JPS6021133B2 - バリダミンの新規な製造法 - Google Patents

バリダミンの新規な製造法

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JPS6021133B2
JPS6021133B2 JP51143519A JP14351976A JPS6021133B2 JP S6021133 B2 JPS6021133 B2 JP S6021133B2 JP 51143519 A JP51143519 A JP 51143519A JP 14351976 A JP14351976 A JP 14351976A JP S6021133 B2 JPS6021133 B2 JP S6021133B2
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はバリダミンの新規な製造法に関する。 バリダミンは次式で示される化合物であって、バリダミ
ンは、ストレプトミセス・ハイグロスコピカスvar.
リモネウスの培養によって得られる稲のもんがれ病に有
効な抗生物質であるバリダマィシンA及びバリダマィシ
ンBの分子構成成分であり(ジャーナル・オブ・アンテ
ィバィオティックス24蓋59頁、1971年)、バリ
ダマイシン及びその他の化合物の合成用中間体として有
用である。 本発明者は次式 で表わされるエンド−7ーオキサビシクロ〔2,2,1
〕へプト−5ーェンー2ーカルボン酸から出発し、これ
から次式で示される5−ェキソーヒドロキシー3,7−
ジオキサトリサイクロ〔4,2,1,04.8〕ノナン
−2−オンを誘導し(ジャーナル・オブ・アメリカン・
ケミカルソサィェィ、8埠雀4115頁、1962の方
法により製造)し、さらに後者から数段階を経て前記の
一般式(1)の化合物を作り、さらにこれを還元してバ
リダミンを化学的に合成できることを発見して本発明を
完成した。 すなわち、第一の本発明は、次の一般式(1)〔式中Z
は公知の二価のヒドロキシル保護基を表わす〕で示され
る化合物を還元し、その還元生成物中に残留する保護基
を常法で脱離するか若しくは先づ保護基を脱離してその
後に還元することを特徴とするバリダミンの製造法を要
旨とする。 前記一般式(1)の化合物における公知の二価のヒドロ
キシル基Zは、次式(ここにQ,Q′はそれぞれに水素
原子、アルキル基、特に低級アルキル基又はアリール基
特にフェニル基であるか、又はQ及びQ′が共に一つの
シクロアルキル基を示すがQ及びQが同時に水素原子で
あることはない)で示されるアルキリデン基、アリーリ
デン基又はシクロアルキリデン茎、若しくはテトラヒド
ロピラニリデン基であることができる。 Q及びQ′がアルキル基を表わす場合、その適当な例は
、炭素数1〜4のアルキル基、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、ィソプロピル基、ブチル基であるQ,
Q′がアリール基である場合の適当な例は、フェニル基
、メチルフェニル基、メトキシフェニル基である。Zが
シクロアルキリデン基を表わす時の適当な例は、炭素数
5〜7のシクロアルキリデン基、例えばシクロベンチリ
デン基、シクロヘキシリデン基、シクロヘブチリデン基
である。またはZはテトラヒドロピラニル基を表わすこ
とができ る。 還元反応は一般式(1)で表わされる原料化合物を、メ
タノール、エタノール、ィソプロパノール、アセトン、
ジオキサン、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラ
ン等に溶解しラネーニッケル、パラジウム炭素、酸化白
金、コバルト、ロジウムコンプレックス、鉄、鋼等の触
媒の存在下に水素ガスで処理して行われる。 反応は−20〜130℃の範囲で、行われるが、通常は
室温〜10000が好ましい。反応時間は1〜72時間
が適当でこの時、常圧でもよいが2〜50kg/流の加
圧下で行うことが出来る。反応終了後、触媒を炉去し、
溶液を濃縮した後、保護基Zを常法で除去するがその時
