JPS6024268B2 - 壁体構成用軽量形鋼 - Google Patents
壁体構成用軽量形鋼Info
- Publication number
- JPS6024268B2 JPS6024268B2 JP1696080A JP1696080A JPS6024268B2 JP S6024268 B2 JPS6024268 B2 JP S6024268B2 JP 1696080 A JP1696080 A JP 1696080A JP 1696080 A JP1696080 A JP 1696080A JP S6024268 B2 JPS6024268 B2 JP S6024268B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cut
- wall
- base
- raised
- section steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は柱、間柱用の軽量形鋼に関する。
近年、壁体構成用の柱、間柱には軽量形鋼が多く使用さ
れている。軽量形鋼は強度性並びに耐久性に優れている
が高熱に弱い。ところで、壁体の間柱と壁下地とは互い
に密着しているため間柱と壁下地間の熱伝導率が高い。
このため、間柱に軽量形鋼が使用されている壁体は仕上
げが不燃材で構成されていても火災時に高温にさらされ
ると間柱が熱によって変形し、だめになってしまう。こ
の発明は火災時等の高温に充分耐え、かつ優れた遮音効
果が期待できる壁体を構成するために開発されたもので
、間柱用の軽量形鋼側壁に上下方向に隣り合って傾斜起
立し、側壁に上下方向に隣り合って傾斜起立し、かつ一
方の切り起し片はその先端部に下地固定用爪が形成され
他方の切起し片の切欠部により保持されて山形状に構成
された対の切り起し片によって構成された下地支持用突
起によって壁下地を間隔をおいて支持することにより間
柱と壁下地間の熱伝導を最小限に抑え、高温による間柱
の変形を防止したものである。
れている。軽量形鋼は強度性並びに耐久性に優れている
が高熱に弱い。ところで、壁体の間柱と壁下地とは互い
に密着しているため間柱と壁下地間の熱伝導率が高い。
このため、間柱に軽量形鋼が使用されている壁体は仕上
げが不燃材で構成されていても火災時に高温にさらされ
ると間柱が熱によって変形し、だめになってしまう。こ
の発明は火災時等の高温に充分耐え、かつ優れた遮音効
果が期待できる壁体を構成するために開発されたもので
、間柱用の軽量形鋼側壁に上下方向に隣り合って傾斜起
立し、側壁に上下方向に隣り合って傾斜起立し、かつ一
方の切り起し片はその先端部に下地固定用爪が形成され
他方の切起し片の切欠部により保持されて山形状に構成
された対の切り起し片によって構成された下地支持用突
起によって壁下地を間隔をおいて支持することにより間
柱と壁下地間の熱伝導を最小限に抑え、高温による間柱
の変形を防止したものである。
また、下地支持用突起の突出長さ分壁厚を厚くして遮音
効果を高めたものである。以下、この発明を図示する実
施例によって説明する。
効果を高めたものである。以下、この発明を図示する実
施例によって説明する。
壁体構成用軽量形鋼１は断面略リップ溝形状に形成され
ている。
ている。
そして、壁体構成用軽量形鋼１の対向するフランジｌａ
，ｌａには上下方向に隣り合って外方に傾斜起立し、か
つ先端部に下地固定用爪２を形成して互いに添着し保持
するようにした一方の切り起し片となる下部切り起し片
３および他方の切り起し片となる上部切り起し片４が対
となり上下方向に複数個形成されている。下部切り起し
片３はフランジｌａの一部を略Ｖ字状に切り込んで基部
を底辺とする略三角形に形成され、壁体構成用軽量形鋼
１の上下方向に対して任意の角度に起せるようになって
いる。また、下部切り起し片３の先端部は鋭く尖って形
成されている。上部切り起し片４は下部切り起し片３と
同じようにフランジｌａの一部を切り込んで形成され、
壁体構成用軽量形鋼１の上下方向に対して任意の角度に
起せるようになっている。
，ｌａには上下方向に隣り合って外方に傾斜起立し、か
つ先端部に下地固定用爪２を形成して互いに添着し保持
するようにした一方の切り起し片となる下部切り起し片
３および他方の切り起し片となる上部切り起し片４が対
となり上下方向に複数個形成されている。下部切り起し
片３はフランジｌａの一部を略Ｖ字状に切り込んで基部
を底辺とする略三角形に形成され、壁体構成用軽量形鋼
１の上下方向に対して任意の角度に起せるようになって
いる。また、下部切り起し片３の先端部は鋭く尖って形
成されている。上部切り起し片４は下部切り起し片３と
同じようにフランジｌａの一部を切り込んで形成され、
壁体構成用軽量形鋼１の上下方向に対して任意の角度に
起せるようになっている。
また、上部切り起し片４の先端部には鳩尾形またはリッ
プ溝形の切欠部５が形成されている。このように形成さ
れた下部切り起し片３と上部切り起し片４を先端部が突
き当たるように額斜した状態に起し、かつ下部切り起し
片３先端部を上部切り起し片４の切欠部５に突きさし、
上下切り起し片３，４を固定して下地固定用突起６を構
成する。
プ溝形の切欠部５が形成されている。このように形成さ
れた下部切り起し片３と上部切り起し片４を先端部が突
き当たるように額斜した状態に起し、かつ下部切り起し
片３先端部を上部切り起し片４の切欠部５に突きさし、
上下切り起し片３，４を固定して下地固定用突起６を構
成する。
上部切り起し片４の切欠部５から突出した下部切り起し
片３先端部が下地固定用爪２である。
片３先端部が下地固定用爪２である。
第２図は壁体構成用軽量形鋼１を間柱にして構成された
壁体である。下地であるルーフィング７およびラス８は
下地固定用爪２を突きさしながら壁体構成用軽量形鋼１
に張り付けられ、下地固定用爪２を折り曲げて固定され
ている。符号９は塗着モルタルである。この発明は以上
の構成からなり、この発明の壁体構成用軽量形鋼を間柱
にして壁体を構成すれば、壁下地が下地支持用突起を介
