JPS60210805A - 係合具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は組み付は性の良好な、しかも磁気的障害の少
ない永久磁石を利用した係合具の開示に係わるものであ
る。

而して、従前に於けるこの種の係合具に於いては磁石（
３）と鈑（２）等を一体的に１１−着する目的並びに磁
石（３）の外周面保護及び装飾目的等よりして、磁石（
３）の周面にケースを被嵌することが一般的であった。

しかし乍ら、か＼る当接鈑（２）部を除く磁石（３）の
全周面に亘るケース類の被嵌手法に於てはケース部材コ
ストが割高なものとされ、又磁石（３）よりする漏洩磁
気による障害も往々にして誘起されたものである。

父、か−る手法に於いては外装面での変化が少なく、装
Ｓ機能に於いて見劣りのするものとなり、更に鈑（４）
の横ズレに対し全く無防備とされたものである。

本発明に斯かる従前例に於ける不都合に鑑み特に案出さ
れたものであって、非磁性素材によりなる筒状のケース
（１）を用意し、このケース（１）内に磁石（３）と強
磁性飯（２）とを圧入嵌着せしめるようになすと共にケ
ース（１）の一端を縁鍔（１）ｂとして嵌合磁石（３）
より突出せしめるように構成し、係合具自体の組みつけ
性を良好とし、又素材コストの低廉化を期すと共に漏洩
磁束による障害の発生を極力抑１トし得たものである。

又、本発明に於けるケース（１）は素材面での制約を受
けないものとして樹脂素材等の使用が見込まれて、係合
具の使用目的に合せた外形々状あるいは色調の外観を容
易に作出せしめ得たものである。

以下本発明の詳細を図面に示す典型的な一実施例につい
て説明するに（１）は非磁性素材よりなる筒状のケース
であって、その下端内側に周縁付（１）ａを有し、合成
樹脂、非磁性金属等をもって構成され、後に磁石（３）
等の圧入嵌着に酎え得る肉厚寸法を有したものである。

次いで、このケース（１）内に強磁性鈑（２）を、縁付
（１）ａに係当する如く嵌合し、この鈑（２）面上に更
に磁石（３）を圧入嵌着したものである。

尚、この磁石（３）は磁極面一方より他方磁極面に向け
て保合用の孔（３）ａを有するものであって、ＷＥ時ケ
ース（１）の止縁が」一方に突出し、縁付（ｔ）ｂを構
成する肉厚寸法とされたものである。

次いで（４）は縁付（１）ｂをもって囲まれた磁石（１
）の磁極面上に吸着脱自在に当接される強磁性鈑であっ
て、この鈑（０に強磁性桿（５）を立設し、鈑（２）に
孔（３）ａを介して吸着脱自在に当接せしめるようにし
た場合、及び鈑（２）に立設された強磁性桿（８）を孔
（３）ａを介して鈑（４）に吸着脱自在に当接せしめる
ようにした場合とを予オする。

尚、桿（５）　、　（６）は共に孔（３）ａの内周壁面
との間に磁気的間隙を隔て覧立設されるものとし、孔（
３）ａの内周壁面との間に於ける磁気短絡による吸着効
果の減衰を防止するようにしたものであり、又桿（５）
　、　（ｌｉｔ）の先端周縁をアール面とし、桿（５）
　、　（ｉｌｌ）の押枠に比し、その接触端面を少ない
ものとして吸着面に於ける磁力線の分布密度をより高め
、吸着効果の向上を期すようにしたものである。

か−る係合具をハンドバッグの基鈑等に取付ける手段と
して、鈑（２）　、　（４）に折り曲げ脚片（７）ａ〜
（７）ａを有する取付座金（７）を桿（５）、（６）の
細径押部をもってカシメづけるようにしたものである。

尚、桿（５）又は桿（６）を有さない鈑（２）、（４）
には別途溶着等の手法をもって脚片（７）ａ〜（７）ａ
の取付けを予定する。

かへる実施例に於いては磁石（３）と鈑（２）とは単に
ケース（１）に対し圧入することにより確実に嵌着され
、その他の一切の取付は手段を不要としたものであり、
又磁石（３）の外周面は比較的肉厚のケース（りによっ
て完全に保護されると共に趣きの豊かな外観形状を呈し
たものである。

