JPS6021285A - リボンカ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、印刷装置乃至タイプライタで使用されるリボ
ン保持用兼給送用のカートリッジに関する。

［従来技術］ カートリッジに入っているタイプライタリボンを給送す
るには幾つかのことが必要とされる。その１つはカート
リッジ中に挿入されるよう該カートリッジに係合するリ
ボン給送用の機構が、がなり複雑になるとしても、高い
信頼性を必要とすることである。もう１つは給送用の機
構が該給送用の機構を含むカートリッジの巻取スプール
の局面と係合してリボンの一様な給送を確保しリボンを
使い過ぎないようカートリッジに係合するのを必要とす
ることである。

タイプライタに訂正機能を付加し且つカートリヅジで訂
正媒体のテープやリボンをパッケージ化するにつれ、リ
ボンの駆動乃至給送の機構及びそれに応じたカートリッ
ジの構造が複雑になってきた。訂正媒体のカートリッジ
の位置ヌは動作を阻害せずにリボンカートリッジ中のリ
ボンを給送できる必要がある。

リボンを給送するための技術が、電気的モータ特にステ
ップモータという物体を収容できるようなスペースを与
い易いディジーホイール（花弁状の）活字プリンタに移
行する傾向にあるので、リボンを給送するための電気的
モータ駆動装置の機構は、タイプライタの印刷キャリア
が機械的に複雑でなくなるのと対照的に増大してきてい
る。電気的モータ、特にステップモータは下記の点で有
用である。すなわち印刷中の活字のピッチに応じた可変
量の送りを与えたり比例間隔印刷における各文字の幅に
応じて単一の文字セット内でも可変量の送りを文字毎に
与えたりするようステップモータに指令を与えさえすれ
ばよいからである。ステップモータのような電気的モー
タ駆動装置を使用するにはカー・、ト・リッジが一定の
点でモータ駆動装置と係合するよう一定の位置を定義す
る必要がある。

巻取りスプールの周面駆動の場合、その係合位置を一定
にするには、使用済みのリボンをスプールで巻取る際リ
ボンの直径が増していくのを受容れるよう且つ動作中の
リボンの一様な給送増分を確保するよう巻取スプールが
変位できることが必要である。変位可能な巻取り手段は
、カートリッジが使い捨て可能に設計されるので、必然
的に簡単な構造で信頼性も高く且つ安価でなければなら
ない。

移動可能な巻取スプールを有するリボンカートリッジの
一例は米国特許第４３０２１１８号に開示されている。

しかしこれではそのカートリッジ内にその一部としてリ
ボンスプールの駆動部材を配設していない。その改良と
して米国特許第４３６７０５２号がある。これは巻取ス
プールをその駆動手段に向って押しつける偏倚力を与え
るためのばねを開示し、しかもこのばねで一定の弾性率
を与えることを開示している。

これらの特許は両方ともリボンがスプールに巻かれると
き増大するリボン径を受容するよう巻取スプールが移動
可能なものを開示しているが、巻取スプールと係合され
る自蔵式の駆動部材を開示せず、またカートリッジの平
坦な面に係合する安定化間髪もつスプールキャリアを開
示していない。

これらの改良は巻取スプールの不整合の生じる可能性を
できるだけ小さくし且つカートリッジ及びその内蔵する
リボンの使用量を少なくするものである。

［発明の概要］ カートリッジを駆動装置に直接結合する際の容易性、リ
ボン送りの一様性、リボン送り機構の単純性及び送り増
分を制御する能力といったようなモータ直接駆動リボン
送りの多くの利点は、リボンカートリッジに内蔵された
スプールキャリア上に巻取スプールを支持し該スプール
をカートリッジ中の所定の案内溝に沿って摺動させるよ
う該スプールキャリアに働らかせることによって得られ
本発明の実施例によればこのキャリアは、リボンが巻取
スプールに巻かれて行く際径の増した巻取リボンを収容
できるよう駆動手段から巻取スプールが離れるように摺
動できる。一方このキャリア巻取スプール及び巻取リボ
ンはキャリア」＝に一定の力を与えるばねによってその
移動範囲全体にわたって一様に偏倚される。

リボン駆動手段には、カートリッジ毎に決まっている送
り率で巻取スプールと係合されるスパイク付駆動部材が
設けられる。このカートリッジの送り率は、モータの駆
動結合部を受入れ且つ係合する容器の設計によって決ま
る。モータ・シャフトからスパイク付駆動部材への直接
駆動は、１回使用リボンの場合に使用される（第１図、
第２回、第４図、第５図参照）、また遊星歯車駆動構成
は複数回使用リボンの場合に使用される（第３図、第６
図参照）。

［実施例の説明］ 図面には、リボンカートリッジ１０が示される。

カートリッジ１０は、リボン１４のスプールを含むこと
のできる内部の室１２を画成する。カートリッジから外
方に延びているのＬ’ｔリボン２０の径間１８を支持す
る２本のアーム１６である。

