JPS60217552A - 磁気記録再生装置のテ−プロ−デイング機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気記録再生装置のテープローディング機構ｋ
構に関する。

従来の磁気記録再生装置のテープローディング機構とし
て第１図に示すものが知られている。

カセット１と平行に配置したシャーシ３には、ドラムシ
リンダ５０両側に位置した１対の溝１３ａ。

１３ｂが形成されておシ、この溝１３ａ、１３ｂ内に可
動的に嵌合したリーダー４ａ、４ｂはテープをカセット
１から引き出してドラムシリンダ５に巻回させる。溝１
３ａ、１３ｂの上端にはリーダー４ａ。

４ｂｔ−ドラムシリンダ５の近傍の所定位置で止めるた
めの■形突起を有する位置決め部材６ａ、　６ｂが設け
られている。

第２図はリーダー４ａの拡大図であり、す′−ダ一本体
７にはスラントボール８およびガイドローラ保持部１０
が一体に構成され、更に下面には溝１３ａの幅より径の
小さな円筒ボス１１と、ガイドローラ保持部１０の下方
突出部が形成されている。円筒ボス１１には駆動力伝達
体１５を介して移動力を受けるピン１２が一体に設けら
れている。リーダー４ａは、円筒ボス１１とガイドロー
ラ保持部１０の下端を溝１３ａ内へ上方から嵌め込み、
その状態で止め輪１４を取シ付け、シャーシ３における
上下方向の動きが規制されている。

リーダー４ａ、４ｂは１．ビン１２に何等かの方法で駆
動力伝達体１５からシャーシ３と平行な力を受けること
によシ、溝１３ａ、１３ｂの軌跡通シの往復運動をする
。従って、溝１３ａ、１３ｂの軌跡を自由に変えること
によシテープ全カセット１から引き出してドラムシリン
ダ５に巻き付けること、垂直ガイドローラ９およびスラ
ントボール８を所望の位置に設置させるために位置決め
部材６ａ、６ｂ背で移動すること（あるいは逆の行程）
を、溝１３ａ、　１３ｂ内で行なうことができる。

第３図は位置決め部材６ａの構成を示し、リーダー４ａ
と位置決め部材６ａの嵌合状態を第４図および第５図に
示す。

駆動力伝達体１５からの力Ｐが、第５図の如くＸ線に対
し角度θの方向からリーダー４ａに加わると、Ｐｃｏｓ
θの力がリーダー４ａｅＸ方向に押し、位置決め部材６
ａのＶ形突起とガイドローラ保持部１０の接触によって
リーダー４ａの位置決めが行なわれると共に、同接触部
ａを支点とするモーメントがリーダ一本体７の下面とｂ
部に加わってリーダー４ａの水平度が得られる。更にＰ
　ｓｉｎθの力はリーダー４ａがガイドローラ保持部１
０の中心を軸にＹ方向に回転させるモーメントを与え、
円筒ボス１１の側面Ｃ部を位置決め部材６ａの溝２０（
第３図）の側面に押しつけ、リーダー４ａの水平面にお
ける向きを決定する。このようにして、リーダー４ａの
スラントポール８および垂直ガイドローラ９の位置およ
び向き等を定めている。

従来のローディング機構は上述の如き構成であったため
、溝１３ａ、１３ｂの内側ガイド面を滑らかに研摩する
のが因難であシ、位置決め部材６ａ。

６ｂに達するまでリーダー４．ａ、４ｂが溝１３ａ。

１３ｂを摺動するとき、位置決めに必要な側面Ｃ部およ
びリーダ一本体７ａ、７ｂの下面は摩耗し、その後の位
置決めを不安定なものとしてし壕う〇本発明の目的は、
リーダーの移動による摩耗を小さく抑えて、リーダーの
位置および向きを正確に保持することのできる磁気記録
再生装置のテープローディング機構を提供するにある。

本発明は従来の溝に代えて帯状案内板を設け、この帯状
案内板にリーダーを可摺動的に垂下して設けたことｔ−
％徴とするものであシ、帯状案内板ではそのガイド面を
研摩して滑らかにすることが容易であシ、またこのよう
な構成はリーダーの動作によって帯状案内板との垂下保
合部が摩耗してもリーダーの位置および向きには何等影
響を与えない。

以下本発明の実施例を図面と共に説明する。

第６図は平面図であり、ドラムシリンダ５の両側には１
対の帯状案内板１６ａ、１６ｂが配置され、シャーシ２
から所定距離浮いた状態で両端においてシャーシ２もし
くは他のシャーシ等に固定されている。帯状案内板１６
ａ、１６ｂは、薄い板状体を従来の溝に対応する位置に
設けられておシ、上下方向、つまりシャーシ２゛に対し
て垂直方向に必要な幅を有している。帯状案内板１６ａ
、１６ｂの一端には位置決め部材６ａ、６ｂがそれぞれ
固定されている。リーダー４ａ、４ｂは第７図および第
８図に示すように構成されている。

