JPS6021B2 - 乳酸菌飲料およびその製造法 - Google Patents

乳酸菌飲料およびその製造法

Info

Publication number
JPS6021B2
JPS6021B2 JP57210206A JP21020682A JPS6021B2 JP S6021 B2 JPS6021 B2 JP S6021B2 JP 57210206 A JP57210206 A JP 57210206A JP 21020682 A JP21020682 A JP 21020682A JP S6021 B2 JPS6021 B2 JP S6021B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lactic acid
acid bacteria
fruit juice
producing
juice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57210206A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5998672A (ja
Inventor
源廣 丹羽
道子 松岡
博之 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kirin Brewery Co Ltd filed Critical Kirin Brewery Co Ltd
Priority to JP57210206A priority Critical patent/JPS6021B2/ja
Priority to DE8383111996T priority patent/DE3373614D1/de
Priority to EP19830111996 priority patent/EP0113055B1/en
Publication of JPS5998672A publication Critical patent/JPS5998672A/ja
Publication of JPS6021B2 publication Critical patent/JPS6021B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L2/00Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Their preparation
    • A23L2/70Clarifying or fining of non-alcoholic beverages; Removing unwanted matter
    • A23L2/84Clarifying or fining of non-alcoholic beverages; Removing unwanted matter using microorganisms or biological material, e.g. enzymes

