JPS60229033A - 電子写真用二成分系現像剤 - Google Patents

電子写真用二成分系現像剤

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JPS60229033A
JPS60229033A JP59084000A JP8400084A JPS60229033A JP S60229033 A JPS60229033 A JP S60229033A JP 59084000 A JP59084000 A JP 59084000A JP 8400084 A JP8400084 A JP 8400084A JP S60229033 A JPS60229033 A JP S60229033A
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ferrite
toner
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Kazuo Yamamoto
一雄 山本
Nobuhiro Miyagawa
修宏 宮川
Teruaki Azumaguchi
東口 照昭
Yoshinobu Kawakami
川上 善信
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真用二成分系現像剤に関するもので、
より詳細には低電気抵抗のフェライト粒子と顕′tjL
mトナーとから成り、低電位の電気潜像を現像する用途
に適した電子写真用二成分系現像剤に関する。
二成分系磁性現像剤を用いる電子写真法においては、顕
電性トナーと磁性キャリヤとを混合し、この二成分系組
成物を、内部に磁石を備えた現像スリーブ上に供給して
、この組成物から成る磁気ブラシを形成させ、静電潜像
を有する電子写真感光板にこの磁気ブラシを摺擦せしめ
ることにより、顕電性トナー像を感光板上に形成させる
。顕電性トナーは磁性キャリヤとの摩擦により、感光板
上の静電潜像の電荷とは逆極性の電荷に帯電され、磁気
ブラシ上の顕電性トナー粒子がクーロン力により靜′1
潜像上に付着して、v#電電像像現像が行われる。一方
磁性キャリャはスリーブ内の磁石により吸引されており
、しかもその帯電電荷が静電潜像の1荷と同極性であり
、そのため、磁性キャリヤはスリーブ上にその一1’!
残ることになる。鮮明で且つ濃度の高い画像を形成させ
るためには、感光板と磁気ブラシとの間に十分に相対的
な速度差を与えて、感光板が磁気ブラシで十分に摺擦さ
れるようにすることが重要である。
磁性キャリヤとしては一般に、鉄粉キャリヤが広く使用
されているが、この鉄粉キャリヤには未だ多くの欠点が
認められる。即ち、この鉄粉キャリヤを用いた二成分系
現像剤では、現像感度曲線(静電像と現像スリーブ間の
電位差対画像濃度の曲線)の立上りが急で、階調性に劣
り、中間調の再現性に乏しいという欠点がある。また、
この鉄粉キャリヤを含む現像剤は硬い磁気ブラシを形成
することがあり、感光層を傷つける可能性があると共に
、ペタ黒部の複写に際しては、形成される画像に1ブラ
シマーク、即ちブラシの摺擦方向に延びている細くて短
い白線の多数の列が入るという欠点が認められる。更に
、鉄粉キャリヤは湿度に敏感であり、湿度の影響により
現像%性が変化したり、或いはそれ自体錆を発生する傾
向があり、更にまた磁気ブラシの駆動に大きなトルクを
必要とするという問題もある。
近年、二成分系現像剤の磁性キャリヤとして、フェライ
ト、特にンフトフエライトを用いることが提案されてい
る。フェライトキャリヤは残留磁化が小さく、磁気ブラ
シの駆動に必要なトルクが比較的小さく、シかも環境条
件下における緒特性の劣化傾向も小さいという利点を有
しているが、その反面として、フェライトキャリヤは鉄
粉キャリヤよりも高電気抵抗であることにも関連して、
現像に際してキャリヤ引き、即ちキャリヤが感光層側へ
移行するというトラブルや、形成される画像にエツジ効
果が生じるという問題がある。
