JPS60207060A - 毒素aおよびその製法 - Google Patents

毒素aおよびその製法

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JPS60207060A
JPS60207060A JP59060532A JP6053284A JPS60207060A JP S60207060 A JPS60207060 A JP S60207060A JP 59060532 A JP59060532 A JP 59060532A JP 6053284 A JP6053284 A JP 6053284A JP S60207060 A JPS60207060 A JP S60207060A
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toxin
difficile
antibody
antibodies
monospecific
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JP59060532A
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トレイシー・デール・ウイルキンス
ネイジン・マイケル・サリバン
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    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/569Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for microorganisms, e.g. protozoa, bacteria, viruses
    • G01N33/56911Bacteria
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/20Bacteria; Culture media therefor
    • C12N1/205Bacterial isolates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P1/00Preparation of compounds or compositions, not provided for in groups C12P3/00 - C12P39/00, by using microorganisms or enzymes
    • C12P1/04Preparation of compounds or compositions, not provided for in groups C12P3/00 - C12P39/00, by using microorganisms or enzymes by using bacteria
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12RINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シー・デイフイシル(C,difficil
e)、さらに詳しくはシー・デイフイシルの毒素に対す
る抗体の生成、毒素の精製およびシー・ディフイゾル毒
素の検出におけるその使用に関する。
嫌気性細菌であるクロストリジウム・デイフイシル(C
0difficile)は抗生物質関連偽膜性大腸炎と
関連して2つ、そのため、ヒトの便の標本中のシー・デ
イフインル(C,difficile)抗原の存在を確
かめるための試験が開発されている。
そうした試験の一つには、ヒトの糞便の培養が宮まれと
れには特別な設備と長い時間が必要である。この試験で
はまた毒素を産生じないノー・ディフィブル菌株も検出
され、このため誤った陽性の結果が出る。
もう一つの試験にはカウンター免疫電気泳動法を包含す
るが、しかしながら、今日使用されているこの試験は、
毒素を検出するのに十分なほど敏感ではなく、多くの誤
った陽性反応を与える。
さらに別の試験には、酵素免疫アッセイが包含される;
しかしながら今日使用されているこのような試験は、毒
性菌株と無毒性菌株の間に差異を認めず、その結果とし
て、この試験は誤った結果を与えるであろう。
本発明はシー・デイフイシルの毒素に対する抗体、シー
・デイフイシルの毒素、および毒素生産性シー・ディフ
インルについての検出を目的とする。
