JPS602218B2 - 安全ベルト巻取装置 - Google Patents

安全ベルト巻取装置

Info

Publication number
JPS602218B2
JPS602218B2 JP57022024A JP2202482A JPS602218B2 JP S602218 B2 JPS602218 B2 JP S602218B2 JP 57022024 A JP57022024 A JP 57022024A JP 2202482 A JP2202482 A JP 2202482A JP S602218 B2 JPS602218 B2 JP S602218B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
motor
shaft
belt winding
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57022024A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58139844A (ja
Inventor
重一郎 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKADA KOJO KK
Original Assignee
TAKADA KOJO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAKADA KOJO KK filed Critical TAKADA KOJO KK
Priority to JP57022024A priority Critical patent/JPS602218B2/ja
Publication of JPS58139844A publication Critical patent/JPS58139844A/ja
Publication of JPS602218B2 publication Critical patent/JPS602218B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/44Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/44Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions
    • B60R2022/442Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions using one spring and one additional retraction device in parallel
    • B60R2022/444Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions using one spring and one additional retraction device in parallel the additional retraction device being an electric actuator
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R2022/4666Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by electric actuators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/48Control systems, alarms, or interlock systems, for the correct application of the belt or harness
    • B60R2022/4808Sensing means arrangements therefor
    • B60R2022/4825Sensing means arrangements therefor for sensing amount of belt winded on retractor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車両等に備え付けられる安全ベルトの巻取装
置に関するものである。
従来の車両用の安全ベルトに用いる巻取装置にあっては
、ベルト巻取用シャフトの一端に巻戻し用スプリング(
以下リターンスプリングともいう)が取付けられており
、引き出されたベルトをこのスプリングのばね力により
巻取るようにしている。
このようなりターンスプリングは、ベルトが引き出され
た状態で常に安全ベルトに張力が作用するようになって
いるため、例えば運転者が安全ベルトを締めた後平常の
運転姿勢を保持した状態で運転者に圧迫感を与えること
になる。このため、一旦安全ベルトを締めて運転姿勢を