使用済みのリボン２０を巻取るために、巻取スプール２
２が設けられる。第１図の特定の例では、カートリッジ
の他の部分の詳細もある程度示すため巻取スプールが一
部破断されている。

巻取スプール２２は短い切株状の軸２４上で回転する（
第４図も参照）。軸２４はスプールキャリア２６の一部
として形成されるか又はそれに取付けられている。スプ
ールキャリア２６は平坦な部材として形成される。これ
は好適な実施例ではその部材を溝３０の中に挿入する助
けとなるようその側面に切欠２８を形成させている。溝
３０はカートリッジ壁３２中に成形され、またタブ３４
をその中に形成させている。この働らきによって溝の中
にキャリア２６が拘束され且つキャリア２６がその溝の
中で移動できる。切欠２８は、それがタブ３６の上方を
通過するような寸法を有する。

キャリア′２６はその端部の中に浮上るようなタブ３８
を形成させており、これがばね４０をその下方に引掛け
られるようになっている。

ばね４０は、２本の脚部を形成するようその中央部分で
鋭く曲げられ且つその端部で上記の曲げの方向と反対方
向に巻込むようなコイル４２＆もつ形状をしている。コ
イル４２はカートリッジ１０のカー１〜リツジ壁３２の
一部として形成された成形部分であるフック状の拘束部
材４４上に係合できる。

ばね４０を位置決めする際、第１図に示すように、コイ
ル４２の一部を拘束部材４４上に引掛けるよう巻きほど
く必要があり、従ってコイル４２がその後それ自身で再
びコイル状になるよう弾性をもつ必要がある。またこの
弾性によってキャリア２６及び軸２４がスパイク付駆動
部材４６に向って移動する。このスパイク付駆動部材４
６は複数個の鋭い突起がその周囲から突出しているシリ
ンダ状の駆動ローラであり１巻取スプール２２又はその
上に巻かれたリボンの外側と周面で係合できる。このス
パイク付駆動部材４６には駆動結合部５２が設けられ、
該結合部が軸受は面４８に支持される。一方スパイク付
駆動部材４６の他端は小さい位置決め軸５０で支持され
る。駆動結合部５２はシリンダの殻として形成され、位
置決め軸５４がその殻と同軸に突出している。そして２
個のスプライン部材（止転くさび）５６が結合部５２の
外側の殻に形成される。歯車又は係合用のスプライン部
材が軸５４の上方に位置決め可能であり、スプライン部
材５６と係合してモータから結合部５２に更にスパイク
付駆動部材４６に駆動力を伝達する。スパイク付駆動部
材４６と協働してぎざぎざのついたホイール５８が設け
られる。これはスパイク付駆動部材４６の一部として製
造されるか又はそれに取付れられる。ホイール５８上の
ぎざぎざは人の指が係合し得る表面を提供しこれによっ
てリボン巻取スプール２２がリボン２０のリボン径間１
８にたるみを集めるよう回転されることができる。

第２図及び第５図等に示す駆動結合部５２はモータ軸の
回転又は駆動歯車の回転とスパイク付駆動部材４６との
間の１対１の駆動比を与える。この駆動比は１回使用リ
ボンの場合に所望の状態である。

またリボンの同じ部分を何回もタイプ印打できる複数回
使用リボンの場合、第３図および第６Ｍの駆動結合部６
０が望ましい。この駆動結合部６０は結合部６０のシリ
ンダ内面に形成されたスプライン６２をもつ大きな直径
のカップである。適当な間隔のスプライン又は歯をもつ
歯車がスプライン６２と係合されてもよく、これが遊星
歯車減速系として作用することになる。結合部６０が結
合されるスパイク付駆動部材４６は、これによってモー
タ軸の１回転毎に部分回転することになろう。

はね４０に再び言及すると、巻取スプール２２上に使用
済みリボン２０かたまってくるのに応じてキャリア２６
及び軸２４が移動してそのばね部材が伸びる。斯してコ
イル４２が巻きほどかれる。

この巻きほどき作用がばねの中央部に力を生じることに
なり、リボンによりキャリアが移動される方向に抗して
キャリア２６を引張ろうとする。この力が増すにつれ、
そしてキャリアのこの移動距離が増すにつれ、コイル４
２が巻きほどかれ続ける。スプリング・ワイヤであるこ
のばねの材料はその寸法や性質が下記のようなものであ
るように選択される。即ちコイルが巻きほどかれるとき
その材料の弾性限界を超えるようそして再びコイルを形
成しようとする傾向が少なくなるよう比較的低い弾性限
界を与えるものであるように選択される。このように弾
性限界を選択すると、摺動部材であるスプールキャリア
２６が移動した量やコイルの巻きほどかれる度合に係り
なくそのばねが一定の力をスプールキャリア２６に与え
ようとする。