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、乳成分を実質的に含まない低pH価の乳酸菌
飲料およびその製造法に関する。
近年、乳酸菌の保健効果が再認識され、飲食料を通して
積極的に乳酸菌を摂取する意義が強調されるようになっ
た。
なお、飲食料の乳酸菌は、ホモ型のものである。このよ
うな観点から、果汁中で乳酸菌を増殖させて得られる乳
酸飲料は、単に乳酸菌供給源としてではなく果汁がそれ
自体で有する栄養的価値も加わるので、好ましいものと
いえよう。
しかしながら、果汁は一般にそのpHが低いが、そのよ
うな低pH価の果汁中で増殖できる乳酸菌種は極く限ら
れており、従って乳酸菌は果汁中で殆んど増殖しないか
あるいは死滅するというのが常識である。
特に、腸内有用細菌であるラクトバシルス’ケーセイお
よびラクトバシルス。アシドフィルス等の乳酸菌の果汁
中での増殖はかなり困難であった。従って、従来は果汁
中で乳酸菌を増殖させるには果汁のpH価を高めること
が唯一の手段であり、この手段は果汁の偽和検出法とし
てバイオアッセィの一つの応用されているところでもあ
る。
しかし、果汁のpH価を高めて乳酸菌を増殖させる方法
にはいくつかの欠点があって、飲料の製造に利用するに
は不適当である。すなわち、果汁のpH価を高めると雑
菌汚染の危険が増大すること、pH価を高めてから殺菌
処理をすると果汁の着色(福変)が箸るしいこと、なら
びに加熱臭が発生して香味劣化が著るしいこと、等であ
る。このような点から、市販の果汁と乳酸菌との組合せ
からなる飲料は、獣乳中で乳酸菌を増殖させてこれに果
汁を加えてなるものである(法令によれば「無脂乳固形
分3.0%未満)。しかし、このような果汁入乳飲料中
の乳酸菌は果汁中の何らかの静菌成分により経時的に菌
数が減少していくという欠点を持ち、従って乳酸菌飲料
としての菌数を維持させるために厳しい保管条件(保袷
ならびに短かし、シヱルフラィフ)が要求されているの
である。結局、従来は乳成分を含まない乳酸菌飲料は製
造できないというのが常識であった。
しかし、法令上t果汁入乳酸飲料は無脂乳固形分が3.
0%未満とされているところより、この種飲料は本質的
には果汁飲料であって乳成分の存在を必須としないので
あるから、乳酸菌の増殖のために獣乳中での培養という
非必須的工程が必要であるということが不利であること
はいうまでもなく、従って果汁に乳酸菌を直接に楯菌し
て増殖させることができれば稗益するところは大きい。
発明の概要 要旨 本発明は上記の点に解決を与えることを目的としt果汁
中の静菌成分を効果的に取除くことによってこの目的を
達成しようとするものである。
従って、本発明による乳酸菌飲料は、ホモ型乳酸菌含量
が1ぴ個′の‘以上でpHが4.0以下であり、乳成分
を実質的に含まない果汁の乳酸醗酵液からなるものであ
ること、を特徴とするものである。また、本発明による
乳酸菌飲料の製造法は、果汁をアミド樹脂tケィソウ士
、活性炭または第四アンモニウム基を有する樹脂を含む
強塩基性陰イオン交モ剣樹脂からなる群から選んだ固体
剤と接触させてから、該果汁中でpH4.0以下におい
て乳成分の実質的不存在下にホモ型乳酸菌を乳酸菌含量
が1ぴ個′のと以上となるまで増殖させること、を特徴
とするものである。効果 ホモ型乳酸菌含量1ぴ晒′の‘以上、pH4.0以下、
および乳成分不含という条件は従来両立しえなかったも
のである。
そして「 これら三条件の両立は、特定の固体剤による
果汁の処理によって実現されたものである。
前記のように果汁のpHが低いということが乳酸菌増殖
抑制の原因であると考えられていることからすると、本
発明によれば4.0以下という低pH条件下で乳酸菌が
増殖して果汁への直接槽菌が可能となったということは
思いがけなかったことというべきである。本発明による
乳酸菌飲料は長期保存に耐え、具体的には「たとえば、
ガラスビン密栓、遮光下「20oo、50日間の条件下
においても生菌数の減少は認められないことがふつうで
ある。
すなわち、通常は、本発明による乳酸菌飲料は、この種
飲料が属する無脂乳園型成分3.0%未満の乳酸菌の成
分規格として要求される乳酸菌数1ぴ個′泌を上まわる
1ぴ個′の【を含んでいて、そのビン詰物を室温で50
日間保管しても生菌数の減少はみられない。なお「本発
明による乳酸菌飲料は果汁飲料の範贋にも入るものであ
ることろ、この乳酸菌飲料は果汁飲料のオフフレーバ−
として問題となる「ィモ臭」の点においても改善されて
いる。発明の具体的説明 果汁 本発明で対象とする果汁は、pH価の低いもの、特にグ
レープフルーツ果汁、オレンジ果汁、ミカン果汁等の柑
橘類果汁、リンゴ果汁、ブドウ果汁、その他が適当であ
る。
乳酸酸蓮鞠こ付すべき果汁の果汁含有率は「 50〜1
0の重量パーセントであることがふつうである。
これらの果汁のpHは、たとえばオレンジ果汁で3.6
以下「 ミカン果汁で3.6以下、リンゴ果汁で3。7
以下「 ブドウ果汁で3.3以下、程度である。
本発明処理に供する果汁は搾汁直後のパルプ分を含んだ
ま)のものでL遠心分離等の操作でパルプ分を除去した
ものでもよい。固体剤処理操作での利便を考えれば、パ
ルプ分除去果汁の方が好ましい。固体制 本発明で使用される固体剤は、果汁中の静菌成分を吸着
その他の機構によって無害化するものと推定される。
しかし、本発明はそのような理論によって制約を受ける
ものではない。本発明で使用される固体剤は、アミド樹
脂「ケィソウ士「活性炭または第四アンモニウム基を有
する樹脂を含む強塩基性陰イオン交換樹脂である。
ここで、「アミド樹脂」とは、アミド結合を主鎖中また
は側鎖中に持つ固体樹脂を意味する。
具体的には「たとえば、ポリアミドおよび不溶化ポリビ
ニルピロリドンがある。ポリアミドの具体例としては「
ナイロン6、ナイロン60ナイロンン11「 その他
があるが、入手容易性からは前二者が好ましい。不溶化
ポリビニルピロリドンは、本来水溶‘性のポリビニルピ
ロリドンを加熱して不溶化したものである。ケィソウ士
は、食品処理に使用しうる任意のものでありうる。
具体的には、セライト503「ハイフロースーパーセル
、フィルターセル等がある。なお「ケィソウ士は、各種
果汁のうちオレンジ果汁の処理に特に好適のようである
。活性炭は「食品の処理に使用しうるものであればいか
なるものでもよい。
陰イオン交換樹脂は、第四アンモニウム基を有する樹脂
を含むものであればいかなるものでもよい。
第四アンモニウム基を有する樹脂は、スチレンージビニ
ルベンゼン共重合体のような架橋重合体が好ましい。こ
のようなタイプの陰イオン交換樹脂としては、「ダウェ
ツクス1」(ダウ・ケミカル社製)および「アンバーラ
イトIRA−402」(ロームアンドハース社製)が例
示される。この固体剤はその表面積の大きいものが望ま
しく「従って粉状ないし粒状であるものが好ましい。固
体剤と果汁との援触 両者の接触は「その効果すなわち低pH果汁中での乳酸
菌の増殖が認められる限り任意の態様で行なうことがで
きる。
両者の接触を行なわせる態様の一つは、果汁に粉〜粒状
の固体剤を添加して櫨拝することである。
添加量は果汁の0.5〜3重量%程度であることがふつ
