JPS6024588Y2 - オフセツト印刷機における番号印刷装置 - Google Patents

オフセツト印刷機における番号印刷装置

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JPS6024588Y2
JPS6024588Y2 JP1978118170U JP11817078U JPS6024588Y2 JP S6024588 Y2 JPS6024588 Y2 JP S6024588Y2 JP 1978118170 U JP1978118170 U JP 1978118170U JP 11817078 U JP11817078 U JP 11817078U JP S6024588 Y2 JPS6024588 Y2 JP S6024588Y2
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JP1978118170U
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祥記 松井
信彦 藤沢
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リヨ−ビ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は枚葉紙オフセット印刷機における番号印刷装置
に関する。
従来この種番号印刷装置には、通常の印刷を行−なう印
刷機の本機圧胴に番号印刷装置を組込み、通常の印刷と
番号印刷とを本機圧胴上で同時に行なうようにしたもの
、又は排紙装置内に番号印刷装置を組込み、本機圧胴で
通常の印刷を行なった後、排紙装置部で番号印刷を行な
うようにしたものが実施されている。
しかしながら前者は本機圧胴を協用して通常の印刷と番
号印刷とを同時に行なう為、上記本機圧胴に特殊機構を
付設する必要がある。
その機構としては例えば、通常の印刷用本機圧胴の中心
に対して、通常の印刷用ブランケット胴の中心と番号器
取付胴との中心距離が同一寸法に保たれない為(部品加
工上)誤差を吸収するのに本機圧胴面に紙或はそれに類
する薄いシートを敷設するものである。
ところが番号器の数字面が上記シートにくい込み、その
結果凹面となる為、通常の印刷においては印刷効果が低
下するものであり、よって通常の印刷を行なう場合はシ
ートの取替えが必要となるから、印刷作業性並びに操作
性に欠ける問題点があった。
又後者は通常の印刷を本機圧胴で行なった後、排紙装置
内に組込んだ番号印刷装置により積載(落下)する寸前
に番号印刷を行なう為、当該番号印刷時の印刷紙が不安
定であった。
つまり番号印刷をチェーンデリバリ一部で行なうもので
、番号を印刷する前の印刷紙は排紙爪により先端部が咥
えられているだけであって紙尻は落下する方向に作用す
る為、番号印刷に入る時点で印刷紙は上下に波打ちし又
は左右移動を生じ、よって希望位置に正確に番号印刷を
行うことは不可能である問題点があった。
そこで本考案は上述従来の問題点に鑑みて検討の結果、
番号印刷用圧胴を本機圧胴とは別に設けることにより、
通常の印刷と番号印刷とが各々単独で、しかも通常印刷
される状態で番号印刷ができることによって、従来例の
問題点を解消できて且優れた印刷効果を期待することが
できることを目的とする番号印刷装置を提供するもので
ある。
以下本考案の実施例を示した図面について詳述する。
本考案の番号印刷装置を備えた枚葉紙オフセット印刷機
の概略図を示した第1図において、Aは通常の印刷を行
なう印刷機、Bは番号印刷装置、Cは排紙装置を示して
いる。
印刷機Aは、版胴1と、ブランケット胴2と、圧胴3と
、上記版胴1に巻付けられる図示しない版面の画線部に
インキ及び水を供給するインキ部4及び爪部5と、印刷
紙6の給紙台7とを備えてなると共に、上記圧胴3には
印刷紙6を後述する受渡し胴へ搬送する為の咥え爪部が
組込みされているもので、他は従来のオフセット印刷機
と同様に構成されており、印刷紙6が第2図矢印が示す
方向に搬送される過程で、上記ブランケット胴2上に転
写されたインキが印刷紙上にのり、通常の印刷が行なわ
れることも又従来の印刷機と同様である。
上記番号印刷装置Bは、前記印刷機Aの圧胴3と排紙装
置Cとの間に配設されるもので、第1図、第2図に示す
如く、基本的には、受渡し胴8と、番号印刷用圧胴9と
、番号器取付胴10と、ゴムブレードをローラー外周面
