JPS60227388A - 調理設備用の表面ユニットの電力制御装置 - Google Patents

調理設備用の表面ユニットの電力制御装置

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JPS60227388A
JPS60227388A JP60041367A JP4136785A JPS60227388A JP S60227388 A JPS60227388 A JP S60227388A JP 60041367 A JP60041367 A JP 60041367A JP 4136785 A JP4136785 A JP 4136785A JP S60227388 A JPS60227388 A JP S60227388A
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トーマス・ロイ・ペイン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 関連出願との関係 この出願は係属中の米国特許願通し番号筒586.36
1号(1984年3月5日出願)と関連を有する。
発 明 の 背 景 この発明は全般的に家庭用電気レンジの様な調理装置の
表面加熱装置に対する改良された電力、制御装置、更に
具体的に云えば、表面加熱装置の上にのっかる器具の温
度に応答する温度感知装置を含む制御装置に関する。
器具温度感知装置を利用した電力制御装置が従来開発さ
れており、その幾つかは市場で入手し得る家庭用レンジ
でも現在使われている。典型的には、こういう装置は一
般的に自動表面装置と呼ばれているが、器具と熱接触す
る様に取付けたバイメタル装置又はサーミスタ装置の様
な温度感知装置を持っている。加熱素子に対する電流が
感知装置の状態の関数として制御される。感知された温
度が、感知装置に機械的に結合されていて、利用者の入
力の関数として閾値を変える様に作用する入力制御つま
み又はスイッチを利用者が操作することによって定めら
れた予定の同値温度より低い時、加熱素子は一杯の電力
で付勢され、温度が閾値を越えると、加熱素子が脱勢さ
れる。この様な電気機械的な感知及び制御装置は、少な
くとも1つには許容交差が蓄積する為、温度を感知する
点でも、感知した温度に応答して電力を制御する点でも
、固有の不正確さがある。後に述べた問題は、少なくと
も1つには、こういう制御装置がデユーティ・サイクル
の小さな変化、特に低いデユーティ・サイクル即ち、5
0%未満のデユーティ・サイクルに於けるその変化を行
うことが出来ない為に起る。この為、この様な制御装置
の温度制御の性能は、不正確な公称温度の前後の望まし
くない程大きなオーバシュート及びアンダシュートが特
徴である。
従来公知の自動表面装置制御装置の上に述べた様な欠点
の為、器具の温度を正確に感知し、温度のオーバシュー
トをごく少なくして比較的厳密な温度制御をする様な制
御装置が非常に望ましい。
従って、この発明の目的は、自動表面装置に対する電力
制御装置として、器具の温度を正確に測定することによ
って確実な温度制御を行うと共に、温度のオーバシュー
ト並びにアンダシュートを制限しなしがら、煮沸及びフ
ライの両方の動作様式で、選択する熱量設定値の変化、
又は温度に影響を与える器具の負荷の変化に対する熱応
答が速い、改良された電力制御装置を提供することであ
る。
この発明の別の目的は、上に述べた形式の電力制御装置
として、電子制御器を取入れて複数個の動作様式を実施
し、種々の異なる負荷及び調理目的に対して、正確な温
度制御及び速い熱応答をする電力制御装置を提供するこ
とである。
発 明 の 概 この発明は自動表面加熱装置を取入れた調理装置に対す
る改良された電力制御装置を提供Jる。
表面装置は、その上に置かれた調理器具を支持して加熱
する様になっており、外部電源によって付勢される。表
面装置の上に支持された時の器具の温度を感知する温度
感知手段を設ける。利用者が操作し得る入力選択手段が
、食品負荷を利用者によって選択し得る複数個の温度の
内の1の温度まで加熱する為のフライ様式、並びに利用
者が大部分が水又は水を基本とした液体で構成された負
荷の加熱を効率よく制御することが出来る様にする全般
煮沸様式を含む複数個の調理様式の内の1つを利昇者が
選択することが出来る様にする。更に利用者は、各々の
様式で、複数個の相異なる熱量設定値の内の1つを選択
することが出来る。各様式の各々の熱量設定値には、予
定の定常状態の電力レベルと、実際の煮沸様式の場合を
除いて、予定の定常状態の温度範囲とが関連している。
電子制御手段が、温度感知手段及び利用者入力選択手段
からの入力に応答して、表面装置の付勢を制御する。制
御手段は、フライ様式では、感知された器具の温度と、
選択した熱量設定位置に対する定常状態の温度範囲との
間の差の関数として、誤差信号を発生する様に作用する
。制御手段は、誤差信号の関数として決定された成る数
の電力レベルだけ、選択した熱量設定値に対する定常状
態の電力レベルを越える印加電力レベルで、表面装置を
作動する。誤差信号がゼロに近づくにつれて、印加電力
レベルが選択した熱量設定値に対する定常状態の電力レ
ベルに近づき、この為器具は温度のオーバシュートをご
く少なくして、急速に選択された温度範囲に持って来ら
れる。
この発明の電力制御装置は、渇ため様式を実・施する手
段をも含むことが出来る。この様式では、感知器具温度
が予定の最低温ため基準温度より低い時は、比較的低い
電力設定値で、そして感知器具温度が前記最低温ため基
準温度と予定の最高温ため基準温度の間にある時は選択
した熱量設定値に対応する電力レベルで、表面装置が作
動されると共に、感知器具温度が前記予定の最高温ため
基準温度を越える時は、表面装置が脱勢される。この様
式の場合の最高基準温度は、器具の中に沸騰する水が存
在することを表わす様な感知器具湿度よりかなり低くな
る様に経験的に決定される。
この発明の別の1面として、制御手段は煮込み様式を実
施する様に作用する。この様式では、感知器具温度が予
定の最低煮込み基準温度より低い時は、比較的高い予定
の電力レベルで、感知器具温度が前記最低煮込み基準温
度及び予定の中間煮込み基準温度の間にある時は、前記
第1の電力レベルより低い予定の中間電力レベルで、そ
して感知器具温度が前記中間基準温度及び予定の最高煮
込み基準湿度の間にある時は、選択した熱量設定値に伴
う定常状態の電力レベルで、夫々表面装置が作動され、
感知記号温度が前記最高煮込み基準温度を越える時、表
面装置が脱勢される。最低、中間及び最高煮込み基準温
度と、予定の高い並びに中間の電力レベルとは、器具の
中味の温度を沸謄せずにその沸点に近い所まで急速に持
って来ると共に、中味を沸騰せずに沸点の近くに保つ様
に選ばれる。
この発明の別の1面として、制御手段は実際の煮沸様式
を実施する様に作用する。この様式では、感知器具温度
が予定の最低煮沸基準温度より低い時は、比較的高い予
定の電力レベルで表面装置が作動され、感知器具温度が
前記最低煮沸温度より高い時は、選択した熱量設定値に
対応する電力レベルで表面装置が作動される。最低基準
温度は、熱量設定値に関係な(、水が沸騰することを保
証する様に選ばれる。種々の熱量設定値により、利用者
は、種々の器具の形並びに水量に対し、所望の煮沸速度
を選択することが出来る。
この発明の新規な特徴は特許請求の範囲に具1体的に記
載しであるが、この発明の構成並びに内容は以下図面に
ついて詳しく説明する所から明らかになろう。
流側の詳しい説明 A、概 説 第1図にこの発明を実施した制御@置を持つ電気レンジ
10を示す。レンジ10は略水平の支持面20に支持さ
れた抵抗加熱素子12.14.16.18で構成された
普通の4つの電気表面装置を持っている。各々の素子1
2−18は、加熱する為にその上に乗せたフライパン、
シチュー鋼、湯沸し等の様な調理器具を支持する様にな
っている。制御パネル30には、手で操作し得る回転制
御つまみ22.24.26.28が取付けられている。
制御つまみ24.26.28は、利用者が普通の様に加
熱素子14.16.18に対する所望の電力レベルを選
択することが出来る様にする。
加熱素子12は自動表面装置として作用する様に構成さ
れている。即ち、素子12の付勢は、その上で加熱され
る器具の温度の関数として制御される。多重装置を持つ
レンジ又は調理台で、自動表面装置は1つだけ設けるの
が普通である。然し、多数の自動表面装置を用いてもよ
い。
温度感知装置34で感知した感知器具温度が、フライ様
式及び全般煮沸様式を含む素子12の複数個の動作様式
を実現する為に使われる。全般煮沸様式は幾つかの実際
の煮沸様式、温ため様式及び煮込み様式で構成される。
制御パネル30の様式選択スイッチ32により、利用者
は加熱素子12に対してフライ様式又は全般煮沸様式を
選択することが出来る。第2図に一番よく示されている
が、制御つまみ22により、利用者は、フライ様式及び
全般煮沸様式に対する複数個の熱量設定値と、温ため、
煮込み及び実際の低、中及び高の煮沸様式を選択するこ
とが出来ると共に、これらの各々の様式に於ける複数個
の熱量設定値をも選択することが出来る。
次に実施例で使われる器具濃度感知装置を第3A図につ
いて説明する。表面装置加熱素子12がスパイダ・アー
ム33の上に支持されている。・温度感知装置は全体を
34で示してあり、全体的に1字形の細長い管状アーム
38の1端に取付けられたハウジング36を含む。
熱容量の小さい金属から成る円筒形遮蔽体40が中心の
心を形成し、半径方向のスパイダ・アーム33がそれに
取付けられる。この心は感知装置のハウジング36を加
熱素子12からの放射熱から遮蔽する様にも作用する。
アーム38が遮蔽体40の溝孔42を通抜け、この溝孔
の上端に接して、ハウジング36を素子12より若干上
方の正しい位置に保持し、ハウジング36の一番上側の
面37が、加熱素子12の上に置いた時の調理器具の底
と弾力的に接触する様にする。ハウジング36内に収容
された感知装置の温度感知素子(図に示してない)は、
第3B図に示す様な抵抗値対温度特性を持つ普通の負の
温度係数を持つサーミスタである。この感知装置の構造
的な細部は、この発明の一部分を構成するものではない
ので、この発明を理解するのに必要な範囲にその説明を
と望める。こういう装置が米国特許第4,241.28
9号に詳しく記載されている。
レンジ10の加熱素子12に対する電力制御装置の全体
的な機能ブロック図が第4図に示されており、加熱素子
12は、端子11、L2に供給された120ボルト又は
240ボルトの何れかの標準的な60)1z交流電力信
号によって付勢される。
素子12に対する電力が素子12と直列接続のスイッチ
手段44によって制御される。スイッチ手段44は、電
子制御手段46によって発生される制御信号により、s
N状態に切換えられ、或いは導電しなくなる様に切換え
られる。
電子制御手段46が、煮沸/フライ様式選択手段48及
び熱量設定値選択手段50で構成された利用者が操作し
得る入力選択手段からの入力と、素子12によって加熱
される器具の温度を感知する温度感知手段52からの入
力とに応答して、電力制御信号を発生する。煮沸/フラ
イ様式選択手段48の出力は様式選択スイッチ32(第
1図)の状態を表わしており、全般煮沸様式又はフライ
様式のどちらを選択したかを制御手段46に教−える。
熱量設定値選択手段50の出力は、制御つまみ22(第
1図及び第2図)を操作することによって、利用者が選
択した熱量設定値を表わす。
実施例では、電子制御手段46は、加熱素子12のデユ
ーティ・サイクル、即ち加熱素子12に電力が印加され
る時間の百分率を制御することにより、加熱素子12に
印加される電力レベルを制御する。電力制御の時間ベー
スとして、一定数の制御区間で構成された予定の制御期
間が使われる。
以下の説明では、制御期間中の制御区間の総数に対する
