JPS60228203A - トレ−シ−トによる集団包装方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 例えば、牛乳やジュースを入れるのに用いられるパック
容器と称する紙容器を多数１まとめにして包装するに当
っては、段ボールなどからなるシートが用いられ、これ
をトレー状に成型すること忙より多数の紙容器を包装す
る方式が採られており、その包装形態（集積パターン）
として例えば縦３個、横８個（３×８）の合計２４個、
縦３個、横９個（’　３　Ｘ　９　）の合計２７個ある
いけ縦３個、横１０個（３×１０）の合計３０＠を１ま
とめにして包装する場合がある。

ところが、これより集積数を大きくすることは包装物が
重く々す、運搬の面で都合が悪（、また、包装機械が大
きくなるから、現実的でない。

捷た、逆に集積数を上記の場合より小さくすることは、
充填機の能力が高くなっている現在包装機の能力からい
って非常にむつかしい。

このような実情にありながらも、顧客は販売上の理由か
ら縦３個、横４個（３Ｘ４）の合計１２個、縦３個、横
３個（３×３）の合計９個あるいは縦３個、横５個（３
Ｘ５）の合計１５個というように、普通の集積パターン
よりも小さい集積パターンにより包装された包装物を希
望する場合が多い。

本発明はこのように多数の物品をトレーシートにより１
寸とめに包装した場合において、例えば３×８の場合よ
シ小さい集積パターンの包装物に分割し得るようにし、
また、大きな集積バクーンにより包装する場合に用いる
装置をそのまま利用してこれより小さい集積パターンに
よる包装を可能ならしめたものであって、その包装方法
の特徴とするところは、１以上の切取線（ｃ）を介して
その左右に個々のトレー用シートを連設して１枚のトレ
ーシートとし、これを各折目線から折曲することにより
切取線（ｃ）を介してその左右に複、数の口高（ｄ）を
形成し、各口高（ｄｌ内に所定数ごとにまとめた物品群
をそれぞれ収納する点にあり、また、その装置の特徴と
するところは、物品搬送用のコンベヤＦ＋１の前方に、
該コンベヤｆ１１の駆動方向と直交する方向に作動する
物品押込用のグツシャー（３）を設け、その前方の物品
集積部ｉｐ）には、グツシャー（３）例より押込まれる
物品の動きに追随する動きをする受板（７）と、上下動
ならびにグツシャ−（３）により押込まれる物品の動き
に追随する動きをする仕切板（４）と、プッシャー（３
）の作動方向と直交する方向に作動する物品押出用のプ
ッシャー（８）をそれぞれ設け、該グツシャ−（８）の
前方である物品集積部（ｐ＋の側方には、トレーシート
のフラップ折曲装置を設けた点にある。

本発明−よる集団包装方法の実施例を添付の図面に基づ
いて説明する。

第８図は、例えば縦３個、横８個（３Ｘ８　）の合計２
４個の物品（Ａ）の最も一般的な包装形態を示すもので
あって、この場合には第９図に示すようなトレーシート
（ｂｌ）が用いられ、これを各折目線から折曲してトレ
ー（Ｂ１）とする。

第１０図は、これと同じ個数の物品（３）を本発明によ
る包装方法により包装したものであり、この場合には第
１１図に示すようなトレーシート（Ｂ２）が用いられる
。このトレーシート（Ｂ２）は３×４個の物品を１まと
めに包装するべき個々のトレーシート（ｂ’）　、　（
ｂ’）を１つの切取線（ｃ）を介して左右に連設したも
のであり、この１枚のトレーシート（Ｂ２）を第１２図
に示すように折曲して１つの切取線（Ｃ）を介して１つ
のトレー内に物品収納用の口高（ｄｌを左右に２つ形成
し、両四隅（ｄｌ　、　（ｄ）内に３×４個の物品（５
）をそれぞれ収納し、しかる後向フランプ（ｈｌ及び外
フラツプ（ｇ）を順次折曲して第１０図に示すようなト
レー（Ｂ２）とする。このようにすると、３×８個の物
品が３×４個の２つの物品群に分割された形で１つのト
レーに包装され、そのま捷の状態で取扱ったり、必要に
応じて切取線ｆｃ）から２個に分割して販売することか
できる。