本発明の一つの観点に従えば、シー・ティフィ提供され
る。
本発明の別の観点に従えば、シー・ディフィシルの毒素
Bに対する単一特異性抗体、2よび固体支持体上に支持
されたそうした単一特異性抗体が提供でれる。
本発明のさらに別の観点に従えば、シー・ディのような
毒素が得られる。
本発明のさらにもう一つの観点に従えば、毒素Aに対す
る単一特異性抗体を用いる、シー・デイフイシルの毒素
Aについての検出法が提供される。
本発明のさらに別の観点に従えば、毒素生産性シー・デ
イフイシルについての検出法が提供される。
本明細書中で用いられるとき、「毒素Aに対する単一特
異性抗体」とは毒素Aに対する以外に、シー・デイフイ
ンルのいかなる抗原決定部に対する結合性をも有してい
ない抗体を意味している。
本明細書中で用いられるとき、「毒素Bに対する単一特
異性抗体」とは、毒素Bに対する以外に、シー・デイフ
イフルの抗原に対するいかなる結合性をも有していない
抗体を意味している。
本明細書中で用いられる単一特異性抗体には単クローン
性の抗体が包含される。
毒素Aおよび/または毒素Bに対する単一特異性抗体は
、その抗体がシー・デイフインルの別の抗原決定部位に
対する結合性を有していない限り、シー・デイフインル
以外の細菌からでも産生されうることは理解されねばな
らない。
シー・デイフィンル抗体またはシー・デイフィシルに対
する抗体とは単一特異的ではない抗体を意味し、すなわ
ち、複数の抗体の混合物より成り、シー・デイフイシル
の毒素に対する抗体(毒素Ak対する抗体および毒素B
に対する抗体)およびシー・デイフイシルの非毒素に対
する抗体を含有するものである。
毒素生産性シー・デイフィシルに対する抗体またはシー
・デイフイ/ルの毒素に対して特異的な抗体とは、毒素
Aおよび毒素B以外の7− ・デイフイシルの抗原に対
する結合部位を崩していない抗体(毒素Aに対してのみ
特異的な抗体と毒素Bに対してのみ特異的な抗体との混
合物)を意味する。
毒素Aは、一般にエンテロトキシンと呼ばれる5、5を
有し、検出し得る炭水化1勿または燐を含有せず、しか
も検出し得る蛋白分解酵素活性を示さない。このものは
、pH2,0で不活性化し、pH10,0で安定である
。毒素Aは0.16A/のNa1lを含有する緩衝液に
よってDEAEから溶離される。
毒素Bは、一般にシー・ディフィシルの細胞毒素と呼ば
れる・/−・ディフイシル毒素である。毒いカーごく少
量の炭水化物を含有しくこれは夾雑物の可能性もある)
、しかも検出し得る蛋白分解酵素活性を示さない。毒素
Bは2.0より低いpHと10.0を越えるpliによ
り不活性化され、塩濃度0.4Mでり、EAEカラムか
ら溶離される。
毒素Aはエンテロトキシンと呼ばれるが、しかしながら
この毒素Aは細胞樗性も有していることは理解嘔れねば
ならない。
本発明の一つの観点に従えば、毒素Bからの分離によっ
て部分精製されしかもまだ少量の非毒性蛋白質を含んで
いる毒素Aは、さらに精製されて純粋な毒素Aが生成さ
れる。本発明のこの観点によれば、毒素Aの水浴液の7
)HSよびモル濃度が残りの蛋白質を沈殿きせることな
く毒素Aを沈殿させるように調整され、これによって純
粋な毒素Aが回収される。
さらに詳細には、この水溶液のpl7は、6.0より小
さいpHKmWA整され、このpHで毒素Aは他の蛋白
質の沈殿捷たは該毒素の変性なしに沈殿し、そしてこの
水溶液のモル濃度は0.IMより低く調整され、この濃
度で毒素Aは、他の蛋白質が沈殿することなしに沈殿す
る。一般に、pl−1は少なくとも5.0であり1.H
は好適には5.3から5.7までであり、最良の結果は
pH5,5で達成される。
浴液のモル濃度は一般に少なくとも0.001A/であ
って、最良の結果は0.OIMで達成される。
このモル濃度およびpHは、適当な塩類緩衝剤;例えば
酢酸す) IIウム緩衝剤、を用いることにより達成す
ることができる。モル濃度のNA整は、その他の方法も
適用し得るけれども、透析によって行なうのが便利であ
る。
沈殿した純粋な毒素Aはこの水溶液から回収され、緩衝
化されたpH約7.5で水に溶解することができる。
本発明に従って精製して純粋な毒素を得るための部分精
製された毒素Aは、当技術分野で一般に公知の方法によ
って回収す丞ことができる。例えば、毒素生産性シー・
デイフイシル菌株の培養物の上澄を、大きな分子(分子
量100,000以上)のみを保持する限外濾ボ膜を用
いて濃縮し、そして膜上に保持された物質をクロマトグ
