JPS60243717A - 電圧レギユレ−タ - Google Patents
電圧レギユレ−タInfo
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- JPS60243717A JPS60243717A JP22217284A JP22217284A JPS60243717A JP S60243717 A JPS60243717 A JP S60243717A JP 22217284 A JP22217284 A JP 22217284A JP 22217284 A JP22217284 A JP 22217284A JP S60243717 A JPS60243717 A JP S60243717A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は電子装置、特に基準電圧発生装置とその応用並
びに絶縁ゲート型電界効果トランジスタとその製造方法
に関する。 各種の半導体電子回路において、基準となる電圧を発生
させるには電圧の次元を持った物理量を利用することが
必須の条件である。これまで、その物理量としてはもっ
ばらPN接合ダイオードの順方向電圧降下v2や逆方向
降伏電圧(ツェナ電圧)v2並びに絶縁ゲートa電界効
果トランジスタ(IGFET、MOSFETで代表され
ることが多い)のしきい値電圧vth等が利用されてい
る。 これらの物理量は絶対的な電圧値を示すものでなく、そ
の電圧値はさまざまなファクターによっ。 て変動を受ける。従って、これらの物理量を各種電子回
路の基準電圧発生装置として利用するためKは、得られ
る電圧値の変動要素と許容できる変動幅に注意を払わな
ければならない。 まず、これら物理量の温度特性について言えば、上記v
2やvthは通常2〜3mV/C程度の温度依存性を持
っており、この温度変化に伴なう基準電圧の温度変化は
用途によっては実用を断念せざるを得ない程の大きさ及
ぶ。 例えば公称1.5Vの酸化銀電池を使用する電子時計に
おいて、電池の電圧の下がったことを警告する目的で作
られるノッテリー・チェッカーを実現しようとすれば、
1.4■程度を境(検出レベル)として電池電圧の高低
を判断する必要がある。 ・ これを0.6■程度のMOSFETのしぎ゛島値電
圧vth又は、ダイオードの順方向降下電圧v2を利用
して構成しようとすれば、1.4■を目標とした検出レ
ベルは =4.67〜7.0 (mV/ C) の温度依存性を持ち、実用動作温度範囲をOC〜50G
と狭<見積−>でも、1.23V 〜1.57Vと大き
く変動すること釦なり、実用的なバッテリーチェッカー
とはなり得ない。 次に、これら物理量の製造バラツキ忙つい
びに絶縁ゲート型電界効果トランジスタとその製造方法
に関する。 各種の半導体電子回路において、基準となる電圧を発生
させるには電圧の次元を持った物理量を利用することが
必須の条件である。これまで、その物理量としてはもっ
ばらPN接合ダイオードの順方向電圧降下v2や逆方向
降伏電圧(ツェナ電圧)v2並びに絶縁ゲートa電界効
果トランジスタ(IGFET、MOSFETで代表され
ることが多い)のしきい値電圧vth等が利用されてい
る。 これらの物理量は絶対的な電圧値を示すものでなく、そ
の電圧値はさまざまなファクターによっ。 て変動を受ける。従って、これらの物理量を各種電子回
路の基準電圧発生装置として利用するためKは、得られ
る電圧値の変動要素と許容できる変動幅に注意を払わな
ければならない。 まず、これら物理量の温度特性について言えば、上記v
2やvthは通常2〜3mV/C程度の温度依存性を持
っており、この温度変化に伴なう基準電圧の温度変化は
用途によっては実用を断念せざるを得ない程の大きさ及
ぶ。 例えば公称1.5Vの酸化銀電池を使用する電子時計に
おいて、電池の電圧の下がったことを警告する目的で作
られるノッテリー・チェッカーを実現しようとすれば、
1.4■程度を境(検出レベル)として電池電圧の高低
を判断する必要がある。 ・ これを0.6■程度のMOSFETのしぎ゛島値電
圧vth又は、ダイオードの順方向降下電圧v2を利用
して構成しようとすれば、1.4■を目標とした検出レ
ベルは =4.67〜7.0 (mV/ C) の温度依存性を持ち、実用動作温度範囲をOC〜50G
と狭<見積−>でも、1.23V 〜1.57Vと大き
く変動すること釦なり、実用的なバッテリーチェッカー
とはなり得ない。 次に、これら物理量の製造バラツキ忙つい
【は、MOS
FETのしきい値電圧Vthは±0.2V程度度のバラ
ツキがあり、このバラツキは温度変化よりも大きくなる
。従って、上述のバッテリ・チェッカをVth を利用
してIC(集積回路)化した場合基準電圧補正のための
外部部品と接続ピン(端子)のみならず、IC製造後の
調整の手間が必要となる。 また半導体RAM等、MO8FET集積回路において、
基板(パック・ゲート)K逆バイアス電圧を印加して、
FETのしきい値電圧を制御したい場合、温度依存性お
よび製造バラツキに依存しない基準電圧源が必要であり
、しかも集積化が可能であることが必要であるが、上述
の■、やvthでは同様な理由で採用が難しい。また、
ツェナ電圧v2は低い電圧では3■程度が限度であり、
3V以下の低電圧範囲で使用する基準電圧としては不適
当であり、又、ツェナ電圧及びダイオードの順方向降下
電圧を基準電圧として使用するのKは、数mA〜数十m
A程度の電流を流す必要があり、低消費電力化という点
でも不適当である。 以上の説明から明らかなようにvth = V Fおよ
びv2を利用した従来の基準電圧発生装置は、温度特性
1M造バラツキ、消費電力および電圧レベル等を考えれ
ば、必ずしもあらゆる用途に適合するものではな(、極
めて厳しい特性が要求される用途に対しては実用化や量
窒化を断念せねばならなくなるケースがしばしばであっ
た。 本発明者らは、以上のような検討から従来の基準電圧発
生回路の改良には物理的忙限界があると知り、新しい考
え、発想を持った基準電圧発生装置の研究、開発に踏み
切った。 なお、電圧調整回路としては、例えば特開昭48 63
257 p公報に示されているものが公知である。 本発明の目的は従来にはみられない全く新しい考えに基
ずいた基準電圧発生回路を提供し、電子回路の設計、量
産化を容易にすることにある。 本発明の他の目的は温度変化の小さい基準電圧発生装置
を提供することである。 本発明の他の目的は得られる電圧値の変動が製造条件の
変動に対して小さい、例えばロフト間の製造バラツキ(
偏差)が小さい基準電圧発生装置を提供することである
。 以下余白 本発明の他の目的は製造後の調整が不要な程に製造バラ
ツキを小さくできる集積回路化された基準電圧発生装置
を提供することである。 本発明の他の目的は目標仕様に対して大きい余裕度を持
って製造することが可能な基準電圧発生装置を含む集積
回路化された電子回路装置を提供することである。 本発明の他の目的は製造歩留りの高い基準電圧発生装置
を含む集積回路化された電子回路装置を提供することで
ある。 本発明の他の目的はIGFET集積回路に適した基準電
圧発生装置を提供することである。 本発明の更に他の目的は消費電力の少ない基準電圧発生
装置および電圧比較器を提供することである。 本発明の他の目的は精度の優れた低電圧(1,1V以下
)を得ることができる基準電圧発生装置を提供すること
である。 本発明の他の目的は比較的低い電圧(約1〜3■)の電
源、例えば1.5■の酸化銀電池や1.3vの水銀電池
に適合する基準電圧発生装置を提供することである。 本発明の他の目的は半導体集積回路に適合する基準電圧
発生装置を提供することである。 本発明の他の目的は高精度の電圧比較器、安定化電源装
置、定電流回路、バッテリ・チェッカを提供することで
ある。 本発明の他の目的は高精度のバッテリ拳チェッカを内蔵
した、外部端子数の少ない電子時計用半導体集積回路装
置を提供することである。 本発明の他の目的はバック・バイアスの印加さ・れたI
GFETのしきい値電圧を製造バラツキや温度変化に依
存しないほば一定の電圧に維持でき、もって製造歩留り
を向上できるIGFET集積回路を提供することである
。 本発明の他の目的は相補型絶縁ゲート電界効果トランジ
スタ集積回路(0MO8IC)やNチャンネルMO8I
CやPチャンネルMO8ICとコンパチブルな基準電圧
発生装置とその製造方法を提供することである。 本発明は半導体や金属の物性の原点にたちかえり、特に
エネルギーギャップ8g1仕事関数φ、フ出ルミ準位E
fIlpK着眼して成されたものである。 即ち、半導体がエネルギー・ギャップ11g、ドナー、
アクセプタおよび7土ルミ準位等の各種準位を持つこと
は周知であるが、これら半導体の物性、特にエネルギー
・ギャップEgやフェルミ準位E(K着目した基準電圧
発生装置は、半導体が発見されて以来広範囲の分野に目
覚ましい発展を遂げた現在に至るまで、いまだ例をみな
い。 結果論でit5と、本発明者らはこのエネルギー・ギ;
ツブE 、仕事関数φ、フェルミ準位E。 等を基準電圧源に利用することを考え、その実現に成功
した。エネルギー・ギャップEg、)iルミ準位E、等
を基準電圧源に使用すること自体は決して難しい理論で
はなく、その結果はたやす(理解、納得できるところで
あろう。しかしながら、もはや浅い歴史ではな(なった
この半導体工業の分野において、半導体物性の原点にた
ちかえり、本発明者らがもたらした前人未到と信じられ
るこの成功例は独創的かつ一1期的なものであり、今後
の電子回路や半導体工業の一層の発展に大きく寄与でき
るものと期待される。 本発明の一実施例によれば、シリコン・ゲート電極の導
電型が異なる2つのIGFETがシリコン争モノリシッ
ク半導体集積回路チップ内に作られる。これらのFET
はゲート電極の導電型を除いてほぼ同じ条件で製造され
るので、両者のvthの差はほばP型シリコン、N型シ
リコン、i型(真性半導体)シリコンのフェルミ準位の
差に等しくなる。P型、N型ゲート電極には飽和濃度付
近にそれぞれの不純物がドープされ、この差はシリコン
のエネルギm−ギャップEg(約1.1V)もしくはE
/2(0,55V)に捻ぼ等しくなり、これが基準電
圧源として利用される。 このような構成に基ずく基準電圧発生装置は温度依存性
が小さくまた製造偏差も小さいので、各種電子回路の基
準電圧発生装置として利用され得る。 本発明および本発明の更に他の目的は図面を参照した以
下の説明から一層明白忙理解されるであろう。 半導体の結晶構造から始まり、半導体のエネルギー・バ
ンドおよびドナーとアクセプタ不純物が半導体にもたら
す現象などへと展開していく半導体の物性論は数多くの
文献で説明されている。 組成の異なる半導体がそれぞれ固有のエネルギー・ギャ
ップEgを有し、eVで表わされるエネルギー・ギャッ
プEgが電圧の次元を持っていることは言うまでもなく
周知である。しかしながら、前述したように半導体が固
有のエネルギー・ギャップEgを持ち、この温度依存性
が小さいことに着目し、これを基準電圧源として利用し
た例はいまだ例をみない。 本実施例はこのような半導体物性の基礎から出発して成
されたものであるので、本発明の詳細な説明はまずは半
導体の物性を引き合い忙して本発明の原理的なところか
ら始める。なお、半導体の物性については、多くの文献
でかなり丁寧に説明されているので、以下その文献の一
つであるS・M−8ZE著、@physics of
Sem1conductorDevices”、196
9年J’ohn Wi ley &S ons社発行、
特KChapter 2 ”Physics andP
ropertiesof Sem1conductor
s −A Resume ” 11頁ゝ65頁の助けを
借りて簡単に説明する。 エネルギー・ギャップEgの応用 半導体の組成物としてはさまざまなものがあるが、その
うち現在工業的に利用されている半導体として代表的な
のがゲルマニウム(Ge)、シリコン(Si)の非化合
物半導体とガリュウム・ひ素(GaAs)化合物半導体
である。これらのエネルギー・ギャップEgと温度との
関係は前述の著書24頁で説明されており、これを第1
図に再掲する。 第1図から理解されるよう罠、Ge、SiおよびG a
A sのEgは常温(300°K)で、それぞれ、0
.80(eV)、1.12(eV)および1.43(e
V)である。またその温度依存性は、それぞれ、0.3
9(meV/”K)、0.24 (meV/ ’K )
および0.43 (men/”K)である。従って、こ
れらのエネルギー−ギャップEgに相当する或いはそれ
に近い値の電圧を取り出すことによって、前述したPN
m合ダイオードの順方向電圧降下V。 やIGFETのしきい値電圧Vthが持つ温度依存性よ
り1桁も小さい温度依存性を持つ基準電圧発生装置が得
られる。さらに、得られる電圧は半導体固有のエネルギ
ー・ギャップEgで決まり、例えばSiでは常温で約1
.12(V)と他の要因とはほぼ無関係に定められ、製
造条件等のバ5 ツIC左右されKくい基準電圧を得る
ことが可能である。 では、この半導体のエネルギー・ギャップEgに相当す
る電圧はいかなる原理に基すいて取り出すことができる
か、その−例を説明する。 半導体にドナーおよびアクセプター不純物をドープした
場合のエネルギー準位の状態はよく知ら・れている。な
かでも本発明で注目したところは。 N型およびP型半導体のフェルミ・エネルギーの位置す
るところが、真性半導体のフェルミ・エネルギー準位E
lを基準にして、それぞれ伝導帯および価電子帯に向け
て2分されるという物性である。そして、アクセプター
およびドナー不純物の濃度が高ければ高い程、真性半導
体のフェルミ準位E1から一層離れる傾向で、P型半導
体のフェルミ準位Bf、は価電子帯の最上限準位Evに
近づき、N型半導体のフェルミ準位Efnは伝導帯の最
下限準位Eeに近づき、両フヱルミ準位の差C′Bfn
7Ef、 )をとれば、これは半導体の持つエネルギー
・ギャップBgにより近づくことになり、その温度依存
性もエネルギー・ギャップEgのそれに近くなる。また
、P型半導体と真性半導体、およびN型半導体と真性半
Np体のフェルミ単位の差(Efn−Ei )、(Ei
−Ef、)についても同様であるが、この場合絶対値は
Eg/2に近づく。以下真性半導体との差についてはP
型とN型の差の半分になるということで、説明を省略す
る。詳しくは後述するが不純物濃度が高ければ高い程(
Efn−Efp)の温度依存性は小さくなり、飽和濃度
にできるだけ近い濃度にすることが好ましい。 フェルミ準位Efn 、Efpはドナーおよびアクセプ
ター不純物の濃度だけでな(、ドナーおよびアクセプタ
ー準位BdおよびE、にも関係し、この準位E de
E @は不純物材料によって異なる。準位EdおよびE
、がそれぞれ伝導帯および価電子帯に近い程、フェルミ
準位Efdおよび”faもそれぞれに近づく。言い換え
れば、ドナーおよびアクセプターの不純物準位Ed、E
1が浅い程、フェルミ準位の差(Efn”−Efp )
は半導体のエネルギー・ギャップEgに近(なる。 ドナーおよびアクセプターの不純物準位1d。 Efが真性半導体のフェルミ・レベルElに近い程、す
なわち深い程フェルミ準位の差(Efn−E4p)は半
導体のエネルギー・ギャップE、からより離れる。しか
しながら、このことは必ずしも温度依存性が悪くなるこ
とを意味しているのではなく、フェルミ準位の差(Ef
n−Efp )の絶対値が小さくなることを意味してい
る。従って、7工ルξ準位の差(l12fn−Bfp)
や仕事関数の差は。 半導体材料および不純物材料等の材料固有のものであり
、別の見方をすれば半導体のエネルギー・ギャップE5
とカテゴリを異にした、ギャップE。 と並ぶ基準電圧源と成り得る。すなわち、フェルミ準位
の差(Efn−1jp)は、それ自体で、PN接合の順
方向電圧降下vFやIGFETのしきい値電圧Vthよ
りも温度依存性が小さく、また製造バラツキに左右され
にくい基準電圧源となり得、浅いドナーおよびアクセプ
タ準位gd、gfを示す不純物材料を使用して7工ルミ
準位の差(”fn−Ef、)を取り出すことが、半導体
のエネルギー・ギャップE、にほば近い値の電圧を取り
出す一つの方法となり得る訳である。一方、得られる電
圧値の設定に関して言えば、半導体のエネルギー・ギャ
ップに相当するだけの比較的大きい基準電圧を得ること
を目的とする場合には、浅い準位を示す不純物を使用し
、比較的小さい基準電圧を得ることを目的とする場合に
は深い準位を示す不純物を使用すれば良い。 フェルミ準位Bfとドナー準位Ed、アクセプタ準位E
e、ドナー濃度Nd、アクセプタ濃度N&および温度T
との関係については第2図および第3図を参照して更に
詳しく説明するが、それに先立ち、Go、SlおよびG
aAs牛導体に対して各不純物がどのような単位を示す
かを理解し、本発明ではそれらの不純物をいかに利用す
るかを理解するために、前述の文献第30頁のデータを
第4図として再掲し、説明を加える。 第3図(a) 、 (b)および(c)は、それぞれ、
G e +SlおよびGaAsに対する各種不純物のエ
ネルギー分布を示す図であり、各図における数字は、破
線で表わされたギャップの中心Elから上側に位置する
準位については伝導帯の最下限準位E0からのエネルギ
ー差(Ec−14)を示し、下側に位置する準位につい
ては価電子帯の最上限準位FSvからのエネルギー差(
E、−Ev)を示し、その単位はいずれも(eV)であ
る。 従って、同図において小さい数値で示された不純物材料
はその単位が伝導帯の最下限準位Ec若しくは価電子帯
の最上限準位Evに近いことを表わしており、エネルギ
ー・ギャップEgに近い電圧を得る不純物としてふされ
しい。例えば現在量もひんばんに使用されているStに
対しては、Li、Sb、P、AsおよびBiのドナー不
純物およびB、AJおよびGaのアクセプター不純物の
示す準位差1cmEd)、(Ea−Ev)が最も小さく
、それぞれの単位差はいずれもSiのエネルギー・ギャ
ップEgの約6%以下である。 これらの不純物を使用したN型SiおよびP型81のフ
ェルミ単位の差(Efd−Efa)は、06Kから、の
温度変化を無視すれば、Slのエネルギー・ギャップE
の約94%〜97%となり、はぼEgに等しい値とな
る。また、上記不純物の次に小さい準位差(Ec−Ed
)、(E、−Ev)を示すドナー不純物はS(Egの約
16%)で、アクセプター不純物はIn(Egの約14
%)であり、各不純物を使用したNustおよびP型S
lのフェルミ単位の差(Etd−”f6)はθ°Kにお
いて約0.851gとなり、Slのエネルギー・ギャッ
プEgとのずれは約15%にも及び、上述の、不純物忙
対してずれは極端に開くことが判る。 従って、Siのエネルギー・ギャップEgKはば等しい
電圧を得るためのP型およびN型S1の不純物材料とし
ては、Ll、8b、P’、AnlおよびBiのグループ
から選択された1つのドナー不純物およびB、AJおよ
びGaのグループから選択された1つのアクセプター不
純物が好適であり、その他の不純物はSlのエネルギー
・ギヤ°ツブEgよりかなり小さい電圧を得る目的に好
適であろう。 次に、フェルミ準位の差CEfn−Efp)lICつい
て、第2図を参照して物性的な説明をする。第2図は半
導体のエネルギー準位を示す図であり、同図(a)およ
び(b)はそれぞれN型半導体のエネルギー準位モデル
とその温度特性を示し、同図(c)および((至)はそ
れぞれP型半導体のエネルギー準位モデルとその温度特
性を示している。 半導体中のキャリアはドナーの不純物Ndのうち、イオ
ン化して生じた電子ndと価電子帯より励起された電子
及びホールのベアーである。不純物Ndが十分大きい時
は励起された電子及びホールのペアーが無視でき、伝導
電子の数nはn+nd ・・・(1) となる。ndはドナー準位にトラップされる確率から、
またnは、伝導帯に存在する電子数からめられ、各々 となる。ここで、 h;ブランク定数、rrL”;電子の有効質量これより
、 となり。 となる。 ここで、7エルミ・準位は、EcK接近した位置にある
場合を相定しているから(5)式の第一項は無視できて となる。 この式の示すところは温度が低い時はもちろん、に位置
し、温度の依存性は、Ecの温度特性にけぼ尋しくなる
。 以下余白 但し、温度が十分高くなった場合には、価電子帯から励
起された電子とホールのペアーから多数となり、不純物
の影響は少なくなり、7エルミ・単位は真性半導体の準
位Eiに近ずく。以上の関係を示したものが、第2図伽
)である。 第2図(C)のようなアクセプター不純物だけを含んだ
P型半導体の場合も全く同様で、低温の時及び、アクセ
プター不純物濃度が大きい場合には、フェルミ準位は、
低電子帯の上端とアクセプター準位の中間Itぼ位置し
i度が高くなると真性半導体のフェルミs単位に近づい
ていく。 この関係を示したものが第2図(d)である。 7工ルミ準位Efの温度特性と不純物濃度との関係−具
体例 7工ルミ準位Efp * Efnの温度依存性と不純物
濃度との関係について物性的な駅間をしたが、次に、現
在最も多く実用されているSi半導体を具体例として、
前述の著書37頁のデータを参考にして、実用化する際
のフェルミ準位の差(Efn−E(p)とその温度依存
性について説明する。 第3図にそのデータを再掲する。 通常のSi半導体集積回路製造プロセスにおいて不純物
材料としてはもっばらボロンB、リンPが使用され、そ
の不純物濃度の高いところで社−10” (atoms
/aaりであるが、不純物濃度ヲソれより2桁低い1
0 ” (atoms/cmりとしても、第3図から読
み取れるように、N型半導体とP型半導体のフェルミ・
準位の差(Efn−Efi文、300°Kkおいて0.