近年、非晶質シリコン系元導電体層は、表面硬度が高く
、長波長側の光に感度を有し、しかも感度そのものも良
好であるので、電子写真用の感光体として着目されてい
る。
しかしながら、非晶質シリコンは上述した優れた特性を
有するものの、上記光導電層を十分に厚い層に設けるこ
とが製造技術の面でも、製造コストの面でも困難であり
、その層厚は、セレン感光層のそれよりもかなり薄い1
0乃至35μの比較的小さい範囲に制限されているのが
実情である。
非晶質シリコン層の厚みが小さいことに関連して、光導
電層上に形成させ得る帯電時の表面電位も、セレン感元
板のそれよりもかなり小さい200乃至400ボルトの
範囲に制限され、強いて帯電電位を上げると感光層の絶
縁破壊を生じることから、 1形成される電荷像の電位
コントラストが低いという問題がある。かくして、通常
の二成分系現像剤で現像を行う場合には、トナー像の画
像濃度が低下し、また画像@度を強いて向上させようと
すると、トナー飛散を生じたり、或いはカブリ濃度が高
くなるという欠点を生じる。
従って、本発明の目的は、磁性キャリヤとしてフェライ
トキャリヤを含有し、キャリヤ引きや画像にエツジ効果
を生じることなしに、鮮明で高濃度のトナー像を形成さ
せ得る二成分系現像剤を提供するにある。
本発明の他の目的は、電位コントラストの低い電荷像か
らも鮮明性と#度とに優れたトナー像を形成させ得る二
成分系現像剤を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、非晶質シリコン系光導電体を
用いる電子写真法の現像に有効に使用し得る二成分系現
像剤を提供するにある。
本発明によれば、磁気ブラシとしての動的電気抵抗が6
X10’Ω乃至7.2X10’Ωの範囲にあるフェライ
トの焼結還元粒子から成る磁性キャリヤと、体積固有抵
抗が1xio”Ω−1以上の顕電性トナー粒子とから成
ることを特徴とする電子写真用二成分系現像剤が提供さ
れる。
本発明の二成分系現像剤が好適に適用される電子写真法
を説明するための第1図において、駆動回転される金属
ドラム1の表面には、非晶質シリコン系光導電体層2が
設けられている。このドラムの周四には、主帯電用コロ
ナチャージャ3;ランプ4、原稿支持透明板5及び光学
系6から成る画像露光機構:トナー7を有する現像機構
8:トナー転写用コロナチャージャ9;紙分離用コロナ
チャージャ10:除電ランプ11;及びクリーニング機
構12がこの賄序に設けられている。
先ず、光導電体層2をコロナチャージャ6で一定極性の
電荷で帯電させる。次いで、ランプ4で複写すべき原稿
16を照明し、光学系6を経て原稿の光線像で元flE
体層2を露光し、原稿画像に対応する静電潜像を形成さ
せる。この静電潜像を、現像機構8によりトナー7で現
像する。転写紙14を、トナー転写用チャージャ9の位
置でドラム表面と接触するように供給し、転写紙14の
背面から静電像と同極性のコロナチャージを行って、ト
ナー像を転写紙14に転写させる。トナー像が転写され
た転写紙14は、分敵用コロナチャージャ10の除電に
よってドラムから静電的に剥離され、定着域(図示せず
)等の処理域に送られる。
トナー転写後の光導電体層2は、除電ランプ11による
全面露光で残留電荷が消去され、次いでクリーニング機
構12によって残留トナーの除去が行われる。
本発明の重要な特徴は、上述した靜tS像の現像に、低
電気抵抗の焼結還元フェライト粒子と、高電気抵抗の顕
電性トナー粒子との組合せから成る二成分系磁性現像剤
を用いることに存する。
本発明においては・、先ず、種々の磁性キャリヤの内で
もフェライトキャリヤを使用する。フェライトキャリヤ
は、通常の鉄粉キャリヤに比して、比重が小さくしかも
飽和磁束密度も小さいため、形成される穂が柔かく、そ
の結果として現像に際して、現像用スリーブ乃至μスリ
ーブ内磁石の回転に要するトルクが小さいという利点を
有することが知られている。
更に、フェライトキャリヤを用いると、現像剤磁気ブラ