に押圧し、ローラー上に付着したインキを除去する従来
公知インキ洗浄器12を備えたインキ供給装置11とか
ら構成されている。
そして、上記受渡し胴8は、上記本機圧胴3とブランケ
ット胴2間において印刷された印刷紙6を番号印刷用圧
胴9へ搬送する為と、上記ブランケット胴2側に面して
いる印刷紙6の印刷面を、番号器取付胴10の周面側に
現わす為に設けられている。
しかして受渡し胴8は、印刷された印刷紙6先端を咥え
て番号印刷用圧胴9へ搬送する咥え爪部13が第3図に
示す如く胴軸14に支持されて組入まれでいて、該胴軸
14の一端にはカム15が組入まれ、胴軸14と一体に
回転する受渡し胴8と共に回転される。
又上記胴軸14はフレーム16.17に軸受により指示
されている。
上記番号印刷用圧胴9は、上記印刷機Aで印刷された印
刷紙の印刷面に番号を印刷する為、又縦ミシン目を入れ
る為の下敷となるもので、次のように構成されている。
番号印刷用圧胴9は第3図に示す如く偏心軸18の偏心
部にベアリングを介して回転自在に支持し、該偏心軸1
8は両端をフレーム16.17に回転自在に支持され且
、リンク75、作動アーム64及びカム15により回動
することによって該偏心部が揺動し、該偏心部に支持し
た番号印刷用圧胴9を番号器取付胴10に離接するよう
にしている。
又第4図、第5図に示す如く番号印刷用圧胴9に設けら
れた溝19内部の咥え側面には爪台20がポルト21に
より固定されていて、当該圧胴9に巻かれる帯f822
の一方を固定し、又同圧胴9の爪台20上部に設けた段
部にて係止され、且つ該段部に沿って左右移動可能に設
けた固定用片23.24により上記帯鋼22を保持して
いる。
帯鋼22の他端には掛止用孔が穿設してあって、バネ2
5の一端に掛止され、該バネ25の他端は、左右移動可
能に設けられたフープブラケット26の端に打込みされ
たピン27に掛止され、常時帯鋼22を咥え尻側に張力
を与えている。
上記帯鋼22には第2図に示したミシン刃28を接触さ
せてあり、印刷紙6にミシン目を入れるようになってい
る。
上記爪台20には、ボルト29により締付片30が組込
まれていて、該締付片により爪台20との間に番号印刷
用の薄いシートからなる下敷31の一端を挟着し、該下
敷他端は、ガイド片32.33に沿ってボルト34によ
り移動可能に設けた移動バー35と締付バー36との間
に挿入されてボルト37により締着されている。
上記ボルト34をねじ込むことにより、移動バー35を
第5図右方向に移動させ、該移動バー35に取付けられ
た上記下敷31と帯鋼22を番号印刷用圧胴9外周に密
着させるべく設けられている。
ここで下敷31は番号印刷用圧胴9の全有効域に密着し
ており、その上に巾の狭い上記帯鋼22を張設しである
しかして下敷31が現われている面で番号印刷を行ない
、帯鋼22上で縦ミシン目を付ける。
又帯鋼は上述の如く巾が狭く設けられていて、左右に移
動調整できるようになっている。
又溝19内には、印差紙6を咥え番号印刷中の印刷紙6
のズレを防止する為及び印刷紙6を排紙装置Cへ渡す為
の咥え爪38が組込まれていて受渡し胴8から受渡され
た印刷紙6を爪台20と爪38′との間に挾み込む。
この咥え爪38は次のように形成されている。
ブランケット39に軸40が挿入され、該軸40に、取
付台41がボルト42により固定されていると共に、軸
40の一端には取付台41に取付けれている爪38′を
開閉するアーム43がピン44により固定され、更にア
ーム43の先端にはベアリング45が圧入されていて該
ベアリング45は爪38′を開閉させるカム(図示せず
)の外周面にそって回転することにより爪38′は開閉
し、印刷紙6の受渡しをするようになっている。
そして又軸40はピン46が固定されていて、該ピン4
6と、番号印刷用圧胴9にボルト止めされたバネ掛け4
8とバネ47を掛止し、上記爪38′を絶えず閉じるよ
うに弾性賦勢させである。
次に番号器取付胴10の具体的態様を説明する。
第6図において、軸49に番号器48取付けの為の取付
リング50が止めネジ51により固定されている。
取付リング50は止めネジ51を弛めることにより軸4
9上を軸芯方向に移動可能に設けられていて、希望位置
の設定は目盛板52により決定するようになっている。
又取付リング50の外周面には、番号器48を複数個取
付出来るようになっている。
さらに該取付リング50を同軸49に複数個取付けるこ
とにより軸芯方向にも番号器48を複数列取付は得るよ
