JPS6020742A - 電動機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カッターを回転させることにより、果物のジ
二−スや固形物の粉砕、内焦等のすり身を作る調理器等
に使用される電動機に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来の調理器等に使用される電動機は第１図〜第６図に
示すように構成されていた。すなわち、図において、１
は調理器本体、２は調理器本体１の下端開口部を閉塞す
る裏板、３は調理器本体１内に装備され、かつビス４に
より調理器本体１に固定された電動機で、この電動機３
は、ローター５と、ステーター６と、前記ローター５に
取付けた整流子７と、ブラケット八８と、ブラケットＢ
９とを有している。そして前記ブラケットＡ８とフ゛ラ
ケソ）Ｂ９はそれぞれの中火部において、オイルレスメ
タル１０を介してローター軸１１を回転自在に支持して
いる。前記オイルレスメタル１０はメタル押さえ１２と
ブラケット八８およびブラケッ）Ｂ９との間に挾み込ま
れ、かつメタル押さえ１２はブラケットＡ８とブラケッ
トＢ９に、リベツト１３でかしめることにより固定され
ている。

また前記プラタン）Ａ８とブラケットＢ９はステーター
６にリベソ）１４［よって固定されでいる。

１５は前記整流子７に電流を流すためのカーボンブラシ
で、このカーボンブラシ１５は金属製のブラシガイド１
６内に摺動自在に保持され、かつバネ１７により常時整
流子７に圧接するように付勢されている。１８は前記バ
ネ１７の端部を保持するホルダーで、このホルダー１８
をブラシガイド１６の端部開口に固定することにより、
前記バネ１７はブラシガイド１６内如圧縮された状態で
収納されている。１９は第３図および第４図に示すよう
に、ブラケットＢ９にリベツト２０によって取置Ｊけら
れ、かつ絶縁材料によシ構成された配線基板で、この配
線基板１９にモータ端子２１および前記ブラシガイド１
６を固定することにより、他の部品と電気的に絶縁して
いる。これにより、ブラケットＡ８．ブラケットＢ９．
ローター５゜ステータ６にブラシガイド１６から短絡電
流が流れるのを防止している。２２は調理器本体１に一
体成形された嵌合用突起、２３は筒状のねじ部２４をイ
ンサート成形したコネクタで、このコネクタ２３の一部
にはファン２５を形成し、かつこのコネクタ２３は筒状
のわじ部２４をローター軸１１に螺着しているもので、
電動機３を運転させることにより、コネクタ２３が回転
するため、ファン２５の作用によシ空気は矢印で示すよ
うに流れる。

しかしながら、上記従来の構成においては、ブラシガイ
ド１６を配線基板１９に固定する場合、第６図に示すよ
うに、ブランガイド１６に取付脚２６を設け、この取付
脚２６を配線基板１９に設けた穴２７に貝通させるとと
もに、その端部を折り曲げ、その後、かしめ治具にセッ
トしてかしめを行なうことにより固定していたため、そ
の作業に時間がかかるとともに、設備費もかかり、その
結果、コストアンプになるとともに、ブラシーガイド１
６の取付脚２６の端部は折り曲げてかしめるものである
ため、取付脚２６が折れたシ、あるいは底面を有しない
矩形状に構成されたブラシガイド１６の矩形部が変形を
生じて、内部のカーボンブラシ１５の摺動がスムーズに
行なわれなくなる。

等の問題点を有していた。

発明の目的 本発明は上記従来の問題点に鑑み、ブラシガイドの固定
がかしめ治具を用いることなく、人の手によって簡単に
して、かつ確実に行なえるようにすることを目的とする
ものである。

発明の構成 上記目的を達成するために本発明は、底面を有しない矩
形状に構成されたブラシガイドの下面に、側部に切り起
こし片を有する取付脚を一体に延出形成し、かつブラケ
ットに前記ブラシガイドの取付脚が嵌入される穴を設け
、乞の穴を取付脚が貫通した際に切り起こし片が弾性力
により復元してブラケットの穴の近傍に係合するように
したもので、この構成によれば、ブラシガイドの取付脚
をブラケットの穴に嵌入して固定する場合、取付脚の側
部に設けた切り起こし片が取付脚の穴への嵌入時には穴
の内面により押されて内側に撓むため、数句脚の穴への
嵌入はスムーズに行なえ、かつ前記切り起こし片は穴か
ら出ると、その弾性により復元して広がり、ブラケット
の穴の近傍に係合するため、ブラシガイドが抜けるとい
うことはなくなるもので、したがってブラシガイドの固
定が従来のようなかしめ治具を用いることなく、人の手
によって簡単にして、かつ確実に行なえるという実用的
効果を奏するものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第７図〜第１４図にもとづい
て説明する。第７図は本発明の一実施例における電動機
を使用した調理器を示し、また第８図〜１１図は同電動
機の構成を示したもので、３１は調理器本体、３２は調
理器本体３１の王立、１％開ロ部を閉塞する裏板、３３
は調理器本体３１内に装備され、かつビス３４によりａ
板３２に固定された電動機で、この電動機３３０ロータ
ー３５とステーター３６は、電気絶縁性を有する合成樹
脂により構成されたブラケットＡ３７とブラケットＢ３
８によって保持されている。そして前記ブラケソ）Ａ３
７とブラケソｌ−Ｂ　３８はそれぞれの中央部において
、オイルレスメタル３９を介してローター軸４ｏを回転
自在に支持している。４１はメタル押さえで、このメタ
ル押さえ４１はその弾性力を利用してオイルレスメタル
３９をブラケットＡ３７とブラケットＢ３８に固定して
いる。