5−(−0,5)−1,0(eV)であり、同温度での
エネルギーギャップE g = 1.1 e V K比
較的近い値となる。温度に対する変化は200°ICか
ら400°K(−70C〜13(1)の範囲で、約1.
04(eV)から0.86(eV)の変化で、変化率は
、0.9 (mV/C)である。これは先に述べたIG
FETのしきい値電圧Vth及び、ダイオードの順方向
降下電圧VFの温度に対する変化率が2〜3 m V
/ Cであるのに対し約1/3の小さい値である。 不純物濃度がlQ1’cm−8以上であればシリコン管
エネルギーギャップ(E g ) S i−1,1(V
)にほぼ等しくなり、温度の変化率は約0.2mV/
l:’となり、十分小さいイ直となる。 従って、不純物濃度は約I Q l @ C講−1以上
であれば少くとも従来より1/2〜1/3に小さくされ
た温度依存性を得ることができ、更に好ましくはl Q
10 eel−”以上(約l/10に改善)、更に最
も好ましくは飽和濃度である。 7工ルミ準位の差の取り出し原理と実例では、このフェ
ルミ準位の差(Bfn−Ef、 ) 。 (E(n−J)、(Ei ”fp)に相当する電圧はい
かなる原理に基すいて取り出すことができるのか、その
−例は、同一半導体基体表面に形成された導電型の異な
る半導体グー)11T、極を有する2つのMOSFET
のしきい値電圧Vthの差を利用することである。以下
その具体例を説明する。 第5図は各FETの概念的な断面構造を表わしたもので
ある。以後簡単のため、P十型半導体をゲート電極とし
たMOS)ランジスタをP+ゲートMOS、N+型半導
体をゲート電極としたMOSトランジスタをN+ゲグー
Most型半導体なゲート電極としたMOSトランジス
タなiゲートMO8と言うこととする。同図において左
半分はP+、iおよびN+ゲグーPチャンネルMO8)
ランジスタであり、右半分はN+、iおよびP+ゲート
NチャンネルMOS)ランジスタである。 第5図のMOSFET(Qa )〜(Qs)。 (Q4 )〜(Q6)の相互のしきい値電圧の差は下表
のようになる。 表 QI Qt Qa Q4 Qs Q^ Q、 0.551.1 − − − Q、0.55 0.55 − − − Q、1.1 0.55 − − − Qa 0.551.I Q、−−−0,550,55 Q、、 −−−1,10,55 m6図(a) 、 (b)ないし諏11図(a) 、
O))は、実際に回路構造上使用される平面パターンと
平面パターンのA−A部断面とを、P+ゲート、iゲー
ト。 Nゲートの6p−チャンネルおよびNチャンネルMOS
)う/シスタを断面構造と介せて、表わしたものである
。 ′ 上記各図において、ソースおよびドレインのP型領
域は多結晶Siをマスクとして、不純物の拡散によりて
形成される。P型不純物及びNll不純物を選択拡散す
るためのマスクと上記ソースおよびドレイン領域とのマ
スク合せの余裕をとるためにゲート電極のソース及び、
ドレインに接した両端部には、P+ゲートMOS、N+
ゲグーMO8の両者ともソース及びドレイン領域と同じ
不純物が拡散される。例えばPチャンネルMO8ではP
型不純物である硼素が拡散される。ゲート電極の中央に
は、P+ゲートMOSはpH−不純物が、N+ゲグーM
O8はN型不純物が拡散される。 上記第6図、第7図及び#8図は各々PチャンネルのP
+ゲート、iゲート、N+ゲグーMO8の平面図と断面
図を表わしており、第9図、第10図及び、第11図は
各々NチャンネルのN+ゲグー、iゲートN+グー)M
OSの平面図と断面図第6図〜第11図において、セル
フ書アラインのためにとったゲートのソース及びドレイ
ン領域と同じ不純物拡散領域が、マスクの合わせの誤差
により、製造時において、左右(ソース側あるいはドレ
イン1Il)の一方に片寄ったととによるMOSトラン
ジスタの実効的なチャンネル長のずれ(変化)が極力少
なくなるよ5に、ソース領域とドレイン領域の列を交互
に配置し、かつ全体的に左半分と右半分がチャンネル方
向に対して線対称となるよ5に配置される。従って、マ
スク合わせのチャンネル方向に対する(左右)のズレが
各列のFETの実効チャンネル長に変化を及ばしても、
並列に接続された各列のP+グー)MO8!ゲートグー
8.及びN+ゲグーMOSの平均的な実効チャンネル長
は、全体的にズレが相殺されほぼ一定となる。 第12図は、通常のシリコングー)0MO8製造プロセ
スにおいて、いかkしてP+グー)MOS及びN+ゲグ
ーMO8が構成されるかを示したものである。 @12図(a)において、101は比抵抗1Ω備〜8Ω
elRのN型シリコン半導体で、その上に熱酸化させ、
ホトエツチング技術により、選択的に拡散のための窓を
あける。P型不純物となるボロンを50KeV 〜20
0KeV のエネルギーでIO”−10”c+a−”程
度の量でイオン打込みを行い、その後8時〜20時間程
度熱拡散してNチャンネルMOS)ランシスタの基板で
あるP−ウェル103を形成する。 同図Φ)において、熱酸化11E102を除去し、熱酸
化11[104をI Am〜2Am@、形成しMOSト
ランジスタのソース、ドレインおよびゲートとなる領域
をエツチングにより除去する。その後300する。その
上に多結晶5i106を2000A〜6000λ程成長
させ、MOS)ランシスタのゲート部を残してエツチン
グにより除去する。 a IQ (e) kおいて一恒相J!4により酸化膜
107を形成し、P型不純物を拡散する領域をホトエツ
チング技術により除去する。その後、1010〜10!
IC111程の高濃度のP型不純物となるボロンを拡散
し、PチャンネルMO8)ランシスターのソース、ドレ
イン領域108を形成し、同時にP型半導体のゲート電
極を形成する。 同図輔)において、先と同様4C気相成長により酸化!
109を形成し、N型不純物を拡散する領域をホトエツ
チング技術により除去する。その抜、l Q 16〜l
Q ” C11−”程度の高濃度のNJj不純物とな
るリンを拡散し、NチャンネルMOS)9ンジスターの
ソース、ドレイン領域110を形成し、同時ICNII
半導体のゲート電極を形成する。 次に、酸化膜109を除去し、気相成長により4000
A〜8000A1!度の酸化膜を形成し、電極取り出し
部をホトエツチング技術により除去する。その後、金属
(人1)を蒸着し、ホト・エツチング技術により電極配
線部分を形成する。 次に、気相成長忙より1μm〜2μmの酸化膜で覆う。 ここで、第12図(d)においてQI=Q4は一般のC
MOSインバータを構成するMOSであり、Q、、Q、
は基準電圧発生のためのP+ゲート。 N+ゲグーMO8である。 第13図(a)ないしけ)は、Pチャンネル型のP+グ
ー)MOSとiゲートMO8の製造プロセスにおける断
面を示している。この例では同図(C)までは#112
図(C)までと同じであるが、同図−)にお(。 てMO3FETQzのゲート上の酸化膜1096を除去
しないでN型不純物を拡散する。 #!14図ム)ないし0)はNチャンネル屋のP+ゲー
トMOSとN+ゲグーMO8の製造プロセスにおける断
面を示している。 第15図(a)ないし0)はNチャンネル型のN+ター
トMO3siゲートMO8の製造プロセスにふける断面
を示している。 次忙、ゲート電極として半導体を用いたMOSトランジ
スタのしきい値電圧について、第16図に従って説明す
る。まずP+グー)MOSの場倉につい【は、雛16図
(S)のエネルギーバンド図よq QVG+q18FP +−+qX−qVo +qφsr
fQ 十qX+−一−qφB φS であることが示される。 但しここで V6 I半導体基板とゲート電極(P士卒
導体)との電位差 X 11!子親和力t Eg Iエネルギーギャップ φs tNN生学導体基板表面ポテ ンシャル φFp l真性半導体の7エルミ・ポ テンシャルを基準としたP 型半導体の7エルミ・ボテ ノーシー中ダレ Lt− φF +真性半導体のフェルミ・ボテ ンシャルを基準としたN微生 導体基板のフェルミ・ポテン シャシ q 蓼電子の単位電荷 vo 蓼絶縁物に加わる電位差 Ec を伝導帯のエネルギー単位の下 限 Ev #価電子帯のエネルギー準位の 上限 Ei l真性半導体のフェルミ・単位 (7)式において、ゲート電極の仕事関数をポテンシャ
ルで表わして軸、十とし、又半導体の仕事関数を同様に
φsiとすると Q であるから、 Vo−−VG+φM−φ8!−φS ・・・・・・・・
・・・・・・・・・・四となる。 また第16図か)の電荷の関係より −COX−Me +Qga+Qi+QB −0・””0
0である。ここで C0X5単位面積当り、絶縁物の容 量 Qssl#!1級物中の固定電荷 QB を半導体基板中不純物のイオ ン化による固定電荷 Qi +チャンネルとして形成され たキャリア on 、 a])より −COX(−VG十φMF十−φ8−φsrf )・・
・・・・a2+Qgs+Q4+Qi+−0・・・・・・
・・・・・・・・・・・・0となる。 チャンネルQiができるときのゲート電圧■。 が、しきい値電圧であるから、P グー)MOSしきい
値電圧をVthp+とすると この時φ、−2φrである。 以下同様にして、N+ゲグーMOS)ランシスタにおい
てはゲート電極の仕事関数φMN+のみの相違で q である。従りてそのしきい値電圧vthN+はここでφ
、−2φ。 となる。 これよりP+ゲグーMO8とN+ゲグーMOBのしきい
値電圧の差vthp” −vthN+は、vthp”
’thN”−%p十−φMN444FF”−φrN”
……”°0eとなり、ゲート電極を構成している半導体
の7エルミーポテンシヤルの差になる。これは第16図
においtl″(a) 、 (c)を比較して、同じ電荷
分布忙なる時のゲート電圧が、ゲート電極の仕事関数差
であり、フェルミ・準位の差になっていることで容易に
理解できる。 以上により、P+ゲグーMO8とN+ゲグーMO8のし
きい値電圧の差として、エネルギー、ギャップEgに#
マげ等しい電圧を取り出すことができるということが分
ったが、その他の方法として、真性半導体をゲート電極
としたMOS(iゲート開O8と以下記す)のし唇い値
電圧とP+ゲグーMO8あるいはN+ダグ−MOSのし
きい値電圧との差によっても、エネルギー・ギャップE
gの電圧を取り出すことができる、 iゲート開O8のしきい値電圧なりthi とすると、
真性半導体の7工ルミ単位は0であるから(真性半導体
のフェルミ準位を基漁としているため)1ゲー)MOS
とP+ゲグーMO8′のしきい値電圧の差は 1vtht Vthp+ l−10−φFP+ 1 +
、 Eg ””””’Q7)であり、iゲート開O8
とN+ゲグーMO8のしきい値電圧の差は 1Vihi−vthN+l−11111FN+−01Φ
−Eg・−−−−−−−−amとなり、ちょうどエネル
ギーギャップEgの半分の電圧になることが容易に分る
。 このiゲート開O8とP+ゲートあるいはN+ゲグーM
OSのしきい値電圧の差によって得られる電圧は約0.
