JPS602413A

JPS602413A - ロ−タリ真空包装機

Info

Publication number: JPS602413A
Application number: JP58103936A
Authority: JP
Inventors: 高井　多賀男; 文雄岡田; 小田原　博良; 水戸川　福松
Original assignee: Furukawa Seisakusho Co Ltd
Current assignee: Furukawa Seisakusho Co Ltd
Priority date: 1983-06-09
Filing date: 1983-06-09
Publication date: 1985-01-08
Also published as: JPS6323043B2; US4586320A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】を容れた袋を縦方向に釣下げて支持すると共に、該袋を
円軌道で間欠的に運搬しながら運磁軌道中に設けた真夜
ボックス内に送り込んで真空包装する自動包装機に関す
るものである。

従来の縦型真空包装機では袋を釣下げるためにスプリン
グの反力を利用した１対のクリップを使用して袋の両側
を挾持する如くしているが、クリップでは袋を反復して
キャッチする場合に挾持ミスが生じやすい。そこで本発
明では真空吸引力を利用して袋を釣下げるようにしたも
のである。従来、実開昭５１−１０６６７０号公報に示
しているように一般的に包装機（＝おいて袋を釣下げる
ために真空吸引力を使用することは公知であるが、従来
の真空吸引力を利用した袋釣下げ装置をそのまま真空包
装機に転用しても、真空ボックス内では差圧がなくなり
真空吸引力が全熱機能しなくなるから袋は被包装物の重
量によって下方へずり落ちてしまう。

本発明の目的は真空包装機（＝おいて真空吸引力を使用
して袋をずり落ちないように保持するよう（−したもの
で、また他の目的として多数のアクチュエータを用いる
ことなく袋吸着ブロックをロータ停止中にでも作動させ
て袋の口を開閉できる如くしたもので、そのために、複
数枚の盤を周縁に垂直に且つ等間隔に固定しこれら各盤
の間隔と等しいピッチで間欠的回転するロータと、前記
各盤の外側の面にそれぞれクッションスプリングを介し
て設置した固定側吸着ブロックと、前記各盤のそれぞれ
の正面（外側の面）から背面にかけて摺動自在に貫通す
るロッドの一端に固定し且つ前記固定側吸着ブロックの
正面対向位置に配置した可動側吸着ブロックと、前記両
吸着ブロックのそれぞれの対向面に開設した吸引穴に一
端が連結し且つこれら両吸着ブロック内の中空部を介し
て他端を真空ポンプに連結した真空ラインと、前記の各
可動側吸着ブロックにおける固定側吸着ブロックとの対
向面に点在的に設けた複数個所の弾性材と、前記ロータ
の上部に配置しその上面に形成したエンドレス状のカム
溝に前記の各ロッドの他端を係合せしめる溝カム板と、
該溝カム板を前記の間欠回転するロータとタイミングを
合わせて同じ方向（二所定角度だけ正転させたあと元の
位置まで逆転させる回転制御装置と、前記盤の停止位置
の一部に配置した真空ボックスとによって構成したもの
である。

以Ｆ本発明の実施例を図面に基づき説明する。

第１図は６枚の盤ｔ１）　＋１１・・・を６角形を形成
するようにそれぞれ垂直状に配置している。図の中央に
点線で示した円形のロータ（２）の周縁から６本のアー
ム＋３１　＋３１・・・を放射状に突出し、これら各ア
ームの先端に前記各盤（１）・・・を固定したものであ
る。なお前記の６枚の盤及び各盤に附属する部品の構造
並びに該部品の位置等はそれぞれ同一であるので、後述
では１枚の盤とその部品との関係のみを説明し、その他
の説明は省略する。