導電!1lJl[I区間の比を百分率で表わしたものを
デユーティ・サイクルと呼ぶ。各々の制御区間は標準的
な60Hz 、140ボルトの交流電力信号の完全な8
サイクルで構成され、約133ミリ秒の期間に対応する
。各々の制御期間は32個の制御区間で構成され、約4
秒のWJIllに対応する。
選んだ制御区間及び制御期間の持続時間により、所望の
調理の性能にとって満足し得る範囲の熱量設定値が得ら
れ、これはマイクロプロセッサの記憶装置を効率的に利
用する様にプログラムすることが出来る。然し、制御区
間及び制御期間の持続時間をこれより長くしても、短く
してもよいことは云うまでもない。
電子制御手段46は、ゼロのデユーティ・サイクル又は
オフ・レベルを含めて、16個の相異なるデユーティ・
サイクル電力レベルの内の1つを選択的にとる。表■は
、利用し得る16個の電力レベルの各々に対する百分率
オン時間、即ちデユーティ・サイクルと1制御期間あた
りの導電制御区間の数を示す。
Lユ オフ OOO l 3 1 1 2 6.5 2 2 3 9 3 3 4 12.5 4 4 5 16 5 5 6 22 7 6 7 25 8 7 8 31.5. 10 8 9 37.5 12 9 10 44 14 A 11 50 ’+6 B 12 62.5 20 C 137524D 14 87.5 28 E 15 100 32 F 前に述べた様に、この発明の1つの目的が、温度のオー
バシュートをごく少なくして、全般煮沸様式でもフライ
様式でも、選択した様式及び熱量設定値に伴う定常状態
の温度に速やかに器具を持って来ることである。この目
的の為、表Hに示す様に、この発明の1面では、実際の
煮沸様式の設定値の場合、即ち低、中及び高の様式の場
合を除き、各々の熱量設定値には予定の定常状態の温度
範囲及び定常状態の電力レベルが関連している。
各々の熱量設定値に伴う定常状態の電力レベルは、大抵
の動作状態の下で、感知器具温度を所望の定常状態の範
囲内に保つのに十分なエネルギを負荷に送出し、この範
囲の上下の温度変化が比較的少ない様な熱量設定値であ
る。全般煮沸様式及びフライ様式の両方に対する各々の
熱量設定値に対する温度範囲及び電力レベルを表■に示
す。
表■ フライ様式 %式% 煮沸様式 選択した熱量 定常状態の器具 定常状態のWm (1
) 0−120 3 Wm (2) 121−146 3 Wm (3) 、147−166 4 8im(1) 198−219 4 Sim(2) 198−219 5 8im(3) 198−219 6 Lo(1) 220− 8 Lo(2) 220− 9 Lo(3) 220− A Med’(1) 220− B Med(2) 220− B Med(3) 220− C t−1i (1) ’ 220− D Hi(2) 220− E Hi(3) 220− E この発明では、各々の様式で、感知器具温度が所望の温
度範囲外にある時に定常状態のレベル以外の電力レベル
を実施することにより、即ち、感知された温度が定常状
態の範囲より低い時に一層高い電力レベル、そして感知
された温度が定常状態の範囲より高い時に一層低い電力
レベル又はゼロ・レベルを実施することにより、定常状
態の他に、熱憬設定値の変化に対する急速な過渡的な応
答が、極端な温痘のオーバシュート又はアンダシュート
なしに達成される。過渡的な電力レベルは感知器具温度
を所望の範囲に速やかに戻すことをねらうものであるが
、各々の様式に対する過渡的な電力レベルは、選択した
様式の加熱目的並びに加熱される負荷の全般的な性質に
合せて調整される。
例えば、フライ様式では、器具を素速く比較的狭い温度
範囲に持って来ると共に、オーバシュートをごく少なく
するのが望ましい場合が典型的である。然し、加熱素子
の熱的な慣性、特に高い電力レベルに於ける慣性と組合
せて、負荷の温度応答が比較的遅いことにより、望まし
くない実質的な温度のオーバシュートが起ることがある
。この発明では、定常状態の温度と感知器具温度の間の
差が大きい時は、定常状態のレベルよりもかなり高い電
力レベルで加熱素子を作動し、感知器具温度が所望の定
常状態の温度範囲に近づくにつれて、電力レベルを定常
状態のレベルに徐々に下げることにより、フライ様式は
、温度のオーバシュートを避けながら応答が速い。
これと対照的に、煮沸様式では、負荷である湯の等温性
の為に、温度のオーバシュートにそれ程関心がないので
、加熱素子は沸点の直ぐ近くに来るまで、一杯の電力で
作動してから、電力レベルを所望の定常状態のレベルに
下げることが出来る。
次にこの発明によって得られる各々の様式を簡単に説明
する。その後、第5図の制御回路について、各々の様式
の実施方法を詳しく説明する。
A 1)フライ様式 フライ様式は、調理の性能に悪影響を及ぼす慣れのある
大幅な温度のオーバシュート及びアンダシコートを避け
ながら、器具の温度を選ばれた比較的狭い動作温度範囲
に速やかに持って来ることを目的とする。フライ様式で
は、広い範囲の種々の食品負荷を加熱するのに、加熱素
子の定常状態の動作温度を比較的厳密に制御することが
望まれる。この目的の為、フライ様式の各々の熱量設定
値に対し、比較的狭い定常状態の温度範囲を定める。実
施例のフライ様式に対する各々の発熱設定量に関連する
温度範囲が表■に示されている。
フライ様式を実施する時、オフ状態又は前に選択した熱
量設定値の何れかから、熱量設定値を増加したことに応
答して、加熱素子は、感知器具温度が選択した熱量設定
値に対する定常状態の温度範囲より低い時、定常状態の
温度範囲と感知器具温度の間の差の関数とし−C1電子
制御手段によ、って決定された過渡的な電力レベルで作
動される。
加熱素子に印加される電力レベルは、選択した熱量設定
値に対する定常状態の電力レベルを成る数の電力レベル
だけ越える。このレベルの数は感知器具温度と、選択し
た熱量設定値に対する定常状態の温度範囲との間の差の
関数である。この温度差がゼロに近づくにつれて、印加
重力レベルは定常状態のレベルに近づく。感知された温
度と所望の温度範囲の間の差が大きい時に、加熱素子を
比較的高い電力レベルで作動することにより、最初は器
具温度が急速に高くなる。感知された湿度が所望の温度
範囲に向って高(なるにつれて、定常状態のレベルに向
って低下する電力レベルで加熱素子を作動することによ
り、電力が誤差に応じて全体的にオン又は全体的にオフ
である所謂「バングバング」形又は線形帰還方式にとっ
て典型的な実質的な温度のオーバシュート及びアンダシ
ュートを避けながら、所望の比較的速い熱応答が達成さ
れる。
前に簡単に説明したが、フライ様式では、各々の熱量設
定値には定常状態のデユーティ・サイクル又は電力レベ
ルが関連している。これは、器具が最初に定常状態のレ
ベルまで加熱される過渡期間の後、典型的な負荷を持つ
調理器具を対応する定常状態の温度範囲内に保とうとす
るものである。
感知器具温度が定常状態の温度範囲を越えると、加熱素
子を脱勢する。感知器具湿度が定常状態の温度範囲より
低くなった場合、過渡的な加熱期間について上に述べた
のと同じ様に、加熱素子に印加する電力レベルは温度差
の関数として上向きに調整される。
フライ様式では、利用者はWm(1)及びWm(2)と
記す温ためレベルを選択することも出来る。こういう選
択に応じて、加熱素子は、後で全般煮沸様式について説
明する温ため動作様式の場合と同じ様に付勢される。
A(2)全般煮沸様式 全般煮沸様式は様式スイッチ32によって選択される。
利用者は、この全般煮沸様式の中で、温ため様式、煮込
み様式及び実際の煮沸様式を更に選択することが出来、
実際の煮沸様式は更に低(LO)、中(Med)及び高
(Hl)の様式に分かれている。
A(3)温ため様式 渇ため様式の目的は、利用者が食品を水の沸点よりもか
なり低い予定の比較的低い温度まで急速に温ためること
が出来る様にすることである。この様式は、人がついて
いなくても、熱し過ぎの惧れなく、ミルクを温ためるこ
とが出来る様に、予定の温度が選択されるので、ミルク
を温ためる時に特に有利である。表■を参照づ−ると、
渇ため様式には、制御つまみ22の選択標識54(a)
、54 (b )及び54 (c )に対応するWm(
1)、Wm(2)及びWm(3)と記す3つの熱量設定
値が関連している。熱量設定値Wm(1)は120vの
最高温度限界を持っている。熱量設定値W+11(2)
及びWlll(3)は夫々121−146丁及び147
−167″Fの定常状態の湿度範囲が関連している。熱
量設定値Wm(1)を選択すると、感知器具温度が12
1″Fより低い時には、何時でも加熱素子12が電力レ
ベル3で作動され、感知器具温度が121’Fを越える
と脱勢される。
設定値Wm(2)及びW+n(3)の場合、感知器具温
度が121″Fの最低閾値温度より低い時、加熱素子1
2は22%のデユーティ・サイクルに対応する電力レベ
ル6で作動される。器具の温度を急速に所望の温度まで
持って来る為、加熱素子12にとって、これが器具内に
ある食品を焦がす惧れなしに、用いることが出来る最大
デユーティ・サイクルであることが経験的に判った。感
知器具温度が設定1aWm(2)及びWlll(3)に
対すル定常状態の範囲内にある時、加熱素子12は夫々
定常状態の電力レベル3及び4で作動される。感知器具
温度が選択した設定値に対する上側の同値温度より高く
なった場合、感知される温度が上側の閾値温度より低い
所まで冷却されるまで、加熱素子を脱勢する。温度が所
望の範囲より下がった場合、感知される温度が所望の温
度範囲内に来るまで、再び電力レベル6を実施する。こ
の様式の3つの熱量設定値により、利用者は渇ためる食
0品負荷の寸法にとって適正な熱量設定値を選択するこ
とが出来る。
A(4)煮゛み様式 煮込み様式は、利用者が水の沸点(212’F)にごく
近いが、それを越えない渇痕まで、食品を急速に加熱し
、その後、人がついていなくても、沸騰せずに食品の温
度をこのレベルに保つことが出来る様にする。
煮込み様式では、表■にSim(1) 、Sim(2)
及び5in(3)と記した3つの熱量設定値があり、こ
れらは制御つまみ22(第2図)の選択標識56(a)
、(b)及び(c )に対応する。3つの設定値全部に
対する定常状態の温度範囲は198−220″Fである
。感知器具温度に対するこの範囲は、器具の中味が水の
沸点(212”F)の近くにあるが、実際に沸騰する程
高温にならないことを保証する。感知器具温度は典型的
には器具の中味よりも15”F程度高いことが経験的に
判っている。これは少なくとも1つには、感知装置が、
加熱素子と直接接触している器具の外面を感知する為で
あると考えられる。器具の外面の湿度は、1つには器具
自体に於ける熱損失の為、器具の中味よりも高い。実施
例の加熱素子に対し、満足に作用する選ばれた温度限界
を経験的に決定した。こういう限界は例にすぎず、この
発明を制約するつもりはない。この他の加熱素子又はI
II感知装置に対しては、別の温度限界の方が性能がよ
くなることがあることを承和されたい。
種々の食品負荷の寸法に対し、器具の中味を所望の煮込
み温度に速やかに持って来ると共に、その温度を効率的
に保つ為に、3つの熱量設定値の各々には、表■に示す
様に、異なる定常状態の電力レベルが関連している。オ
ーバシュートをごく少なくして、定常状態の温度範囲に
急速に達する様にする為、電子制御手段が、煮込み様式
では、感知器具温度が予定の最低煮込み基準温度より低
い時、比較的高い予定の電力レベルで加熱素子を作動す
る様に作用する。実施例では、この高い電力レベルはレ
ベル15(100%のデユーティ・サイクル〉であり、
同値温度は121’Fである。。
感知器具温度が前記最低基準温度と予定の中間煮込み基
準温度の間である場合、加熱素子は予定の中間電力レベ
ルで作動される。実施例では、中間基準濃度は198″
Fであり、中間電力レベルは電力レベル8 (31,5
%のデユーティ・サイクル)である。感知記号温度が前