ラフ・イーカラムにかける。次いでカラムCDEAE’
)を塩化ナトリウムの勾配(第一の勾配は最後に0.3
MNaC1による洗浄をともなう0.05〜0.25M
NcLCtであり、第二の勾配は0.3〜0.6M N
aC1である)で溶離1−るカ瓢第−の勾配は毒素Aを
溶離し、第二の勾配は毒素Bを溶離する。
ここで用いられる「純粋な毒素A」とは、当技術分野で
公知の種々の高分解能の分析技術で検査したとき、毒素
AJJ!!剤が夾雑物質を含1ない(毒素Aのみが存在
する)ことを示している。この中で用いられる「部分精
製された」とは、すべてではなく、一部の夾雑物が除去
されたことを示す。
上記の方法により製造したときの純粋な14素Aは、次
の判定基準ニゲル一本〔ディヴイス(Daυis)、S
DS、2よび勾配ゲル〕あたり100μIの蛋白質を用
いて行ったときのアクリルアミドゲル電気泳動で単一バ
ンドを示す;シー・ディフィシル抗原の完全な混合物に
対して作られた抗血清を用いる交叉免疫電気泳動プレー
ト上で単一の免疫沈降線を示す;により純粋であり、そ
して動物に注入されたとき純粋な毒素Aは毒素Aに対す
る単一特異性抗体の産生を誘発する。
ン−・デイフイシルの毒素Aに対する単一特異性抗体お
よびシー・ディフィフルの成木Bに対する単一特異性抗
体は、いくつかの異なった方法によって製造することか
できる。
一つの方法によれば、公知の培養法により産生されたシ
ー・ディフィシル培養物の上澄液を沸騰させてすべての
熱に対して不安定な蛋白質抗原(毒素および非毒素抗原
)を破壊し、これによってシー・ディフイシルの熱安定
性抗原のみを含有する物質を得る。この後、これらの抗
原を臭化シアンにより活性化した第一のセファローズ(
5epharose)カラム上に支持させる。
各々上に述べたようにDEAEクロマトグラフィーカラ
ムから溶離して得た、部分精製された毒素Agよび部分
精製された毒素Bを、各々第二および第三の臭化シアン
活性化セファローズカラムに結合させる。
粗製のシー・デイフイシル抗原毒素(このような毒素は
この細菌により産生きれた多くの他の抗原とともに毒素
Aと毒素Bとの両方を含む)に対する抗体は、適当な動
物;例えば山羊で産生湯れ、そして誘発された抗体はシ
ー・デイフインル抗原に対する抗体の混合物(このよう
な抗体混合物は熱に安定な抗原に対する抗体を含む非毒
性抗原に対する抗体と共に毒素Aおよび毒素Bに対する
抗体を含有する)より成っている。非毎素抗体(非毒性
熱安定性抗原に対する抗体を除く)は、抗体混合物をシ
ー・デイフイシルの無毒性菌株の全菌体と接触させて、
それによって無毒性の熱安定性抗原に対する抗体を除く
非毒素に対する抗体を結合させることにより、抗体混合
物から除去される。
続いて、この抗体混合物(この段階において毒素に対す
る抗体Sよび非毒性の熱安定性抗原に対する抗体を含有
している)を、熱に安定なシー・デイフイシルの抗原が
支持はれた第一〇カラムに適用すると、それによって熱
安定性抗原に対する糖抗体はカラムに結合される。
熱安定性抗原に対する抗体を含まず、毒素AおよびBに
対する抗体を含有する混合物は、この後、2つの部分に
分けられる。その1つは純粋な毒素Aを支持した第二の
カラムに適用されそして他方は部分精製された毒素Bを
支持した第三〇カラムに適用されて、これにより第二カ
ラムでは毒素Aに対する抗体がカラム中に支持された毒
素Aに選択的に結合され、そして第三カラムでは、毒素
Bに対する抗体がカラム中に支持された毒素Bに選択的
に結合される。
毒素Aに対する抗体および毒素Bに対する抗体は、各々
続いて、第二および第三〇カラムから、例えばチオシア
ン酸カリウムを用いて溶離され、それによって各々毒素
Aに対する単一特異性抗体および毒素Bに対する単一特
異性抗体が得られる。
本明細書中で後に述べるいくつかの場合には、毒素Aに
対する抗体と毒素Bに対する抗体との混合物は、無毒性
抗原の除去後、各々の毒素に対する単一特異性抗体に分
離することなく、例えば有毒素性ノー・デイフイシルの
検出に使用することができる。
別法として、毒素Aに対する単一特異性抗体は、粗製の
シーーデイフィンル抗体を、固定した純粋な毒素Aを有
するカラム支持体上に適用することによって生成するこ
とができる。非毒素A抗体は充分な洗浄によってカラム
から除去され、毒素Aに結合した残りの抗体はチオシア
ン酸カリウムを用いて溶離される。
これに代えて、毒素Aに対する単一特異性抗体は、先に
述べたようにして製造した精製された毒素Aから、適当
な動物、例えば山羊に毒素A(多少のホルムアルデヒド
