JPS60205856A

JPS60205856A - 回転駆動装置

Info

Publication number: JPS60205856A
Application number: JP59063811A
Authority: JP
Inventors: Seiji Kawagoe; 川越　誠司; Takao Muraoka; 村岡　隆雄
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-03-30
Filing date: 1984-03-30
Publication date: 1985-10-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は、ディスク状の回転体を駆動するための回転
駆動装置に関するものである。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

磁気ディスクの位置決め（センタリング）を行ないかつ
これを駆動する回転駆動装置として、従来第１図に示す
構成のものがある。＠１図において、１は磁気ディスク
、２は上端部の径が拡大されかつ凹部３を備えた回転軸
、４はこの四部３に嵌合される挾層体であり、磁気ディ
スクｌに対しその中心孔を通して回転軸２との間に挟着
することで半径方向の位置決めを行なっている。ところ
が、このような構成のものでは、磁気ディスク１の挟着
時にその中心部がめくれあがって変形したり、あるいは
噴むことにより傷つける等のおそれがある。また磁気デ
ィスク１の中心孔と回転軸２の支持部の径の公差で半径
方向の位置決めの精度が決ってしまうので精度の良いセ
ンタリングができない欠点があった。

〔発明の目的〕

この発明は上記の欠点を除去し、ディスク状回転体を精
度良く位置決めしその回転駆動を確実に行ない得る回転
駆動装置を提供しようとするものである。

〔発明の概要〕

この発明はディスク状回転体の中心部に磁性体からなる
センタハブを設けこのセンタハブの略中心部に回転軸と
接する２辺を少なくとも備えた回転軸挿入孔と、この回
転軸挿入孔より偏倚した位置に駆動ピン挿入孔とを形成
しかつ駆動ピン挿入孔の付近に駆動ピンを押圧す弾性体
を配設している。

一方、駆動機構の側は、中心部に回転軸、中心より偏倚
した位置に駆動ピンを備え、さらにディスクのセンタハ
ブを吸着するためのマグネットを設けたものである。

ディスク状回転体の駆動機構に対する装着は、回転軸が
回転軸挿入孔に挿入されかつ駆動ピンが駆動ピン挿入孔
に挿入されることによって行なわハブを逆方向に回転軸
が回転軸挿入孔の２辺と当接する位置才で移動して半径
方向の位置決めが行なわれる。丈なディスク状回転体の
回転軸方向の位置決めはセンタハブに対するマグネット
の吸着によって行なわれる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、デスク状回転体の半径方向の位置決
めを弾性体の押圧力により回転軸を回転軸挿入孔の２辺
と圧接させて行なうものであるｆＪ４ら、回転軸の径で
定まる高い精度で行なうことができる。またこれに加え
回転軸方向の位置決めはマグネットにより行なっている
ので、ディスク状回転体の回転駆動を確実に行ない得る
特長がある。

〔発明の実施例〕

以下、この発明をフレキシブル磁気ディスクを用いた記
録再生装置に適ｌ用した一実７＆例１こついて説ＥｉＡ
Ｔる。

第２図において１１はディスク状回転体としての磁気デ
ィスクで、円板状の記録媒体１２の中心部に磁性体のセ
ンタハブ１３を備えている。この磁気ディスク１１は両
面からライナ１４，１５１ζ挾まれ。

さらに上ケース１６および下ケース１７内に収納されて
いる。また、この磁気ディスク１１には上’７−−ス１
６．下ケース１７の１辺と平行な方向に移動自在なシャ
ッタ１８が設けられている。

とのような構成の磁気ディスク、１１を記録再生装置に
装着して用いるが、この装着する構成の要部を示したの
が第３図である。

磁気ディスク１１のセンタハブ１３には、駆動機構１９
側の回転軸２ｏを挿入するため、正方形状の回転軸挿入
孔２１が中心より僅力）ｌこ偏倚して設けられている。

この回転軸挿入孔２１よりさらに偏心した位置に、駆動
ピン２２を挿入するための矩形状をなした駆動ピン挿入
孔２３が形成さへ押圧するための弾性体２４が設けられ
ている。この弾性体２４は、駆動ピン２２と接触する半
径方向の位置が順次変化し磁気ディスク１１を所定の方
向に移動させるため上面より見て駆動ビン挿入孔２３内
に次第に突出した形状の接触面をもっている。

駆動機構１９の側には、センタハブ受は台２５があり、
その中心を貫通して前述した回転軸２゜が設けられ、さ
らに駆動ピン挿入孔２３に対応した位置に駆動ピン２２
が突設されている。またセンタハブ受は台２５の上面−
こは駆動ピン２２の設けられている位置を除き略リング
状をなしたマグネット２６が配設され、磁気ディスクｌ
ｌ側のセンタハブ１３を吸着するための構成がとられで
いるＯ第４図は磁気ディスク１１を駆動機構１９に装着した状
態の部分的断面を示し、媒体１２とセンタハブ１３の間
は両面接着テープ２７により固着されていることを明ら
かにしている。第５図はこの状態を上面より見た平面図
である。