55Vと低い基i11電圧源と適するとと、また後述す
るように0MO8の製造工程だけでなく、ゲート電極へ
の不純物のドープ工程は】回でできるのでシングル会チ
ャネルのMOSの製造工程でも容易に高精度の基量電圧
源が得られるということで非常に有用である。 次にNチャネンネルMO8半導体集積回路でのプロセス
を第17図(a)〜(e)に示した断面を用いて説明す
る。 (1)比抵抗8〜20Ωcmを有する半導体基板101
を用意し、この基板表面に厚さ1μmの熱酸化膜103
を形成する。 +2)MISFETが形成されるべき部分の半導体基板
表面を露出するために熱酸化膜を選択的にエツチングす
る。 (3)シかる後、露出した半導体基板表面に厚さ750
〜100OAのゲート酸化膜(SiOy )103を形
成する(第17図a) (4)多結晶シリコン層と直接コンタクトを取るべき部
分のゲート酸化膜103を選択的にエツチングし、ダイ
レクトコンタクト穴103aを形成する。(第17図b
) (5)酸化膜102.ゲート酸化膜103.:l/タク
ト穴103aを有する半導体基板101主表面全体にシ
リコンなCV D (Chemical Vapor
De−position )法によりデポジットし、厚
さ3000〜5000Aの多結晶シリコン層を形成する
。 (6)多結晶シリコンW!104を選択的にエッチング
する。(第17図C) (7)半導体基板101主表面全体にCVD法によ’)
CVD−8ift膜を2000〜3000λの厚さにデ
ポジットする。 (8)メモリセル負荷抵抗等の高抵抗部分および、真性
準位ゲート部104aの多結晶シリコン層上のみ上記C
V D −S iot膜105大選択的に残す。 (第17図d) (9)多結晶シリコン層をマスクとして半導体基板10
1内にリンを拡散し、不純物濃度1 G”atom@/
Cll”のソース領域およびドレイン領域106を形成
する。この時多結晶シリコン層内にも不純物が導入され
て、タート電極104b、ダイレクトコンタクト104
cおよび多結晶シリコン配線部104dを形成する。(
第17図d) 01 半導体基板101主表面全体K P S G (
Phosph。 5ilicate Glass )膜107を7000
〜9000Aの厚さに形成する。 al)シかる後、Aノを単導体基板101主表面に全面
蒸着し、厚さ3118のAI膜108を形成する。 021 上記AB膜を選択的にエツチングし、配線領域
108を形成する。(第17図C) 以下Km明する回路は上述したフェルミ準位の差(Er
n−Erp) (Ein ”t ) e (Ei Er
p )を取り出すための一方法となり得るが、その他一
般的に、異なるVthを持っFETのVthの差に基ず
く電圧を基準電圧として利用する基準電圧発生装置とし
て応用できる。 第18図伽)は、MOS)ランシスタのしきい値電圧に
対応する電圧を発生する回路である。T、。 T、はドレインとゲートが共通に接続された、いわゆる
MOSダイオードを構成している。 工・は定電流源、TstTtは異なるしきい値電圧vt
hi l Vth2 とほば等しい相互コンダクタンス
βを持つMOSFETであり、各々のドレイン電圧をV
I=Vt とすれば IO−一β(v+ Vthx )” V、 −vthl + A/2I。/β ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・(IυV、 −Vl)、2
+、N/2I。/β ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(151となり、ドレイン電圧の差をとれば、し
きい値電圧の差を取り出すことができる、 定電流源としては、十分大きな抵抗を使っても良(、特
性のそろったものであれば、拡散抵抗。 多結晶Si抵抗、イオン打込みによって作られた抵抗、
MOS)ランシスタによる抵抗を使用することができる
。 この回路で一例としてT、、T、として先に説IM L
りN+ゲグーMOS及びP+ゲ−)MOSを使用すれば
、しきい値電圧の差とほぼ等しい値の、N型半導体とP
型半導体のフェルミ・電位の差(Efn−Efp )を
取り出すことができる。 [19図および1120図は、異なるしきい値電圧な持
つFETをMOSダイオード形弐に直列に接続して、し
きい値電圧の差を取り出す回路例である。T−1しきい
値電圧vthl e T!はし伊い値電圧vttlzを
持りているとする。 抵抗R3がT1のインピーダンスに比較して十分大きく
、抵抗R8がT、のインピーダンスに比較して十分大き
い条件では v、v、 +Vthl ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・@V、 +vthz ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(財)ゆえに、vt ”Vthl −V
th2 ・・・・・・・・・川・・・・・・(至)とな
る。 第21図6)は、容量の両端子にしきい値電圧に対応す
る電圧を加え、容量に保持された電圧を差電圧として取
り出すものである。第21図伽)はその動作タイミング
を表わしたものである。クロックパルスφ、によりT、
、’r6をオンさせて容量CIKT、、T、のしきい値
電圧Vthl * Vthzの差電圧をチャージする。 φ8が切れた後、クロックφ、によりT、をオンさせ%
C,のノード■を接地する。この時cIKはしきい値電
圧の差電圧が保持されているから、ノード■にはその電
位をそのままでる。後に述べるような電圧検出回路に使
用する場合には、この時のノード■の電位をそのまま基
準電圧として使用することもできる。が、より一般的な
形で使用できるためには、クロックφ、が入っている時
間内に/ロックφ3によってトランス・ミッションゲ−
1’TeeTyをオンさせて、容置:c、にその電位を
とり込み、演算増幅器5の逆相入力(−)へ出力を全面
帰還した、いわゆるボルテージ・7オロワで受ければ、
その出力と1−て、十分内部インピーダンスの低い状態
で、Tl t ’r、のしきい値雷、圧の差が基準電圧
として得られる。 第22図は同様に容量C1をオ■団1した基型電圧発生
装置である。クロックφ、によりTsをオンさせる。こ
の時Tゆはり四ツクφ、によりオフ状態である。ノード
(りのv11位はノード(5)の電位よりT、のしきい
値電圧■th1だけ下がり、ノード■の電位はノード■
の電位よりT、のしきい値電圧Vth2だけ下がり、容
、IICの両端には両者の差電圧がチャージされる。次
にφ1((よりTsをオフし、φ!ICよりT、をオン
させるとノード■忙しきい値電圧の差電圧が得られる。 第23図は、肌21図の回路で使用される演算増幅器を
示したものである。T、、T、は差動増幅回路を構成し
ている差動対であり、T、、T。 はその能動負荷である。T7は、T、、74によるバイ
アス回路と共に定゛醒流回路を構成している。 Ts 、T、はTtを定電流源負荷とするレベル・変換
兼出力バッ7アー回路である。し1ではC−MOSでの
回路イ、〜成例を示したが、シングル・チャネルMO8
でも構成できることは言うまでもない。 第24図は、その差動部分のみを取り上げて一般的な演
算増幅器を概略的に表わしたものであるが、ここでMO
S)ランシスタTI 、Ttは各々異なるしきい値笥、
圧vthl = Vlhzを持っており、それ以外の特
性は等しいものとする。また入力側圧表われた(−)
、 (+)の記号は各々、出力に対して逆相、同相とな
ることを意味するものである。 T、の入力なV、、T、の入力を■、とすれば、V+
’thl −v、 −Vth2 ツ’! ’)L Vt
=Vtbt −Vthz ”0*′1°°0゛°”8
(ハ)の条件を境として一出力レベルが変化する。 l算増WA器はしきい値電圧の4’、’4 ’l(!、
圧分の入力オフ−セットを持たせ、入力のいずれか一方
を接地あるいは、電源に接続すれば、このオフ−セット
電圧を基準電圧とするコンパレータとして動作させるこ
とができる。従って第24図に示すようK。 (−)入力端子に出力を接続しく+)入力端子を接地す
れば、出力outにはしきい値電圧の差が得られる。こ
の場合演′X増幅器の動作をさせるためには、Tzはデ
グレクシlン叱−ドであることが必要である。例えばT
、にP+ゲグーMOS。 T、にN+ダグ−MOSを使用する場合には、両方のM
O3FE’l”のチャンネル部に同一の条件でイオン打
込みを行って、ディプレッジオン型とすれば良い。 第25図は、第24図における演算増幅器を使って、基
準電圧を任意に設定できるようKしたものである、出力
を分圧手段Rs 、Itsを通して(−)入力に帰還さ
せれば、その分圧比を「とすれば、出力電圧voは vihl Vth2 V、−−−□ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・罰となる。分圧手段Rs = Raは線形抵抗が
望ましいが、許容できる程度に十分に特性のそろった抵
抗であれば何でもよい。 第24図、25図の回路はディプレッジ9ン型MO8を
使用するのが前提であるのに対し、第26図、第27図
の回路はエンハンスメント1.MOSでも動作可能なよ
うにしたものである。もちろん、ディプレッジ日ン型で
あっても差しつかえない。 第26図の例は、第24図の例と同様出力を(ハ)入力
に直接帰還させたもので、出力■。は、電像電圧をvD
Dとすれば ゛ ■。−VDn (Vrht ”thz ) ・・・・・
・・・・・・・・・・(2)となる。第24.25図の
回路では差動対の少なく共一方をディプレジ目ン・モー
ドにする必要があり、ケースによっては製造工程数を増
やさなければならないことがあるが、Vthの差電圧を
接地電位を基準にして取り出すことができるゎ逆に、第
26.27図の回路では得られる差電圧の基準が接地電
位でない方の電源電圧となるが、FETの動作モードの
条件は特に付かない。 いずれの回路形式を採用するかはどの長短所を重くみる
かによって決めれば良い。 第27図の例は第25図の例と同様分圧手段R?、R@
を通して出力を(−)入力に帰還させたもので、出力は Vthl Vth2 V、−V、D−□ ・・・・・・・・・・・・・・・(
至)となる。 次に以上にのべた基準電圧発生装置の応用について、回
路、ICチップの構造、等について説明する。 しきい値電圧の制御 MOS集積回路において個所素子であるMO8F :E
TノLきい値電圧(Vth ) ハ、LSIの特性を
決める重要なパラメータとなっている。このVthは、
製造プロセスによるバラツキ、ii度による変化が大館
く、Vthの制御がMOSLSI製造上の難点となって
いる。 一方第28図に例として示す、MOSメモリにおいては
、基板にバイアス電圧をかけ、寄生容量を減少させてい
る。このバイアス電圧を得るために、基板バイアス発生
回路を用いている。基板バイアス発生回路は、第29図
で示す構成となりている。従来の基板バイアス発生回路
は発振部および波形整形部のみからなり、Vthによる
フィードバックがなされないのが一般的であった。この
ため、製造バラツキ、温度により発撮周波数、波形整形
能力の差が生じ、安定なバックバイアス電圧VBBを得
られず、Vthの変動も大きいものであった。 本発明では、この基板バイアス発生回路に、前述したゲ
ート電極の仕事関数差を用いたコンパレーターな使用し
、Vthを一定の宵、圧にコントロールする。 Vthは、基板バイアスにより変化し、次の式で表わさ
れる。 Vsh−Vth□+K(2φ、+IVBBI−2φF)
ここでVtbOは、VBB−OVのvth 、 Kは基
板効果定数、φ2はフェルミレベルを表わす7、このた
めVthは基板バイアスV0を変化させることkよりコ
ン)0−ル可能であるr、第29図忙おいて、発振回路
部は、リングオンレータを使用している。この発振回路
は他の発振回路としてもよい。波形整形部は2つのMO
8ダイオードQ1 。 Q、およびコンデンサC1より成り、■■nの電荷をポ
ンプ作用によりGND#c引き抜く作用をして〜・る。 このポンプ作用により% VllBは負電圧に引かれて
いくがlVmilの最大電圧v0つは、このポンプ作用
による引き抜き電圧と基板リーク電流の安定した点で決
定される。発振回路が動作しているかぎり、Vllmは
この安定点VilBM ”保たれるが、発振が停止する
と、基板リーク電流により、基板の電荷はリークしGN
Dレベルに近づいていく。 VB’!IがGNDレベルに近づくとVthは低下する
。 第29図のコンパレータ部は、前述したゲート電極の仕
事関数差を利用したものであり、Nチャ図でQ、は、真
性レベルゲートM OS 、 QtはNグー)MOSを
用いている。またこれらはディプ部は一つの抵抗および
MO8FETQsより成る。 ここで抵抗はポリシリデン抵抗拡散層抵抗、MO8抵抗
のいづれでもよいが、抵抗値は、QsのVthが0,5
5Vとttクタ時、出力が0J5Vとなるよう設定され
℃いる。今VBBがGNDレベルに近<QsのVthが
0.55V以下の時には、コンノ(レー)1%IS−入
力端子)to、55V以下となり、コンパレータの出力
は″1” となり発振回路は動作を続けている。V□が
VBBThlに近づきVthが上昇し、0.55Vを越
えるとコンパレータ出力は′θ′となり、発振は停止し
、VllはリークによりGNDレベルに近づく、すなわ
ち、フィードバックループが形成され、この基板バイア
ス発生回路によりVthがコントロールされる。コンパ
レート部で得られ、XWWO255Vは、エネルギーギ
ャップの−となるため、前述した通り温度、製造バラツ
キ、電源電圧に対し変化が少ないので、Vthをきわめ
て精度よく制御することが可能となり、温度マージン製
造プロセスマージン、電源マージンの広いMOSLSI
が得られる。また後述するよ5に、プロセス的にも第3
2図で示すメモリセルにおいて高抵抗Rを得るプロセス
と全く同一プロセスで真性レベルゲートMO8を得るこ
とができるため、従来プロセスを用い容易に実現できる
一 レベルシフト回路 MOSLSIにおいて電源として5v電源を用い、入力
としてTTLロジック回路からの信号を用いた場合、高
レベルとして2.OV、’低レベルとして0.8vの信
号となる。このTTL信号をMOSレベルに変換する場
合には、従来入力部インバータのレシオをとり、MOS
レベルへ変換していたが、Vthバラツキ、温度変化に
より、入力レベルマージンが小さくなる問題がありた。 前述したゲート電極の仕事関数差を用いた基準電圧発生
回路を用〜・たTTL−+MO8変換回路の例を示す。 第32図ICMOSメモリのアドレス7777回路に本
方式を用いた具体例を示す。 vrefとして前述第25図の回路により基準電圧1.
4vを発生する。アンプとして第aaii>の差動アン
プを用い入力のロジックVIHヲ1.4Vとなる入カパ
ッファを作成する。本方法によりTTL→MO8変換回
路が得られる。 また他の方法としてアンプに、第23図で示す路を用い
vrefすなわち第24図■をGND、■を入力として
もよい。この場合T、、T、はデプレッシ胛ンIIMO
8を用いる。 、 論理Vth安定化回路 第34図はインバータを始めとする論理回路の四ジッグ
スレッシ曹−ルドな使用電源電圧、MOSトランジスタ
のしきい値電圧、温度等の変化に対し、常に一定にしよ
うとするものである。 Qs =Q* −Qmで構成されるインバータ1゜Q4
、Qs 、Qeで構成されるインバータ2は6各、四
シック・スレッシ曹−ルド制御用のMO8Ql−Q4を
持りている。 Q、tQs 、Q、は先に述ぺたインバータ1゜インバ
ータ2と相似(MOSのパターンサイズ比が等しい)K
なるように構成されており、インバータとしての入力と
出力が結合されて、ちょうどロジック拳スレッシ讐−ル
ド電圧が得られるようになっている。 CMPlは先に説明した基準電圧な差動回路のオフ書セ
ットとして有する比較回路である。CMPIはこのロジ
ック・スレッシ層−ルドと自分の中に持クズいる基準電
圧とを比較し、両者の差がほぼOとなるようICQ q
のゲート電圧を制御する。 つマリロジック・スレッシロールド〉蓄電電圧であれば
CMPlの出力はハイ・レベルになりQ。 の等価抵抗は大きくなり、ロジック・スレッシ嘗−ルド
を下げる方向に作用する。ロジック・スレッシ薦−ルド
<is電圧の場合にはこの逆となり、両者は等しいとこ
ろで平衡状態となる。 Q、、Q、のゲート電圧はQ、のゲート電圧と共通であ
り、前者と後者は相似の関係にあるから。 これによりインバータ1.インバータ2のロジックQス
レッシl−ルドは基fpk電圧と等しくなり、非常に安
定なインバータ特性を有することKなる。 始めに述べたように、これはインバータのみに必らず、
ナンド、ノア等の他の論理回路にも同様に適用できる。 CM OS 1N成でなくとも、通常のシングル・チャ
ンネルのインバータ等の論理回路の場合にも、容J8に
適用できる。 これらの回路は、特に人カレベル、論理振巾の範囲が狭
い場合にも確実に信号をデジタル処理で′きる入力のイ
ンターフェース回路として有用であ・ るつ 電圧検出器 第35図は、Vthの差を利用した基準電圧発生装置か
らの基謳電圧を比較器の一人力に加え、他の一方の入力
に被検出電圧を加え、被検出電圧の基進箪圧に対する高
低が区別できるようにした電圧検出回路である。 第36図の例は、Vthの差を利用した基準電圧発生装
置からの基準電圧を比較器の一人力に加え、他の一方の
入力に被検出電圧を分圧手段Re=Rt・により分圧し
た電圧を加えた電圧検出回路である。 分圧比をr1基準電圧をvref、検出レベルなV と
すると enae vref vsense −m−・・−―−−今@−1−・伽とな
り、分圧比「により検出レベルV を任ense 意に設定できる。 第37図の例は、Vthの差に相当するオフ・セットを
持った演算増幅器を用いて、先に説明したようにオフ・
セット電圧を基準電圧として利用した電圧検出回路であ
る。またR、、、R,、は第36図の例と同じ分圧手段
である。 第36.36.37図の例において被検出電圧を電源電
圧とすればバッテリーを電源として使用するシステム化
おいては、バッテリーチェッカーとして利用で餘る。第
37図の電圧検出回路を電子時計のバッテリ・チェッカ
ーに応用した具体例を@44図に示すが、詳しい説明は
後述する、第38図の例は、安定化電#回路に応用した
ものである。基準電圧発生回路は先に述べたいくつかの
方法で#I成したものであり、R11+ 114 によ
り安定化出力の一部と基準電圧とを比較し、一致するよ
うにT1・のゲート電圧を制御し、出力電圧を安定化す
る。演算増幅器は、その特性が許容される範囲で何を使
っても良い。 第39図の例は第38図の例でT、。にMOS)ランシ
スタを使用したのに代えてバイポーラ・トランジスタT
R,を使用したものである。 第40図の例は第24図の例で示したオフ・セット電圧
を持った演算増幅器を使用したものである。T、1は当
然MOSトランジスタであってもバイポーラトランジス
タであっても、接合型電界効果トランジスタであっても
良い。 定電流装置 第41図の例は、T、 とT、のしきい値電圧の差によ
って決定される定電流回路である。 T、、T、は凹−の相互コンダクタンスβヲ持十分i1
!lければ、+1.のドレイン電圧(−ゲート電圧)v
Iはvth +とはは等しくなる、T、が飽和領域の時
は、T、に流れる電流工。 は となる。 第42図の例は、Tttに流れる電流Iによる電圧降下
工0ulRHを&*1.圧Vrefと比ML、常ニ両者
が等しくなるように11のゲート電圧を制御するように
した定電流回路である。 となる。 ここで基準電圧は、先の例にもあるように演算増幅器に
オフ・セットを持たせることによって得ても良い。 第43rgJノ例は、TSI I T%%を同一ノトラ
ンシスタとし、いわゆるカレント・ミラー回路を用いた
定電流回路である。 電子時開 !44図の例は、第37図の例のバッテリ・チェッカー
を電子時計に応用した例である。 TI HTl + T41〜T4.およびR41とR4
tは公称1.5vの水銀電池E1の電圧レベルをチェッ
クする回路を構成する。差動部のトランジスタ対をP+
ゲート・Nチャンネル−MOS、N+ゲグー・Nチャン
ネル−MO8T、、T、で構成し、両者のしきい値電圧
が電子時計の動作電源範囲である1、0■〜1.5■以
内になるように、チャンネル部分にイオン打込みをはと
こしている。 基準電圧となるしきい値電圧の差は、シリコン牛導体の
場合は、約1.1■であり、バッテリーの電圧が下った
ことを検出するレベルを1.4■近辺−に合せるために
抵抗手段R,,R,の抵抗比で調整している。 このバッテリーチェッカーは、消費電流を実用上無視で
きる程度とするために1分局回路FDよリタイミング回
路TMを通して得られるりはツク信号φにより1間欠的
に動作する。 バッテリーチェッカーの出力はNANDゲートグー、、
NA、で構成されたラッチによりスタティックに保持さ