記中間基準温度と予定の最高煮込み基準11の間である
場合、加熱素子は選択した熱量設定値に伴う定常状態の
電力レベルで作動される。実施例では、予定の最高煮込
み基準温度は220”Fである。Sim(1) 、5i
l(2)及びS im (3)に対する定常状態の電力
レベルは、夫々4.5及び6(夫々12.5%、16%
及び22%のデユーティ・サイクル)である。
最低、中間及び最高基準温度は、器具の中味の温度を沸
騰せずにその沸点の近くまで速やかに持って来て、中味
を沸騰せずに沸点の近くに保つ様に選ばれる。
感知器具温度が定常状態の温度範囲に達した後、感知さ
れる温度が220丁を越えた場合、加熱素子を脱勢する
。即ち電力レベルOを用いる。感知器具温度が198”
Fより下がると、電力レベル8(31,5%のデユーテ
ィ・サイクル)を用いる。
感知器具温度が198−220下の範囲内にある時、印
加電力レベルは選択した熱量設定値に伴うレベル、即ち
、レベル4.5又は6(表U)である。これによって利
用者は、加熱する負荷の寸法に対し、所望の煮込み速度
が得られる位に器具の中味を加熱する様なデユーティ・
サイクルを選ぶことが出来、然も感知器具濃度が沸騰を
防止する位に低く定められた比較的狭い温度帯内にとず
まる様に保証される。
A(5)実際の煮沸様式 包括的に全般煮沸様式と呼ぶ動作は、上に述べた温ため
様式及び煮込み様式の他に、3つの実際の煮沸様式、即
ち加熱素子12の上に置かれた器具内に入っている負荷
の水の実際の沸騰を制御する3つの様式を含んでいる。
これらの様式をり。
(低)、Med (中)及びH+ (高)の様式と呼、
S″X0この各々の様式には、Lo、Med及びH1沸
騰様式に対し、夫々制御つまみ22(第2図、)の選択
様式58 (a )−<O)、 60 (a )−(C
)及び62(a)−(c)に対応する3つの熱量設定値
が関連している。この為、実施例では、利用者は加熱素
子12の上にある沸騰する水の負荷に対し、合計9個の
熱量設定値を選択することが出来る。各々の熱量設定値
に対する定常状態の電力レベルが表■に示されている。
これらの9個の熱量設定値により、利用者は、特定の器
具の寸法並びに加熱する水量に対し、低い方から高い方
までの所望の煮沸速度が得られる様な定常状態の電力レ
ベル又はデユーティ・サイクルを選ぶことが出来る。
煮沸速度の自動的な制御は沸騰する水が等湿性を持つ為
に複雑になる。一旦水温が沸点(公称212’F)に達
すると、それ以上にはならない。水温を沸点まで持って
来るのに必要な以上に表面装置の出力電力を増加すると
、器具の湿度が高くなって、煮沸速度が高くなるが、水
温は目立って高くならない。水の沸騰又は蒸発速度は器
具の渇痕の変化に非常に敏感であることが観測された。
所定の器具に対し、器具の温度の比較的小さな変化によ
り、沸騰速度に比較的大きな変化が起り得る。
更に、1つの形の器具に対する特定の沸騰速度に伴う器
具の温度は、異なる器具で同じ沸騰速度を保つのに必要
な温度とは実質的に異なることがある。この為、温度測
定値に応じて沸騰速度を制御する試みは、一般的不満足
な結果になる。
この発明の1面として、器具の中味が沸騰し始める前に
達する予定の閾値温度に、感知器具温度が達するまで、
加熱素子を一杯の電力で作動することにより、この難点
を解決する。この後、加熱素子は選択した熱量設定値に
対応する予定の電力レベルで作動する。事実上、これに
よって、沸点に速やかに達する様に保証する為、器具の
中味を沸点の近くまで持って来る時の閉ループの温度制
御が得られると共に、沸点より高い温度に対しては煮沸
速度の開放ループ制御を行って、利用者が特定の器具及
び水負荷に対する所望の煮沸速度を達成づ゛る為に、電
力1ノベルを変えることが出来る様にする。
感知器具湿度が予定の基準温度より低い時、加熱素子を
一杯の電力(電力レベル15、即ち100%のデユーテ
ィ・サイクル)で作動することにより、最初に表面装置
が室温にある時に特に有利なことであるが、煮沸様式に
於ける速い熱応答が達成される。沸騰する水は等温性を
持つ為、温度のオーバシュートは殆んど問題にならない
。この為、素子が一杯の電力で過駆動されていても、器
具の中の水を沸点(212’F)の直ぐ近くまで接近さ
せる様な比較的高い最低煮沸基準温度を選択することが
出来、こうして応答速度が高くなる。
然し、一旦水負荷が沸騰を開始すると、水の感知温度並
びに感知器具温度は目立って高くならない。
基準温度に達する前に沸騰が開始すれば、基準温度を越
えることもない。この場合、加熱素子に最大電力が連続
的に印加され、この結果、エネルギ効率が非常に悪い動
作になる。従って、実際に沸騰が開始する前に、その温
度が感知される様に保証する為、最低煮沸基準温度【ま
十分低く設定することが重要である。
220下の感知器具温度は、加熱素子の熱的な慣性が器
具の中味をその沸点まで持って来るのに十分である様に
保証する位に、器具の中味を沸点に十分近づけ、然も器
具の中味が沸騰を開始する前に、実施例の感知装置によ
って確実に感知することが出来ることが経験的に判った
。この為、実施例では、最低煮沸基準濡洩は220″F
に選ぶ。
感知器具温度が220’Fより低い時、電力レベル15
を用いる。感知器具温度が220″Fを越え1=時、選
択した熱量設定値に伴う定常状態の電力レベル(表■参
照)を用いる。これによって利用者は、必要以上に大幅
に高い電力レベルを用いずに、種々の規模の水負荷に対
して、煮沸速度を変えて所望の煮沸速度を達成すること
が出来、こうして装置のエネルギ効率が高くなる。
この発明に従って上に述べた様な動作様式を実現する制
御装置を構成する例としての制御回路が、第5図に略図
で示されている。第4図の電子制、tia手段46はマ
イクロプロセッサ72の形をしている。マイクロプロセ
ッサ72が、様式選択スイッチ32及び熱量設定値入力
手段50で構成された入力選択手段と温度感知手段52
とからの入力信号に応答して、後で説明するマイクロプ
ロセッサの読出専用記憶装置(ROM)に貯蔵された制
御プログラムに従って、加熱素子12に対する電”力制
御の決定を下す。
加熱素子12がオン/オフ・リレー80の常開接点78
及び電力制御トライアック82を介して電力線路L1及
びL2の間に接続されている。電力線路L1及びL2は
外部の60H2、交流120ボルト又は240ボルトの
典型的な家庭用電源に結合される。オン/オフ・リレー
80のコイル84がオン/オフ・スイッチ86を介して
、直流基準電圧源VRと装置の大地の間に直列接続され
ている。スイッチ86は破線で示す様に、制御つまみ2
2(第2図)に普通の様に機械的に結合されていて、制
御つまみ22がオフ位置にある時、スイッチ86が開位
置にある様になっている。制御つまみ22をオフ位置か
ら動かすと、スイッチ86が閉位置になり、コイル84
を付勢し、これによって接点78を閉じ、こうして電力
制御トライアック82が素子12の付勢を制御すること
が出来る様にする。
マイク[1プロセツサ72が、出力ポートR7に出るト
リガ信号により、電力制御トライアック82の切換えを
制御する。R7の信号が反転バッファ増幅器90を介し
て、光隔離装置88のビン2に結合される。光隔離装置
88のビン1が限流抵抗92を介して直流基tP−電圧
源に接続される。光隔離装置88の出力戻りビン4が限
流抵抗94を介して電力線路し2に結合される。ビン6
が加熱素子12と直列に接続された電力制御1〜ライア
ツク82のゲート端子82aに結合される。R7のトリ
ガ信号が増幅器90によって反転され、これによって光
隔離装置88の光放出ダイオード96を順バイアスし、
これによって光隔離装置88のバイポーラ・スイッチ部
分98を導電させ、こうして電力制御トライアック82
にゲート信号を、印加して、それを導電状態に切換える
マイクロプロセッサの入力ポートに8及び線路L1の間
に結合された普通のゼロ交差検出回路100により、6
0 Hzのパルス列が発生され、トライアックのトリガ
動作並びに制御装置のその他の動作を、Ll、及び1−
2の間に印加される60Hzの交流電力信号のゼロ交差
と同期させるのを容易にする。
煮沸/フライ様式選択スイッチ手段32と、入カポテン
シミメータ102で構成された熱量設定値選択手段50
により、利用者の入力がマイクロプロセッサ72に供給
される。様式選択スイッチ32はマイクロプロセッサ7
2の出力ポートR2及び入力ポートに4の間に直結にな
っている。スイッチ32の開及び閉状態が、夫々全般煮
沸様式及びフライ様式が選択されたことを表わす。マイ
クロプロセッサ72は論理高信号をR2に周期的に発生
し、K4の入力信号を監視することにより、スイッチ3
2の状態を判定する。
入力ポテンショメータ102が調整された10ボルトの
直流基準電圧源VRと装置の大地の間に結合される。ポ
テンショメータ102のワイパ・アーム102aは、利
用者が制御つまみ22(第2図)を廻すことによって位
置が決まる。ワイパ・アーム102aと装置の大地の間
の電圧が、選択した熱量設定値を表わすアナログ信号で
ある。
温度感知手段52は、演算増幅器106の出力及び反転
入力の間に接続されたサーミスタ装置104で構成され
る。増幅器106の非反転入力が抵抗108を介して調
整直流基準電圧源VRに結合される。増幅器106の反
転入力が抵抗109を介して調整直流型@ Vccに結
合される。直線化抵抗110がサーミスタ104と並列
に接続される。抵抗110の値は、抵抗110及びサー
ミスタ104の並列組合せの等価抵抗値が、サーミスタ
104によって感知される温度と共に略直線的に変化す
る様に選ばれる。抵抗109が増幅器106の反転入力
に調整電圧■CCを結合する。この構成により、増幅器
106から線112に出る出力電圧は、サーミスタ10
4によって感知され、た温度の略直線的な関数である。
線112の出力電圧は、±2〜3丁程度の精度で、感知
装置と接触している器具の外面の実際の温度を表わすこ
とが判った。
サーミスタ104の寿命を延ばす為、マイクロプロセッ
サ72の出力ポートR1と増幅器106の非反転入力と
の間に、トランジスタQ1及びバイアス抵抗111.1
13で構成された不作動回路が接続されている。出力ポ
ートR1が抵抗111を介してトランジスタQ1のベー
スに結合される。抵抗113がトランジスタQ1のコレ
クタとベースの間に接続される。コレクタは電源電圧V
OCにも接続される。トランジスタQ1のエミッタが増
幅器106の非反転入力に接続される。この構成の作用
は、温度測定を行う時にだけ、サーミスタ104に電流
を通すことである。この目的の為、マイクロプロセッサ
72が出力R1をセットして、抵抗111を介してトラ
ンジスタQ1のベースに正の電圧を印加する。これがト
ランジスタQ1を導電状態に切換え、増幅器106の非
反転入力の電圧VCCに引張る。これが同じく増幅器1
06の出力電圧をVCCに引張る。その結果、サーミス
タ104の両端の電圧降下がなく、その中を電流が流れ
ない。温度測定を行う時、R1をリセットし、トランジ
スタQ1をオフに転じ、こうして不作動回路を感知回路
から実効的に切離す。
ポテンショメータ102及び湿度感知回路52からのア
ナログの熱量設定値及び器具温度の信号が、A/D変換
回路76により、ディジタル形式に変換されてマイクロ
プロセッサ72に入力される。A/D回路76は、抵抗
114.115.116.117.118で構成された
5ビツトの2進加重梯形抵抗回路と、演算増幅器120
と、増幅器120の出力124及び反転入力の間に結合
された帰還抵抗122とを用いている。抵抗114−1
18が夫々出力ポートO8−04を増幅器1200反転
入力に結合する。マイクロプロセッサ72から出力ボー
トO8−04に発生された符号化出力に対応するアナロ
グ電圧が、増幅器120の出力124に発生される。こ
の出力電圧が、演算増幅器126.128の反転入力に