第２図に示すようにテーブル状の機台（４）の上面に円
筒状の軸受（５）を縦方向に固定し、この軸受内にこれ
も円筒状の主軸（６）を回転自由に支持すると共に、該
主軸（６）の上端に前記の円形ロータ（２）を傘状に固
定し、該ロータをスラストベアリング（７）を介して前
記軸受（５）の上面に支持している。また前記主軸（６
）の丁端に６等分ゼネバ（８）を固定する一方、原動軸
（９）に設けたクランクピンＧｏ＋を周期的に前記ゼネ
バ（８）に係合するようにして、前記ロータ（２）の周
縁に固定した６枚の盤（１）を６分の１回転ずつ間欠回
転するようにしている。さら（二円筒状の前記主軸（６
）の内部に反転軸（１１）を回転自在に配置すると共に
、前記円形ロータ（２）の上に配置した溝カム板（１２
１と前記の中心の反転軸ａυとを連結している。そして
、前記機台（４）の下側において主軸（６）とチェノ０
３１を介して連継する従動軸（１４］にカムＵωを設け
、このカムは５）の作用をリンク機構（Ｉ６）を介して
前記反転軸Ｕυ（二伝達する如くしている。このリンク
機構ａ旬の詳細は第５図に示す如く前記カムｌ１５）に
スプリング（１７１の力で接触するベルクランク四と、
反転軸（Ｘｌ）に固定したレバー四とを連結杆（２０１
を介して連結して構成したものである。

第１図に示すように６枚の各盤（１１のそれぞれの正面
に横方向に長い固定側吸着ブロック（社）を固定すると
共（＝、該ブロックの正面側に対向するように可動側吸
着ブロック（２３）を配置し、該ブロックの一端に直角
状に固定した断面円筒状のロッド（至）の他端を盤は）
の正背面間に気密に貫通して設けたボス（２勺を介して
盤の背面側に突出し、該ロッド（２４Ｉの他端に回転規
制ブロックｃ！６）を固定すると共に、盤（１）の背面
（＝固定した棒状ガイド（２カと前記回転規制ブロック
（２６）に穿設した穴とを摺動関係に設定して片持状の
可動側吸着ブロック０３）の回転を規制し、さらに前記
回転規制ブロック（２６）の下面に回転自由；＝支持し
たコロｔ２１を溝カム板ａりの上面に形成したカム溝（
２９）に係合して、該カム溝の案内作用で可動側吸着ブ
ロックｔＪ３）が固定側吸着ブロックＱ４に接離する如
くしている。

第３図及び第４図に示すように前記の固定側吸着ブロッ
クｕ２）及び可動側吸着ブロック（ハ）はともに内部に
真空吸引力を作用させるために中空状に形成しており、
それらの対向面にそれぞれ吸引力６１）（３）を形成し
、固定側吸着ブロック（２功内の中空部０■を一端に接
続したフレキシブルチューブ０４）を介して前記ボス（
ハ）内に形成した真空通路３９（−１また一方可動側吸
着プロツクシ、３）内の中空部（３Ｇ）を一端の筒状ロ
ンド（２）内を介して前記ボス内の真空通路（３５）に
それぞれ連通せしめている。なお前記筒状ロンド（至）
の側面に所定長の長孔（３′７）を形成しロンドｕ４）
がストローク中でも中空部（、（６）に常に真空が作用
する如くしている。また固定側吸着ブロック（２渇は盤
（１）に対して完全な固定状態ではなく、クッションス
プリング（９）（ト）を介してわずかに変位するように
なっている。すなわち、該ブロック（２２１の背面に固
定した複数のビン６璋０罎を盤（１１の正面に固定した
台座（４０）（二穿設した穴＋４υ（４υにスライド自
在（二係合し、ビンのヘッド（４２１ｔ４２でもってブ
ロック（２りの位置を固定すると共に、該ブロック＠と
台座（４０との間に前記のスプリング開開を介設したも
のである。一方可動側吸着ブロックレ濠における固定側
吸着ブロック（２２１との対向面には複数個の弾性材（
４３・・・を設けている。

第２図に示すように反転軸ａυの上端には、上端に真空
ポンプと接続するホース（４４）を連結し且つ側面に６
本のホース（４つ・・・を枝出したジヨイント（４６）
を回転自在に設けている。該ジヨイントの下端に設けた
ビン（４７）を反転軸上端の穴（囮内に挿入し溝カム板
（１２１が回転してもジョイン）　（４６）は回転しな
いようにし、第１図の如く６本のホース（４５１・・・
をそれぞれ盤（１）の背面に設けた開閉弁（４つを介し
てボヌシ５）内の真空通路６５１に連結している。第６
図に示すように前記の開閉弁（４９）はノーマルクロー
ズ型で、真草ポンプ（−〇）と固定側吸着ブロックｔ２
の及び＝Ｔ動側吸肴ブロック（至）との間に介設してい
ることになる。