保持した状態では前記リターンスプリングによる安全ベ
ルトへの張力を一時的に緩和する(以下レデュースとも
いう)機構を備えた安全ベルト巻取装置が必要になる。
本発明は前記要請に応えるためになされたものであり、
安全ベルトの巻取りを主としてモータ駆動により行なう
ことによって、運転者の運転姿勢に応じて常に最適な状
態で安全ベルトの張力(以下テンションともいう)を保
持すると共に、それに加えて緊急時にベルトに瞬間的に
強い張力を与えることができる安全ベルト巻取装置を提
供することを目的とするものである。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明安全ベルト巻取装置の一実施例を示す概
略分解斜視図であり、第2図は同組立側面図である。同
図において1は断面コ字状を成すフレ−ムであり適宜の
手段により車床又はシートに固定されるものである。こ
のフレーム1の両側板IA,IB間には挿入孔ICを介
してシャフト2が回転自在に支持されており、このシャ
フト2には安全ベルト3の一端が止着されて巻取り可能
になっている。この結果、矢印×方向がベルト引出し時
回転方向、逆方向Yが巻取り時回転方向となる。又、シ
ャフト2は一方の側板IAの外方(図示左方)に向って
突出しており、突出先端部には後述するシャフト駆動ギ
ャを固定するための方形状の豚合突部2Aと後述するサ
ブスプリングの一端を止着するための溝2Bが設けられ
ている。更に上記側板IAの斜め下方には後述する駆動
ギャの勅部を挿適するための挿通孔4Bが設けられてい
る。又、この側板IAにはシャフト2の挿入孔4A、後
述するギャ保持プレート取付用の取付孔4C,4Cが設
けられている。5はギヤ保持プレートであり、断面凸形
状を成し、両端部に取付孔5C,5Cが設けられている
と共に、中間部盛り上り部には後述する減速ギャ保持用
の孔5A,5Bが設けられている。
そして、このギャ保持プレート5は両端の取付孔5C,
5Cを介して前記フレーム側板IAの取付孔4C,4C
にねじ止め等の適宜手段によって取付けられている。前
記フレーム側板IAの挿通孔4Bには駆動ギャ6の鞠部
6Aが回転自在に挿通され、この鞠部6Aには固着孔が
設けられており、この固着孔にはコ字状フレームーの内
庭面に取付けられるモー夕7の回転軸7Aが挿通固定さ
れている。このモータ7はリード線78を介して詳細を
後述する制御回路ブロック12に接続されている。前記
ギャ保持プレート5には減速ギャ機構8が取付けられて
いる。この減速ギャ機構8は、前記駆動ギャ6の歯部6
Bに噛合する第1減速ギャ8Aと、この第1減速ギャ8
Aに同軸的に固着された第2減速ギャ8Bと、この第2
減速ギャ8Bに噛合する第3減速ギャ8Cと、この第3
減速ギヤ8Cに同軸的に固着された第4減速ギャ80と
、前記第1及び第2の減速ギャを保持プレート5の取付
孔5Bに回動自在に取付けた回袴ピン88と、前記第3
、第4の減速ギャを保持プレート5の取付孔5Aに回動
自在に取付けた回敷ピン8Fと、両回動ピン8E,8F
を回動自在に連結した連結プレート8Gとによって構成
されている。10はフレーム側板IAの挿通孔4Aから
外方に突出するシャフト2の先端部の溝28に一端が止
着されるサブスプリングであり、このサブスプリング1
0の他端はその外方に配置されるスプリングカバー11
の内面に止着されている。
このスプリングカバー11はカップ状を成し、サプスプ
リングをカバーした状態でフレーム側板IAの側面に適
宜手段によって固定されるようになっており、その中心
部に形成された挿通孔11Aからシャフト2の先端が突
出している。このシャフト2の突出先端部の競合突部2
Aには鉄合孔9Aを介してシャフト駆動ギャ9が俄合さ
れており、このシャフト駆動ギャ9は前記減速機構8の
第4の減速ギャ8Dに噛合している。又、前記フレーム
側板IBから外方(図示右側)に突出するシャフト2の
先端にはパルサー20が固着されている。このパルサー
2川ま例えば第3図に示すようにベルト巻取用シャフト
2に固着される円板状の基板(例えばェポキシ樹脂)2
0Aの表面に導電箔パターン(例えば銅箔)208を付
着したものであり、この銅箔は内周部の円形接地部21
E、これに連結されて放射状に外周に延びる中間部21
A、更に中間部から段差部を介して延在する外延部21
Bの領域を有し、各領域に対応する位置に例えばフレー
ム1に固定される接点E,A,Bが配置されている(第
2図、第3図参照)。尚、各接点からは図示しないリー
ド線が延びており、そのリード線の先端は前記制御回路
ブロック12に接続されている。このパルサー20と接
点E,A,Bとによってシャフト回転方向検出部村が構
成される。尚、フレーム側板IBの外方には車両の衝突
時等の緊急時に動作する慣性感応装置(以下Gセンサー
ともいう)22が取付けられている。このGセンサー2
2は例えば振り子の変位によってスイッチを閉じて電気
信号を制御回路へ送出するようになっている。次に、第
4図を参照して前記制御回路ブロック12の内容を説明