して間柱に支持され、間柱と壁下地間の熱伝導率が極め
て小さくなる。
壁体である。下地であるルーフィング７およびラス８は
下地固定用爪２を突きさしながら壁体構成用軽量形鋼１
に張り付けられ、下地固定用爪２を折り曲げて固定され
ている。符号９は塗着モルタルである。この発明は以上
の構成からなり、この発明の壁体構成用軽量形鋼を間柱
にして壁体を構成すれば、壁下地が下地支持用突起を介
して間柱に支持され、間柱と壁下地間の熱伝導率が極め
て小さくなる。
したがって壁体が火災時等に高温にさらされても仕上げ
を不燃材で構成しておけば壁体の耐火時間が大幅に長く
なり、延焼を最小限に抑えることができる。また、下地
支持用突起は傾斜した状態で起立する上下切り起し片に
よって略三角形状に構成されているから、強度的に安定
し、壁下地を確実に支持することができる。また、下地
支持用突起の突出長さ分だけ壁厚が厚くなるため優れた
遮音効果が期待できる。また、比較的細い間柱によって
壁厚の厚い壁体を構成することができ極めて経済的であ
る。また、壁下地は下地固定用爪を折り曲げて固定でき
るから施工が極めて簡単である。また、上下切り起し片
を外方に起こさないで柱、梁その他一般構造材としても
使用することができ利用範囲が極めて広い。また断面形
状がリップ溝形に限らず溝形、山形、Ｈ形、Ｚ形のもの
が考えられる。
を不燃材で構成しておけば壁体の耐火時間が大幅に長く
なり、延焼を最小限に抑えることができる。また、下地
支持用突起は傾斜した状態で起立する上下切り起し片に
よって略三角形状に構成されているから、強度的に安定
し、壁下地を確実に支持することができる。また、下地
支持用突起の突出長さ分だけ壁厚が厚くなるため優れた
遮音効果が期待できる。また、比較的細い間柱によって
壁厚の厚い壁体を構成することができ極めて経済的であ
る。また、壁下地は下地固定用爪を折り曲げて固定でき
るから施工が極めて簡単である。また、上下切り起し片
を外方に起こさないで柱、梁その他一般構造材としても
使用することができ利用範囲が極めて広い。また断面形
状がリップ溝形に限らず溝形、山形、Ｈ形、Ｚ形のもの
が考えられる。
第１図および第２図はこの発明の実施例を示すものであ
り、第１図は壁体構成用間柱の斜視図、第２図は壁体構
成用間柱を間柱にして構成された壁体の一部縦断面図で
ある。 １・・・・・・壁体構成用間柱、ｌａ・・・・・・フラ
ンジ、２・・・・・・下地固定用爪、３・・・・・・下
部切り起し片、４・・・・・・上部切り起し片、５・・
・・・・切欠部、６…・・・下地固定用突起、７・・・
・・・ルーフィング、８・・・・・・ラス、９．．．…
塗着モルタル。 第１図 第２図
り、第１図は壁体構成用間柱の斜視図、第２図は壁体構
成用間柱を間柱にして構成された壁体の一部縦断面図で
ある。 １・・・・・・壁体構成用間柱、ｌａ・・・・・・フラ
ンジ、２・・・・・・下地固定用爪、３・・・・・・下
部切り起し片、４・・・・・・上部切り起し片、５・・
・・・・切欠部、６…・・・下地固定用突起、７・・・
・・・ルーフィング、８・・・・・・ラス、９．．．…
塗着モルタル。 第１図 第２図
Claims (1)
- １ 側壁に上下方向に隣り合つて傾斜起立し、かつ一方
の切り起し片はその先端部に下地固定用爪が形成され、
他方の切起し片の切欠部により保持されて山形状に構成
された対の切り起し片が上下方向に複数個形成されてい
ることを特徴とする壁体構成用軽量形鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1696080A JPS6024268B2 (ja) | 1980-02-14 | 1980-02-14 | 壁体構成用軽量形鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1696080A JPS6024268B2 (ja) | 1980-02-14 | 1980-02-14 | 壁体構成用軽量形鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56115449A JPS56115449A (en) | 1981-09-10 |
| JPS6024268B2 true JPS6024268B2 (ja) | 1985-06-12 |
Family
ID=11930668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1696080A Expired JPS6024268B2 (ja) | 1980-02-14 | 1980-02-14 | 壁体構成用軽量形鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024268B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6322871U (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-15 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7349402B2 (ja) * | 2020-04-16 | 2023-09-22 | 三協立山株式会社 | 支柱装置 |
-
1980
- 1980-02-14 JP JP1696080A patent/JPS6024268B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6322871U (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-15 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56115449A (en) | 1981-09-10 |
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