第１図（＝おいて６つのアルファベット記号で示す盤の
６個所の停止位置■（Ｂ）　（０）（Ｄ）■（Ｆ’）の
うち、隣接する２個所の停止位置（Ｄ）（Ｅ）にそれぞ
れ真空ボックス６肘υを設置している。これらの真空ボ
ックスいりは盤との対向面が開口し、特（＝Ｅ点でのも
のには内部にエアシリンダ（５渇によって操作される加
熱ノールバー６３）を備えている。一方策４図に示す如
く各ａ（１）において固定側吸着ブロックＵ２の上部で
且つ加熱ンールパー（５３）との対向部にシール受台（
５４ｊを設置している。

図示実施例は上記の如く構成するものにして、以Ｆ作用
を説明する。

第２図においてコンスタントな速度で連続回転する原動
軸（９）によって公転されるクランクビン００）は、１
サイクル毎にゼネバ（８）を蹴るから、主軸（６）に連
結した６枚の盤（１）・・・は第１図における６個所の
停止位１ｆ（Ａ−Ｆ）で間欠的に停止しながら６０度ず
つ間欠回転する。−万乗２図において前記原動軸（９）
とチェノｕ３１で連結されたカムｕ５）は前記クランク
ビン（１０１と同サイクルで回転する。第５図において
カム（１５）が１回転することによってベルクランク（
１団はレバーＵ湧を４５度だけ揺動させ反転軸住υを４
５度分正逆転させる。このためこの反転軸０υに連結さ
れている溝カム板Ｕ２１は、ロータ（２）が６０度分だ
け回転するとき該ロータと同じ方向に同じ速度で４５度
だけ正転したあと４５度分逆転して元の状態にもどる。

第１図に示すように２つの真空ボックス６υ１５１）を
設置した２つの停止位置（Ｄ）＠）ともう１つの停止位
置（Ｆ）とでそれぞれ可動側吸着ブロツクシ３）は固定
側吸着ブロック（２湯に接触し、その他の３個所の停止
位置囚（Ｂ）　Ｃｏ）では両ブロックレ渇し■が離れる
ようにカム溝Ｉ２９）の形を形成している。第１図にお
いて６枚の盤＋１１・・・は時計方向に回転する。一方
溝カム板σりは時計方向に４５度正転したあと逆時計方
向に４５度逆転する。Ｆ位置から人位置までの６０度の
範囲で盤（１）が移動するとき、最初の４５度分だけ溝
カム根囲は同調するため、最初の４５度の範囲では１対
の吸着ブロック（２り（ハ）は接触したままであるが、
溝カム板ｕ２１よりも盤（１）が１５度分だけ余分に移
動する作用で図示のように両吸着ブロック１２２）（２
３）は離れる。このとき袋■がタイミング的に両吸着ブ
ロック２２）（ハ）の間に供給される。そして続く盤停
止時の溝カム根囲の逆転によって両吸着ブロック（２Ｚ
　２３）は接近して袋■の口を挾持する。そして盤（１
）がＡ位置からＢ位置に移動し始めた瞬間、軌道に設け
たブツシャ−（図示せず）によって開放弁（４９）が開
放されるため袋■は両吸着ブロック（２ａ　１２３）に
真空吸引力によって吸着される（第６図参照）。

盤（１）がＡ位置からＢ位置に移動する最初の４５度の
範囲では袋■は両ブロックｔ２２）　１２３）に挾持さ
れたままであるが、残りの１５度の移動と溝カム板ｕつ
の逆転によって両ブロック＠ｔ２３）は離れて袋の口を
大きく開放する。このためＢ位置において袋に対して食
料品等の充填がり能になる。次に盤ｉｌｌがＢ位置から
Ｃ位置に移動する間も袋は開放されたままである。この
ためＣ位置においては袋に味つけ液等を充填する。次に
盤（１）がＣ位置からＤ位置に移動する間に両吸着ブロ
ツクシ２１Ｃ３１は再び接近して袋を挾持する。セして
Ｄ位置（二おいて盤（１）（二真望ボックス◎υが接触
しホース１５５）を介して別の真空源によって真空ボッ
クス内の空気が排出される。この場合第３図及び第４図
に示すように袋■の口は複数の弾性材（４■・・・によ
って部分的に挾持されているから、この各弾性材の間の
隙間から袋内の空気は排除される。そして真空ボックス
いり内が真空値に近づくのに伴って吸着ブロック（２２
１（２３）の内部と外部との差圧がなくなり袋を吸着し
て釣下げる能力はなくなるが、クッションスプリング関
の反力と弾性材（４尋の摩擦力とによって袋■は釣ドげ
た状態を保持される。従ってＤ位置において開閉弁（４
９）は閉じられる。１ａ位置において一次真空処理され
た袋はＥ位置に移動してここで二次真空処理が施される
。そしてこのＥ位置において加熱シールパー１５３）に
よって袋に仮リシールが施される。次に盤（１）はＥ位
置からＦ位置に移動しこのＰ゛位置おいて袋の口は完全
に溶封される。次に盤（１）がＦ位置からＡ位置に移動
する間に両吸着ブロック１２２）営３）は離れ真空包装
した袋は自重で落下し排除される。