また、第１３図は、例えば縦３個、横９個（３×９）の
合計２７個の物品（Ａ）の最も一般的な包装形態を示す
ものであって、この場合には第１４図に示すようなトレ
ーシート（Ｂ３）か用いられ、これを各折目線から折曲
してトレー（Ｂ３）さする。

第１５図は、これと同じ個数の物品［Ａ）を本発明によ
る包装方法により包装したものであり、この場合には第
１６図に示すようなトレーシート（ｂ４）が用いられる
。このトレーシー）、　（ｂ４）け３×３個の物品を１
まとめに包装するべき個々のトレーシート（ｂ″）を２
つの切取線（Ｃ）を介して３つ連設したものであり、こ
の１枚のトレーシー　）　（ｂ４）を第１７図に示すよ
うに折曲して１つのトレー内に３つの物品収納用の口高
（ｄ）を形成し、各口高（ｄ）内に３×３個の物品（Ａ
）をそれぞれ収納し、しかる後内フラツプ（ｈ）及び外
フラツプ（ｇ）を順次折曲して第１５図に示すようなト
レー（Ｂ、）とする。このようにすると、３×９個の物
品が３×３個の３つの物品群に分割された形で１つのト
レーに包装され、その１まの状態で取扱ったり、必要に
応じて切取線（ｃ）から２個あるいは３個に分割して販
売することができる。

このように、多数の物品Ａ）を１まとめに包装した場合
において、その個数は同じであっても１つのトレー内に
グループごとに分割して収納されているから、必要に応
じて小さい集積パターンの包装物に分割することができ
、運搬、販売などの際の取扱いに便ならしめることがで
きる０ 次に、本発明による包装装置の実施例を添付の図面に基
ついて説明する。実施例では、３×８個の物品を３×４
個の２つの物品群に分割された形で１つのトレーで包装
する場合について説明する。

第１図に示すように、常時駆動する物品搬送用のコンベ
ヤ（１）の前端部に左右一対のバーチカルベルト 、（２）は断続的に駆動せしめられ、コンベヤｉｔ）　
Ｋ載せられて搬送されてくる物品Ａ）を例えば３個ごと
前方−＼送り出す。

バーチカルベル）　＋２＋　、　ｉ２＋の前方にはプッ
シャ−１３）か備えられておシ、これがコンベヤθ）の
走行方向と直交する方向に作動することにより、物品Ａ
）を３個ごと前方（第１図の右側）へ押出す。この位置
（ｐ＋が物品集積部であって，ここには第２，３図に示
すように、上記プッシャー（３）の作動方向（第１図の
左右方向）と直交するように１枚の仕切板（４）と、該
仕切板（４）の右側に位置しこれと平行１て配置された
受板（７）吉、集積された物品群を側方（第１図の下方
）に押出すプッシャー（８）とがそれぞれ備えられてい
る。仕切板（４）は第２，３図に示すように２つのシリ
ング−　＋５１　、　＋６１と関連させてあって、シリ
ング−（５）の作動によりプッシャー（３）側に進出し
、また、シリング−（５）の排圧によって徐々に後退す
る。また、シリング−（６）の作動により仕切板（４）
は第３図の２点鎖線（４′）で示すように横臥する。

一方、受板（７）はシリング−（７ａ）の作動によりプ
ッシャー（３ン側に進出し、また、シリングー（７ａ）
の排圧によって徐々に後退する。

プッシャー（３）、仕切板（４）及び受板（７）Ｋよる
物品集積状況を説明すると、第７図（ａ）に示すように
シリングー（７ａ）が作動して受板（７）がプッシャ−
（３）側に進出し、この状態で物品が押込まれてくるの
を待つ。この場合、シリング−（５）のピストンロンド
は突出していて仕切板（４）は上昇して横臥状態にある
。

