JPS602416B2 - エアジエツトル−ムにおける緯入れ案内装置 - Google Patents

エアジエツトル−ムにおける緯入れ案内装置

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Publication number
JPS602416B2
JPS602416B2 JP12209380A JP12209380A JPS602416B2 JP S602416 B2 JPS602416 B2 JP S602416B2 JP 12209380 A JP12209380 A JP 12209380A JP 12209380 A JP12209380 A JP 12209380A JP S602416 B2 JPS602416 B2 JP S602416B2
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JP
Japan
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guide
weft
guide device
weft insertion
main nozzle
Prior art date
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Expired
Application number
JP12209380A
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English (en)
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JPS5747949A (en
Inventor
雄介 伊藤
一 鈴木
益文 梅村
金平 三矢
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK filed Critical Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は圧力空気流によって噴射される緯糸を経糸関口
内に緯入れする際に同氏力空気流及び絹糸を経糸関口内
で案内する多数のガイド片を備えたェアジェツトルーム
の縞入れ案内装置に関するものである。
従来、綿糸あるいは混紡糸等(以下単にスパン糸等とい
う)の緯糸を経糸関口内で案内する多数のガイド片は縞
入れ案内装置の軽量化による織機のより高速化を目的と
して合成樹脂等により形成されている。
エアジエツトルームにおいてはこの各樹脂製ガイド片の
緯糸案内関口部に指向したメインノズルから圧力空気流
とともに噴射された緯糸が同絹糸案内関口部内に挿入さ
れることによって縞入れ作用が行なわれる。ところが、
運転中、何らかの原因によって緯糸が正常に縞入れされ
ないで縞入れミスが発生した場合、あるいは蓬糸切断な
どによる経糸ミスが発生した場合などは織機の運転が自
動的に停止されるようになっている。
しかし、エアジヱツトルームのように回転数が400〜
50m団転以上という高速で運転されている場合、前記
のミスが探知されてから約1回転後でなければ織機が停
止されないので、この間に次の縞入れが行なわれてしま
う結果となる。このため、ミスを生じた時点の縞糸の引
き抜きとともに停止までの間に緯入れされた縞糸を引き
抜かなければならない。この場合、ミス後に緯入れされ
た緯糸は停止時に各ガイド片によって形成された緯糸案
内関口都内に存在しているため、この縞糸を作業者がメ
インノズル側から引き抜かなければならない。この効果
、ガイド片、特にメインノズル側に最も近いガイド片が
引き抜き時の綾糸との接触摩擦により摩耗して溝が形成
され、縞入れ時に縞糸がこの溝に引掛って縞入れミスを
発生するという大きな欠点が生じることになる。特に摩
耗が激しい場合はガイド片の1部が折れてしまうという
重大な欠陥を有するものである。一方、前記したように
、メインノズルから圧力空気流の噴射によってガイド片
の緯糸案内関口都内に緯入れされる縞糸は空気との摩擦
抵抗やメインノズルから噴射された圧力空気流の拡散作
用などの影響もあって、緯糸先端が若干折れ曲がったり
、上下左右方向にランダムに振動しながら進行するため
、メインノズルに最も近いガイド片に接触し、同ガイド
片の側面や緯糸案内面は縞糸との間に強い接触摩擦を受
けることになる。
この結果、同ガイド片の1部が大きく摩耗し、緯糸が引
掛ったり、著しいときには破損を生じる大きな要因とな
るものであった。本発明は前記樹脂製ガイド片によって
構成された縞入れ案内装置における利点、即ち筋打ち方
向に揺動している縞入れ案内装置の軽量化によるェアジ
ェットルームのより高速化が可能であるという利点を維
持しながら前記した樹脂製ガイド片による縞入れ案内装
置の欠陥を解消し、縞入れ機能の安定化をはかるもので
ある。
以下、本発明を図示の実施例に基づき詳細に説明する。
第1〜2図は本発明の第1実施例を示すものである。図
示しない駆動源により往復揺動されるスレィスゥオード
に支承されたスレイ1上には緯入れ案内装置2及び筋3
がスベーサ4の介在によりボルトによって固定されてい
る。縞入れ案内装置2はスレィの揺動運動によって経糸
関口内に出入りし、隆糸閉口内に位置するとき、メイン
ノズル5から圧力空気流とともに噴射される緯糸を案内
する。緯入れ案内装置2には補助ノズル6が所定の間隔
毎に組み込まれており、これらから噴射される補助空気
流によって絹糸の飛走速度が維持されるとともに安定し
た縞入れ機能が発揮される。なお、メインノズル5はス
レィ1上に数直される形式のものでも、木枠上に配置さ
れる形式のものでもよい。また補助ノズル6は使用され
ない形式の緯入れ案内装置を使用してもよい。前記緯入
れ案内装置2は多数のガイド片7が所定のピッチで緯入
れ方向に一列に並設されることにより構成される。前記
ガイド片7は断面がほぼ長方形の緯糸案内開□部8及び
同関口部8と外部とを蓮通する緯糸脱出用スリット9が
形成されている。また補助ノズル6に対応する位置のガ
イド片10は同補助ノズル6側が大きく開口されている
。これらのガイド片7及び10‘まブロック11に接着
剤12等により貼着され、また、補助ノズル6はブロッ
ク11内に穿設された圧力空気の分配管13と蓮適する
ように同ブロック11に挿着固定されている。なお分配
管13はネジ14によつて密閉されている。このように
して構成された縞入れ案内装置2において、メインノズ