又縁付（１）ｂの介在をもって磁極面上に磁気テープあ
るいは磁気カード等が近接された場合に於いても該極面
に直接々触することが避けられ、このテープ等に於ける
磁気記録の破壊が確実に防ＩＦされたものである。

尚、この縁付（１）ｂは、特に第２図の実施例に於いて
顕著に見受けられるように鈑（４）の横ズレを確実に防
止し、係合状態の有効な維持を可能としたものである。

次いで第３図及び第４図に於いて示される実施例は叙上
に於ける緒特性の更に効果的な達成を期すべく、磁石（
１）と鈑（２）とを予め非磁性ケース（８）をもって被
装するようにしたものである。尚、このケース（８）は
孔（３）ａに折り込まれるように孔を開設し、且つ開口
縁に折り曲げ係り〕片（８）ａを有する筒状のものが予
定されたものである。

更に第５図及び第６図に於いて示される実施例は、か＼
るケース（８）の内側と磁石（３）の磁極面との間に磁
気シールド用の強磁性鈑（８）を介在せしめ、磁気シー
ルド効果を完全なものとしたものである。

か翫る鈑（９）の介装は、単に磁気漏洩の防止に限らず
桿（５）　、　（８）と結ぶ最も磁気抵抗の少ない磁気
閉回路の構成に特に有益なものとされ、効果的な吸着が
約束されたものである。

又第７図及び第８図に於いて示される実施例は、か覧る
鈑（８）の取付けに関する変更例を示したものであって
、ケース（８）に於ける上面を割愛したものである。

更に第９図及び第１θ図に於いて示される実施例は鈑（
８）に於ける外周側を下方に垂下延設し、シールド縁付
（９）ａとし、係合具外周面に於ける漏洩磁気を完全に
遮断するようにしたものであり、又第１１図及び第１２
図に於いて示される実施例は、更に孔（３）ａの内周側
に鈑（８）の縁付（８）ｂを垂下延設し、線孔（３）ａ
周縁に於ける磁気漏洩をも確実に防１トするようになす
と共に桿（６）に接近せしめて、この縁付（９）ｂの周
縁に磁力線を集中して効果的な吸着を約束するようにし
たものである。

尚、叙上に於ける実施例と共に更に他の多くの実施例が
予定されたものであり、特に係合具の取付は構造につい
ては其の典型的な事例のみを例示したにすぎないもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る係合具の一実施例を示す断面図、
第２図乃至第１２図は他の実施例を示した断面図である
。 尚、図中（１）・・・ケース、（２）・・・強磁性鈑、
（３）・・・永久磁石、（４）・・・強磁性鈑、（５）
〜（６）・・・強磁性桿、（７）・・・取付は座金、（
８）・・・ケース、（８）・・・強磁性鈑を示したもの
である。 特許出願人 有限会社　タ　−　モ 代理人弁理士 桑　原　稔 第１図 第　３　図 第　２　図 第　４　図 光　Ｉコ 第５図 第　７　図 第　６　図 第　ｑ　図 第　ｌ／　図 第　１０　図 ＠／２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一方開口端に内側周縁鍔（１）ａを有する筒状の非磁性
   ケース（１）内に強磁性鈑（２）を該鍔（１）ａに係当
   する如く嵌合し、次いで一方磁極面より他方磁極面に向
   けて係合用の孔（３）ａを開設されてなる永久磁石（３
   ）を、ケース（１）の開口縁がこの嵌合磁石（３）面り
   に突出する如く圧入嵌着し、次いで該ケース（１）の突
   出縁を係合縁鍔（１）ｂとし、この係合縁鍔（１）ｂ内
   に納まる強磁性−１（４）と、前記録（２）との、いず
   れか一方より突設されてなる強磁性桿（５）又は強磁性
   桿（６）を、ｉｉｉ記鈑（２）又は鈑（４）に前記孔（
   ３）ａ内に於いて当接吸着したことを特徴とする係合具
   。