うになっている。
このようにすることにより、多面取りの番号印刷が可能
になっている。
上記軸49はフレーム16.17に軸受けにより支承さ
れていて番号器48と一体に回転し、その一端にはカム
53が組入んであり、又他端には光電検知器54を作動
する為の検知板55を固着し、軸49と一体に回転する
ようになっている。
次に印刷紙6の流れにそって通常の印刷を終え、番号印
刷を行ない排紙装置に積載されるまでの過程と、各部の
構成とを合せて詳述する。
給紙台7上の印刷用紙6は図示しない給紙装置により本
機圧胴3へと搬送され、本機圧胴3は印刷紙6の先端を
咥える。
一方通常に印刷される印刷装置Aのインキ部4からイン
キが供給され、胴板1に巻着けられている版の画線部に
インキがのりブランケット胴2に転写され、ここで圧胴
3に咥えられた印刷紙6は圧胴3とブランケット胴2の
間を通して印刷され受渡し胴8へ搬送される。
そして印刷紙6の先端が第2図に示すa点に達した時点
で光電管56が印刷紙6の先端を検知器さらに前記光電
検知器54がONした時を作動タイミングとして設定し
ソレノイド57に通電する。
ソレノイド57の先端にはリンク58の一端が枢着によ
って連結されており、他端は揺動アーム59の一端に枢
着により連結され、該揺動アーム59の他端は締付はナ
ツトでクラッチボックス60に固定されている。
クラッチボックス60はスタッド61に回転自在に枢着
されて且つ作動アーム64の揺動運動を掛止するクラッ
チ62を組入んでいる。
クラッチ62とクラッチボックス60はスタッド61を
介して自在に揺動するようになっている。
クラッチ62の先端とクラッチボックス60との間には
、バネ63が張設してあってクラッチ62の先端62′
が作動アーム64の先端64′と一定の距離を保ってい
る。
又クラッチボックス60にはクラッチ62の先端62′
と作動アーム64の先端64′が一定の距離を保つ為の
調整ネジ65が設けられ、該調整ネジ65を右回転する
ことによりクラッチ62の先端62′と作動アーム64
の先端64′の間隙は広くなり、左回転とすると上記間
隙を狭くする。
クラッチボックス60には、バネ掛はアーム66を植設
しその端部ととフレーム17に夫々端部を掛止して、ク
ラッチ62の先端62′と作動アーム64の先端64′
が常時離隔する方向にバネ67を張設させである。
ここでクラッチ6、−2はストッパー68に常時接触す
るようになっている。
ソレノイド57はバネ67の張力に打ち勝って吸引して
いるから、クラッチ62の先端62′は作動アーム64
の先端64′に接触する。
スタッド69により揺動自在に枢着された作動アーム6
4の先端にはローラー70組人まれでカム15に接触し
、該カム15による回転の高・低により作動アーム64
は揺動する。
上記揺動は、一端を作動アーム64に、他端をバネ掛け
71に掛止したバネ72で行なっている。
このため、作動アーム64の先端に組入まれたストッパ
ーピン73にクラッチ62の先端62′が掛止する。
作動アーム64にはピン74が固着されており、該ピン
74にリンク75の一端が揺動自在に挿入してあり、他
端は、ブ吊ツク76にピン77を介して揺動自在に組込
みされている。
ブロック76は偏心軸18の先端に組入まれ、回転自在
な偏心位置調整ウオームギ゛ヤー79から偏心位置調整
ウオームホイル80を介してボルト78にて軸18に固
定されている。
偏心位置調整ウオームホイル80はキーを介して軸18
に嵌着されていて、ボルト78を弛めても軸18と空回
溝することがないようになっている。
ホルト81は偏心位置調整ウオームギヤー79により軸
18の偏心位置を任意に設定した後、軸18の偏心位置
がズレないように偏心位置調整ウオームホイル80を締
付けている。
軸18の偏心位置を任意に設定すると、番号器の軸49
との軸芯距離を紙厚により任意に選定することができる
即ち作動アーム64がカム15により揺動するから、リ
ンク75も左右移動を繰り返すことによりブロック76
を介して軸18も揺動する。
カム15の高い位置にローラー70が来るとき軸18の
偏心位置は番号器取付胴10に最も近づく。
そして最も近づいたとき、クラッチ62の先端62′が
作動アーム64に組入まれているストッパーピン73に
掛止する。
このように掛止する時はソレノイド57が励磁吸引して
いる時である。
即ち印刷紙6が給紙され印刷紙6の光電管56が検知し
