JPS60236430A - 密閉形電線ヒユーズにおける絶縁ケースの成形法 - Google Patents

密閉形電線ヒユーズにおける絶縁ケースの成形法

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JPS60236430A
JPS60236430A JP8348685A JP8348685A JPS60236430A JP S60236430 A JPS60236430 A JP S60236430A JP 8348685 A JP8348685 A JP 8348685A JP 8348685 A JP8348685 A JP 8348685A JP S60236430 A JPS60236430 A JP S60236430A
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JP
Japan
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insulating case
cylinder
transparent
molding
inner cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP8348685A
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English (en)
Inventor
志知 美昭
深尾 友則
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Nippon Kouatsu Electric Co
Original Assignee
Nippon Kouatsu Electric Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はガラス管よりなる内筒と、ポリカポネート樹
脂よりなる外筒とからなる透明の絶縁ケース内にヒユー
ズエレメントを収納して外気と隔絶し、しかも遮断時に
発生するアークを絶縁ケース内に閉じ込めるようにじた
密閉形電線ヒユーズの改良に係り、特に外筒を射出成形
によって成形する場合に起こる残留歪みによる外筒割れ
と成形圧力の直接加圧による内筒破損の問題と、遮断時
の内圧上昇によって起こる絶縁ケースめ破裂の問題とを
解決できるようにした絶縁ケースの成形法に関する。
近年、低圧配電線路の引込線には電線ヒユーズと称する
保護機器が取付けられている。 これら電線ヒユーズは
耐候性を高めるためにヒユーズエレメントを絶縁ケース
に収納して外気と隔絶する密閉構造が採られている。 
この場合、上記の絶縁ケースには部材(材質)として電
気・機械的特性、耐候性、耐熱性等にすぐれしかも透明
であることの理由からポリカポネート樹脂が多く使用さ
れている。 しかしながら、遮断時に発生するアークを
絶縁ケース内に閉じ込めて消滅させるようにした非アー
ク放出方式の絶縁ケースに上記樹脂を使用する場合には
、ポリカポネート樹脂が遮断時のアークにより熱分解し
て多量のガスを発生させ□これ比よって絶縁ケースを破
裂させたり、ケース内の壁面を炭化させて遮断後の絶縁
低下を招い−たりしていた。 このため、本件出願人は
実願昭55−77031号によって第1図で示す絶縁ケ
ースの構造を提案した。 つまり、無機質のガラス管よ
りなる内筒(4)と同内筒に対しその外側を覆うように
ポリカポネート樹脂よりなる外筒(9)を射出成形によ
って密着形成した二重構造の絶縁ケースを提案した。 
ところが、このような二重密着構造の絶縁ケースは外筒
の成形時にその圧力(成形圧力)が内筒に直接加わるた
め内筒を破損させたりする上に内筒と外筒の熱膨張係数
が各々異なるため内外両筒が密着していると成形後の冷
却過程において外筒の収縮が妨げられ同外筒に残留歪み
が発生して外筒のキレツ、ひび割れの原因になっていた
この発明はこれら成形時に発生する問題点を主に解決す
るために提案するもので、両端に電線接続端子(7)を
接続したヒユーズエレメント(A)を、両端が密栓(6
)で閉塞された透明の絶縁ケース(B)内に収納して外
気から隔絶し、しかも遮断時に発生するアークを上記絶
縁ケース内に閉じ込めて□外部への放出を阻止するよう
にした密閉形−線ヒユーズにおいて、上記絶縁ケース(
A)を、透明のガラス管よりなる内筒(4)の外側に、
ポリカポネート樹脂よりなる透明の中間筒(5)を緩衝
部材を介してあらかじめ嵌挿被着し該中間筒の外側に中
間筒と前記密栓の岑体を覆うべく射出成形によって同じ
