JPS60244724A - シ−ト材の搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は搬送装置に係り、さらに詳しくは記録シートお
よび原稿シートの搬送系を改良したシーＩ・材の搬送装
置に関するものである。

［従来技術］ シート材の搬送装置は複写機やファクシミリ装置等に用
いられているが、例えば、従来のファクシミリ装置にお
ける原稿搬送系と記録紙搬送系の構成を第１図にポす。

第１図において符号ｌで示すものは原稿で、原稿台２上
に載置される。

原稿１が原稿台２上に載置されると原稿ｌはセンサ３を
押倒し、原稿が載置されたことが検出され、これを装置
に知らせる。

この状態で図示を省略したスタートボタンを押すと原稿
ｌはピックアップローラ４により上から順に給紙ローラ
６．７方向へ送り込まれ、両者間に挟まれ、その先端を
センサ５で検出し、読取り位置に送られる。

送られてきた原稿ｌは光源８によって照射されその反射
光がミラー８ａ、８ｂによって固体撮像素子等から成る
読取り手段９によって読取られる。

原稿の先端が読取位置を過きると排紙ローラｔｏ、１１
によって挟まれ、トレイ１２」二に排紙される。

一方、装置本体内に置かれたロール状の記録紙１３はセ
ンサ１４により記録紙があることを検出しサーマルベン
ド１５側へ送られる。

記録紙１３はプラテンローラ１６と画像形成手段である
サーマルヘッド１５により適正な圧接力を受け記録され
る。

続いて記録紙１３はカンタ１７方向に送り込まれ、所定
の位置で切断され、トレイ１８」二に排紙される。

このような原稿及び記録紙の搬送系を有する装置が広く
採用されている。

これらの装置は小型化、低コスト化をめて各種の改良が
進んでいるが記録紙としてロール紙を使用している限り
、装置の小型化には限度がある。

すなわち装置全体を小型化しようとしてロール紙の巻径
を小さくすると、記録紙のカール（巻ぐせ）がきつくな
り、記録紙がまっすぐに送られないため、ジャムその他
のトラブルが生じやすくなり、ユーザーもロール紙をセ
ットしにくくなる。

従ってロール紙を使用している限り装置の小型化には限
度がある。

一方、装置が小型化するとロール紙だけではなく原稿及
び記録紙の搬送系を構成するモータ及びその減速機構、
更にはカッタ装置の占める空間の比率が極めて大きくな
る。

すなわち第１図に示したような構造を採用している限り
形状を大幅に小さくすることが極めて困難である。

［目　的］ 本発明は以上のような従来の欠点を除去するために成さ
れたもので、記録シートと原稿シートの搬送系を共通と
し排送ローラとプラテンローラとを兼用させることによ
り部品点数を減少させ、装置の小型化を図ったシート材
の搬送装置を提供することを目的としている。

［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基いて本発明の詳細な説明す
る。

第２図以１は本発明の一実施例を説明するもので各図中
符号１９ａで示すものはシート状の原稿（原稿シート）
で、１９ｂで示すものはカットシートの記録紙（記録シ
ート）である。両者は回し原稿台２０上に載置される。

原稿台２０の奥側には原稿（原稿シート）又は記録紙（
記録シート）が原稿台上にセットされたが ことを検出するセンサで、そのＬ方には原稿１９ａ又は
記録紙１９ｂを給紙ローラ２４，２５まで送り込むピッ
クアンプローラが配置されている。

なお、ピックアンプローラ２２と給紙ローラ２４．２５
との間には原稿台２ｏに連続して原稿１９ａ又は記録紙
１９ｂの重送を防止するため摩擦Ｊ１２３が配４されて
いる。