の条件は例えば、希塩酸、含水酢酸、含水プロピオン酸
等の含水脂肪族カルボン酸又は水酸化バリウム等の塩基
性条件によって加水分解を行い、目的とするバリダミン
を得ることができる。 さらに必要に応じてイオン交換樹脂等の精製手段を用い
て精製することができる。前記では先づ一般式(1)の
化合物を還元しその後に保護基Zの脱離を行う場合につ
いて説明したが、その代りに先づ保護基Zの脱離をした
後に還元してもバリダミンを製造できることは自明であ
ろう。 なお第一の本発明で使用する一般式(1)で示される化
合物は新規物質であってその製造法は例えばエンド一7
−オキサビシクロ〔2,2,1〕へプトー5ーェン−2
ーカルボン酸から出発し、ヒドロキシル保護基Zがィソ
プロピリデン基である場合について図式的に示すと次の
通りである。 化合#勿1化合力勿2 化合物3a(R=H) 化合物4a(R=Ac) 化合物4b(R=H) 化合力勿5 化合*勿6 化合物7(Ts=トシ′均基) 化合料勿8 化合打勿9 すなわち、Diels−Alder反応によりフランと
アクリル酸から容易に得られるアダクト、エンド−7−
オキサビシクロ〔2,2,1〕へプト−5−ェン−2ー
カルボン酸(化合物1)を95%ギ酸中、過酸化水素で
酸化するとヒドロキシラクトン(化合物2)が76%の
収率で得られる。 化合物2はアセチル誘導体として確認される。化合物2
をテトラヒドロフラン中で水素化リチウムアルミニウム
で還元すると、トリオール(化合物視)がシロップ状に
得られる。化合物3を80%酢酸中濃硫酸を加え、2日
間還流してアセトリシスし、さらにアセチル化して、結
晶を単離すると、ベンタアセチルブソイドー8一DLー
グルコピラノース(化合物傘)が20%の収率で得られ
る。化合物傘の構造はNMRスペクトル(重クロ。ホル
ム)におけるアセチルメチルプロトンのシグナル(81
.99,2.01,2.02,2.05)より決定され
た。化合物傘をメタノール性ナトリウムメトキシドで脱
−0−アセチル化するとシロップ状の遊離擬糖(化合物
4b)が得られる。粗製の化合物4bをN,N−ジメチ
ルホルムアミド中、2,2−ジメトキシプロパンで処理
(Pートルェンスルホン酸の存在下)すると、二種のジ
ー○ーィソプロピリデソ誘導体(化合物5,6)が得ら
れる。 これを分離精製せず直ちに常法によりトシル化し二種の
結晶性のトシル誘導体(化合物7,8)が化合物少から
の収率90%にて混合物として得られる。化合物7,8
の混合物を直接、N,N一ジメチルホルムアミド中、ア
ソ化ナトリウムで処理すると、1一〇ートシル体(化合
物7)が容易にアジド化合物(化合物9)に変り、3−
○−トシル体(化合物8)は未反応のまま回収される。
粗製の化合物9は精製せずに第一の本発明の方法に使用
できる。さらに本発明者は、先のエンド−7ーオキサピ
シクロ〔2,2,1〕へプト−5ーエンー2ーカルボン
酸から出発して、これを臭素化処理しその生成物から数
段階を経て前記の一般式
〔0〕の化合物を調製でき、さ
らにこれを還元するとバリダミンを合成できることを知
見して第二の本発明を完成した。 すなわち、第二の本発明の要旨とするところは次の一般
式(0)〔式中Yは水素原子、あるいは公知の一価のヒ
ドロキシル保護基を表わす〕で示される化合物を還元し
、その生成物中に保護基Yがある場合にはこれを常法で
脱離することを特徴とするバリダミンの製造法にある。 一般式(0)の化合物において、公知の一価のヒドロキ
シル保護基は一般にアシル基、好ましくはアルカノィル
基、特に低級アルカノィル基例えばアセチル基、若しく
はアロィル基、例えばペンゾイル基であることができる
。 この第二の本発明の方法において、還元反応は第一の本
発明の方法の場合と全く同じ要領で行い得る。 第二の本発明の方法で使用する一般式(ロ)の化合物は
新規物質であって、その製造法は、例えばエンド一7ー
オキサビシクロ〔2,2,1〕へプトー5ーェンー2−
カルボン酸から出発し、ヒドロキシル保護基Yがアセチ
ル基である場合について図式的に示すと次の通りである