プッシャー（３）が作動して３個１組の物品を前方（第
１．２．７図の右方）へ押出す。このとき受板（７）が
この物品群を倒れないように受け止める。この動作が４
回繰り返されることにより第７図（Ｃｌに示すように３
個１組の物品群が前後に４組（都合１２個）集積せしめ
られる。なお、ブツシャ−（３）により３個１組の物品
群が押出される度にシリングー（７ａ）の排圧によって
受板（７）は物品の動きに追随して一歩づつ後退する。

３個１組の物品群が前後に４組（都合１２個）集積せし
められた瞬間、シリングー１６）か作動してそのピスト
ンロンドが突出し、第７図（ｃ）の鎖線で示すように仕
切板（４）が下がり、集積された１２個の物品群の後端
面に当てかわれる。

ついでプッシャー（３）が再び作動し、３個１組の物品
群を前方へ押出すが、前回集積された都合１２個の物品
群との間には第７図（ｄ）に示すように仕切板（４）が
差込まれているから、今回集積される物品群とは縁が切
れており、プッシャー（３）の往復運動により第７図（
ｅ）に示すように仕切板（４）の左側において、都合１
２個の物品群が集積せしめられることとなる。

なお、プッシャー（３）により３個１組の物品群が仕切
板（４）の左側に押込まれる度に、シリング−（５１、
（７ａ）のピストンロンドはいずれも物品の動きに追随
して一歩づつ後退するから、仕切板（４）と受板（７）
も物品の動きに追随して一歩つつ後退する。

かくして、第１図に示すように物品集積部（ｐｉには仕
切板（４）をはさんで３×４個の物品群が２組集積され
たことになる。

こｏ瞬間、プッシャーＩＲＩが作動して集積された２組
の物品群を側方へ押出す。なお、プッシャー（８）が元
の位置に戻ると、シリング−（５）、＋６１゜（７ａ）
がそれぞれ作動して仕切板（４）、受板（７）は第７図
（ａ）の状態に戻り、次回の集積作業のために待機する
。

この操作を繰り返すことにより、仕切板（４）をはさん
で３×４個の物品群を２組づつ集積し、これを側方に排
出することができる。上記の場合ニオいては、３×４個
の物品群を２組づつ１つのトレーに集積するべく仕切板
（４）などを作動させだが、スイッチを切換えることに
より仕切板（４）を上下動させるシリングー（６）の作
動タイミングを変えたり、これが全（作動しないように
することによって、物品の集積パターンを容易に変更す
ることかできる。

物品集積部（ｐ）の側方には、第４〜６図に示すような
トレーシート折曲装置が設けられている。

コノトレーシート折曲装置さけ、トレーシート移送用の
フィーグー（９）の内方にあるトレーシート降下装置（
１０）と、フラップ折曲装置（１１）とからなり、トレ
ーシート降下装置（１０）は例えば左右一対の吸盤で構
成され、シリング−（１０ａ）の作動によりフィ・−グ
ー（９）の上方に積み重ねられているトレーシート（ｂ
２）を下方のものから１枚づつ引き降ろす。一方、フラ
ップ折曲装置（１１）は、第４図及び第６図に示すよう
に左右２枚の折曲板（１１ω。

（ｌｌａ）と両者間に位置する折曲爪（１１ｂ）とをそ
れぞれ上方に向けて突出させたものであって、シリング
−（ｌｌｃ）の作動により上下動可能であり、これが上
昇したとき、左右２枚の折曲板（ｌｌａ）　。

（ｌｌａ）と両者間に位置する折曲爪（ｌｌｂ）がトレ
ーシート降下装置（ｌＯ）により引き降されてくるトレ
ーシート（ｂ２）の左右の外フラツプ（ｅ）　、　（ｅ
）と切取線（ｃｌを介して連設されている折曲げフラッ
プ（ｆ）。