磁気ディスク１１が軸方向より駆動機構１９に装着され
る初期状態において、駆動ピン２２はセンタハブ１６の
駆動ピン挿入孔２３に確実に挿入されるとは限らない。

回転軸２０は回転軸挿入孔２１に挿入されているが、回
転軸挿入孔２１の一辺の長さは回転軸２０の直径よりも
若干大きく隙間ができるような寸法に形成されている。

駆動機構１９が回転すると、駆動ピン２２がセンタハブ
１３の底面を摺動しながら回転し、第５図の点線の位置
で駆動ピン挿入孔２３中に挿入される。まだこの位置で
は、駆動ピン２２は弾性体２４による押圧力を受けてい
ない。しかし、ざらに駆動ピン２２が回転して実線で示
した位置にくると、駆動ピン挿入孔２３とは点３１２弾
性体２４とは点３２で接触し、弾性体２４が撓むことで
駆動ピン２２を半径方向に押圧する。このとき、回転軸
２０は回転軸挿入孔２１の２点３３３４でセンツタハブ１３と圧接し半径方向の位置決めがなされる。

この回転駆動装置においては、センタハブ１３に設けた
弾性体２４によって駆動ピン２２を半径方向に押圧し、
その反力により回転軸２０を回転軸挿入孔２１の２辺に
圧接し半径方向の位置決めを行なっている。したがって
、磁気ディスク１１の装着時において回転軸２０とセン
タハブ２５は常に同じ２点３３．３４で接触することに
なる。このような構成により、磁気ディスク１１の回転
中心は回転軸挿入孔２１の加工精度に左−右されること
なく、回転軸２０の直径により決定されることになる。

したがって、この回転駆動装置は従来の場合に比較し、
装着による回転ずれを極めて小さく抑制することができ
る。才た、センタハブ１３は磁性体すなわち金属ででき
ているので、装着の際の損傷を少くできる利点もある。

この回転駆動装置を高密度記録外生装置に適用すれば、
記録、再生時のトラックのずれを最小限に抑制すること
ができる。

さらに、この回転駆動装置において、セシタノ１ブ１３
は上下両方向から保持するものではなく、磁性体を用い
マグネット２６で吸着しているので、ケースの下側にだ
けセンタハブ１３の大きさに相当する孔を開けておけば
よく、ケース上側の孔を必要としないので、塵埃が入り
込む可能性が少なく、これに基づくトラブルを避けるこ
とができる。

第６図はこの発明の異なる実施例を示すものである。上
記実施例では、弾性体２４を駆動ピン挿入孔２３の内側
に設けた場合を示しているが、この実施例ではこれを駆
動ピン挿入孔２３の外側に設けている。したがって回転
軸挿入孔２１に対し回転軸２０の当る側が上記実施例の
場合と反対になる。この実施例においても、第１の実施
例の場合と同様の効果を挙げることができる。

なお、この発明は上記各実施例に限定されるものではな
く要旨を変更しない範囲ζこおいて種々変形しで実施す
ることができる。

例えば、上記各実施例においては回転軸挿入孔２１とし
て正方形状のものを用いた場合を示したが、この発明は
これに限定されず、回転軸２０が２辺で当接するような
他の多角形、あるいは場合により円弧面を含ん゛だ形状
のものであってもよい。

また上記各実施例では弾性体２４がセンタハブ１３と一
体に形成されている場合を示したが、これが別体に形成
されセンタハブ１３に取付ける構造のものでもよいと々
はいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の回転駆動装置の一例の要部を示す概略的
な構成図、第２図はこの発明の一実施例に用いる磁気デ
ィスクの構成を示す分解斜視図、第３図はこの発明の一
実施例の要部を示す概略的な構成図、第４図は同実施例
において磁気ディスクを駆動機構に装着した状態の部分
的断面図、第５図は第４図の状態を上部より視た平面図
、第６図はこの発明の異なる実施例を示す平面図である
。１・・・磁気ディスク　２・・・回転軸３・・・凹部　
４・・・挟着体１１・・・磁気ディスク　１２・・・記録媒体１３・・
・センタハブ　１４．１５・・・ライナ１６・・・上ケ
ース　１７・・・下ケース１８・・・シャッタ　１９・
・・駆動機構２０・・・回転軸　２１・・・回転軸挿入
孔２２・・・駆動ビン　２３・・・駆動ピン挿入孔２４
・・・弾性体　２５・・・センタハブ受は台２６・・・
マグネット　２７・・・両面接着テープ３１、３２．３
３．３４・・・点箪１　図第２図第３　簡１１４図Ｗ６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　ディスク状回転体およびこの回転体を駆動する
ための駆動機構からなり、前記ディスク状回転体は円板
状の記録媒体と、この記録媒体の中心部に設けられた磁
性体からなるセンタハブと。このセンタハブの略中央部に形成され回転軸と接触する
２辺を少なくとも有する回転軸挿入孔と、この回転軸挿
入孔から偏倚した位置に形成された駆動ピン抑圧用の弾
性体とを備え、前記駆動機構は円板状のセンタハブ受台
と、この受台を回転させるとともに上端部が前記回転軸
挿入孔に挿入される回転軸と、前記駆動ピン挿入孔に挿
入される駆動ピンと、前記受台に形成され前記センタハ
ブを吸着するマグネットとを備えたことを特−とする回
転駆動装置。
（２）回転軸挿入孔は正方形状をなしていることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の回転駆動装置。とを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項記載
の回転駆動装置。