する。この制御回路ブロック12は前記バルサー20の
各接点出力パルサーA、パルサーBを入力してその位相
を検知する位相検知回路13と、パルサーA出力と位相
検知回路13の2出力C,Dをゲートしてそれぞれ2つ
の出力E,Fを発生する2個のアンドゲートAND,,
AND2と巻取側(W)パルス処理回路14A、引出し
側(D)パルス処理回路14Bと、Dパルス処理回路1
4Bの出力にタイムラグを持たせるタイムラグ回路15
と、このタイムラグ回路15の出力を記憶する第1の記
憶回路16と、Dパルス処理回路14Bの出力を反転す
るィンバータIN,と、前記安全ベルト3の先端に設け
られた図示しないトングとバックルとの係合状態によっ
て動作するバックルスイッチSW・の出力信号が変化す
る毎にパルスを出力する遷移検出回路17と、この遷移
検出回路17の出力を記憶する第2の記憶回路18と、
この第2の記憶回路18、前記第1の記憶回路16、W
パルス処理回路14Aの各出力を3入力とするオアゲー
トOR,と、このオアゲ−トOR,、前記ィンバータ肘
,の各出力を2入力とするアンドゲートAND3と、こ
のアンドゲートAND3の出力によって制御されて前記
モータ7を駆動する第1の駆動用トランジスタTr,と
、前記バックルスイッチSW,からの出力信号日と前記
Gセンサー22が動作したときの出力Mとを2入力とす
るアンゲートAND4と、このアンドゲートAND4の
出力によって制御されて前記モータ7を駆動する第2の
駆動用トランジスタTらと、第1の駆動用トランジスタ
Tりこ流れる電流を制限する電流制限回路19とによっ
て構成されている。ここで、電流制限回路19を設けた
のは、通常の安全ベルト巻取り時にはモータ7の回転を
比較的に低速にするために第1の駆動用トランジスタT
て,に流す電流1,を制限するものであり、これに対し
て緊急巻取り時には高いテンションを安全ベルトに加え
なければならないため、第2の駆動用トランジスタTr
21こ流れる電流12が大きくなるようにしている。電
源+VとしてはDC12V又は24V程度のバツテリ電
源が使われる。尚、前記各記憶回路16,18は共にW
側パルス処理回路14Aの出力が「H」レベルから「L
」レベルに立下る瞬間にクリアされるようになっている
。前記位相検知回路13は例えば第5図に示すように前
記パルサー20用の接点A,Bからの出力を反転するイ
ンバータIN2,IN3とD型フリツプフロップFF,
とによって構成されている。
そして、前述のパルサー20と接点E,A,Bが第6図
のような関係にあるとき、時計方向(CW)の回転時に
は第7図aに示すような各出力A,B,A,B,Qが得
られ巻取り方向回転(Wi肘i増、W)を検知し、反時
計方向(CCW)の回転時に第7図bに示すような出力
が得られ引出し方向の回転(Drawer、0)を検知
するようになっている。前記遷移検出回路17は例えば
第8図に示すように電源VccとバックルスイッチSW
,の出力日とを2入力とする第1の排他論理ゲートEX
OR,と、電源Vccと第1の排他論理ゲートEXOR
,の出力1を時定数回路(抵抗RoとコンデンサCoと
からなる)を介して得られた出力Jとを2入力とする第
2の排他論理ゲートEXOR2と、この第2の排他論理
ゲートEXOR2の出力Kと前記バックルスイッチSW
,の出力日とを2入力とする第3の排他論理ゲートEX
OR3とによって構成されており、バックルスイッチS
W,の信号日が変化する毎に第9図に示すような所定幅
Tをもつパルス状出力Lを発生する。この所定幅Tは時
定数回路の設定の仕方によって任意に調整できるもので
ある。次に第10図の制御動作トルクの説明図をも参照
して前記構成装置の作用を説明する。先ず、ベルト3の
引出し時にはモータ7は空転しサブスプリング(サブS
PC)10が巻き込まれる。
このときベルト引出抵抗はモータ空転時負荷とサブスプ
リング10を巻くときのトルク(例えば3〜4k9・肋
)を加算したものとなるのでサブスプリング10のテン
ションを弱く設定しておけばベルト引出し‘ま容易に行
なえる(第10図の1の状態)。このとき、バルサー2
川ま時計方向(CW)に回転することになるのでパルサ
A出力が先に発生し、その後一部ラップした状態でパル
サB出力が生ずる(第7図2の状態)ので、第4図に示
した制御回路12内の位相検知回路13はC=「H」、
0=「L」の出力を発生するのでアンドゲートAND2
のパルス出力FによってD側パルス処理回路148が動
作し「H」レベル出力を発生する。この「H」レベル出
力はィンバータIN,によって「L」レベルに反転され
るのでトランジスタTr,を制御するアンドゲートAN
D3の出力Gは「L」レベルとなり、このトランジスタ
Tr,を「オフ」にするのでモータ7が回転駆動される
ことなく、空転状態を維持することになる。次に乗員が
安全ベルト3を所望の長さ引出した段階で図示しないバ
ックルにトングを係合するとバックルスイッチSW,が
「オン」となり、この瞬間に遷移検出回路17から第9
図に示すようなパルス状出力Lが発生し、これが第2の
