JPS60230675A - 現像剤補給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、現像剤補給装置、詳しくは、補給現像剤収納
容器を回転駆動することにより、前記容器内の補給現像
剤を現像装置内へと補給する現像剤補給装置に関するも
のである。

従来技術 電子写真複写機等にあっては、感光体上に形成された静
電潜像の現像に伴って現像装置内に収容されている現像
剤中のトナーが消費されるので、消費量に応じた新たな
トナーを補給現像剤として現像装置内へと逐一補給する
必要がある。そして、その−必要から、現在に至るまで
の間に種々の形態の現像剤補給装置が数多（開発されて
来ている。

その中で、前記の如き形態の現像剤補給装置は、操作上
の簡便さ等々の点において優れたものの１つとして挙げ
られている。

ところで、前記の如き形態の現像剤補給装置において補
給現像剤収納容器が回転駆動されるのは、主として、前
記容器内の補給現像剤の流動性を向上させ、その全量を
効率良く補給させるためである。しかしながら、補給現
像剤の種類によっては、その効果が必ずしも十分てはな
（、前記容器内壁に補給現像剤が付着してしまい、容器
か回転駆動されても補給現像剤の流動性は向上せず、い
わゆる補給現像剤によるブリッジ現象が発生する問題が
ある。例えば、付着杆、凝集性の強い補給用現像剤が用
いられる場合においては、単に容器を回転駆動するのみ
てはかえって補給現像剤自身の自重で圧縮〃集する傾向
にあり、効率良い補給は最早期待てきない。

発明の目的 本発明の目的は、付着性、凝集性の強い補給用現像剤が
用いられたとしても、効率良い補給が可能な現像剤補給
装置を提供することにある。

発明の要旨 本発明の要旨は、本発明に係る現像剤補給装置が、補給
現像剤収納容器に対して当接する第１１位置と、離隔す
る第２位置との間を移動可能であり、かつ前記第１位置
へと付勢されている衝撃部材と、前記容器と一体的に回
転可能であり、かつ回転時において衝撃部材に間欠的に
当接し、その際に衝撃部材を前記第２位置へと移動する
作動部材とを備えていること、そして、前記衝撃部材と
作動部材との当接状態が解除された際に、衝撃部材の第
１位置への移動に伴い前記容器に衝撃が与えられること
にある。このため、前記衝撃によって前記容器内の補給
現像剤の流動性が確実に向上されることとなる。

実施例 第１〜３図を参照しながら本発明に係る現像剤補給装置
の一実施例につき説明する。第１図中、現像剤補給装置
は、概略、粉体状補給現像剤である補給トナーを収納し
ているトナーボトル（１）と、後記の如（トナーボトル
（１）と一体向に回転可能な作動突起（２）と、トナー
ボトル（１）を着脱可能に支持すると共にトナー補給時
にトナーボトル（１）を定量回転駆動する駆動機構に連
結されている接続４部（３）と、合板（４）、史には、
トナーボトル回転時【こおいて作動突起（２）が間欠的
に当接し得る位置に設けられた衝撃板（５）とから構成
されている。

前記台板（４）は支軸（６）を中心としてトナー補給が
行われる作動位置（第１図中実線位置）からトナーボト
ル（１）の着脱が行われる着脱位置（第１図中一点鎖線
位置）へと揺動可能であり、しかも、合板（４）に設け
られたスプリング（７）によって作動位置近傍では時計
回り方向に付勢される一方、着脱位置近傍では反時計回
り方向に付勢され、各位置に確実に静止固定される様に
なっている。

ここで、合板（４）の上部及び下部の構成につき第２．
３図を参照しながら説明すると、合板（４）の上部にお
いてトナーボトル（１）の装着される接続部（３）は、
概略、ボトル台（８）と、支持リング（９）、史には計
量板（１０）とから構成されている。