れ、このラッチ回路出力の論理レベルにより、タイミン
グ回路TMを制御し、それによってモー・夕の駆動出力
を変えて、指針の運針の方法を変えて、バッテリー電圧
の低下を光示する。バッテリー電圧の低下は指針の動き
を変えず、別に液晶や発光ダイオード等の電気元学的累
子を点滅させる等して表示することも可能である。 なお同図において、O20はCMOSインバータで構成
され、IC外の部品水晶Xta1及び容量C(1m C
Bを一緒に含む水晶発揚回路、WSは七の発揚出力を正
弦波からく形波に変換する波形成形回路、CMは秒針を
駆動するステップ・モータの励磁コイル、 B F +
−B F tはCMOSインバータで411成され励
磁コイルCMを1秒毎に極性を反転して駆動するための
バッフT−である。 IC内の全ての回路は公称1.5■の水銀電池Elで動
作する。またTMは分周DO*FDの複数の周波数の異
なる分局出力およびNA、、NA。 で構成されたラッチの制御出力を入力として、任意の周
期およびパルス幅を持つパルスを発生するタイミングパ
ルス発生回路である。ICは第6図に示j3にゲートC
−M 08プロセスで作られた指針式電子腕時計用モノ
リシックS過半導体チップである。 以上本発明について種々の実施例をもとに説明したが、
これに限定されず、ここに記載された技術思想はその他
色々な用途の電子機器に応用されるであろう。 次に本発明に係る基準電圧発生手段を電子装置の状態設
定回路、オートクリア回路等に応用した具体例につき説
明する。 第45図は状態設定回路の一例を示す回路図であり、4
個のMOSFETで構成されている。同図において、a
点、b点の電位が0の場合、電源(−VDD)投入時M
O8FBTT、、T、 はN−MOSFETであるので
共に”ON″状態となり、a点、bめけ電源の立下りと
同時に電源@(−VDD)に引っ張られる。この時T、
のN−MOSFETは牛導体のエネルギーバンド差を利
用したもので、七のVthNがMO8FETT、のそれ
に比べ約3倍(14J T、Vth=0.45V、Tp
Vth−1,25V) トなっているので、電源の立下
りの途中で、MO8F E T T sは先K” OF
F″となる。MO8FETT、は引き続き”ON”状態
となっているため、b点は−VDD p a点はGND
の電位で安定となる。 又、電源(−YoD)が切れた状態で、a点でOV。 b点でIV位に電荷が残った場合においては、電Rf>
立下り途中VCおい’CVDD−MO8FETTmの■
t hNまではT、は′OFF”状態となつ【おり、M
O8FETT、 はVDD=TIVthNでON”状態
となるため、初期伏動に8点がOV、b点がIV(又は
T、のVthNまで)位であっても、安定状態ではbA
が■DD、a点がOVとなる。さらに本回路では全てE
−MOSFETで構成されているため安定状態での消費
w、tILは殆んど零である。 第46fi4は従来提案されている状態設定回路の例を
示す回路図であり、同図において、ラッチ回路の安定度
を増すため、T、 f>NチャンネルD(デプリーシ曹
ン)−MOSFETが挿入されてイル。コf> D −
M OS F E T K −1−’) ’111 k
(−voD)投入時、a点は必ず電源と同時に立下り
、又す点はMO8FETT4のVthまで11L#が立
下がらないと、”ON’Lないため安定状態ではb点が
VDD m a点がOvとなる。しかし本回路ではa点
とVDI)との間にD−MOSFETを使用している1
こめ、次に何等かの形でa点VDD * b点0V(R
ESET)状態になった時、P−MO8FETT。 が”ON”となりT、とT、による直流バスが生じて消
費電流大となる。それに対して第45図のような本発明
の状態設定回路では上記したように状態設定が確実にで
きると共に消費電流が極めて小さくてすむので有効な状
態設定回路を提供することができる。 次に本発明に係る電圧レギユレータ及びその応用例を説
明する。 −−、fi −、−、−、、=、、 −、、*。 第47図は本発明による電圧レギュレータであり、第4
8図はその特性図である。 第47図の比較を電圧レギュレータは公知のそれと類似
の構成となっているが、1M、圧比較l5CPがプラス
・マイナス両入力端子からみて電圧レベルで非対称にな
りているところが通常の電圧比較器と異なっている。つ
まり、この電圧比較器はプラス・マイナス両入力の電圧
レベルが等しいときにはバランスせず、マイナス側の方
に所定の高い入力電圧(絶対値で)が印加されたときバ
ランスする。言い換えればこの電圧比較器はプラス・マ
イナスの入力レベルがバランス点に対し【オフセットを
持つ【いる。 このような電圧レギュレータによれば、入力電圧VIn
が高い場合出力電圧V。utは基準電圧Vrefに依存
し’ Vout −VMn lの差が大きくとられるが
、入力電圧■1nが低い場合は■。1は専らVi。に依
在し、l VMn −V ou t ’ の差は小さく
される。両者の習化点Pは、入力電圧vinに関して言
えば、vtn幽v、の点に設定される(Vtはレギュレ
ータ負荷/の最低動作電圧である)。 このように構成された電圧レギュレータによれば、負荷
Zは、入力電圧vMnが高いときは、最低動作電圧■、
よりも高いが入力電圧v+nよりも低い出力電圧V。u
tで動作されるので、動作が保糺されつつその消費電力
が低減される。また入力電圧vinが低いときは、負荷
lは入力電圧vAnとほば同じかそれより若干小さい出
力電圧V。ulで動作させられるので、負荷/の入力電
圧vKnに対する最低動作電圧■1が保証され、高い入
力電圧Vi。 に対しては負荷/に合った電圧に出力電圧V。utを低
減しているので、この電圧レギュレータは負荷Zに対し
【低消費電力及び広範囲な入力電圧■inの幅を持たせ
ることができる、 このような効果を、オフセットを持たない電圧比較器レ
ギュレータに対比させて、第48図のグラフを用いて詳
述する。 同図におい″C横軸は入力電圧Vin&M軸は出力vo
utおよび基準電圧■refを示している。曲線aはV
Unに等しいV。utを示しており、官い換えれば、1
1icIJ:、レギュレータを用いないで、入力電圧V
inで直接貴行/を動作させた場合の仮想曲線を示して
いる。 曲線Cは一般の基準電圧■refrを示しており、通常
基準電圧発生回路V、efGENFETのしきい値電圧
Vth、電流増幅係数13相互コンダクタンスgm−*
はPN接合の順方向、逆方向電圧降下vr、■2、双極
トランジスタの電流増幅率hfeを利用しているため、
V、e(GENの出力可、圧”refはその1ilc源
電圧Vinに依存する(Vre[−f (Vio) 3
゜電圧比較回路CPの基準電圧としてこのような基準電
圧■ref+を使用し、また前述したようなオフセット
を比較回路CPK持たせなかった場合、出力電圧■。u
tは基準電圧■ref*に等しくなり曲−〇に一致する
そして、基準電圧■reftは入力電圧vAnより高
くなることはないので、出力電圧Voutはどの範囲に
おいても入力電圧V1nよりも低くなる。その結果、出
力電圧■。utが負荷/の#低動作電圧V、に等しくな
るとき(点R)の入力電圧VBnk!Vt (Vy >
Vt ) トfLk。従ッ又。 負荷/かもみた入力電圧vinの可能使用範囲はl V
y −Vl lに相当する電圧分だけ%損失が生ずるこ
とになる。 この損失を小さくするために、第47図の電圧レギュレ
ータでは、マイナス入力がプラス入力よりもオフセット
電圧ΔVo ((7tt+ <なったとき平衡するよう
比較器CPを構成する。 また基準電圧としては、仮想の基準電圧■ref+より
も小さく類似特性をもつ:M準電圧Vreft (曲線
d)を用い、目標通常入力電圧■、における実質的な比
較電圧(■ref2+Δ■off)が仮想の基珈電圧V
reflに等しくなるよう、つまり目標動作点Sに一致
するようvref2とΔ■。ff の値を設定している
。 このような構成によれば、*圧比較器CPは。 vout ”” re(z+Δ■offの条件で平衡し
、この平衡条件を満足する入力電圧V1nは、■in全
V。utなので、■in≧■refs+Δ■。ffのと
きだけとなる。 入力電圧vinが(■ref2+Δvoff)より小さ
い場合、出力電圧■inもそれより小さくなるので比較
器CPは出力電圧V。utを高くしよ5と働くが。 この帰還制御は出力電圧V。utを入力電圧VinK婢
しくしたところで制限されてしま5 (vout 6v
ffinのため)。 従って出力電圧■outは■i””reft+Δvof
fを変曲点(P)として、入力電圧vInが変曲点Pよ
りも高いときはvrefl+Δvoff K低減(制限
)され(曲縁b* )、vinがそれより低いときはは
ば入力電圧V&n(曲縁a! )K#L<される。 そして、この変曲点Pが入力電圧Vin関して(横軸で
)I&低動作電圧Vt(点Q)と同じかまたは高ければ
前述した損失を避けることができる。 これは1曲@bがΔ■。ff Kよりて曲11gと交差
点を持つからであり1曲idのように曲fiaと交点を
持たない場合にはこのような効果は得られない。 なお、第47図のFETはソース・フォロワーとして働
くもののデプレッシ冒ン・モードNチャンネルFETで
あるので、■。ut ” Vinな可能とし、そのしき
い値電圧Vthの損失がない。従り【、これは入力電圧
vinが小さい場合に有効である。 しかしながら、このことはエンハンス・メントモードの
ソース・2tロワFETの使用を否定するものでなく、
入力電圧が太きく Vth損失が重大な問題でなく【、
デプレッシ冒ン・モードFET製造プロセスを採用する
ことが内離な場合極めて有効である。この場合、低い方
の出力電圧■。1(変化点Pより下)を決める曲h a
t (V。ut−vtn)はVthだけ下方の方ヘシ
フトする(■。ut−vin−vth )だけであり、
出力電圧■。ut に上述したような効果を持たせるこ
とが可能なことに変わりはない。 また、図中NチャンネルFETをPチャンネルFETK
代えることもでき、この場合PチャンネルFETはソー
ス接地として働くので、上述したvth1iF′)損失
ハナイ。 制御用のFETとしてソース接地、ソースフォロワのい
ずれを採用するかに本質的な差異はないが、ソース接地
にした場合はデプレッション・モードF E Tにする
ようなしきい値電圧Vth損失に対する特別な配慮は必
要でない。また、ソース・フォロワにした場合は、電圧
比ty<の動作を側期的にサンプリングする必要がある
とき(例えば比較器CPを低油U電力化のためにクロッ
ク・ドライブするとき)、このFETはポルチージ・フ
ォロワとして働くので便利である。つまりこのFETの
相互コンダクタンスgmが十分高ければ、出力電圧はゲ
ート電圧により一義的に決まるからである。 また制御用トランジスタとしてバイポーラ・トランジス
タを使用することも可能である。 オフセラ)V。ffは入力電圧■inの関数になること
が必ずしも否定されることではないが、変曲点Pを設定
する上ではVinに対して一冗であることが望ましい。 また基準電圧■ref意 として、負荷/と同様な変動
要素を持つ基単電圧を使用すれは、負荷/の特性に応じ
た出力電圧■。uiを得ることができるのでこれまた便
利である。その場合■refgを負荷/を動作させる最
低の電圧の電圧に設定しておけば、Δvoffを一定の
マージン手段として利用することができる。 オフセットΔvoffを持たせる構成およびその応用回
路については後述するが、ここで出力電圧■outに変
曲点を持たせる他の方法を第49図の回路図と@50閣
のグラフを用いて説明する。 以下の説明および第50図のグラフでは電圧値は全【絶
対値にする。 第49図においてQIosはNチャンネル・デプレッシ
ョン・モードFETかうなる制御用トランジスタである
o Q+o+とQIotおよびQ11+4 s QIo
sはカレント・ミラー回路を構成しており、Q、。、の
゛ドレイン電流とはば等しいドレイン電流がダイオード
接地されたF E T Q104とQr osに流れる
。ダイオード接続されたPチャンネルFETQI04、
NチャンネルF E T QIosのソース・ドレイン
間電圧降下VOaは、高インピーダンス負荷Q102、
QIosによってほぼそれぞれのしきい値電圧Vthp
、■thnとなる。 従って、比較器CPのプラス・マイナス両入力端子にそ
れぞれ−Vthp、(Vin −■thn )の電圧が
加わる(tB50図曲線d%b)。 比較器CPはオフセットを持たず、従っ【両入力が等し
いときバランスする。従って、その平衡条件It (V
□ut −Vthn )−■thn、すなわちv。ut
””’thp+■thnである。Vin会■。utの条
件より。 出力電圧V。utハ、vinl!Thvthp+■th
nノトキ(VH,p+Vthn) K制限サレ、vin
妊vthp”VthnのときほぼVffinに等しくな
る。従って、負萄zか0MO8で構成されている場合、
その動作下限電圧は通常(Vth、+Vthn) Kな
るので出方電圧voutはそれを補償することができる
。 なお、MOSダイオード回路により【取り出されるしき
い値電圧は本来のしきい値電圧に近いが等しい訳でな(
、そのドレイン電流に追従する。 平衡点の出力電圧V。utは勿一本来の(vthD+v
thn) よりも大きめにした方が良く、そのためには
各MOSダイオードQ104. Ql11!Iに流れる
電流を小さくするよ5 F E T Qzosの相互コ
ンダクタンスを小さくしておけば良い。 また、MOSダイオードによりて取り出す近似のしきい
値電圧はドレイン電流が流れることか前提となるので、
六方電圧vinが低くなっても、両方のダイオードに電
流が流れるよう回路を構成しなければならない。 次に第49図の電圧レギュレータを電子時計忙応用した
例を第51図を用いて説明する。 第51図において、OSCは水晶発振器、wsは正弦波
発振出力をく形波に変換する波形成形回路、FDは分周
回路、TMは分局出方から所定の周期、幅を持つパルス
を作るタイミング・パルス発生回路、LFは低いレベル
の信号を高いレベルの信号に変換するレベルシフト回路
、BCは電池寿命検出器、VCは電圧比較器、VRはそ
れを使用した電圧レギュレータ、Hはホールド回路、D
Tは発振状Nl4I/*出器、LMは秒針を駆動するス
テップ・モータの励磁;イルである。 検出器DTは、OSCが発振したことを分周器FD、タ
イミング回路TMを通して恢出し1発振した場合電圧レ
ギュレータVRを働かせて、発揚器OSCおよびWS、
FD、TM等の動作電源電圧を1,5vから落とす。 W池Eを入れた瞬間、インバータl、の入カッ−)”ハ
放iK抵抗RI04 K ヨv テ接地電位(MW”0
”)になっているのでNチャンネル・FETQto+
t’ON状態にし、レギュレータの出力を電池電圧の1
.5VKjる。コノときQtosも0NtCctt、F
ETQtotのゲート・ノードを充電してわく。これは
次にF E T Q、。、がOFFにスイッチングした
瞬間、レギュレータ出力が落ち込むことがないよう、レ
ギュレータの負帰還ループを予め能動的にしておくため
である。 発振器が動作し始めたとき、他の論理回路は既に動作状
態に入っているため、タイミング回路TMから検出器D
TにパルスφBが供給される。排他的論理和回路EX、
はこのパルスφ8が出タコとを検出するもので、一方の
入力には他方に対してインバータL−Is、a分回路C
l0I 、1(161Kよって遅延されたパルスφBが
印加される。従って、パルスφ8が出ると、ゲートEX
、の出力には遅延時間に相当する幅のパルスが生じる。 このパルスはF E T Qus 、インバータ16、
コンデンサchatから成る斃流回路で積分され、φB
が出始めてからしばら(経つとNチャンネル、FETQ
yo+、Q、。、をOFFにする。これKよって、レギ
ュレータVRは自身の制御ループのみによって、所定の
出力電圧(1,5v未満)を発生し、低消費電力に寄与
する。 以下、このレギュレータ、特に電圧比較器■cの動作を
説明する。この比較器VCは第47図の原理図と第48
図の特性図で説明した比V器CPと同様な動作をするの
で簡単な説明にとどめておく。 PチャンネルMO8FETQt。8、Q、。、はオフセ
ット電圧V。fft’得るために、Q、。、のゲートは
第5図のQ+、第6図のようなPmにされ、Q!。。 のゲートは菓5図のQ2%第7図のようなN型にされる
。従って、Q、。、のしきい値電圧VthはQ、。6
より約0.55V高(なり、これが前述した第2七ツト
電圧■。ff となる。NチャンネルFETQ2゜8
とPチャンネルFETQ、。、は共にダイオード接続さ
れているので、比較器vcのプラス入力であるQ*oy
のゲートには両Vthの和(Vthい+■thn)が
印加され、これが第48図および第50図の曲#dK示
した■ref2の電圧となる。 従って、a圧しギエレータVRの出力電圧V。u’tは
■。ut−vthp+■thn+Δvoff(Vin会
■、hX)+■thn+ΔVo f fの場合)となる
。大刀電圧vAnが低いときは前述と同様■。ut=V
inとなる。 この比較器は低消費電力化のためにタイミング信号φ、
によって動作時間が制限されている。勿論基単電圧Vr
ef!を得る回路もそうであり、そのため基準電圧Vr
eftの電圧をホールドするようコンデンサCI。4か
又Q、。、のゲート電圧をホールドするようにコンデン
サc tow がゲート容量等の寄生容量とは別個に追
加されている。コンデンサ010m は帰還ループに幾
つかのFETが縦続接続されたことによりて位相回りが
住じ、それに起因する発振を防止するためのものである
。 バッテリ・チェッカーBCは第44図とほば同様な構成
とな−)又いるのでその説明は省略する。 なお、ICのal力段テjlilLf)Jji :f
4 /’ ノ駆IAJ器I H。 工、は、駆動能力を大きくするため1.5vの電池を直
接電源にしている。 第52図は本発明による電圧レギュレータVRとバッテ
リ・チェッカーBeをディジタル表示電子時計に応用し
た例を示している。 同図において、OSC%WS、FDは第51図の例と同
様、1.5■より低い調整電圧を電源とし、またデフレ
ーダDC時刻修正回路TCのようなIC内部の論理回路
も低い電圧を電源としている。 DBは1.5■の電圧を3.Ovに昇圧する信電圧回路
であり、この電圧は液晶表示装置DPの駆動電圧として
使用される(駆動船は省略しである)、/Sはレベルシ
フト回路であり、電源電圧の高い回路へ低い信号レベル
を直流的に冒りyR換して供給する。 このように、低い動作電圧で動作するIC内部の通常の
論理回路は低い動作電沖で、ICの入出力インターフェ
ースにおける高い動作電圧を必要とする表示駆動器等は
酔い動作電源を使用jると、低消費電力化や使用電源範
囲の拡張11有効である。
FETのしきい値電圧Vthは±0.2V程度度のバラ
ツキがあり、このバラツキは温度変化よりも大きくなる
。従って、上述のバッテリ・チェッカをVth を利用
してIC(集積回路)化した場合基準電圧補正のための
外部部品と接続ピン(端子)のみならず、IC製造後の
調整の手間が必要となる。 また半導体RAM等、MO8FET集積回路において、
基板(パック・ゲート)K逆バイアス電圧を印加して、
FETのしきい値電圧を制御したい場合、温度依存性お
よび製造バラツキに依存しない基準電圧源が必要であり
、しかも集積化が可能であることが必要であるが、上述
の■、やvthでは同様な理由で採用が難しい。また、
ツェナ電圧v2は低い電圧では3■程度が限度であり、
3V以下の低電圧範囲で使用する基準電圧としては不適
当であり、又、ツェナ電圧及びダイオードの順方向降下
電圧を基準電圧として使用するのKは、数mA〜数十m
A程度の電流を流す必要があり、低消費電力化という点
でも不適当である。 以上の説明から明らかなようにvth = V Fおよ
びv2を利用した従来の基準電圧発生装置は、温度特性
1M造バラツキ、消費電力および電圧レベル等を考えれ
ば、必ずしもあらゆる用途に適合するものではな(、極
めて厳しい特性が要求される用途に対しては実用化や量
窒化を断念せねばならなくなるケースがしばしばであっ
た。 本発明者らは、以上のような検討から従来の基準電圧発
生回路の改良には物理的忙限界があると知り、新しい考
え、発想を持った基準電圧発生装置の研究、開発に踏み
切った。 なお、電圧調整回路としては、例えば特開昭48 63
257 p公報に示されているものが公知である。 本発明の目的は従来にはみられない全く新しい考えに基
ずいた基準電圧発生回路を提供し、電子回路の設計、量
産化を容易にすることにある。 本発明の他の目的は温度変化の小さい基準電圧発生装置
を提供することである。 本発明の他の目的は得られる電圧値の変動が製造条件の
変動に対して小さい、例えばロフト間の製造バラツキ(
偏差)が小さい基準電圧発生装置を提供することである