、ソレノイドの作動タイミングを設定した前記光電検知
器54がONした時だけである。
給紙されない時は、光電毎56がONしないで光電検知
器54のみONするため、光電検知器54がONするタ
イミングにてソレノイド57への通電が停止し、ソレノ
イド57は励磁吸収されないため、クラッチ62の先端
62′は作動アーム64のストッパーピン73に掛止さ
れない。
この時作動アーム64はカム15の回転により揺動を繰
り返す。
よって番号印刷用圧胴9は印刷紙6の先端を光電管56
が検知するまで偏心軸18は揺動を繰り返す。
印刷紙6の先端を光電管56により検知し、さらに光電
検知器54がONするとソレノイド57が励磁し、クラ
ッチ62の先端が作動アーム64の先端64′に接触し
クラッチが入ろうとする。
作動アーム64はたえず揺動している為、カム15の高
所でクラッチが入る。
この時番号印刷用圧胴9は番号器取付胴10に最も接近
し、そのままの状態に保持される(番号印刷のできる状
態)。
印刷紙6は受渡し胴8から番号印刷用圧胴9へと受は渡
され、次にミシン装置82の刃28によりミシン目が入
れられる。
ミシン装置82は次のように形威しである。
ブラケット83.84が左右のフレーム16.17に組
付けられておりブラケット83.84には夫々ミシン目
軸85を組入む為の支え板86及び87がボルト止めさ
れている。
支え板87の中央にはミシン目軸85をノブボルト88
に固定している。
ミシン目軸58にはブラケット89が挿入されていて、
ボルト90によりミシン軸85に固定され、又ピン91
を支点としてアーム92が組込まれ、ボルト93.94
によりアーム92の先端に回転自在に組入まれたミシン
刃28と番号印刷用圧胴9との接触圧を任意に決め得る
ように形威しである。
印刷紙6は連続して搬送されるから、番号器48は印刷
紙が1枚通過するごとにカウントするように次のように
形威しである。
アーム95はスタッド96に揺動自在に装着されていて
、その一端には偏心ピン97を介して回転自在に且作動
アーム64に常時接触するようにローラー98が組入ん
である。
りンク99の一端は、アーム95にピン100を介して
回転自在に組入まれ、他端をクラッチボックス101に
ピン102を介して回転自在に枢着している。
クラッチボックス101は作動アーム105の揺動運動
を掛止するクラッチ103と共にスタッド104に回転
自在に枢着されており、クラッチ103の先端103′
と作動アーム105の先端105′が一定の距離を保つ
ように調整ネジ106とバネ107が設けてあり、該調
整ネジ106を右回転することによりクラッチ103の
先端と作動アーム105の先端との間隙は広くなり、左
回転することにより上記間隙は狭くなるように設けであ
る。
上記バネ107は、クラッチ103の先端103′と作
動アーム105の先端105′が一定の距離を保つ為に
設けられている。
しかしてストッパーピン108にはクラッチ103が接
触し、クラッチ103の先端103′の作動アーム10
5の先端105′の距離を一定に保っている。
クラッチボックス101には、一端をスタッド110に
掛止してバネ109を張設しテアリ、アーム95のロー
ラー98が常時作動アーム64に接するようになってい
る。
作動アーム105はスタッド111に回転自在に枢着さ
れていて一端にローラー112がピン113を介して回
転自在に組込まれ、一方を作動アーム105に掛止腰他
方をバネ掛け114に掛止させたバネ115によりロー
ラー112を番号器軸49の一端に組込まれたカム53
に常接させである。
リンク116の一端はピン117により作動アーム10
5に回転自在に組込みされ、他端はピン118を介して
アーム119に回転可能に連結されている。
そしてアーム119はピン120により番号器カウンタ
ーカム軸121に固着されている。
番号カウンターカム軸121は揺動自在に組込まれてい
て、ガイドキー122がボルト123により固定され、
番号器カウンターカム軸121及びガイドキー122を
挟んでブ田ンク124と押え板125がボルト126に
より固着されている。
ブロック124にはカウンターカム127がボルト締め
されていて、該カムは番号器48のカウントをするよう
になっている。
該カム127を前記番号器カウンターカム軸121上で
前記番号器48のアーム先端に取り付けたローラー12
8に当接する位置に移動し、ボルト126により固着す
ることにより、該カム127は前記カウンターカム軸1
