JPS60230087A - 修正用タツチスイツチの誤動作防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、修正用タノチスイッチを有する時計の改良に
関し、特に誤って前に修正の為された修　′正月タッチ
スイッチに触れてしまった時の誤動作を防止しようとす
るものである。

（従来技術） 従来から、実開昭５８−５２８２４号、実開昭５７−１
６２５９０号のように、時計の修正スイッチに表示カバ
ーガラス上に透明電極を配設しただけでなるタノチスイ
ッチを用いることが提案されている。これは通常の機械
的スイッチに比べて部品が格段に少ない利点があるため
であり、低コスト化、薄形化をめざす時計の必要条件を
満たしているからである。

しかし、このような修正用タッチスイッチは、透明電極
でできているため、視覚的にとらえにくく、かつ厚みも
なく感触もないため、使用者は誤って修正すべき桁用の
修正スイッチの他にすでに修正の終了した桁の修正用タ
ッチスイッチまで触れてしまって、せっか゛く修正した
時刻が狂ってしまうことがたびたびあった。

（発明の目的） 本発明は上記従来の課題に鑑み為されたものであシ、そ
の目的は、修正用タッチスイッチを有する時計の誤修正
を防止することにある。

（発明の構成） 本発明は上記目的を達成するために、前に操作の行なわ
れた修正用タッチスイッチは修正が終了しておりもはや
操作が必要ないことに着目し、以前操作の為された修正
用タッチスイッチが操作された場合は、その操作を無効
とすることにより誤動作を防止することを特徴とする。

（実施例） 以下図面に基づき本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係るタッチスイッチ付時
計の表示構成図である。

図において、表示部２の中央には左からＡＭ・ＰＭ表表
示部４晴 分桁表示部１０および秒桁表示部１２が配置σれており
、各時桁表示部６．１０分桁表示部８１分桁表示部１０
および秒桁表示部１２の下部にあたる表示カバーガラス
上には、それぞれ各表示部に対応して時桁修正用タッチ
スイッチ１４．１０分桁修正用タッチスイッチ１６９分
桁修正用タッチスイッチ１８および秒桁修正用タッチス
イッチ２。

用の透明電極が配設されている。そして各修正用タッチ
スイッチ１４〜２０の透明電極が配設されている領域内
の表示部２土には、各修正用タッチスイッチの位置を示
す位置表示素子２２〜２８が設けられている。

また、表示部２の左端のカバーガラス上には前記修．正
゛用夕，ツチス・イッチの操作の有効・無効を制御する
誤動作防止用タッチスイッチ３ｏの透明電極が配設され
ておシ、またこれと同一の領域に前記タッチスイッチ３
０の位置を示す位置表示素子３２が印刷されている。

第２図は、本発明の実施例に係るタッチスイッチ付時計
の回路図である。　１ 発振器３４は時刻計時用の基準信号を発生し、秒カウン
タ３８９分桁カウンタ４０，１０分桁カウンタ４２１時
桁カウンタ４４およびＡＭ−ＰＭカウンタ４６は、前記
ＩＨｚ信号φ１によシそれぞれ時刻の秒、１分桁、１０
分桁、時桁およびＡＭ−ＰＭをカウントする。そして、
秒カウンタ３８と分桁カウンタ４０１分桁カウンタ４０
と１０分桁カウンタ４２，１０分桁カウンタ４２と時桁
カウンタ４４の間には、それぞれ同構成の修正回路４８
、５０．５２が挿入されている。各修正回路はそれぞれ
アンドゲート５４　、５６およびオアゲート５８の切替
ゲートから成り、アンドゲート５４には下位桁カウンタ
からのキャリー信号が入力し、アンドゲート５６には修
正信号φ２が入力している。

そしてこのアンドゲート５４　、５６の切替制御入力に
は修正制御信号Ｂが入力している。

一方秒カウンタ３８１分桁カウンタ４０，１０分桁カウ
ンタ４２１時桁カウンタ４４およびＡＭ・ＰＭカウンタ
４６の各カウント出力はデコーダ・ドライバ６０を介し
て表示部２の各時刻表示部に供給される。また位置表示
素子２２〜２８にはドライバ６２を介した修正制御信号
Ｂが入力している。

そして表示部２をおおう表示カバーガラス６４上に配設
された各修正用タッチスイッチ１４〜２０からの信号は
、容量検出回路６６に入力する。この容量検出回路６６
は、透明電極をタッチ操作することによる容量の変化を
検出して「Ｈ」の信号を出力する回路であり、該回路６
６を介した誤動作防止用タッチスイッチ３０の操作信号
Ａ１はトリガ回路６８を介してＦＦ７０のクロック人力
φに入力する。このＦＦ７０のＱ出力は修正制御信号Ｂ
であシ、従って使用者が該スイッチ３０をタッチ操作す
る毎にＦＦ７０のＱ出力、す彦わち修正制御信号Ｂはｒ
Ｈ」又はｒＬＪに反転する。