。 以下余白 本発明の他の目的は製造後の調整が不要な程に製造バラ
ツキを小さくできる集積回路化された基準電圧発生装置
を提供することである。 本発明の他の目的は目標仕様に対して大きい余裕度を持
って製造することが可能な基準電圧発生装置を含む集積
回路化された電子回路装置を提供することである。 本発明の他の目的は製造歩留りの高い基準電圧発生装置
を含む集積回路化された電子回路装置を提供することで
ある。 本発明の他の目的はIGFET集積回路に適した基準電
圧発生装置を提供することである。 本発明の更に他の目的は消費電力の少ない基準電圧発生
装置および電圧比較器を提供することである。 本発明の他の目的は精度の優れた低電圧(1,1V以下
)を得ることができる基準電圧発生装置を提供すること
である。 本発明の他の目的は比較的低い電圧(約1〜3■)の電
源、例えば1.5■の酸化銀電池や1.3vの水銀電池
に適合する基準電圧発生装置を提供することである。 本発明の他の目的は半導体集積回路に適合する基準電圧
発生装置を提供することである。 本発明の他の目的は高精度の電圧比較器、安定化電源装
置、定電流回路、バッテリ・チェッカを提供することで
ある。 本発明の他の目的は高精度のバッテリ拳チェッカを内蔵
した、外部端子数の少ない電子時計用半導体集積回路装
置を提供することである。 本発明の他の目的はバック・バイアスの印加さ・れたI
GFETのしきい値電圧を製造バラツキや温度変化に依
存しないほば一定の電圧に維持でき、もって製造歩留り
を向上できるIGFET集積回路を提供することである
。 本発明の他の目的は相補型絶縁ゲート電界効果トランジ
スタ集積回路(0MO8IC)やNチャンネルMO8I
CやPチャンネルMO8ICとコンパチブルな基準電圧
発生装置とその製造方法を提供することである。 本発明は半導体や金属の物性の原点にたちかえり、特に
エネルギーギャップ8g1仕事関数φ、フ出ルミ準位E
fIlpK着眼して成されたものである。 即ち、半導体がエネルギー・ギャップ11g、ドナー、
アクセプタおよび7土ルミ準位等の各種準位を持つこと
は周知であるが、これら半導体の物性、特にエネルギー
・ギャップEgやフェルミ準位E(K着目した基準電圧
発生装置は、半導体が発見されて以来広範囲の分野に目
覚ましい発展を遂げた現在に至るまで、いまだ例をみな
い。 結果論でit5と、本発明者らはこのエネルギー・ギ;
ツブE 、仕事関数φ、フェルミ準位E。 等を基準電圧源に利用することを考え、その実現に成功
した。エネルギー・ギャップEg、)iルミ準位E、等
を基準電圧源に使用すること自体は決して難しい理論で
はなく、その結果はたやす(理解、納得できるところで
あろう。しかしながら、もはや浅い歴史ではな(なった
この半導体工業の分野において、半導体物性の原点にた
ちかえり、本発明者らがもたらした前人未到と信じられ
るこの成功例は独創的かつ一1期的なものであり、今後
の電子回路や半導体工業の一層の発展に大きく寄与でき
るものと期待される。 本発明の一実施例によれば、シリコン・ゲート電極の導
電型が異なる2つのIGFETがシリコン争モノリシッ
ク半導体集積回路チップ内に作られる。これらのFET
はゲート電極の導電型を除いてほぼ同じ条件で製造され
るので、両者のvthの差はほばP型シリコン、N型シ
リコン、i型(真性半導体)シリコンのフェルミ準位の
差に等しくなる。P型、N型ゲート電極には飽和濃度付
近にそれぞれの不純物がドープされ、この差はシリコン
のエネルギm−ギャップEg(約1.1V)もしくはE
/2(0,55V)に捻ぼ等しくなり、これが基準電
圧源として利用される。 このような構成に基ずく基準電圧発生装置は温度依存性
が小さくまた製造偏差も小さいので、各種電子回路の基
準電圧発生装置として利用され得る。 本発明および本発明の更に他の目的は図面を参照した以
下の説明から一層明白忙理解されるであろう。 半導体の結晶構造から始まり、半導体のエネルギー・バ
ンドおよびドナーとアクセプタ不純物が半導体にもたら
す現象などへと展開していく半導体の物性論は数多くの
文献で説明されている。 組成の異なる半導体がそれぞれ固有のエネルギー・ギャ
ップEgを有し、eVで表わされるエネルギー・ギャッ
プEgが電圧の次元を持っていることは言うまでもなく
周知である。しかしながら、前述したように半導体が固
有のエネルギー・ギャップEgを持ち、この温度依存性
が小さいことに着目し、これを基準電圧源として利用し
た例はいまだ例をみない。 本実施例はこのような半導体物性の基礎から出発して成
されたものであるので、本発明の詳細な説明はまずは半
導体の物性を引き合い忙して本発明の原理的なところか
ら始める。なお、半導体の物性については、多くの文献
でかなり丁寧に説明されているので、以下その文献の一
つであるS・M−8ZE著、@physics of
Sem1conductorDevices”、196
9年J’ohn Wi ley &S ons社発行、
特KChapter 2 ”Physics andP
ropertiesof Sem1conductor
s −A Resume ” 11頁ゝ65頁の助けを
借りて簡単に説明する。 エネルギー・ギャップEgの応用 半導体の組成物としてはさまざまなものがあるが、その
うち現在工業的に利用されている半導体として代表的な
のがゲルマニウム(Ge)、シリコン(Si)の非化合
物半導体とガリュウム・ひ素(GaAs)化合物半導体
である。これらのエネルギー・ギャップEgと温度との
関係は前述の著書24頁で説明されており、これを第1
図に再掲する。 第1図から理解されるよう罠、Ge、SiおよびG a
A sのEgは常温(300°K)で、それぞれ、0
.80(eV)、1.12(eV)および1.43(e
V)である。またその温度依存性は、それぞれ、0.3
9(meV/”K)、0.24 (meV/ ’K )
および0.43 (men/”K)である。従って、こ
れらのエネルギー−ギャップEgに相当する或いはそれ
に近い値の電圧を取り出すことによって、前述したPN
m合ダイオードの順方向電圧降下V。 やIGFETのしきい値電圧Vthが持つ温度依存性よ
り1桁も小さい温度依存性を持つ基準電圧発生装置が得
られる。さらに、得られる電圧は半導体固有のエネルギ
ー・ギャップEgで決まり、例えばSiでは常温で約1
.12(V)と他の要因とはほぼ無関係に定められ、製
造条件等のバ5 ツIC左右されKくい基準電圧を得る
ことが可能である。 では、この半導体のエネルギー・ギャップEgに相当す
る電圧はいかなる原理に基すいて取り出すことができる
か、その−例を説明する。 半導体にドナーおよびアクセプター不純物をドープした
場合のエネルギー準位の状態はよく知ら・れている。な
かでも本発明で注目したところは。 N型およびP型半導体のフェルミ・エネルギーの位置す
るところが、真性半導体のフェルミ・エネルギー準位E
lを基準にして、それぞれ伝導帯および価電子帯に向け
て2分されるという物性である。そして、アクセプター
およびドナー不純物の濃度が高ければ高い程、真性半導
体のフェルミ準位E1から一層離れる傾向で、P型半導
体のフェルミ準位Bf、は価電子帯の最上限準位Evに
近づき、N型半導体のフェルミ準位Efnは伝導帯の最
下限準位Eeに近づき、両フヱルミ準位の差C′Bfn
7Ef、 )をとれば、これは半導体の持つエネルギー
・ギャップBgにより近づくことになり、その温度依存
性もエネルギー・ギャップEgのそれに近くなる。また
、P型半導体と真性半導体、およびN型半導体と真性半
Np体のフェルミ単位の差(Efn−Ei )、(Ei
−Ef、)についても同様であるが、この場合絶対値は
Eg/2に近づく。以下真性半導体との差についてはP
型とN型の差の半分になるということで、説明を省略す
る。詳しくは後述するが不純物濃度が高ければ高い程(
Efn−Efp)の温度依存性は小さくなり、飽和濃度
にできるだけ近い濃度にすることが好ましい。 フェルミ準位Efn 、Efpはドナーおよびアクセプ
ター不純物の濃度だけでな(、ドナーおよびアクセプタ
ー準位BdおよびE、にも関係し、この準位E de
E @は不純物材料によって異なる。準位EdおよびE
、がそれぞれ伝導帯および価電子帯に近い程、フェルミ
準位Efdおよび”faもそれぞれに近づく。言い換え
れば、ドナーおよびアクセプターの不純物準位Ed、E
1が浅い程、フェルミ準位の差(Efn”−Efp )
は半導体のエネルギー・ギャップEgに近(なる。 ドナーおよびアクセプターの不純物準位1d。 Efが真性半導体のフェルミ・レベルElに近い程、す
なわち深い程フェルミ準位の差(Efn−E4p)は半
導体のエネルギー・ギャップE、からより離れる。しか
しながら、このことは必ずしも温度依存性が悪くなるこ
とを意味しているのではなく、フェルミ準位の差(Ef
n−Efp )の絶対値が小さくなることを意味してい
る。従って、7工ルξ準位の差(l12fn−Bfp)
や仕事関数の差は。 半導体材料および不純物材料等の材料固有のものであり
、別の見方をすれば半導体のエネルギー・ギャップE5
とカテゴリを異にした、ギャップE。 と並ぶ基準電圧源と成り得る。すなわち、フェルミ準位
の差(Efn−1jp)は、それ自体で、PN接合の順
方向電圧降下vFやIGFETのしきい値電圧Vthよ
りも温度依存性が小さく、また製造バラツキに左右され
にくい基準電圧源となり得、浅いドナーおよびアクセプ
タ準位gd、gfを示す不純物材料を使用して7工ルミ
準位の差(”fn−Ef、)を取り出すことが、半導体
のエネルギー・ギャップE、にほば近い値の電圧を取り
出す一つの方法となり得る訳である。一方、得られる電
圧値の設定に関して言えば、半導体のエネルギー・ギャ
ップに相当するだけの比較的大きい基準電圧を得ること
を目的とする場合には、浅い準位を示す不純物を使用し
、比較的小さい基準電圧を得ることを目的とする場合に
は深い準位を示す不純物を使用すれば良い。 フェルミ準位Bfとドナー準位Ed、アクセプタ準位E
e、ドナー濃度Nd、アクセプタ濃度N&および温度T
との関係については第2図および第3図を参照して更に
詳しく説明するが、それに先立ち、Go、SlおよびG
aAs牛導体に対して各不純物がどのような単位を示す
かを理解し、本発明ではそれらの不純物をいかに利用す
るかを理解するために、前述の文献第30頁のデータを
第4図として再掲し、説明を加える。 第3図(a) 、 (b)および(c)は、それぞれ、
G e +SlおよびGaAsに対する各種不純物のエ
ネルギー分布を示す図であり、各図における数字は、破
線で表わされたギャップの中心Elから上側に位置する
準位については伝導帯の最下限準位E0からのエネルギ
ー差(Ec−14)を示し、下側に位置する準位につい
ては価電子帯の最上限準位FSvからのエネルギー差(
E、−Ev)を示し、その単位はいずれも(eV)であ
る。 従って、同図において小さい数値で示された不純物材料
はその単位が伝導帯の最下限準位Ec若しくは価電子帯
の最上限準位Evに近いことを表わしており、エネルギ
ー・ギャップEgに近い電圧を得る不純物としてふされ
しい。例えば現在量もひんばんに使用されているStに
対しては、Li、Sb、P、AsおよびBiのドナー不
純物およびB、AJおよびGaのアクセプター不純物の
示す準位差1cmEd)、(Ea−Ev)が最も小さく
、それぞれの単位差はいずれもSiのエネルギー・ギャ
ップEgの約6%以下である。 これらの不純物を使用したN型SiおよびP型81のフ
ェルミ単位の差(Efd−Efa)は、06Kから、の
温度変化を無視すれば、Slのエネルギー・ギャップE
の約94%〜97%となり、はぼEgに等しい値とな
る。また、上記不純物の次に小さい準位差(Ec−Ed
)、(E、−Ev)を示すドナー不純物はS(Egの約
16%)で、アクセプター不純物はIn(Egの約14
%)であり、各不純物を使用したNustおよびP型S
lのフェルミ単位の差(Etd−”f6)はθ°Kにお
いて約0.851gとなり、Slのエネルギー・ギャッ
プEgとのずれは約15%にも及び、上述の、不純物忙
対してずれは極端に開くことが判る。 従って、Siのエネルギー・ギャップEgKはば等しい
電圧を得るためのP型およびN型S1の不純物材料とし
ては、Ll、8b、P’、AnlおよびBiのグループ
から選択された1つのドナー不純物およびB、AJおよ
びGaのグループから選択された1つのアクセプター不
純物が好適であり、その他の不純物はSlのエネルギー
・ギヤ°ツブEgよりかなり小さい電圧を得る目的に好
適であろう。 次に、フェルミ準位の差CEfn−Efp)lICつい
て、第2図を参照して物性的な説明をする。第2図は半
導体のエネルギー準位を示す図であり、同図(a)およ
び(b)はそれぞれN型半導体のエネルギー準位モデル
とその温度特性を示し、同図(c)および((至)はそ
れぞれP型半導体のエネルギー準位モデルとその温度特
性を示している。 半導体中のキャリアはドナーの不純物Ndのうち、イオ
ン化して生じた電子ndと価電子帯より励起された電子
及びホールのベアーである。不純物Ndが十分大きい時
は励起された電子及びホールのペアーが無視でき、伝導
電子の数nはn+nd ・・・(1) となる。ndはドナー準位にトラップされる確率から、
またnは、伝導帯に存在する電子数からめられ、各々 となる。ここで、 h;ブランク定数、rrL”;電子の有効質量これより
、 となり。 となる。 ここで、7エルミ・準位は、EcK接近した位置にある
場合を相定しているから(5)式の第一項は無視できて となる。 この式の示すところは温度が低い時はもちろん、に位置
し、温度の依存性は、Ecの温度特性にけぼ尋しくなる
。 以下余白 但し、温度が十分高くなった場合には、価電子帯から励
起された電子とホールのペアーから多数となり、不純物
の影響は少なくなり、7エルミ・単位は真性半導体の準
位Eiに近ずく。以上の関係を示したものが、第2図伽
)である。 第2図(C)のようなアクセプター不純物だけを含んだ
P型半導体の場合も全く同様で、低温の時及び、アクセ
プター不純物濃度が大きい場合には、フェルミ準位は、
低電子帯の上端とアクセプター準位の中間Itぼ位置し
i度が高くなると真性半導体のフェルミs単位に近づい
ていく。 この関係を示したものが第2図(d)である。 7工ルミ準位Efの温度特性と不純物濃度との関係−具
体例 7工ルミ準位Efp * Efnの温度依存性と不純物
濃度との関係について物性的な駅間をしたが、次に、現
在最も多く実用されているSi半導体を具体例として、
前述の著書37頁のデータを参考にして、実用化する際
のフェルミ準位の差(Efn−E(p)とその温度依存
性について説明する。 第3図にそのデータを再掲する。 通常のSi半導体集積回路製造プロセスにおいて不純物
材料としてはもっばらボロンB、リンPが使用され、そ
の不純物濃度の高いところで社−10” (atoms
/aaりであるが、不純物濃度ヲソれより2桁低い1
0 ” (atoms/cmりとしても、第3図から読
み取れるように、N型半導体とP型半導体のフェルミ・
準位の差(Efn−Efi文、300°Kkおいて0.
5−(−0,5)−1,0(eV)であり、同温度での
エネルギーギャップE g = 1.1 e V K比
較的近い値となる。温度に対する変化は200°ICか
ら400°K(−70C〜13(1)の範囲で、約1.
04(eV)から0.86(eV)の変化で、変化率は
、0.9 (mV/C)である。これは先に述べたIG
FETのしきい値電圧Vth及び、ダイオードの順方向
降下電圧VFの温度に対する変化率が2〜3 m V
/ Cであるのに対し約1/3の小さい値である。 不純物濃度がlQ1’cm−8以上であればシリコン管
エネルギーギャップ(E g ) S i−1,1(V
)にほぼ等しくなり、温度の変化率は約0.2mV/
l:’となり、十分小さいイ直となる。 従って、不純物濃度は約I Q l @ C講−1以上
であれば少くとも従来より1/2〜1/3に小さくされ
た温度依存性を得ることができ、更に好ましくはl Q
10 eel−”以上(約l/10に改善)、更に最
も好ましくは飽和濃度である。 7工ルミ準位の差の取り出し原理と実例では、このフェ
ルミ準位の差(Bfn−Ef、 ) 。 (E(n−J)、(Ei ”fp)に相当する電圧はい
かなる原理に基すいて取り出すことができるのか、その
−例は、同一半導体基体表面に形成された導電型の異な
る半導体グー)11T、極を有する2つのMOSFET
のしきい値電圧Vthの差を利用することである。以下
その具体例を説明する。 第5図は各FETの概念的な断面構造を表わしたもので
ある。以後簡単のため、P十型半導体をゲート電極とし
たMOS)ランジスタをP+ゲートMOS、N+型半導
体をゲート電極としたMOSトランジスタをN+ゲグー
Most型半導体なゲート電極としたMOSトランジス
タなiゲートMO8と言うこととする。同図において左
半分はP+、iおよびN+ゲグーPチャンネルMO8)
ランジスタであり、右半分はN+、iおよびP+ゲート
NチャンネルMOS)ランジスタである。 第5図のMOSFET(Qa )〜(Qs)。 (Q4 )〜(Q6)の相互のしきい値電圧の差は下表
のようになる。 表 QI Qt Qa Q4 Qs Q^ Q、 0.551.1 − − − Q、0.55 0.55 − − − Q、1.1 0.55 − − − Qa 0.551.I Q、−−−0,550,55 Q、、 −−−1,10,55 m6図(a) 、 (b)ないし諏11図(a) 、
O))は、実際に回路構造上使用される平面パターンと
平面パターンのA−A部断面とを、P+ゲート、iゲー
ト。 Nゲートの6p−チャンネルおよびNチャンネルMOS
)う/シスタを断面構造と介せて、表わしたものである
。 ′ 上記各図において、ソースおよびドレインのP型領
域は多結晶Siをマスクとして、不純物の拡散によりて
形成される。P型不純物及びNll不純物を選択拡散す
るためのマスクと上記ソースおよびドレイン領域とのマ
スク合せの余裕をとるためにゲート電極のソース及び、
ドレインに接した両端部には、P+ゲートMOS、N+
ゲグーMO8の両者ともソース及びドレイン領域と同じ
不純物が拡散される。例えばPチャンネルMO8ではP
型不純物である硼素が拡散される。ゲート電極の中央に
は、P+ゲートMOSはpH−不純物が、N+ゲグーM
O8はN型不純物が拡散される。 上記第6図、第7図及び#8図は各々PチャンネルのP
+ゲート、iゲート、N+ゲグーMO8の平面図と断面
図を表わしており、第9図、第10図及び、第11図は
各々NチャンネルのN+ゲグー、iゲートN+グー)M
OSの平面図と断面図第6図〜第11図において、セル
フ書アラインのためにとったゲートのソース及びドレイ
ン領域と同じ不純物拡散領域が、マスクの合わせの誤差
により、製造時において、左右(ソース側あるいはドレ
イン1Il)の一方に片寄ったととによるMOSトラン
ジスタの実効的なチャンネル長のずれ(変化)が極力少
なくなるよ5に、ソース領域とドレイン領域の列を交互
に配置し、かつ全体的に左半分と右半分がチャンネル方
向に対して線対称となるよ5に配置される。従って、マ
スク合わせのチャンネル方向に対する(左右)のズレが
各列のFETの実効チャンネル長に変化を及ばしても、
並列に接続された各列のP+グー)MO8!ゲートグー
8.及びN+ゲグーMOSの平均的な実効チャンネル長
は、全体的にズレが相殺されほぼ一定となる。 第12図は、通常のシリコングー)0MO8製造プロセ
スにおいて、いかkしてP+グー)MOS及びN+ゲグ
ーMO8が構成されるかを示したものである。 @12図(a)において、101は比抵抗1Ω備〜8Ω
elRのN型シリコン半導体で、その上に熱酸化させ、
ホトエツチング技術により、選択的に拡散のための窓を
あける。P型不純物となるボロンを50KeV 〜20
0KeV のエネルギーでIO”−10”c+a−”程
度の量でイオン打込みを行い、その後8時〜20時間程
度熱拡散してNチャンネルMOS)ランシスタの基板で
あるP−ウェル103を形成する。 同図Φ)において、熱酸化11E102を除去し、熱酸
化11[104をI Am〜2Am@、形成しMOSト
ランジスタのソース、ドレインおよびゲートとなる領域
をエツチングにより除去する。その後300する。その
上に多結晶5i106を2000A〜6000λ程成長
させ、MOS)ランシスタのゲート部を残してエツチン
グにより除去する。 a IQ (e) kおいて一恒相J!4により酸化膜
107を形成し、P型不純物を拡散する領域をホトエツ
チング技術により除去する。その後、1010〜10!
IC111程の高濃度のP型不純物となるボロンを拡散
し、PチャンネルMO8)ランシスターのソース、ドレ
イン領域108を形成し、同時にP型半導体のゲート電
極を形成する。 同図輔)において、先と同様4C気相成長により酸化!