リーダー４ａは、リーダ一本体７にスラントボール８、
垂直ガイドローラ９、ガイドローラ保持部１０、円筒ボ
ス１１．ピン１２および駆動力伝達体１５を取シ付けて
構成されている点で従来例と同様であるが、リーダ一本
体７の上方に案内ピン１ｚおよび７シンジ１８ヲ有する
点で相違している。

前述の帯状案内板１６ａの上面上にフランジ１８が掛け
られ、これによってリーダー４ａは帯状案内板１６ａに
垂下されている。第７図に示すように駆動力伝達体１５
ヲ介してリーダー４ａに与えられる力は、リーダー４ａ
に反時計方向の回転モーメントが与えられる。これによ
って帯状案内板１６ａにガイドローラ保持部１０が押し
付けられるが、特に帯状案内板１６ａの接触面は素材の
表面であるから摩擦および摩耗を極めて小さくすること
ができ、リーダー４ａの方向を一定に保つことができる
。

帯状案内板１６ａの上方側面とフランジ１８間について
も、帯状案内板１６ａが単純な形状であって上方側面を
従来の溝側壁より滑らかに仕上げることができ、周部で
の摩擦および摩耗を小さくするととができる。

詳細な図示を省略したが、帯状案内板１６ａ、１６ｂは
、位置決め部材６ａ、６ｂのＶ形突起の後方まで延びて
おシ、リーダー４ａ、４ｂが同延長端へ移動することに
より、リーダー４ａｌ　４ｂは従来と同様位置決め部材
６ａ、６ｂによって所定位置に保持される。

第９図および第１０図はリーダー４ａと帯状案内板１６
ａ間の摩擦を更に小さくした実施例を示し、第９図では
案内ピン１７にロー−、Ｆ１９を装着して案内ピン１７
と帯状案内板１６ａ間の摩擦を減らしており、また第１
０図では帯状案内板１６ａの上方側面を、板状素材の折
り曲けによって形成して、フランジ１８との間の摩擦を
減らしている。

第１１図は更に他の実施例を示し、フランジ１８に脱落
防止部１８ａを形成している。この脱落防止部１８ａは
、フランジ１８を會状案内板１６ａ側へ屈曲させて構成
され、帯状案内板１６ａを案内ピン１７と脱落防止部１
８ａ間に保持してリーダー４ａの脱落を防止する。

各実施例で説明したテープローディング機構は従来の構
成と比較して種々の利点を有する。先ずリーダー４ａの
案内を溝で行なう場合、加えられる駆動力に対して溝形
状を保持するためシャーシ３ｔ−強度部材とする結果と
して大型化し、近傍の構成部材の配置を制限するのに対
し、本実施例では１対の帯状案内板１６ａ、１６ｂを用
いているので近傍のスペースを他の構成部材のために活
用することができる。また帯状案内板１６ａ、１６ｂを
用いているので、溝に比べて外表面の加工が容易であり
、摩耗抵抗を大幅に減らすことができ摩耗による保持方
向の変化を防止できる。

以上説明したように本発明は、位置決めに用いられるリ
ーダーの構成部品が帯状案内体に沿って移動するとき摩
耗するのを防止するξとができるので、リーダーの位置
および方向を正確に保持することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のテープロープインク機構を示す平面図、
第２図は第１図の要部側面図、第３図は第１図の位置決
め部材の斜視図、第４図および第５図は第１図の位置決
め状態を示す側面図および下面図、第６図は本発明の一
実施例によるテープローディング機Ｓｔ−示す平面図、
第７図および第８図は第６図の要部を示す平面図および
側面図、第９図、第１０図および第１１図は本発明のそ
れぞれ異なる実施例によるテープローディング機構の要
部を示す側面図、斜視図および平面図である。 ４ａ、４ｂ・・・・・・リーダー、６ａ、６ｂ・・・・
・・位置決め部材、７・・・・・・リーダ一本体、８・
・・・・・スラントボール、９・・・・・・垂直ガイド
ローラ、１０・・・・・・ガイドローラ保持部、１６ａ
、１６ｂ・・・・・・帯状案内板、１７・・・第１図 第２図 ４　１５ 第３図 印 第４図 ０ 第５図 第６図 第７図　第８図 第９図 第１１図 第１Ｏ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スラントポールおよび垂直ガイドロー２をリーダ一本体
   に取シ付けて成るリーダーを有し、このリーダーの移動
   によって磁気テープをカセットから引き出してドラムシ
   リンダに巻回すると共に、位置決め部材によって上記リ
   ーダーの位置および向きを決定するようにした磁気記録
   再生装置のテープローディング機構において、上記リー
   ダーの移動を案内する帯状案内板を設け、上記リーダ一
   本体に固定した案内ピンのフランジを上記帯状案内板の
   上方側面に載せて上記リーダーを上記帯状案内板へ可摺
   動的に垂下したことを特徴とする磁気記録再生装置のテ
   ープローディング機構。