シの電気特性が長期間にわたって安定しており、しかも
スペント・トナーの発生が少ないという利点がもたらさ
れる。
しかしながら、既に述べた通り、フェライトキャリヤ粒
子は、鉄粉キャリヤに比して約2乃至3桁高い体積固有
抵抗を有する。しかして、通常のフェライトキャリヤと
顕電性トナーとの組合せから成る二成分系磁性現像剤は
、セレン系感光体上の静電像の現像には高濃度のトナー
像を与えるとしても、非晶質シリコン系感光体上の静電
像の現像に用いると、著しく濃度の低い画像濃度しか与
えないことがわかった。
本発明に用いるフェライトキャリヤは、磁気ブラシとし
ての動的電気抵抗が6X10’乃至7.2×105Ω、
特にlX10’乃至5.8X10’Ωの範囲にあるフェ
ライト焼結還元粒子から成ることが顕著な!徴である。
即ち、通常のフェライトキャリヤは、一般に体積固有抵
抗がlX1(B0Ω・鋼以上で動的−気抵抗が1xio
’Ω以上の高い値を有する。最近に至って、特開昭59
−48774号公報には、Fg*Os当りの2価金属酸
化物成分のモル比を0.85以下としたフェライト造形
物を電子写真現像用キャリヤーとして用いることが開示
されているが、このキャリヤーの体積固有抵抗は、通常
のフェライトに比して低いとしても、未だ8.5X10
’乃至2X10’Ω・cIfL(動的電気抵抗で8.5
 X 10″乃至2X 10”Ω)のオーダーであり、
非晶質シリコン系光導電体上の靜電浩像を高濃度に現像
するという目的には不満足なものである。
本発明は、フェライト焼結粒子を水素還元することによ
り動的′1気抵抗が6X10’Ω・α乃至7.2X10
’Ω−儂の範囲にあるフェライトキャリヤの製造に成功
し、このキャリヤを体積固有抵抗がlX10”Ω−αの
顕電性トナー粒子と組合せて、非晶質シリコン光導電体
上の電荷像の現像に用いることにより、鮮明さ及び濃度
に優れたトナー像の形成が可能となったものである。
本明細書において、磁気ブラシとしての動的電気抵抗と
は、磁気ブラシによる現像条件下に動的に測定される電
気抵抗値であり、下記の方法によりめられる値を意味す
る。即ち、峨子電真感光体ドラムと同寸法のアルミ#電
極ドラムを感光体ドラムに置換えて設置し、現像スリー
ブ上に現像剤を供給して磁気ブラシを形成させ、この磁
気ブラシを電極ドラムと摺擦させ、このスリーブとドラ
ムとの間に電圧を印加して両者間に流れる電流を測定す
ることにより、算出された抵抗値を意味する。測定条件
として、印加電圧50V1感光体ドラム長さ30cWL
s径9cmz ドラム−現像スリーブ間距離1.5iI
m、穂切の間隔1.(]u、ドラム回転周速度時計方向
16cIIL/86C1スリーブ回転周速度時針方向2
3cm/ageを用いる。以下、この測定法による電気
抵抗をD−8抵抗と呼ぶ。
一般に、帝を電位をE1現像電流をi1現像剤磁気ブラ
シの電気抵抗をRとすれば、下記式%式%(1) の関係が成立つと考えられる。現像電流iにトナーm度
が比例するとすれば、帯1電位(E)の小さい感光体に
対しては、磁気ブラシの抵抗(R)を下げて現像電流(
i)を可及的に大きく取り出すことが考えられるかもし
れない。また、現像剤磁気ブラシの電気抵抗Rを小さく
するために1磁性キヤリヤの電気抵抗、即ちD−8抵抗
を下げることが考えられるかもしれない。
しかしながら、本発明者等は、磁気ブラシの動的及び現
像条件下での電気抵抗とトナー像の濃度との関係は、上
記式(1)の双曲線的関係におるのではなく、一定の電
気抵抗値の所に屈曲点があり、この屈曲点以下では画像
濃度が飛躍的に向上することを見出したものである。第
2図は、現像剤磁気ブラシの動的及び現像条件下での抵
抗とトナー像の濃度との関係を示すプロットであり、非
晶質シリコン感光体とフェライトキャリヤ現像剤との組
合せでは前述した臨界点を生じることが明白であろう。
第2図からも明らかな通り、高m度でしかも高画質のト
ナー像を、非晶質シリコン系感光体上に形成させるとい
う見地からは、現像剤磁気ブラシの動的且つ現像条件下