一方答量検出回路６６を介した各修正用タッチスイッチ
１４〜２０の操作信号Ａ２〜Ａ５はアンドゲート群７２
に入力する。このゲート群７２の制御入力には修正制御
信号Ｂが入力しており、該信号Ｂがｒｌ（Ｊの時のみ操
作信号Ａ２〜Ａ５は有効となる。

アンドゲート群７２を介した操作信号Ａ２〜Ａ５はゲー
ト回路７４内のアンドゲート７６〜８２に入力する。ゲ
ート回路７４は後述する記憶回路からの信号により、以
前操作されたタッチスイッチは無効とする回路である。

アンドゲート７６〜８２にはそれぞれＦＦ１０４．１０
６．１０８および１１０のＱの出力Ｇ、〜Ｇ４が入力し
ている。そしてアンドゲート７６〜８２からの修正桁選
択信号Ｄ１〜Ｄ４のうち、信号Ｄ１のみはトリガ回路９
２を介して秒カウンタ３８のリセット入力Ｒに供給され
、信号Ｄ２〜Ｄ４は修正回路４８，５０．５２のそれぞ
れに入力する。

記憶回路１０２は、誤動作防止用タッチスイッチ３０が
操作されて修正可能となり、その後再びスイッチ３０が
操作されて修正不可となるまでの間にタッチ操作された
修正用タッチスイッチがどれかを記憶する回路であり、
ＦＦ１０４〜１１０から成る。このＦＦ群１０４〜１１
０のリセット入力Ｒには、前述０ＦＦ７０の回出力が入
力し、各ＦＦ　１０４〜１１０のクロック人力φには、
それぞれ修正桁選択信号り、〜Ｄ４が入力している。

以下この回路の動作について、第３図〜第６図のタイム
チャートおよび第７図〜第１３図の動作説明図を用いて
説明する。

時刻修正が行なわれていない時は、第７図に示すように
、修正用タノチスイッチ１４〜２０内にある位置表示素
子２２〜２８は消灯し、この時の修正制御信号Ｂは「Ｌ
」であるためアンドゲート群７２は閉状態にあり、使用
者が修正用タッチスイッチ１４〜２０に触れても修正は
為されガい。

ところが、時刻ｔ、において第８図に示すように、使用
者が誤動作防止用タッチスイッチ３０をタッチ操作する
と、操作信号Ａ、はｒＨＪとなシ、これによりてＦＦ７
０の回出力である修正制御信号Ｂも「Ｈ」となる。この
結果位置表示素子２２〜２８は点灯し、修正回路４８．
５０．５２内の下位桁からの桁上げ信号の入力するアン
ドゲート５４を閉状態とする。そしてさらにアンドゲー
ト群７２　）を開状態として、修正用タッチスイッチ１
４〜２０を有効とする。また回出力がｒＬＪとなること
により記憶回路′１０２内のＦＦ群１０４〜１１０のリ
セットを解除する０ このあとの時刻ｔ２において、第９図に示すとお９、使
用者がまず秒修正用タッチスイッチ２０をタッチ操作す
ると、操作信号Ａ、は「Ｈ」となる。

該信号Ａ５は、ゲート回路７４内のアンドゲート７６に
入力するが、この時は記憶信号Ｇ、〜Ｇ４共に全て「Ｈ
」であるため、アンドゲート群７６〜８２はすべて開状
態にある。このため、修正桁選択信号Ｄ１はｒＨＪとな
シ、これに伴ってトリガ回路９２からは正のシングルパ
ルスが発生して、秒カウンタ３８を一時リセットする。

この結果秒表示部１２の表示は「００」となる。また修
正桁選択信号Ｄ１がｒＨＪと々ると同時に、ＦＦ１０４
の回出力である記憶信号Ｇ！はｒＬＪとなる。

この秒リセットの後の時刻ｔ、において、今度は第１０
図に示すように分桁修正用タノチスイノ、チ１８をタッ
チ操作すると、操作信号Ａ４がｒＨＪとなり、アンドゲ
ート群７２を介してアンドゲート７８に入力し、修正桁
選択信号Ｄ２をｒＨＪとする。

と−）＋Ｆ　？−イｌ医丁１ｄ呟Ａ只内のアント８ゲー
ト５６を開き、修正信号φ２を分桁カウンタ４０に供給
し、分桁を早送シ修正する。これと同時にＦＦ１０６の
回出力である記憶信号Ｇ２も「Ｌ」となる。