結合される。
増幅器126.128の非反転入力が、温度感知回路5
2の出力1112及びポテンショメータ102のワイパ
・アーム102aに夫々接続される。
増幅器126.128の出力がマイクロプロセッサ72
の入力ポートKl、K2に夫々結合される。
マイクロプロセッサ72は、何れも閾値温度を表わす一
連の5ビット信号を出力ボート00−04に発生するこ
とにより、温度出力信号を標本化する。各々の5ビット
信号が増幅器120の出力124で、アナログ電圧レベ
ルに変換される。
マイクロプロセッサ72は内部で入力ポートに1の状態
を監視する。同様に、利用し得る16個の熱量設定値を
表わす一連のディジタル信号がO8−04に現われる時
、入力ポートに2を監視することにより、熱量設定値の
人力が得られる。温度及び熱量設定値の判定に使われる
符号は、後で制御プログラム、特に、制御プログラムに
対する利用者入力走査及び温度走査ルーチンに関連して
詳しく説明する。
第5図の回路には、下記の様な部品の数値が適している
と思われる。これらの数値は例に過ぎず、この発明の範
囲を制約するものではない。
113 ’10に マイクロプロセッサ72の読出専用記憶装置(ROM>
を予定の制御命令を実施する様に永久的に構成すること
により、マイクロプロセッサ72はこの発明の制tlI
lIJ能を遂行する様に注文製にする。第6図乃至第1
3B図は、この発明の制御機能を遂行する為にマイクロ
プロセッサ72の制御プログラムに取入れた制御ルーチ
ンを示すフローチャートである。これらの図から、プロ
グラミングの当業者であれば、マイクロプロセッサ72
のROMに永久的に貯蔵する為の一組の命令を作成する
ことが出来る。簡単の為、以下の制御ルーチンは、この
発明の制御アルゴリズムの構成について説明する。以下
説明する制御装置の制御機能の他に、装置の他の動作特
性に関連して且つ他の3つの加熱素子を制御するのに、
この他の制御1機能を遂行することが出来ることを承知
されたい。
これらのフローチャートに示すルーチンを実施する命令
は、この発明の一部分ではない他の制御機能に対する命
令及びルーチンとインターリーブしていてよい。
制御プログラムはフローチャートに示した一連のルーチ
ンで構成される。各々の制御区間に1回、即ち133ミ
リ秒毎に1回、制御プログラムの1リイクルを通る。制
御回路は、装置のプラグを差込んでいる間は連続的に付
勢され、この為、オフ設定値が選択された場合でも、1
33ミリ秒毎に、加熱素子12の制御プログラムの1サ
イクルを進める。従って、加熱素子12に対する電力制
御の判定は133ミリ秒毎に下される。
加熱素子12の付勢を制御する制御プログラムは論理的
に幾つかの制御ルーチンに分れている。
入力走査ルーチンは様式選択スイッチ32を走査して、
入力ポテンショメータ102からのアナログ電圧信号を
A/D変換し、利用者が選択した様式及び熱量設定値を
決定する。温度走査ルーチンは感知器具湿度を表わすア
ナログ電圧信号のA/D変換を行う。フィルタ及びタイ
ミング・ルーチンはソフトウェア・フィルタ機能を遂行
し、濾過された器具温度信号である出力信号を発生する
このルーチンは濾過信号の周期的な標本化を制御して、
その精度に対する放射の影響を最小限に抑える。この周
期的なサンプルを温ため、煮込み、煮沸及びフライ・ル
ーチンの内の適当な1つて用いて、選択した様式並びに
熱量設定値と感知器具温度の関数として、実施すべき電
力レベルを決定 ゛する。適当な電力レベルが電力比較
ルーチンに入力される。このルーチンは電力制御の判定
を下し、その後電力用カル−チンが、適切となる様に電
力制御トライアック82を導電状態にトリガし、こうし
て所望の電力レベルに対応するデユーティ・サイクルを
実現する。制御プログラムの各ルーチンをこれからフロ
ーチャートについて詳しく説明する。
利用者 査ルーチン に のルーチンの機能は、利用者が様式選択スイッチ32で
選択した様式、並びに利用者が制御つまみ22によって
選択した熱量設定値を確認することである。最初に、出
力R2をセットする(ブロック130)ことにより、様
式選択スイッチ32の状態を決定する。次に質問132
で入力ポートに4を走査して、スイッチ32が開(K4
=0)又は閉(K4=1)の何れであるかを決定する。
K4=1であって、フライ様式が選択されていることを
意味すれば、将来後続のルーチンで参照する為に、様式
フラグをセットする(ブロック134) oK4=Oで
あって、煮沸様式が選択されていることを意味すれば、
様式フラグをリセットする(ブロック136)。
選択された様式を決定した後、ポテンショメータ102
からのアナログ出力をディジタル信号に変換する。前に
述べた様に、何れも対応するディジタル信号によって表
わされる16個の熱量設定値をとり得る。このルーチン
では、PLRが4ビツトのディジタル・ワードであって
、A/D変換器76の梯形抵抗回路部分を介して、A/
D変換方式の基準電圧を設定する。PLRが順次近似方
式に従って変えられ、各々のワードに対応して演算増幅
器120(第5図)の出力に発生される電圧が、比較器
128により、ポテンショメータのアーム102aの電
圧信号と比較されて、選択された電力レベルを決定する
00010 9.42 01010 7.10 01100 6.56 01110 5.94 10100 4.19 11110 1.28 表■ 1、28−1.86 F ワイパ・アーム102aからの入力電圧のアナログ・デ
ィジタル変換の際、出力06−04に発生されるディジ
タル符号が、演算増幅器120の出力124に発生され
る対応するアナログ電圧と共に、表■に示されている。
表■のディジタル符号は5ヒツト符号であるが、前述の
PLRは4ビツト・ワードである。この5ビット符号は
、マイクロプロセッサ72の0−レジスタに貯蔵される
符号を表わす。この符号の最下位ビットをマイクロプロ
セッサ72の状態ラッチから取出し、次の4ビツトは4
ビツトのPLRワードから取出ず。
表■の符号では、最下位ビットが常に0であるから、入
力走査を行う時、状態ラッチは常にリセットされている
、即ち0であり、単にPLRを変え、PLR並びに状態
ラッチの内容を0−レジスタに出力することにより、走
査が行われる。表■のKBと記した列は、このルーチン
で変数KBに割当てられたディジタル符号の16進表示
である。KBは、こ)に示した電圧範囲内にあるポテン
ショメータのアナログ電圧に対する選択された熱量設定
値を表わす。ワイパ・アーム102aが制御っまみ22
に機械的に結合されていて、各々の熱量設定値に対し、
ポテンショメータの出力電圧が表■に示した対応する電
圧範囲の中心近くに来る様になっている。
第6図について説明すると、探索が中央から始まって、
熱量設定値8を表わす符号をPLRと選定された記憶位
置に貯蔵する(1000→PLR)(ブロック138)
。PLRワードの4ビツトは以下個別に0,1.2.3
と呼ぶ。0が4ビツトの最下位を表わす。
出力ボートO8−04のこの状態(10000)により
、増幅器の出力124(第5図)には5゜35ボルトの
電圧が出る。質問140が、利用者が選択した熱量設定
値が一層高い(K2=1)が或いは一層低い(K2=O
)かを決定する。第5図に戻って簡単に説明すると、ポ
テンショメータ102のワイパ・アーム102aの電圧
が5.35ボルトより大きく、KB=8又はそれ以下で
ある時、K2−1である。K2=Oは、ワイパ・アーム
の電圧が5.35ボルトより低く、KBが8より大きい
ことを意味する。K2=0であれば、ビット3をリセッ
トしくブロック142)、ビット2をセットする(ブロ
ック144)ことにより、PLRを4に:等L<l定t
j6 (0100−+PLR)。
K2−1であれば、単にビット2をセットすることによ
り、PLRを12に等しく設定する(1100→PLR
)(ブロック144)。質問146がこの設定値が現在
のPLRより大きいが小さいかを決定する。小さい(K
2=O)場合、ビット2をリセットしくブロック148
)、ビット1をセットする(ブロック150)ことによ
り、PLRを2だけ減らす。一層高い(K2=1)場合
、ビット1をセットする(ブロック150)ことにより
、PLRを2だけ増やす。
質問152がPLRの現在値が基準より高いか低いかを
決定する。低い(K2=0)場合、ビット1をリセット
しくブロック154)、ビット0をセットする(ブロッ
ク156)ことにより、PLRを2だけ減らす。高い(
K2=1)場合、ビット1をセットする(ブロック15
6)ことにより、PLRを1だけ増加する。
質問158がPLRが基準より高いか低いがを決定する
。低い(K2=O)場合、ビットOをリセットする(ブ
ロック160)ことにより、PLRを1だけ減らし、そ
の後PLRをKBkm読込む(ブロック162)。高い
(K2=0)場合、PLRをKBに読込む(ブロック1
62)。この時記憶位@KBは利用者の選択した電力設
定値を表わすディジタル信号を貯蔵している。信号KB
は以下記憶位置と信号自体の両方を指すものとして使う
。そのどちらの意味であるかは、説明から明らかになろ
う。
最後に制御期間の持続時間を制御する主計数器(ZCM
)を増数する(ブロック164)。前に述べた様に、制
御期間は32個の制御区間に対応して約4.4秒である
。このルーチンが133ミリ秒毎に1回実行される。こ
の為、20M計数器は32カウントのリング計数器とし
て作用する。
20Mカウントが質問166で検査される。ZcMが3
1より大きければ、ZCMをリセットする(ブロック1
68)。20Mカウントは後で説明する電力出力ルーチ
ンで用いる。次にプログラムは走査ルーチン(第7A図
)にブランチする(ブロック170)。
”度走査ルーチン 第7A図及び第7B図このルーチン
の機能は、感知器具温度を表わす増幅器120(第5図
)の出力124のアナログ電圧を、感知器具温度を表わ
すディジタル信号に変換することである。更に具体的に
云うと、このルーチンは、現在の感知器具温度が、15
個の予定の温度範囲の内の何処に入るかを決定する。表
■に示す様に、15個の温度範囲の各々に16進値が割
当てられている。5ENIN及び5ENOUTを含めて
、以下説明するルーチンで使われる種々の温度変数に割
当てられた値の関係が、表IVに定義されている。
六 〕 1 121≦王<147 11101 2 147≦T<167 11100 3 167<、T<198 110104 198≦T
<220 11000 5 220≦T<241 10110 6 241≦T<269 10011 7 269<T<287 10001 8 287≦T<316 01110 9 316≦T<336 01100 A 336≦T<360 01010 8 360≦T<387 01000 C387≦T<423 00110 D 423xT<444 00101 E 444<T<472 00100 F 472<T 00010 アナログ(ボルト) 閾値T(丁) 1.28 1.57 121 1.86 147 2.44 167 3.02 198 3.61 220 4、.48 241 5.06 269 5、94 287 6.56 316 7.10 336 7.67 360 8.26 387 8.55 423 8.84 .444 9.42 472 次に第7A図及び第7B図について説明すると、R1を
リセット(ブロック171)して、トランジスタQ1(
第5図)をオフに転じ、こうしてサーミスタ104を付
勢することが出来る様にする。
5ビツトのOレジスタ(OREG)を287″Fの基準
温度に対応する10001にセットする(ブロック17
2)ことにより、感知器具温度範囲の探索が開始される
。利用者入力ルーチンの場合と同じく、Oレジスタの5
ビツトは、4ビツトの累算器及び状態ラッチから取出さ
れる。然し、利用者入力走査ルーチンと異なり、このル
ーチンでは、状態ラッチの状態も変わり、所望の5ビッ
