光装置１６に保持されている閃光管１３は、被写体１４
に直接閃光が当たらないようにレンズ鏡筒２の光軸と直
角方向に閃光が照射され、反射傘１７を介して間接的に
被写体１４に照明せれるようになっている。反射傘１７
は閃光管１３の閃光を反射して間接的に被写体１４を照
明するように、電子閃光装置１６を囲むように配置され
、おわん型に形成されている。

このように、近接撮影に於いて適正な露出を得ようとす
るならば、第３図で示した直接照明用閃光装置と第４図
で示した間接照明用閃光装置との２種類の照明装置を使
い分けなければならないと言う欠点があった。

（発明の目的） 本発明はこの欠点を解決し、直接照明と間接照明とを単
一の照明装置に依って容易に可能とした近接撮影用閃光
装置を得ることを目的とする。

（実施例） 第１図及び第２図は本発明の一実施例であり、第１図は
直接照明を行っている近接撮影用閃光装置の断面図を示
し、第２図は間接照明を行っている近接撮影用閃光装置
の断面図を示す。

まず、リング状に形成された電子閃光装置５を用いて直
接照明を行う場合について説明する。第１図に示すよう
に不図示のカメラのレンズ鏡筒２の先端に取付は用マウ
ント３を螺合し、電子閃光装置５の閃光管１３　（１３
ａ、１３ｂ）が被写体１４と対向するように電子閃光装
置５を取付シナ用マウント３に嵌合し、その上から押さ
え用マウント４を取付は用マウント３に形成されためね
し部に螺合して押さえ用マウント４により電子閃光装置
５の突出部５Ｃを取付は用マウント３の先端に押しつけ
て固定する。そのときの電子閃光装置５の突出部５Ｃの
中心部から閃光装置５の端面５ｂまでの間隔（はぼ前記
中心部から鍔３ａまでの間隔）をｄ、前記中心部から閃
光装置５の端面５ａまでの間隔をｅとすると、 ｄ＞ｅ また、突出部５の中心部から押さえ用マウント４の鍔４
ａまでの間隔をｇとすると、 ｇ≧ｄ とあっている。

従って、直接照明を行う時は第１図に示した如く電子閃
光装置５の閃光管１３を被写体１４と対向するように、
レンズ鏡筒２の先端に電子閃光装置５を取付る。その際
、ｄｉｅの関係が次ぎに述べるように重要になる。

次に、間接照明を行う場合について説明する。

上述した如く、まずレンズ鏡筒２の先端に取付は用マウ
ント３を螺合して固定する。取付は用マウント３の鍔３
ａに反射傘６の取付は部６ａを当接させて、その上から
電子閃光装置５を閃光管１３が被写体１４と逆方向に向
くように嵌合させる。

反射傘６は、閃光管１３の閃光を被写体１４に照射でき
るように形成されている。また、反射傘６の取付は部６
ａの厚さｆは、ｄ−、ｅ≦ｆとの関係がある。

従って、取付は用マウント３の鍔３ａに反射傘６の取付
は部６ａを当接させて、その上から電子閃光装置５を閃
光管１３が被写体１４と逆方向に向くように嵌合させた
後、押さえ用マウント４を取付は用マウント３に螺合さ
せて押さえ用マウント４の鍔４ａにより、電子閃光装置
５と取付は部６ａとを取付は用マウント３の鍔３ａとの
間に固定できる。

このように、電子閃光装置５の取付は方向を逆にするだ
けで直接照明や間接照明が可能に成っているので、撮影
者は撮影目的に適した照明方法を簡単に選択できる。

尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく
適宜変更可能であり、実施例では間接照明時に閃光装Ｗ
５の端面５ａと鍔３ａとの関に取付は部６ａを挟持する
よう隙間を設けたが、例えば、隙間を設けなくても取付
は用マウント３と押さえ用マウント４の螺合部が長けれ
ば押さえ用マウント４のねじ込みにより反射傘６を固定
することができる。また、取付は用マウント３の先端を
めねし部を形成して押さえ用マウント４を取付けるよう
にする必要はなく、取付は用マウント３に押さえ用マウ
ント４が取付けられて反射傘６が固以上りよフＯこ不塔
１最こよｎは、１Ｒ彰１人況にめわせて２種類の近接撮
影用電子閃光装置を交換していた従来の方式とは違って
、１つの近接撮影用電子閃光装置を用いることによって
、直接照明と間接照明の両方に使用できるという利点が
あるので、安価に撮影目的に適した照明方法を得るこう
とができる。従って、１つの近接撮影用電子閃光装置で
異なった撮影効果を得るこうとができる。

第１図は直接照明を行っている近接撮影用電子閃光装置
の断面図、第２図は間接照明を行っている前記近接撮影
用電子閃光装置の断面図である。

明を行っている近接撮影用電子閃光装置の断面図である
。

（主要部分の符号の説明） ２；１１・・・・レンズ鏡筒 ５ｉ１２，１６・・・・電子閃光装置 ３・・・・取付は用マウント ４・・・・押さえ用マウント ６；１７・・・・反射傘 出願人　日本光学工業株式会社 代理人　渡　辺　隆　男 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カメラのレンズ鏡筒の先端に取付けられるマウントと、
   前記マウントに固定される閃光装置とを備えた近接撮影
   用電子閃光装置において、前記閃光装置の閃光管の閃光
   が被写体の方向に照射され被写体を直接照射する直接照
   明が可能であり、前記閃光が被写体の反対方向に照射さ
   れ被写体を間接照射する間接照明が可能であるように前
   記マウントに前記閃光装置力で着脱可能であり、前記間
   接照明の時は前記マウントと前記閃光装置との間に固定
   される反射傘が装着可能であることを特徴とする近接撮
   影用電子閃光装置。