記憶回路I8に記憶されるため、記憶出力(「H」レベ
ル)がオアゲートOR,に入力され、オアゲートOR,
の出力が「H」レベルとなる。そして、一旦バックルに
トングが係合された段階で乗員が安全ベルト3から手を
離すと安全ベルトに緩み(スラック)が生ずることにな
る。この段階でベルト巻敬用シャフト2がベルト巻取方
向に回転し始めるので、前記パルサ−20もベルト巻取
方向に回転し、第7図bのA,Bに示すようなパルス出
力を発生する。この結果、位相検知回路13の出力はC
=「L」、D=「H」となり、アンゲートAND,から
パルス状出力Eが発生しW側パルス処理回路14Aから
「H」レベル出力が発生する。一方○側パルス処理回路
14Bの出力は「L」レベルに立下り、この立下り状態
がタイムラグ回路15を介して第1の記憶回路16に記
憶される。このときオアゲートOR,の出力は「H」レ
ベルとなっており、かつインバータIN,の出力が「H
」レベルであるためアンドゲートAND3の出力Gが「
H」レベルとなりトランジスタTr,が導適するのでモ
ータ7が回転駆動される。モータ7の回転により安全ベ
ルト3のスラックが迅速に吸収されることになる(第1
0図2の状態)。スラックが吸収されて安全ベルト3が
乗員にフィットした状態(ベルト装着完了状態)となる
とW側パルス処理回路14Aがオフになり、その出力が
「H」から「L」に立下るので第1及び第2の記憶回路
16,18がクリアされ、アンドゲートAND3のゲー
トを閉じるのでモータ駆動が停止される(第10図4の
状態)。
ここで安全ベルト3が引出された後、仮にバックルにト
ングが孫合されずに放置された状態でサブスプリング1
0のトルクと安全ベルト3のフリクション、重量が平衡
し、ベルトが巻込まれなかったときでも前記D側パルス
処理回路148の状態を記憶する第1の記憶回路16の
出力が「H」レベルとなっているのでモータ7が回転駆
動され安全ベルト3の巻取りが行なわれ格納される。こ
のとき、少しでもサブスプリング10の力によってベル
トの巻込みが行なわれればW側パルス処理回路14Aが
出力を発生するので前記タイムラグ回路15の動作に関
係なくベルトの巻込みが行なわれる。安全ベルトの装着
が完了した段階で乗員が前傾姿勢等をとったときには安
全ベルト3が引出されるので前述のようにモータ7が空
転し、乗員が元の位置に復帰したときにはサプスプリン
グ10の力によってベルトの巻込みが行なわれ、W側パ
ルス処理回路14Aからのパルス出力が生じモータ7が
回転駆動されてベルト3に生じたスラック分が吸収され
る。
即ち、スラック分の吸収はサプスプリング10とモータ
7の各トルクを加算した大きなトルクで行なわれる(第
10図5及び6の状態)。スラックが十分に吸収される
とW側パルス処理回路14Aがオフになり、その出力が
「H」から「L」に立下るため、第1、第2の記憶回路
16,18がクリアされモータがロックする。装着状態
から離脱するためにバックルを解放すると、バックルス
イッチSW,の出力によって遷移検出回路17からパル
ス状の出力Lが生じ、第2の記憶回路18から「H」レ
ベル出力が生じ、このとき○側パルス処理回路14Bの
出力は「L」レベルとなっているのでアンドゲートAN
D3が開き、モータ7が回転駆動されて安全ベルト3が
大きなトルクで巻込まれる。このとき、安全ベルト3が
シート等に引掛かったような場合にはW側パルス処理回
路14Aの出力が「L」レベルに立下ることになるので
モータ7の駆動が停止される。安全ベルト3の引掛かり
の原因が取除かれると先ずサブスプリング10によって
安全ベルト3が巻込まれるのでW側パルス処理回路14
Aの出力が「H」レベルとなりモータ7が回転し、前述
のようにしてベルトが格納される(第10図7の状態)
。安全ベルト3の格納が完了し、ベルトの動きが止まる
とW側パルス処理回路14Aの出力が「H」から「L」
に立下るのでモータ7の駆動が停止され、ベルト非使用
状態となる(第10図8,9の状態)。
次に、乗員が安全ベルト3を装着した状態で車両が衝突
事故を起した場合等の緊急時にあってはこの瞬間にGセ
ンサー22が動作して信号Mを出力するので制御回路1
2内のアンドゲートAND4から出力が発生し第2の駆
動用トランジスタTr2が導通し大電流12が流れる。
このためモ−夕7がベルト巻取り方向に高速回転し安全
ベルト3のテンションを高める。このときのトルクは例
えば45k9・柳程度に設定されている(第10図10
の状態)。このとき、第1の駆動用トランジスタTr,
も導適しているときにはモータ7に流れる電流は1,十
12となるのでさらにトルクは高まることになる。以上
の動作は瞬間的に行なわれるので乗員の安全は確保され
る。一般に衝突事故発生後に車両が停止するとGセンサ
ー22が元の状態に復帰(リセット)するので、乗員は
バックルからトングを外すことにより容易に離脱するこ
とができるが、Gセンサー22が元の状態に復帰しない
場合を考えてバックルスイッチSW,の信号経路又はG