前記ボトル台（８）は透明アクリル樹脂からなり、第３
図に示される如く、底部に略扇形の開口（１１）か穿設
された状態で合板（４）上に固定されている。

また、支持リング（９）は、底部に略扇形の３つの開口
（１２）か等間隔て穿設されており、一方、周部にギア
（１３）が刻設されている。そして、内面面ｌこはトナ
ーボトル装着用の雌ねじ（１４）が刻設されており、底
部の表裏両面にモルトプレーンからなるトナー漏出防止
用のシール板（１５）（１６）か貼着されている。なお
、これらのシール板（１５）（１６）にも前記開口（１
２）’（！：同形の３つの開口（１７）（１８）か設け
られており、各開口（１２）（１７Ｘ１８）を一致させ
た状態で前記貼着か行われている。

一方、計量板（１０）はトナーボトル（１）口部（１９
）の内径より僅かに小径の円板形状をしており、一部に
切欠き（２０）を有している。そして、計量板（ｌＯ）
は支持リング（９）に貼着されたシール板（１５）上に
載置された状態で、一方、支持リング（９）はボトル台
（８）上に載置された状態で、各中心孔にピン（２１）
を挿入して合板（４）の裏面に突出した先端部をカシメ
ることにより合板（４）上に取付られでいる。ここで、
ボトル台（８）と計量板（１０）とは一体向に回止めさ
れ、第２図に示される如く、計量板（ｌＯ）の切欠き（
２０）は作動位置において傾斜した下側に位置する一方
、ボトル台（８）の開口（１１）は上側であって、合板
（４）に穿設されている開口（２２）と一致された状態
に位置する様になっている。なお、′支持リング（９）
はシール板（１５）が計量板（１０：２、また、シール
板（１６）かボトル台（８）とそれぞれ摺擦することに
より合板（４）上で回転可能とされている。

また、ボトル台（８）の裏面には、発光素子（Ｓｌ）と
受光素子（Ｓ２）からなるトナーエンプティ検出用の反
射型フォトセンサ（Ｓ）が設置されている。加えて、合
板（４）の裏面には、支持リング回転駆動用のトナー補
給モータ（２３）が取付られており、合板（４）の表面
に突出した出力軸（２４）に固定されたギヤ（２５）に
は支持リング（９）のギヤ（１３）が噛合されている。

ところで、合板（４）に穿設された開口（２２）の下側
に位置する補給トナー搬送機構（２６）は、現像装置側
に固定されたフレーム（２７）に取付られているケーシ
ング（２８）の底部に搬送パイプ（２９）の一端を挿設
し、更に搬送パイプ（２９）の内部に、コイルバネ（３
０）か螺旋状に巻回されている軸（３１）を設けてなる
もので、搬送パイプ（２９）の前記一端はケーシング（
２８）の開口（３２）を介して合板（４）の開口（２２
）と連通しており、他端は現像装置の内部へと延びてい
る。ここで、前記軸（３１）はトナー補給時に回転駆動
されるものであり、それに伴い、トナーボトル（１）内
より流出された補給トナーは現像装置内へと搬送される
。

この様な現像剤補給装置において、トナーボトル（１）
は、合板（４）が第１図に示される着脱位置（一点鎖線
位置）にある状態で、口部（１９）の外周に顔役された
雄ねじ（３３）を支持リング（９）の雌ねじ（１４）に
螺着することにより支持リング（９）と一体向に結合さ
れ、その後合板（４）と共に時計回り方向に揺動するこ
とにより第２図に示される如く、若干傾倒した作動位置
で起立される。トナーボトル（１）内に収納されている
補給トナーの量は、第１図中実線（６）で示される如（
、ボトル装着時に口部（１９）から流出しない程度の適
量とされている。

