JPS6022130B2 - ひだ状法面土留工法 - Google Patents

ひだ状法面土留工法

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Publication number
JPS6022130B2
JPS6022130B2 JP51052602A JP5260276A JPS6022130B2 JP S6022130 B2 JPS6022130 B2 JP S6022130B2 JP 51052602 A JP51052602 A JP 51052602A JP 5260276 A JP5260276 A JP 5260276A JP S6022130 B2 JPS6022130 B2 JP S6022130B2
Authority
JP
Japan
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slope
gutter
earth retaining
lines
ridge
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Expired
Application number
JP51052602A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52135506A (en
Inventor
壮平 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tenryu Industries Co Ltd
Original Assignee
Tenryu Industries Co Ltd
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Publication date
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、法面の土蟹工法に関するものである。
従釆の法面の±蟹工法においては、法切を行ない、法長
7メートル位ごとに設けられた小段に袋水用のU字溝を
設置して雨水を集めて処理する。
このように小段を設けなければならないので、小段だけ
水平長が長くなる欠点を有する。従来の土留工法におい
ては、法面に枠組等を設置したとしても法面を充分補強
することができず、法面の煩斜を急勾配にすることがで
きない欠点があった。
本発明は、従来の土蟹工法のような欠点を除去するため
に生じたものである。
以下本発明の実施例の図面によって、本発明の構成を説
明する。
12は土留工法を適用しようとする法面である。
1,2,3は法面12に沿って高い方から低し、方へ向
って作られた尾根筋である。
4,5はこれらの尾根筋1,2,3の間に形成させた谷
筋である。
尾根筋や谷筋の数は法面全体の広さ、地形などによって
適当にえらび、任意であるが、谷筋は少なくとも一ケ所
はあるようにする。第1図の場合は、尾根筋は五、谷筋
は四である。谷筋4,5にそれぞれ沿って排水溝6,7
を布設する。
排水溝6,7は、たとえばU字溝がよい。8は尾根筋1
,2,3と谷筋4,5との間に形成される斜面である。
9は漣であり、10は樋9を格子状に組合わせて形成し
た樋組である。
本実施例における樋組の形状は四角形状をなしているが
、四角形に限るものではない。樋組10は斜面8に固定
されるものであるが、その固定の方法は、たとえば樋9
が組合わされる交点の近傍において斜面8に打込まれ、
交点にコンクリート等によって固定された止杭13によ
る。第3図のように、樋組10の下端11は、樋9を流
下する水が排水溝6,7に導入されるように排水溝6,
7に接続する。樋9と樋9との間の斜面8の部分には、
大、4・の石14を置いた方がよい。排水溝6の下部と
下端11とをコンクリート15により固定して排水溝6
等を安定させ得ることを第3図は示している。16は樋
9の側壁であり、17は樋9の底である。
コンクリート15を蛇館等によって層換えることもでき
る。
本発明の作用および効果は、次のようである。
斜面8に降った雨水は樋9の側壁16の一部を切除して
設けた入口18から樋9の中に入り、樋組10を伝わっ
て流下し、排水溝6,7に導入され、排水溝6,7に導
かれて下方に排出される。排水溝6,7の下端にはさら
に集水溝を設けて雨水を他に導くようにしてもよいが、
地形によってはとくに集水溝などを設けなくてもよい。
このようにして雨水は効果的に排除されるので、法面が
雨水によって浸食されることはほとんどなく、土轡を行
なうことができる。本発明においては従来の小段を設け
る必要がないので、水平長を短かくすることができる。
土留作用に対する強度の点については、これらをたとえ
ば船体にたとえると、排水溝は龍骨に当たり、樋組は肋
骨に当たるので、排水溝と樋組とが相まって強力なる構
造体を形成する。このとき第3図のコンクリートまたは
蛇館15は龍骨をさらに強化する。本発明の構造体は法
面を強固に保持することができ、従来よりも急勾配の法
面に安全に適用できる。斜面8に種子吹付等を行ない、
法面を緑化することもできるものである。第1図におい
ては、尾根筋および谷筋はおよそ直線的に示され、また
斜面はほぼ平面的に示されているが、これらは何れもい
わゆるお寺勾配のような曲線または曲面をもたせること
によってさらに強度を大にし、また一層土留効果を確実
にすることができるものである。
このようにして本発明によれば法面をひだ状にすること
によって従来の±留工法の欠点を除去し、水平長を短か
〈することができ、かつ急勾配の法面に適用することの
できる土留工法が得られるものであり、工業上価値極め
て大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は何れも本発明の実施例に関するものである。 第1図は斜視図であり「一部を切欠いて示す。第2図は
一部の平面図である。第3図は排水溝の部分の横断面図
である。図において、1,2,3は尾根筋、4,5は谷
筋、6,7は排水溝、8は斜面、9は樋、10は樋組、
11は下端、12は法面である。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 法面に沿つて高い方から低い方へ複数個の尾根筋を
    作り、一つの尾根筋とこれに隣る他の尾根筋との間に形
    成される谷筋に沿つてコンクリートによつて支えられた
    排水溝を設置して龍骨を形成させ、尾根筋と谷筋との間
    の斜面に樋を格子状に組合わせた樋組を固定することに
    よつて肋骨を形成させ、龍骨と肋骨とをコンクリートに
    よつて固定することによつて一体の船形構造を形成させ
    、樋を流下する水を排水溝に導入する如くすることを特
    徴とするひだ状法面土留工法。
JP51052602A 1976-05-08 1976-05-08 ひだ状法面土留工法 Expired JPS6022130B2 (ja)

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JPS52135506A JPS52135506A (en) 1977-11-12
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0226431U (ja) * 1988-08-08 1990-02-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5153056Y2 (ja) * 1972-10-24 1976-12-18

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JPH0226431U (ja) * 1988-08-08 1990-02-21

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