21の揺動に連動して該ローラー128に当節可能な位
置から離脱した位置までの往復運動を行なう。
該ローラー128がカム127に当接すると、番号器の
字輪が回動し、字輪上の番号を前送りするようになって
いるため、連続して印刷紙6に番号印刷を行なう時はカ
ウンターカム127の動きをクラッチ103にて掛止し
、該カム127のカム面に前記ローラー128が印刷機
の一回転毎に一回当接する構成とすれば良い。
印刷紙6にミシン目が入れられた後は、番号印刷に入る
即ち前述した作動アーム64の先端に組込まれたストッ
パーピン73にクラッチ62の先端62′が掛止し、ク
ラッチが入っているため、作動アーム64に常接してい
るローラー98は下向きに押し下げられている。
しかしてクラッチ103の先端103′は左方向に作動
し、作動アーム105の先端105′に接触する。
一方作動アーム105のローラー112はカム53の高
い所が来ることにより上方に作動し、作動アーム105
を反時計方向に回動する。
しかしてストッパーピン129にクラッチ103の先端
103′が掛止し、その状態で保持される。
該作動アーム105の回動によりリンク116、アーム
119を介して番号器カウンターカム軸121が第2図
時計方向に回動し、該軸121に固着したカウンターカ
ム127を番号器48のアーム先端に取り付けたローラ
ー128に当接可能な状態に保持される。
かくして番号器字輪を1コマづつ歩進しながら番号印刷
を行ない番号印刷を完了した印刷紙は排紙装置へ渡され
順次積載される。
印刷装置が回転している時、印刷紙の給紙が停止した場
合は、光電管56が印刷紙6を検知しない為、光電検知
器54がONするタイミングにてソレノイド57による
吸引は解除され、クラッチ62の先端62′が作動アー
ム64の先端のストッパーピン73より外れる。
このようにして外れることにより、作動アーム64は作
動しはじめる。
作動アーム64が揺動することによりアーム95は上方
に作動し、クラッチ103の先端103′が作動アーム
105の先端のストッパーピン129より外れる。
この時カム15.53は連続して一定方向に回転してい
る。
しかして作動アーム64,105は次の印刷紙が来るま
て揺動を繰り返す。
更に前記本体ブランケット胴2、本体圧胴3、受渡し胴
8、番号印刷用圧胴9、番号器取付胴10は夫々同一直
径に形威しである。
更にそれら各脚には、その直径と同一のピッチ円直径を
有する歯車を一端に設けて各々連結し、同期して回転す
るよう形威しである。
そして更に本考案による時は、前記番号器48を凸版と
取り替えることにより凸版印刷が可能であり、そして第
7図に示す如く、各脚8. 9. 10の配列を変え、
更に横ミシン目を入れる胴130を組込むことにより横
ミシン目を同時に印刷紙に入れることができる。
モして又第8図に示す如く番号器取付胴10を他のブラ
ンケット胴131と入れ替え、それに版胴132を組込
むことができるもので、このようにすると2色機とする
ことができる。
以上説明したように本考案の番号印刷装置によれば、通
常の印刷を行なう本機圧胴3とは別に番号印刷用圧胴9
を設けたから本機圧胴3に傷を付けることなく番号印刷
を行なうことができるのみならす、番号印刷用圧胴9は
印刷紙6の下敷となって波打ち等の印刷紙不安定要素は
除去されるから、安定した状態でミシン目は勿論のこと
、通常の印刷及び番号印刷を効果的に行うことができる
又番号印刷用圧胴9の揺動と印刷紙6のカウント動作は
、受渡し胴8の所定の位置において印刷紙先端を検知し
て励磁するソレノイド57により各作動アーム64,1
05並びに各クラッチ62.103、アーム95等を介
して連動するから番号印刷用圧胴9を本機圧胴3とは別
に独立して設けたにもかかわらず、通常の印刷と番号印
刷とを同時に且並行して行い得ながら順番に所望位置へ
正確に番号印刷を行なうことができる。
又番号印刷用圧胴9の切り欠き部分が番号器取付胴側に
来た時、番号器取付胴10に接近するタイミングとなる
カム15をセットしており、しかも、印刷紙6を光電管
56に検知しなければ、番号印刷用圧胴9の切り欠き部
分が番号器取付胴側にある間に非印刷位置に揺動するた
め胴刷りすることを防止できる。
又番号印刷用圧胴9の揺動に共なう天地方向のずれは、
ミイン刃に対しては何ら影響がない。
また胴入れ用のクラッチ62と、番号器カウンターカム
用のクラッチ103とを同一フレーム上に設け、しかも