での電気抵抗(D−8抵抗)を羞価−凍4X10’Ω乃
至5X 10’Ω、特にlX10’Ω乃至2X10’Ω
の範囲とすることが必要となる。
現像剤磁気ブラシ全体の抵抗は当然のことながらキャリ
ヤ粒子の抵抗と、トナー粒子の抵抗とに依存するが、ト
ナー粒子の電気抵抗は、感光層表面から転写紙へのトナ
ー像の転写に重大な影響を及ぼし、トナー粒子の体積抵
抗がlX10”Ω−鑞よりも低い場合には、転写に際し
て、トナー粒子の転写効率の低下及びトナー像の飛散乃
至は輪郭のブロードニング等を生じるために、前記基準
値よりも下げることはできない。この意味では、キャリ
ヤとして電気抵抗の比較的小さいものを用いることが有
効になる。
本発明において、画像濃度を飛−的向上させるという見
地から、フェライトキャリヤのD−8抵□ 抗は前述した上限値に制限される。また、トナー像の濃
度は、キャリヤ磁気ブラシの抵抗が成る値よりも小さく
なるとかえって減少するようになり、しかも電気抵抗が
小さくなり過ぎると、磁気ブラシを介して静電像の電荷
のリーク等が生じて、ペタ黒の画像部に微細な白地抜け
の模様(ブラシマーク)等が生じるようになる。かかる
見地から、本発明においては、キャリヤのD−8抵抗は
、前述した下限値以上に制限される。
本発明に用いる低D−8抵抗のフェライトキャリヤーは
、焼結フェライト粒子をD−8抵抗が上記範囲となるよ
うに還元、好適には水素還元することにより得られる。
原料のフェライト焼結粒子はそれ自体公知のものであり
、公知の焼結フェライト粒子、特に球状の焼結フェライ
ト粒子か有利に使用される。フェライトの組成も公知の
ものでアリ、一般にソフトフェライトと呼ばれるもの、
例えばこれに限定されるものでないが、Zn系フェライ
ト、Ni系フェライト、Cw系フェライト、Mn系フェ
ライト、Mn−Zn系フェライト、Mn−MQ系フェラ
イト、Cu−Zn系フェライト、Ni−Zn系フェライ
ト、un−Cw−Zn系フェライト等が挙げられる。好
適なフェライトは、原子重量%で、Fe55乃至65%
、Cu 5乃至15X1Zn 5乃至15%及びMnO
乃至0.5%から成るCu−Zn系又はC〜−Zn−M
n系フェライトである。
この焼結フェライト粒子を、例えば水素気流中300乃
至500℃、特に340乃至420℃の温度で還元する
。必要な処理時間は、温度や水素通気量によっても相違
するが、一般的に言って、30分乃至1時間の内から、
生成物のD−8抵抗が前述した範囲となる時間を選ぶ。
この還元により焼結フェライト粒子の少なくとも表面部
分の金属成分が酸化状態の低い酸化物、即ち原子価の低
い状態に移行し、これにより電気抵抗の低下を生じるも
のと認めらnる。還元処理は、水素雰囲気中で行うこと
が望ましいが、−酸化炭素を用いて行うことも可能でお
る。
用いる焼結還元フェライトS子は、一般に平均粒径が6
0乃至100ミクロン、特に65乃至45ミクロンにあ
るものが望ましい。前述したD−8抵抗、即ち磁気ブラ
シとしての動的抵抗は、キャリヤ粒子の粒径によっても
左右され、フエライトキャリヤの粒径を小さくすること
により、磁気ブラシの抵抗を任意の低い値に調節し得る
ことが明らかである。これは、フェライトキャリヤの粒
径を小さくすることにより、磁気ブラシ中或いは磁気ブ
ラシとスリーブ乃至は感光層表面との接触点の数が増大
するためと思われる。
用いるトナーは、前述した転写性の見地がらI X I
 Q IIΩ−a、特に少なくとも5xio”Ω−儂の
電気抵抗を有するものでなければならない。
更に、轟然のことながら、このトナー粒子は顕寛性と定
着性とヲ有する着色トナーでなければならない。結着剤
樹脂中に、着色顔料、荷電制御剤等を分散させ九粒径5
乃至30ミクロンの粒状m放物が使用される。樹脂とし
ては、熱可塑性樹脂や、未硬化乃至は初期縮合物の熱硬
化性樹脂が使用される。その適当な例は、重要なものの
順序に、ポリスチレン等のビニール芳香族樹脂、アクリ
ル系樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、石油樹脂、オレフ