センサー22からの信号経路のいずれかにリセット用ボ
タンを取付けておけば使用の際にトラブルが生ずること
はない。以上の動作説明において、安全ベルトを装着す
るためにベルトを引出し、バックルにトングを係合する
迄に若干の時間を要した場合(つまり、ベルト引出しが
完了して所定時間経過したとき)には第1の記憶回路1
6の出力が「H」レベルとなってモータ7が駆動されベ
ルト巻込み動作が行なわれるが、巻込みを開始して所定
時間(即ちW側パルス処理回路14Aの動作設定時間)
後に、このW側パルス処理回路14Aの出力が「H」か
ら「L」に立下るのでモータ7は空転状態となり、以後
の引出し動作には何ら影響を与えない。
尚、前記実施例においては安全ベルトを装着した状態で
ベルトにスラツクが生じたときには、これをサブスプリ
ングのトルクと、モータの回転トルクとを加えたトルク
で吸収するようにしたが、このような高トルクでのスラ
ック吸収モードが乗員に不快感を与えるような場合には
、例えばバックルスイッチによってモータ回転信号をゲ
ートしてベルト装着状態ではモータ7を回転駆動しない
ような構成としてもよい。又、前記制御回路12内のモ
ータ駆動系の構成を第11図のようにしてもよい。
即ち、モータ7を接地側に配置して電源+Vとの間に電
流制限回路19と第1の駆動用トランジスタTr,を直
列接続すると共に、第2の駆動用トランジスタTr2の
ェミツタをモータ7側に接続し、コレクタをDC−DC
コンバータ23の出力電源+V,側に接続する。このD
C−DCコンバータ23は電源十V(例えば12V)を
昇圧して出力するものであり、コンデンサCoによって
安定化されている。この結果第2の駆動用トランジスタ
Tr2には第1の駆動用トランジスタTr,に流れる電
流1,よりも大きな電流12を流すことができ、目的を
達成できる。以上詳述した本発明によれば安全ベルトの
装着時にはサブスプリングの弱いテンションのみをベル
トに与えるだけなので乗員はベルトによる圧迫力を感じ
ることなく快適な運転を行なうことができると共に、緊
急時には高トルクのテンションを与えて乗員の安全を図
ることができる。また、安全ベルトの巻取りを主として
モータによって行なうことができるので動作の迅速化が
図れ、操作性に優れたものとなる。更に、制御回路はパ
ルサーの回転時出力とバックルスイッチの動作出力だけ
で動作させるようにしているので回路構成が簡単であり
、動作が単純なので回路設計も容易である。また、モー
外ま空転状態と正回転状態だけを利用するため低価格の
製品を使用することができ、全体としても装置の低価格
化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す分解斜視図、第2
図は同要部組立側面図、第3図は同実施例に用いられる
パルサーの正面図、第4図は同実施例における制御回路
の一例を示すブロック図、第5図は同制御回路に用いら
れる位相検知回路の一例を示すブロック図、第6図はパ
ルサーと薮点との関係を示す説明図、第7図a,bは位
相検知回路の動作説明のためのタイムチャート、第8図
は前記制御回路に用いられる遷移検出回路の一例を示す
回路図、第9図はその動作説明のためのタイムチャート
、第10図は実施例装置の作用説明のための動作トルク
を示すものであり、第11図は本発明の制御回路の一部
の変形例を示すものである。 1・・・・・・コ字状フレーム、IA,IB・・・・・
・側板、2・・・・・・シャフト、3・・・・・・安全
ベルト、7・・・・・・モ−夕、8・・・・・・減速機
構、10・・・・・・サプスプリング、12・・・・・
・制御回路ブロック、13・・・・・・位相検知回路、
14A,14B・・・・・・パルス処理回路、15・・
・…タイムラグ回路、16,18・・・・・・記憶回路
、17・・・・・・遷移検出回路、19・・・・・・電
流制限回路、20・…・・パルサー、22・・・・・・
慣性感応装置、SW.・・・…/ゞツクルスイツチ。 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 第7図 第4図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コ字状フレームの両側板間に介設したベルト巻取用
    シヤフトに一端が止着された安全ベルトを引出し及び巻
    取り自在に格納すると共に、引出された安全ベルトをバ
    ツクルとトングとの係合により装着して使用する安全ベ
    ルト巻取装置において、前記フレーム側板に取付けられ
    たモータと、該モータの回転を減速して前記ベルト巻取
    用シヤフトに伝達する減速機構と、前記ベルト巻取用シ
    ヤフトに比較的弱い巻込力を与えるサブスプリングと、
    前記ベルト巻取用シヤフトのベルト引出し方向の回転と
    ベルト巻取り方向の回転とを検出しそれぞれ異なる信号
    を発生するシヤフト回転方向検出部材と、前記バツクル
    とトングとの係合状態を検出して信号を発生するバツク