このあともし、１０分桁修正用タッチスイッチ１６、時
桁修正用タッチスイッチ１４をタ？チ操作すれば、１０
分桁、時桁の修正が為され、これと同時にＦＦ１０８，
１１０の回出力である記憶信号Ｇ３．Ｇ４も「Ｌ」とな
る。

このように、記憶回路１０２は、いったん修正用タッチ
スイッチが操作されると、そのスイッチに対応した記憶
信号がｒＬＪとなるように作用する。

ととるが、秒および分桁の修正が終了後の時刻１４（第
４図）において、第１１図に示すように、使用者が１０
分桁修正用タッチスイッチ１６をタッチ操作しようとし
て、誤って前に操作した分桁修正用タッチスイッチ１８
に触れると、操作信号Ａ４がｒＪとなる。しかしこの時
、アンドゲート８０に入力している記憶信号Ｇ２が「Ｌ
」であるため、修正桁選択信号り、は「Ｈ」とならず、
分桁の修正は為されない。

また、第１２図に示すように、１０分桁修正スイッチ１
６をタッチ操作しようとして誤って隣りのすでに修正の
終了した分桁修正用タッチスイッチ１８までいっしょに
触れた場合（第５図のｔ４′）は、操作信号Ａ３．　Ａ
４が同時に「Ｈ」となる。しかしこの時も記憶回路１０
２の記憶信号Ｇ２は「Ｌ」。

ＣＪ、　ｒ　ＨＪであるから、アンドゲート７８は閉状
態にあシ、アンドゲート８０は開状態にある。このため
、修正桁選択信号Ｄ３のみが「Ｈ」となり、ｌＯ分桁の
修正のみが為される。

さらに、１０分桁、分桁および秒桁修正終了後ノ時刻ｔ
ｉ（第６図）において、第１３図に示すように、使用者
が誤って再び分桁修正用タッチスイッチ１８に触れると
、操作信号Ａ３は再び「Ｈ」となる。ところが、この時
はすでに記憶信号Ｇ、〜Ｇ３はｒＬＪと々ってお９、ア
ンドゲート７６〜８０は閉状態にある。したがってこの
時の操作では修正は全く為されない。

このように本実施例によれば、修正の終了した表示桁に
対応するタッチスイッチはその後誤って、タッチ操作し
ても修正は為されないため、せっかく修正の終了した表
示桁を、使用者の誤操作から狂わすことがなくなる。も
し、再び修正を行なうなら、誤動作防止用タッチスイッ
チ３０を２回続けてタッチ操作して記憶回路１０２をク
リアすればよい。

（発明の効果） 以上述べたように本発明によれば、修正の終了した表示
桁を再び誤って操作しても修正は為されず、せっかく修
正した桁を使用者の操作ミスから狂わせることがなくな
る。また、誤って修正の終了した桁に対応するスイッチ
までいっしょにタッチ操作した場合も同様に修正の終了
した桁は修正されずに所望の桁のみ修正されるだめ、誤
修正は防止される。

【図面の簡単な説明】

！ 第１図は、本発明の実施例に係るタッチスイッチ付時計
の表示構成図。 第２図は、本発明の実施例に係るタッチスイッチ付時計
の回路図。 第３図〜第６図は、第２図の回路の動作を示すタイムチ
ャート図０ 第７図〜第１３図は、本発明の実施例に係るタッチスイ
ッチ伺時計の動作を示す動作説明図。 ２・・・表示部、 １４・１６・１８・２０・・・修正用タッチスイッチ、 ４８・５０・５２・・・修正回路、 ７４・・・ゲート回路、 １０２・・・記憶回路。 特許出願人　リズム時計工業株式会社 第１図 第６図 翳＋　ｊｓ−一−−−−−−−−−−−笛・７Ｍ 第８図 ３゜ 第９図 第１Ｏ図 第１１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 時刻表示部をおおう表示カバーガラス上に各時刻表示桁
   に対応して配設された透明電極よシ成る修正用タッチス
   イッチと、前記各修正用タノチスイッチをタッチ操作す
   ることによシ対応する時刻表示桁を計時する時刻カウン
   タに修正信号を供給することにより修正を行う修正回路
   と、を有するタノチスイッチ付時計において、前記各修
   正用タッチスイッチのうち前にタッチ操作が行なわれた
   修正用タッチスイッチはどれかを記憶する記憶回路と、
   前記記憶回路からの記憶信号により操作された各修正用
   タッチスイッチのうち以前にタッチ操作の行なわれてい
   ない修正用タッチスイッチのみ有効とするゲート回路と
   、を有することを特徴とする修正用タノチス不ノチの誤
   動作防止装置。