ト符号を発生する。質問174が感知された温度が28
7aFより高イ(K 1 = 1 ) カ或イハ、低イ
(K1=O)かを決定する。低ければ、0REG符号を
198vの基準温度に対応して11010に変える(ブ
ロック176)。質問178が感知された、温度が19
8’Fより低い(K1=0)が或いは高い(K1=1)
かを決定する。低ければ、0REG符号を147丁の基
準温度に対応する11101に変える(ブロック180
)。質問181が感知される温度が147丁より高い(
K1=1)か或いは低い(K1=O)かを決定する。感
知された温度は147″Fより高ければ、0REGを1
67″Fの基準温度に対応する11100に変える(ブ
ロック182)。質問183が、感知された温度が16
7下より^い(K1=1)か或いは低い(K1=O)か
を決定する。感知された温度が167″Fより高い(K
1=1)場合、感知装置入力変数SEN INPを3に
設定する(ブロック184)。これは感知された温度が
167″Fより高く、198’Fより低いことを表わす
。m度が167″Fより低い(質問183でに1=0)
場合、5ENINFは2に等しく設定する(ブロック1
85)。これは感知された温度が147下より高く、1
67″Fより低いことを表わす。質問181に戻って、
感知された温度が147″Fより低い場合、0REGは
121’Fの基準温度に対応する11110に変える(
ブロック186)。質問187が、感知された温度が1
21″Fより高い(K1=1)か或いは低い(K1=O
)かを決定する。高ければ、SEN INPは1に設定
される(ブロック188)。これは温度が121丁より
高く、147下より低いことを表わす。低ければ、5E
NINPをOに設定する(ブロック189)。これは感
知された温度が121″Fより低いことを表わす。
一旦感知温度範囲を決定したら、R1をセットしくブロ
ック191)、t−ランジスタQ1をオフに転じ、こう
してサーミスタ14を脱勢し、プログラムはフィルタ及
び感知装置タイミング・ルーチン(第8図)にブランチ
する(ブロック192)。
質問178で、感知された温度が198″Fよりも高(
K1=1)であれば、0−レジスタが10110に変え
られる(ブロック197)。質問198.199及び2
00は、感知された温度が夫々241″F、220″I
:及び269丁より高いかどうかを検査する。ブロック
201.202が〇−レジスタ符号を正しく設定し、ブ
ロック204.205.206.207が、温度範囲符
号4.5.6.7の内の適当な1つを5ENINPに割
当てる。
同様に、質問174でに1がLに等しいと決定され、感
知器具温度が287″Fより高いことが判ると、プログ
ラムはブロック194(第7B図)にブランチし、そこ
でO−レジスタ符号が387°を表わす。1oooに変
えられる。質問196は感知器具温度が387″Fより
高い(K1=1>か或いは低い(K1=O)かを決定す
る。温度が16個の範囲の内の1つにあることが判るま
で、こういう比較が質問208乃至213によって繰返
される。ブロック214−219がO−レジスタ符号を
適当に設定し、ブロック220乃至227の内の適当な
1つが、温度範囲符号8.9、AlB、C,DSE、F
の内の適当な1つを変数5ENINPに割当てる。その
後R1をセットしくブロック228)でサーミスタ10
4(第5図)を不作動にし、この後プログラムは感知装
置、フィルタ及びタイミング・ルーチン(第8図)にブ
ランチする(ブロック229)。
実施例では、利用者設定値走査ルーチンが温度走査ルー
チンの前に実行されるが、これらのルーチンは逆の順序
で実行してもよい。
感知装置、フィルタ及びタイミング・ルーチン第8図 このルーチンは、感知装置の出力である温度信号SEN
 INPを反復的に濾過すると共に、これから説明する
制御ルーチンで実際に使われる温度信号の更新のタイミ
ングを制御するという2重の作用をする。濾過機能は、
温度監視回路からの狂った温度測定入力の影響を最小限
に抑える為に実施される。タイミング機能は、サーミス
タ104に入る加熱素子12からの放射エネルギの、温
度測定の精度に対する影響を最小限に抑える為に実施さ
れる。
このルーチンの反復フィルタ部分は、各々の一個々の入
力に対する重みを比較的小さくする。この為、ばらばら
の誤った入力は平均化されて消え、フィルタ・ルーチン
によって発生される累算平均信号の精度に対する影響は
殆んどなくなる。第8図でフィルタ機能がブロック23
0によって行われる。前に述べた様に、5ENINPは
前述の温度走査ルーチンで決定した感知器具温度の温度
範囲の16進表示である。新しい5ENINP入力の1
/16がこのルーチンの前のパスのフィルタ出力変数S
UM1の15/16に加算される。この結果得られた和
がフィルタ出力変数SUM1の新しい値である。
新しい温度入力信号SEN INPがこのルーチンのフ
ィルタ部分によって処理されて、制御ルーチンの毎回の
パスの間に新しいSUMIを発生する。即ち、60H2
電力信号の8サイクルに対応する133ミリ秒毎に1回
発生する。然し、加熱素子12の放射エネルギが感知装
置50に持つ影響を最小限に抑える為、制御プログラム
の電力制御部分に入力される感知器具温度信号は、4.
4秒のデユーティ・サイクルの制御期間の内、選ばれた
部分の間だけ更新される。
前に述べた様に、70M計数器は32カウントのリング
計数器として動作する。即ち、計数器は0から31まで
計数してOにリセットされる。これから説明する電力出
力ルーチンで実施されるデユーティ・サイクル制御では
、デユーティ・サイクルが100%未満の時、加熱素子
は、20Mカウントが比較的低い、制御期間の第1の部
分の間に付勢され、20Mカウントが比較的高い間は脱
勢される。100%の電力レベルで動作している時を除
き、加熱素子はカウント31で常に脱勢されるから、2
0Mカウント31の時、放射エネルギの感知装置に対す
る影響は最小である。電力制御ルーチンを実施する時に
使われる温度信号である5ENOUTをカウント31で
のみ更新することにより、放射の影響が最小限に抑えら
れる。然し、入力の間の振動を制限する為に、4.4秒
の各々の制御期間の間、5ENOtJTを少なくとも2
回更新することが望ましい。この為、制御期間の中点、
即ち、カウント16でも5ENOtJTを更新する。こ
の測定に対する放射の影響の為、誤差が一層大きくなる
慣れがある。然し、低い方の12個の電力レベルでは、
この点では加熱素子が脱勢されている。従って、この測
定に対しても、放射の影響は一番高い4個の電力レベル
の時を除いて最小である。
加熱素子が100%のデユーティ・サイクルで動作する
時、放射の影響はあらゆるカウントで同じである。その
為、精度を最高にする為、制御プログラムを実行する為
に、即ち133ミリ秒毎に5ENOUTを更新する。
再び第8図のフローチャートについて説明すると、質問
231.232が夫々16及び31の20Mカウントを
探す。何れかのカウントが発生すると、5ENOUTが
SUMIのその時の現在値によって更新される(ブロッ
ク233)。それ以外の時、質問234が現在実施して
いる電力レベルが100%の電力レベル、即ち、M (
KB) −15であるかどうかを決定する為に検査する
。そうであれば、カウントに関係なく、S E N O
U TがSUMlによって更新される(ブロック233
)そうでなければ、ブロック233を側路し、このパス
の間は5ENOUTを更新しない。こうして、15より
低い電力レベルでは、S E N OU’Tが力ラント
16及び31でだけ更新され、電力レベル15を実施し
ている時、5ENOUTがカウント毎に更新される。
質問235が様式フラグの状態を検査する。リセットさ
れていて、煮沸様式が選択されていることを意味すれば
、プログラムは温ためルーチン(第9図)へブランチす
る(ブロック236a)。
セットされていれば、プログラムはフライ拳ルーチンく
第12図)へブランチする(ブロック236b)。
温ためルーチン 第9図 全般煮沸様式が様式スイッチ32によって選択された時
には、何時でもこのルーチンに入る。後で説明するが、
フライ様式の低い方の2つの熱量設定値の何れかが選択
された時も、このルーチ、ンに入る。このルーチンの機
能は温ため様式を実施することである。
前に述べた様に、温ため様式では、Wm(1)の設定値
(K8=1)の場合を除き、感知器具温度が予定の最低
温ため基準温度121丁より低い時、加熱素子を電力レ
ベル6で作動して、器具を速やかに所望の温度範囲に持
って来ると共に、温度がこの熱量設定値に対する定常状
態の温度範囲内にある時、選択した熱量設定値に伴う定
常状態の電力レベルで作動され、感知器具温度が定常状
態の範囲を越える時に脱勢される。Wm(1)では、1
21″Fより低い感知器具温度に対して電力レベル3が
用いられ、121”Fより高い感知器具温度に対して電
力レベルOを用いて、この低い設定値に於ける湿度のオ
ーバシュートを最小限に抑える。 次に第9図のフロー
ヂャートについて説明すると、質問238が利用者の入
力がオフの熱量設定値(KB=O)であるかどうか検査
する。
イエスであれば、M(KB)をOにセットする。
これはオフ又はゼロ電力レベルを実施することを意味し
くブロック238>、プログラムは電力比較ルーチン(
第13A図)へブランチする(ブロック239a )。
そうでなければ、質問240が熱量設定値が設定値4よ
り低いかどうかを検査する。電力比較ルーチンの説明か
ら明らかになるが、M(KB)が適当なデユーティ・サ
イクルを実施する為にこのルーチンで使われる変数であ
る。M(KB)の各々の値に伴うデユーティ・サイクル
が表■に示されている。
全般煮沸様式では、熱量設定値1.2及び3が温ため様
式の熱量設定値である。1.2又は3以外の熱量設定値
を選択した場合、プログラムは煮込みルーチン(110
図)へブランチする(ブロック239b )。熱量設定
値1乃至3の内の1つが選択された場合、プログラムは
質問241 (a )に進み、熱量設定値Wm (1)
(KB=1)が選択されたかどうかを判定する。選択さ
れていなければ、プログラムは質問242に進み、そこ
で感知器具温度変数5ENOUTがKB−1より小さく
、感知器具温度が夫々Wm(2)及びWm (3)に対
する121下及び147”Fより低いことを表わすかど
うかを判定する。、5ENOUTがKt3−1より小さ
い場合、M (KB)が電力レベル6に設定される(ブ
ロック243)。その後、プログラムは電力比較ルーチ
ン(第13A図)にブランチする(ブロック239a)
再び質問242に戻って、感知器具温度がKB−1より
小さくない場合、プログラムは質問244に進み、温度
の上限を検査する。
Wm(1)が選択された(KB=1>と質問241(a
)によって判定された場合、質問242を側路し、プロ
グラムは直接的に質問244に進む。熱my定値KB=
1、KB=2及びK[3=3では、最高温ため温度の限
界は121丁、147丁及び167丁であって、夫々5
ENOUT=1.5ENOtJT=2及びS E N 
OU T = 3に対応する。質問244によって、感
知器具温度が選択した熱量設定値に対する最高温ため基
準温度より低いと判定されると(SENOUT<KB)
 、質問241 (b )がKB=1であるかを検査す
る。
Wm(1)が選択されていれば(KB=1)、M(KB
)を3に設定する(ブロック245 (a ) )こと
により、電力レベル3が設定される。Wlll(1)が
選択されていなければ、熱量設定値に伴う定常状態の電
力レベルが、M(KB)をKB+1に設定する(ブロッ
ク245(b))ことにより、設定される。これによっ
て、夫々9%、9%及び12.5%のデユーティ・サイ
クル(人工及び■参照)に対応して、熱量設定値1.2
及び3に対する定常状態の電力3.3及び4が実施され
る。感知器具温度が最高温ため基準温度より低くなけれ