と混合して、抗原性を壊すことなく毒性を減少させるか
または抗体で中和したもの)を注射することによって産
生させることができる。毒素Aに対する単一特異性抗体
はその後、前記の方法によって回収される。
本発明の単−特異性抗体Eよび毒素は、ノー・ディフイ
ンルの検出に用いるために固体支持体上に支持させるこ
とができる。または、このような抗体および毒素は支持
されない形でこうした検出に用いることもできる。
固体支持体を用いる場合には、この同体支持体は多種の
固体のいづれであってもよく、非常に多くの形態のいず
れか、例えば板、皿、粒状物、管、ノート等、で使用す
ることができる。
適当な支持体の代表例としては、ポリスチレン、ポリプ
ロピレン、置換ポリスチレン(例えばアミン化またはカ
ルボキシル化ポリスチレン)、ポリアクリルアミド、ポ
リアミド、ポリ塩化ビニルなどのような合成重合体支持
体;ガラスピーズ、アガロースなどが挙げられる。これ
らの支持体は、その支持体に直接結合させることができ
るように反応基、例えばカルボキシル化、アミン基など
を含有することができる。
本発明の種々の抗体および毒素は、種々の方法:例えば
、吸着、共有結合、適当な支持体の蛋白質Aを用いる活
性化などによって固体支持体上に支持させることができ
る。
適当なカップ1jング剤の代表例としては、ジアルデヒ
ド類、例えばダルタルアルデヒド、スクシンアルデヒド
、マロンアルデヒドなど;不飽和アルデヒド、例えばア
クロレイン、メタアクロレイン、クロトンアルデヒドな
ど;カルボジイミド類、ジイン/アン酸塩類;ジメチル
アジピメート;塩化シアヌルなどが挙げられる。適当な
カップリンダ剤の選定は、この明細書の記載から当分前
に習熟した人々には明白である筈である。
同様に、抗原は適当な支持体の活性化;例えば臭化シア
ン活性化アガロースによって支持される。
本発明の観点に従って、本発明の抗体2よび壽累は、シ
ー・デイフイ/ルの毒素Aまたは霊累Bのどちらか、ま
たけ毒素生産性シー・ディフイシル(毒素A8よび毒素
Bの両方)の検出に使用することができる。 。
こうした検出のある場合においては、−筐たけそれ以上
の反応に関与する物質は「標識をつけた」あるいは「札
つき」の形で使用され、このような標識または札は検出
に使用するのに当技術分野で公知の型のものである。従
って、例えば標識または札は、放射性沃素、放射性コバ
ルト、トリチウムなどのような放射性物質;酵素;螢光
物質;化学発光物質などであることができる。
標識は、当技術分野で一般に実施されているような方法
によって種々の物質に加えることができる。同様に、標
識または札は当技術分野で公知の方法;例えば、放射性
標識用針M器、酵素の比色検出、によって検出すること
ができる。
本発明の抗体および毒素は、シー・デイフィシルの検出
に支持きれた形ぢよび/または支持されない形で使用す
ることができる。
本発明の一具体化によれば、毒素Aに対する単一特異性
抗体の使用によるシー・ディフイシルの毒素Aに対する
検出法が得られる。
この具体化の一観点に従えば、シー・デイフイシルに対
する抗体は固体支持体;例えばマイクロタイタープレー
ト上に支持される。次に、支持された7−・デイフイン
ル抗体を、患者の糞便の希釈物のような分析されるべき
試料(分析物)と接触させ、そしてこの接触の結果とし
て、他のシー・デイフイシルの抗原と共にこの分析物中
に存在するすべての毒素Aが、支持されたシー・デイフ
イ/ル抗体に結合される。続いて、結合した分析物をシ
ー・デイフイシルの毒素Aに対する単一特異性抗体〔ノ
ー・デイフイシル抗体を作成した動物とは別の動物で作
成したもの〕と接触させ、そしてこの単一特異性抗体は
、結合した分析物中に毒素Aが存在する場合にのみこの
毒素Aにより結合される。
この単一特異性抗体はそれ自体、先に記載したような酵
素螢光物質または放射性物質で標識付けされてよく、そ
して毒素Aの存在は、この標識の存在を検出することに
より決定することができる。
これに代えて、毒素Aに結合された単一特異性抗体は、
単一特異性抗体が生じた動物の抗体に対して特異的な標
識された抗体を用いることによって検出することができ
;このものは毒素Aに結びついた単一特異性抗体に結合
する。この方法は、当技術分野では二重抗体サンドイッ
チ型のELISA検定法と呼ばれる。
分析物中の毒素Aの存在は、検定におけるその、単一特
異性毒素A抗体との相互作用によって決定することがで
きる。
上記の方法は、また、毒素Aに対する単一特異性抗体の
