JPS60209561A - チオカルバメートの製造方法 - Google Patents

チオカルバメートの製造方法

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JPS60209561A
JPS60209561A JP60052587A JP5258785A JPS60209561A JP S60209561 A JPS60209561 A JP S60209561A JP 60052587 A JP60052587 A JP 60052587A JP 5258785 A JP5258785 A JP 5258785A JP S60209561 A JPS60209561 A JP S60209561A
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JP
Japan
Prior art keywords
halogen atoms
transfer catalyst
carried out
phase transfer
halogen
Prior art date
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Pending
Application number
JP60052587A
Other languages
English (en)
Inventor
レナト・ウゴ
ステフアノ・カムポルミ
ビツトリオ・カルレツテイ
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Montedison SpA
Original Assignee
Montedison SpA
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C333/00Derivatives of thiocarbamic acids, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atom not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C333/02Monothiocarbamic acids; Derivatives thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、有機チオカルバメートの新規な製造方法に関
する。
チオカルバメートが、「ファインケミカル」の種々の分
野特に除岸剤および殺菌剤に用いられる広い類の工業製
品を構成することは知られている。
とりわけ、イブタム(Eptam )、ペプレート(P
ebulate )、シクロエート(Cycloate
 )、ブチレート(Butylate )、ベルル−)
 (Verno−Iate )およびモリネ−) (M
o1inate ) (Stauffer社製)、ドレ
パモン(Drepamon ) (Montediso
n社製)、シアレート(Diallate )およびト
リアレート(Triallate ) (Mo1iat
e社製)ベンチオカーブ(Bentiocarb )お
よびオルヘンカーブ(0rbencarb ) (クミ
アイ社般)、メチオベンカープ(Metllioben
carb ) (Bayer社製)、ゾロチオカープ(
Prothiocarh ) (Schcring社製
)をMげることかできる。而して、全ての製品は次の一
般式: (ここで、R11t1およびI(2は各製品に関し異な
る意味を有する) を有する。
上記類の製品の重要性ゆえに、該製品を製造するための
方法がこれまでにもいくつか42案されてきた。
そのうち、最も広い工業用途をもつ今日知られた方法は
、メルカプチドとカルバモイル塩化物と(ここで、1)
、R1およびY(2は異なった意味を有し、Xはハロゲ
ンであり、Yはアルカリ金属である) を伴う。
上記方法の主な欠恢はメルカプタンFt −S Hの使
用にある。知られているように、この物僧は、悪臭を放
つ揮発性有毒化合物である。
然るに、かかる欠点を排除した簡単且つ安価な新規方法
が見出さハた。それは、本発明の目的を構成するもので
あって、次式 ( Rは、随意1個若しくは2個以上のハロゲン原子で置換
される01〜C4アルキル、随λ41個若しくは2個以
上のハロゲン原子で置換されるC。
〜C4アルケニル、随意1個若しくは2個以上のハロゲ
ン原子で置換されるフェニル又は、随意フェニル部分が
1個着しくば2個以上のハロゲン原子で置換されろベン
ジルを表わし、l(1およびR2が互いに同じか又は別
異にして、01〜(゛4アルキル又はシクロアルキルを
表わす)を有するチオカルバメートを工朶的規模で且つ
高い収率で製造することを可能にする。
本方法は特定的なものでなく、上記式によって包括され
るチオカルバメートのいずれの製造にも実質的に同じ条
件下で用いろことができる。
この新月な方法は、次式 (ここでR,H,’および■t2は既述の意味を有し、
XばCI又は13rである) に従った有機チオカルボネートとカルバモイルノ・ロゲ
ン化物との反応により特徴づけられる。
反応(I)は、水性アルカリ塩基および相聞移動触媒の
存在下10〜50℃の温度で、反応化合物に依り左右さ
れる期間一般には全体で5〜10時間実施されねばなら
ない。