また前記ブラケットＡ３７とブラケットＢ３８はステー
ター３６にリベット４２によって固定されている。４３
は前記ローター３６に取付けた整流子、４４は整流子４
３に電流を流すだめのカーボンブラシで、このカーボン
ブラシ４４はブラケットＢ３８に取付けられた金属性の
ブラシガイド４５に摺動自在に保持され、かつバネ４６
により常時整流子４３に圧接するように付勢されている
。４７は前記バネ４６の端部を保持するホルダーで、こ
のホルダー４７をブラシガイド４５の端部開口に固定す
ることにより、前記バネ４６はブラシガイド４５内に圧
縮された状態で収納されている。４８はブラケットＢ３
８に取付けられた結線用のモータ端子、４９は前記ブラ
ケット、Ａ３７の下端に一体に形成された裏板取付用の
ボス、５０はブラケットＡ３７の中央部に設けた排気孔
である。５１は筒状のねじ部５２をインサート成形した
コネクタで、このコネクタ５１の一部にはファン５３を
形成し、かつこのコネクタ５１は筒状のねじ部５２をロ
ーター軸４０に螺着しているもので、電動機３３を運転
させることにより、コネクタ５１が回転するため、７７
ン５３の作用により空気は矢印で示すように流れる。

５４は第８図および第９図に示すようにブラケットＡ３
７の上部に一体に形成されたコツプ台嵌合部で、このコ
ツプ台嵌合部５４には第７図に示すコンブ台５５が嵌合
するものである。またコツプ台５５は第７図に示すよう
に、中央部に筒状部５６をインサート成形し、かつこの
筒状部５６の中にオイルレスメタル５７とオイルシール
５８を装備しており、このオイルレスメタル５７で支持
され、かつオイルシール５８でシールされた主軸５９は
、下端部に前記コネクタ５１に結合される結合部６０を
備えているため、コネクタ５１の回転により動力が伝達
されて回転し、主軸５９の上端部に固着したカッタ＝６
１を回転させる０６２はコツプ台５５に装着されたバッ
キングで、このバッキング６２はコンブ台５５にコツプ
６３をねじ込んで装着したときの水のシールを行なうも
のである。６４は前記裏板３２に装着された設置脚、６
５け電源コード、６６はスイッチである。

１だ第９図および第１０図において、６７はステーり−
３６のコイル線、で、このコイル線６７（７）一端はモ
ータ端子４８に接続され、かっ他端はブラシガイド４５
に接続されている。６８はモータψ１１１；子４８に接
続された電源供給線、６９はモータψ；１１；子４８に
接続されたコンデンサのリード線、７０はコンデンサの
アース線である。

第１２図〜第１４図はブランガイド４５のブラケソ）Ｂ
３８への取＋ＩＰｌ造を示したもので、前記ブラシガイ
ド４５は底面を有しない矩形状に構成されており、その
下面に、側部に上方が開いた切り起こし片７１を有する
取付脚７２を相対向して複数個一体忙延出形成し、かつ
ブラヶソ）Ｂ３８には前記ブランガイド４５の取付脚７
２が嵌入さ　・れる穴７３を相対向して複数個設けてい
る。そしてこの相対向する穴７３の間隔Ａ２はブラシガ
イド４６の内側壁間の必要寸法Ａ１を確保するために、
Ａ１￥法と同じか、あるいはやや大きくなる、すなわち
１騎未満の増加となるように設定している。これにより
、ブラシガイド４５の内側壁間の寸法がカーボンブラシ
４４の摺動を妨げるような寸法に狭くなるようなことは
ない。また前記ブラケッ）Ｂ３８０穴７３の土部に側に
は、ブラシガイド４５の数句脚７２の穴７３への挿入を
容易にするブζめに、傾斜した案内面７４を設けている
。

７５はブラケットＢ３８に相対向して一体に複数個形成
したリブで、とのリブ７５はブラシガイド４５の外側壁
間の寸法馬　が規定寸法板」二に広がら々いように規制
するもので、相対向するリブ７５の間隔Ｂ２　は前記寸
法馬　の適正寸法にしている。