。 化合*勿1 化合力勿10 化合☆勿11 化合柊数12 化合内勿13 化合乳勿14 化合料勿15 すなわち、エンド−7−オキサビシクロ〔2,2,1〕
へプトン−5ーェン−2ーカルボン酸(化合物1)を水
溶液中、炭酸水素ナトリウムで中和後臭素で処理すると
ブロモラクトン(化合物10)が91%の収率で得られ
る。 化合物10をテトラヒドロフラン中、水素化リチウムア
ルミニウムにて還元しついでァセチル化して結晶を単離
すると、ジオールのアセチル誘導体(化合物11)が8
4%の収率で得られる。化合物11を封管中、15%臭
化水素/酢酸とともに9000にて1虫時間加熱処理す
ると、1,4ーェポキシ環が開裂し、トリブロモシクロ
ヘキサンジオールジアセテート(化合物12)が74%
の収率で得られる。化合物12を90%含水2−メトキ
シェタノール中、無水酢酸ナトリウムで90こ○、2日
間処理すると、7位の臭素がアセトキシ基に置換した化
合物13が50%の収率で得られる。化合物13をメタ
ノール中、リチウムメトキシドで処理、つついてアセチ
ル化すると、ヱポキシ化合物14がシロップ状で定量的
に得られる。化合物14をN,N−ジメチルホルムアミ
ド中、アジ化ナトリウムで8500、2時間反応させる
と目的とするアジドェポキシド(化合物15)が22%
の収率で、またェポキシ環がアジドイオンによりジアキ
シャル開裂した副生成物が8.4%の収率で得られる(
シリカゲルカラム分離)。この化合物15(アセチル化
体)を弱酸性条件下で加水分解処理すると、一般式(0
)についてYが水素である対応の脱アセチル体が得られ
る。 この脱アセチル体(Y=H)を本法により還元してもバ
リダミンが生成される。次に第一の本発明の方法で原料
として用いられる一般式(1)の化合物の一例の調製を
示す参考例1及び第一の本発明の方法の実施例を示す。 参考例 1(1} ヒドロキシラクトン、5ーエキソー
ヒドロキシ−3,7−ジオキサトリサイクロ〔4,2,
1,04.8〕ノナン−2ーオン(化合物2)の合成:
エンド一7−オキサビシクロ〔2,2,1〕へプトー5
ーェン−2−カルボン酸(化合物1)20夕を98%ギ
酸38の‘に溶かし、45午0に保つ。 この溶液をよくかきまぜながら、30%過酸化水素水4
5の‘を5分間要して滴下する。約5分後にはげしい反
応が起こり、反応液は泡立つ。反応が止まってから、反
応液を水蒸気蒸留して、過剰のギ酸を追い出す。残留液
を濃縮し、無水エタノール数回共協濃縮すると残湾は全
体に結晶化する。これを9.5%エタノールから再結晶
する。 収量:17夕(収率76%)、mp.112−1130
0{2)トリオール,5−エキソー6−エンドージヒド
ロキシ−2−エンドーヒドロキシメチル−7−オキサビ
シクロ〔2,2,1〕へブタン(化合物粉)の合成水素
化リチウムアルミニウム(0.51夕)をテトラヒドロ
フラン(10の【)にサスベンドして氷冷下はげしくか
きまぜる。 これに化合物2(2.1夕)をテトラヒドロフラン(4
0机上)に溶かした溶液を5分間かけて滴下する。さら
に15分間かきまぜたのち、水45の上)を注意して加
え、過剰の水素化物を分解し、反応液を一晩室温に放置
する。白色沈澱を炉過し、充分に水洗、さらに乾燥して
から、テトラヒドロフランで抽出する(ソックスレー抽
出器を用いる)。炉液、洗液、抽出液を合わして濃縮す
ると無色のシロップ(1.8夕)が得られる。このよう
にして得られる粗製化合物$をピリジン・無水酢酸(1
:1)(10泌)にて室温一夜アセチル化し、mc上単
一スポットを示すトリアセテート体(2.6夕,69%
)を得る。 トリアセテート体の一部をシリカゲルカラム(2ーブタ
ノン:トルェン=1:6)にて精製し、結晶得る。 ェ夕/−ルから再結晶できる。mp.106一1070
0脚 ペンタアセチル・プソイドー8一DLーグルコピ
ラノースすなわちペンタアセチル(1,3,5/2,4
)一5ーヒドロキシメチルー1,2,3,4ーシクロヘ
キサンテトロール(化合物傘)の合成化合物ね(15夕