うであり、このスラリーを常温付近の温度で10〜30
分間程度燈梓すれば所期の目的が達成される。処理後は
、炉過等の手段によって、果汁を回収する。両者の接触
を行なわせる態様の他の一つは、粉〜粒状の固体剤の層
に果汁を通過させることである。
常温付近の温度で上記程度の接触時間が確保できるよう
に、一回または数回炉週を行なえばよい。この方式は、
多孔性であるケィソウ土で固体剤として使用する場合に
適している。乳酸菌の増殖 上記のように処理した果汁は、乳酸菌の増殖が可能とな
っている。
本発明での乳酸菌の増殖は、これを果汁中で行なうとい
う点を除けば、従来のそれと本質的には変らない。
従って、上記の処理済み果汁(pH4.0以下)を殺菌
処理(たとえば、90qo/1分間)に付したのち、冷
却して、乳酸菌を適宜量接種し、適当温度たとえば35
00前後にて、乳酸菌含量が1び個′机上以上となるま
で、すなわち通常は2〜3日間程度、培養を行なえばよ
い。本発明で使用することのできる乳酸菌はホモ型のも
のであり、その具体例としては、たとえば、ラクトバシ
ルス属ならびに乳酸球菌たとえばストレプトコックス属
、ベディオコックス属、がある。これらのうちでは腸内
有用細菌であるラクトバシルス属のものが代表的であり
、具体的にはL.ケーセイ、L.アシドフイルス「およ
びL.ブルガリクスがある。果汁の処理に使用した固体
剤の種類によって乳酸菌の増殖性はいくらか変化するよ
うである。たとえば、前記のラクトバシルス属の3菌種
のうち最後のものはアミド樹脂処理果汁中の方が増殖性
が良好である。後処理および生成乳酸菌飲料の利用 上記のようにして得られる乳酸菌飲料は、必要に応じて
飲料に慣用される添加物たとえば甘味料、風味料、酸味
料、保存料、その他を加えて、あるいは必要に応じて水
、炭酸水、数乳ないし醗酵乳、豆乳その他で希釈して、
最終飲用形態とすることができる。
本発明は典型的には乳酸菌供給源として有用な飲料にす
るので、その場合は乳酸菌増殖工程後は禾殺菌のま)ビ
ンその他の容易に無菌充填することになる。
しかし本発明によれば乳酸菌処理によって果汁の風味が
改善されるという効果も得られるので、この効果のみを
追求する場合には、乳酸菌増殖工程後(および場合によ
り酵母処理後(後記参照))は低温殺菌することもでき
る。前記のようにして得られる乳酸菌増殖果汁は、さら
にアルコール醗酵に付すことによってアルコール性飲料
とすることもできる。
たとえば、ブドウ果汁について本発明を実施したのち通
常のワイン製造工程を実施すれば、乳酸菌による所謂マ
ロラクチック酸鍵拳が行なわれることによって高品質の
ワインが得られる。また「本発明による乳酸菌飲料に酵
母を添加して軽度に醗蓮淳を行なえば、乳酸醗酵時に発
生することのあるダイアセチル臭の除去されたアルコー
ル分1.0%禾満のワイン風醗酵飲料を得ることもでき
る。実験例 実施例 1 マンダリン果汁(pH3.5)10リットルにケィソウ
士(「ハイフロースーパセルJ300夕を加えて、3粉
ご間灘拝した。
櫨梓後に炉別し、炉液を90℃で1分間熱殺菌した。室
温まで冷却し、これに予め同機に処理したオレンジ果汁
にラクトバシルス・ケーセィ IFO12004を培養
したスターター(菌数1.2×1ぴ/磁)10の上を加
え、3ず○で2日間静置培養した。この原液(菌数2.
2×1び/のZ)を200の【容びんにびん語打栓した
。びん詰した試作品を室温で50日間保存した後、試飲
に供した。
菌数は3.4×1ぴ/地あり、風味は酸味がマイルドな
好ましいものであった。実施例 2 実施例1と同様に処理したマンダリン果汁10リットル
に、ラクト/ゞシルス・アシドフイルスIF03205
を培養したスターター(菌数1.0×1び/瓜【)10
の【を加え、35℃で2日間静畳培養した。
この原液(菌数7.0×107/泌)を200の容びん
にびん誌打栓した。びん語した試作品を室温で7日間、
さらに5℃で7ヵ月間保存した後、試飲に供した。
菌数は7。5×1び/仇【あり、風味も好ましいもので
あった。
実施例 3 マンダリン果汁(pH3.5)10リットルにナイロン
6球菌月旨粉末300夕を加えて、3晩ご間燈拝した。
磯梓後に炉昇りし、炉液を90こ0で1分間熱殺菌した
。常温まで冷却し、これに予め同様に処理したオレンジ
果汁にラクトバシルス・ブルガリクスIF03533を
培養したスターター(菌数1.1×1ぴノのと)10の
‘を加え、35℃で3日間静直培養した。この原液中の
菌数は、2.7×107/泌であった。びん諾した試作
品を室温で40日間保存した後、試飲に供した。
菌数は9.4×107ノ私あり、風味も好ましいもので
あった。実施例 4 実施例3と同様に処理したりンゴ果汁 (pH3.7)10ツトルに、ラクトバシルス・ケーセ
ィ IFO12004を培養したスターター(菌数1.
2×1ぴ/柵)10叫を加えて、3yoで3日間培養し
た。
この原液中の菌数は7.2×107/の【であった。び
ん諾した試作品を室温で40日間保存した後試飲に供し
た。菌数は1.5×1ぴ/の上あり、風味も好ましいも
のであった。実施例 5 実施例3と同様に処理したレッドグレープ果汁(pH3
.3)10リットルに、ラクトバシルス・ケーセィIF
O12004を培養したスターター(菌数1.0×1ぴ
/の‘)10w‘を加え「 3チ0で5日間培養した。
この原液中の菌数は、2.3×1び/柵であった。びん
詰した試作品を室温で40日間保存した後、試飲に供し
た。菌数は3.3×10/地あり、風味も好ましいもの
であった。実施例 6 グレープフルーツ果汁(pH3.3)10リットルにナ
イロン6珠笛脂粉末500夕を加えて「 30分間燈拝
した。
棚枠後に炉別し、炭酸カルシウム粉末3夕を加えてpH
3.5に調整した後、90℃で1分間熱殺菌した。常温
まで冷却し、これに予め同機に処理した果汁にラクトバ
シルス・ケーセィ IFO12004を培養したスター
ター(菌数1.2×1ぴ/泌)10机とを加え、35q
oで3日間培養した。この原液中の菌数は、9.4×I
Q/泌であった。びん議した試作品を室温で40日間保
存した後、試飲に供した。菌数は1.0×IQ/の‘あ
り、風味も好ましいものであった。実施例 7 ホワイトグレープ果汁(pH3.2)10リットルを実
施例6と同様に処理し、ラクトバシルス・アシドフィル
ス IF03205を培養したスターター(菌数1.0
×1ぴ/地)を加えて、35℃で5日間培養した。
この原液中の菌数は、1.9×IQ/の【であつた。び
ん言吉した試作品を室温で30日間保存した後「試飲に
供した。
菌数は2.2×1び/奴【あり、風味も好ましいもので
あった。実施例 8〜9 下記表1および2は、各種固体剤についての乳酸菌の増
殖状況(35qo)ならびに代表的乳酸菌のいくつかに
ついてその増殖状況(3500)をそれぞれ示すもので
ある。
果汁の処理と乳酸菌の増殖(350C) 試料: マンダリン果汁100%(濃縮還元果汁pH3.5)果
汁の処理方法 :果汁を遠心分離してパルプ分を除去後
、各種固体剤を5%の割合で添加して30分撹伴後に炉
過するか、あるいは炉紙または限外炉過膜の炉過のみを
行なったのち、90℃で1分間殺菌し、これを供試した