109を形成し、N型不純物を拡散する領域をホトエツ
チング技術により除去する。その抜、l Q 16〜l
Q ” C11−”程度の高濃度のNJj不純物とな
るリンを拡散し、NチャンネルMOS)9ンジスターの
ソース、ドレイン領域110を形成し、同時ICNII
半導体のゲート電極を形成する。 次に、酸化膜109を除去し、気相成長により4000
A〜8000A1!度の酸化膜を形成し、電極取り出し
部をホトエツチング技術により除去する。その後、金属
(人1)を蒸着し、ホト・エツチング技術により電極配
線部分を形成する。 次に、気相成長忙より1μm〜2μmの酸化膜で覆う。 ここで、第12図(d)においてQI=Q4は一般のC
MOSインバータを構成するMOSであり、Q、、Q、
は基準電圧発生のためのP+ゲート。 N+ゲグーMO8である。 第13図(a)ないしけ)は、Pチャンネル型のP+グ
ー)MOSとiゲートMO8の製造プロセスにおける断
面を示している。この例では同図(C)までは#112
図(C)までと同じであるが、同図−)にお(。 てMO3FETQzのゲート上の酸化膜1096を除去
しないでN型不純物を拡散する。 #!14図ム)ないし0)はNチャンネル屋のP+ゲー
トMOSとN+ゲグーMO8の製造プロセスにおける断
面を示している。 第15図(a)ないし0)はNチャンネル型のN+ター
トMO3siゲートMO8の製造プロセスにふける断面
を示している。 次忙、ゲート電極として半導体を用いたMOSトランジ
スタのしきい値電圧について、第16図に従って説明す
る。まずP+グー)MOSの場倉につい【は、雛16図
(S)のエネルギーバンド図よq QVG+q18FP +−+qX−qVo +qφsr
fQ 十qX+−一−qφB φS であることが示される。 但しここで V6 I半導体基板とゲート電極(P士卒
導体)との電位差 X 11!子親和力t Eg Iエネルギーギャップ φs tNN生学導体基板表面ポテ ンシャル φFp l真性半導体の7エルミ・ポ テンシャルを基準としたP 型半導体の7エルミ・ボテ ノーシー中ダレ Lt− φF +真性半導体のフェルミ・ボテ ンシャルを基準としたN微生 導体基板のフェルミ・ポテン シャシ q 蓼電子の単位電荷 vo 蓼絶縁物に加わる電位差 Ec を伝導帯のエネルギー単位の下 限 Ev #価電子帯のエネルギー準位の 上限 Ei l真性半導体のフェルミ・単位 (7)式において、ゲート電極の仕事関数をポテンシャ
ルで表わして軸、十とし、又半導体の仕事関数を同様に
φsiとすると Q であるから、 Vo−−VG+φM−φ8!−φS ・・・・・・・・
・・・・・・・・・・四となる。 また第16図か)の電荷の関係より −COX−Me +Qga+Qi+QB −0・””0
0である。ここで C0X5単位面積当り、絶縁物の容 量 Qssl#!1級物中の固定電荷 QB を半導体基板中不純物のイオ ン化による固定電荷 Qi +チャンネルとして形成され たキャリア on 、 a])より −COX(−VG十φMF十−φ8−φsrf )・・
・・・・a2+Qgs+Q4+Qi+−0・・・・・・
・・・・・・・・・・・・0となる。 チャンネルQiができるときのゲート電圧■。 が、しきい値電圧であるから、P グー)MOSしきい
値電圧をVthp+とすると この時φ、−2φrである。 以下同様にして、N+ゲグーMOS)ランシスタにおい
てはゲート電極の仕事関数φMN+のみの相違で q である。従りてそのしきい値電圧vthN+はここでφ
、−2φ。 となる。 これよりP+ゲグーMO8とN+ゲグーMOBのしきい
値電圧の差vthp” −vthN+は、vthp”
’thN”−%p十−φMN444FF”−φrN”
……”°0eとなり、ゲート電極を構成している半導体
の7エルミーポテンシヤルの差になる。これは第16図
においtl″(a) 、 (c)を比較して、同じ電荷
分布忙なる時のゲート電圧が、ゲート電極の仕事関数差
であり、フェルミ・準位の差になっていることで容易に
理解できる。 以上により、P+ゲグーMO8とN+ゲグーMO8のし
きい値電圧の差として、エネルギー、ギャップEgに#
マげ等しい電圧を取り出すことができるということが分
ったが、その他の方法として、真性半導体をゲート電極
としたMOS(iゲート開O8と以下記す)のし唇い値
電圧とP+ゲグーMO8あるいはN+ダグ−MOSのし
きい値電圧との差によっても、エネルギー・ギャップE
gの電圧を取り出すことができる、 iゲート開O8のしきい値電圧なりthi とすると、
真性半導体の7工ルミ単位は0であるから(真性半導体
のフェルミ準位を基漁としているため)1ゲー)MOS
とP+ゲグーMO8′のしきい値電圧の差は 1vtht Vthp+ l−10−φFP+ 1 +
、 Eg ””””’Q7)であり、iゲート開O8
とN+ゲグーMO8のしきい値電圧の差は 1Vihi−vthN+l−11111FN+−01Φ
−Eg・−−−−−−−−amとなり、ちょうどエネル
ギーギャップEgの半分の電圧になることが容易に分る
。 このiゲート開O8とP+ゲートあるいはN+ゲグーM
OSのしきい値電圧の差によって得られる電圧は約0.
55Vと低い基i11電圧源と適するとと、また後述す
るように0MO8の製造工程だけでなく、ゲート電極へ
の不純物のドープ工程は】回でできるのでシングル会チ
ャネルのMOSの製造工程でも容易に高精度の基量電圧
源が得られるということで非常に有用である。 次にNチャネンネルMO8半導体集積回路でのプロセス
を第17図(a)〜(e)に示した断面を用いて説明す
る。 (1)比抵抗8〜20Ωcmを有する半導体基板101
を用意し、この基板表面に厚さ1μmの熱酸化膜103
を形成する。 +2)MISFETが形成されるべき部分の半導体基板
表面を露出するために熱酸化膜を選択的にエツチングす
る。 (3)シかる後、露出した半導体基板表面に厚さ750
〜100OAのゲート酸化膜(SiOy )103を形
成する(第17図a) (4)多結晶シリコン層と直接コンタクトを取るべき部
分のゲート酸化膜103を選択的にエツチングし、ダイ
レクトコンタクト穴103aを形成する。(第17図b
) (5)酸化膜102.ゲート酸化膜103.:l/タク
ト穴103aを有する半導体基板101主表面全体にシ
リコンなCV D (Chemical Vapor
De−position )法によりデポジットし、厚
さ3000〜5000Aの多結晶シリコン層を形成する
。 (6)多結晶シリコンW!104を選択的にエッチング
する。(第17図C) (7)半導体基板101主表面全体にCVD法によ’)
CVD−8ift膜を2000〜3000λの厚さにデ
ポジットする。 (8)メモリセル負荷抵抗等の高抵抗部分および、真性
準位ゲート部104aの多結晶シリコン層上のみ上記C
V D −S iot膜105大選択的に残す。 (第17図d) (9)多結晶シリコン層をマスクとして半導体基板10
1内にリンを拡散し、不純物濃度1 G”atom@/
Cll”のソース領域およびドレイン領域106を形成
する。この時多結晶シリコン層内にも不純物が導入され
て、タート電極104b、ダイレクトコンタクト104
cおよび多結晶シリコン配線部104dを形成する。(
第17図d) 01 半導体基板101主表面全体K P S G (
Phosph。 5ilicate Glass )膜107を7000
〜9000Aの厚さに形成する。 al)シかる後、Aノを単導体基板101主表面に全面
蒸着し、厚さ3118のAI膜108を形成する。 021 上記AB膜を選択的にエツチングし、配線領域
108を形成する。(第17図C) 以下Km明する回路は上述したフェルミ準位の差(Er
n−Erp) (Ein ”t ) e (Ei Er
p )を取り出すための一方法となり得るが、その他一
般的に、異なるVthを持っFETのVthの差に基ず
く電圧を基準電圧として利用する基準電圧発生装置とし
て応用できる。 第18図伽)は、MOS)ランシスタのしきい値電圧に
対応する電圧を発生する回路である。T、。 T、はドレインとゲートが共通に接続された、いわゆる
MOSダイオードを構成している。 工・は定電流源、TstTtは異なるしきい値電圧vt
hi l Vth2 とほば等しい相互コンダクタンス
βを持つMOSFETであり、各々のドレイン電圧をV
I=Vt とすれば IO−一β(v+ Vthx )” V、 −vthl + A/2I。/β ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・(IυV、 −Vl)、2
+、N/2I。/β ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(151となり、ドレイン電圧の差をとれば、し
きい値電圧の差を取り出すことができる、 定電流源としては、十分大きな抵抗を使っても良(、特
性のそろったものであれば、拡散抵抗。 多結晶Si抵抗、イオン打込みによって作られた抵抗、
MOS)ランシスタによる抵抗を使用することができる
。 この回路で一例としてT、、T、として先に説IM L
りN+ゲグーMOS及びP+ゲ−)MOSを使用すれば
、しきい値電圧の差とほぼ等しい値の、N型半導体とP
型半導体のフェルミ・電位の差(Efn−Efp )を
取り出すことができる。 [19図および1120図は、異なるしきい値電圧な持
つFETをMOSダイオード形弐に直列に接続して、し
きい値電圧の差を取り出す回路例である。T−1しきい
値電圧vthl e T!はし伊い値電圧vttlzを
持りているとする。 抵抗R3がT1のインピーダンスに比較して十分大きく
、抵抗R8がT、のインピーダンスに比較して十分大き
い条件では v、v、 +Vthl ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・@V、 +vthz ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(財)ゆえに、vt ”Vthl −V
th2 ・・・・・・・・・川・・・・・・(至)とな
る。 第21図6)は、容量の両端子にしきい値電圧に対応す
る電圧を加え、容量に保持された電圧を差電圧として取
り出すものである。第21図伽)はその動作タイミング
を表わしたものである。クロックパルスφ、によりT、
、’r6をオンさせて容量CIKT、、T、のしきい値
電圧Vthl * Vthzの差電圧をチャージする。 φ8が切れた後、クロックφ、によりT、をオンさせ%
C,のノード■を接地する。この時cIKはしきい値電
圧の差電圧が保持されているから、ノード■にはその電
位をそのままでる。後に述べるような電圧検出回路に使
用する場合には、この時のノード■の電位をそのまま基
準電圧として使用することもできる。が、より一般的な
形で使用できるためには、クロックφ、が入っている時
間内に/ロックφ3によってトランス・ミッションゲ−
1’TeeTyをオンさせて、容置:c、にその電位を
とり込み、演算増幅器5の逆相入力(−)へ出力を全面
帰還した、いわゆるボルテージ・7オロワで受ければ、
その出力と1−て、十分内部インピーダンスの低い状態
で、Tl t ’r、のしきい値雷、圧の差が基準電圧
として得られる。 第22図は同様に容量C1をオ■団1した基型電圧発生
装置である。クロックφ、によりTsをオンさせる。こ
の時Tゆはり四ツクφ、によりオフ状態である。ノード
(りのv11位はノード(5)の電位よりT、のしきい
値電圧■th1だけ下がり、ノード■の電位はノード■
の電位よりT、のしきい値電圧Vth2だけ下がり、容
、IICの両端には両者の差電圧がチャージされる。次
にφ1((よりTsをオフし、φ!ICよりT、をオン
させるとノード■忙しきい値電圧の差電圧が得られる。 第23図は、肌21図の回路で使用される演算増幅器を
示したものである。T、、T、は差動増幅回路を構成し
ている差動対であり、T、、T。 はその能動負荷である。T7は、T、、74によるバイ
アス回路と共に定゛醒流回路を構成している。 Ts 、T、はTtを定電流源負荷とするレベル・変換
兼出力バッ7アー回路である。し1ではC−MOSでの
回路イ、〜成例を示したが、シングル・チャネルMO8
でも構成できることは言うまでもない。 第24図は、その差動部分のみを取り上げて一般的な演
算増幅器を概略的に表わしたものであるが、ここでMO
S)ランシスタTI 、Ttは各々異なるしきい値笥、
圧vthl = Vlhzを持っており、それ以外の特
性は等しいものとする。また入力側圧表われた(−)
、 (+)の記号は各々、出力に対して逆相、同相とな
ることを意味するものである。 T、の入力なV、、T、の入力を■、とすれば、V+
’thl −v、 −Vth2 ツ’! ’)L Vt
=Vtbt −Vthz ”0*′1°°0゛°”8
(ハ)の条件を境として一出力レベルが変化する。 l算増WA器はしきい値電圧の4’、’4 ’l(!、
圧分の入力オフ−セットを持たせ、入力のいずれか一方
を接地あるいは、電源に接続すれば、このオフ−セット
電圧を基準電圧とするコンパレータとして動作させるこ
とができる。従って第24図に示すようK。 (−)入力端子に出力を接続しく+)入力端子を接地す
れば、出力outにはしきい値電圧の差が得られる。こ
の場合演′X増幅器の動作をさせるためには、Tzはデ
グレクシlン叱−ドであることが必要である。例えばT
、にP+ゲグーMOS。 T、にN+ダグ−MOSを使用する場合には、両方のM
O3FE’l”のチャンネル部に同一の条件でイオン打
込みを行って、ディプレッジオン型とすれば良い。 第25図は、第24図における演算増幅器を使って、基
準電圧を任意に設定できるようKしたものである、出力
を分圧手段Rs 、Itsを通して(−)入力に帰還さ
せれば、その分圧比を「とすれば、出力電圧voは vihl Vth2 V、−−−□ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・罰となる。分圧手段Rs = Raは線形抵抗が
望ましいが、許容できる程度に十分に特性のそろった抵
抗であれば何でもよい。 第24図、25図の回路はディプレッジ9ン型MO8を
使用するのが前提であるのに対し、第26図、第27図
の回路はエンハンスメント1.MOSでも動作可能なよ
うにしたものである。もちろん、ディプレッジ日ン型で
あっても差しつかえない。 第26図の例は、第24図の例と同様出力を(ハ)入力
に直接帰還させたもので、出力■。は、電像電圧をvD
Dとすれば ゛ ■。−VDn (Vrht ”thz ) ・・・・・
・・・・・・・・・・(2)となる。第24.25図の
回路では差動対の少なく共一方をディプレジ目ン・モー
ドにする必要があり、ケースによっては製造工程数を増
やさなければならないことがあるが、Vthの差電圧を
接地電位を基準にして取り出すことができるゎ逆に、第
26.27図の回路では得られる差電圧の基準が接地電
位でない方の電源電圧となるが、FETの動作モードの
条件は特に付かない。 いずれの回路形式を採用するかはどの長短所を重くみる
かによって決めれば良い。 第27図の例は第25図の例と同様分圧手段R?、R@
を通して出力を(−)入力に帰還させたもので、出力は Vthl Vth2 V、−V、D−□ ・・・・・・・・・・・・・・・(
至)となる。 次に以上にのべた基準電圧発生装置の応用について、回
路、ICチップの構造、等について説明する。 しきい値電圧の制御 MOS集積回路において個所素子であるMO8F :E
TノLきい値電圧(Vth ) ハ、LSIの特性を
決める重要なパラメータとなっている。このVthは、
製造プロセスによるバラツキ、ii度による変化が大館
く、Vthの制御がMOSLSI製造上の難点となって
いる。 一方第28図に例として示す、MOSメモリにおいては
、基板にバイアス電圧をかけ、寄生容量を減少させてい
る。このバイアス電圧を得るために、基板バイアス発生
回路を用いている。基板バイアス発生回路は、第29図
で示す構成となりている。従来の基板バイアス発生回路
は発振部および波形整形部のみからなり、Vthによる
フィードバックがなされないのが一般的であった。この
ため、製造バラツキ、温度により発撮周波数、波形整形
能力の差が生じ、安定なバックバイアス電圧VBBを得
られず、Vthの変動も大きいものであった。 本発明では、この基板バイアス発生回路に、前述したゲ
ート電極の仕事関数差を用いたコンパレーターな使用し
、Vthを一定の宵、圧にコントロールする。 Vthは、基板バイアスにより変化し、次の式で表わさ
れる。 Vsh−Vth□+K(2φ、+IVBBI−2φF)
ここでVtbOは、VBB−OVのvth 、 Kは基
板効果定数、φ2はフェルミレベルを表わす7、このた
めVthは基板バイアスV0を変化させることkよりコ
ン)0−ル可能であるr、第29図忙おいて、発振回路
部は、リングオンレータを使用している。この発振回路
は他の発振回路としてもよい。波形整形部は2つのMO
8ダイオードQ1 。 Q、およびコンデンサC1より成り、■■nの電荷をポ
ンプ作用によりGND#c引き抜く作用をして〜・る。 このポンプ作用により% VllBは負電圧に引かれて
いくがlVmilの最大電圧v0つは、このポンプ作用
による引き抜き電圧と基板リーク電流の安定した点で決
定される。発振回路が動作しているかぎり、Vllmは
この安定点VilBM ”保たれるが、発振が停止する
と、基板リーク電流により、基板の電荷はリークしGN
Dレベルに近づいていく。 VB’!IがGNDレベルに近づくとVthは低下する
。 第29図のコンパレータ部は、前述したゲート電極の仕
事関数差を利用したものであり、Nチャ図でQ、は、真
性レベルゲートM OS 、 QtはNグー)MOSを
用いている。またこれらはディプ部は一つの抵抗および
MO8FETQsより成る。 ここで抵抗はポリシリデン抵抗拡散層抵抗、MO8抵抗
のいづれでもよいが、抵抗値は、QsのVthが0,5
5Vとttクタ時、出力が0J5Vとなるよう設定され
℃いる。今VBBがGNDレベルに近<QsのVthが
0.55V以下の時には、コンノ(レー)1%IS−入
力端子)to、55V以下となり、コンパレータの出力
は″1” となり発振回路は動作を続けている。V□が
VBBThlに近づきVthが上昇し、0.55Vを越
えるとコンパレータ出力は′θ′となり、発振は停止し
、VllはリークによりGNDレベルに近づく、すなわ
ち、フィードバックループが形成され、この基板バイア
ス発生回路によりVthがコントロールされる。コンパ
レート部で得られ、XWWO255Vは、エネルギーギ
ャップの−となるため、前述した通り温度、製造バラツ
キ、電源電圧に対し変化が少ないので、Vthをきわめ
て精度よく制御することが可能となり、温度マージン製
造プロセスマージン、電源マージンの広いMOSLSI
が得られる。また後述するよ5に、プロセス的にも第3
2図で示すメモリセルにおいて高抵抗Rを得るプロセス
と全く同一プロセスで真性レベルゲートMO8を得るこ
とができるため、従来プロセスを用い容易に実現できる
一 レベルシフト回路 MOSLSIにおいて電源として5v電源を用い、入力
としてTTLロジック回路からの信号を用いた場合、高
レベルとして2.OV、’低レベルとして0.8vの信
号となる。このTTL信号をMOSレベルに変換する場
合には、従来入力部インバータのレシオをとり、MOS
レベルへ変換していたが、Vthバラツキ、温度変化に
より、入力レベルマージンが小さくなる問題がありた。 前述したゲート電極の仕事関数差を用いた基準電圧発生
回路を用〜・たTTL−+MO8変換回路の例を示す。 第32図ICMOSメモリのアドレス7777回路に本
方式を用いた具体例を示す。 vrefとして前述第25図の回路により基準電圧1.