)を氷酢酸300私に溶かし、硫酸4の【、水75の上
を加えて、22時間、加熱還流する。 褐色反応液を濃縮してシロップとし、これに無水氷酢酸
140肌を加え、50つ0にて2畑時間アセチル化する
。反応液を濃縮し、残澄をクロロホルム(200の【)
にとり、飽和重曹水、食塩水、水にて順次洗浄する。溶
液を無水三硝で脱水後、濃縮してシロップ(13夕)を
得る。シリカゲルカラム(500の、展開液2−ブタノ
ン:トルェン(1:10)にて分離、精製し、主成分を
含む画分より結晶を得る。エタノールから再結晶する。
収量4夕(収率20%)、mP.111−11〆0 化合物傘(3.3夕)をメタノール(20の‘)に溶解
し、IN−メタノール性ナトリウムメトキシド(10机
【)を加え、70q0にて1時間反応させ、脱−○−ア
セチル化する。 Amberliに IR120(H+)にて中和し、粗
製の遊離擬糖、すなわち化合物4bを得る。シロップ(
1.45夕)、収率97%。精製せずに次の反応に用い
られる。■ ジー○ーイソプロピリデン誘導体すなわち
、2,3:4,6−ジー○−イソプロピリデン−プソイ
ドーB−DL−グルコピラノース(化合物5)及び1,
2:4,6−ジー○−ィソプロピリデンープソイド−8
一DL−グルコピラノース(化合物6)の合成:4b(
1.45夕)をN,N−ジメチルホルムアミド(20泌
)に溶かし、2,2−ジメトキシプロパン(30の【)
とP−トルェンスルホン酸5の9を加え、60ooにて
3時間反応させる。 放冷後、重曹10の9を加えて中和し、反応液を濃縮し
、1−ブタノールおよびトルェンとともに数回濃縮し、
最後にクロロホルム溶液としてアルミナカラムを通過し
、hc上2点(Rfo.57,0.482−ブタノン:
トルェン1:1)を示す、シロップ(2.022,96
%)を得る。分離、精製せずに次の反応に用いる。{5
} ジー○−ィソプロピリデンー○−トシル誘導体すな
わち、2,3:4,6−ジー○−ィソプロピリデン−1
一○ートシル−プソイドー8−DL−グルコピラノース
(化合物7),1,2:4,6−ジー○−イソプoピリ
ヂン−3一〇−トシループソイド−3−DLーグルコピ
ラノース(化合物8)の合成化合物5及び6の混合物(
2夕)をピリジン(15机【)に溶かし、塩化P−トル
ェンスルホニル(3のを加え、室温にて2日間反応させ
る。 反応液を氷水にあげると結晶が得られる。粗結晶をイン
プロピルアルコールから再結晶する。収量:2.9夕(
化合物4bからの収率84%)mcにて2点(Rfo.
68,0.58,2ーブタノン:トルェン1:3)を示
す。 化合物7と8の等量混合物である。mp.103一10
5午0(6’ 2,3,4,7ージー○−イソブロピリ
デンー(1,2,4/3,5)一1アジドー5−ヒドロ
キシメチルー2,3,4−シクロヘキサントリオール(
化合物9)の合成化合物7と8の混合物(0.11夕)
を90%N,N−ジメチルホルムアミド(5.5の‘)
に溶かし、アジ化ナトリウム(70の9)を加え、2時
間加熱還流する。 反応液を炉遇し、炉液を濃縮してシロップとする。酢酸
エチル溶液としてアルミナカラムを通過させ、濃縮する
とシロップが得られ、これはインプロピルアルコールか
ら結晶化する。化合物8が結晶として未反応で回収され
る。収量:12の9(収率11%7と8の混合物から計
算して)、mp.168−16900結晶母液を濃縮す
ると半結晶状に化合物9が得られる。 収量51の9(収率67%、混合物より)IR:V21
40肌‐1(−N3) mP.92−9400 実施例 1 川 2,3,4,7一○ーイソプロピリデン−(1,2
,4/3,5)一1ーアジドー5ーヒドロキシメチルー
2,3,4−シクロヘキサントリオール(化合物9)(
0.4夕)をエタノール50の‘に溶かし、ラネーニッ
ケルT−4触媒の存在下に室温にて1糊時間ふりまぜ水
素添加する。 触媒を炉去し、炉液を濃縮するとシロップが得られる。
これを洲−塩酸(50の上)とともに80℃にて1時間
加熱後濃縮してバリダミン塩酸塩(0.35夕)が得ら