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ホモ型乳酸菌含量が10^6個/ml以上でpHが
    4.0以下であり、乳成分を実質的に含まない果汁の乳
    酸醗酵液からなるものであることを特徴とする、乳酸菌
    飲料。 2 乳酸菌がラクトバシルス・ケーセイ (L.casei)、ラクトバシルス・アシドフイルス
    (L.acidophilus)およびラクトバシルス
    ・ブルガリクス(L.bulgaricus)からなる
    群から選ばれたものである、特許請求の範囲第1項記載
    の乳酸菌飲料。 3 果汁をアミド樹脂、ケイソウ土、活性炭および第四
    アンモニウム基を有する樹脂を含む強塩基性陰イオン交
    換樹脂からなる群から選んだ固体剤と設触させてから、
    該果汁中でpH4.0以下において乳成分の実質的不存
    在下にホモ型乳酸菌を乳酸菌含量が10^6個/ml以
    上となるまで増殖させることを特徴とする、乳酸菌飲料
    の製造法。 4 アミド樹脂がポリアミドおよび不溶化ポリビニルピ
    ロリドンからなる群から選ばれる、特許請求の範囲第3
    項記載の乳酸菌飲料の製造法。 5 ポリアミドがナイロン6およびナイロン66からな
    る群から選ばれる、特許請求の範囲第4項記載の乳酸菌
    飲料の製造法。 6 固体剤が粉状ないし粒状である、特許請求の範囲第
    3〜5項のいずれか一項に記載の乳酸菌飲料の製造法。 7 固体剤がケイソウ土であり、果汁と固体剤との接触
    を果汁をケイソウ土層を通過させることにより行なう、
    特許請求の範囲第3項または第6項に記載の乳酸菌飲料
    の製造法。8 乳酸菌がラクトバシルス・ケーセイ (L.casei)、ラクトバシルス・アシドフイルス
    (L.acidophilus)およびラクトバシルス
    ・ブルガリクス(L.bulgaricus)からなる
    群から選ばれたものである、特許請求の範囲第3〜7項
    のいずれか一項に記載の乳酸菌飲料の製造法。
JP57210206A 1982-11-30 1982-11-30 乳酸菌飲料およびその製造法 Expired JPS6021B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57210206A JPS6021B2 (ja) 1982-11-30 1982-11-30 乳酸菌飲料およびその製造法
DE8383111996T DE3373614D1 (en) 1982-11-30 1983-11-30 Lactobacillus beverage and production thereof
EP19830111996 EP0113055B1 (en) 1982-11-30 1983-11-30 Lactobacillus beverage and production thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57210206A JPS6021B2 (ja) 1982-11-30 1982-11-30 乳酸菌飲料およびその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5998672A JPS5998672A (ja) 1984-06-07
JPS6021B2 true JPS6021B2 (ja) 1985-01-05