ル5側に最も近いガイド片7aのメインノズル5側に隣
接して案内部材15が垂段され、その基部を着剤12に
よってブロック11に貼着されている。
この案内部材15は前記ガイド片7とほぼ同一形状に構
成され、総糸案内関口部8及び緯糸脱出用スリット9を
有している。また、案内部材15はアルマイト処理、電
解メッキ、浸炭処理等の表面硬化処理したものや前記ガ
イド片のように樹脂製のものであっても公知の方法で行
なった電解メッキなどにより表面処理したものを用いて
いる。本発明では緯入れ案内装置2を前記のように構成
したため、運転中、メインノズル5から圧力空気流とと
もに噴射された縞糸Yが空気抵抗や圧力空気の拡散等の
影響により、先端が若干折れ曲がったり大きく振動して
第1図のように、案内部材15に強い力で接触しても摩
耗することがなく、また他のガイド片7にも何ら影響す
ることがないので、安定した緯入れ機能を維持すること
ができる。また、緯糸ミス、経糸ミス等が生じで機台が
停止された場合、第2図のように緯糸案内閉口部8内に
残った縞糸Yを矢印方向に引き抜く場合、案内部材15
は緯糸Yとの強い接触摩擦を受けても摩耗することがな
く、他のガイド片7にも影響することがないので、運転
中の鰭入れ機能を阻害する要因の発生を防止することが
できる。しかも、案内部材15以外のガイド片7は全て
合成樹脂により形成することができるので総入れ案内装
置2自体は軽量化することができ、ェアジヱットルーム
の高速化を阻害する要因を作り出すことがない。第3〜
4図は本発明の他の実施例を示すもので、縞入れ案内装
置2において、メインノズル5に最も近い側のガイド片
7aに隣接して案内部材16が垂設され、接着剤12に
よりブロック11に固定されている。
この案内部材16は緯糸案内関口部8の上面8a及び銭
3と反対側内面8bにほぼ一致させた内面のみを有する
形態に形成されている。従がつて、緯入れ時に総糸との
接触が多い上面8aの摩耗を防止し、また機台の停止時
に総糸案内関口部8内に残った緯糸Yを第4図のように
矢印方向に引き抜く際に接触摩擦を受ける内面8bの摩
耗を防止することができ、前記実施例と同機の作用効果
を発揮することができる。第5〜6図はその他の実施例
を示すもので、緯入れ案内装置2において、メイン/ズ
ル5に最も近い側のガイド片7aに隣接して案内部材1
7が蚤設され、その基部を接着剤12によってブロック
11に固定されている。この案内部村17は丸榛によっ
て形成され、その垂直面をガイド片7aの筋と反対側内
面8bにほぼ一致させてある。従がつて、縞糸ミス及び
経糸ミス等によって聯合が停止されたとき、緯糸案内閉
口部8内に残っている総糸Yを第6図のように矢印方向
に引き抜くときの緯糸の接触摩擦を案内部村17で受け
て、ガイド片7aの内面8bの摩耗を防止することがで
きる。なお、前記各実施例において説明したガイド片7
の緯糸案内関口部8は全てほぼ長方形のものを示してい
るが、この緯糸案内関口部8は例えばほぼ円形状などの
他の形状のものにすることも可能であり、この場合、案
内部材15〜17は同閉口部8の形状に応じて適宜の形
態に選択配設することができる。
以上のように、本発明は緯入れ案内装置におけるガイド
片を全て合成樹脂によって構成し、同ガイド片のうちメ
インノズルに最も近い側のガイド片のメインノズル側に
隣綾して少なくとも耐摩耗性表面を有する案内部材を垂
設することによって、緯入れ案内装置の軽量化によるェ
アジェットルームの高速化を維持しながら、緯糸ミスあ
るいは経糸ミス等による機台の停止時に緯糸案内関口部
内に残っている綾糸の引き抜きによるガイド片の損傷を
防止し、運転中における緯入れ機能の安定化をはかるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は第1実施例
を示す斜視図、第2図はスレイの側面図、第3図は第2
実施例を示す斜視図、第4図はスレィの側面図、第6図
は第3実施例を示す斜視図、第6図はスレィの側面図で
ある。 1:スレイ、5:メインノズル、7:ガイド片、7a:
メインノズル側ガイド片、15,16.17:案内部材
、Y:綾糸。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 経糸開口内に出入りする多数のガイド片がスレイ上
    に配列され、メインノズルから圧力空気流とともに噴射
    される緯糸を前記ガイド片によって案内するようにした
    エアジエツトルームにおいて、前記各ガイド片を合成樹
    脂によって形成し、前記各ガイド片のうちメインノズル
    側の樹脂製ガイドに隣接して同メインノズル側に少なく
    とも耐摩耗性表面を有する案内部材を垂設したことを特
    徴とする緯入れ案内装置。
JP12209380A 1980-09-02 1980-09-02 エアジエツトル−ムにおける緯入れ案内装置 Expired JPS602416B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12209380A JPS602416B2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02 エアジエツトル−ムにおける緯入れ案内装置

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JP12209380A JPS602416B2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02 エアジエツトル−ムにおける緯入れ案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5747949A JPS5747949A (en) 1982-03-19
JPS602416B2 true JPS602416B2 (ja) 1985-01-21

Family

ID=14827472

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JP12209380A Expired JPS602416B2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02 エアジエツトル−ムにおける緯入れ案内装置

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