れた。主成分はペーパークロマトグラフィーにて標品の
結晶状活性体と固定された(Rfo.25,1−ブタノ
ール:ピリジン:水:酢酸6:4:3:1,ニンヒドリ
ン)。‘ロー実施例1…で得られたバリダミン塩酸塩(
0.35夕)をピリジン(4の上)、無水酢酸(4の‘
)にて室温、2日でアセチル化し、生成物をクロロホル
ム溶液として、アルミナカラムにて精製し、得られる純
粋なシロップをエタノールから結晶化する。エタノール
から再結晶してペンタアセチル・バリダミンを得た。収
量153の9(28%)、mp.197ーー鰍。C。分
析値 実測値:C,52.85:日,6.59;N,3.53
%計算値:C,7日25NO9として;C,52.71
:日,6.51:N,3.62%。 次に第二の本発明の方法で原料として用いられる一般式
(0)の化合物の一例の調製を示す参考例2及び第二の
本発明の方法の実施例2を示す。参考例 2【11 5
ーエキソーブロモー3,7ージオキサトリシクロ〔4,
2,1,04.8〕ノナンー2ーオン(化合物10)の
合成エンド−7ーオキサビシクロ〔2,2,1〕へプト
−5−ェン−2−カルボン酸(化合物1)10夕を炭酸
水素ナトリウム7.2夕とともに水300のとに溶かす
。 溶液をかきまぜながら、臭素4m‘を徐々に滴下すると
、しだいに白色結晶が析出し‘まじめる。滴下後、1時
間かきまぜたのち、結晶を炉過水洗し、乾燥する。粗結
晶(14.6のをエタノールまたは酢酸エチルから再結
晶する。収量14.2夕、収率91%。 mp.155一156℃ (2) 6ーエンドーアセトキシ一2−エンドーアセト
キシメチルー5ーエキソーブロモー7−オキサビシクロ
〔2,2,1〕へブタン化合物11の合成。 化合物10の10夕を無水テトラヒドロフラン250の
‘に溶解し、テトラヒドロフラン30のとに水素化リチ
ウムアルミニウム2夕を懸濁したものを、よくかきまぜ
ながら徐々に滴下する。 さらに室温にて3時間かきまぜたのち、注意して水2の
‘、15%水酸化ナトリウム水溶液2泌さらに水6の‘
を加える。 白色固体を炉過し、熱テトラヒドロフランおよび酢酸エ
チルにて洗浄する。炉液、洗液を合わし、濃縮すると無
色のシロップが得られる。得られたシロップ(11夕)
を無水酢酸(30の【)とピリジン(50の上)にて室
温、一晩処理してァセチル化する。反応液を濃縮し、酢
酸エチル、ヘキサンから結晶化する。収量11.7夕、
収率84%、mp.61−6が0【3} DL一ジー○
−アセチル−(1,3,5/2,4)−1,2ージブロ
モー5ーブロモメチル−3,4−シクロヘキサンジオー
ル(化合物12)の合成化合物11の1.6夕を15%
HBr/AcOH16の‘とともに封管中、9000に
て1虫時間加熱する。 封管13本(化合物11の20.8夕)を2その氷水に
注加し、かきまぜると結晶が析出する。結晶を炉過、水
洗し、乾燥する。粗結晶(28のをエタノールから再結
晶する。収量23夕、収率74%、mp‐153−15
400{4} DL−ジー○ーアセチル−(1,3,5
/2,4)一1,2−ジブロモー5ーヒドロキシメチル
−3,4−シクロヘキサンジオール(化合物13)の合
成化合物12の9.02夕を無水酢酸ナトリウム4.9
2夕、90%合水2ーメトキシェタノール50机ととも
に90ooにて2日間かきまぜ反応させる。 1日後、無水酢酸ナトリウム1.5夕を追加する。 反応液を濃縮し、トルェンと共沸濃縮して乾燥後、無水
酢酸30の‘とピリジン40の上にて室温、一夜処理し
てアセチル化する。不溶物を炉去し、炉液を濃縮すると
シロップが得られる。酢酸エチルを用いて、アルミナの
短かし、カラムを通過させたのち、流出液を濃縮、結晶
性残澄をエタノールから再結晶する。収量4.3夕、収
率50% mp.128−12900{5) DLージ
M○−アセチル−(1,2,3,5/4)一2,3ーア
ンヒドロ−1ーブロモ−5−ヒドロキシメチル−4−シ
クロヘキサノール(化合物14)の合成化合物13の2
.15夕をメタノール20の‘に溶かし、INナトリウ
ムメトキシドメタノール溶液io地を加え、室温にて3