斯して巻取スプール２２とスパイク付駆動部材４６との
間に与えられる力はカートリッジの有効寿命中はぼ一定
のままとなろう。

［実施例の動作］ このカートリッジは、適当なホルダの中にそれを位置決
めすることによって、且つ駆動結合部５２又は６０が、
ステップモータのような電気的駆動モータで付勢される
リボン給送機構の駆動歯車の上方に適当に位置決めされ
るのを確保することによって作動される。リボン給送機
構は、付勢時に回転し、また駆動結合部５２及び／若し
くは６０を、それらが適宜導入されていれば回転させ、
これによってスパイク付駆動部材４６を回転させる。こ
のとき巻取リボン１４又は巻取リボン１４を保持する巻
取スプール２２の周面にスパイク付駆動部材４６が係合
されている。スプール２２が回転される際、リボン２０
はその周面に引込まれ、これによってリボン２０のリボ
ン径間部分１８が引込まれ、新しいリボン部分が印刷箇
所に与えられる。リボン２０が巻取られるにつれ巻取ス
プール２２の直径が増すが、スパイク付駆動部材４６と
巻取スプール２２との間の係合は、巻取スプール２２上
の巻取リボンが増えて行くとき、このスパイク付駆動部
材４６から放射方向に離れるように巻取スプール２２が
移行して解除される。巻取スプール２２がスパイク付駆
動部材４６から離れるように強制されるが、同様な強制
作用が巻取スプール２２とキャリア２６の軸２４との間
にも生じる。斯してスパイク付駆動部材４６から離れる
ようにキャリア２６が移行されるにつれ、ばね部材４０
はその一端のコイル４２が巻きほどけるようにして引伸
ばされる。コイル４２が巻きほどけ、ばね４０中の材料
がその弾性限界を超える応力を受けるので、キャリア２
６上に与えられる力はほぼ一定のままであり、且つ弾性
物質の弾性限界によって制限される。カートリッジ１０
を使い切ったとき、供給側のリボンが全て巻取スプール
２２上に累積されてしまったことになる。このキャリア
２６はスパイク付駆動部材４６からその最大量変位した
位置まで移行したことになり、そこでそのカートリッジ
は廃棄される。

この発明は所定の案内溝でスプールキャリアを支持し案
内するので安定したリボン巻取りが達成される。更にこ
の実施例の構成は、カートリッジの隅部の真下に駆動モ
ータ又はリボン給送駆動結合部を位置決めすることを許
容する。従ってタイプライタ中にリボンカートリッジと
ともに訂正媒体のカートリッジも一緒に挿入された場合
もカートリッジの隅部の真下に駆動部も設けているため
訂正媒体のカートリッジが邪魔になることがない。

そして一様なリボン送りを提供できるとともに、異なる
ピッチの送り増分も簡単な給送機構で変えることもでき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、リボンカートリッジの平面図であるとともに
その内部機構を示すため一部破断した断面図である。第
２図は一回使用型リボンカー１〜リッジの隅部に設けら
れた駆動結合部を示す部分背面図である。第３図は複数
回使分型リボンカートリッジの隅部に設けられた駆動結
合部を示す部分背面図である。第４図は１回使用型リボ
ンカートリッジ内部の巻取スプール、スプールキャリア
。 スパイク付駆動部材の構成を分り易く説明する部分展開
斜視図である。第５図は第２図の駆動結合部の斜視図で
ある。第６図は第３図の駆動結合部の斜視図である。 １０・・・・リボンカートリッジ、１２・・・・室、１
４．２０・・・・リボン、２２・・・・巻取スプール、
２６・・・・スプールキャリア、３ｏ・・・・溝、３２
・・・・カートリッジ壁、４０・・・・ばね、５２．６
０・・・・駆動結合部。 出願人　インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・
コーポレーション 代理人　弁理士　山　本　仁　朗 （外１名） 、８ＦＩＧ、４ ＦＩＧ、　２　ＦＩＧ、　３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 リボン供給部と使用済みのリボンを巻取るスプールと、
   リボンを出入りさせる開口部とを室内に具備する印刷装
   置用のリボンカートリッジにして、上記リボンを上記ス
   プール上に駆動するため上記スプールの周面に駆動係合
   する駆動部材と、使用済みのリボンが上記スプールに巻
   取られる際上記駆動部材から離れる向きに上記入プール
   の軸が移動できるよう上記駆動部材に対し上記スプール
   をシフト可能に支持するキャリアであって、上記スプー
   ルの上記軸にほぼ直角な支持面を含む上記キャリアと 上記スプールの上記軸にほぼ直角なカートリッジ室間に
   設けられ、上記キャリアの上記支持面を上記室部とほぼ
   平行な位置関係のまま支持し且つ案内する溝と。 上記キャリアを上記駆動部材に向って変形可能に偏倚す
   るよう上記カートリッジの室及び上記キャリアを結合す
   るばね手段と を更に具備するリボンカートリッジ。