ィン樹脂等である。顔料としては例えばカーボンブラッ
ク、カドミウムエロー、モリブデンオレンジ、ヒラゾロ
ンレッド、ファストバイオレットB1 フタロシアニン
ブルー等の1種又は2種以上が使用され、荷電制御剤と
しては、例えばニグロシンペース(CZ50415)、
オイルブラック(CI2615o)、スピロンブラック
等の油溶性染料や、ナフテン酸金属塩、脂肪酸金属石鹸
、樹脂酸石鹸等が必要により使用される。
フェライトキャリヤと顕電性トナーとは、一般に100
:6乃至100:11の重量比で使用するのがよい。こ
の量比も現像剤の磁気ブラシの電気抵抗に影Wを及ぼす
。即ち、フェライトキャリヤの量比が大きくなると、現
像剤の磁気ブラシの電気抵抗が小さくなる傾向を示す。
両者の最適比率は、フェライトキャリヤ及び顕電性トナ
ーの比表面積にも密接に関連する。本発明の好適態様で
は、磁気ブラシを形成する混合物のトナー濃度<01%
)が、下記式 式中、Scはフェライト・キャリヤの比表面積(cII
L”/g)、Stはトナーの比表面積(cIIL”/9
)、kはα80乃至1.07の数である、を満足する濃
度で現像を行う。
先ず、前記式(21における右辺の項Sc/(St十S
c)は、キャリヤ及びトナーの比表面積に関する項であ
り、具体的には、キャリヤとトナーとを等重量混合した
組成物の全表面積当りのキャリヤの占める表面積の割合
い(以下単にキャリヤ懺面積占有率と呼ぶ)を表わす数
値である。
しかして、本発明のこの態様においては、このキャリヤ
衣面積占有率乃至はその近傍値とトナー濃度とが等しく
なるような条件で、二成分系現像剤による静電像の現像
を行うと、画像の濃度の向上、カブIJ 111度の低
下、解像度の向上及び階調性の同上がもたらされるもの
である。
トナー一度(01%)とキャリヤ六面積占M半(Sc/
<St十Sc) 1%)とのずれは、両者の比率、即ち に=ct/C8c/lst十sc):)係数kをめるこ
とにより評価することができる。
この係数には使用するフェライトキャリヤの形状によっ
て相違するが本発明においては、この係数kを前述した
0、80乃至1゜07の値、特に球状フェライト粒子で
は0.90乃至1.04の範囲とすることにより、高い
画像濃度、低いカブリ濃度、高い解像力及び優れた階調
性が得られ、しかもこれらの特性は現像開始初期のみな
らず、10000枚もの連続複写後においても殆んど低
下しないという効果が達成される。
本発明の二成分系現像剤は、非晶質シリコン系元導電体
層を用いる電子写真法の現像に特に有用である。
非晶質シリコン系光導電体層としては、それ自体公仰の
任意のものが使用され、例えばシランガスのプラズマ分
解等で基板上に折重される非晶質シリコンが使用され、
このものは、水素やハロゲン等でドーピングされ、更に
ボロンやリン等の周期律界第■族または第■族元累でド
ーピングされたものであってよい。
代表的なアモルファスシリコン感光体の物性値は、暗導
電率が≦1o−12Ω−1・dl、活性化エネルギ(0
,85gV、光導電率ン10−7Ω−” ’ ell 
’ 、光学的バンドギャップ1.7〜1.9 g Vで
あり、また結合水素量は10〜20原子%の量でその膜
の誘を率は11.5〜12.5の範囲にあるものでおる
この非晶質シリコン光導電層は、ドーピング種に応じて
プラス荷電やマイナス荷電も可能であり、コロナチャー
ジャへの印加電圧は5乃至8KVの範囲が一般的である
本発明によれば、非晶質シリコン元導電体層の膜厚が1
0乃至35μmのように小さく、その結果として帝tt
位が著しく小さい場合にも高濃度の画像形成が可能とな
るという顕著な利点がある。
しかも、小さい膜厚の感光層が使用可能であることは、
感光体のコストを下げる上で顕著な利点をもたらすのみ
ならず、感光層中での光拡散等が防止され、その結果と
して形成されるトナー像の解像力も向上するという利点
をも生じる。
本発明の二成分系現像剤は、勿論、非晶質シリコン光導