代りに毒素Bに対する単一特異性抗体を用いることによ
り分析物中の毒素Bの決定にも用いることができる。
シー・デイフイフルの毒素Aに対するもう一つの検出法
では、毒素Aに対する単一特異性抗体を固体支持体、例
えばマイクロタイタープレート上に支持させ、この支持
された毒素Aに対する単一特異性抗体を、毒素Aを含有
すると思われる分析物と接触させると、これによって試
料中に存在するすべての毒素、4(Lかも毒素Aのみ)
が、支持された単一特異性抗体に結合されることになる
結合した毒素Aの存否8よび/または量は、その後結合
した毒素Aを標識された形の7−・ディフイシル抗体と
接触させることによって決定することができるが、この
ときこうした標識抗体はすべての結合された毒素Aによ
り結合される。次に分析物中に存在する毒素Aの存否お
よび/または量は、結合された標識抗体の存否および/
″または量の決定によって決定される。
上記の方法はまた、毒素Aに対する単一特異性抗体を毒
素Bに対する単−考異性抗体で置き換えることにより、
毒素Bについての検出に用いることができる。
毒素Aについてのさらに別の検出法に従えば毒素Aを含
有するか筐たは含有が疑われる分析物をマイクロタイタ
ープレートのような固体支持体と接触させ、それによっ
て少なくとも分析物中の毒素Aを固体支持体上に支持式
せる。次いでこの毒素Aの存在を毒素Aに対する単一特
異性抗体によって検出する。支持された毒素Aは選択的
に毒素Aに対する単一特異性抗体のみを結合する。すな
わち、単一特異性抗体は、支持された分析物の毒素Aを
介して固体支持体上に支持される。この抗体は、その検
出を可能にするために結合した酵素のような標識を有す
ることができ、あるいは、毒素Aに結合したこの抗体と
反応する椰識伺けした別の抗体を使用することができる
(サンドインチELISA法)、結合した標識抗体の存
否および/または量は、分析物中の毒素Aの存否または
量の尺度である。
さらに別の検出法によれば、毒素Aを凝集反応法によっ
て検出することができる。このような方法に従えば、毒
素Aに対する羊−特異性抗体で感作された固体粒子を、
毒素Aを富有するかまたは富有すると思われる分析物と
接触させる。毒素Aが存在すると粒子の凝集がおこる。
この凝集反応による検出はまた毒素Aに対する単一特異
性抗体の代りに毒素Bに対・する単一特異性抗体を用い
ることにより、毒素Bの検出にも適する。
さらに別の検出法に従えば、毒素Aは精製した毒素Aで
感作した(または毒素Aを苫む、粗製シー・ディフィシ
ル毒素で感作した)固体粒子を、毒素Aを含有するかま
たは含有すると思われる分析物とシー・デイフイシルの
毒素Aに対する単一特異性抗体との両方と接触させるこ
とによる凝集阻止法により決定することができる。この
とき分析物中に毒素Aが存在すれば単一特異性抗体によ
り感作された粒子の凝集が阻止される。このような方法
はまた、粗製毒素で粒子を感作し、毒素Bに対する単一
特異性抗体を使用することにより、毒素Bの決定に使用
することもできる。
さらに別の変形としては、この検出法は、有毒性シー・
デイフイシルに対する抗体(無毒性抗原に対する結合部
位を有していない、毒素Aに対する単一特異性抗体と毒
素Bに対する単一特異性抗体との混合物)を用いること
により毒素生産性シー・デイフイシル(毒素Aおよび/
または毒素B)の決定に使用することができる。このよ
うな二種の単一特異性抗体の混合物を使用することによ
り、試料中の毒素Aかまたは毒素Bの存在を決定するこ
とが可能である。
本発明につき、下記の実施例によりさらに説明する。し
かしながら、本発明の範凹は実施例のみに限定されるも
のではない。
実施例I 毒素Aに対する単一特異性抗体、および毒素Bに対する
単一特異性抗体の調製 液透析管フラスコ(brain heart 1nfu
siondialysis trt、be flask
)に、/−・デイフイシルVPI菌株11186(毒素
非生産性)3よびシー・デイフイシルVPI菌株104
63(毒素生産性)の活発に増殖中の培養物0.1コを
接種し、これらのフラスコを37℃で3日間培養した。
内容物の遠心分離(9,000Xg、15分〕によって
菌体を透析袋の内側に得た。
(5epharose ) 、 毒素A (TozA 
) ニー17 o 二/、菌株1046Bの分離菌体(
12本のフラ′スコから得た約15mAりを、0. I
 Af NaHCOs 0.5 AfNact、 pH
8で3回(1回の洗浄あたり3Q++tl)洗浄した。