4vを発生する。アンプとして第aaii>の差動アン
プを用い入力のロジックVIHヲ1.4Vとなる入カパ
ッファを作成する。本方法によりTTL→MO8変換回
路が得られる。 また他の方法としてアンプに、第23図で示す路を用い
vrefすなわち第24図■をGND、■を入力として
もよい。この場合T、、T、はデプレッシ胛ンIIMO
8を用いる。 、 論理Vth安定化回路 第34図はインバータを始めとする論理回路の四ジッグ
スレッシ曹−ルドな使用電源電圧、MOSトランジスタ
のしきい値電圧、温度等の変化に対し、常に一定にしよ
うとするものである。 Qs =Q* −Qmで構成されるインバータ1゜Q4
、Qs 、Qeで構成されるインバータ2は6各、四
シック・スレッシ曹−ルド制御用のMO8Ql−Q4を
持りている。 Q、tQs 、Q、は先に述ぺたインバータ1゜インバ
ータ2と相似(MOSのパターンサイズ比が等しい)K
なるように構成されており、インバータとしての入力と
出力が結合されて、ちょうどロジック拳スレッシ讐−ル
ド電圧が得られるようになっている。 CMPlは先に説明した基準電圧な差動回路のオフ書セ
ットとして有する比較回路である。CMPIはこのロジ
ック・スレッシ層−ルドと自分の中に持クズいる基準電
圧とを比較し、両者の差がほぼOとなるようICQ q
のゲート電圧を制御する。 つマリロジック・スレッシロールド〉蓄電電圧であれば
CMPlの出力はハイ・レベルになりQ。 の等価抵抗は大きくなり、ロジック・スレッシ嘗−ルド
を下げる方向に作用する。ロジック・スレッシ薦−ルド
<is電圧の場合にはこの逆となり、両者は等しいとこ
ろで平衡状態となる。 Q、、Q、のゲート電圧はQ、のゲート電圧と共通であ
り、前者と後者は相似の関係にあるから。 これによりインバータ1.インバータ2のロジックQス
レッシl−ルドは基fpk電圧と等しくなり、非常に安
定なインバータ特性を有することKなる。 始めに述べたように、これはインバータのみに必らず、
ナンド、ノア等の他の論理回路にも同様に適用できる。 CM OS 1N成でなくとも、通常のシングル・チャ
ンネルのインバータ等の論理回路の場合にも、容J8に
適用できる。 これらの回路は、特に人カレベル、論理振巾の範囲が狭
い場合にも確実に信号をデジタル処理で′きる入力のイ
ンターフェース回路として有用であ・ るつ 電圧検出器 第35図は、Vthの差を利用した基準電圧発生装置か
らの基謳電圧を比較器の一人力に加え、他の一方の入力
に被検出電圧を加え、被検出電圧の基進箪圧に対する高
低が区別できるようにした電圧検出回路である。 第36図の例は、Vthの差を利用した基準電圧発生装
置からの基準電圧を比較器の一人力に加え、他の一方の
入力に被検出電圧を分圧手段Re=Rt・により分圧し
た電圧を加えた電圧検出回路である。 分圧比をr1基準電圧をvref、検出レベルなV と
すると enae vref vsense −m−・・−―−−今@−1−・伽とな
り、分圧比「により検出レベルV を任ense 意に設定できる。 第37図の例は、Vthの差に相当するオフ・セットを
持った演算増幅器を用いて、先に説明したようにオフ・
セット電圧を基準電圧として利用した電圧検出回路であ
る。またR、、、R,、は第36図の例と同じ分圧手段
である。 第36.36.37図の例において被検出電圧を電源電
圧とすればバッテリーを電源として使用するシステム化
おいては、バッテリーチェッカーとして利用で餘る。第
37図の電圧検出回路を電子時計のバッテリ・チェッカ
ーに応用した具体例を@44図に示すが、詳しい説明は
後述する、第38図の例は、安定化電#回路に応用した
ものである。基準電圧発生回路は先に述べたいくつかの
方法で#I成したものであり、R11+ 114 によ
り安定化出力の一部と基準電圧とを比較し、一致するよ
うにT1・のゲート電圧を制御し、出力電圧を安定化す
る。演算増幅器は、その特性が許容される範囲で何を使
っても良い。 第39図の例は第38図の例でT、。にMOS)ランシ
スタを使用したのに代えてバイポーラ・トランジスタT
R,を使用したものである。 第40図の例は第24図の例で示したオフ・セット電圧
を持った演算増幅器を使用したものである。T、1は当
然MOSトランジスタであってもバイポーラトランジス
タであっても、接合型電界効果トランジスタであっても
良い。 定電流装置 第41図の例は、T、 とT、のしきい値電圧の差によ
って決定される定電流回路である。 T、、T、は凹−の相互コンダクタンスβヲ持十分i1
!lければ、+1.のドレイン電圧(−ゲート電圧)v
Iはvth +とはは等しくなる、T、が飽和領域の時
は、T、に流れる電流工。 は となる。 第42図の例は、Tttに流れる電流Iによる電圧降下
工0ulRHを&*1.圧Vrefと比ML、常ニ両者
が等しくなるように11のゲート電圧を制御するように
した定電流回路である。 となる。 ここで基準電圧は、先の例にもあるように演算増幅器に
オフ・セットを持たせることによって得ても良い。 第43rgJノ例は、TSI I T%%を同一ノトラ
ンシスタとし、いわゆるカレント・ミラー回路を用いた
定電流回路である。 電子時開 !44図の例は、第37図の例のバッテリ・チェッカー
を電子時計に応用した例である。 TI HTl + T41〜T4.およびR41とR4
tは公称1.5vの水銀電池E1の電圧レベルをチェッ
クする回路を構成する。差動部のトランジスタ対をP+
ゲート・Nチャンネル−MOS、N+ゲグー・Nチャン
ネル−MO8T、、T、で構成し、両者のしきい値電圧
が電子時計の動作電源範囲である1、0■〜1.5■以
内になるように、チャンネル部分にイオン打込みをはと
こしている。 基準電圧となるしきい値電圧の差は、シリコン牛導体の
場合は、約1.1■であり、バッテリーの電圧が下った
ことを検出するレベルを1.4■近辺−に合せるために
抵抗手段R,,R,の抵抗比で調整している。 このバッテリーチェッカーは、消費電流を実用上無視で
きる程度とするために1分局回路FDよリタイミング回
路TMを通して得られるりはツク信号φにより1間欠的
に動作する。 バッテリーチェッカーの出力はNANDゲートグー、、
NA、で構成されたラッチによりスタティックに保持さ
れ、このラッチ回路出力の論理レベルにより、タイミン
グ回路TMを制御し、それによってモー・夕の駆動出力
を変えて、指針の運針の方法を変えて、バッテリー電圧
の低下を光示する。バッテリー電圧の低下は指針の動き
を変えず、別に液晶や発光ダイオード等の電気元学的累
子を点滅させる等して表示することも可能である。 なお同図において、O20はCMOSインバータで構成
され、IC外の部品水晶Xta1及び容量C(1m C
Bを一緒に含む水晶発揚回路、WSは七の発揚出力を正
弦波からく形波に変換する波形成形回路、CMは秒針を
駆動するステップ・モータの励磁コイル、 B F +
−B F tはCMOSインバータで411成され励
磁コイルCMを1秒毎に極性を反転して駆動するための
バッフT−である。 IC内の全ての回路は公称1.5■の水銀電池Elで動
作する。またTMは分周DO*FDの複数の周波数の異
なる分局出力およびNA、、NA。 で構成されたラッチの制御出力を入力として、任意の周
期およびパルス幅を持つパルスを発生するタイミングパ
ルス発生回路である。ICは第6図に示j3にゲートC
−M 08プロセスで作られた指針式電子腕時計用モノ
リシックS過半導体チップである。 以上本発明について種々の実施例をもとに説明したが、
これに限定されず、ここに記載された技術思想はその他
色々な用途の電子機器に応用されるであろう。 次に本発明に係る基準電圧発生手段を電子装置の状態設
定回路、オートクリア回路等に応用した具体例につき説
明する。 第45図は状態設定回路の一例を示す回路図であり、4
個のMOSFETで構成されている。同図において、a
点、b点の電位が0の場合、電源(−VDD)投入時M
O8FBTT、、T、 はN−MOSFETであるので
共に”ON″状態となり、a点、bめけ電源の立下りと
同時に電源@(−VDD)に引っ張られる。この時T、
のN−MOSFETは牛導体のエネルギーバンド差を利
用したもので、七のVthNがMO8FETT、のそれ
に比べ約3倍(14J T、Vth=0.45V、Tp
Vth−1,25V) トなっているので、電源の立下
りの途中で、MO8F E T T sは先K” OF
F″となる。MO8FETT、は引き続き”ON”状態
となっているため、b点は−VDD p a点はGND
の電位で安定となる。 又、電源(−YoD)が切れた状態で、a点でOV。 b点でIV位に電荷が残った場合においては、電Rf>
立下り途中VCおい’CVDD−MO8FETTmの■
t hNまではT、は′OFF”状態となつ【おり、M
O8FETT、 はVDD=TIVthNでON”状態
となるため、初期伏動に8点がOV、b点がIV(又は
T、のVthNまで)位であっても、安定状態ではbA
が■DD、a点がOVとなる。さらに本回路では全てE
−MOSFETで構成されているため安定状態での消費
w、tILは殆んど零である。 第46fi4は従来提案されている状態設定回路の例を
示す回路図であり、同図において、ラッチ回路の安定度
を増すため、T、 f>NチャンネルD(デプリーシ曹
ン)−MOSFETが挿入されてイル。コf> D −
M OS F E T K −1−’) ’111 k
(−voD)投入時、a点は必ず電源と同時に立下り
、又す点はMO8FETT4のVthまで11L#が立
下がらないと、”ON’Lないため安定状態ではb点が
VDD m a点がOvとなる。しかし本回路ではa点
とVDI)との間にD−MOSFETを使用している1
こめ、次に何等かの形でa点VDD * b点0V(R
ESET)状態になった時、P−MO8FETT。 が”ON”となりT、とT、による直流バスが生じて消
費電流大となる。それに対して第45図のような本発明
の状態設定回路では上記したように状態設定が確実にで
きると共に消費電流が極めて小さくてすむので有効な状
態設定回路を提供することができる。 次に本発明に係る電圧レギユレータ及びその応用例を説
明する。 −−、fi −、−、−、、=、、 −、、*。 第47図は本発明による電圧レギュレータであり、第4
8図はその特性図である。 第47図の比較を電圧レギュレータは公知のそれと類似
の構成となっているが、1M、圧比較l5CPがプラス
・マイナス両入力端子からみて電圧レベルで非対称にな
りているところが通常の電圧比較器と異なっている。つ
まり、この電圧比較器はプラス・マイナス両入力の電圧
レベルが等しいときにはバランスせず、マイナス側の方
に所定の高い入力電圧(絶対値で)が印加されたときバ
ランスする。言い換えればこの電圧比較器はプラス・マ
イナスの入力レベルがバランス点に対し【オフセットを
持つ【いる。 このような電圧レギュレータによれば、入力電圧VIn
が高い場合出力電圧V。utは基準電圧Vrefに依存
し’ Vout −VMn lの差が大きくとられるが
、入力電圧■1nが低い場合は■。1は専らVi。に依
在し、l VMn −V ou t ’ の差は小さく
される。両者の習化点Pは、入力電圧vinに関して言
えば、vtn幽v、の点に設定される(Vtはレギュレ
ータ負荷/の最低動作電圧である)。 このように構成された電圧レギュレータによれば、負荷
Zは、入力電圧vMnが高いときは、最低動作電圧■、
よりも高いが入力電圧v+nよりも低い出力電圧V。u
tで動作されるので、動作が保糺されつつその消費電力
が低減される。また入力電圧vinが低いときは、負荷
lは入力電圧vAnとほば同じかそれより若干小さい出
力電圧V。ulで動作させられるので、負荷/の入力電
圧vKnに対する最低動作電圧■1が保証され、高い入
力電圧Vi。 に対しては負荷/に合った電圧に出力電圧V。utを低
減しているので、この電圧レギュレータは負荷Zに対し
【低消費電力及び広範囲な入力電圧■inの幅を持たせ
ることができる、 このような効果を、オフセットを持たない電圧比較器レ
ギュレータに対比させて、第48図のグラフを用いて詳
述する。 同図におい″C横軸は入力電圧Vin&M軸は出力vo
utおよび基準電圧■refを示している。曲線aはV
Unに等しいV。utを示しており、官い換えれば、1
1icIJ:、レギュレータを用いないで、入力電圧V
inで直接貴行/を動作させた場合の仮想曲線を示して
いる。 曲線Cは一般の基準電圧■refrを示しており、通常
基準電圧発生回路V、efGENFETのしきい値電圧
Vth、電流増幅係数13相互コンダクタンスgm−*
はPN接合の順方向、逆方向電圧降下vr、■2、双極
トランジスタの電流増幅率hfeを利用しているため、
V、e(GENの出力可、圧”refはその1ilc源
電圧Vinに依存する(Vre[−f (Vio) 3
゜電圧比較回路CPの基準電圧としてこのような基準電
圧■ref+を使用し、また前述したようなオフセット
を比較回路CPK持たせなかった場合、出力電圧■。u
tは基準電圧■ref*に等しくなり曲−〇に一致する
そして、基準電圧■reftは入力電圧vAnより高
くなることはないので、出力電圧Voutはどの範囲に
おいても入力電圧V1nよりも低くなる。その結果、出
力電圧■。utが負荷/の#低動作電圧V、に等しくな
るとき(点R)の入力電圧VBnk!Vt (Vy >
Vt ) トfLk。従ッ又。 負荷/かもみた入力電圧vinの可能使用範囲はl V
y −Vl lに相当する電圧分だけ%損失が生ずるこ
とになる。 この損失を小さくするために、第47図の電圧レギュレ
ータでは、マイナス入力がプラス入力よりもオフセット
電圧ΔVo ((7tt+ <なったとき平衡するよう
比較器CPを構成する。 また基準電圧としては、仮想の基準電圧■ref+より
も小さく類似特性をもつ:M準電圧Vreft (曲線
d)を用い、目標通常入力電圧■、における実質的な比
較電圧(■ref2+Δ■off)が仮想の基珈電圧V
reflに等しくなるよう、つまり目標動作点Sに一致
するようvref2とΔ■。ff の値を設定している
。 このような構成によれば、*圧比較器CPは。 vout ”” re(z+Δ■offの条件で平衡し
、この平衡条件を満足する入力電圧V1nは、■in全
V。utなので、■in≧■refs+Δ■。ffのと
きだけとなる。 入力電圧vinが(■ref2+Δvoff)より小さ
い場合、出力電圧■inもそれより小さくなるので比較
器CPは出力電圧V。utを高くしよ5と働くが。 この帰還制御は出力電圧V。utを入力電圧VinK婢
しくしたところで制限されてしま5 (vout 6v
ffinのため)。 従って出力電圧■outは■i””reft+Δvof
fを変曲点(P)として、入力電圧vInが変曲点Pよ
りも高いときはvrefl+Δvoff K低減(制限
)され(曲縁b* )、vinがそれより低いときはは
ば入力電圧V&n(曲縁a! )K#L<される。 そして、この変曲点Pが入力電圧Vin関して(横軸で
)I&低動作電圧Vt(点Q)と同じかまたは高ければ
前述した損失を避けることができる。 これは1曲@bがΔ■。ff Kよりて曲11gと交差
点を持つからであり1曲idのように曲fiaと交点を
持たない場合にはこのような効果は得られない。 なお、第47図のFETはソース・フォロワーとして働
くもののデプレッシ冒ン・モードNチャンネルFETで
あるので、■。ut ” Vinな可能とし、そのしき
い値電圧Vthの損失がない。従り【、これは入力電圧
vinが小さい場合に有効である。 しかしながら、このことはエンハンス・メントモードの
ソース・2tロワFETの使用を否定するものでなく、
入力電圧が太きく Vth損失が重大な問題でなく【、
デプレッシ冒ン・モードFET製造プロセスを採用する
ことが内離な場合極めて有効である。この場合、低い方
の出力電圧■。1(変化点Pより下)を決める曲h a
t (V。ut−vtn)はVthだけ下方の方ヘシ
フトする(■。ut−vin−vth )だけであり、
出力電圧■。ut に上述したような効果を持たせるこ
とが可能なことに変わりはない。 また、図中NチャンネルFETをPチャンネルFETK
代えることもでき、この場合PチャンネルFETはソー
ス接地として働くので、上述したvth1iF′)損失
ハナイ。 制御用のFETとしてソース接地、ソースフォロワのい
ずれを採用するかに本質的な差異はないが、ソース接地
にした場合はデプレッション・モードF E Tにする
ようなしきい値電圧Vth損失に対する特別な配慮は必
要でない。また、ソース・フォロワにした場合は、電圧
比ty<の動作を側期的にサンプリングする必要がある
とき(例えば比較器CPを低油U電力化のためにクロッ
ク・ドライブするとき)、このFETはポルチージ・フ
ォロワとして働くので便利である。つまりこのFETの
相互コンダクタンスgmが十分高ければ、出力電圧はゲ
ート電圧により一義的に決まるからである。 また制御用トランジスタとしてバイポーラ・トランジス
タを使用することも可能である。 オフセラ)V。ffは入力電圧■inの関数になること
が必ずしも否定されることではないが、変曲点Pを設定
する上ではVinに対して一冗であることが望ましい。 また基準電圧■ref意 として、負荷/と同様な変動
要素を持つ基単電圧を使用すれは、負荷/の特性に応じ
た出力電圧■。uiを得ることができるのでこれまた便
利である。その場合■refgを負荷/を動作させる最
低の電圧の電圧に設定しておけば、Δvoffを一定の
マージン手段として利用することができる。 オフセットΔvoffを持たせる構成およびその応用回
路については後述するが、ここで出力電圧■outに変
曲点を持たせる他の方法を第49図の回路図と@50閣
のグラフを用いて説明する。 以下の説明および第50図のグラフでは電圧値は全【絶
対値にする。 第49図においてQIosはNチャンネル・デプレッシ
ョン・モードFETかうなる制御用トランジスタである
o Q+o+とQIotおよびQ11+4 s QIo
sはカレント・ミラー回路を構成しており、Q、。、の
゛ドレイン電流とはば等しいドレイン電流がダイオード
接地されたF E T Q104とQr osに流れる
。ダイオード接続されたPチャンネルFETQI04、
NチャンネルF E T QIosのソース・ドレイン
間電圧降下VOaは、高インピーダンス負荷Q102、
QIosによってほぼそれぞれのしきい値電圧Vthp
、■thnとなる。 従って、比較器CPのプラス・マイナス両入力端子にそ
れぞれ−Vthp、(Vin −■thn )の電圧が
加わる(tB50図曲線d%b)。 比較器CPはオフセットを持たず、従っ【両入力が等し
いときバランスする。従って、その平衡条件It (V
□ut −Vthn )−■thn、すなわちv。ut
””’thp+■thnである。Vin会■。utの条
件より。 出力電圧V。utハ、vinl!Thvthp+■th
nノトキ(VH,p+Vthn) K制限サレ、vin
妊vthp”VthnのときほぼVffinに等しくな
る。従って、負萄zか0MO8で構成されている場合、
その動作下限電圧は通常(Vth、+Vthn) Kな
るので出方電圧voutはそれを補償することができる
。 なお、MOSダイオード回路により【取り出されるしき
い値電圧は本来のしきい値電圧に近いが等しい訳でな(
、そのドレイン電流に追従する。 平衡点の出力電圧V。utは勿一本来の(vthD+v
thn) よりも大きめにした方が良く、そのためには
各MOSダイオードQ104. Ql11!Iに流れる
電流を小さくするよ5 F E T Qzosの相互コ
ンダクタンスを小さくしておけば良い。 また、MOSダイオードによりて取り出す近似のしきい
値電圧はドレイン電流が流れることか前提となるので、
六方電圧vinが低くなっても、両方のダイオードに電
流が流れるよう回路を構成しなければならない。 次に第49図の電圧レギュレータを電子時計忙応用した
例を第51図を用いて説明する。 第51図において、OSCは水晶発振器、wsは正弦波
発振出力をく形波に変換する波形成形回路、FDは分周
回路、TMは分局出方から所定の周期、幅を持つパルス
を作るタイミング・パルス発生回路、LFは低いレベル
の信号を高いレベルの信号に変換するレベルシフト回路
、BCは電池寿命検出器、VCは電圧比較器、VRはそ
れを使用した電圧レギュレータ、Hはホールド回路、D
Tは発振状Nl4I/*出器、LMは秒針を駆動するス
テップ・モータの励磁;イルである。 検出器DTは、OSCが発振したことを分周器FD、タ
イミング回路TMを通して恢出し1発振した場合電圧レ
ギュレータVRを働かせて、発揚器OSCおよびWS、
FD、TM等の動作電源電圧を1,5vから落とす。 W池Eを入れた瞬間、インバータl、の入カッ−)”ハ
放iK抵抗RI04 K ヨv テ接地電位(MW”0
”)になっているのでNチャンネル・FETQto+
t’ON状態にし、レギュレータの出力を電池電圧の1
.5VKjる。コノときQtosも0NtCctt、F
ETQtotのゲート・ノードを充電してわく。これは
次にF E T Q、。、がOFFにスイッチングした