出発化合物は、反応(I)で要求される化学量論的比に
おいて反応せしめられる。反応が終ったとき、有機相は
本η上、和製チオカルバメートとなるが、W1合によっ
ては、すなわち触媒が脂質可溶性であれば、有機相はチ
オカルバメートと触媒とからなる。而して、チオカルバ
メートは、液体であれば、却にデカンテーションによっ
て単離され、また固体であれば濾過により単離すること
ができ、更に必要に応じ常法に従って精製することがで
きる。
上記態様では、本方法は有機溶剤の不在で実施されうる
反応(I)を達成するのに好ましく用いられる水性塩基
はNaOHおよび30%に014である。この場合、反
応プロセスは次式 によって表わさ′hる。
本発明方法を行なうのに適する触媒として、晋辿に知ら
ハた相間移動帥、煤竹に、式Q(H’)4Y (ここで
Qばへ、PlAs又はSbの原子であり、I(’は炭素
原子20個までのアルキル基を表わし、Yは塩素、臭素
および沃素の中から選ばれるハロゲンである)の「オニ
ウム」塩を用い′;!、)ことができろ。而して、好ま
しい塩は、例えば、トリ力グリルメチルアンモニウム塩
化物〔アリクアト(A11quat ) 556 :]
の如きアンモニウム塩およびホスホニウム塩である。ク
ラウンエーテルも亦、相間移動触媒として用いることが
できる。
出発化合物としてチオカルボネートを用いることは、そ
れが、連続実施しつる一〇′コきの反応を通し高収率で
且つ中間精製せずに容易に取得されりることがらきわめ
て有利である。
その合成は概ね次の如く表わされうろ:1] R−X+KS −C−0−R−一→R,−8−C−0−
R−+1 I] R,−8−C−8−H(II+) (ここでXはハロゲンであり、Rは既述の意味を有する
)。
上言己プロセスば2]二程よりなる。第1の]二程は、
有機ハロゲン化物とキザントゲン酸カリウム(後者は、
カルボニウムスルフィド、K OHおよび対応アルコー
ルから取イ4トされうる)とから相間移動の条件下でO
,S〜ジアルキルジチオカルボネートを調製することで
あり、第2の工程は、o、s−ジアルキルジチオカルボ
ネートをs、s−ジアルキルジチオカルボネートに転1
αさせることでル。
る。而して、相間移動触媒の作用は全工程に及ぶ。
プロセス(1■)を(′1〃成する二つの反工「、が同
じメニウム塙によって触媒作用を受けるので、両反応は
事実上連続的に実施することができる。
本発明の目的であるプロセス(II)において出発化合
物として使用すべきジヂオカルボネートを、プロセス(
Ill )に従ってi14 %することも亦、次の点で
有利である。すなわち、プロセス(TI)および(Il
l )が、同じ帥媒を用いるとキ箱実上単−反応器内で
順次実施さねうるということである。この場合キサント
ゲナート/触媒モル比は20:1〜1o : 1165
囲で選定され、且つアルカリ塩基/キサントゲナートモ
ル比ば4:1〜10:1範囲で選定される。
本発明方法を下記例で更に詳述する。しかしながら、こ
の「例」は単なる例示のために示ず。
例 1 キサントゲン酸カリウムの製造 粒状の85%KO315,2gとベンジルアルコール1
00CCを、機械攪拌器、温度計、還流冷却器、滴下炉
斗、窒素入口およびバブルカウンター(出口)を備えた
5 00 CCフラスコに入れた。
KOH全てが溶解してしまうまで半時間70〜80℃で
加熱を行なった。約25°Cで冷却を行ない、次いでカ
ルボニウムスルフィド15.2gを15〜20分で流加
し、その間温度を40℃以下に保持した。約1時間攪拌
を続行し、次いでエチルエーテル約200CCを導入し
、沈殿物を沖過し、乾燥したところ、468gのカリウ
ムベンジルキサントゲナートが取得された。(′収率−
986%)カリウムベンジルキサントゲナート(上記調
製物)2.44g(0,011モル)、アリクアトろ3
6約0.3!7 (0,’00007モル)、塩化ベン
ジル1、26 fl (0,01モル)および水12c
cを、電磁攪拌機、温度計および窒素入口を備えた5Q
CCフラスコに入れた。攪拌を25℃で約12分間次い
で40℃で2時間続行した。そのあと、冷却を行ない、
粒状の85%KOH6g(o、o9モル)を、温度25
℃に保ちながら導入した。最後に、ジー5ec−ブチル
カルバモイル塩化物4.13 jJ (0,022モル
)を加え、8〜10時間反応を続行した。
反応が終了したとき、有機相をエチルエーテルで抽出し
、ガスクロマトグラフィー(内部標準としてn−デカン
)で分析したところ、4.78 g(0,017モル)
のS−ベンジル−ジー5ec−ブチルチオカルバメート
(ドレバモン)が見出された。カルバモイルノ・ロゲン
化物に対する収率は773%であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルカリ水性有様41ノー質中相聞移動触媒の存在
    下、中間生成物を単離することフ:c < I順次実施
    される下記反応(I)および(1丁) 1(X + KS−C−OR→lt−8−C−0R→]
    (、−8−C−8−R(r )II II II S S O 目1 (ここで ■(は、随扁1個若しくは2111・1以上のハロゲン
    原子で置換されるC4〜C4アルキル、随麻1個若しく
    は2個以上のハロゲン原子で置換されるC2〜C4アル
    ケ;−ル、随意1個若しくは2個旬上のハロゲン原子で