菌体先浄液を集めて15分間100℃に加熱した。沈殿
した菌体を遠心分離(12,000Xjj30分間)に
よって除去し、上澄液(9Qml?ニvi白質約341
n9)を、18gのCNBrで活性化された60rnl
のセファローズ4B〔スウェーデン、ウプサラ、ファル
マンア・ファイン・ケミカルズ(pharnvLcia
 Fine Chem、1cals) )に加えた。こ
の懸濁液を4℃で一夜静かに撹拌し、結合しない9勿質
を、0. I M NaHCO3−0,5Af NaC
tベッド容°計でこのゲルを洗浄することによって除去
した。洗浄液を蛋白質分析すると、このゲル調製物は、
ゲル1mlあたり約o、5rnyの蛋白質を含有してい
ることが示された。セファローズゲル上の残存活性基を
1ベツド容量の1Mエタノールアミン、pH8、を加え
て、ゲルを4℃で一夜撹拌することによって封鎖こだ。
BCW−セファローズと命名したこのゲルを交互に’0
.1M111′l−酸ナトリウA−0,5Ar NaC
L、 pH4X16よび0; I M Na1fCOs
−0,5M NaC1,pH8、(1回の洗浄につき2
ベツド容量〕で4回洗浄した。
部分精製した毒素A′j6よび毒素Bを、実施例■に記
載したDEAEセファローズCL−6B〔ファルマシア
・ファイン・ケミカルス(PharnmciaFine
 ChenLicals)上のイオン交換クロ’?トゲ
ラフイーにより製造し、各調製物を0.1 M、 Na
HCO。
−0,5M NaC1に対して4℃で一夜透析した。
毒素AC20ml中約3. s mgの蛋白質および毒
素BC20ml中約1.1巾約の蛋白−〕を各々、BC
W−セファローズについて記載したように、7gのCN
B rで活性化したセファローズ4B2omlに結合さ
せて、洗浄液の蛋白分析により、毒素Aにセファローズ
2よび毒素B−セファローズは各々ゲル1 mlあたり
蛋白質170μg2よび蛋白質54μIを富有すること
が示された。
毒素AおよびBに対する単一特異性抗血清の精毒素Aお
よびBを含有する粗製の7−・ディフイ・/ル調製物に
対する山羊抗血清は、冷蔵したポルムアルデヒドを用い
て文献記載の方法で製造した〔エーリッヒCEhric
h)、エム(M)、アール・エル・ファン・タセル(R
,L、VCLn Ta5selL)、ジエイ・エム・リ
ビー(J、M、Libby)、およびティー・ディ〜・
ウィルキンス(T、D、WiLkins)、1980、
プロダクション・オブ・クロストリジウム・ディフィン
ル・アンティトキシンCProduc−tion of
 C;1ostricli11.nLdifficil
e antitoxin)、Infect、Immv、
n、 28 :1041−1048)。
菌株11186菌体の懸濁液(3m7!のo、85%N
aC1中1.5献の遠心分離菌体に抗血清(5ml)を
加えて、混合物をボッター・エルヴエジャム(Pott
er EltIehjam )組織破砕機で靜かに均質
化してから、室温で2時間回転させた。続いて菌体を遠
心分離(1’2,000Xfj 30分間)ニよッて除
去し、上澄液を0.45μmの膜を通し、ミニコン(姐
ルicoル)−BI3濃m機cマサチューセソッ州、レ
キ/ントン、アミコン社(ルル1conCorp、) 
)でIXまで濃縮した。菌株11186菌体で吸収した
抗血清(4,1m1)をBCW−セファローズのカラム
(1,5x 81.4 crn )に適用して吸着され
ない物質を室温で2ベツド容量の0.IMNaHCOs
 0.5’NaC1,pH8、を用いて流量40m1/
hで溶離した。溶離液を、PM10膜〔アミコン社(A
rn1con Carp、 ) :]を備えた撹拌セル
中での限外濾過によりIXまで濃縮した。BCW−セフ
ァローズ溶離液(4,1m1)を2等分し、各々ヲTo
xA−セファローズおよびToxB−セファローズのカ
ラム(IX25cm)にかけた。吸着されない物質を流
量40m1/hで、2ベツド容量の0、 I Af N
a1iCO3−0,5M NaC1,7)IIBを用い
て、室温で各カラム−から溶離した。溶離液を限外過に
よってIXまで濃縮した。
ToxA−セファローズおよび7’oxB−セファロー
ズからの未吸着物質を溶離した後、これらのカラムを、
280 nmにおける測定し得る吸光がなくなるまで、
0.IM NaHCO3−0,5A/ NaC1゜pH
8・で洗浄した。これらのゲルに結合した抗体を、各カ
ラムに5mlの8.5MKSCN、 pli6.8を用
い、0.1 Ar NaHCO3−0,5Ar NaC