時間反応させる。 IN塩酸で中和してから、反応液を濃縮乾溜する。銭澄
を無水酢酸(10m‘)ピリジン(15のZ)にて室温
、一晩処理し、不溶物を炉去、炉液を濃縮するとシロッ
プが得られる。クロロホルムを用いて、アルミナの短か
し・カラムを通過させ精製し、純粋なシロップ状の化合
物14を得る。収量1.52夕、収率99% シロップの一部をシリカゲルカラム(2−ブタノン:ト
ルェソ1:2)でさらに精製すると結晶が得られる。 mP.58−59.90 ‘61 DLージー○ーアセチルー(2,3,5/1,
4)−2,3ーアンヒドロー1−アジドー5ーヒドロキ
シメチルー4−シクロヘキサノール(化合物15)の合
成化合物14の3.07夕をN,N−ジメチルホルムア
ミド45肌に溶かし、アジ化ナトリウム1.63夕と水
0.5の‘を加え、8ず0にて2時間反応させる。 反応液を濃縮乾溜し、残澄を熱クロロホルムにて抽出す
る。抽出液をアルミナカラムで炉遇し、ついでシリカゲ
ルカラムにて精製する。化合物15は化合物14を痕跡
含むシロップとして得られる。 収量0.60夕、収率22% 副生成物としてェポキシ環がジアキシャル開裂した化合
物がシロップ状に0.30夕(収率8.4%)得られる
。 実施例 2 【イ} DLーベンターN,0−アセチルーバリダミン
の合成参考例2{6}で得られた化合物15の0.47
夕をメタノール14の上に溶かし、無水酢酸0.5地を
加えラネーニッケルT−4触媒の存在下に50psig
水素圧にて一夜ふりまぜ接触還元する。 触媒を炉去、炉液を濃縮し、得られるシロップを無水酢
酸・ピリジンにて室温、一晩処理する。反応液を濃縮し
て得られるシロップを、酢酸エチルを用いてアルミナカ
ラムを通し、流出液を濃縮すると一部結晶化したシ。 ップが得られる。エーテルから結晶化する。収量0.2
03夕、収率30% mp.197−198℃。 結晶はェタ/ールから再結晶可能である。分析値: 実測値 C,52.64:日,6.47;N,3.66
%計算値 C,7日25NO9:C,52.71:日,
6.50;N,3.62%NMR (CDC13中、1
00MH2>,IR(CHC13中)スペクトルはバリ
ダミン塩酸塩(結晶)から導かれたシロップ状ペン夕−
N,0−ァセチル譲導体のものと完全に一致した。 (0} バリダミン塩酸塩の製造 50%含水メタノール10叫に0.1N−塩酸10の‘
を加えたものに、実施例2【ィ}で得られたDLーベン
タ−N,0ーアセチル−バリダミンの100の夕を加え
、4斑時間加熱還流する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の一般式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Zは公知の二価のヒドロキシル保護基を表わす
    〕で示される化合物を還元し、その還元生成物中に残留
    する保護基を常法で脱離するか若しくは先づ保護基を脱
    離してその後に還元することを特徴とするバリダミンの
    製造法。 2 還元はラネーニツケル触媒の存在下に水素添加して
    行う特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 次の一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Yは水素原子、あるいは公知の一価のヒドロキ
    シル保護基を表わす〕で示される化合物を還元し、その
    生成物中に保護基Yがある場合にはこれを常法で脱離す
    ることを特徴とするバリダミンの製造法。 4 還元はラネーニツケル触媒の存在下に水素添加して
    行う特許請求の範囲第3項に記載の方法。
JP51143519A 1976-11-30 1976-12-01 バリダミンの新規な製造法 Expired JPS6021133B2 (ja)

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