    置換されろフェニル又は、随意フェニル部分が1個若し
    くは2個以上のハロゲン原子で置換されるベンジルを表
    わし、R1およびR2が互いに同じか又は別異にして、
    01〜C4アルキル又はシクロアルキルを表わし、そし
    て Xはハロゲンを表わす) に従って、またキサントゲナート/触媒モル比を20:
    1〜10:1範囲とし且つアルカリ塩基/キザントゲナ
    ートモル比を4=1〜10 : 1 範17tlとして
    、一般式 %式% (ここで、1(、tt”およびl(2は既述の涜味を有
    する) のチオカルバメートを輿造する方法。 2、 有機ジチオカルボネートとカルバモイルハロゲン
    化物との反応(IT)が、化学縫論的比(1:2)にお
    いて、また相聞移動触媒の存在下、NaOHおよびK 
    OI−(の中から選ば旧る木屑n夕中10〜50°Gの
    流度で5〜10時m1にわたり実施される、1f4jπ
    ト請求の範囲第1項記載の方法。 6 オ目間移動触媒が、式QCI%′)4Y (ここで
    QはN、P、As又はsbの原子であり、rt’ は炭
    素原子20個ま−ρのアルギル基を表わし、Yは塩素、
    臭素および沃素の中から選ばれろ)・ロゲンである)を
    有する「オニウム」塩である、特許請求の範囲第1項又
    は2項記載の方法。 4 「オニウム」塩が、テトラブチルアンモニウム臭化
    物、トリカプリルメチルアンモニウム塩化物、トリラウ
    リルメチルアンモニウム塩化物並びにテトラブチルホス
    ホニウム塩化物および臭化物よりなる群から選ばれる、
    !1.1..γ1゛請求のi餓囲第3Tj」記載の方法
    。 5、 相聞移動触媒が、ジシクロへキシル−18−クラ
    ウン−6およびジベンゾ−18−クラウン=6よりなる
    群から選ばれるクラウンエーテル化合物である、特許請
    求の範囲第1項又は2項記載の方法。 6 得られるチオカルバメートがS−ベンジル−ジー5
    ec−プチルチオカルノ(メートによって構成される、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP60052587A 1984-03-22 1985-03-18 チオカルバメートの製造方法 Pending JPS60209561A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT20174A/84 1984-03-22
IT8420174A IT1210009B (it) 1984-03-22 1984-03-22 Processo per la preparazione di tiocarbammati.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60209561A true JPS60209561A (ja) 1985-10-22

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ID=11164417

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JP60052587A Pending JPS60209561A (ja) 1984-03-22 1985-03-18 チオカルバメートの製造方法

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US (1) US4617416A (ja)
EP (1) EP0156728B1 (ja)
JP (1) JPS60209561A (ja)
DE (1) DE3565982D1 (ja)
ES (1) ES8606265A1 (ja)
IT (1) IT1210009B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4797416A (en) * 1987-01-05 1989-01-10 Stauffer Chemical Co. Fungicidal carbanilates

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4222938A (en) * 1978-09-29 1980-09-16 Monsanto Company Preparation of thiolcarbamates

Also Published As

Publication number Publication date
EP0156728B1 (en) 1988-11-02
EP0156728A3 (en) 1986-06-25
US4617416A (en) 1986-10-14
DE3565982D1 (en) 1988-12-08
IT1210009B (it) 1989-08-30
EP0156728A2 (en) 1985-10-02
ES8606265A1 (es) 1986-04-16
ES541435A0 (es) 1986-04-16
IT8420174A0 (it) 1984-03-22

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