なお、給紙ローラ２４，２５のうち符号２４で示すロー
ラは原稿等を所定の速度でステップ送りするローラで、
符号２５はこれに圧接されているローラである。

給紙ローラ２４，２５の下流側には給紙ローラ２４．２
５によって送られてくる原稿等の先端又は後端を検出す
る紙端検出センサ２６が配置されている。

送られてきた原稿は光源２７によって照射され反射され
た原稿像はミラー２８．集光レンズ２９を介して受光素
子３０によって読取られる。

装置の排紙口側にはプラテンローラ３１が配置されてい
る。プラテンローラ３１はローラ２４と等速度で原稿を
送り、かつ排紙を行うローラである。

このプラテンローラ３１の上側にはサーマルヘッド３２
（記録手段）が配置されている。

サーマルヘッド３２は図示を省略したスプリングにより
プラテンローラ３１に対して押圧されている。

排紙口には原稿及び記録紙の両者を受けるトレイ３３が
設けられている。

第３図にサーマルヘッド３２の詳細を示す。

第３図（Ａ）、（Ｂ）において符号３２ａで示す部分は
読取り用の白地で、符号３２ｂで示すものは多数の発熱
抵抗体から成る発熱体である。

次に、以上のように構成された本実施例の動作について
説明する。

ます、原稿送信の場合について説明する。

送信原稿１９ａを原稿台２０上にセントすると原稿の先
端がセンサ２１を押倒すため、原稿がセン！・されたこ
とを装置が検出する。

この時、原稿１９ａのセットが悪いと装置は原稿を検出
できないため、原稿をセントする領域を原稿台２０上に
指標などで表示する必要がある。

原稿を正しくセントした後図示していない送信ボタンを
押すとピックアンプローラ２２が図示されていない駆動
手段により原稿１９ａ上に接するように下降し、矢印Ａ
方向に原稿１９ａを送り始める。

なおピ・ンクア・ンプローラ２２はセントされた原稿を
全て送れるようにその取付は位置はセンサ２１より幾分
矢印Ｂ方向に寄った位置にある。

また、ピックアップローラ２２は摩擦片２３との摩擦係
数の差を利用して紙自動送り機構を構成しているため、
ピックアップローラ２２と摩擦片２３及び原稿１９ａ　
（記録紙１９　ｂ）の摩擦係数の間には次のような関係
がある。

ピックアップローラ２２と原稿１９ａ（記録紙１９　ｂ
）の摩擦係数〉原稿１９ａ（記録紙１９ｂ）と摩擦片２
３の摩擦係数〉原稿１９ａ（記録紙１９ｂ）同志間の摩
擦係数。

このようにしてピックアンプローラ２２は積載された原
稿の上述した摩擦係数の差を利用して上から順に１枚ず
つ給紙ローラ２４，２５側へ送り込む。

ピックアップローラ２２は原稿１９ａの先端が紙端検出
センサ２６によって検出されると北昇し、次の原稿がま
だ原稿台２０上に残っていると、原稿の後端が紙端検出
センサ２６に検出されると再び次の原稿上に落下し原稿
を矢印Ａ方向へ送り込む。

給紙ローラ２４．２５により原稿が挟持され所定の速度
で送り出されると原稿の先端がばたつくのをサーマルヘ
ッド３２によりカイトしつつ読取り位置まで搬送する。

読取り位置にまで送られてきた原稿１９ａは光源２７に
よって照射され、その反射光が受光素子３０によって読
取られ、原稿１９ａはトレイ３３上に排紙される。

以上のような動作を繰り返し全ての原稿が送り出される
。

なお、送信時においてはサーマルヘッド３２の発熱抵抗
体は作動させないのはもちろんである。

一方、原稿受信の場合には同じく原稿台２０上に記録紙
を重ねて載置し、受信ボタンを押すと、原稿送りの場合
と全く同様にして記録紙１９ｂが送り出されるため説明
は省略するが、受信時にはもちろん読取光学系は機能を
停止しており、サーマルヘッド３２の発熱体３２ｂが受
信した画情報に基いて発熱され感熱紙からなる記録紙を
発色させ、記録を行なう。

記録を終了した記録紙はトレイ３３上に送り出される。

本発明になるシート材の搬送装置は以上のように原稿シ
ートおよび記録シートの搬送系を１つにして兼用できる
構成とされているため、部品点数を減少させ、装置の小
型化が可能となり、コストダウンを実現することができ
る。