瞬間、レギュレータ出力が落ち込むことがないよう、レ
ギュレータの負帰還ループを予め能動的にしておくため
である。 発振器が動作し始めたとき、他の論理回路は既に動作状
態に入っているため、タイミング回路TMから検出器D
TにパルスφBが供給される。排他的論理和回路EX、
はこのパルスφ8が出タコとを検出するもので、一方の
入力には他方に対してインバータL−Is、a分回路C
l0I 、1(161Kよって遅延されたパルスφBが
印加される。従って、パルスφ8が出ると、ゲートEX
、の出力には遅延時間に相当する幅のパルスが生じる。 このパルスはF E T Qus 、インバータ16、
コンデンサchatから成る斃流回路で積分され、φB
が出始めてからしばら(経つとNチャンネル、FETQ
yo+、Q、。、をOFFにする。これKよって、レギ
ュレータVRは自身の制御ループのみによって、所定の
出力電圧(1,5v未満)を発生し、低消費電力に寄与
する。 以下、このレギュレータ、特に電圧比較器■cの動作を
説明する。この比較器VCは第47図の原理図と第48
図の特性図で説明した比V器CPと同様な動作をするの
で簡単な説明にとどめておく。 PチャンネルMO8FETQt。8、Q、。、はオフセ
ット電圧V。fft’得るために、Q、。、のゲートは
第5図のQ+、第6図のようなPmにされ、Q!。。 のゲートは菓5図のQ2%第7図のようなN型にされる
。従って、Q、。、のしきい値電圧VthはQ、。6
より約0.55V高(なり、これが前述した第2七ツト
電圧■。ff となる。NチャンネルFETQ2゜8
とPチャンネルFETQ、。、は共にダイオード接続さ
れているので、比較器vcのプラス入力であるQ*oy
のゲートには両Vthの和(Vthい+■thn)が
印加され、これが第48図および第50図の曲#dK示
した■ref2の電圧となる。 従って、a圧しギエレータVRの出力電圧V。u’tは
■。ut−vthp+■thn+Δvoff(Vin会
■、hX)+■thn+ΔVo f fの場合)となる
。大刀電圧vAnが低いときは前述と同様■。ut=V
inとなる。 この比較器は低消費電力化のためにタイミング信号φ、
によって動作時間が制限されている。勿論基単電圧Vr
ef!を得る回路もそうであり、そのため基準電圧Vr
eftの電圧をホールドするようコンデンサCI。4か
又Q、。、のゲート電圧をホールドするようにコンデン
サc tow がゲート容量等の寄生容量とは別個に追
加されている。コンデンサ010m は帰還ループに幾
つかのFETが縦続接続されたことによりて位相回りが
住じ、それに起因する発振を防止するためのものである
。 バッテリ・チェッカーBCは第44図とほば同様な構成
とな−)又いるのでその説明は省略する。 なお、ICのal力段テjlilLf)Jji :f
4 /’ ノ駆IAJ器I H。 工、は、駆動能力を大きくするため1.5vの電池を直
接電源にしている。 第52図は本発明による電圧レギュレータVRとバッテ
リ・チェッカーBeをディジタル表示電子時計に応用し
た例を示している。 同図において、OSC%WS、FDは第51図の例と同
様、1.5■より低い調整電圧を電源とし、またデフレ
ーダDC時刻修正回路TCのようなIC内部の論理回路
も低い電圧を電源としている。 DBは1.5■の電圧を3.Ovに昇圧する信電圧回路
であり、この電圧は液晶表示装置DPの駆動電圧として
使用される(駆動船は省略しである)、/Sはレベルシ
フト回路であり、電源電圧の高い回路へ低い信号レベル
を直流的に冒りyR換して供給する。 このように、低い動作電圧で動作するIC内部の通常の
論理回路は低い動作電沖で、ICの入出力インターフェ
ースにおける高い動作電圧を必要とする表示駆動器等は
酔い動作電源を使用jると、低消費電力化や使用電源範
囲の拡張11有効である。
【図面の簡単な説明】
館1図は(3aAs、 S iおよびGe半導体のエネ
ルギー・ギヤ・ノブE、とその温度依存性を示す図であ
る。ItES2図は半導体のバンド構造と7工ルミ準位
E (’に示Yrm ’t’、%す、Iff aS4(
41、(b))t、 N警手導体の、同図(c) 、
(d)はP型中導体の夫々バンド構造とフェルミ準位を
示す図である。鎖3図はN型及びP型Siのフェルミ準
位の、不純物濃度をパラメータにした温度特性を示す図
である。第4E(a)。 lb)および(clはそれぞれGe、SiおよびGa
A s半導体と各種のドナーおよびアクセグタ不純物が
持つエネルギー準位の分布を示す図である。 185図はN型およびPV、牛4体のフェルミ準位の差
(Efn”−Efp)を取り出すために使用され得るP
+ゲグーgよびN+ゲグーMO8FETの断面構造を概
略的に示し、左申分がPチャンネルFET、右手分がN
チャンネルFETを示している。 第6図(a) 、 (b)は夫kp+グートPチャンネ
kM。 5FETの平面図と断面図を、第7FA(綽b)は71
ゲ一トPチヤンネルMO8FETの平面1図と断面図を
、第8図(a) 、 (b)はN+ゲグーPチ’r7ネ
ルMO8FETの平面図と断面図を、第9 %(a)
、 (b)はN+ゲグーNチャンネルMO8FETの平
面図と断面図を、第10図(a) 、 (b)はlゲー
トNチャンネルMO8FETの平面図と断tii図を、
lm11図(a)。 (b)はP+ゲグーNチャンネルMO8FETの平面図
と断面図を示し【いる。 @12図(a)〜(d)、第13図(a)〜(d)、第
14図(a)〜(d)及び第15図(a)〜(dlは、
それぞれコンプリメンタリMO8を一緒に製造する場合
の主要工程における断面図である。 第16T714(a) 、 (b)はそれぞれP1型牛
導体−絶縁物−N微生導体構造のエネルギー状態と電荷
の状態を示し、同図(c) 、 (d)はそれぞれN+
型半導体−絶縁物−NIJ1半導体構造のエネルギー状
態と電荷の状態を示す図である。 第17図(a)ないしくe)はNチーy7ネルMO8F
ETの各製造工程における断面図である。 第18図(a) 、 (b)は夫々外なるしきい値電圧
Vthを持つ2つのFETのVthの差を取り出すため
のM OSダイオード回路の咎性図とその回路を示す図
である。 第19図及び第20図は夫々Vthの差を利用した基準
電圧発生回路の一例を示し、第21図(a)は更に他の
基準電圧発生回路の一例を示し、同図(blは七のタイ
ミング信号波形を示−1−、第22図乃至第27v4は
更に他の実施例にもとすく基準電圧発生回路を示す。 第28図は半導体メモリのブロック図を示し、第29図
は第28図の基板バイアス発生回路の詳細な回路図を示
す。第30図、第31図、第321、第33v4はそれ
ぞれコンパレータ回路、メモリセル回路、アドレスバッ
ファ回路、差動アンプの回路図を示す。第34図は論理
回路の回路図を示す。 第35図〜第37図は基線電圧発生回路を電圧検出回路
に応用した例を、第38図〜第40図は電圧レギユレー
タに応用した例を、第41図〜第43図は定電流回路に
応用した飼を、@44図は電子式腕時計用バッテリ・チ
ェッカーに応用した例を示している。 第45図及び第46図は夫々本発明及び従来の状態設定
回路の例を説明するための回路図である。 第47図は本発明による電圧レギュレータの一例を説明
するための回路図であり、第48図はその動作を説明す
るための電気的特性図である。 第49図は本発明による電圧レギュレータの他の例を説
明するための回路図であり、第50図はその動作を説明
するだめの電気的特性図である。 第51図は本発明を電子時計に応用した例を説明するた
めの回路図であり、第52図はディジタル表示電子時計
に応用した例を説明するための回路システム図である。 T・・・MO8FET%R・・・抵抗、C・・・コンデ
ンサ、Xtal・・・水晶振動子、O8C・・・水晶発
振回路、WS・・・正弦波−く形波変換波形成形回路、
FD・・・2進力ウンタ多段接続分周回路、TM・・・
タイミング回路、CM・・・秒針駆動用ステップモータ
の励磁コイ#、BF・・・CMの駆動用バッフブー、N
A・・・NANDゲート、IC・・・モノリシックSi
半導体集積回路チップ、φ・・・クロックパルス、Hg
・・・半導体のエネルギー・ギャップ、Ev・・・価電
子帯の最上限準位、PJC・・・伝導帯の最下限準位、
Ei・・・真性半導体のフェルミ準位、 Efn+ E
fp・・・N型、Pv半導体のフェルミ準位、Ed、E
a・・・ドナー、アクセプタ準位。 第 1 図 第 3 図 第 4 図 (a−) 177’−Cjt ム+ t’tM算−””−fa %
(JLj cw第 18 図 第1914 第2oaa 第214 (b) ■;;;→千竿戸さ尖兵ま二手 第22図 第24図 第25図 第26図 第27図 第28vA 第29図 第30図 第31図 第32図 に 第33図 第37図 第34図 第35図 第36図 第38図 第39図 第40図 第 41 図 第42図 第43図 第 46 図 第45図 第47図 第48図 一 第52図 手続補正書(方式) 発明の名称 電圧レギュレータ 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 CS+O+株式会>1 日 立 製 作 所代
理 人 補正の対象t、Aよt’(7)B m (’)−fx
m t!l]tnヮ補正の内容 別紙の通り ゲート電極としたMOS)ランシスタをiゲートMO8
と言うこととする。同図において左半分はP+、iおよ
びN+ゲグーPチャンネルMosトランジスタであり、
右半分はN+、iおよびP+ゲグーNチャンネルMO8
)ランシスタである。 第5図のM OS F E T’ (Q+ )〜(Q8
)、(Q4)〜(Q@)の相互のしきい値電圧の差は下
表のようになる。 表 第6図(a) 、 (b)ないし第11図(a) 、
(b)は、実際に回路構造上使用される平面パターンと
平面パターンのA−A部断面とを、P+ゲート、iゲー
ト。
ルギー・ギヤ・ノブE、とその温度依存性を示す図であ
る。ItES2図は半導体のバンド構造と7工ルミ準位
E (’に示Yrm ’t’、%す、Iff aS4(
41、(b))t、 N警手導体の、同図(c) 、
(d)はP型中導体の夫々バンド構造とフェルミ準位を
示す図である。鎖3図はN型及びP型Siのフェルミ準
位の、不純物濃度をパラメータにした温度特性を示す図
である。第4E(a)。 lb)および(clはそれぞれGe、SiおよびGa
A s半導体と各種のドナーおよびアクセグタ不純物が
持つエネルギー準位の分布を示す図である。 185図はN型およびPV、牛4体のフェルミ準位の差
(Efn”−Efp)を取り出すために使用され得るP
+ゲグーgよびN+ゲグーMO8FETの断面構造を概
略的に示し、左申分がPチャンネルFET、右手分がN
チャンネルFETを示している。 第6図(a) 、 (b)は夫kp+グートPチャンネ
kM。 5FETの平面図と断面図を、第7FA(綽b)は71
ゲ一トPチヤンネルMO8FETの平面1図と断面図を
、第8図(a) 、 (b)はN+ゲグーPチ’r7ネ
ルMO8FETの平面図と断面図を、第9 %(a)
、 (b)はN+ゲグーNチャンネルMO8FETの平
面図と断面図を、第10図(a) 、 (b)はlゲー
トNチャンネルMO8FETの平面図と断tii図を、
lm11図(a)。 (b)はP+ゲグーNチャンネルMO8FETの平面図
と断面図を示し【いる。 @12図(a)〜(d)、第13図(a)〜(d)、第
14図(a)〜(d)及び第15図(a)〜(dlは、
それぞれコンプリメンタリMO8を一緒に製造する場合
の主要工程における断面図である。 第16T714(a) 、 (b)はそれぞれP1型牛
導体−絶縁物−N微生導体構造のエネルギー状態と電荷
の状態を示し、同図(c) 、 (d)はそれぞれN+
型半導体−絶縁物−NIJ1半導体構造のエネルギー状
態と電荷の状態を示す図である。 第17図(a)ないしくe)はNチーy7ネルMO8F
ETの各製造工程における断面図である。 第18図(a) 、 (b)は夫々外なるしきい値電圧
Vthを持つ2つのFETのVthの差を取り出すため
のM OSダイオード回路の咎性図とその回路を示す図
である。 第19図及び第20図は夫々Vthの差を利用した基準
電圧発生回路の一例を示し、第21図(a)は更に他の
基準電圧発生回路の一例を示し、同図(blは七のタイ
ミング信号波形を示−1−、第22図乃至第27v4は
更に他の実施例にもとすく基準電圧発生回路を示す。 第28図は半導体メモリのブロック図を示し、第29図
は第28図の基板バイアス発生回路の詳細な回路図を示
す。第30図、第31図、第321、第33v4はそれ
ぞれコンパレータ回路、メモリセル回路、アドレスバッ
ファ回路、差動アンプの回路図を示す。第34図は論理
回路の回路図を示す。 第35図〜第37図は基線電圧発生回路を電圧検出回路
に応用した例を、第38図〜第40図は電圧レギユレー
タに応用した例を、第41図〜第43図は定電流回路に
応用した飼を、@44図は電子式腕時計用バッテリ・チ
ェッカーに応用した例を示している。 第45図及び第46図は夫々本発明及び従来の状態設定
回路の例を説明するための回路図である。 第47図は本発明による電圧レギュレータの一例を説明
するための回路図であり、第48図はその動作を説明す
るための電気的特性図である。 第49図は本発明による電圧レギュレータの他の例を説
明するための回路図であり、第50図はその動作を説明
するだめの電気的特性図である。 第51図は本発明を電子時計に応用した例を説明するた
めの回路図であり、第52図はディジタル表示電子時計
に応用した例を説明するための回路システム図である。 T・・・MO8FET%R・・・抵抗、C・・・コンデ
ンサ、Xtal・・・水晶振動子、O8C・・・水晶発
振回路、WS・・・正弦波−く形波変換波形成形回路、
FD・・・2進力ウンタ多段接続分周回路、TM・・・
タイミング回路、CM・・・秒針駆動用ステップモータ
の励磁コイ#、BF・・・CMの駆動用バッフブー、N
A・・・NANDゲート、IC・・・モノリシックSi
半導体集積回路チップ、φ・・・クロックパルス、Hg
・・・半導体のエネルギー・ギャップ、Ev・・・価電
子帯の最上限準位、PJC・・・伝導帯の最下限準位、
Ei・・・真性半導体のフェルミ準位、 Efn+ E
fp・・・N型、Pv半導体のフェルミ準位、Ed、E
a・・・ドナー、アクセプタ準位。 第 1 図 第 3 図 第 4 図 (a−) 177’−Cjt ム+ t’tM算−””−fa %
(JLj cw第 18 図 第1914 第2oaa 第214 (b) ■;;;→千竿戸さ尖兵ま二手 第22図 第24図 第25図 第26図 第27図 第28vA 第29図 第30図 第31図 第32図 に 第33図 第37図 第34図 第35図 第36図 第38図 第39図 第40図 第 41 図 第42図 第43図 第 46 図 第45図 第47図 第48図 一 第52図 手続補正書(方式) 発明の名称 電圧レギュレータ 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 CS+O+株式会>1 日 立 製 作 所代
理 人 補正の対象t、Aよt’(7)B m (’)−fx
m t!l]tnヮ補正の内容 別紙の通り ゲート電極としたMOS)ランシスタをiゲートMO8
と言うこととする。同図において左半分はP+、iおよ
びN+ゲグーPチャンネルMosトランジスタであり、
右半分はN+、iおよびP+ゲグーNチャンネルMO8
)ランシスタである。 第5図のM OS F E T’ (Q+ )〜(Q8
)、(Q4)〜(Q@)の相互のしきい値電圧の差は下
表のようになる。 表 第6図(a) 、 (b)ないし第11図(a) 、
(b)は、実際に回路構造上使用される平面パターンと
平面パターンのA−A部断面とを、P+ゲート、iゲー
ト。
Claims (1)
- 入力電極と第1と第2の出力電極を有する制御用素子と
、反転および非反転入力と出力とを有する電圧比較器と
、ドレインとゲートが直流結合された第1導電型の第1
IGFETと、ドレインとゲートが直流結合された第2
導電型の第2IGFETとを含み、上記制御用素子の第
1の出力電極に非安定化電源が結合され、上記制御用素
子の第2の出力電極が上記第1IGFETを介して上記
電圧比較器の反転入力に結合され、上記第2IGFET
が上記電圧比較器の非反転入力に結合され、上記電圧比
較器の出力が、上記制御用素子の入力電極に結合される
ことにより、上記第1.第2IGFETのしきい値電圧
の和に基づいた安定化出力電圧を上記制御用素子の第2
の出力電極より得ることを特徴とする電圧レギュレータ
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22217284A JPS60243717A (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 | 電圧レギユレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22217284A JPS60243717A (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 | 電圧レギユレ−タ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11172478A Division JPS5539412A (en) | 1978-03-08 | 1978-09-13 | Insulating gate field effect transistor integrated circuit and its manufacture |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60243717A true JPS60243717A (ja) | 1985-12-03 |
Family
ID=16778300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22217284A Pending JPS60243717A (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 | 電圧レギユレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60243717A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0655669A1 (en) * | 1993-11-30 | 1995-05-31 | STMicroelectronics S.r.l. | Stable reference voltage generator circuit |
JP2007128395A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Ricoh Co Ltd | ハーフバンドギャップリファレンス回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2708021A1 (de) * | 1977-02-24 | 1978-08-31 | Eurosil Gmbh | Schaltungsanordnung in integrierter cmos-technik zur regelung der speisespannung fuer integrierte schaltungen |
-
1984
- 1984-10-24 JP JP22217284A patent/JPS60243717A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2708021A1 (de) * | 1977-02-24 | 1978-08-31 | Eurosil Gmbh | Schaltungsanordnung in integrierter cmos-technik zur regelung der speisespannung fuer integrierte schaltungen |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0655669A1 (en) * | 1993-11-30 | 1995-05-31 | STMicroelectronics S.r.l. | Stable reference voltage generator circuit |
JPH07235642A (ja) * | 1993-11-30 | 1995-09-05 | Sgs Thomson Microelettronica Spa | 基準電位発生回路 |
JP2007128395A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Ricoh Co Ltd | ハーフバンドギャップリファレンス回路 |
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