（ｆ）を第４図で示すようにそれぞれ折曲し、第１２図
に示すように左右２つの四隅（ｄ）を有する形に成型す
る。

このような形に成型されたトレーシート（ｂｚ）の両四
隅（ｄｌ　、−（ｄｌ内に、物品集積部（ｐｉにおいて
集積された３×４個の物品群がプッシャー＋８１　Ｋよ
り整然と押込まれる。そして、フィーダー（９）の駆動
により、その爪（９ａ）　、　（９ａ）がこのトレーン
ｈ（ｂｔ’）を第１図の左方へと押し進める。

この搬送途中において、接着剤塗布装置（Ｉ■により未
折曲状態の４枚の外７ランプ（ｇ）に接着剤ＯＪが塗布
せしめられ、このトレーシートが排出フィーダーｔ１４
）上に押し出される。そして、排出フィーダーＣ１４）
の駆動（第１図の矢印方向）により前進するが、その途
中で図示してないフラップ折曲装置により各内フラツプ
（ｈ）と外フラップ（ｇ）とがそれぞれ折曲せしめられ
、第１０図に示すような完全なトレー（Ｂ２）に成型さ
れて排出される。

なお、トレーシート降下装置（１ｏ）は第４〜６図に示
す−ように、フラップ折曲装置（１１）の枠内に位置し
ており、その上下動ＫＩ″ｉ何ら支障がない。

第９図に示すトレーシート（ｂ＋）と第１４図に示すト
レーシー）　（ｂ３）により包装する場合には、フラッ
プ折曲装置（１１）として２本の折曲板（ｌｌａ）を有
するものを、また、第１６図に示すトレーシート（ｂ、
）により包装する場合には、フラップ折曲装置（１１）
として左右２枚の折曲板（ｌｌａ）と２本の折曲爪（ｌ
ｌｂ）を有するものを、というようにトレーシートの形
状に応じて折曲板及び折曲爪の数を異ならしめたフラッ
プ折曲装置を使用し、また、トレーシートの形状に応じ
てトレーシート降下装置（１０）のｒ！ＩＪ、盤の数を
異ならしめたり、左右２つの折曲板（ｌｌａ）及び折曲
爪（ｌｌｂ）を別個のシリング−によりそれぞれが独立
して上下動するようにしておき、スイッチを切換えるこ
とにより各シリング−が作動したりあるいけ停止するよ
うにしておくと、形の異なる様々なトレーシートを用い
て包装を行うことができる。

本発明による集団包装装置によれば、１枚のトレーシー
トのフラップを折曲するこ七によって物品収納用の門閥
を形成し、該凹窩内に所定数ごとに捷とめた物品群を組
ご七に自動的に収納するこ吉ができるから、包装機の能
力を低下させることなく能率よくトレーシートにより物
品を包装することができる効果かある。また、形の異な
るトレーシートを用いることにより、包装される物品の
数は同じであってもこれより小さい集積パターンによる
包装を可能ならしめ得る効果がある。

なお、第８図、第１０図、第１３図、第１５図に示す包
装物はそのまま出荷してもよいが、その周囲をポリエチ
レンフィルムで囲続し、シュリンク包装するとよい。こ
の場合には、トレーシートの切取線（ｃ）に合わせて予
じめフィルムにミシン目を入れておき、２個以上に分割
する際に支障がないようにしておくとよい。