ポリカポネート樹脂よりなる透明の外筒を一体成形した
ことを特徴とするものである。
以下この発明の実施例について説明する。
(1)は低融点合金よりなる可溶体であり、両端には蓄
熱体(2)と抵抗線(3)を接続してヒユーズエレメン
トIAIを形成している。 (4)はヒユーズエレメン
トを収納する透明のガラス管よりなる内筒であり、同内
筒の外側にはその全一を覆うべく若干の空隙(g)を形
成して透明のポリカポネート樹脂からなる中間筒(5)
を嵌挿被着している。 (5b)は外周面にホットスタ
ンプ等により記した表示用文字、(6)は電線接続端子
(7)の外周面に固着したボ。
リエステル樹脂よりなる密栓であり、上記内筒と中間筒
の開口部を閉鎖している。 つまり、段状に形成した密
栓の細径部(6a)が中間筒内に挿入され、その先端(
6b)が内筒の端面(4a)に接するようになっている
。 (8)は上記内筒と中間筒との間隙(g)に介在す
るテープ状に形成したプロピレン樹脂、シリコーン樹脂
、テフロン樹脂等の緩衝部材であり、これによって内筒
のガタ付きを無(すと同時に内筒に対する外部からの衝
撃を緩衝するようにし、さらに同緩衝部材を定格毎に色
別着色ゆすることにより定格の判別をもしやすくしてい
る。 (9)は中間筒(5)の外側の全体と密栓(6)
の外側を覆うべく射出成形により密着形成した中間筒(
5)と同じ透明のポリカポネート樹脂よりなる外筒であ
り、上記内筒(4)と中間筒(9)と共に三重の透明の
絶縁ケー友ユjlを形成している。 α〔は外筒(9)
の突出端(9a)の内壁(9b)と電線接続端子(7)
の外周面(7a)に形成した凹み(イ)に嵌入した気密
用の0リング、(11)は0リングに隣接して0リング
の落下防止と端子のガタ付、きをなくすためのカラー、
(12)は凹みの隙間に注入したシール用の充填剤、(
13)は絶縁ケース(外筒)より側方へ突出した電線接
続端子を被覆する絶縁性の端子カバー、(14)′は端
子に接続した電線である。
本案は以上のように、ガラス管よりなる内筒の外側にポ
リカポネート樹脂よりなる中間筒を内筒の全体を覆うべ
く若干の空隙を形成してあらかじめ嵌挿被着し、さらに
その外側に射也成形によって同じポリカポネート樹脂か
らなる外筒を一体成形して密着し三重の絶縁ケースを構
成するようにした結果、外筒の成形時の成形圧力が中間
筒によって極力緩゛和され内筒への直接加圧をさけるこ
とができるため内筒の破損が確実に防止できるのは勿論
のこと、外筒の成形の際に溶融した外筒の成形材料が内
筒に密着することがなくしかも外筒の冷却過程において
収縮する場合に成形材料(外筒)により軟化した中間筒
が外筒と同じように収縮(同じ材料のため)するため、
外筒には成形による残留歪みが発生せずこれに起因する
外筒のキレツ、ひび割れが確実に防止できる。 また成
形後においては中間筒は内筒および外筒と共に三重の透
明の絶縁ケースを構成するもので、絶縁ケースの機械的
強度をも一段と高めて大電流遮断時の内圧上昇にも充分
耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1は従来例における密閉形電線ヒユーズの縦断面図、
第2図は本考案の実施例を示す密閉形電線ヒユーズの縦
断面図である。 」八と・・・ヒユーズエレメント IJI・・・絶縁ケース (4)・・・・内筒 (5)・・・・中間筒 (9)・・・・外筒 (g) ・・・空隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 両端に電線接続端子(7)を接続したしユーズニレメン
    ) (A)を、両端が密栓(6)で閉塞された透明の絶
    縁ケース(B)内に収納して外気から隔絶し、しかも遮
    断時に発生するアークを上記絶縁ケース内に閉じ込めて
    外部への放出を阻止するようにした密閉形電線ヒユーズ
    において、上記絶縁ケース(A)を、透明のガラス管よ
    りなる内筒(4)の外側に、ポリカポネート樹脂よりな
    る透明の中間筒(5)を緩衝部材を介してあらかじめ嵌
    挿被着し該中間筒の外側に中間筒と前記密栓の全体を覆
    うべく射出成形によって同じポリカポネート樹脂よりな
    る透明の外筒を一体成形したことを特徴とする密閉形電
    線ヒユーズにおける絶縁ケースの成形法。
JP8348685A 1985-04-17 1985-04-17 密閉形電線ヒユーズにおける絶縁ケースの成形法 Pending JPS60236430A (ja)

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