電層以外の光導電層、例えばセレン惑元板、CdS感元
板、M機感光板<opc)等に形成された゛電荷像を現
像するのにも有効であり、この場合にも、キャリヤ引き
やエツジ効果のないトナー画像を、電位コントラストの
小さい電荷像に対しても、高濃度で形成させ得るという
利点がある。
実施例 フェライトキャリヤのDS抵抗と複写物との関連を調べ
るために第1図に示さ扛ている4!r機構を備えた複写
装置を用い、トナーと4.0X10’乃至8.51X1
0’Ωの範囲にある極々のD−8抵抗を有するフェライ
トキャリヤとから成る現像剤を用いて複写テストを行っ
た。
複写装置としては以下の条件に設定し使用した。
感光体:亘径90wmAl製基体上にボロンをドープし
たα−8VHをグロー放電分解法により20μ毒の膜厚
に堆積させた感光体 画像露光用光源:感元体表面上での光強度60μW/c
rIL” (ただし600nm以上の分光強度は10μ
W/cm2以下)に設定した白色螢光灯 除電光源:緑色発光の冷陰極放電管 クリーニング部ニブレードクリーニング方式王帯電:コ
ロナ帯電器(+6゜2KV印加)転写帯電: # (+
5.VKV印加)複写速度:感光体ドラム回転速度16
cIrL/8eC現像部ニスリーブ回転速度 26σ/
ロC現像磁石強度 1000ガウス 穂切間隔 1.0雪冨 現像領域:感光体と現像スリーブとを共に時計方向に回
転させ、D−8間のギャップは1.5諺に固定した。
現像剤としてはトナーは同じ物に使用し、前述した範囲
で種々の動的電気抵抗tVするフェライトキャリヤと組
合せたものを使用した。
(czl フェライトキャリヤ 電気抵抗(50V印加D−8抵抗)= 4.0X10’〜8.51X10’Ω 飽和磁化:全て70 grrm/g 中心粒径:全て40μ濯 (b)トナー (11組成 (11)潤製 上記組成から成る混合物を熱三本ロールミルで充分に溶
融混線分散を行い、次いで混線物を取り出し冷却後粗粉
砕機(ロートプレックスカッティングミル:アルビネ社
製)で2龍程度の大きさに粗粉砕し、その後超高速ジェ
ットミル(NIPPONPNEUMATICMFCCo
、LTD製)にて微粉砕して5〜20μ程度の粒径を有
するトナーにall!l製した。このトナーの比衣面槓
は4360 cIrL”/ g又、体積固有抵抗は4.
5 X 10 ”’Ωaであった。
これらのフェライトキャリヤとトナーとを比表面積の関
係から適正トナー濃度となるように混合し、第1表に示
す現像剤を調整した。
この第1衣に示すA乃至Gの現像剤を用いて被写テスト
を行った結果を第2辰に示す。
この第2衣に示した実験結果から、キャリヤのD−8抵
抗か8.0X10’乃至7.lX10’Ω(表中BXC
,D、E)の現像剤を用いた場合には、高濃度の複写物
が得られた。これらB乃至Eの現像剤の中でも特にキャ
リヤのD−8抵抗か1.Ox106乃至7.1x10’
Ω(表中C,D、E)は画像S度C1,D、)も高く、
階調性や解像度に優れ、ブラシマーク、カブリ、エツジ
効果による白ぬけ及び尾引き現象等のない鮮明な複写画
像が得られた。そして%に現像剤C,Dの画像濃度が嵩
かった。
また第1衣におけるキャリヤのD−8抵抗と第2衣にお
ける1、Dとの関係を示したグラフ図が第6図である。
このグラフ図から、キャリヤのD−8抵抗が6810’
乃至7.2X10’Ωの範囲で1、D、のビークが存在
し、この範囲の現像剤を使用すれば画像濃度1.1以上
で高品位な複写物が得られることを示している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子写真法を説明するための図であり
、図中2は非晶質シリコン系元導電体層、3は主帯域用
コロナチャージャ、4は露光用ランプ、8は現像機構、
9は転写用コロナチャージャ、11紘除電う/プ及び1
2はクリーニング機構を夫々懺わす。 第2図は現像剤のD−8抵抗と1.Dとの関係を示すグ
ラフ図、 第6図はキャリヤのD−8抵抗と1.Dとの関係上水す