Family

ID=16585543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57210206A Expired JPS6021B2 (ja) 1982-11-30 1982-11-30 乳酸菌飲料およびその製造法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0113055B1 (ja)
JP (1) JPS6021B2 (ja)
DE (1) DE3373614D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314264Y2 (ja) * 1986-05-16 1991-03-29

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60251867A (ja) * 1984-05-28 1985-12-12 Kirin Brewery Co Ltd 乳酸菌飲料の製造法
DE3503742A1 (de) * 1985-02-05 1986-08-21 Peter Eckes KG mbH, 6501 Nieder-Olm Verfahren zur herstellung von milchsauren fruchtsaftprodukten
DE3905055A1 (de) * 1989-02-18 1990-08-23 Eckes Fa Peter Getreidevollkornprodukte sowie verfahren zu ihrer herstellung
FR2665826A1 (fr) * 1990-08-16 1992-02-21 Kabore Paul Procede pour l'obtention de boissons fermentees stabilisees type kefir et boissons ainsi obtenues.
SE523771C2 (sv) * 1999-05-21 2004-05-18 Probi Ab Sportdryck innehållande mikronäringsämnen i kombination med levande laktobaciller
EP1508282A1 (fr) * 2003-08-20 2005-02-23 Fondation The Ark Boisson aux jus de fruits lactofermentés
JP4972279B2 (ja) * 2003-12-08 2012-07-11 サントリーホールディングス株式会社 乳酸発酵果汁含有の麦芽発酵飲料の製造方法
FR2886817B1 (fr) * 2005-06-10 2007-08-24 Gervais Danone Sa Produit alimentaire enrichi en probiotique et appauvri en acides organiques
FR2909526B1 (fr) 2006-12-08 2011-04-01 Gervais Danone Sa Produit alimentaire comprenant des probiotiques et un monoacide faible protone
EP1985191A1 (en) * 2007-04-27 2008-10-29 Universita'degli Studi Di Milano Preparation of polyfunctional fermented food products
EP2377916B1 (en) * 2008-12-18 2018-07-04 Mercian Corporation Process for producing solution containing 3-mercaptohexan-1-ol and alcohol
WO2010070836A1 (ja) * 2008-12-18 2010-06-24 メルシャン株式会社 清涼飲料、ぶどう果皮抽出液及びそれらの製造方法
JP5746820B2 (ja) * 2009-06-05 2015-07-08 メルシャン株式会社 香味豊かな果実酒及びその製造方法
NL2004543C2 (en) 2010-04-13 2011-10-17 Friesland Brands Bv Probiotics-containing liquid fruit products.
JP5595803B2 (ja) * 2010-06-15 2014-09-24 メルシャン株式会社 清涼飲料およびその製造方法
US9693578B2 (en) 2011-01-21 2017-07-04 Chr. Hansen A/S Probiotics in fruit beverages
NZ721368A (en) * 2014-01-21 2023-02-24 Chr Hansen As Production of a low-alcohol fruit beverage
WO2015133973A1 (en) * 2014-03-06 2015-09-11 Chulalongkorn University Low sugar fruit juice from 100% fruit juice and its process steps
CN104585827B (zh) * 2015-01-19 2016-08-24 中国食品发酵工业研究院 一种荷叶发酵制品及其制备方法
CN104544445B (zh) * 2015-01-19 2017-04-05 中国食品发酵工业研究院 一种葛根发酵制品及其制备方法
CN104522672B (zh) * 2015-01-19 2017-02-22 中国食品发酵工业研究院 一种枸杞发酵制品及其制备方法
WO2023135136A1 (en) 2022-01-11 2023-07-20 Chr. Hansen A/S Method for producing bacteria