搬送系が１つになったため、ジャム等が発生した場合に
おいても従来のように２つの搬送系を開放する必要がな
く、たった１つの搬送系を開放するだけでジャム処理を
行なうことができる。

また、送信原稿および記録紙を載置させる台は共通であ
るため、操作性が向上し、かつ部品点数を減少させ小型
化が可能となった。

また、従来の装置では記録紙、特にロール紙を収納して
おくスペースが装置の小型化の障害となっていたが、本
発明においては原稿台を外部に配置し、必要とする場合
にのみこれを使用する構成を採用しているため、大幅な
小型化が可能となった。、 さらに、排紙ローラとプラテンローラとを共通化させで
あるため、ローラの数を減少させることができ、搬送系
を短くでき、装置の小型化が可能となる。

また、原稿面はサーマルヘッドの発熱体側と接触せず、
プラテンローラ側に接触するため、発熱体との間で滑り
摩擦が生じず、例えば鉛筆書きの原稿などの場合におい
ても鉛筆の粉が散って原稿が汚されてしまうなどの不都
合は生じない。

さらに、装置の高速化に伴いサーマルヘッドの発熱体の
温度が比較的低い温度でも発色するような記録紙が望ま
れているが、感熱タイプの記録紙は感度が高くなればな
る程わずかな摩擦力で発色してしまう。

一方、複数枚の記録紙を重ねて１枚ずつ分離して送るた
めには摩擦片２３が必要である。−従って記録面が下側
にあると摩擦片２３にこすられて記録紙か発色してしま
う恐れがある。

しかし本発明においては記録面を上側とし、サーマルヘ
ッドも上側に配置し、記録面はピンク７２プローラと接
するだけの構成とされているため発色することはない。

また、サーマルヘッド３２の下面には紙のばたつきを押
さえるためにカイト板３２ｃが設けられている。

この結果紙ガイドとして全く別個のカイト板を設ける必
要がないため、部品点数を減少させ、カイト板の設置ス
ペースを短縮することができる。

さらに原稿サイズが小さい場合や透明な原稿の場合、原
稿の背面は白でないと記録された場合に両端に黒がでた
り画情報がつふれたり、さらには光源の紅時的な変化に
より光量が変化し画情報を正確に読取ることができなく
なる。

そこで本発明においては白地部３２ａを均一な白さで設
けることにより、画情報の正確な読取りをｏｆ能にして
いる。

なお、以上の説明においてはファクシミリ装置を例にと
って説明したが本発明は読取り、記録が可能な画像形成
装置及び特にシート材の処理装置一般に対して適用する
ことができ、読取光学系もミラーやレンズあるいはＣＯ
Ｄなどの画像読取素子に限らず密着型センサその他の読
取手段を用いても良い。

また、記録手段はサーマルヘッドを例にとって説明した
が、サーマルヘッドに限らずインクシェフ）方式あるい
はワイヤドツト方式その他も採用することができる。

さらに、記録媒体は紙だけに限らず他のシート状の素材
でも良い。

［効　果］ 以りの説明から明らかなように１本発明によれば、記録
シートおよび原稿シートの搬送系を共通にし、排送ロー
ラとプラテンローラとを兼用させた構造を採用している
ため、部品点数を減少させ、装置の小型化、コストダウ
ンを実現することかできる。

【図面の簡単な説明】

１ｆｉ１図は従来のファクシミリ装置の縦断側面図、ｐ
ｔＳ２図および第３図は本発明の一実施例を説明するも
ので第２図は縦断側面図、第３図（Ａ）はサーマルヘッ
ドの背面図、第３図（１３）はサーマルヘッドの側面図
である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録媒体としてカットシートを用い記録シートと原稿シ
   ートとを同一方向に搬送する搬送装置において、原稿シ
   ートの読取位置の手前側に給送ローラを設け、読取位置
   の後方に該給送ローラとほぼ等速でシートを送る排送ロ
   ーラを設け、該排送ローラは記録手段により押圧するよ
   うに構成したことを特徴とするシート材の搬送装置。