    ルスイツチと、車両の緊急時に検出信号を発生する慣性
    感応装置と、少なくとも前記シヤフト回転方向検出部材
    からベルト引出し方向回転信号が出力されたとき及び前
    記バツクルスイツチから係合状態信号が発生しかつ前記
    シヤフト回転方向検出部材からいずれの信号も発生しな
    いときは前記モータを空転状態とし、前記バツクルスイ
    ツチからの係合状態信号がなくかつ前記シヤフト回転方
    向検出部材からベルト巻取り方向回転信号が出力された
    ときにはベルト巻取り方向にモータを回転駆動させると
    共に、バツクルスイツチからの信号と慣性感応装置から
    の信号とが入力されたときにはモータを巻取り方向に高
    速回転させるような制御を行なう制御回路とを設けたこ
    とを特徴とする安全ベルト巻取装置。
JP57022024A 1982-02-16 1982-02-16 安全ベルト巻取装置 Expired JPS602218B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57022024A JPS602218B2 (ja) 1982-02-16 1982-02-16 安全ベルト巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57022024A JPS602218B2 (ja) 1982-02-16 1982-02-16 安全ベルト巻取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58139844A JPS58139844A (ja) 1983-08-19
JPS602218B2 true JPS602218B2 (ja) 1985-01-19

Family

ID=12071412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57022024A Expired JPS602218B2 (ja) 1982-02-16 1982-02-16 安全ベルト巻取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS602218B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6425954U (ja) * 1987-08-07 1989-02-14
JPH04501091A (ja) * 1988-10-12 1992-02-27 ローベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 車両搭乗者拘束装置の起動装置
DE10111323A1 (de) * 2001-03-08 2002-09-12 Trw Automotive Electron & Comp Reversibler Gurtstraffer

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58139844A (ja) 1983-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0452131Y2 (ja)
JP3786577B2 (ja) 搭乗者拘束装置用のベルトリトラクタ
US4669680A (en) Webbing retractor
US6604597B2 (en) Seat belt retractor with switching means
US4529143A (en) Webbing retractor
JP4811893B2 (ja) モータ式シートベルトリトラクター
US4588144A (en) Webbing retractor
US6598821B2 (en) Seat belt retractor
JPS58145545A (ja) シ−トベルトリトラクタ
JP4705058B2 (ja) モータ駆動シートベルト装置
JP4669143B2 (ja) モータリトラクタシステム
US4445604A (en) Clutch drive for power belt system
JP2001163184A (ja) シートベルト巻取り装置
JPS602218B2 (ja) 安全ベルト巻取装置
JPS6030577B2 (ja) 安全ベルト巻取装置
JP4671254B2 (ja) シートベルト巻き取り装置
JP2001130376A (ja) 乗員拘束保護装置
JP2001270423A (ja) モータ式シートベルトリトラクター
JP5059359B2 (ja) ウエビング巻取装置
JPS58139843A (ja) 安全ベルト巻取装置
JPS6125577B2 (ja)
JP2002002450A (ja) シートベルト巻取り装置
WO2016136587A1 (ja) ウェビング巻取装置
JPH0349970Y2 (ja)
JPS6274747A (ja) シ−トベルトリトラクタ