Lで洗浄することによって溶離した。はぼ2ベツド容量
を各カラムから集めた。溶離液を4℃で一夜、0.1M
硼酸塩−緩衝化塩溶ti pH8,5,4tに対して透
析し、限外濾過によりIA’tで濃縮した。
ToxA−セファロースカラムから溶離した抗体は、シ
ー・ディフィシルの毒素Aに対する単一特異性抗体であ
り、TozB−セファローズカラムから溶離した抗体は
シー・ディフィノルの毒素Bに対する単一特異性抗体で
ある。
1、G分画の精製 TaxA−セファローズおよび’f’ox B−セファ
ロースカラムかう溶離した抗体を、ウサギのIyGの精
製について製造業者により推奨されるDEAEAffi
 −Ge l Blue (= ニー ヨーク州、ロッ
クビルセンター、パイオーラッド・ラボラトリーズCB
io −Rad Laboratories))上のク
ロマトグラフィーによって精製した。抗血清試料(2m
Aりを、DEAE Affi−Gel Blv、eのカ
ラム(I X 31.8cIrL)にかけて、流量20
m17hで溶離した。精櫃されたI、Gを含有する分画
(2ml )を集めて、限外濾過によってIXまで濃縮
した。
実施例■ シー・デイフイシルの純粋な毒素Aの調製細菌菌株クロ
ストリジウム・デイフイシルVPI菌株10463を、
2リツトルの刷上臓浸出液CBI−11)透析フラスコ
中で、37℃で72時間増殖させた。8,000 Xg
で10分間遠心分離し、0.45μm、のメンブランフ
ィルタ−〔マサチューセッツ州、ベッドフォード、ミリ
ポア社CMi l 1iporeCorp、)’)を通
して濾過した後、培養上澄(約750m1 )を、薄溝
(シンチャネル)型濃縮磯でXM−100メンブランフ
ィルタ−〔マサチューセソッ州、レキシントン、アミコ
ン社(Arn1con Cor7)−)〕を用いて4℃
での限外濾過によって59+++1!まで濃縮した。残
留物を、50 mM ) ’Jスス−−1ct緩衝液、
pH’1.5(4℃)、1500+++A’で洗浄し、
最終容積4O−5Q+nA!まで濃縮した。これによっ
て多くの分子量の小さい夾雑物が除かれた。濃縮した上
澄を、50 mMのトリス−HCl、 pH7,5で平
衡させた2、5X10cmのDEAEセファローズCL
−6Bカラム上に適用した。試料を適用した後、とのカ
ラムを、0.05AfのNaCLを含有する50mMの
トリス−11CL、pH7,5,200mA!で洗浄し
た。この試料を最初に300m1の、50 mM トリ
ス−HC1緩衝液中の直線NαCt勾配(0,05−0
,25M NaC1)で溶離し、次いで0.3MのN 
a Ctを官有する5 0 mMのトリス−HCl、p
H7,5,150m/を使用して洗浄した。この0.3
MN a CL洗浄の後に、同一緩衝液800m1中の
第2の直線勾配(0,3−0,6M NaC1)を用い
た。
カラムの流量は、4℃で毎時55−60 mlで重力に
より行なった。分画C4,2m1)を果めて、CHO−
Kt 細胞を用いて細胞毒性について検定を行なった。
最も高い細胞毒力価を含む分画を集めて、読過滅菌し、
4℃で貯蔵した。第1およびε■2のNaCL勾配中に
溶出した毒素は各々毒素AおよびBと命名され、これら
は各々部分精製された毒素AおよびBである。
第1のDEAE勾配からの毒性分画5ないしl Q r
nl (毒素A)を、1リツトルのO,’01 M酢酸
す) IJウム緩衝液7yl−15,5に対し、4℃で
18−24時間透析した。この透析物を169 Xgで
10分間遠心分離して沈殿を回収した後、同じ酸1俊塩
緩衝液5mlで洗浄し、再び遠心分離した。沈殿を、0
.05MのNa’CLを含有する5 0 rnA()リ
スーノICL、pH7,5,5−5−1O甲に溶)祥し
、精製した毒素Aの溶液を濾過滅菌して4℃で貯蔵した
実施例■ 下記の緩衝液を毒素A2よびBの検出に使用する。炭酸
塩緩衝液(コーティング緩衝剤)1.59.!17#α
2CO3 2,93g’ N ali’c O3 0、20g NaN5 d ll2Qを用いて1リツトルとする; p#9.6
 ;室温で貯える(2週間以内に使用すること)燐酸塩
−緩衝化塩溶液−ソイーン(Tween ) 20CP
BS−T) 8.0g NaCL 0.2 gKH2PO4 2,9g Nα2HOP4・12H20(2,2,9N
α2HOP4・7#2Q) 0、2.9 KCl Q、5mlツイーンCTUeen)20 (ポリオキシ
