JPS60243008A - 発毛養毛剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシクロスポリンＡ（以下ｒＣｙＡＪという）を
有効成分として含有することを特徴とする局所用発毛養
毛剤に関するものである。

従来より発毛養毛剤については９種々の薬剤が市販され
ており、一般的にホルモン剤、ビタミン剤、アミノ酸類
、皮フ刺激剤、副文感神経刺激剤等を有効とするもので
あるが、所期の目的を奏するものは、殆んど見受けられ
ない。

ＣｙＡはシリンドロカーボン・ルジダム・ツー／Ｃ（Ｃ
ｙｌｉｎｄｒｏｃａｒｐｏｎ　Ｉｕｃｉｄｕｍ　Ｂｏｏ
ｔｈ　）又はトリコデルマ　ボリスボラム（リンク・エ
クス・ペルス）リファイ（Ｔｒｉｃｈｏｄｅｒｍａ　ｐ
ｏｌｙｓｐｏｒｕｍ（Ｌｉｎｋ　ｅｘ　ｐｅｒｓ、　）
Ｒｉｆａｉ）のかび種菌様の培養により産生される物質
であり９分子式Ｃ６２Ｈ１，ｌＮ１１Ｏ，２の非極性環
状オリゴペブテッドであり、免疫抑制剤として公知の医
薬品である。（Ｍｅｒｃｋ　Ｉｎｄｅｘ第１０版４２７
４８．）。

本発明者等は、従来の治療法では眼および全身症状の発
作をくり返している難治性ベーチェット病患者に対する
ＣｙＡの有効性の検討を行った過程でＣｙＡを６■／Ｋ
ｆ／日　の割合で長期（約８週間）経口投与した患者の
体毛が濃くなる傾向を認めた。〔臨床眼科第３８巻・４
号第３９３〜３９７頁（１９８４年）。〕 本発明者は、ｃｙＡの体毛を濃くする効果に着目し、従
来の経口投与による全身的投与では。

脱毛患者にとって多量の異物を体内に投与することにな
るため、不必要な薬理作用の影響を被は且つ不必要な部
位にまで発毛を促す欠点があるため、ｃｙＡの局所用剤
としての作用について詳細な研究を行い９本発明の発毛
養毛剤を完成した。

本発明の発毛養毛剤は、−ＣｙＡを通常０．０５〜１重
量％の濃度で含む軟膏、クリーム、ヘヤトニック、油剤
等の製剤として、脱毛又は薄毛等の患部に１日当り１〜
３回の割合で継続的に塗布又は振りかけて使用すること
により１発毛の促進効果及び養毛促進効果を奏するもの
である。

次に製剤の処方例を実施例として示す。

なお、以下の実施例は代表例として示したものであり、
これらのみによって本発明を限定するものではなく、使
用感を良くするために、香料、清涼剤等、好みに応じて
適宜配合することが出来るものである。

実施例１．（軟　膏） Ｃ）’Ａ　Ｏ，１（重量部） イソプロピルミリステート　１０．０ セタノール　２．０ パラフィンロウ　６．０〃 マイクロクリスタリンロク　１０．０ 乳化剤　１１．０ 蒸留水　６０．９ 実施例２　（ヘヤクリーム） Ｃ）’Ａ　Ｏ，１（重量部） ワセリン　７．０ 密　ロ　ウ　８．０ クリストール　３７．０ 乳化剤　５，５ 蒸留水　４２．４ 実施例３　（ヘヤトニック） ＣｙＡ　Ｏ，１（重量部） メントール　０．２ ９５チエタノール　６０．０ 蒸留水　３９．７ 実施例４．（油　剤） ＣｙＡ　Ｏ，１（重量部） オ９−プ油　９９．９ 次に本発明の発毛養毛剤の効果を説明するため試験例を
示す。

試験例 （１）試験方法 供試薬剤　実施例４の油剤 被　検　者　円形脱毛症患者　６名 （男　３名、　女　３名） ０．３〜０．６　ｒ／ｃｒＡ）塗布を継続し。

４ケ月後の治療効果を観察 する。

（２）試験結果 本試験の結果は第１表に示す。

第１表 特許出願人　わかもと製薬株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シクロスポリンＡを有効成分として含有することを特徴
   とする局所用発毛養毛剤。