アーム95等により連動した構成であるためクラッチ作
動用のソレノイドが1個でよ<、シかも同一フレーム面
に設けた為、機械の一方側にて調整ができ、保守点検が
容易である等の実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る番号印刷装置を備えた枚葉紙オフ
セット印刷機の概略図、第2図は同番号印刷装置の各脚
の配列と印刷紙の流れ及び胴入れ機構を示した側面図、
第3図は同装置の胴入れ動作機構図、第4図、第5図は
同装置における番号印刷用圧胴を一部切欠して示した側
面図と横断面図、第6図は同装置の番号器動作機構図、
第7図、第8図、は同装置における各脚の配列変形例の
各略示側面図である。 A・・・・・・通常の印刷を行なう印刷機、C・・・・
・・排紙装置、3・・・・・・印刷機の圧胴、6・・・
・・・印刷紙、訃・・・・・受渡し胴、9・・・・・・
番号印刷用圧胴、10・・・・・・番号器取付胴、11
・・・・・・インキ供給装置、12・・・・・・インキ
洗浄器、13・・・・・・咥え爪部、14・・・・・・
受渡し胴の軸、15,53・・・・・・カム、18・・
・・・・番号印刷用圧胴の軸、48・・・・・・番号器
、56・・・・・・光電管、57・・・・・・ソレノイ
ド、62,103クラツチ、64,105・・・・・・
作動アーム、75,116・・・・・・リンク、82・
・・・・・ミシン装置、95,119・・・・・・アー
ム、121・・・・・・番号器カウンターカム軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通常の印刷を行なう印刷機の圧胴と排紙装置との間に配
    設される枚葉紙オフセット印刷機の番号印刷装置であっ
    て、インキ洗浄器を備えたインキ供給装置と、番号器取
    付胴と、番号印刷又はミシン目を入れる為に印刷紙の下
    敷となる番号印刷用圧胴と、前記印刷機で印刷された印
    刷紙の先端を咥−える咥え爪部を備え、印刷紙を前記印
    刷機圧胴から前記番号印刷用圧胴へ搬送腰且印刷面を上
    向きにする為に前記円圧胴間に配置される受渡し胴と、
    前記受渡し胴の所定位置において印刷紙を光電管が検知
    して励磁するソレノイドと、前記受渡し胴の軸に固定し
    たカムに常接して揺動腰前記番号印刷用圧胴の偏心した
    軸を前記番号器取付胴に接近するようリンクを介して動
    作する作動アームと、前記作動アームの一端を掛止し同
    アームを所定位置に保持するように前記ソレノイドに連
    結連動されるクラッチ62と、前記番号器取付胴の軸に
    固定したカムに常設して揺動し、且リンク及びアームを
    介して揺動自在な番号器カウンターカム軸を連動連結す
    る作動アームと、該作動アームの一端と掛脱自在に枢着
    されるクラッチ103と、前記番号印刷用圧胴に近接し
    て配置されるミシン装置とから構成され、番号印刷用圧
    胴の軸18にリンク75等を介して連動連結した作動ア
    ーム64に当接し、且つ連動して揺動するアーム95に
    、番号器カウンターカム127にリンク116を介して
    連動連結した作動アーム105一端と掛脱自在に枢着す
    るクラッチ103をリンク99を介して連動連結し、番
    号印刷と印刷紙カウントを関連すけて成ることを特徴と
    するオフセット印刷機における番号印刷装置。
JP1978118170U 1978-08-28 1978-08-28 オフセツト印刷機における番号印刷装置 Expired JPS6024588Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4044666A (en) * 1976-03-24 1977-08-30 Laurent Doucet Attachment for offset duplicating machine

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US4044666A (en) * 1976-03-24 1977-08-30 Laurent Doucet Attachment for offset duplicating machine

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