エチレンノルビクンモノラウレ−1・) 0、2 、li’ 1VaN3 dH20を用いて1リツトルとし、pH7,4とする ジェタノールアミン緩衝液(アルカリホスファターゼの
基質用) 97 nrl ジェタノールアミン 800at dII2゜ 0、2 gNaN3 1odagMyCt2・61120 1AIHC1を滴加してpH9,8とし、dH20で体
積を1リツトルとする;室温で褐色びんに貯蔵する;基
質溶液用には、緩衝液1 ’mlあたり基質IIngを
加える。
クロストリジウム・ディフィシル毒素AおよびBの検出 1)ダイナチクイムロンCf)’/natech Jm
ntulon)2型マイクロタイタープレートの各ウェ
ルに、ウサギの抗血清〔シー・ディフィシルに対する抗
体〕の×。、ooo希釈物(炭酸塩緩衝液、pH9,6
、中)200μtを加える。4℃で一夜インキユベート
する。
2)プレートを空にして、各ウェルに0.5%の牛血清
アルブミンを富有するPBS−T200μtを加える。
プレートを37℃で30分間インキュベートする。
3)プレートを空にして、谷ウェルにPBS−T200
μtを加える。プレートを室温で5分間インキュベート
する。
4)フレートを空にして、ウェルに、PBS−T中の試
料希釈物または毒素希釈物(1:2)を200+++l
加える。プレートを37℃で1時間かまたは室温で一夜
インキユベートスる。
5)プレートを空にして各ウェルをPBS−Tで3回洗
浄する。
6ン 各ウェルに毒素Aまたは毒素Bのどちらかに対す
る単一特異性抗体のPBS−T甲のに。oo 希釈物を
20011t加える。プレートを37℃で1時間インキ
ュベー1・する。
7)プレートを空にして、各ウェルをPBS−Tで3回
洗浄する。
8)各ウェルに、アルカリホスファターゼと結合させた
ウサギの抗山羊IfGの4゜。希釈物CPBS−T中)
を200μを加える。プレートを37℃で1時間インキ
ュベートする。
9)プレートを空にして、各ウェルをPBS−Tで3回
洗浄する。
10)各ウェルに200μtのp−ニトロフェニルホス
−yx −) (lrng/vtジェタノールアミン緩
衝液中)を加える。プレートを室温で1時間インキュベ
ートする。
■)各ウェルに20μtの5 N Na 011を加え
て反応を停止させる。
12)谷ウェルの内容物を0.8mlのd H20と混
合しく検定混合物の全容量的1 ml)、405 nm
での吸光度を測定する。
本発明は、シー・デイフイシルの毒素のみに特異的な抗
体を生成することが可能であることにおいて特に有利で
ある。結果としてシー・デイフインル自体でなくこれら
の毒素の存否を決定するだめの検出法が得られ、そのた
めこの方法は誤った陽性結果を減少させるかまたは避け
ることを可能とする。
その上、本発明はこれらの毒素のどちらか一方または両
方の毒素のいづれを目的とすることもできる検出法を与
えるという利点がある。
本発明による毒素の検出法は迅速で、しかも従来の検出
法よりも費用がかからない。上記の開示により、本発明
の多くの改良および変形が可能であり、そのため特許請
求の範囲を逸脱することなく本発明は詳細に記載したも
のとは異なる態様で実施することもできる。
特許出願人 ベクトン・デイノキンノン・アンド・カン
ノマ二一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) クロストリジウム・ディフィノル(C1ost
    ri−dium difficile)の精製された毒
    素A0(2)夾雑蛋白質を含有する毒素Aの水性溶液の
    pH−j6よび塩のモル濃度を、夾雑蛋白質の沈殿を生
    ずることなく毒素Aを該溶液から沈殿させるために、夾
    雑蛋白質の沈殿も毒素Aの変性も生ずることなく毒素A
    が該溶液から沈殿する6より低いpH−J6よび夾雑蛋
    白質の沈殿を生ずることなく毒素Aが沈殿する0、1M
    より低い塩濃度になるよう調節し、そして沈殿した毒素
    Aを精製毒素Aとして回収することよりなる、夾雑蛋白
    質を含有する部分a製されにクロストリジウム・ディフ
    ィンルの毒素Aの精製方法。 (B) pHが5以上であり、塩のモル濃度が0.00
    1M以上である特許請求の範囲第2項記載の方法。 (4) pHが5.3ないし5.7である特許請求の範
    囲第3項記載の方法。 (5) pHが5.5であり塩のモル濃度が0.0IA
    fである特許請求の範囲第4項記載の方法。
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