【図面の簡単な説明】

添付図面は、本発明の実施例を示すもので、第１図は、
集団包装装置全体の平面図、第２図、第３図は、その一
部である物品集積機構を示す拡大平面図ならびに正面図
、第４図、第５図、第６図は、トレーシートのフラップ
折曲機構を示す拡大正面図、拡大側面図ならびに拡大平
面図、 第７図（ａ）〜（ｅ）は、物品集積機構の作動状態を工
程順に示す正面図、 第８図は、３×８個の物品を１枚のトレーシートにより
包装した包装物全体の斜視図、第９図は、その場合に用
いるトレーシートの平面図、 第１０図は、３×８個の物品を本発明による包装方法に
より包装した包装物全体の斜視図、第１１図は、その場
合に用いるトレーシートの平面図、 第１２図は、そのトレーシートの折曲途中の状態を示す
斜視図、 第１３図は、３×９個の物品を１枚のトレーシートによ
り包装した包装物全体の斜視図、第１４図は、その場合
に用いるトレーシートの平面図、 第１５図は、３×９個の一物品を本発明による包装方法
により包装した包装物全体の斜視図、第１６図は、その
場合に用いるトレーシートの平面図、 第１７図は、そのトレーシートの折曲途中の状態を示す
斜視図、 である。 ＋１＋・・−・　コンベヤ、＋２１・・−・　バーチカ
ルベルト、（３）・・−プッシャー、（４）−・　仕切
板、（５）。 （６）−・　シリングー、（７）・・・　受板、（７ａ
）・・・・シリングー、（８）・・・　プッシャー、（
９）・・・−・・・フィーダー、（９ａ’）　・・爪、
（ｌＯ）　・　トレーシート降下装置、（１０ａ）・・
・・　シリング−１Ｕ　・　フラップ折曲装置、（ｌｌ
ａ）・　・　折曲板、（ｌｌｂ）−・・・折曲爪、（ｌ
ｌｃ）・・・・　シリング−１（Ｉ２１−・・・・接着
剤塗布装置、（１４）・・・・・・・排出フィーダー、
（Ａ）・・・、物品、（Ｂｒ）　、　（Ｂ２）　、　（
Ｂ３）　、　（Ｂ、’）　・　トレー、（ｂ＋）　、　
（ｂｘ）　、　（ｂ３）　、　（ｂ４）　・＝−、）シ
ーシート、（ｃ）・切取線、（ｄ）−四隅、（ｅ）−・
・−外フラツプ、（ｆ）　−折曲げフラップ、（ｇ）・
　外フラツプ、ｆｈ）・−因フラップ。 特許　出願人　テトラ　バックインターナショナルニー
ビー代理人弁理士　藤　１）　時　彦　、′ヒ＼１゜ ほか２名 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．１以上の切取線（ｃ）を介してその左右に個々のト
   レー用シートを連設して１枚のトレーシートとし、これ
   を各折目線から折曲することにより切取線（Ｃ）を介し
   てその左右に複数の四隅（ｄｌを形成し、各四隅（ｄ）
   内に所定数ごとに１とめた物品群をそれぞれ収納するこ
   とを特徴とするトレーシートによる集団包装方法。 ２、物品搬送用のコンベヤ＋１１の前方に、該コンベヤ
   ｉｌ＋の走行方向と直交する方向に作動する物品押込用
   のプッシャー（３）を設け、その前方の物品集積部（ｐ
   ｌには、プッシャー（３１により押込まれる物品の動き
   に追随する動きをする受板（７）と、上下動ならびにプ
   ッシャー（３）により押込まれる物品の動きに追随する
   動きをする仕切板（４）と、プッシャー（３）の作動方
   向と直交する方向に作動する物品押出用のプッシャー（
   ８）をそれぞれ設け、該プッシャー（８）の前方である
   物品集積部（ｐｌの側方には、トレーシートのフラップ
   折曲装置を設けたことを特徴とするトレーシートによる
   集団包装装置。 ３、受板（７）を作動させるシリング−１仕切板１４）
   の上下動ならびにプッシャー（３）により押込まれる物
   品の動きに追随する動きを行わしめるシリングー及び物
   品押出用のプッシャー（８）を作動させるシリング−を
   、スイッチを切換えることにより作動させたり、停止さ
   せたりすることができるようにしてなる特許請求の範囲
   第２項記載のトレーシートによる集団包装装置。