またリブ７５の了部内側には、ブラシガイド４５の挿入
を容易にするために、傾斜面７６を設けてψる○このよ
うに、ブラケソ）Ｂ３８に設けた相対向する穴７３の間
隔Ａ２および相対向チるリブ７５の間隔Ｂ２を規制する
ことにより、ブラシガイド４５の寸法規制、すなわちブ
ラシガイド４５の側部の広がり規制をすることができる
ため、ブラシガイド４５内に摺動自在に装備したカーボ
ンブラシ４４の摺動をスムーズに行なわせることができ
るものである。捷だ前記リブ７５を複数個設けることに
よシ、ブラシガイド４５をブラケットＢ３Ｂに取付けた
ときに、ブラシガイド４５とブラケットＢ３８の内側壁
との間に空間が形成されるため、この空間の存在により
ブラシガイド４５の冷却を効果的に行なわせることがで
きるものである０ 寸たブラシガイド４５の取付脚７２に設けた切り起こし
片７１は、ブシケノ）Ｂ３８の穴７３に取付脚７２を挿
入した際には、内方にその弾性力に坑して撓み、そして
切り起こし片７１の上端がブラケットＢ３８の穴７３を
通過して外に出ると、切り起こし片７１はその弾性力に
より元の状態に復元してブラケットＢ３８の穴７３の近
傍に位置する底面７７に係合するもので、これにより、
ブラシガイド４５がプラクノドＢ３８の穴７３より抜は
出るのを確実に防止することができる。捷だブラケット
Ｂ３８の底面には、穴７３の近傍に位置して、下方に突
出する凸部７８を設けており、この凸部７８は前記切り
起こし片７１が広がりすぎるのを防止するために設けら
れたものである。

このようにブラケットＢ３８の底面に凸部７８を設ける
ことによシ、ブラシガイド４５の取付脚７２に設けた切
り起こし片７１が取付後において、広がりすぎるという
ことはなくなるため、ブラシガイド４５の取付後にガタ
が発生するということはなくなるものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、底面を有しない矩形状に
構成されたブラシガイドの下面に、側部　”に切り起こ
し片を有する取付脚を一体に延出形成し、かつブラケッ
トに前記ブラシガイドの取付脚が嵌入される穴を設け、
この穴を取付脚が貫通した際に切シ起こし片が弾性力に
より復元してブラケットの穴の近傍に係合するようにし
たもので、ブラシガイドの取付脚をブラケットの穴に嵌
入して固定する場合、取付脚の側部に設けた切り起こし
片が、数句脚の穴への嵌入時には穴の内面により押さ第
１て内側に撓むため、数句脚の穴への嵌入はスムーズに
行なえ、かつ前記切り起こし片は穴から出ると、その弾
性力により復元して広がり、ブラケットの穴の近傍如係
合するため、ブラシガイドが抜けるということはなくな
り、その結果、ブラシガイドの固定が従来のようなかし
め治具を用いることなく、人の手によって簡単にして、
かつ確実沈行なえるという実用的効果を奏するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電動機を使用した調理器の部分縦断面図
、第２図は同電動機の上面図、第３図は同電動機の内部
構成を示す正面図、第４図は同電動機の下面図、第５図
は同電動機の一部側面図、第６図は同電動機におけるブ
ラシガイドと配線基板、の取付状態を示す部分斜視図、
第７図は本発明ρ一実施例における電動機を採用した調
理器の縦断面図、第８図は同電動機の上面図、第９図は
同電動機の正面図９、第１ｏ図は同電動機の下面図、第
１１図は同電動機の一部側面図、第１２図は同電動機の
部分斜視図、第１３図は同電動機におけるブラシガイド
のブラケットへの取付けを示す分解斜視図、第１４図は
同ブラシガイドのブラケットへの取付状態を示す断面図
である。 ３５・・・・・・ローター、３８・−・・・・ブラケッ
ト、４３・・・・・・整流子、４４・・・・・・カーボ
ンブラシ、４５・・・・・ブラシガイド、４６・−・・
・・バネ、７１・・・・・・切り起こし片、７２・・・
・・・取付脚、７３・・・・・・穴、７８・・・・・・
凸部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第６
図 第７図 ロ ー 敏　法 ＠１２図 第１３図 Ｓ 第１４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ローターと、とのローターに設けた整流子と、
   この整流子に電流を流すために整流子に常時圧接するよ
   うに付勢されたカーボンブラシと、このカーボンブラシ
   を摺動自在に案内するとともに、底面を有しない矩形状
   に構成されたブラシガイドと、このブラシガイドが取付
   けられるブラケットとを備え、前記ブラシガイドの下面
   に、（１１１部に切り起こし片を有する取付脚を一体に
   延出形成し、かつ前記ブラケットには前記ブラシガイド
   の取付脚が嵌入される穴を設け、この穴を取付脚が貫通
   した際に切り起こし片が弾性力により復元してブラケッ
   トの穴の近傍に係合するように構成した電動機。
2. （２）　前記ブラケットは、穴の近傍に位置して、切り
   起こし片の広がりを規制する凸部を設けてなる特許請求
   の範囲第１項記載の電動機。