一方、前記支持リング（９）には、第３図に示される如
く、作動突起（２）が固設されている。この作動突起（
２）は、支持リング（９）と一体向に成型された略三角
形状をなすもので、支持リング（９）の回転方向側に傾
斜のゆるやかな第１面（２ａ）を有し、その反対側に、
支持リング（９）の周面と略垂直な第２面（２ｂ）を有
している。なお、作動突起（２）の数は１つに限られる
ことなく、数ケ所に設けられた複数個のものであっても
良い。また、形状も略三角形状に限られることなく、前
記の如き第１．２面（２ａ）（２ｂ）を有するものであ
ればいかなる形状のものであっても良い。

また、トナーボトル（１）が装着された状態でトナー補
給か開始された際、支持リング（９）の回転駆動に伴い
作動突起（２）が間欠的に当接し得る位置には、衝撃板
（５）が設置されている。この衝撃板（５）は、その下
端部がＬ字型に折曲られた状態で合板（４）に固定され
た板バネからなるものであり、それ自身の撓みにより第
２図中二点鎖線で示される第１位置と、実線で示される
第２位置との間を移動可能であり、第２位置において衝
撃板（５）はトナーボトル（１）から離陥された状態に
ある一方、第１位置においてはその先端部かトナーボト
ル（１）に当接された状態となる。そして、この衝撃板
（５）はそれ自身の弾性によって常時前記第２位置へと
付勢されているものである。

なお、作動突起（２）が設けられる位置は、第３図に示
される位置に限定されるものではな（、例えは、トナー
ボトル（１）の側面等に設けられていても良い。要は、
トナー補給時にトナーボトル（１）と一体向に回転する
部材、あるいはトナーボトル（１）自体に設けられ、作
動突起（２）がトナーボトル（１）と一体向に回転しさ
えすれば良い訳である。

また、第１，２図に示される構成に関しては、衝撃板（
５）によってトナーボトル（１）に与えられる衝撃に基
づき、トナーボトル（１）の内壁に付着している補給ト
ナーを効率良（落下させる目的で、衝撃板（５）の先端
がトナーボトル（１）の傾斜部であって特に第２図に示
される如き部分に当接される様に設定されている。しか
しなから、衝撃板（５）の当接されるトナーボトル（１
）の部分はこの様な位置に限定されるものではない。衝
撃板（５）の当接によってトナーボトル（１）が実質的
に衝撃を受けることのできる部分であればいずれの部分
であっても良い訳である。

更にまた、装置自体の構成を簡略なものとする目的で、
衝撃板（５）として板バネからなるものが使用されてい
るが、衝撃板（５）はこの様なものに限定されるもので
なく、第４図に示される如く、二点鎖線で示される第１
位置と実線で示される第２位置との間をスライド移動可
能な衝撃板（５０）の様なものであっても良い。第４図
中、前記衝撃板（５０）は、一対の支持板（５１）（５
２）によってスライド移動可能に支持されている軸（５
３）の先端に固定されており、軸方向に移動可能である
と共に、支持板（５２）と衝撃板（５０）との間で軸（
５３）に巻回されているコイルスプリング（５４）によ
って前記第１位置（二点鎖線で示される位置）に常時付
勢されているものである。

以上説明の構成からなる現像剤補給装置において、図示
されぬ制御回路からのトナー補給信号に基ついてトナー
補給モータ（２３）が一定時間作動されると共に、補給
トナー搬送機構（２６）の軸（３Ｉ）が同様に一定時間
回転駆動されることにより現像装置へのトナー補給が行
われる。この際、トナー補給モータ（２３）の作動−こ
伴い、ギア（２５）を介して支持リング（９）、及びト
ナーボトル（１）が一定時間回転駆動される。この支持
リング（９）の回転駆動に連動し、支持リング（９）Ｉ
こ設けられている作動突起（２）は、傾斜のゆるやかな
その第１面（２ａ）において衝撃板（５）と当接し、そ
のカム作用によって衝撃板（５）自身の撓みによる付勢
力に抗し、衝撃板（５）を第２位置（第２図中実線で示
される位置）へと移動させる。