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL82509C (ja) * 1900-01-01
US1417412A (en) * 1914-03-14 1922-05-23 Joseph C Richard Medicine and hygienic food
FR1178657A (fr) * 1957-07-05 1959-05-13 Procédé de préparation de jus de légumes pouvant se conserver
DE1926166A1 (de) * 1969-05-22 1970-11-26 Walther Schoenenberger Pflanze Verfahren zur Herstellung von Gemuese- und Heilpflanzensaeften
IT1050128B (it) * 1971-02-17 1981-03-10 Snam Progetti Procedimento per la deamarizzazione enzimatica dei succhi di frutta
DE2520792C3 (de) * 1975-05-09 1981-07-23 Bärwald, Günter, Prof. Dr.-Ing., 1000 Berlin Oxidationsschutzmittel
US4143025A (en) * 1975-10-09 1979-03-06 Chemische Werke Huls Ag Method for producing polylaurolactam powder compositions for the coating of metals at high temperatures
JPS5642574A (en) * 1979-09-11 1981-04-20 Asahi Breweries Ltd Drink obtained from homo-lactic acid bacteria and its preparation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314264Y2 (ja) * 1986-05-16 1991-03-29

Also Published As

Publication number Publication date
EP0113055A3 (en) 1984-09-12
JPS5998672A (ja) 1984-06-07
EP0113055B1 (en) 1987-09-16
DE3373614D1 (en) 1987-10-22
EP0113055A2 (en) 1984-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6021B2 (ja) 乳酸菌飲料およびその製造法
US4579739A (en) Process for the manufacture of a naturally carbonated beverage
RU2041660C1 (ru) Способ производства фруктового кваса
JPS58121779A (ja) 無アルコ−ル飲料の製造法
RU2041663C1 (ru) Способ производства фруктового кваса
JPS60251867A (ja) 乳酸菌飲料の製造法
CA1271362A (en) Method of preparing a stable alcoholic beverage, on the basis of soured milk, having good keeping characteristics
EP1523248A1 (en) Method for production of coconut water beverage and blended juice beverages with coconut water
JPH0464671B2 (ja)
EP0308064B1 (en) Beverages by lactic acid fermentation and methods of producing game
JP3065420B2 (ja) 飲料の製造方法
KR960016777A (ko) 유산균을 함유한 천연과실 및 채소류 혼합음료의 제조방법
JP3337098B2 (ja) 酸性乳清発酵製品及びその製造方法
RU2056770C1 (ru) Способ производства фруктового кваса
JPH03262472A (ja) 乳清含有アルコール飲料
KR920002102B1 (ko) 생약재를 이용한 발효음료의 제조방법
JPH0763359B2 (ja) 新規乳酸菌およびそれを用いて得られた果汁乳酸菌飲料
CN1113687A (zh) 液体奶茶及制备方法
JPH01257473A (ja) 飲料の殺菌方法
RU2056771C1 (ru) Способ производства фруктового кваса
RU2041668C1 (ru) Способ производства фруктового кваса
RU2041661C1 (ru) Способ производства фруктового кваса
RU2041666C1 (ru) Способ производства фруктового кваса
RU2041662C1 (ru) Способ производства фруктового кваса
RU2041664C1 (ru) Способ производства фруктового кваса