ば、M(KB)がゼロ又はオフ電力レベルに対応して、
0に設定される(ブロック238)。
M(KB)が適当な1つのブロック238.243.2
45(a)又は245 (b )によって設定されると
、プログラムは電力比較ルーチン(第13A図)にブラ
ンチする(ブロック239 (a ) )。
煮込みルーチン 第10図 このルーチンの機能は煮込み様式を実施することである
。利用者は、最初に様式選択スイッチ・32によって全
般煮沸様式を選択し、次に制御つまみ22(第1図及び
第2図)によって熱量設定値4乃至6の内の1つを選択
することにより、煮込み様式を開始する。全般煮沸様式
が選択され、選択した熱量設定値が3より大きい時には
、何時でも瀉ためルーチン(第9図)からこのルーチン
に入る。
前に述べた様に、煮込み様式の作用は、水の負荷を急速
に沸点に近い温度レベルに持って来ると共に、実際に沸
lIiセずにこの温度を保つことである。この目的の為
、感知器具温度が予定の最低煮込み基準温度より低い時
、加熱素子は比較的高い予定の電力レベルで付勢される
。実施例では、感知器具温度が121”Fより低い限り
、加熱素子は電力レベル15(100%のデユーティ・
サイクル)で作動される。感知器具温度が最低煮込み基
準(121″F)より高く且つ中間煮込み基準温度より
低い場合、加熱素子は中間電力レベルで作動される。実
施例では、中間基準温度は198丁であり、中間電力レ
ベルは電力レベル8 (31,5%のデユーティ・サイ
クル)である。感知器具温度が中間基準温度(198″
F)より高く且つ最高煮込み基準温度より低い場合、加
熱素子は選択した熱量設定値に伴う電力レベルで作動さ
れる。実施例では、最高煮込み基準温度が220″Fで
あり、電力レベルは熱量設定値4乃至6に対して夫々4
乃至6である。
感知器具温度が最高煮込み基準温度(220’F)より
高い場合、加熱素子を脱勢する、即ち電力レベルOを用
いる。
第10図のフローチャートについて説明すると、プログ
ラムがこのルーチンに入るのは熱量設定値が3より大き
い場合であることは前に述べた通りである。質問246
が7より小さい熱量設定値が選択されているかどうかを
探す。KBが7より小さくなく、熱量設定値が6より高
いことを示す場合、プログラムは煮沸ルーチン(第11
図)にブランチする(ブロック247)。熱量設定値4
−6では、プログラムは質問248に進み、そこで感知
器具温度が121″Fより低いかどうかを判一定する(
SENOUT<1 )。イエスであれば、M(KB)を
15に設定する(ブロック249)ことにより、電力レ
ベル15が設定され、プログラムは電力比較ルーチン(
第13A図)にブランチする(ブロック250)。感知
器具温度が121下より高い場合、質問251が、感知
器具温度が198”Fより低いかどうか(SENOUT
<4>を判定する。イエスであれば、M (KB>を8
に設定する(ブロック252)ことにより、電力レベル
8が設定され、プログラムは電力比較ルーチン(第13
A図)にブランチする(ブロック250)。感知器具温
度が198″Fより高ければ、質問254が感知器具温
度が220″Fより低い(SENOLJT<5)かどう
かを判定する。イエスであれば、M (KB)をKBに
設定する(ブロック256)ことにより、選択した熱量
設定値に対する定常状態の電力レベルを設定し、プログ
ラムは電力比較ルーチン(第13A図)にブランチする
(ブロック250)。感知器具温度が220”Fより高
ければ、M (KB)をOに設定する(ブロック258
)ことにより、ゼロ電力レベルが設定され、プログラム
は第13A図の電力比較ルーチンにブランチする(ブロ
ック250)。
煮沸ルーチン 第11図 煮沸様式が選択され、熱量設定値がLo、Med又はH
2の煮沸設定値の内の1つである時、煮込みルーチン(
第10図)からこのルーチンに入る。その機能は実際の
煮沸様式を実施することである。実際の煮沸様式では、
水の負荷が沸騰状態に持って来られ、沸騰速度は利用者
が選択した熱量設定値によって決定される。実際の煮沸
様式では、感知器具温度が予定の最低煮沸基準温度を越
えるまで、加熱素子は予定の高い電力レベルで付勢され
る。実施例では、最低基準温度が220丁であり、高い
電力レベルは電力レベル15(100%のデユーティ・
サイクル)である。感知器具温度が最低基準温度より高
い場合、加熱素子は選択した熱量設定値に伴う定常状態
の電力レベルで付勢される。設定値7−10に伴う定常
状態の電力レベルは夫々8−11である。熱量設定値1
1−13では、それに伴う定常状態の電力レベルは夫々
11−13である。熱量設定値14及び15では、それ
に伴う定常状態の電力レベルは14である。
次に第11図のフローチャートについて説明すると、質
問260が、感知器具温度が220’Fの最低煮沸基準
温度より低い(SENOUT<5)かどうかを判定する
。低ければ、M(KB)を15に設定する(ブロック2
62)ことにより、電力レベル15が設定され、プログ
ラムは電力比較ルーチン(第13A図)にブランチする
(ブロック264)。感知器具温度が220’Fより高
ければ、質問266が熱量設定値7−10の内の任意の
1つ(KB<11>が選択されたことを検出する。熱量
設定値7−10では、M(KB)をKBB10設定する
(ブロック268)ことにより、夫々定常状態の電力レ
ベル8−11の内の適当な1つが設定される。この後プ
ログラムは電力比較ルーチン(第13A図)にブランチ
する(ブロック264)。質問274が熱量設定値11
−13の内の任意の1つが選択されたことを検出する。
こういう熱量設定値では、M(KB)をKBに設定する
(ブロック276)ことにより、電力レベル11−13
の内の適当な1つが夫々設定される。
熱量設定値14−15(KBが14以上)では、M (
KB)が14に設定され(ブロック280)、この各々
の熱量設定値に対し、定常状態の電力レベルを14に設
定する。この後プログラムは電力比較ルーチン(第13
A図)にブランチする(ブロック264)。
フライ・ルーチン 第12図 このルーチンの作用はフライ様式を実施することである
。利用者が様式選択スイッチ32によってフライ様式を
選択した時、このルーチンに入る。
質問290がオフの熱望設定値(KB=0)であるかど
うかを検査する。オフが選択されていれば、M(KB)
がOに設定され(ブロック292)、プログラムは電力
出力ルーチン(第13Δ図)にブランチする(ブロック
294)。そうでなければ、質問296が夫々1及び2
にKBが等しい、ことに対応する熱量設定値Wm(1)
又はWm(2)が選択されているかどうか(KB<3)
を判定する。そうなっていれば、プログラムは第9図の
温ためルーチンにブランチする(ブロック298)。
熱量設定値が3より大きい場合、質問300が感知器具
温度5ENOUTを選択した熱量設定値に対する温度範
囲の最高定常状態基準温度、即ちフライ様式では(KB
−1)と比較する。5ENOUT> (KB−1>であ
って、感知器具温度が所望の範囲を越えることを意味す
る時、ゼロ電力レベルを実施しくブロック292)、プ
ログラムは電力出力ルーチン(第13A図)にブランチ
する(ブロック294)。感知器具温度が所望の基準温
度範囲より低い場合、KB−1で表わされる所望の温度
範囲と5ENOUTによって表わされる感知器具温度と
の間の差の関数として、KB−1及び5ENOtJTの
差を計算してそれを2で割ることにより、誤差信号(E
 RR’ )が計算される(ブロック302)。2で割
ってERRをめるのは、2で割らずに差(ERRI)を
使うと、成る状態で望ましくない温度のオーバシュート
が起ることが経験的に判った為である。誤差信号を81
算した後、質問304−310が選択した熱量設定値を
検査する。選択した熱量設定値に対する定常状態の電力
レベルに対応する変数Yがブロック312−320に導
入される。設定値3又は4を選択した場合(KB<5)
、選択した熱量設定値に対する定常状態の電力レベルを
表わす変数Yは5に設定される(ブロック312)。設
定値5.6又は7が選択された場合(KB<8)、変数
Yは8に設定される(ブロック314)。設定値8.9
又は10が選択された場合(KB<11 ) 、Yは夫
々9.10又は11に設定される(ブロック316)。
設定値11.12又は13が選択された場合(KB<1
4>、Yは夫々11.12又は13に設定される(ブロ
ック318)。最後に設定値14又は15が選択された
場合、Yは13に設定される(ブロック320)。誤差
信号(ERR)を定常状態の電力レベル変数Yと加算し
くブロック322)、印加すべき電力レベルを表わす信
号を発生する。これを八CGと記す。質問324及びブ
ロック326が、ERR十Yの和が15より大きい場合
、ACCの最大値を15に制限する。この後、電力レベ
ル変数ACCの値をM(KB)に貯蔵して、電力出力ル
ーチンで適正な電力レベルを実施し、プログラムは電力
出力ルーチン(第13A図)へブランチする(ブロック
294 )。
フライ様式に於ける装置の温度応答を更に速める為、感
知器具温度が121下より低い時、電力レベル15を実
施する。これは感知器具温度を検査する質問330によ
って実施される。感知器具温度が121″Fより低い(
SE’NCIT=0)と、ACCが15に設定され(ブ
ロック326)、M(KB)が15に設定され(ブロッ
ク328)、この後プログラムは第13A図の電力比較
ルーチンにブランチする(ブロック294)。
電力比較ルーチン 13A図及び第13B図電力比較ル
ーチンの機能は、M(KB>で表わす電力レベルに基づ
いて、次の8サイクルの制御区間の間、電力制御トライ
アックを導電状態にトリガすべきかすべきでないかを決
定することである。
前に述べた様に、実施例では、オフを含めて電力レベル
は16個をとり得る。各々の電力レベルに対する%で表
わしたデユーティ・サイクルが、制御期間内にある制御
区間の数32に対する導電制御区間の比に対応する。前
に述べた様に、70M計数器が32カウントのリング計
数器として作用し、制御プ1コグラムの1回のパス毎に
1だけ増数される。電力制御の判定は20Mカウントを
表示された電力レベルM(KB)に伴う基準カウントと
比較することによって下される。各々の電力レベルに対
する基準カウントが、所望のデユーティ・ナイクルに対
応する、制御期間あたりの導電制御区間の数を表わす。
20Mカウントが基準より小さい時、電力出力ラッチ(
POL)をセットする。これは電力制御トライアック1
06を導電状態に切換えるべきであることを意味する。
そうでない場合、POLをリセットし、電力制御トライ
アック106を非S電にする。
第13A図及び第138図について説明すると、質問3
40−368がM (KB)の値を決定する。
確認されたM(KB)に対応する正しい1つの質問37
2−400がZCMと関連した基準カウントの比較を行
う。ZC,Mが基準より小さければ、電力出力ラッチが
適当な1つのブロック402.406によってセットさ
れ、次の制御区間の間、加熱素子12を付勢すべきであ
ることを表わす。
そうでなければ、電力出力ラッチが適当な1つのブロッ
ク404.408によってリセットされ、次の制御区間
の間、加熱素子を脱勢すべきことを表わす。
電力制御の判定を下すと、プログラムは次に第14図の
電力出力ルーチンにブランチする。
電 ルーチン 14 このルーチンの機能は、電力制御トライアック82(第
5図)の点弧を電力信号のゼロ交差と同期させる為に、
加熱素子12に印加される60Hz交流電力信号の次の
ゼロ交差を待つことである。 人力ポートに8がゼロ交
差検出回路100(第5図)からゼロ交差パルスを受取
る。正の半サイクルかに8=1で表わされ、負の半サイ
クルかに8−0で表わされる。質問420がその時の電
力信号の半サイクルの極性を決定する。現在信号が正の