ここで更に支持リング（９）が回転されると、作動突起
（２）と衝撃板（５）との当接点は作動突起（２）の頂
点（２０）を越えて第２面（２ｂ）側へと移動する。こ
の際第２面（２ｂ）は支持リング（９）の周面に対して
略垂直であることがら、この時点で作動突起（２）と衝
撃板（５）との当接状態は解除され、それ自身の弾性力
により衝撃板（５）は急激に第１位置（第２図中二点鎖
線で示される位置）へと移動される。

この移動に伴い、衝撃板（５）の先端はトナーボトル（
１）の外面に衝撃的に当接し、その際に生じる衝撃によ
ってトナーボトル（］）内の補給トナーが乱動してその
流動性が向上される。トナーボトル（１）内に補給トナ
ーの秘集等が存在する場合、それらはこの衝撃によって
容易に粉砕されることとなる。

なお１、前記現像剤補給装置においては、支持リング（
９）の回転数は６　ｒｐｍに設定されており、トナーボ
トル（１）はトナー補給時において１０秒毎に１回の衝
撃を受ける様になっている。６そして、この様な設定に
よって良好な結果が得られることは本発明者らによって
既に確認されている。

一方、トナーボトル（１）内の補給トナーは、支持リン
グ（９）の開口（１２）とシール板（１５）　（１６）
の・開口（１７）（１８）か計量板（１０）の切欠き（
２０）を通過する際に、この開口＜］−２）（１７）（
１８）内に充填され、かつ計量板（１０）の切欠き縁部
にて過剰の補給トナーが除かれ、この開口（１２）（１
７Ｘ１８）がボトル台（８）の開口（１１）上にまで回
転したとき、この開口（１１）、合板（４）の開口（２
２）、ケーシング（２８）の開口（３２）を通じて搬送
パイプ（２９）内に落下する。搬送パイプ（２９）内に
落下した補給トナーは、軸（３１）とコイルバネ（３０
）の回転に基ついてパイプ（２９）内を略水平方向に搬
送されて現像装置内へよ補給される。

このトナー補給時にあっては、前述の如く、作動突起（
２）と衝撃板（５）との作用によってトナーボトル（１
）内のトナーに流動性を与え、トナー塊及びトナーブリ
ッジ等が形成されないようにされているため、計量板（
１０）で開口（１２）（１７）（１８）に充填される補
給トナーの量が正確に計算され、支持リング（９）の回
転に基ついてトナーボルト（１）内から間欠的に流出さ
れる補給トナーの量のばらつきも解消される。

発明の効果 本発明に係る現像剤補給装置によれば、衝撃部材と作動
部材との当接状態が解消された際に、衝撃部材の第１位
置への移動に伴い補給現像剤収納容器に衝撃が与えられ
る。このため、前記衝撃によって橋補給現像剤収納容器
内の補給現像剤の流動性が確実に向上され、例え前記容
器内に付着性、凝集性の強い補給用現像剤が収納されて
いる場合であっても、効率良い現像剤の補給が行われる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る現像剤補給装置の一実施例を示す
図面、第２図は第１図中１　ｆｔ線断面を示す図面、第
３図は接続部の構造を分解して示す図面、第４図は他の
実施例の要部を示す図面てある。 トトナーボトル　２・・・作動突起 ５５０　衝撃板　９　支持リング 出願人　ミノルタカメラ株式会社 第１図　亡 第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　補給現像剤収納容器を回転駆動することにより、
   前記容器内の補給現像剤を現像装置内へと補給する現像
   剤補給装置であって、前記容器に対して当接する第１位
   と、離隔する第２位置との間を移動可能であり、かつ前
   記第１位へと付勢されている衝撃部材と、前記容器と一
   体的に回転可能であり、かつ回転時において衝撃部材に
   間欠的に当接し、その際に衝撃部材を前記第２位置へと
   移動する作動部材とを備えていると共に、前記衝撃部材
   と作動部材との当接状態が解除された際に、衝撃部材の
   第１位置への移動に伴い前記容器に衝撃が与えられるこ
   とを特徴きする現像剤補給装置。