グラフ図である。 第4図は、フェライトキャリヤーの粒径とこのキャリヤ
ーを用いた現像剤(過圧トナー濃度)のD−8抵抗との
関係を示すグラフ図である。 特許出願人 三田工業株式会社 第1図 1、D (at 250V) 1、D (at 250V) 第4図 大ヤリャラIi径(um)− 手続補正書1発) 昭和59年 7月 2日 特許庁長官 志 賀 学 殿 l、事件の表示 特願昭59−84000号 2、発明の名称 電子写真用二成分系現像剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人〒105 5、補正命令の日付 な し 8、補正の対象 (1)明細書第11頁下から3行目に「高濃度でしかも
」とあるを、r高濃度でしかもブラシマークが無いjと
訂正する。 (2)同第12頁第2乃至3行目に、「特ニ1X107
Ω乃至2 X 10’Ω」とあるを、「好J:L<は8
×106Ω乃至4 X l 07Ω、特に好iL<はI
 X 107Ω乃至2 X 107Ωjと訂正する。 以 上 手続補正書印発) 昭和59年11月12日 特許庁長官 志 賀 学 殿 l、事件の表示 特願昭59−84000号 2、発明の名称 電子写真用二成分系現像剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人〒105 5、補正命令の日付 な し 6、補正の対象 (1) 明細書第10頁第10乃至14行目に「測定条
件として・・・・・・・・・を用いる。」とあるのを以
下の通り訂正する。 「 測定に当っては、トナーとキャリヤとから成る現像
剤の場合には印加電圧を50Vとし、キャリヤ単独で磁
気ブラシを形成させて測定する場合には印加電圧を20
Vとして、使用する複写機に備わっている現像装置の現
像条件(例えば、ドラム−スリーブ間距離や磁気ブラシ
の移動速度など)に従って測定する。 即ち、この測定によって得られる抵抗値は使用する複写
機の現像条件に即した抵抗値であることが理解される。 」 (2)同第17頁第1乃至6行目に「式中、・・・・・
・・・・・・・・・・・・・の数である、」とあるのを
以下の通り訂正する。 「式中、5cはフェライトキャリヤの比表面積(cyi
/i :透過法による実測値〕、5tはトナーの比表面
積(CI?9 :コールターカウンターを用いて測定し
た平均粒径な基に、トナーが真球であると仮定して計算
した有効比表面積であり、平均粒径から得られるトナー
の半径をr(―)とし、トナーの真比重をρCf1M>
とした場合、5t =5/r・ρで計算した値である)
、kは0,80乃至1.07の数である、」(3)同第
21頁第17乃至18行目に、「電気抵抗(50r印加
D−8at) : 4.OX 10’ 〜8.51X1
0・Ω」 とあるを、以下の通り訂正する。 「電気抵抗(20r印加D−5抵抗):4.0X10’
〜8.51X10・Ω D−5抵抗の測定は、前述した接写速度、現像部及び現
像領域の各条件をそのまま使用し、感光体ドラムの代わ
りにドラムと同じ大きさのAt製電極ドラムを装着し、
スリーブとドラムとの間に20Vの電圧を印加して両者
間に流れる電流を測定することにより算出した値である
。」 (4)同第22頁下から第6行目に「アルビネ社製」と
あるのを、「アルビネ社製」に訂正する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 磁気ブラシとしての動的磁気ブラシ抵抗が6X
    10’Ω乃至7.2X10’Ωの範囲にあるフェライト
    焼結還元粒子から成る磁性キャリヤと、体積固有抵抗が
    lX10”Ω−儂以上の顕電性トナー粒子とから成るこ
    とを特徴とする電子写真用二成分系現像剤。
JP59084000A 1984-04-27 1984-04-27 電子写真用二成分系現像剤 Expired - Lifetime JPH0629992B2 (ja)

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