叙上の如く本発明は盤（１）の正面にクッションスプリ
ング關を介して固定側吸着ブロック四を設ける一方、ｉ
■動側吸着ブロックＱ９に弾性材（４３を設けたから、
真空包装機においても真空吸引力で袋を保持する袋釣ド
げ装置を使用できる。また溝カム板ｕｚをロータ（２）
と同じ方向に正転させたあと逆転させるμ口＜シたから
、盤（１）の停止中であってもカム溝Ｃ２９）の機能が
働き、盤の数に相対するエアシリンダなどアクチュエー
タを使用することなく簡単な構造で袋の開閉作用を行な
うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す平面図、第２図は前図の
中心部の断面図、第３図は前図の■−ｍ線断面図、第４
図は前図のＩＹ　−ｆｆ線視において真空ボックスを形
成した場合の断面図、第５図は第２図における■−ｖ線
断面図、第６図は真空回路の説明図である。（１１・・・盤、（２）・・・ロータ。（４）・・・機台、（６）・・・主軸。（８）・・・ゼネバ、（９）・・・原動軸。ＯＤ・・・反転軸、　圓・・・溝カム板。 ■・・・従動軸、Ｇ６）・・・リンク機構。Ｇ８１・・・ベルクランク、ｔ２０）・・・連結杆。（２り・・・固定側吸着ブロック。（２）・・・可動側吸着ブロック、（２４＋・・・ロン
ド。し５）・・・ボス、　ｔ、！６）・・・回転規制ブロッ
ク。しη・・・棒状ガイド、（２９）・・・カム溝。（３Ｉ）・・・吸引穴、Ｇ２・・・吸引穴。（３■・・・真空通路、（３８）・・・クッションスプ
リング。（４階・・・弾性材、　５υ・・・真空ボックス。６３）・・・加熱シールバー。

Claims

【特許請求の範囲】

複数枚の盤（１）・・・を周縁に垂直に且つ等間隔に固
定しこれら各盤の間隔と等しいピッチで間欠的回転する
ロータ（２）と、前記各盤の外側の面（二それぞれクッ
ションスプリング（３［９（至）を介して設置した固定
側吸着ブロック＠・・・と、前記各盤のそれぞれの正面
（外側の面）から背面にかけて摺動自在に貫通するロッ
ド０く・・・の一端に固定し且つ前記固定側吸着ブロッ
ク四の正面対向位置に配置した可動側吸着ブロック（ハ
）・・・と、前記両吸着ブロック（Ｉｔ２３のそれぞれ
の対向面（＝開設した吸引穴（３Ｕａに一端が連結し且
つこれら両吸着ブロック内の中空部を介して他端を真空
ポンプに連結した真空ラインと、前記の各可動側吸着ブ
ロック（ハ）・・・における固定側吸着ブロックとの対
向面に点在的：二設けた複数個所の弾性材（４■（４■
と、前記ロータ（２）の上部に配置しその上面に形成し
たエンドレス状のカム溝ｔ２１に前記の各ロッド＠・・
・の他端を係合せしめる溝カム板（Ｉ２１と、該溝カム
板υりを前記の間欠回転するロータ（２）とタイミング
を合わせて同じ方向に所定角度だけ正転させたあと元の
位置まで逆転させる回転制御装置（（１５）　ｕ６）な
ど）と、前記盤（１）の停止位置の一部（二装置した真
空ボックス６］）とによって構成したロータリ真空包装
機。