半サイクル(K8=1)であれば、質問422は次の負
の半サイクル(K8=’O)の開始を待つ。K8−0が
検出されると、プログラムは質問424に進む。質問4
20の答えがノー(K8−0)であれば、質問434は
次の正の半勺イクル(K8=1>の開始を待ち、その後
質問424に進む。質問424が電力出力ラッチ(PO
L)の状態を検査する。POLがリセットされていて、
次の制御区間の間加熱素子12を付勢すべきでないこと
が表示されると、R7をリセットする(ブロック426
)。POLがセットされていて、加熱素子12を付勢す
べきことを表わす場合、R7をセットする(ブロック4
28)。プログラムは遅延しくブロック430) 、そ
の後利用者入力走査ルーチン(第6図)に戻り(ブロッ
ク432)、次の制御区間に対して制御プログラムを繰
返す。
実施例では、制御プログラムは半サイクル未満の内に実
行される。この為、利用者入力走査ルーチンを繰返す前
に、プログラムを15個の半サイクルだけ遅延させるこ
とが必要である。上に述べたプログラムでは、これは単
にプログラムをに8の入力信号の15回の変化だけ遅延
させることによって行われる。然し、マイクロプロセッ
サは、加熱素子12に対する制御プログラムを実行する
間の期間中に、例えば他の3つの表面装置の付勢を制御
するという様な別の機能を遂行する様にプログラムする
ことが出来ることを承知されたい。
他の表面装置も同様に温度感知装置を備えて、素子12
に対する制御プログラムと同様な制御プログラムによっ
て制御することが出来る。この代りに、素子は普通の開
放ループ形で制御することも出来る。
実施例では、非常に万能的な自動制御の表面装置とする
為に、全ての動作様式が制御プログラムに含まれている
。然し、フライ様式及び全般煮沸様式が独立に実施され
ることを承知されたい。この為、フライ、渇ため、煮込
み及び実際の煮沸の各様式の内の1つだけを実施する表
面装置の自動制御を行ってもよいし、或いは、例えば温
ため、煮込み及び実際の煮沸だけという様に、実施例の
全部の組合′せより少ない様式の成る組合せを用いた自
動制御を行ってもよい。
この発明の特定の実施例を図示し且つ説明したが、当業
者にはいろいろな変更が考えられよう。
例えばこ)で説明した実施例の表面装置は普通の抵抗加
熱素子で構成されているが、この発明の電力制御装置は
、誘導加熱装置及び赤外線加熱装置の様な他の形式の表
面装置にも容易に適応することが出来る。従って、特許
請求の範囲の記載はこの発明の範囲内で可能な全ての変
更を包括するものであることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の電力制御装置を用いた電気レンジの
一部分を前側から見た斜視図、第2図は第1図のレンジ
の制御パネルの一部分の拡大図で、1つの制御つまみを
詳細に示している。第3A、図は第1図のレンジに用い
られる様な形式の表面装置の側面断面図で、温度感知装
置を示している。 第3B図は第3A図の温度感知装置の抵抗対温度特性を
示すグラフ、第4図はこの発明の電力制御装置を用いた
第1図のレンジに用いられる制御装置の著しく簡単化し
て示した機能的なブロック図、第5図は第1図のレンジ
に用いられるこの発明の電力制御装置の制御回路の回路
図、第6図は第5図の回路にあるマイクロプロセッサの
制御プログラムに取入れた利用者入力走査ルーチンのフ
ローチャート、第7A図及び第7B図は第5図の回路に
あるマイクロプロセッサの制御プログラムに取入れた温
度走査ルーチンのフローチャート、第8図は第5図の回
路にあるマイクロプロセッサの制御プログラムに取入れ
た感知装置、フィルタ及びタイミング・ルーチンのフロ
ーチャート、第9図は第5図の回路にあるマイクロプロ
セッサの制御プログラムに取入れた温ためルーチンのフ
ローチャート、第10図は第5図の回路にあるマイクロ
プロセッサの制御プログラムに取入れた煮込みルーチン
のフローチャート、第11図は第5図の回路にあるマイ
クロプロセッサの制御プログラムに取入れた煮沸ルーチ
ンのフローチャート、第12図は第5図の回路にあるマ
イクロプロセッサの制御プログラムに取入れたフライ・
ルーチンのフロ−チャート、第13A図及び第1 ’3
8図は第5図の回路にあるマイクロプロセッサの制御プ
ログラムに取入れた電力比較ルーチンのフローチャート
、第14図は第5図の回路にあるマイクロプロセッサの
制御プログラムに取入れた電力出力ルーチンのフローチ
ャートである。 主な符号の説明 12:加熱素子 22:制御つまみ 32:様式選択スイッチ 34:温度感知装置 46:電子制御手段 特許出願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)調理装置の表面装置の電力制御装置に於て、その上
    に置かれた調理器具を支持して加熱すると共に、外部電
    源によって付勢される少なくとも1つの表面装置と、該
    表面装置の上に支持された器具の温度を感知する温度感
    知手段と、利用者がフライ様式を選択することが出来る
    様にすると共に、該様式に対し、複数個の相異なる熱量
    設定値の内の1つを選択することが出来る様にし、各々
    の熱量設定値が予定の定常状態の表面装置の電力レベル
    及び予定の定常状態の温度範囲が関連している様な、利
    用者が操作し得る入力選択手段と、前゛記温度感知手段
    及び前記入力手段に応答して、感知された器具の温度及
    び選択された熱吊設定値に従って前記表面装置の付勢を
    制御する電子制御手段とを有し、該制御手段は前記フラ
    イ様式では、前記感知した温度と前記定常状態の温度範
    囲の間の差の間離である誤差信号を発生する様に作用し
    、更に前記制御手段は、前記誤差信号の関数として決定
    された成る数の電力レベルだけ、前記選択した熱量設定
    値に対する定常状態の電力レベルを越える印加電力レベ
    ルで前記表面装置を作動し、前記誤差信号がゼロに近づ
    くにつれて、前記印加電力レベルが前記選択した熱量設
    定値に対する定常状態の電力レベルに近づき、この為器
    具がオーバシュートをごく少なくして、選ばれた温度範
    囲に急速に持って来られる様にした表面装置の電力料m
    装置。 2、特許請求の範囲1)に記載した表面装置の電力制御
    装置に於て、前記電子制御手段が、選択した様式並びに
    熱吊設定値に関連する温度範囲を表わす第1のディジタ
    ル信号を発生する手段と、選択した様式及び熱量設定値
    に関連する定常状態の電力レベルを表わす第2のディジ
    タル信号を発生する手段と、感知した器具の温度を表わ
    す第3のディジタル信号を発生する手段とを有し、前記
    誤差信号は前記第1のディジタル信号及び前記第3のデ
    ィジタル信号の間の差に比例し、更に前記制御手段は、
    前記フライ様式では、前記第2のディジタル信号及び前
    記誤差信号の和であるディジタル電力制御信号を発生す
    る手段を含んでおり、前記制御手段は、前記電力制御信
    号によって表わされる電力レベルに対応する印加電力レ
    ベルで前記表面装置を作動する様に作用する表面装置の
    電力制御装置。 3)調理装置の表面装置の電力制御装置に於て、その上
    に置かれた調理器具を支持して加熱すると共に、外部電
    源によって付勢される少なくとも1つの表面装置と、前
    記表面装置の上に支持された器具の温度を感知する温度
    感知手段と、利用者が煮沸様式を選択することが出来る
    様にすると共に、該様式に対し、複数個の相異なる熱量
    設定値の丙の1つを選択することが出来る様にし、各々
    の熱量設定値には予定の定常状態の表面装置の電力レベ
    ル及び予定の定常状態の温度範囲が関連している様な、
    利用者が操作し得る入力選択手段と、前記温度感知手段
    及び入力手段に応答して、感知された器具の温度及び選
    択した熱量設定値に従って前記表面装置の付勢を制御す
    る電子制御手段とを有し、該制御手段は、前記煮沸様式
    では、感知した器具の温度が予定の最低煮沸基準温度よ
    り低い時、比較的高い予定の電力レベルで前記表面装置
    を作動すると共に、感知した器具の温度が前記最低煮沸
    基準温度より高い時、前記選択した熱量設定値に対応す
    る電力レベルで前記表面装置を作動する様に作用する表
    面装置の電力制御装置。 4)特許請求の範囲3)に記載した表面装置の電力制御
    装置に於て、前記電子制御手段が、選択した様式及び熱
    量設定値に関連する温度範囲を表わす第1のディジタル
    信号を発生する手段と、選択した様式及び熱量設定値に
    関連する定常状態の電力レベルを表わす第2のディジタ
    ル信号1允生する手段と、感知した器具の温度を表わす
    第3のディジタル信号を発生する手段と、前記第3のデ
    ィジタル信号を予定の煮沸基準温度を表わすディジタル
    基準信号と比較する手段と、前記第3のディジタル信号
    を前記第1のディジタル信号と比較する手段とを有し、
    更に前記制御手段が、前記第3のディジタル信号が前記
    ディジタル基準信号より小さい時、前記煮沸様式では比
    較的高い予定の電力レベルを表わすディジタル電力制御
    信号を発生する手段を含んでおり、該電力制御信号は、
    前記第3の信号が前記基準信号より大きく且つ第1のデ
    ィジタル信号より小さい時、前記定常状態の電力レベル
    を表わし、前記制御手段は前記電力制御信号によって表
    わされる電力レベルに対応する印加電力レベルで表面装
    置を作動する様に作用する表面装置の電力制御装置。 5)特許請求の範囲3)に記載した表面装置の電力制御
    装置に於て、前記利用者が操作し得る入力選択手段は利
    用者が煮込み様式を選択することが出来る様にし、前記
    制御手段は、前記煮込み様式では、感知した器具の温度
    が予定の最低煮込み基準温度より低い時は、比較的高い
    予定の電力レベルで、前記温度が前記最低煮込み基準温
    度と予定の中間の煮込み基準温度の間にある時は、前記
    第1の電力レベルより低い予定の中間の電力レベルで、
    感知した器具の温度が前記中間の煮込み基準温度と予定
    の最高煮込み基準温度の間である時は、前記選択した熱
    量設定値に関連する定常状態の電力レベルで、夫々前記
    表面装置を作動すると共に、感知した温度が前記最高煮
    込み基準温度を越える時は前記表面装置を脱勢する様に
    作用し、前記最低、中間及び最高煮込み基準温度は器具
    の中味の温度を沸騰せずに、その沸騰温度の近くまで急
    速に持って来ると共に、沸騰せずに中味を沸点の近くに
    保つ様に選択されている表面装置の電力制御装置。 6)特許請求の範囲5)に記載した表面装置の電力制御
    装置に於て、前記制御手段が、選択した熱量設定値に対
    する定常状態の電力レベルを表わす第1のディジタル制
    御信号を発生する手段と、感知した器具の温度を表わす
    第2のディジタル制御信号を発生する手段と、前記第2
    のディジタル制御信号を前記最低煮込み基準温度を表わ
    す予定の最低基準信号、前記中間煮込み基準温度を表わ
    す予定の中間基準信号、及び前記最高煮込み基準温度を
    表わす予定の最高基準信号と比較する手段と、ディジタ
    ル電力制御信号を発生する手段とを有し、前記制御信号
    は、前記煮込み様式では、前記第2の信号が前記最低基
    準信号より低い時に比較的高い予定の電力レベルを表わ
    し、前記第2のディジタル信号が前記最低基準信号より
    高く且つ前記中間基準信号より低い時は予定の中間電力
    レベルを表わし、前記第2の信号が前記中間基準信号よ
    り高く且つ前記最高基準信号より低い時は前記定常状態
    の電力レベルを表わし、前記第2の信号が前記最高基準
    信号より高い時はオフ電力レベルを表わし、前記制御手
    段は前記電力制御信号によって表わされる電力レベルに
    対応する印加電力レベルで前記表面装置を作動する様に
    作用する表面装置の電力制御装置。 7)調理装置の表面装置の電力制御装置に於て、外部N
    源によって付勢される様になっていて、その中味を加熱
    する間、調理器具をその上に支持する様に構成され且つ
    配置されている少なくとも1つの表面装置と、該表面装
    置の上に支持された器具の温度を感知する温度感知手段
    と、利用者が煮沸様式及びフライ様式を含む複数個の調
    理様式の内の1つを選択することが出来る様にすると共
    に、各々の様式に対し、複数個の相異なる熱量設定値の
    内の1つを選択することが出来る様にする、利用者が操
    作し得る入力選択手段と、前記温度感知手段及び前記入
    力選択手段に応答して、感知した器具の温度、選択した
    調理様式並びに選択した様式に対する選択した熱量設定
    値に従って、前記表面装置の出力電力を制御する電子制
    御手段とを有し、該制御手段は、前記選択した熱量設定
    値に対応する予定の基準温度範囲及び前記温度感知手段
    によって感知された感知器具温度の間の温度差を周期的
    に計算する手段を含んでおり、前記制御手段は前記フラ
    イ様式が選択されたことに応答して、前記感知器具温度
    が前記基準温度範囲より低い時は、選択した熱量設定値
    並びに前記温度差の両方の関数として変化する出力電力
    レベルで前記表面装置を作動し、感知器具温度が前記基
    準温度範囲を越えた時に前記表面装置を脱勢し、感知器
    具温度が前記基準温度範囲内に入る時は前記選択した熱
    間設定値に対応する予定の定常状態の電力レベルで前記
    表面装置を作動する様に作用する表面装置の電力料nt
    +装置。 8)特許請求の範囲7)に記載した表面装置の電力制御
    装置に於て、制御手段が感知器具温度を予定の最低煮沸
    基準温度と比較する手段を有し、前記制御手段は煮沸様
    式が選択されたことに応答して、感知器具温度が予定の
    最低煮沸基準温度より低い時は比較的高い予定の電力レ
    ベルで表面装置を作動し、感知器具温度が最低煮沸基準
    温度より高い時は、選択した熱量設定値に対応する電力
    レベルで表面装置を作動する様に作用する表面装置の電
    力制御装置。 9)特許請求の範囲8)に記載した表面装置°の電力制
    御装置に於て、前記複数個の調理様式が温ため様式をも
    含み、更に前記制御手段は、感知器具温度を選択した熱
    量設定値に対応する予定の最低温ため基準濃酸及び最高
    温ため基準温度と比較する手段を有し、前記制御手段は
    温ため様式が選択されたことに応答して、感知器具温度
    が予定の最低温ため基準温度より低い時は比較的低い予
    定の電力設定値で表面装置を作動し、感知器具温度が最
    高温ため基準温度を越える時は前記表面装置を脱勢し、
    感知器具温度が最低及び最高温ため基準温度の間にある
    時は選択した熱量設定値に対応する電力レベルで表面装
    置を作動する様に作用し、前記最高温ため基準温度は器
    具内の水を沸騰状態にすることが出来る器具温度より低
    い表面装置の電力制御装置。 10)特許請求の範囲7)に記載した表面装置の電力制
    御装置に於て、前記複数個の選択し得る調理様式が煮込
    み様式をも含み、前記制御手段が煮込み様式が選択され
    たことに応答して、感知器具温度が予定の最低煮込み基
    準温度より低い時は、比較的高い第3の予定の初期煮込
    み電力レベルで表面装置を作動し、感知器具温度が前記
    最低煮込み基準温度及び予定の中間煮込み基準温度の間
    である時は予定の中間煮込み電力レベルで前記表面装置
    を作動し、感知器具温度が前記中間煮込み基準温度及び
    最高煮込み基準温度の間である時は、選択した熱量設定
    値に対応する電力レベルで表面装置を作動し、感知器具
    温度が最高煮込み基準温度を越える時は前記表面装置を
    脱勢する様に作用し、前記最低、中間及び最高煮込み基
    準温度は、沸騰せずに、器具の中味の温度をその沸点の
    近くまで急速に持って来ると共に、沸騰せずに中味を沸
    点の近(に保つ様に選ばれている表面装置の電力制御装
    置。 11)特許請求の範囲8)に記載した表面装置の電力制
    御装置に於て、前記複数個の選択し得る調理様式が煮込
    み様式をも含み、前記制御手段が該煮込み様式が選択さ
    れたことに応答して、感知器具温度が予定の最低煮込み
    基準温度より低い時は、比較的高い第3の予定の初期煮
    込み電カレーベルで表面装置を作動し、感知器具温度が
    前記最低煮込み基準温度及び予定の中間煮込み基準温度
    の間にあや時は予定の中間煮込み電力レベルで表面装置
    を作動し、感知器具温度が前記中間煮込み基準温度及び
    最古煮込み基準温度の間である時は、選択した動作状態
    の設定値の関数として決定された電力レベルで表面装置
    を作動し、感知器具温度が前記最高煮込み基準温度を越
    える時は表面装置を脱勢する様に作用し、前記最低、中
    間及び最高煮込み基準温度の値は器具の中味の温度を沸
    騰せずに急速にその沸点近くまで持って来ると共に、中
    味を沸騰せずに沸点の近くに保つ様に選ばれている表面
    装置の電力t$Jm装置。 12、特許請求の範囲9)に記載した表面装置の電力制
    御装置に於て、前記複数個の選択し得る調理様式が煮込
    み様式をも含み、前記制御手段が、煮込み様式が選択さ
    れたことに応答して、感知器具温度が予定の最低煮込み
    基準温度より低い時は、比較的高い第3の予定の初期煮
    込み電力レベルで表面装置を作動し、感知器具温度が前
    記最低煮込み基準温度及び予定の中間煮込み基準温度の
    間にある時は予定の中間煮込み電力レベルで表面装置を
    作動し、感知器具温度が前記中間煮込み基準温度及び最
    高煮込み基準温度の間にある時は、選択した動作状態の
    設定値の関数として決定された電力レベルで表面装置を
    作動し、感知器具温度が前記最高煮込み基準湿度を越え
    る時は表面装置を脱勢する様に作用し、前記最低、中間
    及び最高煮込み基準温度の値は器具の中味の温度を沸騰
    せずに急速にその沸点の近くに持って来ると共に、該中
    味を沸騰せずに沸点の近くに保つ様に選ばれている表面
    装置の電力制御装置。 13)調理装置の表面装置の電力制御装置に於て、その
    上にのせた調理器具を支持して加熱すると共に、外部電
    源によって付勢される少なくとも1つの表面装置と、該
    表面装置の上に支持された器具の温度を感知する温度感
    知手段と、利用者が−煮込み様式を含む複数個の調理様
    式の内の1つを選択することが出来ると共に、各々の様
    式に対し、複数個の相異なる熱量設定値の内の1つを選
    択・することが出来る様にし、各様式の各々の熱量設定
    値には予定の定常状態の表面装置の電力レベル及び予定
    の定常状態の温度範囲が関連している様な、利用者が操
    作し得る入力選択手段と、前記温度感知手段及び入力選
    択手段に応答して、感知した器具の温度及び選択した調
    理様式及び熱量設定値に従って前記表面装置の付勢を制
    御する電子制御手段とを有し、該制御手段は前記煮込み
    様式では、感知器具温度が予定の最低煮込み基準温度よ
    り低い時は、比較的高い第1の予定の初期煮込み電力レ
    ベルで前記表面装置を作動し、感知器具温度が前記最低
    煮込み基準温度及び予定の中間煮込み基準温度の間であ
    る時は、予定の中間煮込み電力レベルで前記表面装置を
    作動し、感知器具温度が前記中間煮込み基準温度及び最
    高煮込み基準温度の間である時は、選択した熱量設定値
    に対応する電力レベルで前記表面装置を作動し、感知器
    具温度が前記最高煮込み基準温度を越える時は前記表面
    装置を脱勢する様に作用し、前記最低、中間及び最高煮
    込み基準温度と、前記初期及び中間煮込み電力レベルは
    、器具の中味の温度を沸騰せずにその沸点の近くに急速
    に持って来ると共に、該中味を沸騰せずに沸点の近くに
    保つ様に選ばれている表面装置の電力制御装置。 14)II理装置の表面装置の電力制御装置に於て、そ
    の上に置いた調理器具を支持して加熱し、外部電源によ
    って付勢される少なくとも1つの表面装置と、該表面装
    置の上に支持された器具の温。 度を感知する湿度感知手段と、利用者が温ため様式、煮
    込み様式及び煮沸様式を含む複数個の調理様式の内の1
    つを選択することが出来る様にすると共に、各々の様式
    に対し、複数個の相異なる熱量設定値の内の1つを選択
    することが出来る様にし、各々の様式の各々の熱湯設定
    値には予定の定常状態の表面装置の電力レベル及び予定
    の定常状態の温度範囲が関連している様な、利用者が操
    作し得る入力選択手段と、前記温度感知手段及び入力選
    択手段に応答して、感知器具温度並びに選択した調理様
    式及び熱吊設定値に従って前記表面装置の付勢を制御す
    る電子制御手段とを有し、該、制御手段は、前記渇ため
    様式では、感知器具温度が予定の最低温ため基準温度よ
    り低い時は、比較的低い予定の電力設定値で前記表面装
    置を作動し、感知器具温度が予定の最高温ため基準温度
    を越える時は前記表面装置を脱勢し、感知器具温度が前
    記最低及び最高温ため基準温度の間である時は、選択し
    た熱量設定値に対応する電力レベルで前記表面装置を作
    動し、前記最高温ため基準温度は前記器具内で沸騰する
    水が存在することを表わす器具温度より低く、前記制御
    手段は前記煮込み様式では、感知器具温度が予定の最低
    煮込み基準温度より低い時は比較的高い予定の電力レベ
    ルで前記表面装置を作動し、前記温度が前記最低煮込み
    基準温度及び予定の中間煮込み基準温度の間にある時は
    前記第1の電力レベルより低い予定の中間電力レベルで
    表面装置を作動し、感知器具温度が前記中間煮込み基準
    温度及び予定の最高煮込み基準温度の間にある時は、選
    択した熱量設定値に関連する定常状態の電力レベルで表
    面装置を作動し、感知器具温度が前記最高煮込み基準温
    度を越える時は前記表面装置を脱勢する様に作用し、前
    記最低、中間及び最高煮込み基準温度は器具の中味の温
    度を沸騰せずに急速にその沸点の近くまで持って来ると
    共に該中味を沸騰せずに沸点の近くに保つ様に選ばれて
    おり、更に前記制御手段は、前記煮沸様式では、感知器
    具温度が予定の最低煮沸基準温度より低い時は比較的高
    い予定の電力レベルで前記表面装置を作動し、感知器具
    温度が前記最低煮沸温度及び最高煮沸基準温度の間であ
    る時は選択した熱量設定位置に対応する電力レベルで前
    記表面装置を作動する様に作用する表面装置の電力制御
    装置。
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